JP2016084023A - 車両 - Google Patents

車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2016084023A
JP2016084023A JP2014218086A JP2014218086A JP2016084023A JP 2016084023 A JP2016084023 A JP 2016084023A JP 2014218086 A JP2014218086 A JP 2014218086A JP 2014218086 A JP2014218086 A JP 2014218086A JP 2016084023 A JP2016084023 A JP 2016084023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
center
center tunnel
voltage battery
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014218086A
Other languages
English (en)
Inventor
俊行 池内
Toshiyuki Ikeuchi
俊行 池内
哲也 竹澤
Tetsuya Takezawa
哲也 竹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014218086A priority Critical patent/JP2016084023A/ja
Publication of JP2016084023A publication Critical patent/JP2016084023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両衝突時に、高圧バッテリ及び高圧系機器を保護して、安全性の向上を図った車両を提供する。
【解決手段】フロアパネル11に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル12上に、電気デバイスDを内装するセンターコンソール30が配置されている。センタートンネル12内には、センターコンソール30の下方に、車両10の幅方向に延びる中央クロスメンバ16Mが配設され、電気デバイスDは、中央クロスメンバ16Mを挟む前部締結点P1及び後部締結点P2でセンタートンネル12に締結される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に関し、特に、フロアパネルに形成されたセンタートンネル上に電気デバイスを配置した車両に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車には、電動機の駆動源として高圧バッテリが搭載される。近年、高圧バッテリを車室内に配置することが検討されており、高圧バッテリを車両の左右方向に並ぶ一対の座席間に配置するようにしたバッテリの搭載機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、車両の左右方向に並ぶ2つの座席間に配置された蓄電装置を、車両ボディに対して位置決めする位置決め機構が開示されている。この位置決め機構は、蓄電装置に設けられたピンを、フロアパネルのブラケットに固定されたガイド部材の溝に挿入して位置決めする。
特開2013−86564号公報
特許文献1に開示の構造では、蓄電装置が車両ボディに対して位置決めされるが、衝突時の衝撃から蓄電装置を保護するための対策は行われていない。
本発明の目的は、車両の側面衝突時に、電気デバイスを衝突の衝撃から保護することができる車両を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
高圧バッテリ(例えば、後述の実施形態での高圧バッテリ32)及び高圧系機器(例えば、後述の実施形態での高圧系機器35)を有する電気デバイス(例えば、後述の実施形態での電気デバイスD)と、
フロアパネル(例えば、後述の実施形態でのフロアパネル11)に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル(例えば、後述の実施形態でのセンタートンネル12)と、
前記センタートンネル上に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソール(例えば、後述の実施形態でのセンターコンソール30)と、を備えた車両(例えば、後述の実施形態での車両10)であって、
前記センタートンネル内には、前記センターコンソールの下方に、前記車両の幅方向に延びる補強部材(例えば、後述の実施形態での中央クロスメンバ16M)が配設され、
前記電気デバイスは、前記補強部材を挟む前部締結点(例えば、後述の実施形態での前部締結点P1)及び後部締結点(例えば、後述の実施形態での後部締結点P2)で前記センタートンネルに締結される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記補強部材は、前記高圧系機器の下方に位置する。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、
前記高圧系機器は、前記高圧バッテリの電圧を変換する変換器(例えば、後述の実施形態での変換器34)と、補機(例えば、後述の実施形態でのジャンクションボックス33)と、を少なくとも有し、
前記補強部材は、前記補機の下方に位置する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記補機は、前記高圧バッテリからの電流の遮断器(例えば、後述の実施形態でのヒューズ33a)を少なくとも有する。
また、請求項5に記載の発明では、請求項3又は4に記載の発明において、
前記電気デバイスは、前記高圧バッテリ及び前記高圧系機器を一体保持するフレーム部材(例えば、後述の実施形態での下部フレーム部材31D)を有し、
前記フレーム部材は、前記前部締結点で前記電気デバイスを前記センタートンネルに締結する前部締結部(例えば、後述の実施形態での前部脚部49F)と、前記後部締結点で前記電気デバイスを前記センタートンネルに締結する後部締結部(例えば、後述の実施形態での後部脚部49R)と、を有し、
前記前部締結部及び前記後部締結部のいずれか一方は前記変換器の下方に位置し、前記前部締結部及び前記後部締結部の他方は前記高圧バッテリの下方に位置する。
また、請求項6に記載の発明では、請求項3又は4に記載の発明において、
前記変換器及び前記補機は、前記センターコンソールに内装された状態において、上面視でそれぞれ矩形状であり、
前記変換器の長辺が前記前後方向に沿って配置され、前記補機の長辺が前記幅方向に沿って配置され、
前記補機は、上面視で前記補強部材にオーバーラップする。
請求項1に記載の発明によれば、フロアパネルに前後方向に延びるセンタートンネル内には車両の幅方向に延びる補強部材が配設されており、センタートンネル上に配置されたセンターコンソールに内装された電気デバイスは、補強部材を挟むように前部締結点及び後部締結点でセンタートンネルに締結されているため、車両の側面衝突時に、電気デバイスを衝突の衝撃から保護することができる。
請求項2に記載の発明によれば、補強部材は電気デバイスが有する高圧系機器の下方に位置するので、補強部材により車両の側面衝突時の衝撃から高圧系機器を保護することができる。
請求項3に記載の発明によれば、補強部材は高圧系機器が有する補機の下方に位置するので、補強部材により車両の側面衝突時の衝撃から補機を保護することができる。
請求項4に記載の発明によれば、補機は、高圧バッテリからの電流の遮断器を少なくとも有するので、補強部材により車両の側面衝突時の衝撃から遮断器を保護することができる。
請求項5に記載の発明によれば、補強部材を跨いで配置された前部締結部及び後部締結部の上方に変換器及び高圧バッテリが位置するため、車両の側面衝突時にも変換器と補強部材との位置関係及び高圧バッテリと補強部材との位置関係を維持して、衝突時の衝撃から変換器及び高圧バッテリを保護することができる。
請求項6に記載の発明によれば、補機の長辺が幅方向に沿って配置されているため、補機を挟んで前後方向に配置される高圧バッテリと変換器とを近接配置することができ、高圧バッテリ及び変換器間の配線が短くなり、配線の取り回しが容易になると共に組み付け性が向上する。また、補機は長辺が幅方向に沿って配置されているため、当該幅方向からの衝撃に対する耐性が向上する。さらに、補機は、上面視で補強部材にオーバーラップするため、補強部材によって補機を保護することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図である。 センターコンソールの平面図である。 図2のA−A線部分断面図である。 センターコンソール内に収容される電気デバイスの分解斜視図である。 車両の室内を左後方から見た要部斜視図である。 センタートンネル上に配置された電気デバイスの図3に示すB−B線縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態の車両について、図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図であり、図2はセンターコンソールの平面図であり、図3はセンターコンソールの部分断面図である。図1〜図3に示すように、本実施形態の車両10では、フロアパネル11に形成されたセンタートンネル12上にセンターコンソール30が配置され、センターコンソール30に電気デバイスDが内装されている。
<センターコンソール>
センターコンソール30は、左前部座席14L及び右前部座席14R間に配置され、前方から順にカップホルダ52、シフトノブ51、小物を収容可能なトレー53、及び乗員の肘掛54などが上面に設けられた外装カバー55で内部空間が覆われている。外装カバー55の後端には、吸気グリル56が設けられたカバー部材57が取り付けられている。吸気グリル56は、後述する冷却ファン36が作動したとき、車室87内の空気を電気デバイスDの冷却風として取り入れる。
<電気デバイス>
次に、センターコンソール30に内装される電気デバイスDについて図3及び図4を参照しながら詳述する。図4は電気デバイスDの分解斜視図である。
電気デバイスDは、高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35と、を備え、これら高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とがフレーム部材31で支持されることでユニット化されている。フレーム部材31は、上部フレーム部材31Uと、下部フレーム部材31Dと、上部フレーム部材31Uと下部フレーム部材31Dとを繋ぐ中間フレーム部材31Mとが、前部カバー部材31F、左カバー部材31L、右カバー部材31R及び後部カバー部材31Bで囲われることで構成されている。
高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とは、車両後方からこの順に配置されている。高圧系機器35は、中間フレーム部材31Mの前面に取り付けられたジャンクションボックス33と、ジャンクションボックス33の前方に配置され、高圧バッテリ32の電圧を変換する変換器(PCU)34とを含んで構成される。中間フレーム部材31Mの後面には、上記したECU41が取り付けられている。変換器(PCU)34は、DC−DCコンバータ42及びインバータ44を含み、前部カバー部材31Fとジャンクションボックス33との間に形成された空間に、これらDC−DCコンバータ42及びインバータ44が左右に配置されている。
変換器34を構成するDC−DCコンバータ42及びインバータ44、並びに、ジャンクションボックス33は、上面視でそれぞれ矩形状の部材である。DC−DCコンバータ42及びインバータ44は、その各長辺が前後方向に沿って配置され、ジャンクションボックス33は、その長辺が幅方向に沿って配置されている。ジャンクションボックス33は、構成部品の一部として、高圧バッテリ32からの電流を遮断可能なヒューズ33aを有する。なお、ヒューズ33aは、高圧バッテリ32からの高電流に対応可能な高電流容量ヒューズである。
高圧バッテリ32の左側面には、左カバー部材31Lとの間に吸気ダクト37が取り付けられ、右側面には、右カバー部材31Rとの間に排気ダクト38が取り付けられている。また、下部フレーム部材31Dの下面には、セル電圧センサ(CVS)46がCVSカバー45で覆われて固定されている。前部カバー部材31Fには、その前面に冷却ファン36が取り付けられており、冷却ファン36によってセンターコンソール30の吸気グリル56から取り込まれた空気は、吸気ダクト37→高圧バッテリ32→排気ダクト38を通り、排気ダクト38からDC−DCコンバータ42とインバータ44との間に形成された冷却通路39を通って冷却ファン36に吸い込まれ、冷却ファン36から排気流路80Fに排気される。なお、排気流路80Fは、冷却ファン36から吐出される冷却風を、サイドトリムを介して車室87内に排気する流路であるが、本発明に直接関係するものではないため、詳細な説明を省略する。
<フロア構造>
次に、車両10のフロア構造等について図5を参照しながら説明する。図5は、車両10の室内を左後方から見た要部斜視図である。
車両10は、フロアパネル11と、フロアパネル11の左前部座席14L及び右前部座席14R間に、前後方向に延びるように形成された断面略台形のセンタートンネル12と、車両10の左右側方を前後方向に延びる左サイドシル13L及び右サイドシル13Rと、左サイドシル13Lを覆う左サイドトリム15Lと、右サイドシル13Rを覆う右サイドトリム15Rと、を有する。車室87内には、左右一対の左前部座席14L及び右前部座席14Rの後方に、左右一対の左後部座席(不図示)及び右後部座席17Rが配置され、更に左後部座席(不図示)及び右後部座席17Rの後方に荷室19が設けられている。
センタートンネル12の左側の側方斜面12aと左サイドシル13Lとは、車両左右方向に延びる左クロスメンバ16Lにより接続されている。センタートンネル12の右側の側方斜面12aと右サイドシル13Rとは、車両左右方向に延びる右クロスメンバ16Rにより接続されている。また、センタートンネル12にも、左クロスメンバ16L及び右クロスメンバ16Rと同じ位置に、センタートンネル12を補強する中央クロスメンバ16Mが設けられている(図3参照)。左クロスメンバ16Lの上面には、シートレール(不図示)を介して左前部座席14Lが配置されている。また、右クロスメンバ16Rの上面には、シートレール90Rを介して右前部座席14Rが配置されている。また、センタートンネル12内には、一端が不図示の内燃機関に接続された排気管20が前後方向に延びて配設されている(図3参照)。
<電気デバイスの取り付けと取付位置>
次に、電気デバイスDのセンタートンネル12への取り付けと取付位置について図3、図4及び図6を参照しながら詳述する。図6は、センタートンネル12上に配置された電気デバイスDの図3に示すB−B線縦断面図である。
電気デバイスDは、電気デバイスDの底部に設けられた下部フレーム部材31Dがセンタートンネル12にボルト締結されることで、センタートンネル12に固定される。図4に示すように、下部フレーム部材31Dは、上面視略矩形板状の底面47と、底面47の左右両端から下方に延出する左右一対の側壁部48と、左右一対の側壁部48から2本ずつ、さらに斜め下方に広がるように延びる合計4本の脚部とを有する。4本の脚部は、側壁部48の前部に設けられた左右一対の前部脚部49Fと、側壁部48の後部に設けられた左右一対の後部脚部49Rとを含む。前部脚部49F及び後部脚部49Rは、センタートンネル12の側方斜面12a(図6参照)と同じ角度で、略ハの字形に折り曲げ形成されている。
本実施形態では、図3に示すように、電気デバイスDがセンタートンネル12に取り付けられた状態において、中央クロスメンバ16Mを前後方向で挟む位置に前部脚部49F及び後部脚部49Rが設けられている。また、中央クロスメンバ16Mは、高圧系機器35に含まれるジャンクションボックス33の下方に位置し、上面視でジャンクションボックス33が中央クロスメンバ16Mにオーバーラップするように、電気デバイスDが取り付けられる。したがって、下部フレーム部材31Dの一対の前部脚部49Fは、変換器34の下方に設けられ、センタートンネル12の側方斜面12aの中央クロスメンバ16Mよりも前方に位置する前部締結点P1でボルト締結される。また、下部フレーム部材31Dの一対の後部脚部49Rは、高圧バッテリ32の下方に設けられ、センタートンネル12の側方斜面12aの中央クロスメンバ16Mよりも後方に位置する後部締結点P2でボルト締結される。
電気デバイスDの構成要素の内、高圧バッテリ32及び高圧系機器35は安全上重要な部品である。特にジャンクションボックス33は、車両が衝突した時であっても衝撃から確実に保護する必要がある。本実施形態では、中央クロスメンバ16Mの上方にジャンクションボックス33が位置し、電気デバイスDは中央クロスメンバ16Mを挟む前部脚部49F及び後部脚部49Rでセンタートンネル12に締結されているため、車両が側面衝突した場合であっても高圧バッテリ32及び高圧系機器35が衝撃から保護される。
以上説明したように、本実施形態に係る車両10によれば、フロアパネル11に前後方向に延びるセンタートンネル12内には車両10の幅方向に延びる中央クロスメンバ16Mが配設されており、センタートンネル12上に配置されたセンターコンソール30に内装された電気デバイスDは、中央クロスメンバ16Mを挟む前部締結点P1及び後部締結点P2でセンタートンネル12に締結されているため、車両の側面衝突時に、電気デバイスDを衝突の衝撃から保護することができる。
また、中央クロスメンバ16Mは電気デバイスDが有する高圧系機器35の下方に位置するので、中央クロスメンバ16Mにより車両の側面衝突時の衝撃から高圧系機器35を保護することができる。
さらに、中央クロスメンバ16Mは高圧系機器35が有するジャンクションボックス33の下方に位置するので、中央クロスメンバ16Mにより車両の側面衝突時の衝撃からジャンクションボックス33を保護することができる。
また、ジャンクションボックス33は、高圧バッテリ32からの電流を遮断する高電流容量型のヒューズ33aを少なくとも有するので、中央クロスメンバ16Mにより車両の側面衝突時の衝撃からヒューズ33aを保護することができる。
また、高圧バッテリ32及び高圧系機器35を一体保持する下部フレーム部材31Dは、前部締結点P1で電気デバイスDをセンタートンネル12に締結する前部脚部49Fと、後部締結点P2で電気デバイスDをセンタートンネル12に締結する後部脚部49Rとを有し、中央クロスメンバ16Mを跨いで配置された前部脚部49Fの上方に変換器34が位置し、後部脚部49Rの上方に高圧バッテリ32が位置するため、車両の側面衝突時にも変換器34と中央クロスメンバ16Mとの位置関係及び高圧バッテリ32と中央クロスメンバ16Mとの位置関係を維持して、衝突時の衝撃から変換器34を及び高圧バッテリ32を保護することができる。
また、変換器34及びジャンクションボックス33は、センターコンソール30に内装された状態において、上面視でそれぞれ矩形状であり、変換器34の長辺が前後方向に沿って配置され、ジャンクションボックス33の長辺が幅方向に沿って配置されているため、ジャンクションボックス33を挟んで前後方向に配置される高圧バッテリ32と変換器34とを近接配置することができ、高圧バッテリ32及び変換器34間の配線(不図示)が短くなり、配線の取り回しが容易になると共に組み付け性が向上する。また、ジャンクションボックス33の長辺が幅方向に沿って配置されているため、当該幅方向からの衝撃に対する耐性が向上する。さらに、ジャンクションボックス33は、上面視で中央クロスメンバ16Mにオーバーラップするため、中央クロスメンバ16Mによってジャンクションボックス33を保護することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、センタートンネル12は、フロアパネル11のみで形成されていてもよく、フロアパネル11がセンタートンネルカバーで覆われた一体成形品であってもよい。また、本実施形態の電気デバイスDでは、中間フレーム部材31Mを挟んで、高圧バッテリ32が後方に位置し、高圧系機器35が前方に位置するが、高圧バッテリ32が前方に位置し、高圧系機器35が後方に位置しても良い。さらに、センタートンネル12の左右の側壁は、断面が略台形となるよう斜めに形成されているが、同断面が略長方形となるようセンタートンネル12の上面に対して側壁が直角となるよう形成されていても良い。
10 車両
11 フロアパネル
12 センタートンネル
16L 左クロスメンバ
16M 中央クロスメンバ(補強部材)
16R 右クロスメンバ
30 センターコンソール
31D 下部フレーム部材(フレーム部材)
32 高圧バッテリ
33 ジャンクションボックス(補機)
34 変換器
35 高圧系機器
42 コンバータ
44 インバータ
49F 前部脚部(前部締結部)
49R 後部脚部(後部締結部)
33a ヒューズ(遮断器)
D 電気デバイス
P1 前部締結点
P2 後部締結点

Claims (6)

  1. 高圧バッテリ及び高圧系機器を有する電気デバイスと、
    フロアパネルに前後方向に延びるように形成されたセンタートンネルと、
    前記センタートンネル上に配置され、前記電気デバイスを内装するセンターコンソールと、を備えた車両であって、
    前記センタートンネル内には、前記センターコンソールの下方に、前記車両の幅方向に延びる補強部材が配設され、
    前記電気デバイスは、前記補強部材を挟む前部締結点及び後部締結点で前記センタートンネルに締結される、車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記補強部材は、前記高圧系機器の下方に位置する、車両。
  3. 請求項2に記載の車両であって、
    前記高圧系機器は、前記高圧バッテリの電圧を変換する変換器と、補機と、を少なくとも有し、
    前記補強部材は、前記補機の下方に位置する、車両。
  4. 請求項3に記載の車両であって、
    前記補機は、前記高圧バッテリからの電流の遮断器を少なくとも有する、車両。
  5. 請求項3又は4に記載の車両であって、
    前記電気デバイスは、前記高圧バッテリ及び前記高圧系機器を一体保持するフレーム部材を有し、
    前記フレーム部材は、前記前部締結点で前記電気デバイスを前記センタートンネルに締結する前部締結部と、前記後部締結点で前記電気デバイスを前記センタートンネルに締結する後部締結部と、を有し、
    前記前部締結部及び前記後部締結部のいずれか一方は前記変換器の下方に位置し、前記前部締結部及び前記後部締結部の他方は前記高圧バッテリの下方に位置する、車両。
  6. 請求項3又は4に記載の車両であって、
    前記変換器及び前記補機は、前記センターコンソールに内装された状態において、上面視でそれぞれ矩形状であり、
    前記変換器の長辺が前記前後方向に沿って配置され、前記補機の長辺が前記幅方向に沿って配置され、
    前記補機は、上面視で前記補強部材にオーバーラップする、車両。
JP2014218086A 2014-10-27 2014-10-27 車両 Pending JP2016084023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218086A JP2016084023A (ja) 2014-10-27 2014-10-27 車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218086A JP2016084023A (ja) 2014-10-27 2014-10-27 車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016084023A true JP2016084023A (ja) 2016-05-19

Family

ID=55973012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014218086A Pending JP2016084023A (ja) 2014-10-27 2014-10-27 車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016084023A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113978267A (zh) * 2020-07-10 2022-01-28 本田技研工业株式会社 车辆

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781624A (ja) * 1993-09-20 1995-03-28 Nissan Motor Co Ltd 車体フロア構造
JP2004345447A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Honda Motor Co Ltd 高圧電装部品の車載構造
JP2007320341A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyota Motor Corp 車両フロア構造
JP2009119890A (ja) * 2007-11-09 2009-06-04 Honda Motor Co Ltd 高圧電装部品の冷却構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781624A (ja) * 1993-09-20 1995-03-28 Nissan Motor Co Ltd 車体フロア構造
JP2004345447A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Honda Motor Co Ltd 高圧電装部品の車載構造
JP2007320341A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyota Motor Corp 車両フロア構造
JP2009119890A (ja) * 2007-11-09 2009-06-04 Honda Motor Co Ltd 高圧電装部品の冷却構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113978267A (zh) * 2020-07-10 2022-01-28 本田技研工业株式会社 车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7275836B2 (ja) 電動車両の下部車体構造
JP6303030B2 (ja) 車両のバッテリ冷却構造
AU2009212605B2 (en) Hybrid vehicle
JP6396960B2 (ja) 電池パック
US10005336B2 (en) Vehicle
JP5760992B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
US9054399B2 (en) Cooling device of vehicle battery
JP6364500B2 (ja) 車両
US20080289896A1 (en) Four wheeled utility vehicle
WO2016076097A1 (ja) 車両
EP2873566B1 (en) High-voltage wire wiring structure in vehicle
JP4637504B2 (ja) 高圧電装ケースの配設構造
US10040413B2 (en) Vehicle
JP6582025B2 (ja) バッテリユニット
JP6302949B2 (ja) 車両
JPH09300982A (ja) 電気自動車のバッテリフレーム構造
JP2013071694A (ja) 車体構造
JP2016084023A (ja) 車両
JP6753156B2 (ja) 電池パックの保護構造
JP6629515B2 (ja) 車載用バッテリー
JP6431827B2 (ja) 車両
JP5929696B2 (ja) 車両の後部構造
JP2022147676A (ja) 車載用バッテリーの取付構造
CN110843520A (zh) 换挡支架
JP6086609B2 (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170425