JP6135111B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、画像形成システムに関する。詳しくは、直列タンデム型の画像形成システムにおいて、下流側の画像形成装置に画像形成部を通過させずに用紙を排紙させる搬送経路を設け、両面印刷時に搬送経路を用紙を反転させる反転経路として兼用する画像形成システムに関する。
近年、複数台の画像形成装置を中継装置を介して直列に接続して両面印刷等を行う直列タンデム型の画像形成システムが実用化されている。例えば、2台の画像形成装置を用いた直列タンデム型の画像形成システムでは、前段の画像形成装置により用紙の表面に画像を形成し、中継装置により用紙の表裏を反転させ、後段の画像形成装置により用紙の裏面に画像を形成している。
例えば、特許文献1には、デュプレックス印刷機能のために内部デュプレックス経路を有する第1および第2の電子プリンタと、第1および第2の電子プリンタの後に配置された2つのインバータとを備え、第1の電子プリンタで画像を転写した用紙をインバータのスルーパス経路に搬送した後、第2の電子プリンタの画像形成部を通過する搬送路とは異なるハイウェイ媒体搬送路に用紙を搬送する印刷システムが開示されている。
特開2010−69879号公報
しかしながら、特許文献1等に開示される従来の直列タンデム式の画像形成システムでは以下のような問題がある。近年におけるプロダクションプリント分野では、使用する用紙サイズの拡大の要望が増えている。特に、ロール紙等の長尺状の用紙の印刷要望が高くなっている。ところが、従来の用紙反転機構では、長尺状の用紙に対応した搬送経路とはなっていないため、近年の用紙サイズの拡大化に対応することができないという問題がある。
ここで、用紙サイズの拡大化に対応した用紙反転機構(中継装置)を備えた画像形成システムを提供することも考えられるが、この場合には、大規模な用紙反転機構や長い搬送経路が必要となり、装置サイズが大型化してしまうという問題がある。また、装置サイズの大型化に伴い、用紙反転機構のコストがアップしてしまうという問題もある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、長尺状の用紙の両面印刷に対応可能な画像形成システムを提供することにある。
本発明に係る画像形成システムは、上記課題を解決するために、用紙に画像を形成する第1の画像形成装置と、当該第1の画像形成装置の用紙搬送方向の下流側に配置された第2の画像形成装置と、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に配置された搬送装置と、を備えた画像形成システムであって、第2の画像形成装置は、第1の画像形成装置から搬送される用紙に画像を形成する画像形成部と、第1の画像形成装置から搬送される用紙を画像形成部を通さずに排紙する搬送経路と、を有し、搬送経路は、第1の画像形成装置から搬送される用紙を表裏反転させて画像形成部に給紙する場合に反転経路として兼用され、搬送装置は、第1の画像形成装置から排紙される用紙を第2の画像形成装置に搬送する第1の搬送経路と、第2の画像形成装置の搬送経路から搬送される用紙を表裏反転させて第2の画像形成装置の画像形成部に給紙する第2の搬送経路と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷時において第2の画像形成装置の搬送経路を用紙を表裏反転させる反転経路として兼用するので、従来よりも長い反転経路を確保することができる。これにより、長尺状の用紙を用いた場合でも両面印刷に対応することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの構成例を示す図である。 下流機および後処理装置における反転経路の構成例を示す図である。 画像形成システムのブロック構成例を示す図である。 画像形成システムの印刷時における動作例を示すフローチャートである(その1)。 画像形成システムの印刷時における動作例を示すフローチャートである(その2)。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの構成例を示す図である。 画像形成システムのブロック構成例を示す図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明する。
<第1の実施の形態>
[画像形成システムの構成例]
まず、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムGS1の構成例について説明する。図1は、画像形成システムGS1の概略構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成システムGS1は、ロール給紙装置100と、カット装置110と、大容量給紙装置200と、上流側の画像形成装置(以下、上流機と呼ぶ)300と、中継装置400と、下流側の画像形成装置(以下、下流機と呼ぶ)500と、後処理装置600と、を備えている。なお、上流機300は第1の画像形成装置の一例を構成し、中継装置400は搬送装置の一例を構成し、下流機500は第2の画像形成装置の一例を構成している。
本発明に係る画像形成システムGS1は、2台の画像形成装置を直列に接続して構成されるいわゆる直列タンデム型の画像形成システムであり、後述する下流機500や後処理装置600のバイパス経路を反転経路として兼用することで、ロール紙102等の長尺状の用紙Pを用いた両面印刷を可能としている。
図1に示すように、ロール給紙装置100は、リール(ロール紙取付部)に巻回された長尺状のロール紙102と、ロール紙102が巻回されたリールがセットされる駆動軸を備えた給紙装置本体104とを備えている。ロール給紙装置100は、画像を形成する用紙Pとしてユーザによりロール紙102が選択されると、駆動軸を介してリールを回転させることで、ロール紙102をカット装置110に送り出す。
カット装置110は、ロール給紙装置100の用紙搬送方向Dの下流側に配置され、カッター112とこれに対向して配置される固定刃114とを有している。カッター112は、固定刃114に対して近接離反可能に設けられ、ロール給紙装置100から給紙されるロール紙102を設定された用紙搬送方向Dの長さにカットする。本例では、所定の長さにカットされたロール紙102を不定形の用紙Pとする。
大容量給紙装置200は、用紙Pを大量に蓄積収容して上流機300等に用紙Pを給紙するための装置であり、カット装置110の用紙搬送方向Dの下流側に連結されている。大容量給紙装置200は、給紙部230と搬送経路R2a,R2bとを有している。給紙部230は、A3,A4等の種々のサイズの用紙Pを収容する給紙トレイ232,234,236から構成されている。
搬送経路R2aは、カット装置110により所定の長さにカットされた用紙P(ロール紙102)を上流機300に搬送するための経路である。搬送経路R2bは、各給紙トレイ232,234,236から一枚ずつ取り出された用紙Pを上流機300に搬送するための経路である。なお、本例では、給紙トレイを3段構成としたが、これに限定されるものではない。また、大容量給紙装置200を1台で構成したが、複数台の大容量給紙装置200を連結するように構成しても良い。
上流機300は、大容量給紙装置200の用紙搬送方向Dの下流側に配置され、画像形成部320と給紙部330と定着部340とを備えている。図示しない原稿台や原稿給紙トレイにセットされた原稿は、読み取り部により読み取られる。読み取られた画像情報はデジタル信号に変換された後、所定の画像処理が行われて画像信号として画像形成部320に出力される。
画像形成部320は、電子写真方式により用紙P上に画像を形成するものであり、図示しない感光体ドラム、帯電部、露光部(書込部)、現像部およびクリーニング部等を有している。帯電部は、感光体ドラムの周面を帯電させる。露光部(書込部)は、図示しない画像処理部から出力される画像信号に基づいて感光体ドラム上に潜像からなる画像を書き込む。現像部は、感光体ドラム上に形成された画像を現像してトナー像を形成する。
給紙部330は、A3,A4等の各サイズに対応した用紙Pがセットされる給紙トレイ332,334を有している。各給紙トレイ332,334にセットされた所定の用紙Pは、画像形成処理が開始されると一枚ずつ取り出されて搬送経路R3を経由して画像形成部320を構成する感光体ドラムに給紙される。
感光体ドラムとこれに対向配置される転写ローラーとにより構成される転写部では、ロール給紙装置100や給紙部330等から給紙された用紙Pの表面側に感光体ドラムに形成された画像(トナー像)を転写する。定着部340は、転写部により画像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙Pにトナー像を定着させる。定着部340により定着処理が行われた用紙Pは、排紙ローラー342により後段の中継装置400に搬送される。
中継装置400は、上流機300と下流機500との間に配置され、ゲート切替部410と搬送経路R4aと反転経路R4bとを有している。ゲート切替部410は、搬送経路R4aと反転経路R4bとの合流部分に設けられ、用紙Pの搬送方向に応じてゲートを搬送経路R4a側または反転経路R4b側に切り替える。
搬送経路R4aは、上流機300の搬送経路R3の下流側の一端(排紙口)から下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの上流側の一端(搬入口)に向かって延在して構成されている。搬送経路R4aは、上流機300から排紙された用紙Pを、上流機300の搬送経路R3よりも下方に位置する下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの高さに搬送経路を調整して下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bに搬送する。
反転経路R4bは、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの上流側の一端から下流機500の上段側の搬送経路R5aの上流側の一端に向かって延在して構成され、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bから排紙された用紙Pを表裏反転させて下流機500の画像形成部520に給紙する。
下流機500は、中継装置400の用紙搬送方向Dの下流側に配置され、画像形成部520と給紙部530と定着部540とバイパス・反転搬送機構部570と反転センサ580とを備えている。下流機500は、バイパス・反転搬送機構部570および反転センサ580を備える以外は、上流機300と同一の構成および機能を備えた装置である。そのため、以下では、上流機300と同一の構成および機能については説明を省略する。なお、給紙部530の給紙トレイ532,534は、下流機500を構成する筺体から着脱可能な構成となっており、図1では上段側の給紙トレイ532(破線)が取り外された状態であるものとする。
バイパス・反転搬送機構部570は、給紙部530が装着される装着部に対して着脱可能に構成されている。例えば、下流機500を画像形成装置単体で用いる場合には給紙トレイが装着され、直列タンデム式で長尺状の用紙Pの両面印刷を行う場合にはバイパス・反転搬送機構部570が装着される。本例では、上段側の給紙トレイ532の装着部にバイパス・反転搬送機構部570が取り付けられている。
バイパス・反転搬送機構部570は、バイパス・反転搬送経路R5bと、バイパス・反転搬送経路R5bに沿って設けられた複数の搬送ローラー572とを有している。本例では、複数の搬送ローラー572を便宜上代表して一対のローラーで示している。
バイパス・反転搬送経路R5bは、中継装置400の搬送経路R4aの下流側の一端から後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bの上流側の一端に向かって延在して構成されている。バイパス・反転搬送経路R5bは、例えば片面印刷を行う場合に上流機300で画像が形成された用紙Pを画像形成部520や定着部540を通過させずに外部(後処理装置600)に排紙する経路として機能する。
また、バイパス・反転搬送経路R5bは、下流機500の搬送経路R5a側等でジャム等の搬送不良が発生した場合に、上流機300により画像が形成された用紙Pをバイパス・反転搬送経路R5bを経由させて外部に排紙させる機能も有している。ジャムが発生したか否かは、例えば搬送経路R5aに設置した用紙検知センサの出力結果に基づいて判断できる。
さらに、バイパス・反転搬送経路R5bは、両面印刷を行う場合に、上流機300から搬送される用紙Pを表裏反転させて下流機500の画像形成部520に給紙するための反転経路としても兼用される。特に、ロール紙102等のような長尺状の用紙Pを用いる場合に、用紙Pの反転経路として少なくとも下流機500の装置幅(図2のL1参照)分の経路長を確保できるので有効である。
反転センサ580は、例えば反射型センサ(フォトセンサ)や透過型センサにより構成され、バイパス・反転搬送経路R5bの上流側に設置されている。反転センサ580は、中継装置400からバイパス・反転搬送経路R5bに搬送される用紙Pを検知する。この検知結果は、両面印刷する場合であって、用紙Pの搬送方向を切り替える際のトリガー信号として用いられる。反転センサ580は、バイパス・反転搬送機構部570を構成する筺体等に一体に取り付けても良いし、下流機500側の筺体に取り付けるようにしても良い。
後処理装置600は、下流機500の用紙搬送方向Dの下流側に配置され、下流機500から搬送された用紙Pにパンチ処理、折り処理、糊塗布処理、断裁処理および製本処理等の少なくとも1以上の処理を行う。もちろん、上述した後処理を行わずに、下流機500から搬送された用紙Pをそのまま外部に排紙させることもできる。なお、図1では、パンチ処理機構等の後処理機構を便宜上省略して図示しているが、公知の技術を適宜採用することができる。
後処理装置600は、搬送経路R6aとバイパス・反転搬送経路R6bとを有している。搬送経路R6aは、下流機500の搬送経路R5aの下流側の一端から後処理装置600の排紙口に向かって延在して構成され、下流機500により裏面側に画像が形成された用紙Pを外部に排紙する。
バイパス・反転搬送経路R6bは、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの下流側の一端から搬送経路R5aの経路途中に延在して構成され、例えば片面印刷を行う場合に下流機500の搬送経路R5aを通過してきた用紙Pを外部に排紙する。また、バイパス・反転搬送経路R6bは、下流機500の搬送経路R5a側でジャムが発生した場合に、上流機300で画像が形成された用紙Pをバイパス・反転搬送経路R6bを経由させて外部に排紙させる機能も有している。
さらに、バイパス・反転搬送経路R6bは、両面印刷を行う場合に、上流機300から搬送される用紙Pを表裏反転させて下流機500の画像形成部520に給紙するための反転経路としても兼用される。特に、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの長さを超えるロール紙102等の長尺状の用紙Pを用いて両面印刷を行う場合に有効である。
なお、本例では、モノクロ画像を形成する上流機300および下流機500について説明しているが、これに限定されることはなく、カラー画像を形成する画像形成装置にも適用することもできる。この場合、画像形成装置は、Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン),K(ブラック)の各色の画像形成ユニットや、これらのトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する中間転写ベルト等を備えている。
[バイパス・反転搬送経路の構成例]
続けて、バイパス・反転搬送経路R5b,R6bについて詳細に説明する。図2は、バイパス・反転搬送経路R5b,R6bを説明するための図である。図2に示すように、本例では、上流機300で表面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させて下流機500の画像形成部520に搬送するための反転経路として、中継装置400の反転経路R4b(図1参照)、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bおよび後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bが用いられる。このうち、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bおよび後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bは、片面印刷等を行う場合に、下流機500の画像形成部520等を通過させずに排紙させるためのバイパス搬送経路としても兼用して用いられる。
本例では、印刷処理が行われる場合、規定用紙長さL1,L2を用いて用紙Pの用紙搬送方向Dの長さに応じた最適な印刷処理を行っている。規定用紙長さL1,L2は、例えば操作表示部360等の操作画面により設定できる。設定された規定用紙長さL1,L2はメモリ部に保存される。
規定用紙長さL1は、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの全長(下流機500の用紙搬送方向Dの長さ)に設定される。この規定用紙長さLHIは、例えば両面印刷を行う場合に、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bを用いて用紙Pの反転搬送を行うか、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bと後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bとの両方の経路を用いて用紙Pの反転搬送を行うかを判断等する際に用いられる値である。
規定用紙長さL2は、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bの全長(下流機500の用紙搬送方向Dの長さ)と後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bの全長とを合計した搬送経路の長さに設定される。この規定用紙長さL2は、両面印刷を行う場合であって、画像形成を行う用紙Pが規定用紙長さL2を超えた場合に発生する可能性のある用紙P同士の衝突を回避する際に用いられる値である。画像形成を行う用紙Pが規定用紙長さL2を超える場合には、線速を変更する制御や紙間を変更する制御が行われたり、用紙Pの裏面側の画像形成を行わないような制御が行われる。
[画像形成システムのブロック構成例]
次に、本発明に係る画像形成システムGS1のブロック構成例について説明する。図3は、画像形成システムGS1のブロック構成の一例を示している。なお、図3では、大容量給紙装置200のブロック構成については便宜上省略している。
図3に示すように、画像形成システムGS1は、ロール給紙装置100やカット装置110の動作を制御する制御部150を備えている。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)152とROM(Read Only Memory)154とRAM(Random Access Memory)156とを有している。なお、ロール給紙装置100やカット装置110のそれぞれに制御部150を設けた構成としても良い。
制御部150には、通信部122とロール給紙装置100とカット装置110とがそれぞれ接続されている。通信部122は、上流機300の通信部302に接続され、上流機300の制御部350との通信を確立する入出力部として機能する。
ロール給紙装置100は、例えばステッピングモータ等を含む駆動部を有し、制御部150から供給される駆動信号に基づいてリールを回転駆動させることでロール紙102をカット装置110に送り出す。カット装置110は、例えばステッピングモータ等を含む駆動部を有し、制御部150から供給される駆動信号に基づいてカッター112を動作させることでロール紙102を所定の長さにカットする。
上流機300は、上流機全体の動作を制御する制御部350を備えている。制御部350は、CPU352と、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行うROM354と、CPU352のワークエリアを構成するRAM356とを有している。CPU352は、ROM354から読み出したソフトウェアやデータをRAM356上に展開してソフトウェアを起動させ、上流機300の各部を制御することにより画像形成処理を実行する。
制御部350には、通信部302と操作表示部360と画像読取部310と画像形成部320と給紙部330と定着部340とがそれぞれ接続されている。通信部302は、通信部122および中継装置400の通信部402のそれぞれに接続され、各制御部150,450との通信を確立する入出力部として機能する。制御部350は、通信部122,402を介して各制御部150,450との間で画像形成条件情報等の双方向通信を行う。
操作表示部360は、制御部350の表示制御に基づいて所定の操作画面を表示すると共に、操作画面において入力されたA4サイズやロール紙102等の紙種情報や用紙サイズ情報等の画像形成条件を受け付けて操作信号を制御部350に供給する。画像読取部310は、読み込んだ原稿に基づく画像データを制御部350に供給する。画像形成部320は、制御部350の指示に基づいて画像データに応じた画像を用紙Pの表面側に形成する。
給紙部330は、制御部350からの指示に基づいて操作表示部360の操作画面等で入力された用紙サイズ等の画像形成条件に対応した用紙Pを給紙トレイ332,334から取り出す。定着部340は、制御部350による温度、加圧制御等に基づいて温度等を調整して用紙Pにトナー像を定着させる。
中継装置400は、中継装置全体の動作を制御する制御部450を備えている。制御部450は、CPU452とROM454とRAM456とを有している。制御部450には、通信部402とゲート切替部410とが接続されている。
通信部402は、上流機300の通信部302および下流機500の通信部502のそれぞれに接続され、各制御部350,550との通信を確立する入出力部として機能する。制御部450は、通信部302,502を介して各制御部350,550との間で画像形成条件情報等の双方向通信を行う。ゲート切替部410は、制御部450から供給される切替信号に基づいて、搬送経路を搬送経路R4a側または反転経路R4b側に切り替える。
下流機500は、下流機全体の動作を制御する制御部550を備えている。制御部550は、CPU552と、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行うROM554と、CPU552のワークエリアを構成するRAM556とを有している。CPU552は、ROM554から読み出したソフトウェアやデータをRAM556上に展開してソフトウェアを起動させ、下流機500の各部を制御することにより画像形成処理を実行する。
制御部550には、通信部502と操作表示部560と画像読取部510と画像形成部520と給紙部530と定着部540とバイパス・反転搬送機構部570と反転センサ580とがそれぞれ接続されている。
通信部502は、中継装置400の通信部402および後処理装置600の通信部602のそれぞれに接続され、各制御部450,650との通信を確立する入出力部として機能する。制御部550は、通信部402,602を介して各制御部450,650との間で画像形成条件情報等の双方向通信を行う。
反転センサ580は、バイパス・反転搬送経路R5bに搬入される用紙Pの先端部を検知し、この検知により得られた検知信号を制御部550に供給する。検知信号は、バイパス・反転搬送機構部570の搬送ローラー572を反転駆動させる際のトリガー信号として用いられる。
バイパス・反転搬送機構部570は、例えばステッピングモータ等を含む駆動部を有し、制御部550の制御に基づいて片面印刷等の場合には搬送ローラー572を正回転駆動することにより用紙Pを排紙する。両面印刷の場合には、搬送ローラー572を逆転駆動することにより用紙Pを反転搬送(スイッチバック搬送)する。
なお、その他の操作表示部560、画像読取部510、画像形成部520、給紙部530および定着部540については、上流機300の操作表示部360、画像読取部310、画像形成部320、給紙部330および定着部340と同様の構成、機能を有するため説明を省略する。
後処理装置600は、後処理装置全体の動作を制御する制御部650を備えている。制御部650は、CPU652とROM654とRAM556とを有している。制御部650には、通信部602とバイパス・反転搬送機構部670とがそれぞれ接続されている。
通信部602は、下流機500の通信部502に接続され、下流機500の通信部502に接続され、制御部550との通信を確立する入出力部として機能する。制御部650は、通信部502を介して制御部550との間で画像形成条件情報等の双方向通信を行う。
バイパス・反転搬送機構部670は、例えばステッピングモータ等を含む駆動部を有し、制御部650の制御に基づいて、片面印刷等の場合には搬送ローラー672を正回転駆動することにより用紙Pを排紙する。両面印刷の場合には、搬送ローラー672を逆転駆動することにより用紙Pを反転搬送(スイッチバック搬送)する。バイパス・反転搬送機構部670は、下流機500のバイパス・反転搬送機構部570と同期して駆動する。
[画像形成システムの動作例]
次に、画像形成処理を行う場合における画像形成システムGSの動作例について説明する。図4および図5は、画像形成処理を行う場合における画像形成システムGSの動作の一例を示している。また、以下では、上流機300の制御部350がメインとなり、他の中継装置400の制御部450や下流機500の制御部550、後処理装置600の制御部650等と連動して画像形成制御を行う例について説明する。また、以下の例では、用紙サイズ等の画像形成条件を操作表示部360の操作画面で入力した例について説明するが、画像形成システムGS1にネットワークを介して接続されるコンピュータの操作部等から画像形成条件を入力しても良い。
図4に示すように、ステップS100で上流機300の制御部350は、例えば操作表示部360等の操作画面で設定された画像形成を行う用紙Pの用紙サイズ情報に基づいて用紙Pの用紙搬送方向Dにおける用紙長さL(用紙長さ情報)を取得する。用紙Pの用紙長さ情報を取得したらステップS110に進む。
ステップS110で上流機300の制御部350は、取得した画像形成を行う用紙Pの用紙長さLが予め設定されている規定用紙長さL1以下であるか否かを判断する。制御部350は、例えばROM354等のメモリ部に保存されている規定用紙長さL1を読み出し、取得した用紙Pの用紙長さLと規定用紙長さL1とを比較し、比較結果に基づいて用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1以下であるか否かを判断する。制御部350は、用紙Pの用紙搬送方向Dの長さLが予め設定された規定用紙長さL1以下であると判断した場合にはステップS120に進み、用紙Pの長さLが規定用紙長さL1以下でないと判断した場合にはステップS240に進む。
用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1以下である場合、ステップS120で上流機300の制御部350は、印刷が片面印刷か否かを判断する。制御部350は、例えば操作表示部360の操作画面において設定された印刷ジョブの内容から印刷が片面印刷であるか、または両面印刷であるか否かを判断する。制御部350は、印刷が片面印刷であると判断した場合には、片面印刷である旨の画像形成条件情報を例えば中継装置400の制御部450や下流機500の制御部550、後処理装置600の制御部650に送信してステップS130に進む。一方、印刷が片面印刷でない場合、つまり両面印刷であると判断した場合には、例えば中継装置400の制御部450や下流機500の制御部550、後処理装置600の制御部650に画像形成条件情報を送信してステップS180に進む。
印刷が片面印刷である場合、ステップS130で上流機300の制御部350は、画像形成部320等の動作を制御することにより例えばロール給紙装置100や大容量給紙装置200等から給紙される用紙Pの表面側に所定の画像を形成する。制御部350は、上流機300において画像形成が終了したら、表面側に画像が形成された用紙Pを下流側の中継装置400に搬送する。
ステップS140で中継装置400の制御部450は、上流機300から用紙Pが搬入されると、搬送ローラー472を駆動することにより搬送経路R4aを経由させて後段の下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bに用紙Pを搬送する。バイパス・反転搬送経路R5bに用紙Pを搬送するとステップS150に進む。
ステップS150で下流機500の制御部550は、上流機300の制御部350から供給される片面印刷を示す画像形成条件情報に基づいて、バイパス・反転搬送経路R5bの搬送ローラー572を正回転駆動することにより用紙Pを後段の後処理装置600に排紙する。これにより、片面印刷の場合には、画像形成部520や定着部540を通過させずに上流機300により表面側に画像が形成された用紙Pを排紙することができるので、ジャム発生の可能性を低くすることができる。後段の後処理装置600に用紙Pを排紙したらステップS160に進む。
ステップS160で後処理装置600の制御部650は、上流機300の制御部350から供給される片面印刷を示す画像形成条件情報に基づいて、搬送ローラー672を正回転駆動することにより下流機500から搬入された用紙Pをバイパス・反転搬送経路R6bを経由して搬送し、所定の後処理を施した後に搬送経路R6aを経由して外部の排紙トレイ610上に用紙Pを排出させる。後処理を行わない場合には、後処理を行わずにそのまま搬送経路R6aを経由して排紙トレイ610上に排出する。用紙Pの排紙が完了したらステップS170に進む。
ステップS170で上流機300の制御部350は、印刷ジョブから印刷処理が終了したか否かを判断する。制御部350は、印刷が終了したと判断した場合には一連の画像形成処理を終了する。一方、印刷が終了していないと判断した場合には、ステップS110に戻り、上述したように用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1以下であるか否かを判断する。
一方、画像形成を行う用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1以下の場合であって、かつ、両面印刷を行う場合、ステップS180で上流機300の制御部350は、画像形成部320等の動作を制御することにより例えば大容量給紙装置200等から給紙される用紙Pの表面側に所定の画像を形成する。制御部350は、上流機300において画像形成が終了したら、表面側に画像が形成された用紙Pを下流側の中継装置400に搬送する。
ステップS190で中継装置400の制御部450は、上流機300から用紙Pが搬入されると、搬送ローラー472を駆動することにより搬送経路R4aを経由させて後段の下流機500のバイパス・反転搬送経路R45に用紙Pを搬送する。バイパス・反転搬送経路R5bに用紙Pを搬送するとステップS200に進む。
ステップS200で下流機500の制御部550は、バイパス・反転搬送機構部570のローラー駆動部を停止制御することによりバイパス・反転搬送経路R5bの複数の搬送ローラー572の回転動作を停止させる。例えば、制御部550は、反転センサ580による用紙Pの検知をトリガー信号とし、この検知から所定時間経過後(用紙Pが中継装置400から下流機500に搬送されるまでの時間)に用紙Pを停止させる。用紙Pを停止させたらステップS210に進む。
ステップS210で中継装置400の制御部450は、ゲート切替部410により反転経路R4b側に搬送経路を切り替える。続けて、下流機500の制御部550は、バイパス・反転搬送経路R5bの停止させた搬送ローラー572を反転駆動することにより、用紙Pをスイッチバック搬送して中継装置400に搬送する。中継装置400の制御部450も、反転経路R4bの搬送ローラー474を駆動して下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bから逆転搬送される用紙Pを反転経路R4bを経由させて下流機500の搬送経路R5aに搬送する。用紙Pを反転搬送させたらステップS220に進む。
ステップS220で下流機500の制御部550は、画像形成部520等の動作を制御することにより表裏反転された用紙Pの裏面側に所定の画像を形成する。制御部550は、下流機500において画像形成が終了したら、裏面側に画像が形成された用紙Pを
搬送経路R5aを経由して下流側の後処理装置600に搬送する。用紙Pを後処理装置600に搬送したらステップS230に進む。
ステップS230で後処理装置600の制御部650は、下流機500から搬入された用紙Pに対して所定の後処理を施し、搬送経路R6aを経由させて外部の排紙トレイ610上に用紙Pを排出する。用紙Pの排紙が完了したらステップS170に進み、印刷処理が終了したか否かの判断を行う。
ステップS110において用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1を超えると判断した場合、ステップS240で上流機300の制御部350は、ステップS110と同様に印刷が片面印刷か否かを判断する。制御部350は、印刷が片面印刷であると判断した場合には、片面印刷である旨の画像形成条件情報を例えば下流機500の制御部550や後処理装置600の制御部650に送信してステップS250に進む。一方、印刷が片面印刷でない場合、つまり両面印刷であると判断した場合には、例えば中継装置400の制御部450や下流機500の制御部550、後処理装置600の制御部650に画像形成条件情報を送信して図5に示すステップS290に進む。
用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1を超える場合であって、かつ、印刷が片面印刷である場合には、ステップS250〜S280において、上述したステップS130〜S160と同様の画像形成処理が行われる。そのため、ステップS250〜S280の詳細な説明については省略する。
続けて、図5に示すように、画像形成を行う用紙Pが規定用紙長さL2以上の場合であって、かつ、印刷が両面印刷を行う場合には、ステップS290で上流機300の制御部350は、用紙Pの用紙搬送方向Dの長さLが予め設定されている規定用紙長さL2(図2参照)以上であるか否かを判断する。制御部350は、制御部350は、例えばROM354等のメモリ部に保存されている規定用紙長さL2を読み出し、取得した用紙Pの用紙長さLと規定用紙長さL2とを比較し、比較結果に基づいて用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2以上であるか否かを判断する。制御部350は、用紙Pの用紙搬送方向Dの長さLが予め設定された規定用紙長さL2以上であると判断した場合にはステップS300に進み、用紙Pの長さLが規定用紙長さL2以上でないと判断した場合にはステップS370に進む。
規定用紙長さL2以上の用紙長さLの用紙Pが選択された場合であって、かつ、両面印刷が選択された場合、ステップS300において線速変更制御や紙間変更制御による転写条件の最適化処理を行う。これは、用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2以上の用紙Pを用いる場合には、搬送中の用紙P同士が衝突してしまう場合があるからである。具体的には、両面印刷を行う場合に、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bおよび後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bに搬送された用紙Pが後処理装置600の搬送経路R6aにまではみ出てしまい、裏面への印刷が終了して後処理装置600の搬送経路R6aを経由して排紙される用紙Pと衝突してしまう場合等が挙げられる。
転写条件の最適化を実行する場合、上流機300の制御部350は、線速変更制御を選択した場合の生産性と紙間変更制御を選択した場合の生産性とを考慮(算出)し、その結果に基づいて生産性が高くなる方の変更制御を選択して実行する。線速変更制御を選択する場合には、例えば初期(印刷ジョブ)設定時の線速よりも遅くなるように線速を再設定する。紙間変更制御を選択する場合には、初期設定時の紙間よりも紙間が広くなるように再設定する。
上流機300の制御部350は、カット装置110の制御部150や中継装置400の制御部450、下流機500の制御部550、後処理装置600の制御部650等のそれぞれに線速変更制御や紙間変更制御に関する最適化情報(画像形成条件情報)を送信する。各装置では、上流機300から送信された変更制御を実行する。なお、用紙Pの衝突が発生し易い下流機500や後処理装置600等の装置のみで変更制御を行うようにしても良い。また、生産性に応じて線速変更制御と紙間変更制御との両方を行うようにしても良い。転写条件の最適化処理が終了したらステップS310に進む。
以降のステップS310〜S360では、変更された線速や紙間に基づいて上述したステップS180〜S230と同様の画像形成処理が行われる。ステップS310で上流機300の制御部350は、画像形成部320等の動作を制御することにより例えばロール給紙装置100等から給紙される用紙Pの表面側に所定の画像を形成する。制御部350は、上流機300において画像形成が終了したら、表面側に画像が形成された用紙Pを下流側の中継装置400に搬送する。
ステップS320で中継装置400の制御部450は、上流機300から用紙Pが搬入されると、搬送ローラー472を駆動することにより搬送経路R4aを経由させて後段の下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bに用紙Pを搬送する。バイパス・反転搬送経路R5bに用紙Pを搬送するとステップS330に進む。
ステップS330で下流機500の制御部550は、バイパス・反転搬送機構部570のローラー駆動部を停止制御することによりバイパス・反転搬送経路R5bの複数の搬送ローラー572の回転動作を停止させる。同様に、後処理装置600の制御部650は、バイパス・反転搬送機構部670のローラー駆動部を停止制御することによりバイパス・反転搬送経路R6bの複数の搬送ローラー672の回転動作を停止させる。例えば、制御部550は、反転センサ580による用紙Pの検知をトリガー信号とし、この検知から所定時間経過後(用紙Pが中継装置400から下流機500および後処理装置600に搬送されるまでの時間)に用紙Pを停止させる。用紙Pを停止させたらステップS340に進む。
ステップS340で中継装置400の制御部450は、ゲート切替部410により反転経路R4b側に搬送経路を切り替える。続けて、下流機500の制御部550はバイパス・反転搬送経路R5bの停止させた搬送ローラー572を反転駆動させる。後処理装置600の制御部650も同様に、バイパス・反転搬送経路R6bの停止させた搬送ローラー672を反転駆動させる。これにより、用紙Pをスイッチバック搬送して中継装置400に搬送する。中継装置400の制御部450も、反転経路R4bの搬送ローラー474を駆動して下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bから逆転搬送される用紙Pを反転経路R4bを経由させて下流機500の搬送経路R5aに搬送する。用紙Pを反転搬送させたらステップS350に進む。
ステップS350で下流機500の制御部550は、画像形成部520等の動作を制御することにより表裏反転された用紙Pの裏面側に所定の画像を形成する。制御部550は、下流機500において画像形成が終了したら、裏面側に画像が形成された用紙Pを搬送経路R5aを経由して下流側の後処理装置600に搬送する。用紙Pを後処理装置600に搬送したらステップS360に進む。
ステップS360で後処理装置600の制御部650は、下流機500から搬入された用紙Pに対して所定の後処理を施し、搬送経路R6aを経由させて外部の排紙トレイ610上に用紙Pを排出する。用紙Pの排紙が完了したらステップS170に進み、印刷処理が終了したか否かの判断を行う。
一方、規定用紙長さL2未満の用紙長さLの用紙Pが選択された場合であって、かつ、両面印刷が選択された場合には、後処理装置600等での反転経路において用紙Pが他の搬送経路に侵入する(はみ出す)ことによる用紙P同士の衝突の可能性が低くなる。そのため、用紙長さLの用紙Pが規定用紙長さL1超であって規定用紙長さL2未満となる場合のステップS370〜S420においては、上述したステップS310〜S360と同様に、バイパス・反転搬送経路R5b,R6bを用いた裏面印刷処理動作が行われる。
[規定用紙長さL2以上でかつ両面印刷を行う場合の他の制御例]
上述した例では、用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2を越える場合であって、かつ両面印刷が選択された場合、用紙P同士の衝突を防止するために、線速変更制御や紙間変更制御による転写条件の最適化処理を行っていたが、これに限定されることはない。例えば、上記2つの条件を満たす場合に、用紙Pの裏面への画像形成を行わないように印刷禁止制御を行ったり、警告表示したりするようにしても良い。この場合における画像形成システムGS1の動作は、図4および図5で説明した画像形成システムGS1の動作とステップS300〜S420の動作が異なるのみで他の動作は共通しているため、以下では動作の異なる部分についてのみ説明する。
制御部350は、操作表示部360の操作画面において選択された用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2以上であるか、印刷が両面印刷であるか否かを判断する。制御部350は、操作画面において規定用紙長さL2以上の用紙サイズが選択された場合であってかつ両面印刷が選択された場合には、後段の後処理装置600等において用紙P同士の衝突が発生する可能性があると判断し、ユーザにより画像形成のスタートが選択されたとしても用紙Pの裏面の印刷を行わないように制御する。つまり、下流機500での用紙Pの裏面への印刷処理を禁止する制御を行う。
例えば、上流機300の制御部350は、裏面の印刷を禁止する旨のメッセージを操作画面上に警告表示させる。このとき、規定用紙長さL2未満の用紙サイズを選択するように再設定を促すような警告表示を操作画面上に表示しても良い。警告表示をしたにも関わらずユーザにより印刷のスタートが選択された場合、上流機300の制御部350では用紙Pの表面側に画像を形成するように画像形成部320等の動作を制御し、下流機500の制御部550等では用紙Pの裏面への画像形成を行わずにバイパス・反転搬送経路R5b,R6bを経由させて外部に用紙Pを排紙するようにバイパス・反転搬送機構部570等の動作を制御する。また、規定用紙長さL2未満の用紙サイズの再設定が行われるまで、表面および裏面の両方の印刷を禁止するようにしても良い。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、両面印刷時において下流機500および後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R5b,R6bを反転経路として兼用することで、従来よりも長い反転経路を確保することができる。これにより、ロール紙102等の長尺状の用紙Pを用いた場合でも両面印刷が可能な画像形成システムGS1を提供することができる。その結果、長尺状の用紙Pに装置を対応させる必要がないので、装置のサイズの大型化を防止することができる。さらに、バイパス経路を反転経路に兼用するため、別途反転経路を構築する必要がなくなり、安価なコストで長尺状の用紙Pの両面印刷に対応した画像形成システムGS1を提供することができる。
また、用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2以上の場合であってかつ両面印刷の場合には、線速や紙間を変更制御したり、裏面の印刷を禁止制御したりするので、長尺状の用紙Pを使用した場合でも、用紙P同士の衝突を防止することができる。これにより、ジャム等の搬送不良を回避することができる。
また、片面印刷を行う場合には、上流機300で画像が形成された用紙Pを下流機500の画像形成部520や定着部540を通過させずにバイパス・反転搬送経路R5b,R6bを経由して排紙させるので、ジャムの発生やカールの発生、画像不良等を防止することができる。これにより、片面印刷の要求に対しても安定した印刷を行うことができる。また、下流機500側の搬送経路R5a等でジャムが発生した場合でも、バイパス・反転搬送経路R5b,R6bを経由して外部に排紙できるので、タイムダウンを短くすることができる。
さらに、用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL1,L2以上かを判断することで、両面印刷を行う際に、下流機500の反転経路を用いるか、または下流機500および後処理装置600の両方の反転経路を用いるかを判断できる。これにより、正確な反転経路制御を行うことができる。
<2.第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、用紙Pの用紙長さLを測長センサ380の計測により取得している点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成システムGS2の構成や機能は、上記第1の実施の形態で説明した画像形成システムGS1と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[画像形成システムの構成例]
図6は、第2の実施の形態に係る画像形成システムGS2の概略構成の一例を示している。図7は、画像形成システムGS2のブロック構成の一例を示している。以下では、第1の実施の形態で説明した画像形成システムGS1と相違する点についてのみ説明する。図6に示すように、上流機300は、計測部の一例である測長センサ380を備えている。
本例において測長センサ380を用いるのは、例えば、ロール紙102等の不定形の用紙Pを用いる場合に、操作表示部360等の操作画面にて入力した用紙サイズに対し、カット装置110により実際にカットされた用紙Pの用紙サイズが設定した用紙サイズと一致しているかを確認等するためである。
測長センサ380は、画像形成部320を通過する搬送経路R3上の搬入口近傍(上流側)に設置され、ロール給紙装置100等から搬送されてくる用紙Pの用紙搬送方向Dの長さを計測する。測長センサ380には、例えば反射型センサ(光センサ)や透過型センサが用いられる。この測長センサ380は、図7に示すように、制御部350に接続され、搬送経路R3を搬送される用紙Pの用紙搬送方向Dの先端部および後端部を検知し、この検知結果に基づく用紙Pの用紙長さLを制御部350に供給する。制御部350は、測長センサ380から取得した検知結果に基づく用紙Pの用紙長さLをROM354等のメモリ部に記憶する。
また、画像形成システムGS2においても、中継装置400の反転経路R4b、下流機500のバイパス・反転搬送経路R5bおよび後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R6bは、上流機300で表面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させて下流機500の画像形成部520に搬送するための反転経路として用いられる。
[画像形成システムの動作例]
次に、第2の実施の形態に係る両面印刷を行う場合における画像形成システムGS2の動作例について説明する。なお、画像形成システムGS2の動作は、第1の実施の形態で説明した画像形成システムGS1とは図4および図5に示したステップS100の内容が異なるのみで他の動作は共通しているため、図4を参照して説明する。また、以下では、画像を形成する用紙Pとしてカット装置110により所定の長さにカットしたロール紙102を用いる場合について説明する。
画像形成処理が開始されると、ロール給紙装置100から送り出されたロール紙102がカット装置110により所定の長さにカットされ、カットされた用紙Pが上流機300に搬送される。上流機300に用紙Pが搬入されると、ステップS100で測長センサ380は、カット装置110から搬送されてくる用紙Pの用紙搬送方向Dの長さを計測する。制御部350は、測長センサ380により計測された用紙Pの用紙搬送方向Dの用紙長さLを取得し、取得した用紙長さLのデータをROM354等のメモリ部に記憶する。
制御部350は、測長センサ380から取得した画像形成を行う用紙Pの用紙長さLが規定長さL1以下であるか否かを判断する(S110,S240)。用紙Pの用紙長さLが規定長さL1を超える場合であってかつ印刷ジョブが両面印刷である場合には、さらに用紙Pの用紙長さLが規定長さL2以上でかつ両面印刷であるか否かを判断する(S290)。用紙Pの用紙長さLが規定長さL2以上であってかつ両面印刷である場合には、上流機300の制御部350等は、用紙P同士が衝突しないように線速変更制御や紙間変更制御による転写条件の最適化処理を行う(S300)。
また、測長センサ380による検知結果が規定用紙長さL2以上であってかつ操作画面において両面印刷が選択された場合、上流機300の制御部350では用紙Pの表面側に画像を形成するように画像形成部320等の動作を制御し、下流機500の制御部550等では用紙Pの裏面への画像形成を行わずにバイパス・反転搬送経路R5b,R6bを経由させて外部に用紙Pを排紙するようにバイパス・反転搬送機構部570等の動作を制御しても良い。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、両面印刷時において下流機500および後処理装置600のバイパス・反転搬送経路R5b,R6bを反転経路として兼用することで、従来よりも長い反転経路を確保することができる。これにより、ロール紙102等の長尺状の用紙Pを用いた場合でも両面印刷が可能な画像形成システムGS1を提供することができる。その結果、長尺状の用紙Pに装置を対応させる場合でも装置のサイズの大型化を防止することができる。さらに、バイパス経路を反転経路に兼用するため、別途反転経路を構築する必要がなく安価なコストで画像形成システムGS1を提供することができる。
また、用紙Pの用紙長さLが規定用紙長さL2以上の場合であってかつ両面印刷の場合には、線速や紙間を変更制御したり、裏面の印刷を禁止制御したりするので、長尺状の用紙Pを使用した場合でも、用紙P同士の衝突を防止することができる。これにより、ジャム等の搬送不良を回避することができる。
さらに、測長センサ380を用いて実際に搬送される用紙Pの用紙搬送方向Dの長さを計測することができるので、設定画面により設定された用紙サイズが実際に搬送されている用紙Pの用紙サイズと一致しているか否かを判断でき、高精度な判断に基づいて両面印刷を行うことができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。上記実施の形態では、ロール給紙装置100、カット装置110、大容量給紙装置200、上流機300、中継装置400、下流機500および後処理装置600のそれぞれ独立した装置を互いに連結させたシステム構成としたが、この構成に限定されることはない。例えば、ロール給紙装置100、カット装置110、大容量給紙装置200、上流機300、中継装置400、下流機500および後処理装置600を1つの筺体に搭載することで一体化したシステム構成とすることもできる。
また、上記実施の形態では、用紙Pの表裏を反転させる場合に中継装置400の反転経路R4bを用いたが、下流機500内に反転経路を設け、この反転経路を用いて用紙Pの表裏反転させることもできる。下流機500の反転経路としては、給紙部530から画像形成部520に向けて延設された給紙経路を用いても良い。また、両面印刷を行う場合の反転経路としてバイパス・反転搬送経路R5b,R6bの両方を用いたが、バイパス・反転搬送経路R5bのみを反転経路として用いても良い。
また、上記実施の形態では、反転経路として下流機500のバイパス・反転搬送経路5Rbおよび後処理装置600のバイパス・反転搬送経路6Rbを用いたが、下流機500のバイパス・反転搬送経路5Rbの経路内に収まる用紙Pを用いる場合には、反転経路を下流機500のバイパス・反転搬送経路5Rbにより構成することもできる。
さらに、上述した実施の形態では、用紙Pの長さが基準用紙長さL2以上の場合に、操作画面上に警告表示していたが、これに限定されることはない。例えば、警告表示に代えて、音声やブザー音等により両面印刷ができない旨をユーザに報知することもできる。
300 上流機(第1の画像形成装置)
350,550 制御部
380 測長センサ(計測部)
400 中継装置(搬送装置)
500 下流機(第2の画像形成装置)
520 画像形成部
600 後処理装置
L 用紙長さ
L1,L2 規定用紙長さ
R4a 搬送経路(第1の搬送経路)
R4b 反転経路(第2の搬送経路)
R5b,R6b バイパス・反転搬送経路

Claims (9)

  1. 用紙に画像を形成する第1の画像形成装置と、当該第1の画像形成装置の用紙搬送方向の下流側に配置された第2の画像形成装置と、前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置との間に配置された搬送装置と、を備えた画像形成システムであって、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記第1の画像形成装置から搬送される用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記第1の画像形成装置から搬送される用紙を前記画像形成部を通さずに排紙する搬送経路と、を有し、
    前記搬送経路は、前記第1の画像形成装置から搬送される用紙を表裏反転させて前記画像形成部に給紙する場合に反転経路として兼用され、
    前記搬送装置は、
    前記第1の画像形成装置から排紙される用紙を前記第2の画像形成装置に搬送する第1の搬送経路と、
    前記第2の画像形成装置の前記搬送経路から搬送される用紙を表裏反転させて前記第2の画像形成装置の前記画像形成部に給紙する第2の搬送経路と、を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第2の画像形成装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、設定された規定用紙長さ以上の用紙が選択されかつ両面印刷が選択された場合、前記第2の画像形成装置において用紙に画像を形成しないように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第2の画像形成装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、設定された規定用紙長さ以上の用紙が選択されかつ両面印刷が選択された場合、線速を変更する制御および紙間を変更する制御の少なくとも一方の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 用紙搬送方向の長さを計測する計測部と、
    前記第2の画像形成装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計測部により計測された用紙の長さが設定された規定用紙長さ以上の場合であってかつ両面印刷が選択された場合、前記第1の画像形成装置により画像が形成された用紙を前記搬送経路から排紙させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 用紙搬送方向の長さを計測する計測部と、
    前記第2の画像形成装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計測部により計測された用紙の長さが設定された規定用紙長さ以上の場合であってかつ両面印刷が選択された場合、線速を変更する制御および紙間を変更する制御の少なくとも一方の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記第2の画像形成装置において用紙の搬送不良が発生した場合、前記搬送経路を経由して前記第1の画像形成装置の用紙を排紙させる
    ことを特徴とする請求項から請求項5の何れか一項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第2の画像形成装置の用紙搬送方向の下流側に接続される後処理装置を備え、
    前記後処理装置は、前記第2の画像形成装置の前記搬送経路から搬送される用紙を排紙する搬送経路を有し、
    前記後処理装置の前記搬送経路は、前記第1の画像形成装置から搬送される用紙を表裏反転させて前記画像形成部に給紙する場合に反転経路として兼用される
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第2の画像形成装置の前記画像形成部により画像が形成された用紙と、前記第2の画像形成装置の前記画像形成部を通過せずに前記第2の画像形成装置の前記搬送経路を通過する用紙と、が同一の排紙トレイに排紙されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の画像形成システム。
  9. 前記第2の画像形成装置の前記搬送経路は、前記第2の画像形成装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の画像形成システム。
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