JP6431827B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関し、特に、センタートンネル上に高圧系機器を配置した車両に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車には、高圧バッテリ、インバータ、DC−DCコンバータなどの高圧系機器が搭載される。近年、この種の高圧系機器を車室内に配置することが検討されており、例えば、特許文献1、2では、センタートンネル上に高圧系機器を配置することが提案されている。このような配置構成によれば、フロアパネルの下側に高圧系機器を配置する場合に比べ、フロアパネルの高さを低く抑えられるだけでなく、剛性の高いセンタートンネル上に高圧系機器を配置することにより、衝撃が作用した時に高圧系機器を保護することが可能になる。
特開2004−345447号公報 特開2009−119890号公報
しかしながら、フロアパネルから車室内に向けて突出しているセンタートンネル上に高圧系機器を配置した場合、高圧系機器の車室内への張り出し量が大きくなるため、高圧系機器が車室内空間に大きな影響を及ぼし、乗員の快適性を低下させる虞がある。
本発明の目的は、センタートンネル上に高圧系機器を配置するものでありながら、高圧系機器の車室内に対する張り出し量を抑えて車室内空間への影響を低減できる車両を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
フロアパネル(例えば、後述の実施形態のフロアパネル11)に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル(例えば、後述の実施形態のセンタートンネル12)と、
該センタートンネル上に配置される高圧系機器(例えば、後述の実施形態の高圧系機器ユニット100)と、を備える車両(例えば、後述の実施形態の車両10)であって、
前記センタートンネルは、トンネル前部(例えば、後述の実施形態のトンネル前部12a)と、トンネル後部(例えば、後述の実施形態のトンネル後部12b)と、該トンネル前部と該トンネル後部に対し凹設された凹部(例えば、後述の実施形態の凹部12c)と、を有し、
前記高圧系機器は、該凹部に配置される。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の車両であって、
前記高圧系機器は、前端部が前記トンネル前部に締結されるとともに、後端部が前記トンネル後部に締結される。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の車両であって、
前記センタートンネルは、車幅方向一方側と他方側でそれぞれクロスメンバ(例えば、後述の実施形態の左側クロスメンバ13L、右側クロスメンバ13R)に接続され、
前記高圧系機器は、前記一方側に位置する前記クロスメンバに締結されるとともに、前記他方側に位置する前記クロスメンバに締結される。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両であって、
前記高圧系機器の幅(例えば、後述の実施形態の幅W1)は、前記センタートンネルの幅(例えば、後述の実施形態の幅W2)以下である。
請求項5に記載の発明は、
請求項2に記載の車両であって、
前記トンネル後部の高さ(例えば、後述の実施形態の高さH1)は、前記トンネル前部の高さ(例えば、後述の実施形態の高さH2)よりも低い。
請求項6に記載の発明は、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両であって、
前記高圧系機器は、前記センタートンネル上に設けられるセンターコンソール(例えば、後述の実施形態のセンターコンソール50)に内装され、
前記センターコンソールは、一部が前記高圧系機器に保持される。
請求項1に記載の発明によれば、センタートンネル上に凹部を設け、該凹部に高圧系機器を配置したので、センタートンネル上に高圧系機器を配置するものでありながら、高圧系機器の車室内に対する張り出し量を抑えることができ、その結果、高圧系機器による車室内空間への影響を低減して乗員の快適性を確保できる。
請求項2に記載の発明によれば、高圧系機器は、前端部がトンネル前部に締結されるとともに、後端部がトンネル後部に締結される。したがって、高圧系機器の筐体をトンネルと連結することでセンタートンネルを高強度化でき、車両前後方向の剛性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、高圧系機器は、一方側に位置するクロスメンバに締結されるとともに、他方側に位置するクロスメンバに締結される。したがって、高圧系機器の筐体を左右のクロスメンバと連結することでクロスメンバを高強度化でき、車幅方向の剛性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、高圧系機器の幅は、センタートンネルの幅以下なので、車室内空間に対する高圧系機器の車幅方向の張り出し量を抑制できるとともに、衝撃が作用した時にセンタートンネルで高圧系機器を保護することができる。
請求項5に記載の発明によれば、トンネル後部の高さは、トンネル前部の高さよりも低いので、後部座席の足元におけるセンタートンネルの張り出し量を抑制して後部座席の乗員の快適性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、高圧系機器は、センタートンネル上に設けられるセンターコンソールに内装されるとともに、センターコンソールの一部を保持するので、高圧系機器の筐体を利用してセンターコンソールを確実に固定できるだけでなく、センターコンソールの振動を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図である。 センタートンネル上に配置された高圧系機器ユニットを示す斜視図である。 図2のA−A線部分断面図である。 図2のB−B線部分断面図である。 高圧系機器ユニットの下面図である。
<車両>
以下、本発明の一実施形態の車両について、図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図であり、図2は、センタートンネル上に配置された高圧系機器ユニットを示す斜視図であり、図3は、図2のA−A線部分断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の車両10では、フロアパネル11に形成されたセンタートンネル12上にセンターコンソール50及び高圧系機器ユニット100が配置されている。高圧系機器ユニット100は、センタートンネル12の上面に締結された状態でセンターコンソール50の下部に内装されている。
センタートンネル12は、フロアパネル11の車幅方向中央部に車両前後方向に沿って上方に突出形成されており、その内部(センタートンネル12の下方)には、一端が不図示の内燃機関に接続された排気管20が配置されている。また、フロアパネル11上には、車幅方向に沿う複数のクロスメンバ13L、13R、14L、14Rが設けられており、本実施形態のセンタートンネル12は、車幅方向一方側(左側)で左側クロスメンバ13L、14Lに接続され、他方側(右側)で右側クロスメンバ13R、14Rに接続されている。
センターコンソール50は、左前部座席15L及び右前部座席15R間に配置されており、例えば、前方から順にカップホルダ51、シフトノブ52、小物を収容可能なトレー53、及び乗員の肘掛54などが上面に設けられた外装カバー55で内部空間が覆われている。
<高圧系機器ユニット>
つぎに、本実施形態の高圧系機器ユニット100について、図2〜図5を参照して説明する。図4は、図2のB−B線部分断面図であり、図5は、高圧系機器ユニットの下面図である。
本実施形態の高圧系機器ユニット100は、車両10の後部に搭載された不図示の高圧バッテリとの間で電力を授受可能に構成され、不図示の第1〜第3駆動モータ及び空調装置を駆動させるとともに、不図示の低圧バッテリに電力供給を行う。例えば、第1駆動モータは、車両前部のモータルームに配置される前輪駆動用のモータであり、第2駆動モータ及び第3駆動モータは、高圧系機器ユニット100より後方に配置される後輪駆動用のモータである。
図2〜図5に示すように、本実施形態の高圧系機器ユニット100は、箱状の筐体120と、筐体120の前側に内装されるインバータ101と、筐体120の後側に内装されるDC−DCコンバータ102と、筐体120内におけるインバータ101の上方位置に配置されるモータECU103と、筐体120内におけるインバータ101の前方位置に配置される放電制御機器104と、筐体120内におけるDC−DCコンバータ102の一側方に配置される空調装置用ヒューズ105と、筐体120の中間部下面に設けられるバッテリ電力入力用コネクタ106と、筐体120の前端部下面に設けられる第1駆動モータ用三相コネクタ107と、筐体120の後端部下面に設けられる第2駆動モータ用三相コネクタ108及び第3駆動モータ用三相コネクタ109と、筐体120の前端面に設けられる制御線コネクタ110と、筐体120の後端面に設けられる空調装置用コネクタ111と、筐体120の後端部に内装される不図示の低圧バッテリ接続端子台と、筐体120の後部下面に設けられる冷却水入口112と、筐体120の前部下面に設けられる冷却水出口113と、を備える。
バッテリ電力入力用コネクタ106は、DC線114を介して高圧バッテリに接続され、高圧バッテリからの電力を高圧系機器ユニット100に入力するとともに高圧系機器ユニット100からの電力を高圧バッテリに出力する。DC−DCコンバータ102は、バッテリ電力入力用コネクタ106から入力された電力を降圧変換し、低圧バッテリ接続端子台から出力するとともに、空調装置用ヒューズ105を介して空調装置用コネクタ111から出力する。
インバータ101は、バッテリ電力入力用コネクタ106から入力された直流の電力を三相交流の電力に変換し、第1駆動モータ用三相コネクタ107、第2駆動モータ用三相コネクタ108及び第3駆動モータ用三相コネクタ109から出力する。第1駆動モータ用三相コネクタ107は、三相線115を介して第1駆動モータに三相交流の電力を供給するとともに第1駆動モータから電力を受け取り、第2駆動モータ用三相コネクタ108及び第3駆動モータ用三相コネクタ109は、三相線116、117を介して第2駆動モータ及び第3駆動モータに三相交流の電力を供給するとともに第2駆動モータ及び第3駆動モータから電力を受け取る。モータECU103は、制御線コネクタ110に接続される各種のセンサ及び操作機器と信号を入出力し、これらの信号に基づいてインバータ101を制御することにより、第1〜第3駆動モータの駆動状態を変化させる。
冷却水入口112は、配管を介して不図示のラジエータに接続され、ラジエータから供給される冷却水を高圧系機器ユニット100内に形成される冷却流路に導入する。冷却流路は、インバータ101を冷却するインバータ冷却流路と、DC−DCコンバータ102を冷却する不図示のDC−DCコンバータ冷却流路と、を含む。本実施形態では、冷却水入口112の下流にDC−DCコンバータ冷却流路が接続され、且つ、DC−DCコンバータ冷却流路の下流にインバータ冷却流路が接続された直列の冷却流路を構成することにより、温度が低い高圧系機器から順番に冷却している。そして、高圧系機器を冷却した後の冷却水は、冷却水出口113から配管を介してラジエータに戻される。
<高圧系機器ユニットの配置>
つぎに、本実施形態の車両10における高圧系機器ユニット100の配置について、図2〜図4を参照して説明する。
本実施形態の車両10では、フロアパネル11に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル12上に高圧系機器ユニット100を配置するにあたり、センタートンネル12に、トンネル前部12a及びトンネル後部12bに対して凹設された凹部12cを形成し、該凹部12cに高圧系機器ユニット100を配置している。これにより、センタートンネル12上に高圧系機器ユニット100を配置するものでありながら、高圧系機器ユニット100の車室内に対する張り出し量が抑制される。なお、センタートンネル12の凹部12cには、バッテリ電力入力用コネクタ106、第2駆動モータ用三相コネクタ108及び第3駆動モータ用三相コネクタ109、冷却水入口112、及び冷却水出口113に対応する位置に、不図示の貫通孔が設けられている。
本実施形態の高圧系機器ユニット100は、筐体120の下部から左右に延出するフランジ部121を有し、該フランジ部121を介してセンタートンネル12の上面に締結されるだけでなく、ブラケット130を介してトンネル前部12a、トンネル後部12b、左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rに締結される。ブラケット130は、前側ブラケット131、後側ブラケット132、左側ブラケット133、右側ブラケット(不図示)を有する。ブラケット130は、それぞれ一枚の金属片をプレス成形することで形成され、高圧系機器ユニット100側と締結される第1締結部130a、トンネル前部12a、トンネル後部12b、左側クロスメンバ13L又は右側クロスメンバ13R側に締結される第2締結部130bと、第1締結部130aの反高圧系機器ユニット100側端部と第2締結部130bの高圧系機器ユニット100側端部とを高さ方向に接続する連結部130cと、を有する。
前側ブラケット131は、第1締結部130aが高圧系機器ユニット100の筐体120における前端部上面に締結され、且つ第2締結部130bがトンネル前部12aの上面に締結されることにより、高圧系機器ユニット100とトンネル前部12aを一体的に結合し、後側ブラケット132は、第1締結部130aが高圧系機器ユニット100の筐体120における後端部上面に締結され、且つ第2締結部130bがトンネル後部12bの上面に締結されることにより、高圧系機器ユニット100とトンネル後部12bを一体的に結合する。このように、高圧系機器ユニット100の筐体120をセンタートンネル12と連結することでセンタートンネル12を高強度化でき、車両前後方向の剛性が高められる。
また、左側ブラケット133は、第1締結部130aが高圧系機器ユニット100の筐体120における左側のフランジ部121の前後方向中間部に締結され、且つ第2締結部130bが左側クロスメンバ13Lの右端部上面に締結されることにより、高圧系機器ユニット100と左側クロスメンバ13Lを一体的に結合し、不図示の右側ブラケットは、第1締結部130aが高圧系機器ユニット100の筐体120における右側のフランジ部121の前後方向中間部に締結され、且つ第2締結部130bが右側クロスメンバ13Rの左端部上面に締結されることにより、高圧系機器ユニット100と右側クロスメンバ13Rを一体的に結合する。このように、高圧系機器ユニット100の筐体120を左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rと連結することで左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rを高強度化でき、車幅方向の剛性が高められる。
図4に示すように、センタートンネル12上に高圧系機器ユニット100を配置するにあたり、高圧系機器ユニット100の左右の幅W1は、センタートンネル12の左右の幅W2以下とすることが好ましい。これにより、車室内空間に対する高圧系機器ユニット100の車幅方向の張り出し量が抑制されるだけでなく、側突等により衝撃が作用した時にセンタートンネル12で高圧系機器ユニット100を保護できる。
また、図3に示すように、トンネル後部12bの高さH1は、トンネル前部12aの高さH2よりも低くすることが好ましい。これにより、後部座席の足元におけるセンタートンネル12の張り出し量を抑制できる。なお、図3中、符号GLは地面を意味している。
また、図3に示すように、高圧系機器ユニット100をセンタートンネル12上に設けられるセンターコンソール50に内装するにあたり、センターコンソール50は、一部が高圧系機器ユニット100に保持されることが好ましい。高圧系機器ユニット100はブラケット130によりセンタートンネル12、左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rに締結されて保持されているため、高圧系機器ユニット100の筐体120を利用してセンターコンソール50を確実に固定でき、センターコンソール50の振動を抑制できる。ちなみに、本実施形態では、筐体120の上面にボス140が一体に形成され、センターコンソール50の一部がボス140を介して高圧系機器ユニット100の上面で保持される。
以上説明したように、本実施形態の車両10によれば、センタートンネル12上に凹部12cを凹設し、該凹部12cに高圧系機器ユニット100を配置したので、センタートンネル12上に高圧系機器ユニット100を配置するものでありながら、高圧系機器ユニット100の車室内に対する張り出し量を抑えることができ、その結果、高圧系機器ユニット100による車室内空間への影響を低減して乗員の快適性を確保できる。
また、高圧系機器ユニット100は、前端部がトンネル前部12aに締結されるとともに、後端部がトンネル後部12bに締結される。したがって、高圧系機器ユニット100の筐体120をセンタートンネル12と連結することでセンタートンネル12を高強度化でき、車両前後方向の剛性を向上させることができる。
また、高圧系機器ユニット100は、一方側に位置する左側クロスメンバ13Lに締結されるとともに、他方側に位置する右側クロスメンバ13Rに締結される。したがって、高圧系機器ユニット100の筐体120を左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rと連結することで左側クロスメンバ13L及び右側クロスメンバ13Rを高強度化でき、車幅方向の剛性を向上させることができる。
また、高圧系機器ユニット100の幅W1は、センタートンネル12の幅W2以下なので、車室内空間に対する高圧系機器ユニット100の車幅方向の張り出し量を抑制できるとともに、側突時にセンタートンネル12で高圧系機器ユニット100を保護することができる。
また、トンネル後部12bの高さH2は、トンネル前部12aの高さH1よりも低いので、後部座席の足元におけるセンタートンネル12の張り出し量を抑制して後部座席の乗員の快適性を向上させることができる。
また、高圧系機器ユニット100は、センタートンネル12上に設けられるセンターコンソール50に内装されるとともに、センターコンソール50の一部を保持するので、高圧系機器ユニット100の筐体120を利用してセンターコンソール50を確実に固定できるだけでなく、センターコンソール50の振動を抑制することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、高圧系機器ユニット100には、高圧バッテリが設けられていてもよい。また、上記実施形態では、高圧系機器であるインバータ101、DC−DCコンバータ102等がユニット化されて高圧系機器ユニット100を構成したが、いずれかの高圧系機器のみからなるものであってもよい。
10 車両
11 フロアパネル
12 センタートンネル
12a トンネル前部
12b トンネル後部
12c 凹部
13L 左側クロスメンバ
13R 右側クロスメンバ
50 センターコンソール
100 高圧系機器ユニット(高圧系機器)
H1 トンネル後部の高さ
H2 トンネル前部の高さ
W1 高圧系機器の幅
W2 センタートンネルの幅

Claims (6)

  1. フロアパネルに前後方向に延びるように形成されたセンタートンネルと、
    該センタートンネル上に配置される高圧系機器と、を備える車両であって、
    前記センタートンネルは、トンネル前部と、トンネル後部と、該トンネル前部と該トンネル後部に対し凹設された凹部と、を有し、
    前記高圧系機器は、該凹部に配置される、車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記高圧系機器は、前端部が前記トンネル前部に締結されるとともに、後端部が前記トンネル後部に締結される、車両。
  3. 請求項1又は2に記載の車両であって、
    前記センタートンネルは、車幅方向一方側と他方側でそれぞれクロスメンバに接続され、
    前記高圧系機器は、前記一方側に位置する前記クロスメンバに締結されるとともに、前記他方側に位置する前記クロスメンバに締結される、車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記高圧系機器の幅は、前記センタートンネルの幅以下である、車両。
  5. 請求項2に記載の車両であって、
    前記トンネル後部の高さは、前記トンネル前部の高さよりも低い、車両。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記高圧系機器は、前記センタートンネル上に設けられるセンターコンソールに内装され、
    前記センターコンソールは、一部が前記高圧系機器に保持される、車両。
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