JP6136375B2 - 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法 - Google Patents

水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6136375B2
JP6136375B2 JP2013042742A JP2013042742A JP6136375B2 JP 6136375 B2 JP6136375 B2 JP 6136375B2 JP 2013042742 A JP2013042742 A JP 2013042742A JP 2013042742 A JP2013042742 A JP 2013042742A JP 6136375 B2 JP6136375 B2 JP 6136375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pretreatment liquid
water
ink
image forming
pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013042742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014168917A (ja
Inventor
通彦 南場
通彦 南場
翔介 青合
翔介 青合
前川 勉
勉 前川
妹尾 晋哉
晋哉 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013042742A priority Critical patent/JP6136375B2/ja
Priority to US14/090,267 priority patent/US9206329B2/en
Priority to EP14154530.1A priority patent/EP2774771B1/en
Publication of JP2014168917A publication Critical patent/JP2014168917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6136375B2 publication Critical patent/JP6136375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/54Inks based on two liquids, one liquid being the ink, the other liquid being a reaction solution, a fixer or a treatment solution for the ink
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
    • B41J2/2114Ejecting specialized liquids, e.g. transparent or processing liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/0011Pre-treatment or treatment during printing of the recording material, e.g. heating, irradiating
    • B41M5/0017Application of ink-fixing material, e.g. mordant, precipitating agent, on the substrate prior to printing, e.g. by ink-jet printing, coating or spraying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/106Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/322Pigment inks

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Description

本発明は、水性インク画像形成用前処理液及びこれを用いた画像形成方法に関する。
水性インクジェット方式による画像形成方法において、光沢性のある画像を得るため、オフセット印刷用紙など、塗工層を有する記録媒体が利用されている。しかし、前記記録媒体は塗工層を持たない記録媒体とは異なり、水性インクが浸透しにくいため、記録媒体表面上で液滴の合一が生じ、異なる色のインクや記録媒体とインクとの境界の滲みが生じてしまう。また、滲みにより、画像形成後の画像表面の光沢性に大きな課題を有し、特に産業分野などIJ高速連帳分野における1パス画像においては顕著であり、コート紙などの塗工層を有する記録媒体において、水性インクと記録媒体の適応性が十分に確保できない。そこで、各社とも専用紙化などにより水性インクと記録媒体とのマッチングを図っているのが実情である。しかし、この方法では記録媒体が限定されてしまう。
別の方法として、インク吐出直前に、塗工層を有する記録媒体に、インク中の顔料を凝集又は定着させる機能を有する前処理液を付与(塗布)し、画像の滲みを防止する方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、熱可塑性樹脂微粒子を含む樹脂液とインク組成物とを付着させて印字を行う記録方法が、特許文献2には、有機酸アンモニウム塩と水溶性カチオンポリマーを含む反応液と、着色剤と樹脂エマルジョンとを含むインク組成物とを付着させて印字を行うインクジェット記録方法が開示されている。
また、特許文献3には、インク成分の凝集促進剤としてエピハロヒドリンとアミンのコポリマーを含む処理液を用いることが記載されている。
前記従来の前処理液を用いる記録方法は、高速連帳機などの用途において、画像品質確保のために多量の前処理液を使用する。この場合、前処理液の塗布からインク吐出までの間に、前処理液が搬送部材と接触して転写し、搬送部材の障害発生や、汚れの蓄積による再転写、裏移りなどの画像品質低下といった問題が生じてしまう。またコート紙の場合、前処理液によるコート層の強度低下なども引き起こす場合がある。
これらの問題に対する対策として、前処理液を付与した後、乾燥工程を設けているが、搬送部材に対する前処理液の転写などの問題は解決できるものの、前処理液の凝集機能が変化してしまうなどの新たな問題が生じる。更に、本発明者らの検討により、前処理後の印刷画像の光沢度が低下することが判明した。
そこで、本発明は、塗工層を有する記録媒体に対し、水性インク画像形成用前処理液(以下、前処理液ということもある)を付与し乾燥させた後、水性インクを用いて画像を形成する際に、粒状度低下及び画像光沢度低下を抑制することが可能な水性インク画像形成用前処理液の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)の発明により解決される。
1) 少なくとも、アミンとエピハロヒドリンを含むモノマーを共重合させて得られる水溶性カチオンポリマーからなる凝集剤、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、界面活性剤、水溶性有機溶剤、及び水を含有し、前記凝集剤の含有量が40〜60質量%であることを特徴とする水性インク画像形成用前処理液。
本発明によれば、塗工層を有する記録媒体に対し、水性インク画像形成用前処理液を付与し乾燥させた後、水性インクを用いて画像を形成する際に、粒状度低下及び画像光沢低下を抑制することが可能な水性インク画像形成用前処理液を提供できる。
インクジェット記録装置の全体構成を説明する概略構成図である。
以下、上記本発明1)について詳しく説明するが、本発明の実施の形態には、次の2)〜)も含まれるので、これらについても併せて説明する。
) 前記化合物の前処理液中の含有量が0.01〜0.50質量%であることを特徴とする1)に記載の水性インク画像形成用前処理液。
) 前記界面活性剤がアセチレングリコール系界面活性剤であることを特徴とする1)又は2)に記載の水性インク画像形成用前処理液。
) 前記界面活性剤の前処理液中の含有量が0.10〜0.50質量%であることを特徴とする1)〜3)のいずれかに記載の水性インク画像形成用前処理液。
) 支持体の少なくとも一方の面上に塗工層を有する記録媒体の塗工層上に、1)〜4)のいずれかに記載の前処理液を付着させる前処理液付着工程、付着させた前処理液を乾燥させる乾燥工程、及び乾燥させた記録媒体に水性インクをインクジェット記録方法により吐出して画像を形成する画像形成工程を含むことを特徴とする画像形成方法。
6) 前記前処理液の塗布量が0.1〜20.0g/mであることを特徴とする5)に記載の画像形成方法。
) 前記水性インクが顔料を色材とするものであることを特徴とする5)又は6)に記載の画像形成方法。
本発明の前処理液は、前記特定の水溶性カチオンポリマーからなる凝集剤、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、界面活性剤及び水溶性有機溶剤を必ず含有する必要がある。
しかし、前処理液中のこれらの材料の総量は約40〜80質量%とする。総量が少ないと、乾燥工程後の凝集能低下の抑制効果が小さくなる可能性がある。また、総量が多すぎると、記録媒体に塗布する時に必要な浸透性、濡れ性の機能を付与する材料の添加が困難になる可能性がある。
本発明の前処理液は、前処理液付与後の乾燥工程の加熱プロセスに伴う凝集能低下の影響が少ない水溶性カチオンポリマー、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物及び界面活性剤を適切に組み合わせることにより、乾燥工程に伴う凝集能低下と画像光沢度低下を抑制するものである。
また、本発明の前処理液を用いると、前処理した後、水性インクで画像形成する際に、前処理液中に含まれるポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物がインクに作用し、記録媒体へのインクの浸透過程において、記録媒体面上の顔料凝集部分のレベリング性が向上し、結果的に画像部の平滑性が保持され、画像光沢低下が抑制されるのではないかと推察される。
<凝集剤>
凝集剤は、前処理液に、インク中の顔料を凝集させる機能を付与するために添加する。凝集剤としては、アミンとエピハロヒドリンを含むモノマーを共重合させて得られる水溶性カチオンポリマーを用いる。
この水溶性カチオンポリマーは、主鎖に水酸基とアンモニウムカチオンを含み、また、水溶液中でハロゲンアニオンを遊離するので、水性インクと接触した際に緩衝作用や顔料を凝集させる作用を高める働きをすると考えられる。
この水溶性カチオンポリマーの例としては、ポリアミン−エピハロヒドリン共重合体、ポリアミド−エピハロヒドリン共重合体、ポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン共重合体、アミン−エピハロヒドリン共重合体が挙げられる。
中でも、下記(1)式で示される共重合体、(2)式で示される繰り返し単位を有する共重合体、アミンモノマーと下記(4)式及び(5)式で示されるモノマーとの共重合体から選ばれる少なくとも1種類の化合物が好ましい。
上記アミンモノマーとしては、(3)式で示されるジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミン、イミノビスプロピルアミン等が挙げられるが、工業的に製造されており容易に入手できる点でジエチレントリアミンが好ましい。
なお、これらの化合物以外の第4級アンモニウム塩型カチオンポリマーを水溶性カチオンポリマーとして用いても良い。
Figure 0006136375
上記式中、R1〜R8は、同一でも異なっていても良く、それぞれ炭素数が1〜8のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、又はベンジル基を示し、Xはハロゲン原子を示し、nは1又は2を示す。
Figure 0006136375
上記式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1以上の整数を示す。また、共重合体の両末端は、繰り返し単位を構成するモノマーであっても、公知の開始剤等であっても良い。
Figure 0006136375
Figure 0006136375
Figure 0006136375
尚、(5)式中、Xは上記と同様にハロゲン原子(例えば、F、Cl、Br、I)を示す。
前記水溶性カチオンポリマーの代表例としては、次のジメチルアミン−エピクロロヒドリン4級塩骨格を有するものが挙げられる。
Figure 0006136375
上記式中、R、Rは、同一でも異なっていても良く、それぞれ炭素数が1〜8のアルキル基を示す。nは繰り返し単位数を表す整数である。
前記水溶性カチオンポリマーの好ましい重量平均分子量は、共重合体の種類によって異なり、ポリアミン−エピハロヒドリン共重合体の場合は500〜10万が好ましく、ポリアミド−エピハロヒドリン共重合体又はポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン共重合体の場合は5百万以下が好ましく、アミン−エピハロヒドリン共重合体の場合は700〜5万が好ましい。重量平均分子量が上記の各上限を超えると水溶液にならない場合があり、各下限未満では前処理液による処理の効果が低下する場合がある。
前記水溶性カチオンポリマーの含有量は、前処理液全体の40〜60質量%とする。含有量が少ないと、乾燥工程後の凝集能低下の抑制効果が小さくなる可能性がある。また、含有量が多いと、効果が変わらなくなる上に他の材料の添加が困難になる可能性がある。後述する実施例に示すように、前記範囲であれば、良好な粒状度や光沢度が得られる。
ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物
ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物は、前処理液とインク中の顔料が凝集する際、画像の表面を平滑化する目的で添加する。これにより、前処理液がインクと接触し、顔料が凝集した場合にも、凝集性能を落とすことなく、その凝集した画像面を平滑に維持できる。
前記化合物としては不揮発分が95質量%以上のものが好ましい。その含有量は前処理液全体の0.01〜0.50質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.3質量%である。0.01質量%未満では、画像光沢低下に対して効果が無く、0.50質量%より多いと、前処理液中での前記化合物の分離を生じたり、前処理液の保存信頼性を損ねることがある。
ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンの市販品としては、ビックケミー・ジャパン社製のBYK302、307、331、333、信越化学社製のKF−353などが挙げられるが、特にBYK331、333が好適である。KF−353のポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を次に示す。
Figure 0006136375
上記式中、l、m、n、p、qは、繰り返し単位数を表す整数である。
<界面活性剤>
界面活性剤は、記録媒体の濡れ性を改質し、記録物の画像の濃度、彩度及び白ポチ(記録物の画像部に空白が残ることをいう)を改良するために添加する。
界面活性剤の含有量は、前処理液全体の0.10〜0.50質量%が好ましい。含有量が0.10質量%未満では、添加効果が小さくなることがあり、0.50質量%より多いと、含有量を増やしても効果に違いが見られず、しかも、前処理液の保存信頼性を損ねることがある。
界面活性剤としては、フッ素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、及びベタイン系界面活性剤が好ましく、特に粒状性の向上、光沢度低下抑制の点からノニオン系界面活性剤が好ましい。中でも好ましいのはアセチレングリコール系界面活性剤である。
ノニオン系界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、蔗糖エステル、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グリコキシド等が挙げられる。
アセチレングリコール系界面活性剤の市販品としては、サーフィノール104、104E、104H、104A、104BC、104DPM、104PA、104PG−50、104S、420、440、465、485、SE、SE−F、504、61、82、DF37、DF110D、CT111、CT121、CT131、CT136、TG、GA(以上、Air Products and Chemicals.Inc.社製)、アセチノールE00、E00P、E40、E100(以上、川研ファインケミカル社製)、オルフィンB、Y、P、A、STGSPC、E1004、E1010、PD−001、PD−002W、PD−003、PD−004、AF−103、AF−104、AK−02、SK−14、AE−3(以上、日信化学工業社製)が挙げられるが、特にサーフィノール104Sが好適である。
<水溶性有機溶剤>
水溶性有機溶剤は主に湿潤剤として添加する。その例としては、多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレンが挙げられる。特に、吐出や塗布安定性維持の点からは、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上(更には40質量%以上)の水溶性有機溶剤が好ましい。
上記の中でも、多価アルコール類が好適であり、その具体例としては、1,2,3−ブタントリオール〔bp(沸点)175℃/bp測定時の気圧(1気圧でない場合のみ記載)33hPa、平衡水分量38質量%〕、1,2,4−ブタントリオール(bp:190−191℃/24hPa、41質量%)、グリセリン(bp:290℃、49質量%)、ジグリセリン(bp:270℃/20hPa、38質量%)、トリエチレングリコール(bp:285℃、39質量%)、テトラエチレングリコール(bp:324−330℃、37質量%)、ジエチレングリコール(bp:245℃、43質量%)、1,3−ブタンジオール(bp:203−204℃、35質量%)等が挙げられる。
また前処理液の凝集能効果の点で好適に用いられる平衡水分量が高すぎない水溶性有機溶剤(又は湿潤剤)としては、温度23℃、湿度80%での平衡水分量が30質量%未満の多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレンなどの水溶性有機溶剤(又は湿潤剤)が挙げられる。
上記多価アルコール類の具体例としては、ジプロピレングリコール(bp:232℃)、1,5−ペンタンジオール(bp:242℃)、3−メチル−1,3−ブタンジオール(bp:203℃)、プロピレングリコール(bp:187℃)、2−メチル−2,4−ペンタンジオール(bp:197℃)、エチレングリコール(bp:196−198℃)、トリプロピレングリコール(bp:267℃)、ヘキシレングリコール(bp:197℃)、ポリエチレングリコール(粘調液体−固体)、ポリプロピレングリコール(bp:187℃)、1,6−ヘキサンジオール(bp:253−260℃)、1,2,6−ヘキサントリオール(bp:178℃)、トリメチロールエタン〔固体、mp(融点)199−201℃〕、トリメチロールプロパン(固体、mp:61℃)等が挙げられる。
上記多価アルコールアルキルエーテル類の具体例としては、エチレングリコールモノエチルエーテル(bp:135℃)、エチレングリコールモノブチルエーテル(bp:171℃)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(bp:194℃)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(bp:197℃)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(bp:231℃)、エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル(bp:229℃)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(bp:132℃)等が挙げられる。
上記多価アルコールアリールエーテル類の具体例としては、エチレングリコールモノフェニルエーテル(bp:237℃)、エチレングリコールモノベンジルエーテル等が挙げられる。
上記含窒素複素環化合物の具体例としては、2−ピロリドン(bp:250℃、mp:25.5℃、47−48質量%)、N−メチル−2−ピロリドン(bp:202℃)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(bp:226℃)、ε−カプロラクタム(bp:270℃)、γ−ブチロラクトン(bp:204−205℃)等が挙げられる。
上記アミド類の具体例としては、ホルムアミド(bp:210℃)、N−メチルホルムアミド(bp:199−201℃)、N,N−ジメチルホルムアミド(bp:153℃)、N,N−ジエチルホルムアミド(bp:176−177℃)等が挙げられる。
上記アミン類の具体例としては、モノエタノールアミン(bp:170℃)、ジエタノールアミン(bp:268℃)、トリエタノールアミン(bp:360℃)、N,N−ジメチルモノエタノールアミン(bp:139℃)、N−メチルジエタノールアミン(bp:243℃)、N−メチルエタノールアミン(bp:159℃)、N−フェニルエタノールアミン(bp:282−287℃)、3−アミノプロピルジエチルアミン(bp:169℃)等が挙げられる。
上記含硫黄化合物類の具体例としては、ジメチルスルホキシド(bp:139℃)、スルホラン(bp:285℃)、チオジグリコール(bp:282℃)等が挙げられる。
上記水溶性有機溶剤に加えて他の湿潤剤を用いてもよく、そのような湿潤剤としては、尿素化合物や糖類が好ましい。
上記糖類の例としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類、四糖類を含む)、多糖類等が挙げられる。具体的には、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース等が挙げられる。ここで、多糖類とは広義の糖を意味し、α−シクロデキストリン、セルロース等の自然界に広く存在する物質を含む意味に用いることとする。また、これらの糖類の誘導体としては、上記糖類の還元糖(例えば、糖アルコール〔一般式:HOCH(CHOH)nCHOH(ただし、nは0以上の整数を示す)で表わされる。〕、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸等)、アミノ酸、チオ酸等が挙げられる。これらの中でも、糖アルコールが好ましく、具体例としてはマルチトール、ソルビット等が挙げられる。
上記水溶性有機溶剤のうち、吐出や塗布安定性の維持、前処理液の凝集効果の2点を考慮すると、多価アルコールが好適であり、グリセリンや1,3−ブタンジオールが好ましく、特に3−メチル−1,3−ブタンジオールが好ましい。
水溶性有機溶剤の含有量は特に限定されないが、前処理液全体の5〜20質量%程度が好ましい。
<その他成分>
前処理液には上記各成分の他に、浸透剤、抑泡剤、pH調整剤、防腐防黴剤、防錆剤等を添加しても良い。
(浸透剤)
浸透剤としては、炭素数8〜11の非湿潤剤性ポリオール化合物又はグリコールエーテル化合物が挙げられる。中でも25℃の水中での溶解度が0.2〜5質量%のものが好ましい。特に、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール[溶解度:4.2%(25℃)]、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール[溶解度:2.0%(25℃)]が好ましい。
その他の非湿潤剤性ポリオール化合物としては、2−エチル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、3,3−ジメチル−1,2,−ブタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジメチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、5−ヘキセン−1,2−ジオール等の脂肪族ジオールが挙げられる。
その他の併用できる浸透剤としては、前処理液中に溶解させて所望の物性に調整できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できる。その例としては、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールクロロフェニルエーテル等の多価アルコールのアルキル及びアリールエーテル類、エタノール等の低級アルコール類、等が挙げられる。
浸透剤の含有量は、前処理液全体の0.1〜5.0質量%が好ましい。含有量が0.1質量%未満では前処理液を浸透させる効果が現れないことがあり、5.0質量%を超えると、浸透剤の溶媒への溶解性が低いために溶媒から分離してしまい、浸透性を向上させる効果が飽和してしまうことがある。
(抑泡剤)
前処理液には、発泡(液体が薄い膜になって空気を包むこと)を抑えるために抑泡剤を添加しても良い。
一般に、水のように表面張力が高い液体は、液体の表面積をできるだけ小さくしようとする力が働くために発泡し難いが、表面張力が低く粘度が高い液体は発泡し易く、発生した泡が維持されて消泡し難い。
本発明の前処理液は、凝集剤、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、水溶性有機溶剤、界面活性剤等を含有するため、表面張力が低下し粘度が上昇する。その結果、発泡し易くなるため抑泡剤を用いることが好ましい。
抑泡剤の含有量は、前処理液全体の0.01〜10質量%が好ましく、0.02〜5質量%がより好ましい。含有量が0.01質量%未満では、泡を抑える効果が十分に得られない場合がある。また、10質量%を超えると、含有量を増やしても泡を抑える効果が変わらなくなったり、抑泡剤が前処理液に溶解しなくなったりする場合がある。
(pH調整剤)
pH調整剤としては、調合されるインクに悪影響を及ぼさずに前処理液のpHを4〜8に調整できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できる。pHが8を超えると、凝集効果が大きく低下する可能性がある。またpHが4未満では、前処理液と接触する搬送部材のローラー等が腐食し、搬送機能に障害が発生する可能性がある。
pH調整剤の例としては、アルコールアミン類、アルカリ金属元素の水酸化物、アンモニウムの水酸化物、ホスホニウム水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩等が挙げられる。
上記アルコールアミン類としては、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール等が挙げられる。上記アルカリ金属元素の水酸化物としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。上記アンモニウムの水酸化物としては、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物等が挙げられる。上記ホスホニウム水酸化物としては、第4級ホスホニウム水酸化物等が挙げられる。上記アルカリ金属の炭酸塩としては、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。
(防腐防黴剤)
防腐防黴剤としては、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンナトリウム化合物等が挙げられる。
(防錆剤)
防錆剤としては、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライト、1,2,3−ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
<水性インク>
以下、本発明の前処理液と組み合わせる水性インクについて説明するが、これに限定されるものではない。
本発明の画像形成方法に用いられる水性インクは、水分散性着色剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤、浸透剤及び水を含有し、必要に応じてその他の添加剤を含有する。
(水分散性着色剤)
水分散性着色剤としては、耐候性の面から主として顔料が用いられるが、色調調整のため、耐候性を劣化させない範囲内で染料を含有しても構わない。
顔料としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、黒色用又はカラー用の無機顔料や有機顔料などが挙げられる。これらは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
無機顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、カドミウムレッド、クロムイエローに加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックが挙げられる。
有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ぺリレン顔料、ぺリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどが挙げられる。これらの中でも水と親和性の良いものが好ましい。
より好ましい顔料の具体例としては、黒色用としてファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)等の金属類、酸化チタン等の金属化合物類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられる。
また、カラー用として、C.I.ピグメントイエロー1、3、12、13、14、17、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、74、81、83、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、128、138、150、151、153、183、C.I.ピグメントオレンジ5、13、16、17、36、43、51、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22、23、31、38、48:2、48:2(パーマネントレッド2B(Ca))、48:3、48:4、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81、83、88、101(べんがら)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(キナクリドンマゼンタ)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、185、190、193、209、219、C.I.ピグメントバイオレット1(ローダミンレーキ)、3、5:1、16、19、23、38、C.I.ピグメントブルー1、2、15、15:1、15:2、15:3(フタロシアニンブルー)、16、17:1、56、60、63、C.I.ピグメントグリーン1、4、7、8、10、17、18、36等が挙げられる。
着色剤が顔料である場合、インクに使用する水分散性着色剤の特に好ましい形態としては、以下の第1形態及び第2形態が挙げられる。特に第1形態が好ましい。
(1)第1形態:ポリマー微粒子に水不溶乃至水難溶性の顔料を含有させたポリマーエマルジョン(顔料を含有させたポリマー微粒子の水分散物)
(2)第2形態:表面に少なくとも1種の親水基を有し、分散剤の不存在下で水分散性を示す顔料(以下、「自己分散性顔料」と称することもある)
前記第1形態の水分散性着色剤としては、上記顔料に加え、ポリマー微粒子に顔料を含有させたポリマーエマルジョンを使用することが好ましい。ポリマー微粒子に顔料を含有させたポリマーエマルジョンとは、ポリマー微粒子中に顔料を封入したもの、又はポリマー微粒子の表面に顔料を吸着させたものである。この場合、全ての顔料が封入又は吸着されている必要はなく、本発明の効果が損なわれない範囲で顔料がエマルジョン中に分散していてもよい。ポリマーエマルジョンを形成するポリマー(ポリマー微粒子におけるポリマー)としてはビニル系ポリマー、ポリエステル系ポリマー、ポリウレタン系ポリマー等が挙げられるが、特に好ましいのはビニル系ポリマーとポリエステル系ポリマーであり、例えば特開2000−53897号公報、特開2001−139849号公報に開示されているポリマーを使用することができる。
前記第2形態の自己分散性顔料は、顔料の表面に少なくとも1種の親水基が直接又は他の原子団を介して結合するように表面改質されたものである。該表面改質には、顔料の表面に特定の官能基(スルホン酸基やカルボキシ基等の官能基)を化学的に結合させるか、あるいは、次亜ハロゲン酸又はその塩の少なくとも一方を用いて湿式酸化処理するなどの方法が用いられる。これらの中でも、顔料の表面にカルボキシル基が結合され、水中に分散している形態が特に好ましい。このように顔料が表面改質され、カルボキシル基が結合しているため、分散安定性が向上するばかりではなく、高品位な印字品質が得られるとともに、印字後の記録媒体の耐水性が一層向上する。
また、この第2形態の自己分散性顔料を含有するインクは乾燥後の再分散性に優れるため、長期間印字を休止し、インクジェットヘッドノズル付近のインク水分が蒸発した場合でも目詰まりを起こさず、簡単なクリーニング動作で容易に良好な印字が行なえる。
前記自己分散性顔料の体積平均粒径(D50)は、インク中において0.01〜0.16μmが好ましい。
自己分散型カーボンブラックとしては、イオン性を有するものが好ましく、アニオン性親水基を有し、アニオン性に帯電したものが好適である。
前記アニオン性親水基としては、例えば、−COOM、−SOM、−POHM、−PO、−SONH、−SONHCOR(ただし、Mは、アルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを表わす。Rは、炭素原子数1〜12のアルキル基、置換基を有してもよいフェニル基又は置換基を有してもよいナフチル基を表わす)等が挙げられる。これらの中でも、カラー顔料表面に、−COOM、−SOMが結合されたものが好ましい。また、前記「M」のアルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。前記有機アンモニウムとしては、モノ乃至トリメチルアンモニウム、モノ乃至トリエチルアンモニウム、モノ乃至トリメタノールアンモニウムが挙げられる。
前記アニオン性に帯電したカラー顔料を得る方法としては、カラー顔料表面に−COONaを導入する方法として、例えば、カラー顔料を次亜塩素酸ソーダで酸化処理する方法、スルホン化による方法、ジアゾニウム塩を反応させる方法が挙げられる。
前記親水基は、他の原子団を介してカーボンブラックの表面に結合されていてもよい。他の原子団としては、例えば、炭素原子数1〜12のアルキル基、置換基を有してもよいフェニル基又は置換基を有してもよいナフチル基が挙げられる。上記親水基が他の原子団を介してカーボンブラックの表面に結合する場合の具体例としては、例えば、−CCOOM(ただし、Mは、アルカリ金属、又は第4級アンモニウムを表わす)、−PhSOM(ただし、Phはフェニル基を表わす。Mは、アルカリ金属、又は第4級アンモニウムを表わす)等が挙げられる。
前記着色剤のインク中の含有量は、2〜15質量%が好ましく、3〜12質量%がより好ましい。含有量が2質量%未満では、インクの発色性及び画像濃度が低くなってしまうことがあり、15質量%を超えると、インクが増粘して吐出性が悪くなってしまうことがあるため好ましくない。
(水溶性有機溶剤)
水溶性有機溶剤としては、前記前処理液に用いられる水溶性有機溶剤が好適に用いられる。水性インクにおける前記水分散性着色剤と水溶性有機溶剤との質量比は、ヘッドからのインク吐出安定性に影響を与える。例えば、水分散性着色剤の含有量が多いのに水溶性有機溶剤の配合量が少ないと、ノズルのインクメニスカス付近の水分蒸発が進み吐出不良をもたらすことがある。
水溶性有機溶剤のインク中の含有量は、20〜50質量%が好ましく、20〜45質量%がより好ましい。含有量が20質量%未満では、吐出安定性が低下したりインクジェット記録装置の維持装置で廃インクが固着したりする可能性がある。また、50質量%を超えると、紙面上での乾燥性に劣り、更に普通紙上の文字品位が低下することがある。
好ましい水溶性有機溶剤としては、グリセリン、トリメチロールプロパン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、テトラメチル尿素、尿素などが挙げられる。
(界面活性剤)
界面活性剤としては、着色剤の種類や水溶性有機溶剤の組み合わせによって分散安定性が損なわれず、表面張力が低く、浸透性、レベリング性の高いものが好ましく、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤から選択される少なくとも1種が好適である。これらの中でも、シリコーン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤が特に好ましい。これら界面活性剤は、1種を単独で用いても、又は2種以上を混合して用いてもよい。
界面活性剤のインク中の含有量は、0.01〜3.0質量%が好ましく、0.5〜2質量%がより好ましい。含有量が0.01質量%未満では、界面活性剤の添加効果が無いことがあり、3.0質量%を超えると、記録媒体への浸透性が必要以上に高くなり、普通紙においては特に、画像濃度の低下や裏抜けが発生することがある。
(浸透剤)
浸透剤としては、前処理液に用いられる浸透剤が好適に用いられる。
浸透剤のインク中の含有量は、0.1〜4.0質量%が好ましい。含有量が0.1質量%未満では速乾性が得られず滲んだ画像となることがあり、4.0質量%を超えると、着色剤の分散安定性が損なわれ、ノズルが目詰まりしやすくなったり、記録媒体への浸透性が必要以上に高くなったりして、画像濃度の低下や裏抜けが発生することがある。
その他の成分としては特に制限はなく、必要に応じて適宜選択することができ、例えば、pH調整剤、防腐防黴剤、防錆剤、キレート試薬、酸化防止剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、光安定化剤、などが挙げられる。
前記pH調整剤としては、調合される水性インクに悪影響を及ぼさずにpHを7〜11に調整できるものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記pHが7未満及び11を超えると、インクジェットヘッドやインク供給ユニットを溶かし出す量が大きく、インクの変質や漏洩、吐出不良などの不具合が生じることがある。
pH調整剤の具体例としては、前処理液用として挙げたものと同じものが挙げられる。
また、前記防腐防黴剤及び防錆剤の具体例も、前処理液用として挙げたものと同じものが挙げられる。
前記キレート試薬としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸ナトリウム等が挙げられる。
前記酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤(ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む)、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、などが挙げられる。
前記紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、サリチレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、ニッケル錯塩系紫外線吸収剤、などが挙げられる。
水性インクは、水分散性着色剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤、浸透剤及び水、更に必要に応じてその他の成分を、水性媒体中に分散又は溶解させ、更に必要に応じて攪拌混合して製造する。攪拌混合は、例えば、サンドミル、ホモジナイザー、ボールミル、ペイントシャイカー、超音波分散機等、あるいは、通常の攪拌羽を用いた攪拌機、マグネチックスターラー、高速の分散機等を用いて行なうことができる。
水性インクの物性には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、水性インクの25℃での粘度は5〜20mPa・sが好ましい。インクの粘度を5mPa・s以上とすることにより、印字濃度や文字品位を向上させることができる。一方、インク粘度を20mPa・s以下に抑えることにより、吐出性を確保することができる。前記粘度は、例えば、粘度計(RE−550L、東機産業社製)を使用して25℃で測定することができる。
水性インクの静的表面張力は、25℃での静的表面張力が20〜35mN/mが好ましく、30mN/m以下がより好ましい。静的表面張力が20〜35mN/mであれば、浸透性が高くなるのでブリーディングの低減効果が高く、普通紙印字での乾燥性が良好となる。また前処理層に濡れ易いので発色性が良く白ポチも改良される。しかし、静的表面張力が35mN/mを超えると、記録媒体上のインクのレベリングが起こり難く、乾燥時間の長時間化を招くことがある。
水性インクの色には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどが挙げられる。これらの色を2種以上併用したインクセットを使用して記録を行なうと、多色画像を形成することができ、全色併用したインクセットを使用して記録を行なうと、フルカラー画像を形成することができる。
上記水性インクは、インク流路内のインクを加圧する圧力発生手段として圧電素子を用い、インク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの(特開平2−51734号公報参照)、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させるいわゆるサーマル型のもの(特開昭61−59911号公報参照)、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることによりインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のもの(特開平6−71882号公報参照)などのいずれのインクジェットヘッドを搭載するプリンタにも良好に使用できる。
また、上記水性インクは、例えば、印字時又は印字前後に記録媒体及びインクを50〜200℃で加熱して印字定着を促進する機能を有するプリンタ等にも使用できる。
<記録媒体>
本発明の前処理液は、オフセット印刷用紙などの支持体の少なくとも一方の面上に塗工層を有する記録媒体に画像を形成する際に有効に使用される。しかし、塗工層を持たない普通紙、一般的にコピー用紙として用いているサイズ度10s以上、透気度5〜50sの普通紙を用いても良い。
オフセット印刷用紙とは、アート紙(A0、A1)、A2コート紙、A3コート紙、B2コート紙、軽量コート紙、微塗工紙といった商業印刷に用いられている塗工紙のことであり、オフセット印刷やグラビア印刷に使用する紙(記録媒体)を指す。
市販のアート紙としては、OK金藤N、OK金藤−R40N、SA金藤N、サテン金藤N、サテン金藤−R40N、ウルトラサテン金藤N、ウルトラOK金藤N、金藤片面(王子製紙社製)、NPi特アート、NPiスーパーアート、NPiスーパーダル、NPiダルアート(日本製紙社製)、ユトリロスーパーアート、ユトリロスーパーダル、ユトリロプレミアム(大王製紙社製)、高級アートA、特菱アート、スーパーマットアートA、高級ダルアートA(三菱製紙社製)、雷鳥スーパーアートN、雷鳥スーパーアートMN、雷鳥特アート、雷鳥ダルアートN(中越パルプ社製)等が挙げられる。
市販のA2コート紙としては、OKトップコート+(プラス)、OKトップコートS、OKカサブランカ、OKカサブランカV、OKトリニティ、OKトリニティNaVi、ニューエイジ、ニューエイジW、OKトップコートマットN、OKロイヤルコート、OKトップコートダル、Zコート、OK嵩姫、OK嵩王、OK嵩王サテン、OKトップコート+、OKノンリンクル、OKコートV、OKコートNグリーン100、OKマットコートグリーン100、ニューエイジグリーン100、Zコートグリーン100、(王子製紙社製)、オーロラコート、しらおいマット、インペリアルマット、シルバーダイヤ、リサイクルコート100、サイクルマット100(日本製紙社製)、ミューコート、ミューホワイト、ミューマット、ホワイトミューマット(北越製紙社製)、雷鳥コートN、レジーナ雷鳥コート100、雷鳥マットコートN、レジーナ雷鳥マット100(中越パルプ工業社製)、パールコート、ホワイトパールコートN、ニューVマット、ホワイトニューVマット、パールコートREW、ホワイトパールコートNREW、ニューVマットREW、ホワイトニューVマットREW(三菱製紙社製)等が挙げられる。
市販のA3コート(軽量コート)紙としては、OKコートL、ロイヤルコートL、OKコートLR、OKホワイトL、OKロイヤルコートLR、OKコートLグリーン100、OKマットコートLグリーン100(王子製紙社製)、イースターDX、リサイクルコートL100、オーロラL、リサイクルマットL100、<SSS>エナジーホワイト(日本製紙社製)、ユトリロコートL、マチスコート(大王製紙社製)、ハイ・アルファ、アルファマット、(N)キンマリL、キンマリHiL(北越製紙社製)、NパールコートL、NパールコートLREW、スイングマットREW(三菱製紙社製)、スーパーエミネ、エミネ、シャトン(中越パルプ工業社製)等が挙げられる。
市販のB2コート(中質コート)紙としては、OK中質コート、(F)MCOP、OKアストログロス、OKアストロダル、OKアストロマット(王子製紙社製)、キングO(日本製紙社製)等が挙げられる。
市販の微塗工紙としては、OKロイヤルライトSグリーン100、OKエバーライトコート、OKエバーライトR、OKエバーグリーン、クリーンヒットMG、OK微塗工スーパーエコG、エコグリーンダル、OK微塗工マットエコG100、OKスターライトコート、OKソフトロイヤル、OKブライト、クリーンヒットG、やまゆりブライト、やまゆりブライトG、OKアクアライトコート、OKロイヤルライトSグリーン100、OKブライト(ラフ・ツヤ)、スノーマット、スノーマットDX、OK嵩姫、OK嵩ゆり(王子製紙社製)、ピレーヌDX、ペガサスハイパー8、オーロラS、アンデスDX、スーパーアンデスDX、スペースDX、セーヌDX、特グラビアDX、ペガサス、シルバーペガサス、ペガサスハーモニー、グリーンランドDX100、スーパーグリーンランドDX100、<SSS>エナジーソフト、<SSS>エナジーライト、EEヘンリー(日本製紙社製)、カントエクセル、エクセルスーパーB、エクセルスーパーC、カントエクセルバル、ユトリロエクセル、ハイネエクセル、ダンテエクセル(大王製紙社製)、コスモエース(大昭和板紙社製)、セミ上L、ハイ・ベータ、ハイ・ガンマ、シロマリL、ハミング、ホワイトハミング、セミ上HiL、シロマリHiL(北越製紙社製)、ルビーライトHREW、パールソフト、ルビーライトH(三菱製紙社製)、シャトン、ありそ、スマッシュ(中越パルプ工業社製)、スターチェリー、チェリースーパー(丸住製紙社製)等が挙げられる。
<画像形成方法>
本発明の画像形成方法は、支持体の少なくとも一方の面上に塗工層を有する記録媒体の塗工層上に、前処理液を付着させる前処理液付着工程、付着させた前処理液を乾燥させる乾燥工程、及び乾燥させた記録媒体に水性インクをインクジェット法により吐出して画像を形成する画像形成工程を含む。
(前処理液付着工程)
前処理液付着工程は、記録媒体の表面に前処理液を均一に付着させることができればよく、特に方法に制限はない。例えば、ブレードコート法、グラビアコート法、グラビアオフセットコート法、バーコート法、ロールコート法、ナイフコート法、エアナイフコート法、コンマコート法、Uコンマコート法、AKKUコート法、スムージングコート法、マイクログラビアコート法、リバースロールコート法、4本乃至5本ロールコート法、ディップコート法、カーテンコート法、スライドコート法、ダイコート法等が挙げられる。
前処理液の塗布量(記録媒体を乾燥させる前の付着量)は、0.1〜20.0g/mが好ましく、0.5〜10.0g/mがより好ましい塗布量が0.1g/m未満では、記録物の画像品質(濃度、彩度、カラーブリード、フェザリング)が向上しない場合があり、20.0g/mを超えると、乾燥効率が低下して乾燥が不十分となり、印字後の搬送性や画像乾燥性、定着性などが低下したり、記録物の風合いが損なわれたり、また、コストの面で問題が生じたりする可能性がある。
(乾燥工程)
記録媒体に付着した前処理液を乾燥させる工程としては、記録媒体に付着した前処理液が、前処理液付着工程からインクの吐出による画像形成までの間に接触する搬送部材に転写して、搬送部材の障害の発生や汚れの蓄積による画像品質の低下が生じない程度に、人工的に乾燥させる方法を用いればよい。乾燥温度は40℃〜130℃が好ましく、80℃〜100℃がより好ましい。乾燥温度が40℃未満では乾燥時間がかかりすぎ、130℃を超えると、記録媒体に皺などの品質異常が生じる可能性がある。
乾燥方法としては、ヒートドラム方式、オーブン方式、温風吹き付け方式、プレヒータ方式、加熱ローラー方式等が挙げられる。また、これらの方式を組み合わせても良い。
(画像形成工程)
画像形成工程は、乾燥工程を経た記録媒体に、インクジェット記録方法でインクを吐出して画像を形成する工程である。インクジェット記録方法としては、公知の方法の中から適宜選択すればよく、例えば、ライン化されたヘッドを用いる方式や、ヘッドを走査する方式が挙げられる。また、インクを吐出させる手段である記録ヘッドの駆動方式にも特に限定はない。例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等を用いた圧電素子アクチュエータ、熱エネルギーを作用させる方式、静電気力を利用したアクチュエータ等を利用したオンディマンド型のヘッドを用いる方式、連続噴射型の荷電制御タイプのヘッドで記録する方式等が挙げられる。熱エネルギーを作用させる方式では、液滴の噴射を自在に制御することが難かしいとされており、記録媒体種等により記録される画像の品質のばらつきが大きくなりがちであるが、前処理液を記録媒体に付与することによりこの問題は解消され、記録媒体種によらず安定した高い品質の記録物を得ることができる。
<記録装置>
本発明の画像形成方法に用いる記録装置の一例について、図1により説明する。図1はライン化されたヘッドを用いて連帳の記録媒体に画像を記録する装置である。
図1では、記録媒体101を搬送経路107により搬送する。次いで前処理液付着装置102により、記録媒体101の塗工層面側に前処理液を付与した後(前処理液付着工程)、ローラー103等を経て、乾燥装置104で前処理液を乾燥する(乾燥工程)。次いで、印字装置105により、記録媒体101の乾燥面に、インクジェット記録法で水性インクを吐出させて画像を形成し(画像形成工程)、印字された記録媒体106を得る。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。なお、例中の「%」は、表中のものも含めて特に断りのない限り「質量%」である。
<凝集剤作製例>
〔作製例1〕
攪拌機、温度計、及び窒素ガス導入管を付けた1000mLのグラス製オートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを291.0g(1.477モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン274.0g(2.961モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃に昇温して3時間熟成させた。冷却後、35%塩酸77.0g、及び75%リン酸0.82g(対固形分730ppm)によりpHを5.0に調整し、固形分濃度58%、4級化率91%のカチオン性ポリマーからなる凝集剤を840.0g得た。収率は99.7%であった。このカチオン性ポリマーの粘度は、21mPa・sであり、1,3−ジクロロ−2−プロパノール(DCH)の含有量は100ppm以下であった。
なお、ジメチルアミン及びトリメチルアミンは水溶液の形態で仕込んだ。上記の仕込み質量は、各アミンの正味換算値を示すものである。また、pH調整する前の反応物のpHは12であった。
〔作製例2〕
作製例1と同じオートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを218.5g(1.109モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン257.0g(2.777モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃まで昇温して3時間熟成させた。
冷却後、35%塩酸54.5g及び75%リン酸0.92gによりpHを5.0に調整し、更に固形分濃度が60%になるように純水で希釈して、カチオン性ポリマーからなる凝集剤を得た。このカチオン性ポリマーの粘度は、36mPa・sであった。
〔作製例3〕
作製例1と同じオートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを174.8g(0.887モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン246.0g(2.659モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃まで昇温させ3時間熟成させた。
冷却後、35%塩酸46.2g及び75%リン酸0.87gによりpHを5.0に調整し、更に固形分濃度が60%になるように純水で希釈して、カチオン性ポリマーからなる凝集剤を得た。このカチオン性ポリマーの粘度は、40mPa・sであった。なお、pH調整する前の反応物のpHは10.5であった。
〔作製例4〕
作製例1と同じオートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを145.7g(0.739モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン239.0g(2.583モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃まで昇温させ3時間熟成させた。
冷却後、35%塩酸38.5g及び75%リン酸0.82gによりpHを5.0に調整し、更に固形分濃度が60%になるように純水で希釈して、カチオン性ポリマーからなる凝集剤を得た。このカチオン性ポリマーの粘度は、48mPa・sであった。
〔作製例5〕
作製例1と同じオートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを145.7g(0.739モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン239.0g(2.583モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃まで昇温させ3時間熟成させた。
冷却後、35%塩酸38.5g及び75%リン酸1.6gによりpHを4.0に調整し、更に、固形分濃度が60%になるように純水で希釈して、カチオン性ポリマーからなる凝集剤を得た。このカチオン性ポリマーの粘度は、48mPa・sであった。
〔作製例6〕
作製例1と同じオートクレーブに、50%ジメチルアミンを200.0g(2.218モル)、30%トリメチルアミンを291.0g(1.477モル)仕込み、窒素置換した後、40℃に冷却しながらエピクロロヒドリン274.0g(2.961モル)を2時間かけて導入し、同温度で1時間保持し、更に80℃まで昇温させ3時間熟成させた。
冷却後、35%塩酸77.0gでpHを5.0に調整し、更に固形分濃度が60%になるように純水で希釈して、カチオン性ポリマーからなる凝集剤を得た。このカチオン性ポリマーの粘度は、20mPa・sであった。
作製例1との対比から、75%リン酸0.82gを使用しなくても35%塩酸77.0gのみによりpH5.0の調整が可能であることが分かる。
〔作製例7〕
作製例1で得たのと同じ、固形分濃度58%、4級化率91%のカチオン性ポリマーの水溶液に、4級化剤として3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド6.4g(0.022モル)及びグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド4.7g(0.022モル)を加え、60℃で2時間撹拌処理を行い、作製例7の凝集剤を得た。このカチオン性ポリマー水溶液のpHは4.8になり、4級化率は99%に達した。また、溶液粘度は23mPa・sに上昇した。
〔作製例8〕
攪拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素ガス導入管を付けた500mLの四つ口フラスコに、水95.1g、58%トリメチルアミン塩酸塩水溶液131.8g(0.8モル)を仕込み、窒素ガス導入下で40℃を越えないように冷却しながら、エピクロロヒドリン74.0g(0.8モル)を3時間かけて滴下した。滴下終了後80℃まで昇温し、1時間かけて反応させた。その後、30℃に冷却し、50%ジメチルアミン水溶液36.1g(0.4モル)と水酸化カルシウム14.8g(0.2モル)とを加え、80℃まで昇温し1時間かけて反応させた。次いで反応液を、塩酸及び水によりpH4.0、固形分濃度50%となるように調整し、作製例8の凝集剤を得た。
〔作製例9〕
攪拌機、温度計、還流冷却管及び窒素ガス導入管を付けた500mLの四つ口フラスコに、水36.8g、30%トリメチルアミン水溶液157.6g(0.8モル)、50%ジメチルアミン水溶液36.1g(0.4モル)、ジエチルアミン7.3g(0.1モル)を仕込み、窒素ガス導入下で40℃を越えないように冷却しながらエピクロロヒドリン92.5g(1.0モル)を4時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃まで昇温し、その温度で2時間かけて反応させた。その後、反応液を30℃に冷却し、硫酸及び水によりpH3.9、固形分濃度50%となるように調整し、作製例9の凝集剤を得た。
〔作製例10〕
共重合体温度計、冷却器、撹拌機、窒素導入管を備えた3Lの四つ口丸底フラスコに、ジエチレントリアミン495g(4.8モル)を仕込み、攪拌しながらアジピン酸877g(6.0モル)を加え、生成する水を系外に除去しながら昇温し、150℃で5時間反応させた後、水1000gを徐々に加えてポリアミドポリアミン含有液を得た。このポリアミドポリアミン含有液は固形分が52.1%で、固形分が50%のときの25℃における粘度は380mPa・sであった。
続いて、前記ポリアミドポリアミン含有液100g(アミノ基として0.214モル)、酢酸3.8g(30当量%)及び30%水酸化ナトリウム水溶液4.3g(15当量%)を仕込み、水6.7gを加えて固形分を50%とした。次いで、30℃でエピクロロヒドリン19.8g(100当量%)を1時間かけて滴下した後、同温度で1時間保持し、メタ重亜硫酸ナトリウム0.8g(2当量%)を添加し、エピクロロヒドリン滴下開始から5時間同温度で保持した。次いで、98%硫酸1.1g(10当量%)及び水127.0gを加えて固形分を30%とした後、75℃まで加熱した。次いで、反応液の25℃における粘度が300mPa・sに達するまでこの温度で保持した後、水40.5gを添加して固形分を26%とし、25℃以下に冷却した後、30%硫酸でpH3.5に調整し、更に88%ギ酸でpH3.0に調整し、固形分濃度25.0%、15%時の粘度51.6mPa・sの作製例10の凝集剤を得た。
〔作製例11〕
ポリアミン−エピクロロヒドリン共重合体撹拌機、温度計、還流冷却管及び窒素ガス導入管を付した1Lの四つ口フラスコに、水443.85部、ジエチレントリアミン41.27部を仕込み、窒素ガス導入下でエピクロロヒドリン111.04部を、40℃を越えないように1.5時間かけて滴下した。次いで、オクタハイドロ−4,7−メタノインデン−1(2),5(6)−ジメタンアミン19.4部を加え、30分撹拌した後、エピクロロヒドリン18.51部を40℃を越えないように0.5時間かけて滴下し、70℃に昇温し、1.5時間保温した。次いで、30%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを7.5に調整し、引続き1.5時間保温した。更に30%硫酸水溶液でpHを3.5に調整し冷却して反応を完結させた。得られた作製例11の凝集剤は、固形分30.2%、粘度7.6cps(固形分濃度10%)、pH3.9であった。
〔作製例12〕
攪拌機、温度計、還流冷却管及び窒素ガス導入管を付けた1Lの四つ口フラスコに、水657.2部、トリエチレンテトラミン58.4部、50%ジメチルアミン108部を仕込み、窒素ガス導入下でエピクロロヒドリン192.4部を40℃を越えないよう1.5時間かけて滴下した後、70℃に昇温し、1.5時間保温した。次いで、30%水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整し、更に70℃で1.5時間保温し、30%硫酸水溶液でpHを3.5に調整し、冷却して反応を完結させた。得られた作製例12の凝集剤は固形分濃度29.9%、粘度20cps(固形分濃度10%)、pH3.5であった。
実施例1〜12、比較例1〜12
<前処理液の作製>
上記作製例1〜12の凝集剤と、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、界面活性剤、水溶性有機溶剤を、表1の実施例及び比較例の各欄に示すように組み合わせて使用し、以下の手順で実施例及び比較例の各前処理液を作製した。
まず、水溶性有機溶剤、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、界面活性剤及びイオン交換水を1時間攪拌して均一に混合し、次いで、凝集剤を加えて1時間攪拌して均一に混合した。得られた混合物を、平均孔径5.0μmのポリビニリデンフロライドメンブランフィルターで加圧濾過し、粗大粒子やゴミを除去して、各前処理液を得た。
なお、水溶性有機溶剤の含有量は20%とし、イオン交換水は前処理液全体で100%になるように調整した。
また、表1中の各欄の符号*1〜*8の意味は以下のとおりである。
*1:前処理液中の凝集剤の含有量が40%である。
*2:前処理液中の凝集剤の含有量が50%である。
*3:前処理液中の凝集剤の含有量が60%である。
*4:前処理液中の凝集剤の含有量が10%である。
*5:化合物BYK331、BYK333は、ビッグケミー・ジャパン社製のポリエー
テル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物である。
*6:サーフィノール104SはAir Products and Chemica
ls.Inc.社製である。
*7:アセチノールE100は川研ファインケミカル社製である。
*8:PD−001は日信化学工業社製である。
Figure 0006136375
<顔料含有ポリマー微粒子分散液の調製>
(分散液調製例1:マゼンタ顔料含有ポリマー微粒子分散液)
―ポリマー溶液Aの調製―
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管、及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を充分に窒素ガス置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー4.0g、及びメルカプトエタノール0.4gを混合し65℃に昇温した。次いで、スチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシルエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル2.4g、及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を、2.5時間かけてフラスコ内に滴下し、続いて、アゾビスメチルバレロニトリル0.8g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を、0.5時間かけてフラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、フラスコ内にメチルエチルケトン364gを添加し濃度が50%のポリマー溶液Aを800g得た。
―マゼンタ顔料含有ポリマー微粒子分散液の調製―
ポリマー溶液Aを28g、C.I.ピグメントレッド122を42g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液13.6g、メチルエチルケトン20g、及びイオン交換水13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストを純水200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータを用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、更に粗大粒子を除くため、平均孔径5.0μmのポリビニリデンフロライドメンブランフィルターで加圧濾過し、顔料15%、固形分20%のマゼンタ顔料含有ポリマー微粒子分散液を得た。この分散液中のポリマー微粒子の平均粒子径(D50)は82.7nmであった。なお、平均粒子径(D50)の測定には、粒度分布測定装置(日機装社製、ナノトラックUPA−EX150)を用いた。
(分散液調製例2:シアン顔料含有ポリマー微粒子分散液)
C.I.ピグメントレッド122を、フタロシアニン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)に変えた点以外は、調製例1と同様にしてシアン顔料含有ポリマー微粒子分散液を調製した。この分散液中のポリマー微粒子の平均粒子径(D50)は110.6nmであった。測定装置は調製例1と同じである。
(分散液調製例3:イエロー顔料含有ポリマー微粒子分散液)
C.I.ピグメントレッド122を、モノアゾイエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー74)に変えた点以外は、調製例1と同様にしてイエロー顔料含有ポリマー微粒子分散液を調製した。この分散液中のポリマー微粒子の平均粒子径(D50)は105.4nmであった。測定装置は調製例1と同じである。
<インクの調製>
表2のインク調製例1〜3の各欄に示す材料を用い、以下の手順でインク調製例1〜3のインクを作製した。インク調製例1はマゼンタインク、インク調製例2はシアンインク、インク調製例3はイエローインクである。各材料の含有量は表2に示すとおりである。また、ゾニールFS−300はデュポン社製のフッ素系界面活性剤である。
まず、水溶性有機溶剤(湿潤剤)、界面活性剤及び水を混合し、1時間攪拌して均一に混合した。次いで、調製例1〜3の各顔料分散液とpH調整剤を添加し1時間攪拌した。得られた分散液を平均孔径5.0μmのポリビニリデンフロライドメンブランフィルターで加圧濾過し、粗大粒子やごみを除去して、インク調製例1〜3の各インクを作製した。
Figure 0006136375
表1に示した実施例及び比較例の各前処理液と、インク調製例1〜3のインクを用い、以下のようにして画像評価を行った。

<評価1:前処理液付与後の記録媒体に対し、乾燥工程後の粒状度評価>
塗工層を有する記録媒体(王子製紙社製:OKトップコート+)に対し、塗工層面に各前処理液をローラー塗布法で1.20±0.20g/m付与した後、図1に示すインクジェット記録装置により、単色シアン及び2次色グリーンのインクを1パスで吐出して1200dpiのベタ画像(3cm×3cm)を形成した。次いで、オーブン方式により90℃で30秒間乾燥させた後、ベタ画像部の粒状度(濃度ムラ)を評価した。
評価はランク見本を作製し、目視官能評価により下記の基準で行った。結果を表3に示す。なお、2次色グリーンは、シアンインクとイエローインクを用いて形成した。
〔評価基準〕
1:激しくムラ有り、ベタ部の白ポチ部(インクが殆ど印字されていない部分)も
目立つ
2:かなりムラ有り
3:わずかに濃度ムラ有り
4:全くなし
Figure 0006136375
<評価2:画像光沢性>
単色シアンインクと単色マゼンタインクを用いた点以外は、評価1と同様にして形成し乾燥させたベタ画像部の光沢度を評価した。インク付着量は約100%(0.7μl/cm)とし、光沢度計(BYK Gardener社製:4501)を使用して、ベタ画像部の60度光沢度を測定した。結果を表4に示す。
Figure 0006136375
上記表3、表4から分かるように、本発明の前処理液を使用し、塗工層を有する記録媒体に前処理液を付与した後、乾燥させた場合には、良好な粒状度、光沢度が得られた。
これに対し、比較例では、粒状度が悪く、光沢度も低下した。
101 塗工層を有する記録媒体(印字前)
102 前処理液付着装置
103 ローラー
104 乾燥装置
105 印字装置
106 印字された、塗工層を有する記録媒体
107 記録媒体の搬送経路
特開2010−105187号公報 特開2011−173411号公報 特開2010−69634号公報

Claims (7)

  1. 少なくとも、アミンとエピハロヒドリンを含むモノマーを共重合させて得られる水溶性カチオンポリマーからなる凝集剤、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン構造を有する化合物、界面活性剤、水溶性有機溶剤、及び水を含有し、前記凝集剤の含有量が40〜60質量%であることを特徴とする水性インク画像形成用前処理液。
  2. 前記化合物の前処理液中の含有量が0.01〜0.50質量%であることを特徴とする請求項1に記載の水性インク画像形成用前処理液。
  3. 前記界面活性剤がアセチレングリコール系界面活性剤であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水性インク画像形成用前処理液。
  4. 前記界面活性剤の前処理液中の含有量が0.10〜0.50質量%であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の水性インク画像形成用前処理液。
  5. 支持体の少なくとも一方の面上に塗工層を有する記録媒体の塗工層上に、請求項1〜のいずれかに記載の前処理液を付着させる前処理液付着工程、付着させた前処理液を乾燥させる乾燥工程、及び乾燥させた記録媒体に水性インクをインクジェット記録方法により吐出して画像を形成する画像形成工程を含むことを特徴とする画像形成方法。
  6. 前記前処理液の塗布量が0.1〜20.0g/mであることを特徴とする請求項に記載の画像形成方法。
  7. 前記水性インクが顔料を色材とするものであることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成方法。
JP2013042742A 2013-03-05 2013-03-05 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法 Active JP6136375B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042742A JP6136375B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法
US14/090,267 US9206329B2 (en) 2013-03-05 2013-11-26 Pre-treatment liquid and image forming method
EP14154530.1A EP2774771B1 (en) 2013-03-05 2014-02-10 Pre-treatment liquid and image forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042742A JP6136375B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014168917A JP2014168917A (ja) 2014-09-18
JP6136375B2 true JP6136375B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=50072948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013042742A Active JP6136375B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9206329B2 (ja)
EP (1) EP2774771B1 (ja)
JP (1) JP6136375B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6464664B2 (ja) 2013-12-19 2019-02-06 株式会社リコー インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP6323230B2 (ja) 2014-07-24 2018-05-16 株式会社リコー 前処理液、インクセット、画像形成装置及び画像形成方法
US10280321B2 (en) 2015-01-29 2019-05-07 Ricoh Company, Ltd. Ink, ink container, inkjet recording device, and recorded matter
JP6464908B2 (ja) * 2015-04-23 2019-02-06 株式会社リコー 画像形成用処理液、画像形成方法、記録物、インクジェット記録装置
EP3192660B1 (en) 2015-12-17 2019-10-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharge apparatus, method of applying treatment liquid to medium, and image forming method
US10384472B2 (en) * 2016-03-18 2019-08-20 Ricoh Company, Ltd. Drying device and printing apparatus
JP2017186455A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 セイコーエプソン株式会社 処理液組成物及び捺染方法
JP6711146B2 (ja) * 2016-06-02 2020-06-17 株式会社リコー 画像形成セット、画像形成装置、及び画像形成方法
JP6745652B2 (ja) * 2016-06-16 2020-08-26 大日本塗料株式会社 インクセット及び印刷方法
WO2017217541A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 花王株式会社 インクジェット記録方法
EP3584085B1 (en) * 2017-03-31 2021-05-19 DNP Fine Chemicals Co., Ltd. Receptive solution, ink set containing said receptive solution and method for producing printed material using ink set
JP6866757B2 (ja) * 2017-05-16 2021-04-28 株式会社リコー 処理液組成物、及び記録方法
CN107284068B (zh) * 2017-06-30 2019-08-09 孙铁宁 水性墨水在户内及户外喷墨打印广告图样的方法
US11401431B2 (en) * 2017-10-25 2022-08-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thermal inkjet ink and colorless pre-treatment fluid
US11654685B2 (en) * 2020-03-03 2023-05-23 Seiko Epson Corporation Maintenance method and maintenance liquid
JP7402773B2 (ja) * 2020-09-29 2023-12-21 富士フイルム株式会社 塗布装置及びインクジェット印刷装置
JP2022122452A (ja) 2021-02-10 2022-08-23 株式会社リコー 造形物製造装置及び造形物製造方法

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69420065T2 (de) * 1993-03-15 2000-04-20 Canon K.K. Tinte, Tintenstrahl-Aufzeichnungsverfahren unter Verwendung derselben und Vorrichtung
JP3729310B2 (ja) 1997-08-01 2005-12-21 リコープリンティングシステムズ株式会社 インクジェット用ホットメルト型インク組成物
US6001137A (en) * 1998-02-27 1999-12-14 Encad, Inc. Ink jet printed textiles
US6786588B2 (en) * 2001-03-23 2004-09-07 Ricoh Company Limited Pretreatment liquid for recording material and image recording method using the pretreatment liquid
JP3899897B2 (ja) 2001-10-29 2007-03-28 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録媒体、インクジェット記録方法及び記録物
DE60303378T2 (de) 2002-02-05 2006-11-02 Ricoh Company, Ltd. Tinte für den tintenstrahldruck, tintenkombination, tintenpatrone, tintenstrahldrucker sowie tintenstrahldruckverfahren
KR100685769B1 (ko) 2003-06-30 2007-02-26 가부시키가이샤 리코 잉크젯 기록용 잉크, 기록 방법 및 기록 장치
JP2005225114A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法、プリンタドライバ及びインクジェット記録装置
JP2005298806A (ja) 2004-03-19 2005-10-27 Ricoh Co Ltd 記録用インク、並びに、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
CN101048469B (zh) 2004-09-13 2010-12-08 株式会社理光 记录油墨、墨盒、油墨记录物、油墨记录装置、和喷墨记录方法
EP1794245B1 (en) 2004-09-17 2009-12-23 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, ink record, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method
CN101248146B (zh) 2005-08-23 2012-07-18 株式会社理光 记录用油墨以及使用其的墨盒、油墨记录物、喷墨记录装置和喷墨记录方法
KR101031802B1 (ko) 2005-10-24 2011-04-29 가부시키가이샤 리코 기록용 잉크, 기록용 잉크 세트, 기록물, 잉크 카트리지,기록 방법 및 잉크젯 기록 장치
WO2008032628A1 (en) 2006-09-15 2008-03-20 Ricoh Company, Ltd. Ink for inkjet recording, ink set for inkjet recording, ink media set for inkjet recording, ink cartridge, inkjet recording method, and inkjet recording apparatus
CN101379150B (zh) 2006-09-19 2012-05-23 株式会社理光 记录油墨、油墨介质组、油墨盒、油墨记录物、喷墨记录装置和喷墨记录方法
RU2455329C2 (ru) * 2006-12-19 2012-07-10 ДАУ ГЛОБАЛ ТЕКНОЛОДЖИЗ ЭлЭлСи Добавки, способствующие адгезии, и способы улучшения композиций для покрытия
JP5170508B2 (ja) 2007-03-16 2013-03-27 株式会社リコー インクメディアセット、及びインクジェット記録方法、記録物、記録装置
EP2136999B1 (en) 2007-03-19 2015-02-25 Ricoh Company, Ltd. Ink-jet recording method
JP5224092B2 (ja) 2007-09-14 2013-07-03 株式会社リコー 記録用インク、並びにインクメディアセット、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法
JP5360455B2 (ja) 2007-11-26 2013-12-04 株式会社リコー インクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録用インク−メディアセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP5403310B2 (ja) 2007-12-26 2014-01-29 株式会社リコー インクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録用インクメディアセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP5481896B2 (ja) * 2008-04-03 2014-04-23 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法及び記録物
JP5415029B2 (ja) 2008-07-01 2014-02-12 株式会社リコー 紫外線硬化型インクジェット記録用インク及びカラー画像形成装置
JP2010023265A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法及び記録物
JP5178423B2 (ja) 2008-09-16 2013-04-10 富士フイルム株式会社 画像記録方法
JP5344133B2 (ja) 2008-10-28 2013-11-20 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方式の印刷方法
JP5773634B2 (ja) 2010-01-28 2015-09-02 キヤノン株式会社 両面記録媒体
JP5672065B2 (ja) 2010-03-02 2015-02-18 株式会社リコー インクジェット記録用インク、並びに、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及びインク記録物
JP5398607B2 (ja) * 2010-03-17 2014-01-29 富士フイルム株式会社 画像形成方法
JP2011194826A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Seiko Epson Corp インクジェット記録方式の印刷方法
JP5579476B2 (ja) * 2010-03-26 2014-08-27 富士フイルム株式会社 インクジェット用インクセット、及び画像形成方法
JP5990868B2 (ja) 2010-04-09 2016-09-14 株式会社リコー インクジェット法による膜の作製方法及び膜
US8807731B2 (en) 2010-06-02 2014-08-19 Ricoh Company, Ltd. Inkjet image forming apparatus and inkjet image forming method
JP2012000893A (ja) 2010-06-17 2012-01-05 Ricoh Co Ltd インクジェット記録用処理液、カートリッジ、インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録方法
JP5549422B2 (ja) 2010-06-29 2014-07-16 株式会社リコー 液体組成物、記録方法、及び記録物
JP5601075B2 (ja) 2010-08-04 2014-10-08 株式会社リコー インクジェット用インク、並びにインクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置及びインク記録物
JP5793840B2 (ja) * 2010-08-19 2015-10-14 株式会社リコー 液体組成物、記録方法、及び記録物
JP5843215B2 (ja) 2010-10-08 2016-01-13 株式会社リコー インクジェット記録方法
JP5737141B2 (ja) 2010-12-14 2015-06-17 株式会社リコー 活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク、インク収容容器、画像形成装置及び画像形成方法
JP2012140550A (ja) 2011-01-04 2012-07-26 Ricoh Co Ltd 紫外線硬化型インク及びインクジェット記録方法
JP5879689B2 (ja) 2011-02-07 2016-03-08 株式会社リコー 光重合性インクジェット黒インク、インクカートリッジ、インクジェットプリンタ、印刷物及び製造方法
JP5919901B2 (ja) 2011-03-15 2016-05-18 株式会社リコー インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法、及びインク記録物
JP5966482B2 (ja) 2011-03-25 2016-08-10 株式会社リコー インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置
JP5957915B2 (ja) 2012-02-01 2016-07-27 株式会社リコー 洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ、該洗浄液兼充填液を用いたインクジェット記録装置の洗浄、充填、保管方法
US9321921B2 (en) 2012-02-02 2016-04-26 Ricoh Company, Ltd. Post-treatment liquid for inkjet recording, image forming method, cartridge and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP2774771A3 (en) 2016-05-11
US20140253631A1 (en) 2014-09-11
EP2774771A2 (en) 2014-09-10
EP2774771B1 (en) 2019-09-04
US9206329B2 (en) 2015-12-08
JP2014168917A (ja) 2014-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6136375B2 (ja) 水性インク画像形成用前処理液及び画像形成方法
JP6098184B2 (ja) インクジェット記録用後処理液及び画像形成方法
JP6464664B2 (ja) インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP5621192B2 (ja) インクジェット用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、画像形成方法、及びインク記録物
CN104470726B (zh) 成像方法、成像装置和记录物
JP6264881B2 (ja) インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置
EP2621731B1 (en) Image forming method and image formed matter
JP6464908B2 (ja) 画像形成用処理液、画像形成方法、記録物、インクジェット記録装置
JP2012000893A (ja) インクジェット記録用処理液、カートリッジ、インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録方法
JP5721048B2 (ja) 処理液、該処理液とインクのセット、並びに該処理液を用いたインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP5338102B2 (ja) インク組成物及びこれを用いたインクジェット記録方法、記録物
JP2013256108A (ja) インクジェット記録方法、インクジェット記録装置及びインク記録物
JP5966612B2 (ja) 処理液及びその製造方法、並びに画像形成方法
JP2009167265A (ja) イエローインク組成物およびインクセット、これを用いた記録方法、記録物
US9211726B2 (en) Image forming method and image forming apparatus
EP3584085B1 (en) Receptive solution, ink set containing said receptive solution and method for producing printed material using ink set
JP2010065130A (ja) 顔料分散体の製造方法、ならびにインクジェット記録用水性インクおよびその製造方法
JP5704384B2 (ja) インクジェット記録用インク、カートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成物
JP2025074821A (ja) 前処理液、印刷方法、及び印刷装置
JP2017206021A (ja) インクジェット記録方法
JP2009226715A (ja) インクジェット記録装置
JP5594040B2 (ja) インクジェット記録用インク、カートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170417

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6136375

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151