JP6139766B1 - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封防止の機能を確実に備える包装箱を提供する。【解決手段】包装箱10は、正面に設ける差込フラップ20を備える蓋部14と裏面16に形成される蓋開封部18とを有し、蓋開封部18は、差込フラップ20のスリット20a,20b,20cに挿入する頭部18aと、頭部18aに連続する首部18bと、首部18bに連続する切り離し部18cからなる。首部18bは頭部18a及び切り離し部18cの幅より小さく形成され頭部18aと切り離し部18cの間に空間19が設けられているとともに、差込フラップ20のスリット20bに首部18bが嵌る嵌合溝が形成されている。蓋開封部18の頭部18aをスリット20bに差し込むと、首部18bが嵌合溝に嵌り、頭部18aが嵌合溝と係合する。これにより、包装箱10に確実に開封防止する機能を備えることが可能になる。【選択図】図3

Description

本発明は、商品の包装箱に関するものである。
化粧箱など商品を包装した包装箱の蓋の部分には、商品を開封したことが分かるセキュリティシール(封止めに用いるラベルシール)が貼られている。しかし、セキュリティシールは、商品の包装箱に貼り付ける時間や労力がかかるという問題があった。
現在、上記問題を解決するバージンロック機能付きの包装箱が提供されている(特許文献1)。
特開2011−51606号公報
特許文献1の包装箱は、前板と後板と左右の側板からなる胴部と、前板の上縁に連設される蓋板と、蓋板の先端部に設けられる差込フラップとを有し、蓋板の差込フラップを後板の内側に差込み可能にし、後板の上縁の側の一部であって、後板のその他の部分から切取り可能に設けられた係止片と、蓋板の差込フラップに設けられてその幅方向へ延びるスリットとを有し、差込フラップを後板の内側に差込むとき、係止片の上端係止部を差込フラップの外側面からスリットに挿入し、係止片の上端係止部にスリットのエッジを係止させて蓋板を閉止可能にするとともに、蓋板の差込フラップのスリットのエッジと係止している係止片を後板のその他の部分から切取り、蓋板を開封可能にするものである。
特許文献1の包装箱は、蓋板のスリットの水平スリット部の下側エッジが係止片の上端係止部の水平切込部のエッジに係止されてバージンロックを形成するものであった。しかしながら、エッジ同士のみでの係止は、係止片の上端係止部を差込フラップの外側面からスリットに挿入したとき、係止されていない場合があり、またその係止が解除される場合があった。この場合、切取り可能部を後板から切り離さなくても、開封でき、開封防止の機能を果たすことができない場合があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、開封防止の機能を確実に備える包装箱を提供することを目的とするものである。
本発明の包装箱は、包装箱の正面に設ける差込フラップを備える蓋部と包装箱の裏面に形成される蓋開封部とを有し、蓋開封部は、差込フラップのスリットに挿入する頭部と、頭部に連続して形成される首部と、首部に連続して形成される切り離し部からなり、頭部と首部を包装箱の裏面にスリットで形成し、切り離し部をミシン目で形成するものであって、差込フラップのスリットの幅を蓋開封部の頭部の幅と同一の幅もしくはその幅より広く設け、首部を頭部及び切り離し部の幅より小さく形成して頭部と切り離し部の間に空間を設け、スリットで裏面から切り離された頭部及び首部を差込フラップのスリットに差し込んだとき首部が嵌まり込む又は落ち込む、首部の幅と同一幅もしくはその幅より広い幅の嵌合溝を差込フラップのスリットの中央部分に形成することにより、頭部を差込フラップのスリットの嵌合溝に係止させるようにしたものである。
本発明の包装箱は、首部が頭部及び切り離し部の幅より小さく形成し頭部と切り離し部の間に空間を設けるものである。頭部と切り離し部の間に設ける空間は、蓋部の差込フラップのスリット部分に蓋開封部の頭部を挿入した際、頭部は、差込フラップのスリットのエッジに係止させることなく、蓋部の裏に突き出て、首部が嵌合溝に嵌ることから、頭部を差込フラップのスリットから引き抜くことができなくなるため、開封防止の機能を確実に備えることが可能になる。
本発明の包装箱の展開図を表わす図である。 図1の包装箱の蓋部と蓋開封部を表わす図である。 図2の差込フラップのスリットに蓋開封部を差し込んだ状態を表わす図である。
本発明は、包装箱における蓋部の開封を防止することを実現するものである。
本発明の包装箱を図に基づいて説明する。図1は、本発明の包装箱の展開図を表わす図である。図2は、図1の包装箱の蓋部と蓋開封部を表わす図である。図3は、図2の差込フラップのスリットに蓋開封部を差し込んだ状態を表わす図であり、図(a)は図2の差込フラップのスリットに蓋開封部を差し込んだ状態を包装箱の裏面を表側から見た図、図(b)は図2の差込フラップのスリットに蓋開封部を差し込んだ状態を包装箱の裏面を裏側から見た図である。
図1の包装箱10は、紙材からなり、4つの側面を有する角柱状のものである。包装箱10は、その正面12に蓋部14(天面)の差込フラップ20と、裏面16に蓋開封部18を有するものである。差込フラップ20には、蓋開封部18を挿入するスリット20a,20b,20cが形成されている(図2及び図3)。
なお、蓋部14を備える側面を本願において正面12と称し、蓋開封部18を形成する側面を本願において裏面16と称するものとする。また、図において、スリット20a,20b,20cを表わす実線部は、差込フラップ20に切り込まれている部分である。
包装箱10において、蓋開封部18、差込フラップ20以外の部分は公知であるため、詳細な説明を省略する。
蓋開封部18は、差込フラップ20のスリット20a,20b,20cに挿入する頭部18aと、頭部18aに連続して形成される首部18bと、首部18bに連続して形成される切り離し部18cから構成されている。頭部18aと首部18bは包装箱10の裏面16にスリット(切り込み)で形成され、切り離し部18cはミシン目で形成されている。
また、首部18bは、頭部18a及び切り離し部18cの幅より小さく(又は狭く)形成されており、頭部18aと切り離し部18cの間に空間19が設けられる。さらに、頭部18aは、首部18bから張り出すように形成される(以下、首部18bから張り出す頭部18aを「張り出し部22」という。)。
なお、図において、裏面16に描かれている切り込みを表わす実線部は頭部18a及び首部18bを形成するものであり、ミシン目16aを表わす点線部は切り離し部18cを形成するものである。
差込フラップ20のスリット20bには、首部18bが嵌る嵌合溝21が形成されている。スリット20a,20cは差込フラップ20に水平に形成されており、スリット20b(差込フラップ20のスリットの中央部分)は蓋部14の反対方向に向けて隆起するように形成されている。嵌合溝21は、差込フラップ20のスリットの水平部分20a,20cと中央部分(隆起部分)20bとにより形成される空間部である。
嵌合溝21の幅W1は、首部18bの幅W2と同一の幅もしくは幅W2より広くなるように設定されているものとする(W1≧W2)。
首部18bは、頭部18a及び切り離し部18cの幅より小さく形成され、頭部18aと切り離し部18cの間に空間19が設けられている。これにより、差込フラップ20のスリット20a,20b,20cに蓋開封部18の頭部18aを挿入した際、頭部18aは、差込フラップ20のスリット20a,20cのエッジに係止することなく、差込フラップ20を突き抜ける。また、頭部18aが差込フラップ20を突き抜けると、頭部18aの張り出し部22は嵌合溝21と係合する。すなわち、首部18bが嵌合溝21に嵌まり込む状態又は落ち込んだ状態になる(図3(b))。首部18bが嵌合溝21に嵌ると、頭部18aは嵌合溝21を形成するスリット20bに係止する。蓋部14を開けようとしても(又は差込フラップ20を抜こうとしても)、頭部18aの幅W4が嵌合溝21の幅W1より大きく(又は広く)形成されているため、頭部18aの張り出し部22が嵌合溝21に引っ掛かり、頭部18aはスリット20bの隙間から抜け出ることはない。
このように、蓋開封部18の頭部18aが差込フラップ20の裏側に通り抜けると、首部18bが嵌合溝21に嵌り、頭部18aが嵌合溝21と係合するため、蓋部14及び差込フラップ20を蓋開封部18から引き抜いて開封しようとしても、蓋開封部18の頭部18aは嵌合溝21に引っ掛かりスリット20aから抜け出ることができなくなる(図3(b))。これにより、包装箱10に確実に開封を防止する機能を備えることが可能になる。
なお、蓋開封部18の頭部18aの形状は、長軸が短軸より長い楕円形状が好ましいが、この形状に限るものではなく、首部18bから張り出す張り頭部18a(張り出し部22)が設けられているものであればよい。
以上のように、本発明によると、頭部18aが差込フラップ20のスリット20a,20cのエッジに係止することなく、頭部18aと嵌合溝21とを係合させた状態で蓋部14を閉じることができることから、包装箱10に確実に開封を防止する機能を備えることができる。
なお、差込フラップ20のスリット20a,20b,20cの幅W3は、蓋開封部18の頭部18aの幅W4と同一の幅もしくは幅W4より広くなるように設定されているものとする(W3≧W4)。これにより、蓋開封部18の頭部18aのスリット20a,20b,20cへの差込みを容易に行うことができる。
図1の包装箱10において、蓋部14を封する場合は、差込フラップ20のスリット20a,20b,20cに蓋開封部18の頭部18aを差し込みながら挿入し、差込フラップ20を裏面16の内側に差し込む。
他方、包装箱10の蓋部14を開封する場合は、裏面16のミシン目16aに沿って切り離し部18cを裏面16から切り離す。裏面16から切り離し部18cを切り離すと、蓋部14が開封される。再び差込フラップ20を裏面16の内側に差し込んで封をしても、蓋開封部18の切り離し部18cが裏面16から切り離されていることから、包装箱10がすでに開封されていることが明らかになる。
本発明によると、従来の包装箱において行われていたセキュリティシールの貼付は不要になり、貼付に時間や労力がかかるという問題を解消することができる。また、包装箱に開封を防止する機能を確実に備えることが可能になる。
10 包装箱
12 正面
14 蓋部
16 裏面
16a ミシン目
18 蓋開封部
18a 頭部
18b 首部
18c 切り離し部
19 空間
20 差込フラップ
20a、20b、20c スリット
21 嵌合溝

Claims (1)

  1. 包装箱の正面に設ける差込フラップを備える蓋部と包装箱の裏面に形成される蓋開封部とを有し、蓋開封部は、差込フラップのスリットに挿入する頭部と、頭部に連続して形成される首部と、首部に連続して形成される切り離し部からなり、頭部と首部を包装箱の裏面にスリットで形成し、切り離し部をミシン目で形成するものであって、差込フラップのスリットの幅を蓋開封部の頭部の幅と同一の幅もしくはその幅より広く設け、首部を頭部及び切り離し部の幅より小さく形成して頭部と切り離し部の間に空間を設け、スリットで裏面から切り離された頭部及び首部を差込フラップのスリットに差し込んだとき首部が嵌まり込む又は落ち込む、首部の幅と同一幅もしくはその幅より広い幅の嵌合溝を差込フラップのスリットの中央部分に形成することにより、頭部を差込フラップのスリットの嵌合溝に係止させることを特徴とする化粧箱。
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