JP5929696B2 - 車両の後部構造 - Google Patents

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この発明は、車両後部に配設された荷室と、車室内後部に配設された座席との間に、車両駆動用バッテリと、該車両駆動用バッテリを冷却する冷却装置が収容されるバッテリ収容空間とを備えた車両の後部構造に関する。
従来、ハイブリッド車両や電気自動車では、車両駆動用のバッテリが車両後部の荷室にレイアウトされることが多いが、その分、荷室容量が制限され、十分な荷室容量が確保できないという問題があった。特に、セダンタイプの車両では、バッテリが荷室床面上にレイアウトされること、及び荷室と車室とを仕切るトランクトリムが、上下方向に略垂直に延びるように配設されることから、荷室容量がより不足するという問題があった。
ところで、下記特許文献1には、荷室と、車室内後部に配設された座席との間の収容空間に、バッテリと、該バッテリを冷却する冷却装置とを配設したものが開示されている。
特開2011−198575号公報
しかしながら、上記特許文献では、バッテリ収容空間のレイアウトを工夫することによって、荷室容量を拡大させるという思想について全く開示がない。
この発明は、荷室と、車室内後部に配設された座席との間に、車両駆動用バッテリと、該車両駆動用バッテリを冷却する冷却装置とが収容されるバッテリ収容空間を備えたものにおいて、荷室容量を拡大することができる車両の後部構造を提供することを目的とする。
この発明の車両の後部構造は、車両後部に配設された荷室と、車室内後部に配設された座席との間に、車両駆動用バッテリと、該車両駆動用バッテリを冷却する冷却装置が収容されるバッテリ収容空間とを備えた車両の後部構造であって、上記バッテリ収容空間には、車両補機駆動用バッテリと、少なくとも上記車両駆動用バッテリまたは上記車両補機駆動用バッテリに接続される回路部品とが収容され、上記荷室と上記バッテリ収容空間とを仕切るトランクトリムを備え、上記トランクトリムは、上記荷室と上記バッテリ収容空間とを、車両前後方向に仕切る第1トリム、及び上下方向に仕切る第2トリムにより構成され、上記第1トリムは、車幅方向一方側、他方側において互いに車両前後方向の異なる位置で上記荷室と上記バッテリ収容空間とを仕切る前側第1トリム及び後側第1トリム、並びに上記前側第1トリムと上記後側第1トリムとの間の部位において車両の平面視で斜めの傾斜面を有し、上記第2トリムは、車幅方向一方側に配設され、上記車両駆動用バッテリの上面の一部を覆う荷物載置面を有し、上記冷却装置、上記車両補機駆動用バッテリ、及び上記回路部品が、上記荷物載置面より車幅方向他方側に配設され、上記荷物載置面と、上記前側第1トリムと、上記傾斜面とにより、荷室の空間を車両前方に拡張する荷室拡張部を形成するものである。
この構成によれば、トランクトリムが、車両駆動用バッテリの上面の一部を覆うように形成された荷物載置面を有することで、車両駆動用バッテリの上面の一部を荷室の一部とすることができ、これによって、荷室容量を拡大することができる。
また、この構成によれば、荷物載置面を車幅方向一方側に配設する一方、補機駆動用バッテリ、冷却装置、及び回路部品を、上記荷物載置面より車幅方向他方側に集中的に纏めて配設することで、荷物載置面を広く確保することができる。
さらに、この構成によれば、第1トリム、第2トリムによってトランクトリムを分割構成することで、車両駆動用バッテリの上面で荷室とバッテリ収容空間とを仕切る複雑なトリム形状を実現することができる。
さらにまた、この構成によれば、例えば、長尺の荷物を荷物載置面上に載置する際、前側第1トリムと後側第1トリムとの間の部位の傾斜面に沿って上記荷物を車両前方にスライドさせるようにすれば、上記荷物載置面と、上記前側第1トリムと、上記傾斜面とにより、荷室の空間を車両前方に拡張する荷室拡張部まで上記荷物を容易に案内することができる。これにより、荷物を積み込む際の作業性を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記回路部品は、車両衝突時に残存電力を強制放電するための回路の一部を構成するヒューズボックスであり、該ヒューズボックスは、上記バッテリ収容空間において車幅方向中央側に配設されているものである。
この構成によれば、車両の衝突等によって入力される荷重からヒューズボックスを保護することができる。このため、ヒューズボックスの安全性を担保することができ、ひいては、強制放電が実行される確実性を担保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記第2トリムは、上記荷物載置面と上記荷室の床面との間に縦壁面を有し、該縦壁面には、荷物を保持する荷物保持部材が配設されたものである。
この構成によれば、荷室内に収納された荷物を保持する手段として縦壁面を有効利用することができる。
この発明によれば、トランクトリムが、車両駆動用バッテリの上面の一部を覆うように形成された荷物載置面を有することで、車両駆動用バッテリの上面の一部を荷室の一部とすることができ、これによって、荷室容量を拡大することができる。
本発明の実施形態に係る車両の後部構造を示す平面図。 図1のA−A線矢視断面図。 フロントトランクトリムを取り外した状態を示す平面図。 フロントトランクトリムのうち、第2トリムのみを取り外した状態を示す平面図。 縦壁面のネットにより荷物を保持した状態を示す平面図。 荷室に長尺の荷物を複数収納した状態を示す平面図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両1の後部構造を示す平面図であり、図2は、図1のA−A線矢視断面図である。図1、図2に示す車両1は、ハイブリッド車両または電気自動車であり、本実施形態では、図示のように、車両1の後部に配設された荷室2と、車室3内の後部に配設された後部座席4との間に、バッテリ収容空間5が設定されている。なお、図中、矢印Fは車両の前方、矢印Rは車両の後方を示す。
バッテリ収容空間5内には、車両駆動用のモータ(図示せず)に電力を供給する車両駆動用バッテリ6と、該車両駆動用バッテリ6を冷却する冷却装置7とが収容されている。
車両駆動用バッテリ6は、略型箱をなし、その前後には、図1〜図3に示すように長手方向(車幅方向)に延びるフランジ部61、61を有している。ここで、車体のフロアパネル8には、バッテリ収容空間5に対応する位置にバッテリ搭載メンバ81(図2〜図4参照)が取付けられており、車両駆動用バッテリ6は、フランジ部61、61をボルト、ナット等の締結部材9によって上記バッテリ搭載メンバ81等に締結することで、車体に固定されている。
ところで、上述したフロアパネル8は、後部座席4のシートバック41と対応する位置に、図2に示すように、後方かつ上方に傾斜するキックアップ部8aを有している。そして、キックアップ部8aの上下及び荷室2の下方には、断面略ハット状をなして車幅方向に延びるクロスメンバ82〜84が配設され、フロアパネル8とによって車幅方向に延びる閉断面が形成されている。
また、図1、図3、図4では便宜上図示を省略したが、車両1の後部には、図2に示すように、シートバック41の背面から車両後方に延びるようにリヤパッケージトレイ14が配設されている。荷室2と車室3とは、このリヤパッケージトレイ14によって上下方向に仕切られている。
冷却装置7は、図3に示すように、車室3から空気を取り込む吸気ダクト71と、該吸気ダクト71により取り込んだ空気を冷却風として車両駆動用バッテリ6の筐体内に供給する冷却ファン72と、車両駆動用バッテリ6の筐体内で熱交換(冷却)をした後の空気を外部に排出する排気口73とを有している。
このうち、吸気ダクト71は、後部座席4のシートバック41の側方まで延びており、その先端部に吸気口74を有している。本実施形態では、シートバック41の車幅方向端部に凹部41aを形成しており、この凹部41aに吸気ダクト71を通すことで、これをシートバック41の後方から側方にかけて延設することが可能になっている。
また、バッテリ収容空間5内には、補機駆動用バッテリ10が収容されるとともに、少なくとも車両駆動用バッテリ6または補機駆動用バッテリ10に接続される回路部品として、ヒューズボックス11と、リレー12と、サービスプラグ13とが収容されている。
補機駆動用バッテリ10は、車両1内に搭載された補機に電力を供給するための電源装置であり、例えば、上記モータの駆動力を前輪へ伝達するためのトランスアクスルの他、車両1の駆動制御を行うPCU(パワーコントロールユニット)やハイブリッドECU、後部座席4の前方の運転席、助手席に搭載されたサイドエアバッグ装置やステアリングエアバッグ装置等の各種エアバッグ装置等に電力を供給している。この補機駆動用バッテリ10は、バッテリ収容空間5内において、車両駆動用バッテリ6とともに車幅方向に並設されている。
ここで、補機駆動用バッテリ10に電力が供給される上記各種補機のうちいくつかは、車両1の前部に配設されており、車両1の前突時に専用の回路によって残存電力が強制放電されるようになっている。上述したヒューズボックス11は、車両1の前突時に上記各種補機の残存電力を強制放電するための回路の一部を構成している。そして、ヒューズボックス11は、バッテリ収容空間5内において、リレー12とともに車幅方向中央側に配設され、車両駆動用バッテリ6の上面に固定されている。
サービスプラグ13は、車両のメンテナンス時や非常時等に、車両駆動用バッテリ6を電気的に遮断するための装置であり、バッテリ収容空間5内において、車両駆動用バッテリ6と補機駆動用バッテリ10との間に配設されている。
ところで、荷室2では、車幅方向両側のサイドトランクトリム20A、20Bにより側壁部が構成されるとともに、フロントトランクトリム20Cにより、前壁部が構成され、フロントトランクトリム20Cにより、荷室2とバッテリ収容空間5とが仕切られている。
フロントトランクトリム20Cは、図1、図2、図4に示すように、荷室2とバッテリ収容空間5とを車両前後方向、上下方向にそれぞれ仕切る第1トリム21、第2トリム22により構成されている。
第1トリム21は、車幅方向一方側(左側)、車幅方向他方側(右側)において互いに車両前後方向の異なる位置で荷室2とバッテリ収容空間5とを仕切る前側第1トリム21a、後側第1トリム21bを有している。そして、第1トリム21には、前側第1トリム21aと後側第1トリム21bとの間に、車両1の平面視で斜めに傾斜する傾斜面21cが形成されている。
また、前側第1トリム21a、及び傾斜面21cの下端部には、図4に示すように、車両駆動用バッテリ6の上面に沿って車両後方に延びるフランジ部21d、21fが形成されており、このフランジ部21d、21fは、ボルト、ナット等の締結部材23、24、25によって、車両駆動用バッテリ6の上面に締結されている。
また、後側第1トリム21bの下端部には、車両駆動用バッテリ6の上面及び後面に沿って延びるフランジ部21eが形成されており、このフランジ部21eが、ボルト、ナット等の締結部材26によって、車両駆動用バッテリ6の後面に締結されている。
ここで、後側第1トリム21bは、上述したバッテリ収容空間5内のサービスプラグ13と車幅方向において対応する位置に配設されている。また、後側第1トリム21bの一部には、上下方向に沿ってヒンジ部21gが形成されるとともに、ヒンジ部21gと対応するフランジ部21eの部位には、略V字状をなす切欠き部21hが形成されている。このため、締結部材26の締結を外したときには、図4に二点鎖線で示すようにヒンジ部21gを中心にして後側第1トリム21bを車両後方に回動させることが可能であり、この後側第1トリム21bの回動によって、荷室2の後方からサービスプラグ13にアクセスすることができるようになっている。
一方、第2トリム22は、図1、図2に示すように、車両駆動用バッテリ6の上面の車幅方向一方側を覆うように略水平に形成された荷物載置面22aを有するとともに、後方かつ下方に斜めに延びて荷物載置面22aと荷室2の床面を構成するフロアボード27との間を接続する縦壁面22bを有している。
第2トリム22は、荷物載置面22aにおいて、ボルト、ナット等の締結部材25、28により車両駆動用バッテリ6の上面に締結されており、特に、締結部材25の締結部位では、第1トリム21のフランジ部21fに形成された締結片21i(図4参照)と第2トリム22の荷物載置面22aとが共締めされている。
荷物載置面22aは、前側第1トリム21aと後側第1トリム21bとを接続するように、車両駆動用バッテリ6の上面の車幅方向一方側を覆っており、この荷物載置面22aと、前側第1トリム21aと、傾斜面21cとにより、荷室2の空間を車両前方に拡張する荷室拡張部29を形成している。
ここで、上述した冷却装置7、補機駆動用バッテリ10、ヒューズボックス11、リレー12、及びサービスプラグ13は、図1、図3、図4に示すように、荷物載置面22a(荷室拡張部29)より車幅方向他方側に集中的に纏めて配設されており、上述した荷物載置面22a(荷室拡張部29)は、反対側の車幅方向一方側に形成されている。このように、冷却装置7等を荷物載置面22a(荷室拡張部29)より車幅方向他方側に集中的に纏めて配設することで、荷物載置面22a(荷室拡張部29)が広く確保されている。
また、縦壁面22bには、荷物保持部材として、ゴム等の弾性素材により格子状に形成された伸縮性を有するネット30が取付けられており、このネット30と縦壁面22bとの間に、図5に示すように荷物50、51、…を挟むことで、これを保持することが可能になっている。
ところで、上述したフロントトランクトリム20Cを車体に組付ける際には、先ず、図4に示すように、第1トリム21を車両駆動用バッテリ6の上面に締結固定する。そして、第1トリム21の前側第1トリム21aと傾斜面21cとによって囲まれた空間内に差し込むようにして第2トリム22をセットし、その前縁部をフランジ部21d、21fに合わせた状態で、図1、図2に示すように、車両駆動用バッテリ6の上面に締結固定する。
本実施形態では、フロントトランクトリム20Cが、車両駆動用バッテリ6の上面の一部を覆うように形成された荷物載置面22aを有することで、車両駆動用バッテリ6の上面の一部を荷室2の一部(荷室拡張部29)とすることができ、これによって、荷室容量を拡大することができる。
また、荷物載置面22aを車幅方向一方側に配設する一方、荷物載置面22aより冷却装置7、補機駆動用バッテリ10、ヒューズボックス11、リレー12、及びサービスプラグ13を、車幅方向他方側に集中的に纏めて配設することで、荷物載置面22a(荷室拡張部29)を広く確保することができる。
また、荷室2とバッテリ収容空間5とを、車両前後方向、上下方向にそれぞれ仕切る第1トリム21、第2トリム22によってフロントトランクトリム20Cを分割構成することで、車両駆動用バッテリ6の上面で荷室2とバッテリ収容空間5とを仕切る複雑なトリム形状を実現することができる。
また、ヒューズボックス11を、バッテリ収容空間5において車幅方向中央側に配設することで、車両1の衝突等によって入力される荷重からヒューズボックス11を保護することができる。このため、ヒューズボックス11の安全性を担保することができ、ひいては、強制放電が実行される確実性を担保することができる。
また、第1トリム21において、前側第1トリム21aと後側第1トリム21bとの間の部位を、車両1の平面視で斜めに傾斜する傾斜面21cとしたことで、例えば、図6に示すように、ゴルフバッグのような長尺の荷物52を荷物載置面22a上に載置する際、前側第1トリム21aと後側第1トリム21bとの間の部位(傾斜面21c)に沿って荷物52を車両前方にスライドさせるようにすれば、荷物52を容易に荷物載置面22aまで案内することができる。これにより、荷物52を積み込む際の作業性を向上させることができる。
ところで、本実施形態では、荷物載置面22a(荷室拡張部29)を車幅方向一方側に設けることによって、長尺の荷物52を、図6に示すように斜めに収納することができるようになっている。このため、図6に二点鎖線で示すように、荷室2の上方を覆うリッドを開閉可能に支持するヒンジ60を左右一対設けたとしても、ヒンジ60との干渉を回避しながら、複数の荷物52、53、…を収納することが可能になる。この効果は、例えば、特開平6−42259号公報、特開2001−63632号公報に開示されているように、リッドの閉時において荷室2側に大きく湾曲するヒンジが採用された場合、より顕著となる。
また、第2トリム22の縦壁面22bに、荷物50、51、…を保持する荷物保持部材としてのネット30を配設したことで、荷室2内に収納された荷物50、51、…を保持する手段として縦壁面22bを有効利用することができる。
なお、上述した実施形態では、ネット30により荷物保持部材を構成することとしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、伸縮性を有するシート状の部材により荷物保持部材を構成して、縦壁面22bにポケットを形成するようにしてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の、トランクトリムは、フロントトランクトリム20Cに対応し、
以下同様に、
回路部品は、ヒューズボックス11、リレー12、サービスプラグ13に対応し、
荷物保持部材は、ネット30に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
2…荷室
4…後部座席
5…バッテリ収容空間
6…車両駆動用バッテリ
7…冷却装置
10…補機駆動用バッテリ
11…ヒューズボックス
12…リレー
13…サービスプラグ
20C…フロントトランクトリム
21…第1トリム
21a…前側第1トリム
21b…後側第1トリム
22…第2トリム
22a…荷物載置面
22b…縦壁面
30…ネット

Claims (3)

  1. 車両後部に配設された荷室と、車室内後部に配設された座席との間に、車両駆動用バッテリと、該車両駆動用バッテリを冷却する冷却装置が収容されるバッテリ収容空間とを備えた車両の後部構造であって、
    上記バッテリ収容空間には、車両補機駆動用バッテリと、少なくとも上記車両駆動用バッテリまたは上記車両補機駆動用バッテリに接続される回路部品とが収容され、
    上記荷室と上記バッテリ収容空間とを仕切るトランクトリムを備え、
    上記トランクトリムは、上記荷室と上記バッテリ収容空間とを、車両前後方向に仕切る第1トリム、及び上下方向に仕切る第2トリムにより構成され、
    上記第1トリムは、車幅方向一方側、他方側において互いに車両前後方向の異なる位置で上記荷室と上記バッテリ収容空間とを仕切る前側第1トリム及び後側第1トリム、並びに上記前側第1トリムと上記後側第1トリムとの間の部位において車両の平面視で斜めの傾斜面を有し、
    上記第2トリムは、車幅方向一方側に配設され、上記車両駆動用バッテリの上面の一部を覆う荷物載置面を有し、
    上記冷却装置、上記車両補機駆動用バッテリ、及び上記回路部品が、上記荷物載置面より車幅方向他方側に配設され、
    上記荷物載置面と、上記前側第1トリムと、上記傾斜面とにより、荷室の空間を車両前方に拡張する荷室拡張部が形成されている
    車両の後部構造。
  2. 上記回路部品は、車両衝突時に残存電力を強制放電するための回路の一部を構成するヒューズボックスであり、
    該ヒューズボックスは、上記バッテリ収容空間において車幅方向中央側に配設されている
    請求項記載の車両の後部構造。
  3. 上記第2トリムは、上記荷物載置面と上記荷室の床面との間に縦壁面を有し、
    該縦壁面には、荷物を保持する荷物保持部材が配設された
    請求項1又は2記載の車両の後部構造。
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