JP6138035B2 - 電力変換装置及び制御装置 - Google Patents

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本発明は、電力変換装置及び制御装置に関する。
従来、3レベルコンバータを備えた電力変換装置が知られている。図10に示すように電力変換装置は、単相交流電源1と、単相交流電源1に接続されたリアクトル2と、フルブリッジ結線の3レベルコンバータ3と、3レベルコンバータ3の直流側に直列接続された平滑コンデンサ5、6と、平滑コンデンサ5、6の直列出力に接続された直流負荷7と、3レベルコンバータを制御する制御装置12’とを備える。
また制御装置12’に必要な信号を検出及び出力する各種機器として電力変換装置は、単相交流電源1の電圧を検出する交流電圧検出器8と、平滑コンデンサ5、6の電圧を検出する直流電圧検出器9、10と、単相交流電源1の電流を検出する交流電流検出器11とを備えて構成される。なお単相交流電源1は、変圧器の二次側出力の場合もあり、リアクトル2は単相交流電源1の内部インダクタンスの場合もある。
ここで3レベルコンバータには、主に2つの課題がある。第1の課題は、全電圧制御を実行することである。具体的には平滑コンデンサ5、6から検出される直流電圧Vdp、Vdnの和(直流全電圧)を所定の値(直流電圧指令値Vd*)に保つことである。なお全電圧を直流電圧指令値Vd*に保つということは、直流負荷7が必要とする電力を供給することに等しい。
また第2の課題は、中性点電圧制御を実行することである。具体的には中性点電位(平滑コンデンサ5、6の接続点の電位、図10においてはC点の電位)を直流全電圧の1/2にすること、或いは、直流電圧Vdp、Vdnの差電圧をゼロにすることである。
第1の課題は、3レベルコンバータに限らず、2レベルコンバータにも共通する課題であるが、第2の課題は3レベルコンバータ特有の課題である。制御装置12’の制御により、理想的には平滑コンデンサ5、6の直流電圧Vdp、Vdnはバランスしているはずである。しかし実際にはアンバランス(中性点電位変動)が生じる場合がある。
例えば平滑コンデンサ5、6の容量にばらつきがあったり、経年劣化により静電容量が減少したり、直流負荷7の消費する電力が上下不平衡であったり、或いは、3レベルコンバータ3を構成する半導体スイッチの各スイッチングタイミングにばらつきがあったりすると、アンバランスが生じる。
直流電圧Vdp、Vdnにアンバランスが生じると、3レベルコンバータ3を構成する半導体スイッチ及びクランプダイオード、或いは、3レベルコンバータ3の後段に設置される平滑コンデンサ5、6に過大な電圧が印加され、素子耐圧を越えると素子破壊を引き起こす。また定格電圧を超えて長時間駆動すると部品寿命を縮めることになる。
特許文献1には、全電圧制御及び中性点電圧制御という3レベルコンバータの課題を解決しようとする3レベルコンバータの制御装置が開示されている。以下図10を参照して、この特許文献1に開示された制御装置について説明する。
制御装置12’は、電圧制御部(AVR :Automatic Voltage Regulator)13a、電流制御部(ACR :Automatic Current Regulator)14及びPWM制御部(PWM :Pulse Width Modulation)15を備えて構成される。
特に電圧制御部13aは、ゲイン100、減算器101、102、電圧制御器(AVR)103、104、減算器105、加算器106及び除算器109から構成される。ゲイン100は、直流電圧指令値Vd*の1/2の値を算出する。減算器101は、ゲイン100の出力と直流電圧Vdpの差を算出する。減算器102は、ゲイン100の出力と直流電圧Vdnとの差を算出する。
電圧制御器103は、減算器101の出力を入力し、入力がゼロになるような操作量Isp*を出力する。電圧制御器104は、減算器102の出力を入力し、入力がゼロになるような操作量Isn*を出力する。減算器105は、電圧制御器103の出力Isp*と電圧制御器104の出力Isn*との差を算出する。加算器106は、電圧制御器103の出力Isp*と電圧制御器104の出力Isn*との和を算出する。除算器109は、減算器105の出力を加算器106の出力で除算した商を算出する。なお加算器106の出力が電流実効値指令Is*となり、除算器109の出力が中性点電圧制御のための変調率操作量ΔYmとなる。
3レベルコンバータの課題である全電圧制御及び中性点電圧制御を解決するためには、3レベルコンバータ3から平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnを個別に制御することができればよい。しかし一般に平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnを直接制御することは困難であることから、特許文献1の電力変換装置においては間接的にIdp、Idnの制御を行うようにしている。
すなわち上述したように電圧制御部13aは、直流負荷7に供給する直流電圧を分圧する2つの平滑コンデンサ5、6に対してそれぞれ電圧制御器103、104を備え、電圧Vdp、Vdnが直流電圧指令値Vd*の1/2に一致するような操作量Isp*、Isn*を出力する。さらにこれらの操作量の和及び差を算出することより、電流実効値指令Is*及び中性点電圧制御のための変調率操作量ΔYmを算出する。電流実効値指令Is*及び変調率操作量ΔYmは、下記式1により示される。
交流電流isの実効値Isは、電流制御部14及びPWM制御部15により、その指令値(電流実効値指令)Is*に一致する。実効値Isは、下記式2により示される。
なおPWM制御部15において変調率操作量ΔYmは、U相の変調率ymu及びV相の変調率ymvの双方に加算されており、U相とV相との差(ymu−ymv)は変わらない。交流電流isは、交流電源電圧esとコンバータ出力電圧ec(U相とV相の差電圧)の差に応じて流れるので、変調率操作量ΔYmは交流電流isに影響を与えない。PWM制御部15において、U相の変調率ymu及びV相の変調率ymvは、下記式3により示される。
次に3レベルコンバータ3内の動作について説明する。3レベルコンバータは、各相4個のスイッチング素子(Su1〜Su4)を備えて構成されるが、非ラップ期間やゲートオフ状態(全素子オフ)を除けば3つの状態に限られる。U相のスイッチング素子Su1〜Su4の3つ状態は、下記式4により示される。
U相から平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idpu、Idnuとすると、各状態におけるIdpu及びIdnuは、交流電流isを用いて下記式5により示される。
ここで、PWMのスイッチング周期程度の時間スケールで平均的にみれば、変調率ymuを状態1〜3の存在確率とみなすことができる。ymuの存在確率は、下記式6により示される。
上記式6によりU相から平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idpu、Idnuは、下記式7により示される。
同様にしてV相から平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idpv、Idnvは、下記式8により示される。
上記式7及び8により、3レベルコンバータ3から平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnは、下記式9により示される。
上記式9に上記式3を代入すると、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnは、下記式10により示される。
変調率ymの極性に応じて場合分けすると、変調率操作量ΔYmが微小であるならば、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnは、下記式11により示される。
上記式11により平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp及びIdnの和及び差は、下記式12により示される。
ここで、交流電源周波数の時間スケールで平均的にみれば、交流電流is及び変調率ymを、それぞれ電流実効値Is、変調率実効値Ymに置き換えることができる。交流電流is及び変調率ymをそれぞれ電流実効値Is及び変調率実効値Ymに置き換えた場合の平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp及びIdnの和及び差は、下記式13により示される。
上記式13に上記式1及び2を代入すると、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp及びIdnの和及び差は、下記式14により示される。
上記式14の和及び差を求めると、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp及びIdnは、それぞれ下記式15により示される。
以上により、電圧制御器103、104の出力Isp*、Isn*は、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnと1対1に対応し、平滑コンデンサ5、6に流れる電流Idp、Idnを独立して制御可能であることから、Vdp、Vdnを独立して制御可能なことが分かる。つまり特許文献1の電力変換装置によれば、3レベルコンバータの課題である全電圧制御及び中性点電圧制御を解決することができるとしている。
特開平11−113263号公報
しかし特許文献1に記載の電力変換装置は、(条件1)直流負荷7が無負荷のとき、(条件2)平滑コンデンサ5、6の電圧の和(Vdp+Vdn)が直流電圧指令値Vd*に一致しているとき、かつ、(条件3)平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnが不平衡のとき、の条件1〜3が揃った場合、正常に動作することができない。
直流負荷7が無負荷であり、かつ、全電圧(Vdp+Vdn)が直流電圧指令値Vd*に一致していることから、コンバータは電力を供給する必要がないので、交流電流is=0でよい。ところが交流電流is=0を上記式9に代入すると、平滑コンデンサ5、6に流れる電流はゼロ(Idp=0、Idn=0)になる。平滑コンデンサ5、6に流れる電流がゼロになると、平滑コンデンサ5、6の電圧は変動しないため電圧不平衡を補正することはできない。
一般に電圧制御器103、104は、比例積分制御(PI制御)を実行するための積分器を用いるが、平滑コンデンサ5、6の電圧不平衡は解消されない、つまりVdp、Vdnが直流電圧指令値Vd*の1/2に一致しない状態が続くと、電圧制御器103、104の積分器が発散してしまうという問題が生じる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、安定した全電圧制御及び中性点電圧制御を行い得る電力変換装置を提案するものである。
かかる課題を解決するために、本発明においては、単相交流電源と、単相交流電源にリアクトルを介して接続されるフルブリッジ結線のコンバータと、コンバータの直流側に直列接続される第1及び第2の平滑コンデンサと、コンバータを制御する制御装置とを備え、制御装置は、直流電圧制御装置及び中性点電圧制御装置を備え、直流電圧制御装置は、第1及び第2の平滑コンデンサから検出された第1及び第2の直流電圧を入力して、入力した第1及び第2の直流電圧を所定の直流電圧指令値に一致させるための操作量を算出するとともに算出した操作量を出力する第1及び第2の直流電圧制御部と、第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の差を算出するとともに算出した操作量の差を出力する第1の減算部と、第1の減算部から出力された操作量の差を入力して、入力した操作量の差を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第1の出力制限部とを備え、中性点電圧制御装置は、第1の出力制限部から出力された操作量の差に基づいて中性点電圧制御を行うことを特徴とする。
またかかる課題を解決するために、本発明においては、コンバータを制御する制御装置において、制御装置は、直流電圧制御装置及び中性点電圧制御装置を備え、直流電圧制御装置は、コンバータの直流側に直列接続された平滑コンデンサから検出された第1及び第2の直流電圧を入力して、入力した第1及び第2の直流電圧を所定の直流電圧指令値に一致させるための操作量を算出するとともに算出した操作量を出力する第1及び第2の直流電圧制御部と、第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の差を算出するとともに操作量の差を出力する第1の減算部と、減算部から出力された操作量の差を入力して、入力した操作量の差を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第1の出力制限部とを備え、中性点電圧制御装置は、第1の出力制限部から出力された操作量の差に基づいて中性点電圧制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、安定した全電圧制御及び中性点電圧制御を行うことができる。
本実施の形態における電力変換装置の回路構成図である。 3レベルコンバータの詳細な回路構成図である。 他の3レベルコンバータの詳細な回路構成図である。 電圧制御部の詳細な回路構成図である。 電流制御部の詳細な回路構成図である。 PWM制御部の詳細な回路構成図である。 本実施の形態の動作波形図である。 比較例の電圧制御部の回路構成図である。 比較例の動作波形図である。 従来の電力変換装置の回路構成図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1は、本実施の形態における電力変換装置1000の回路構成を示す。電力変換装置1000は、単相交流電源1と、単相交流電源1に接続されたリアクトル2と、フルブリッジ結線の3レベルコンバータ3と、3レベルコンバータ3の直流側に直列接続された平滑コンデンサ5、6と、平滑コンデンサ5、6の直列出力に接続された直流負荷7と、単相交流電源1の電圧を検出する交流電圧検出器8と、平滑コンデンサ5、6の電圧を検出する直流電圧検出器9、10と、単相交流電源1の電流を検出する交流電流検出器11と、3レベルコンバータ3を制御する制御装置12とから構成される。なお単相交流電源1は変圧器の二次側出力の場合もあり、リアクトル2は単相交流電源1の内部インダクタンスの場合もある。
図2は、3レベルコンバータ3の詳細な回路構成を示す。3レベルコンバータ3は、U相ブリッジ及びV相ブリッジの2相から構成されるフルブリッジ構成であり、U相ブリッジは半導体スイッチSu1〜Su4(21〜24)及びクランプダイオード25、26から構成され、V相ブリッジは半導体スイッチSv1〜Sv4(31〜34)及びクランプダイオード35、36から構成される。
図3は、他の3レベルコンバータ3’の詳細な回路構成を示す。他の3レベルコンバータ3’は、図2の3レベルコンバータ3と同様、U相ブリッジとV相ブリッジの2相から構成されるフルブリッジ構成である。U相ブリッジは半導体スイッチSu1〜Su4(41〜44)から構成され、V相ブリッジは半導体スイッチSv1〜Sv4(51〜54)から構成される。他の3レベルコンバータ3’は、図2の3レベルコンバータ3からクランプダイオードを省略して回路を簡略化したものである。3レベルコンバータ3及び3’の何れにおいても全電圧制御及び中性点電圧制御という課題は共通する。
図1に戻り、3レベルコンバータを制御する制御装置12は、電圧制御部(AVR :Automatic Voltage Regulator)13、電流制御部(ACR :Automatic Current Regulator)14、PWM制御部15(PWM :Pulse Width Modulation)を備えて構成される。
電圧制御部13は、ゲイン100、減算器101、102、電圧制御器103、104、減算器105、加算器106、リミッタ107、108及び除算器109を備えて構成される。ゲイン100は、直流電圧指令値Vd*の1/2の値を算出する。減算器101は、ゲイン100の出力と直流電圧Vdpの差を算出する。減算器102は、ゲイン100の出力と直流電圧Vdnの差を算出する。電圧制御器103は、減算器101の出力を入力して、入力がゼロになるような操作量Isp*を出力する。電圧制御器104は、減算器102の出力を入力して、入力がゼロになるような操作量Isn*を出力する。
また減算器105は、電圧制御器103の出力Isp*と電圧制御器104の出力Isn*との差を算出する。加算器106は、電圧制御器103の出力Isp*と電圧制御器104の出力Isn*との和を算出する。リミッタ107は、減算器105の出力を入力し、出力が所定の範囲内に収まるように制限する。リミッタ108は、加算器106の出力を入力し、出力が所定の範囲内に収まるように制限する。除算器109は、リミッタ107の出力をリミッタ108の出力で除算した商を算出する。なおリミッタ108の出力が電流実効値指令Is*となり、除算器109の出力が中性点電圧制御のための変調率操作量ΔYmとなる。
リミッタ108の制限値は、正常動作中に出力を制限しないように、コンバータの最大供給電力に対して十分余裕を持った値を設定する必要がある。また力行最大電力に対応して正の制限値、回生最大電力に対応して負の制限値をそれぞれ設定する必要がある。なおリミッタ108は、正常動作中には出力を制限しないことから省略してもよい。
一方リミッタ107は、正常動作中であっても、無負荷、或いは、無負荷に近い軽負荷状態で2つの平滑コンデンサ5、6の電圧が不平衡のときに出力を制限する必要があり、十分小さな制限値を設定する必要がある。電圧制御器103、104が発散することなく安定した全電圧制御及び中性点電圧制御を行うためには、リミッタ107の制限値はリミッタ108の制限値に比べて一桁小さくすることが望ましい。目安として例えば1/10以下とすることが望ましい。
図4は、電圧制御器103及び104の詳細な回路構成を示す。電圧制御器103は、比例項ゲイン200、積分項ゲイン201、加算器202、203、遅延器204、減算器205、ゲイン206及び加算器207を備えて構成される。
比例項ゲイン200は、減算器101の出力とゲインKpとの積を出力する。積分項ゲイン201は、減算器101の出力とゲインKiとの積を出力する。加算器202は、積分項ゲイン201の出力と遅延器204の出力との和を算出する。加算器203は、比例項ゲイン200の出力と加算器202の出力との和を算出する。遅延器204は、減算器205の出力を入力して、前回値を出力する。減算器205は、ゲイン206の出力と比例項ゲイン200の出力との差を算出する。ゲイン206は、加算器207の出力の1/2の値を算出する。加算器207は、リミッタ107の出力とリミッタ108の出力との和を算出する。
電圧制御器104は、比例項ゲイン210、積分項ゲイン211、加算器212、213、遅延器214、減算器215、ゲイン216及び減算器217を備えて構成される。
比例項ゲイン210は、減算器102の出力とゲインKpとの積を出力する。積分項ゲイン211は、減算器102の出力とゲインKiとの積を出力する。加算器212は、積分項ゲイン201の出力と遅延器204の出力との和を算出する。加算器213は、比例項ゲイン200の出力と加算器202の出力との和を算出する。遅延器214は、減算器215の出力を入力して、前回値を出力する。減算器215は、ゲイン216の出力と比例項ゲイン210の出力との差を算出する。ゲイン216は、減算器217の出力の1/2の値を算出する。減算器217は、リミッタ107の出力とリミッタ108の出力との差を算出する。
遅延器204、214が電圧制御器103、104の積分器としての役割を果たすことについて説明する。まず電圧制御器103、104の出力がリミッタ107、108に制限されない場合を考える。このときリミッタ107の出力(ΔIs*)及びリミッタ108の出力(Is*)は、下記式16に示される。
このときゲイン206及び216のそれぞれの出力は、下記式17に示される。
よって遅延器204及び214のそれぞれの入力は、下記式18に示される。
上記式16〜18により、遅延器204、214は、加算器202、212の出力の前回値を保持、すなわち積分項ゲイン201、211の出力をそれぞれ積算していることが分かる。
一方電圧制御器103、104の出力がリミッタ107、108に制限される場合を考える。正常動作範囲内では、リミッタ108に制限されることはなく、無負荷かつ2つの平滑コンデンサ5、6電圧の和(Vdp+Vdn)が直流電圧指令値Vd*に一致し、加えて2つの平滑コンデンサ5、6の電圧が不平衡(Vdp≠Vdn)のとき、リミッタ107に制限される。
このときリミッタ108の出力はゼロとなり、ゲイン206、216の出力はリミッタ107の出力の±1/2となる。この結果、積分器としての役割を担う遅延器204、214に保持される値もゼロ近傍の小さな値を取るよう初期化される。後述する動作波形(図7)において示されるように時刻t1で急に負荷を投入した場合であっても、中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmは小さく抑制された値をとり、かつ連続した出力になることが保証される。
は、電流制御部14の詳細な回路構成を示す。電流制御部14は、PLL(Phase Locked Loop)110、正弦波発生器(SIN)111、乗算器112、減算器113、電流制御器114及び減算器115を備えて構成される。
PLL110は、交流電圧検出値ecに同期した同期信号を算出する。正弦波発生器111は、PLL110から出力される同期位相θに基づいて基準正弦波sinθを算出する。乗算器112は、電圧制御部13から出力される電流実効値指令Is*と正弦波発生器111から出力される基準正弦波sinθとの積を算出する。
減算器113は、乗算器112の出力と交流電流検出値isとの差を算出する。電流制御器114は、減算器113の出力を入力し、入力が小さくなるような操作量を出力する。減算器105は、交流電圧検出値eと電流制御器114の出力との差を算出する。なお減算器105からの出力がコンバータ電圧指令ecとなる。
は、PWM制御部15の詳細な回路構成を示す。PWM制御部15は、加算器122、除算器120、絶対値出力部(ABS)123、乗算器124、符号反転部125、加算器126、127、PWM部128及び129を備えて構成される。
加算器122は、直流電圧VdpとVdnとの和を算出する。除算器120は、電流制御部14の出力するコンバータ電圧指令ecを加算器122の出力で除算してコンバータ変調率ymを算出する。絶対値出力部123は、除算器120から出力されるコンバータ変調率ymの絶対値を算出する。乗算器124は、絶対値出力部123の出力と電圧制御部13から出力される変調率操作量ΔYmとの積を算出する。
また符号反転部125は、除算器120から出力されるコンバータ変調率ymの符合を反転した値を出力する。加算器126は、除算器120から出力されるコンバータ変調率ymに乗算器124の出力を加算する。加算器127は、符号反転部125の出力に乗算器124の出力を加算する。
またPWM部128は、加算器126の出力(U相変調率ymu)を入力して、所定のキャリア周波数でスイッチングを行うゲート信号Gpu1〜4を出力する。PWM部129は、加算器127の出力(V相変調率ymv)を入力して、所定のキャリア周波数でスイッチングを行うゲート信号Gpv1〜4を出力する。
図7は、電力変換装置1000における動作波形を示す。初期状態において平滑コンデンサ5、6の電圧初期値Vdp0、Vdn0は、それぞれ直流電圧指令値Vd*の1/2の値よりも低く、かつ電圧負平衡状態(Vdp0>Vdn0)である。
時刻t0は、3レベルコンバータ3の起動直後であり無負荷状態である。よって平滑コンデンサ5、6を充電すると交流電流is及び電流実効値指令Is*はゼロになる。時刻t0以降、2つの平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnの不平衡状態がすぐさま解消されることはないが、中性点電圧制御による変調率操作量ΔYmはリミッタ107に制限されており、後述する比較例の動作波形(図9)よりも小さな値をとる。このとき電圧制御器103の積分器はゼロ近傍のマイナス寄りにセットされ、電圧制御器104の積分器はゼロ近傍のプラス寄りにセットされている。
時刻t1は、定格の20%の負荷を投入したときの時刻である。このとき電圧制御器103、104は負荷に応じた電流実効値指令Is*を出力し、相応の交流電流isが流れるが、中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmはリミッタ107に制限された値をとる。時刻t1以降、平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnは、激しい振動を引き起こさず、緩やかに直流電圧指令値Vd*の1/2の値に収束していくことが示されている。
時刻t2は、定格負荷を投入したときの時刻である。この場合においても平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnは振動せず、それぞれ直流電圧指令値Vd*の1/2の値を保っていることが示されている。
従って図7の場合、無負荷かつ2つの平滑コンデンサ5、6の電圧の和(Vdp+Vdn)が直流電圧指令値Vd*に一致し、加えて2つの平滑コンデンサ5、6の電圧が不平衡(Vdp≠Vdn)のときであっても、2つの電圧制御器103、104が発散することなく安定した全電圧制御と中性点電圧制御を行い得ることが示されている。
図8は、比較例として電圧制御部13bの回路構成を示す。電圧制御部13bは、図10に示す従来の電圧制御部13aの暫定対策である。電圧制御部13aは、無負荷かつ平滑コンデンサ5、6の電圧が不平衡の場合、2つの電圧制御器103、104が発散してしまうという問題が生じる。よって暫定対策として電圧制御部13bは、電圧制御器103、104の後段にリミッタ107b、10を設けて構成される。他の構成は電圧制御部13aと同様であるためここでの説明は省略する。
なおリミッタ107b、10の制限値は同一とする。リミッタ107b、108bの制限値は、正常動作中に出力を制限しないように、コンバータの最大供給電力の1/2に対して十分余裕を持った値を設定する必要がある。また力行最大電力に対応して正の制限値、回生最大電力に対応して負の制限値をそれぞれ設定する必要がある。
図9は、電圧制御部13aに替えて暫定対策である電圧制御部13bを備えた従来の電力変換装置の動作波形を示す。初期状態において平滑コンデンサ5、6の電圧初期値Vdp0、Vdn0は、それぞれ直流電圧指令値Vd*の1/2の値よりも低く、かつ電圧負平衡状態(Vdp0>Vdn0)である。
時刻t0は、3レベルコンバータ3を起動直後であり無負荷状態である。よって平滑コンデンサ5、6を充電すると交流電流is及び電流実効値指令Is*はゼロになる。時刻t0以降、2つの平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnの不平衡状態は解消されず、中性点電圧制御による変調率操作量ΔYmはリミッタに制限された最大値をとる。このとき電圧制御器103の積分器は負の最大値に飽和しており、電圧制御器104の積分器は正の最大値に飽和している。
時刻t1は、定格の20%の負荷を投入したときの時刻である。このとき電圧制御器103、104は負荷に応じた電流実効値指令Is*を出力し、相応の交流電流isが流れるが、同時に中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmを過大に出力し、平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnは大きく振動してしまうことが示されている。2つの平滑コンデンサ5、6の電圧Vdp、Vdnの振動は逆位相であり、全電圧(Vdp+Vdn)はほぼ一定であることから、中性点電圧制御が過大に動作していることは明らかである。
時刻t2は、定格負荷を投入したときの時刻である。定格負荷を投入すると、平滑コンデンサ5、6の振動は速やかに収束し、それぞれ直流電圧指令値Vd*の1/2の値にも一致するようになることが示されている。
なお図8に示す暫定対策を適用せず、図10の構成の場合、時刻t0にコンバータを起動した後、平滑コンデンサ5、6を充電して交流電流is及び電流実効値指令Is*がゼロになると、電圧制御器103の積分器がマイナス無限大に発散し、電圧制御器104の積分器がプラス無限大に発散する。よってその時点で異常終了してしまう。
無負荷かつ2つの平滑コンデンサ5、6電圧の和(Vdp+Vdn)が直流電圧指令値Vd*に一致し、加えて2つの平滑コンデンサ5、6の電圧が不平衡(Vdp≠Vdn)のとき、2つの電圧制御器103、104が発散することのみを防ぐためには、図8に示す暫定対策のように電圧制御器103、104の後段にリミッタ107b、108bを追加すればよい。
ところが図8に示す暫定対策では、電圧制御器103、104の発散を防ぐことはできても、その差に応じて出力される中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmが過大になることを防ぐことはできない。理由は、リミッタ107b、108bの制限値は、正常時に必要な供給電力よりも大きな値を設定する必要があり、小さくすることができないからである。
過大な中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmを出力すると、完全無負荷のときは交流電流isが流れないために平滑コンデンサ電圧Vdp、Vdnともに変動しないことから問題ないが、僅かでも負荷が投入されて交流電流isが流れると過剰な中性点電圧制御を行うため、図9の時刻t1以降のように平滑コンデンサ電圧Vdp、Vdnが激しく振動する。
これに対し、本実施の形態における電力変換装置1000は、2つの電圧制御器103、104の差にリミッタ107を設け、直接、中性点電圧制御の変調率操作量ΔYmを小さく抑制することができるため、平滑コンデンサ電圧Vdp、Vdnは振動せずに安定した全電圧制御及び中性点電圧制御を行うことができる。なお厳密には、電圧制御器103、104の積分器をリミッタ107、108の出力に応じて初期化する必要がある。
1 単相交流電源
2 リアクトル
3 3レベルコンバータ
5、6 平滑コンデンサ
7 直流負荷
8 交流電圧検出器
9、10 直流電圧検出器
11 交流電流検出器
12 3レベルコンバータの制御装置
13 電圧制御部
14 電流制御部
15 PWM制御部

Claims (6)

  1. 単相交流電源と、前記単相交流電源にリアクトルを介して接続されるフルブリッジ結線のコンバータと、前記コンバータの直流側に直列接続される第1及び第2の平滑コンデンサと、前記コンバータを制御する制御装置と、前記単相交流電源の交流電圧を検出する交流電圧検出部と、前記リアクトルを流れる交流電流を検出する交流電流検出部とを備える電力変換装置であって、
    前記制御装置は、直流電圧制御装置と、中性点電圧制御装置と、交流電流制御装置とを備え、
    前記直流電圧制御装置は、前記第1及び第2の平滑コンデンサから検出された第1及び第2の直流電圧を入力して、入力した第1及び第2の直流電圧を所定の直流電圧指令値に一致させるための操作量を算出するとともに算出した操作量を出力する第1及び第2の直流電圧制御部と、前記第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の差を算出するとともに算出した操作量の差を出力する第1の減算部と、前記第1の減算部から出力された操作量の差を入力して、入力した操作量の差を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第1の出力制限部とを備え、
    前記中性点電圧制御装置は、前記第1の出力制限部から出力された操作量の差に基づいて中性点電圧制御を行い、
    前記直流電圧制御装置は、前記第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の和を算出するとともに算出した操作量の和を出力する第1の加算部と、前記第1の加算部から出力された操作量の和を入力して、入力した操作量の和を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第2の出力制限部とを備え、
    前記交流電流制御装置は、前記交流電圧検出部から検出された交流電圧、前記交流電流検出部から検出された交流電流及び前記第1の加算部から出力された操作量の和に基づいて、前記リアクトルを流れる交流電流を制御し、さらに、前記交流電圧検出部から検出された交流電圧、前記交流電流検出部から検出された交流電流及び前記第2の出力制限部から出力された操作量の和に基づいて、前記リアクトルを流れる交流電流を制御する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第1の出力制限部の制限値は、前記第2の出力制限部の制限値よりも小さい
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  3. 前記第1及び第2の直流電圧制御部は、比例積分制御を実行するための第1及び第2の積分器と、前記第1及び第2の出力制限部の出力の和を算出する第2の加算部と、前記第1及び第2の出力制限部の出力の差を算出する第2の減算部とを備え、
    前記第1の積分器は、前記第2の加算部の出力を用いて初期化し、
    前記第2の積分器は、前記第2の減算部の出力を用いて初期化する
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  4. 直流電圧制御装置と、中性点電圧制御装置と、交流電流制御装置とを備える、コンバータを制御する制御装置であって
    前記直流電圧制御装置は、前記コンバータの直流側に直列接続された平滑コンデンサから検出された第1及び第2の直流電圧を入力して、入力した前記第1及び第2の直流電圧を所定の直流電圧指令値に一致させるための操作量を算出するとともに算出した操作量を出力する第1及び第2の直流電圧制御部と、前記第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の差を算出するとともに操作量の差を出力する第1の減算部と、前記第1の減算部から出力された操作量の差を入力して、入力した操作量の差を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第1の出力制限部と、前記第1及び第2の直流電圧制御部から出力された2つの操作量を入力して、入力した2つの操作量の和を算出するとともに操作量の和を出力する第1の加算部と、前記第1の加算部から出力された操作量の和を入力して、入力した操作量の和を所定の範囲内に収まるように制限して出力する第2の出力制限部とを備え、
    前記中性点電圧制御装置は、前記第1の出力制限部から出力された操作量の差に基づいて中性点電圧制御を行い、
    前記交流電流制御装置は、前記コンバータの電源である単相交流電源から検出された交流電圧、単相交流に接続されるリアクトルから検出された交流電流及び前記第1の加算部から出力された操作量の和に基づいて、前記リアクトルを流れる交流電流を制御し、さらに、前記単相交流電源から検出された交流電圧、前記リアクトルから検出された交流電流及び前記第2の出力制限部から出力された操作量の和に基づいて、前記リアクトルを流れる交流電流を制限する、
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 前記第1の出力制限部の制限値は、前記第2の出力制限部の制限値よりも小さい
    ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  6. 前記第1及び第2の直流電圧制御部は、比例積分制御を実行するための第1及び第2の積分器と、前記第1及び第2の出力制限部の出力の和を算出する第2の加算部と、前記第1及び第2の出力制限部の出力の差を算出する第2の減算部とを備え、
    前記第1の積分器は、前記第2の加算部の出力を用いて初期化し、
    前記第2の積分器は、前記第2の減算部の出力を用いて初期化する
    ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
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