JP6140669B2 - 車両 - Google Patents

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本発明は、車両に関し、特に、電気デバイスを内装するセンターコンソールを前部座席間に配置した車両に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車には、電動機の駆動源として高圧バッテリが搭載される。近年、高圧バッテリを車室内に配置することが検討されており、高圧バッテリを車両の左右方向に並ぶ一対の座席間に配置するようにしたバッテリの搭載機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によると、前部座席間に配置されたバッテリパックと、エンジンルームに設置されたインバータとをパワーケーブルで接続し、このパワーケーブルを巻回するケーブル巻き取り器がセンターコンソールボックス内に収容されている。バッテリパックは、ケーブル巻き取り器によってパワーケーブルの長さを調整しながら車両前後方向に移動自在であり、バッテリパックを適宜移動させることで搭乗者に達するノイズレベルを低減できることが記載されている。
特開2008−149752号公報
しかしながら、特許文献1では、バッテリパックから延出するパワーケーブルの配置について考慮されていない。
本発明の目的は、センターコンソール内に収容された高圧系機器から延びる高圧線をコンパクトに配索することができる車両を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
高圧バッテリ(例えば、後述の実施形態での高圧バッテリ32)と、高圧系機器(例えば、後述の実施形態での高圧系機器35)と、該高圧バッテリ及び該高圧系機器を保持するフレーム部材(例えば、後述の実施形態でのフレーム部材31)と、を有する電気デバイス(例えば、後述の実施形態での電気デバイスD)と、
左右一対の前部座席(例えば、後述の実施形態での左前部座席14L,右前部座席14R)と、
該前部座席間に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソール(例えば、後述の実施形態でのセンターコンソール30)と、を備えた車両(例えば、後述の実施形態での車両10)であって、
前記高圧系機器は、前記高圧バッテリよりも前方に位置し、
前記フレーム部材の前方には、冷却ファン(例えば、後述の実施形態での冷却ファン36)が設けられ、
前記センターコンソールの幅方向中央(例えば、後述の実施形態での左右方向中心線CL)に対し左右方向のいずれか一方側(例えば、後述の実施形態での右側)に、前記冷却ファンがオフセットして配置され、
前記センターコンソールの幅方向中央に対し左右方向の他方側(例えば、後述の実施形態での左側)には、前記高圧系機器から前方に延びる高圧線(例えば、後述の実施形態での三相線73)が配設され
前記フレーム部材の前方に位置する前部カバー部材(例えば、後述の実施形態での前部カバー部材31F)には、前記高圧線が通る切欠き(例えば、後述の実施形態での切欠き31p)が形成され、
前記高圧系機器及び前記高圧バッテリの一側面を覆う側部カバー部材(例えば、後述の実施形態での左カバー部材31L)には、膨出部(例えば、後述の実施形態での膨出部31q)が形成され、
前記高圧線は、前記切欠きと前記膨出部とで形成された孔部(例えば、後述の実施形態での孔部75)を通り、
前記孔部は、側方から見て上下方向に前記冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に前記冷却ファンとオーバーラップする
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記高圧系機器は、左右方向に隣接するDC−DCコンバータ(例えば、後述の実施形態でのDC−DCコンバータ42)及びインバータ(例えば、後述の実施形態でのインバータ44)を有し、
該DC−DCコンバータと該インバータとの間には、前記冷却ファンに続く冷却通路(例えば、後述の実施形態での冷却通路39)が設けられる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、
前記左右方向の一方側に前記DC−DCコンバータが設けられ、
前記左右方向の他方側に前記インバータが設けられ、
前記高圧線は、前記インバータから延びる三相線である。
また、請求項に記載の発明は、
高圧バッテリ(例えば、後述の実施形態での高圧バッテリ32)と、高圧系機器(例えば、後述の実施形態での高圧系機器35)と、該高圧バッテリ及び該高圧系機器を保持するフレーム部材(例えば、後述の実施形態でのフレーム部材31)と、を有する電気デバイス(例えば、後述の実施形態での電気デバイスD)と、
左右一対の前部座席(例えば、後述の実施形態での左前部座席14L,右前部座席14R)と、
該前部座席間に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソール(例えば、後述の実施形態でのセンターコンソール30)と、を備えた車両(例えば、後述の実施形態での車両10)であって、
前記高圧系機器は、前記高圧バッテリよりも前方に位置し、
前記フレーム部材の前方には、冷却ファン(例えば、後述の実施形態での冷却ファン36)が設けられ、
前記高圧系機器に接続された高圧線は、前記フレーム部材に形成された孔部(例えば、後述の実施形態での孔部75)から前方に延び、
前記孔部は、側方から見て上下方向に前記冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に前記冷却ファンとオーバーラップする。
請求項1に記載の発明によれば、前部座席間に配置されたセンターコンソールは、高圧バッテリと、高圧系機器と、冷却ファンとを備え、冷却ファンは、センターコンソールの幅方向中央に対し左右方向一方側にオフセットすると共に、左右方向他方側には、高圧系機器から前方に延びる高圧線が配設されるので、限られたスペースにおいても高圧線と冷却ファンとをコンパクトに配置することができる。また、配索される高圧線の取り回しが容易となり、且つ、高圧線の長さを短くすることができる。
また、フレーム部材の前方に位置する前部カバー部材には、高圧線が通る切欠きが形成されるので、センターコンソールの幅方向の張り出しを抑制して小型化することができる。
また、前部カバー部材には切欠きが形成されると共に、高圧系機器及び高圧バッテリの一側面を覆う側部カバー部材には膨出部が形成され、高圧線は、切欠きと膨出部とで形成された孔部を通るので、側部カバー部材の膨出部により高圧線の接続部を保護することができる。
さらに、高圧線は、側方から見て上下方向に冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に冷却ファンとオーバーラップするので、冷却ファンとの干渉を避けながら高圧線を冷却ファンに近接配置できる。
請求項2に記載の発明によれば、高圧系機器は、左右方向に隣接するDC−DCコンバータ及びインバータを有し、DC−DCコンバータとインバータとの間には、冷却ファンに続く冷却通路が設けられるので、冷却通路を通る冷却風により、DC−DCコンバータとインバータとを効果的に冷却することができる。また、DC−DCコンバータとインバータとの間に形成された空間を冷却通路とすることで、部品点数を減らすことができる。
請求項3に記載の発明によれば、冷却ファンのオフセット側にDC−DCコンバータが設けられ、高圧線が配設された側にインバータが設けられるので、冷却ファン、DC−DCコンバータ、インバータ及び高圧線を最適配置してセンターコンソールの幅方向寸法を短縮することができる。
請求項に記載の発明によれば、高圧線は、側方から見て上下方向に冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に冷却ファンとオーバーラップするので、限られたスペースにおいても高圧線と冷却ファンとをコンパクトに配置することができる。また、配索される高圧線の取り回しが容易となり、且つ、高圧線の長さを短くすることができる。
本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図である。 センターコンソールの平面図である。 図2のA−A線部分断面図である。 センターコンソール内に収容される電気デバイスの分解斜視図である。 電気デバイスを上方から見た平面図である。 電気デバイスを右側から見た側面図である。 電気デバイスを前方から見た正面図である。
以下、本発明の一実施形態の車両について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図であり、図2はセンターコンソールの平面図であり、図3はセンターコンソールの部分断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の車両10では、フロアパネル11に形成されたセンタートンネル12上にセンターコンソール30が配置され、センターコンソール30に電気デバイスDが内装されている。また、センタートンネル12内(センタートンネル12の下方)には、一端が不図示の内燃機関に接続された排気管20が前後方向に延設されている。また、図3中、符号16Mは、センタートンネル12を補強する中央クロスメンバである。
<センターコンソール>
センターコンソール30は、左前部座席14L及び右前部座席14R間に配置され、前方から順にカップホルダ52、シフトノブ51、小物を収容可能なトレー53、及び乗員の肘掛54などが上面に設けられた外装カバー55で内部空間が覆われている。外装カバー55の後端には、吸気グリル56が設けられたカバー部材57が取り付けられている。吸気グリル56は、後述する冷却ファン36が作動したとき、車室87内の空気を電気デバイスDの冷却風として取り入れる。
<電気デバイス>
次に、センターコンソール30に内装される電気デバイスDについて図3及び図4を参照しながら詳述する。図4は電気デバイスDの分解斜視図である。
電気デバイスDは、高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35と、を備え、これら高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とがフレーム部材31で支持されることでユニット化されている。フレーム部材31は、上部フレーム部材31Uと、下部フレーム部材31Dと、上部フレーム部材31Uと下部フレーム部材31Dとを繋ぐ中間フレーム部材31Mとが、前部カバー部材31F、左カバー部材31L、右カバー部材31R及び後部カバー部材31Bで囲われることで構成されている。
高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とは、車両後方からこの順に配置されている。高圧系機器35は、中間フレーム部材31Mの前面に取り付けられたジャンクションボックス33と、ジャンクションボックス33の前方に配置され、高圧バッテリ32の電圧を変換する変換器(PCU)34とを含んで構成される。中間フレーム部材31Mの後面には、上記したECU41が取り付けられている。変換器(PCU)34は、DC−DCコンバータ42及びインバータ44を含み、前部カバー部材31Fとジャンクションボックス33との間に形成された空間に、これらDC−DCコンバータ42及びインバータ44が左右に配置されている。DC−DCコンバータ42とインバータ44との間には、前後方向に延びる冷却通路39が形成されている。また、インバータ44からは、後に詳述する三相線73が前方に延出している。
高圧バッテリ32の左側面には、左カバー部材31Lとの間に吸気ダクト37が取り付けられ、右側面には、右カバー部材31Rとの間に排気ダクト38が取り付けられている。また、下部フレーム部材31Dの下面には、セル電圧センサ(CVS)46がCVSカバー45で覆われて固定されている。電気デバイスDは、下部フレーム部材31Dがセンタートンネル12にボルト締結されることで、センタートンネル12に固定されている。前部カバー部材31Fにはその前面に冷却ファン36が取り付けられている。冷却ファン36は、シロッコファン等の遠心送付機であって、冷却ファン36の回転中心CFが、センターコンソール30の左右方向中心線CLに対して右方向にオフセット(偏倚)するように、且つ、出口36aが下方を向くように電気デバイスDの前部カバー部材31Fに不図示のブラケットを介して取り付けられている(図5参照)。冷却ファン36によってセンターコンソール30の吸気グリル56から取り込まれた空気は、吸気ダクト37→高圧バッテリ32→排気ダクト38を通り、排気ダクト38からDC−DCコンバータ42とインバータ44との間に形成された冷却通路39を通って冷却ファン36に吸い込まれ、冷却ファン36から下方の排気流路80Fに排気される。
<三相線の配索構造>
次に、インバータ44から延出した三相線73の配索構造について、図3〜図7を参照して詳細に説明する。図5は電気デバイスDを上方から見た平面図であり、図6は電気デバイスDを右側から見た側面図であり、図7は電気デバイスDを前方から見た正面図である。
DC−DCコンバータ42の左側に配置されたインバータ44は、図4に示すように、左側に開口する有底箱状の容器31V内に入れられ、容器31Vの開口部が蓋体31Cで覆われて容器31Vに収容されている。容器31Vの前側壁には、半円状の切欠き部31gが形成されている。また、蓋体31Cには、容器31Vの切欠き部31gに対応して断面半円状の膨出部31hが形成されている。
一端がインバータ44に接続された三相線73は、容器31Vの切欠き部31gと蓋体31Cの膨出部31hとが合わさることで形成される円孔を貫通して配索され、他端がエンジンルームに搭載された電動機(不図示)に接続される。
インバータ44の左右方向幅W1は、DC−DCコンバータ42の左右方向幅W2より広い。このため、左右方向に配置されたDC−DCコンバータ42とインバータ44との間に形成される冷却通路39は、センターコンソール30の左右方向中心線CLに対して右方向にオフセットしている(図5参照)。従って、冷却ファン36の回転中心CFも冷却通路39も、センターコンソール30の左右方向中心線CLに対して右方向にオフセットして配置される。
前部カバー部材31Fの左上部には、略半円形の切欠き31pが形成されている。また、高圧系機器35及び高圧バッテリ32の左側面を覆う左カバー部材31Lには、前部カバー部材31Fの切欠き31pに対応して半円トンネル状の膨出部31qが形成されている。前部カバー部材31Fの切欠き31pと、左カバー部材31Lの膨出部31qとは、合わさることで三相線73が挿通する孔部75が形成される。また、左カバー部材31Lの膨出部31qは、蓋体31Cの膨出部31hの外側を覆って配設される。孔部75は、図6に示すように側方から見て上下方向に冷却ファン36とオーバーラップし、且つ、図7に示すように前方から見て左右方向に冷却ファン36とオーバーラップするように、その位置が決められている。なお、オーバーラップとは少なくとも一部が重なることを意味する。
そして、インバータ44から延びる三相線73は、インバータ44の容器31Vの切欠き部31g及び蓋体31Cの膨出部31hで形成される円孔を通った後、前部カバー部材31Fの切欠き31pと左カバー部材31Lの膨出部31qとが合わさって形成される孔部75を通って前方に延出される。
このように、冷却ファン36のオフセット方向(右方向)と反対側である左側に配置されたインバータ44から三相線73が延びるため、冷却ファン36が三相線73の配索の障害とならず、三相線73を最適配置して最短長さの三相線73でインバータ44と電動機とを接続することができる。
以上説明したように、上記実施形態は少なくとも以下の態様(1)及び(2)を提供する。
(1)車両10は、高圧バッテリ32と、高圧系機器35と、該高圧バッテリ32及び該高圧系機器35を保持するフレーム部材31と、を有する電気デバイスDと、左右一対の左前部座席14L及び右前部座席14Rと、該左前部座席14L及び右前部座席14R間に配置され、電気デバイスDを内装するセンターコンソール30と、を備える。高圧系機器35は、高圧バッテリ32よりも前方に位置する。フレーム部材31の前方には、冷却ファン36が設けられる。センターコンソール30の左右方向中心線CLに対し左右方向のいずれか一方側に、冷却ファン36がオフセットして配置され、センターコンソール30の左右方向中心線CLに対し左右方向の他方側には、高圧系機器35から前方に延びる三相線73が配設される。
(2)車両10は、高圧バッテリ32と、高圧系機器35と、該高圧バッテリ32及び該高圧系機器35を保持するフレーム部材31と、を有する電気デバイスDと、左右一対の左前部座席14L及び右前部座席14Rと、該左前部座席14L及び右前部座席14R間に配置され、電気デバイスDを内装するセンターコンソール30と、を備える。高圧系機器35は、高圧バッテリ32よりも前方に位置する。フレーム部材31の前方には、冷却ファン36が設けられる。高圧系機器35に接続された三相線73は、フレーム部材31に形成された孔部75から前方に延び、孔部75は、側方から見て上下方向に冷却ファン36とオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に冷却ファン36とオーバーラップする。
上記(1)及び(2)により、限られたスペースにおいても三相線73と冷却ファン36とをコンパクトに配置することができる。また、配索される三相線73の取り回しが容易となり、且つ、三相線73の長さを短くすることができる。
また、高圧系機器35は、左右方向に隣接するDC−DCコンバータ42及びインバータ44を有し、DC−DCコンバータ42とインバータ44との間には、冷却ファン36に続く冷却通路39が設けられるので、冷却通路39を通る冷却風により、DC−DCコンバータ42とインバータ44とを効果的に冷却することができる。また、DC−DCコンバータ42とインバータ44との間に形成された空間を冷却通路39とすることで、別途ダクトを配置する必要がなくなり部品点数を減らすことができる。
また、冷却ファン36のオフセット側にDC−DCコンバータ42が設けられ、三相線73が配設された側にDC−DCコンバータ42よりも幅の厚いインバータ44が設けられるので、冷却ファン36、DC−DCコンバータ42、インバータ44及び三相線73を最適配置することができ、幅方向寸法を短縮することができる。
また、フレーム部材31の前方に位置する前部カバー部材31Fには、三相線73が通る切欠き31pが形成されるので、センターコンソール30の幅方向の張り出しを抑制して小型化することができる。
また、前部カバー部材31Fには切欠き31pが形成されると共に、高圧系機器35及び高圧バッテリ32の一側面を覆う左カバー部材31Lには膨出部31qが形成され、三相線73は、切欠き31pと膨出部31qとで形成された孔部75を通るので、膨出部31qにより三相線73の接続部を保護することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、冷却ファン36が右側にオフセットして配置され、三相線73が左側から延びるように配設されたが、これに限定されず、冷却ファン36が左側にオフセットして配置され、三相線73が右側から延びるように配設されてもよい。
また、孔部75は、前部カバー部材31Fの切欠き31pと、左カバー部材31Lの膨出部31qとが合わさることで形成される場合に限らず、前部カバー部材31Fに設けられた貫通孔でもよい。
10 車両
14L 左前部座席(前部座席)
14R 右前部座席(前部座席)
30 センターコンソール
31 フレーム部材
31F 前部カバー部材
31L 左カバー部材(側部カバー部材)
31p 切欠き
31q 膨出部
32 高圧バッテリ
35 高圧系機器
36 冷却ファン
39 冷却通路
42 DC−DCコンバータ
44 インバータ
73 三相線(高圧線)
75 孔部
CL センターコンソールの左右方向中心線(センターコンソールの幅方向中央)
D 電気デバイス

Claims (4)

  1. 高圧バッテリと、高圧系機器と、該高圧バッテリ及び該高圧系機器を保持するフレーム部材と、を有する電気デバイスと、
    左右一対の前部座席と、
    該前部座席間に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソールと、を備えた車両であって、
    前記高圧系機器は、前記高圧バッテリよりも前方に位置し、
    前記フレーム部材の前方には、冷却ファンが設けられ、
    前記センターコンソールの幅方向中央に対し左右方向のいずれか一方側に、前記冷却ファンがオフセットして配置され、
    前記センターコンソールの幅方向中央に対し左右方向の他方側には、前記高圧系機器から前方に延びる高圧線が配設され
    前記フレーム部材の前方に位置する前部カバー部材には、前記高圧線が通る切欠きが形成され、
    前記高圧系機器及び前記高圧バッテリの一側面を覆う側部カバー部材には、膨出部が形成され、
    前記高圧線は、前記切欠きと前記膨出部とで形成された孔部を通り、
    前記孔部は、側方から見て上下方向に前記冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に前記冷却ファンとオーバーラップする、車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記高圧系機器は、左右方向に隣接するDC−DCコンバータ及びインバータを有し、
    該DC−DCコンバータと該インバータとの間には、前記冷却ファンに続く冷却通路が設けられた、車両。
  3. 請求項2に記載の車両であって、
    前記左右方向の一方側に前記DC−DCコンバータが設けられ、
    前記左右方向の他方側に前記インバータが設けられ、
    前記高圧線は、前記インバータから延びる三相線である、車両。
  4. 高圧バッテリと、高圧系機器と、該高圧バッテリ及び該高圧系機器を保持するフレーム部材と、を有する電気デバイスと、
    左右一対の前部座席と、
    該前部座席間に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソールと、を備えた車両であって、
    前記高圧系機器は、前記高圧バッテリよりも前方に位置し、
    前記フレーム部材の前方には、冷却ファンが設けられ、
    前記高圧系機器に接続された高圧線は、前記フレーム部材に形成された孔部から前方に延び、
    前記孔部は、側方から見て上下方向に前記冷却ファンとオーバーラップし、且つ、前方から見て左右方向に前記冷却ファンとオーバーラップする、車両。
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