JP6134521B2 - 飲料水サーバ - Google Patents

飲料水サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP6134521B2
JP6134521B2 JP2013014065A JP2013014065A JP6134521B2 JP 6134521 B2 JP6134521 B2 JP 6134521B2 JP 2013014065 A JP2013014065 A JP 2013014065A JP 2013014065 A JP2013014065 A JP 2013014065A JP 6134521 B2 JP6134521 B2 JP 6134521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
gas
supply port
server
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013014065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014144788A (ja
Inventor
かすみ 小山
かすみ 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K&I INC.
Original Assignee
K&I INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K&I INC. filed Critical K&I INC.
Priority to JP2013014065A priority Critical patent/JP6134521B2/ja
Publication of JP2014144788A publication Critical patent/JP2014144788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6134521B2 publication Critical patent/JP6134521B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

本発明は水素ガス、炭酸ガス、酸素ガスなどのガスを飲料水中の混入させる飲料水サーバに関する。
一般的な飲料水サーバは温水供給口と冷水供給口を備え、消費者の好みにより供給口を選択し、温水または冷水をコップなどに供給するようにしている。
特許文献1に開示される飲料水サーバは、活性炭、セラミック、サンゴ石、人工ゼオライトなどを充填した濾過フィルタからなる容器をタンク内に沈めてタンク内の水をミネラル水素水とするものである。
また、特許文献2には、電気分解によって水素ガスを発生するポットが開示されている。このポットは水素ガスを生成溶存する生成水用ポット部と、この生成水用ポット部に通電するための台座部からなり、生成水用ポット部内には高分子膜にて分離された有孔の金属板からなる陽極と陰極が配置されている。
特許文献3には、ケース内にマグネシウム粒と銀粒を充填し、ケースを小さな穴が形成されたセラミック製とすることで、水と金属マグネシウムとが接触して水中に水素ガスが発生するものが開示されている。
特許文献4には、CaHなどの水素化金属化合物とクエン酸などの固体酸をポリエチレンなどの水不溶性高分子化合物に溶融して冷却固化させた水素発生剤が提案されている。
特開2010−188331号公報 特開2012−217868号公報 特開2005−161209号公報 特開2009−126736号公報
特許文献1に開示される飲料水サーバは、水素水を生成すると記載しているが、特に水素ガスを水中に供給することを行っているわけではなく、サンゴ石などが吸着している水素ガスを水中に放出するものである。サンゴ石やゼオライトに吸着されている水素ガスは仮に存在するとしても極めて微量で、体内の活性酸素を中和することは期待できない。
特許文献2に開示されるポットは、特許文献1に比べれば実際に水素ガスを発生させているが、水素ガスの発生までに時間がかかり、製造コストも高くなる。また、電極表面に酸化膜や水に溶存しているカルシウムなどが析出しやすく、特に生成水用ポット部内の構造が複雑であるため、被膜や析出物の除去が困難でメンテナンス性が極めて悪い。
特許文献3及び特許文献4などに開示される水素ガス発生剤をポットやサーバタンクに投入することで水素ガスを発生させることができる。しかしながら、特許文献2に挙げられている金属マグネシウムは反応が遅く、しかも金属マグネシウムや水素化カルシウムは食品添加物として認められておらず、これらが接触した水を直接飲料用とすることは好ましくない。
また何れの先行技術も、必要な時に必要なだけ瞬時に大量に水素ガス等のガスが溶解した水を生成することができない。特に水素ガスは一旦生成しても水中から飛散しやすく、大量に溶解した状態を維持することは難しい。
上記の課題を解決するため本発明は、交換可能な水タンクがセットされ、この水タンク内の水を供給口からコップなどに供給する飲料水サーバであって、この飲料水サーバは水素ガス、炭酸ガスまたは酸素ガスが混入した水を供給するガス混入水供給口を備え、前記水タンクから前記ガス混入水供給口に至る水供給路の途中には気体導入部が設けられ、この気体導入部にはガスボンベからのガスがサーバ本体に設けたボタンやコックなどのガス混入水要求手段に連動して送り込まれる構成としている。
前記気体導入部には連続微細孔を有する多孔質体からなる気泡発生部材が用いることが好ましい。連続微細孔を有する多孔質体としては砂やセラミック粉などの均一な微細粒子を固めて所定形状にしたものが考えられる。多孔質体の形状としては筒状、筒状の一部、球状等が考えられ、筒状または筒状の一部とした場合には、気泡発生面で水供給路の一部を構成すれば、水にガスが混合されやすい。
多孔質体を用いる代わりにガスボンベからのガスを配管の内面に衝突させて微細化してもよい。
本発明によれば、電気分解によって水素ガスを生成する飲料水サーバと比較して、瞬時に必要な量だけ水素ガス等のガスが混入した飲料水を生成することができる。また、製造コストのみならず、ランニングコストも安くなり、しかも特別なメンテナンスが不要である。
本発明に係る飲料水サーバの正面図 水タンクと受け部との関係を示した断面図 ガス(水素ガス)混入水供給口に至る水供給路の断面図 図3に示した水供給路の作用を説明した断面図 別実施例を示す図3と同様の図 別実施例を示す図3と同様の図
本発明に係る飲料水サーバは、サーバ本体1を備え、このサーバ本体1上に水タンク2が交換可能にセットされる。サーバ本体1の中間高さ位置には正面に向かって開放された空間部3が形成され、この空間部3の天井部には湯の供給口4、冷水の供給口5および水素水の供給口6が設けられ、空間部3の底面はコップ等の載置面7とされている。尚、図示例ではガスとして水素ガスが混入した水素水を例示するが、炭酸ガスが混入した炭酸水や酸素水についても本発明を適用することができる。
前記供給口4,5,6の上方の本体1の正面には押しボタン4a,5a,6aが設けられ、その上に供給口4,5,6から何が供給されるかを表示している。消費者は好みのボタンを押すことで、ほしい量の湯、水または水素水をコップに注ぐことができる。
前記押しボタン4a,5a,6aは消費者が湯、冷水および水素水のうちの何がほしいかを要求する手段であり、この要求手段としてはコックなどを用いてもよい。
また図2に示すように、本体1の上部には水タンク2がセットされる受け部8が設けられている。この受け部8内には仕切壁9によって水の貯留部10が形成されている。
また受け部8の上面11は上下反転させた水タンク2の肩部を受ける雌テーパ状とされ、この上面11の中央には水タンク2の口部2aが挿入される開口12が形成され、この開口12には水タンク2の口部2a内に設けたバルブ2bを持ち上げて水タンク2内の水を前記貯留部10内に落とす操作ピン13が設けられている。
前記仕切壁9からは前記湯の供給口4、冷水の供給口5および水素水の供給口6に至る水供給路を形成する配管14,15,16が設けられている。これら配管14,15,16には前記押しボタン(コック)4a,5a,6aと連動してオンオフされる弁14a,15a,16aが設けられている。
前記湯の供給口4に至る配管14の周囲にはヒータ17を巻回し、押しボタン4aが押されると直ちに弁14aが開となり湯が供給口4から供給される。尚、ヒータ17は配管14内に配置してもよい。
一方、前記水素水の供給口6に至る配管16には気泡導入部18が設けられている。この気泡導入部18はガスボンベ19からのガスを配管16中の水に拡散せしめる拡散部材20を備える。
拡散部材20は、筒状をなす連続した微細気孔を有する多孔質体21と、この多孔質体21と外側を間隔をあけて覆うケース22とからなり、ケース22がジョイント23を介して配管16の下端に接続されている。即ち、この実施例では拡散部材20が水素水の供給口6を構成している。
前記ケース22にはガスボンベ19からのチューブ24が接続されている。このチューブ24の途中には圧力調整弁25と圧力計26が設けられている。市販のガスボンベの圧力は9気圧程度であり、一方多孔質体21から微細な気泡を発生させるには多孔質体21とケース22との間の空間内の圧力を1.5〜2気圧とする必要があるので、圧力調整弁25で圧力を調整する。また、ボンベ内のガスの残量は外部から分からないので、圧力計26によりガス圧が低下したことを感知したら、警告ランプなどで知らせるようにする。
また、ガスボンベ19は固定板27と押し板28との間に保持され、押し板28を押し下げることで、ボンベのノズルが押し込まれ、ガスがボンベから供給される。
以上において、消費者が押しボタン6aを押すとこの操作に連動して水素水の供給口6に至る配管16の弁16aがオン(開)となり水素水の供給口6から貯留部10に蓄えられた水の供給が開始される。この開始と同時か若しくは0.1〜1秒程遅れて前記押し板28でボンベ19が押され、図4に示すように、ボンベ19内の水素ガスが多孔質体21とケース22との間の空間内に供給され、この供給された水素ガスは微細な気泡として貯留部10からの水に混入溶解して水素水の供給口6からコップなどに注がれる。
上記した実施例では配管16内の水に供給された水素ガスの気泡が上方に逃げてしまわないように、一旦弁16aがオンとなり配管16内に下降流が形成された後に水素ガスの気泡を配管16内の水に供給するために、0.1〜1秒タイミングを遅らせるようにしている。
一方、図5に示す実施例にあっては、配管16の一部にU字部を形成することで、貯留部10から水素水の供給口6に至る間に上昇流となる個所を設け、この箇所に気泡導入部18を設けている。このような構成とすることで、水素ガスの気泡は上方に逃げることなく確実に水素水の供給口6からの水とともに供給される。
また、図5に示した実施例では多孔質体21の形状を筒体の一部となる形状とし、配管16に形成した開口に嵌め込む構成とした。このように流路の一部を多孔質体21で構成すれば、抵抗が大きくなることがない。
図6に示す実施例にあっては多孔質体21の形状を球状とし、流路の中央にこの多孔質体21を配置している。尚、多孔質体の形状は図示例に限らず任意である。
更に、多孔質体の代わりにチューブ24の先端から勢いよく水素ガスを噴出し、配管16の内面に衝突させて気泡を微細化してもよい。この場合には圧力調整弁25は不要となる。
1…サーバ本体、2…水タンク、2a…タンクの口部、2b…バルブ、3…空間部、4…湯の供給口、5…冷水の供給口、6…水素水の供給口、4a,5a,6a…押しボタン、7…載置面、8…受け部、9…仕切壁、10…水の貯留部、11…受け部の上面、12…開口、13…操作ピン、14,15,16…配管、14a,15a,16a…弁、17…ヒータ、18…気泡導入部、19…ガスボンベ、20…拡散部材、21…多孔質体、22…ケース、23…ジョイント、24…チューブ、25…圧力調整弁、26…圧力計、27…固定板、28…押し板。

Claims (3)

  1. 交換可能な水タンクがセットされ、この水タンク内の水を供給口からコップなどに供給する飲料水サーバにおいて、この飲料水サーバは水素ガス、炭酸ガスまたは酸素ガスが混入した水を供給するガス混入水供給口を備え、
    前記水タンクから前記ガス混入水供給口に至る水供給路の一部は上昇流となる箇所とされ、この上昇流となる箇所に導入部が設けられ、この気導入部にはガスボンベからのガスがサーバ本体に設けたボタンやコックなどのガス混入水要求手段に連動して送り込まれることを特徴とする飲料水サーバ。
  2. 請求項1記載の飲料水サーバにおいて、前記気泡導入部には連続微細孔を有する多孔質体からなる気泡発生部材が用いられていることを特徴とする飲料水サーバ。
  3. 請求項に記載の飲料水サーバにおいて、前記気泡発生部材は形状が筒状または筒の一部をなし、内側面にて前記水供給路または水供給路の一部を構成し、この内側面から気泡を発生することを特徴とする飲料水サーバ。
JP2013014065A 2013-01-29 2013-01-29 飲料水サーバ Expired - Fee Related JP6134521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013014065A JP6134521B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 飲料水サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013014065A JP6134521B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 飲料水サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014144788A JP2014144788A (ja) 2014-08-14
JP6134521B2 true JP6134521B2 (ja) 2017-05-24

Family

ID=51425391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013014065A Expired - Fee Related JP6134521B2 (ja) 2013-01-29 2013-01-29 飲料水サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6134521B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6495802B2 (ja) * 2015-10-28 2019-04-03 株式会社 Mtg ウォーターサーバー
JP6306259B1 (ja) * 2017-09-05 2018-04-04 ケイ・アンド・アイ有限会社 炭酸水供給装置
JP7289201B2 (ja) 2019-02-26 2023-06-09 エア・ウォーター株式会社 炭酸水ディスペンサ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933461Y2 (ja) * 1980-11-17 1984-09-18 三菱レイヨン株式会社 飲料水への炭酸ガス溶解装置
JP2000348250A (ja) * 1999-06-07 2000-12-15 Fuji Electric Co Ltd 炭酸飲料ディスペンサ
JP3938866B2 (ja) * 2001-06-22 2007-06-27 日本碍子株式会社 炭酸水製造装置及びそれを備えた浄水器
JP2010124808A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Naoyuki Yada 水素含有飲料製造及び供給装置並びに水素含有飲料の製造方法
JP2010137181A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Makiura Keisuke 酸素水生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014144788A (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6134521B2 (ja) 飲料水サーバ
TWI399338B (zh) The organism is selected from the choice of liquid hydrogen
JP4950352B1 (ja) 生体適用液への選択的水素添加器具
JP4756102B1 (ja) 生体適用液への選択的水素添加器具
US20160200603A1 (en) Portable hydrogen-water generating pot
TW201828822A (zh) 將氣體注入飲料的方法和設備
TW201520143A (zh) 噴流裝置
JP2010124808A (ja) 水素含有飲料製造及び供給装置並びに水素含有飲料の製造方法
JP5777791B1 (ja) 水素水製造器具
JPS5828502B2 (ja) 沸騰水供給装置
JP3938866B2 (ja) 炭酸水製造装置及びそれを備えた浄水器
JP5899392B1 (ja) 水素水生成装置
JP2016112479A (ja) 水素水製造器具
JP2016179861A (ja) 飲料ディスペンサーのタップ装置及び泡生成方法
JP2016059372A (ja) 容器入りコーヒー飲料、容器入りコーヒー飲料の製造方法、コーヒー用ディスペンサーおよびコーヒーサーバー装置
CN207986661U (zh) 一种具有记忆富氢酒气功能的富氢分酒器
JP2013133160A (ja) 飲料ディスペンサーのタップ装置及び泡生成方法
JP6306259B1 (ja) 炭酸水供給装置
JP2014124337A (ja) 飲料水ポット
JP3128612U (ja) ウォーターサーバー
TW201709974A (zh) 酒充氧裝置
KR101400591B1 (ko) 탄산수 혼합장치
JP7557173B2 (ja) ダブルボトル型の水素水生成器
JP7468198B2 (ja) コーヒーメーカー用浄水カートリッジ、およびそれを装着したコーヒーメーカー
JP2012001274A (ja) ウオーターサーバー用湯冷混合栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160129

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6134521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees