JP3128612U - ウォーターサーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】水素分子を豊富に含む機能水をウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】ウォーターサーバー本体2aにウォータータンク6が内蔵され、このウォータータンク6の上部に嵌合受部6が形成され、該嵌合受部6aはウォーター容器4を脱着可能に受け入れこれを支持する。嵌合受部6aにウォーター容器4を嵌合すると、該ウォーター容器4内の飲料水がウォータータンク6内に供給される。ウォータータンク6内の飲料水は、冷却又は温められてウォーターサーバー本体2aに設けた水栓18,20から取り出すことができる。ウォータータンク6内には、マグネシウム粒からなる分子水素発生源24が配置され、このマグネシウムによりウォータータンク6内の飲料水は水素分子を豊富に含む機能水となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、分子水素を豊富に含む飲料水を提供するウォーターサーバーに関する。
飲料水とマグネシウム粒を反応させて水素ガスを発生させ、飲料水を分子水素を豊富に含む水素豊富水に変えるようにした水素豊富水生成方法及び水素豊富水生成器が従来知られている(例えば特許文献1参照)。
またオフィス等で冷却水等を供給するウォーターサーバーが従来知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2004−41949号公報 特開2005−132422号公報
従来の水素豊富水生成器は、水が出入りする小孔が形成された容器にマグネシウム粒を充填した構成となっている。このマグネシウム粒の充填された容器はスティックと呼ばれ市販されている。水素豊富水の愛好者は購入したスティックを家庭で水道水などの飲料水の入ったボトルに入れ、ボトル内の水とスティック内のマグネシウム粒とを反応させて、自分でボトル内の水を分子水素を豊富に含有する水素豊富水に変えて飲んでいる。しかるに、オフィス等で水素豊富水を飲みたい場合、現在、分子水素を豊富に含む飲料水を提供するウォーターサーバーはオフィス等に設置されていない。
本考案は、分子水素を豊富に含む飲料水が得られるオフィス等に設置されるウォーターサーバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本考案は、ウォーターサーバー本体2aにウォータータンク6を内蔵し、該ウォータータンク6にウォーター容器4を脱着可能に受け入れる嵌合受部6を設け、前記嵌合受部6aに前記ウォーター容器4を嵌合すると、該ウォーター容器4内の飲料水が前記ウォータータンク6内に供給されるように成し、前記ウォータータンク6内の飲料水を冷却又は温めてウォーターサーバー本体2aに設けた水栓18,20から取り出すことができるようにしたウォーターサーバーであって、前記ウォータータンク6内にマグネシウム粒からなる分子水素発生源24を配置したことを特徴とする。
また本考案は、前記マグネシウム粒を細かい網目を有するネットからなる袋体26内に収納したことを特徴とする。
また本考案は、ウォーターサーバー本体2aにウォータータンク6を内蔵し、該ウォータータンク6にウォーター容器4を脱着可能に受け入れる嵌合受部6を設け、前記嵌合受部6aに前記ウォーター容器4を嵌合すると、該ウォーター容器4内の飲料水が前記ウォータータンク6内に供給されるように成し、前記ウォータータンク6内の飲料水を冷却又は温めてウォーターサーバー本体2aに設けた水栓18,20から取り出すことができるようにしたウォーターサーバーであって、前記ウォータータンク6内に隔板10を設け、該隔板10によって前記ウォータータンク6内を互いに連通する上部室6bと下部室6cに区画し、前記上部室6bをパイプ14を介して温水タンクに導き、前記下部室6cの周囲に冷媒通路12を配置して下部室6cの飲料水を冷却するように成し、前記隔板10上に、マグネシウム28の粒を細かい網目を有するネットからなる袋体26内に収納した分子水素発生源24を配置したことを特徴とするものである。
本考案は、分子水素を豊富に含む機能水をウォーターサーバーから提供することができる。
以下に本考案の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図4はオフイス等で冷水等を供給するウォーターサーバー2を示し、本体2aに、取り替え可能なウォーターボトルから成るウォーター容器4を脱着自在に受け入れ支持する嵌合受部6aを備えている。
前記嵌合受部6aは、ウォーターサーバー本体2aに内蔵されたウォータータンク6の上部に一体的に形成されている。ウォーター容器4の下部の吐水栓8は、常時は閉じており、吐水栓8の先端面を押圧することにより開き、ウォーター容器4内の飲料水を吐出できるようになっている。
前記ウォーター容器4の下部をウォータータンク6の嵌合受部6aに嵌合すると、ウォータータンク6内の突起体(図示省略)と前記吐水栓8が係合し、該吐水栓8が開くように構成されている。前記ウォータータンク6の内部には、隔板10が内蔵され、前記ウォータータンク6内を上部室6bと下部室6cに区画している。
前記下部室6cの周囲には冷媒通路12が配置され、下部室6c内の飲料水を冷却するように構成されている。上部室6bと下部室6cは、隙間を介して互いに連通している。下部室6c内の飲料水は、ここで冷却されるように構成されている。
前記隔板10には、パイプ14が連結し、該パイプ14は、隔板10の上方で、前記上部室6b内に開口している。上部室6b内の飲料水は、パイプ14を通じて、ウォーターサーバー本体2aに内蔵された温水タンク(図示省略)に供給されるように構成されている。
前記ウォーターサーバー本体2aには、コップ載置台16が設けられ、この上に、冷水用の水栓18と、温水用の水栓20が配設されている。前記水栓18は、パイプを通じて前記ウォータータンク6の下部室6cに設けられたパイプ22に連結し、前記水栓20は、パイプを通じて前記温水タンクに連結している。
前記ウォーターサーバーの本体2aには、コンプレッサー(図示省略)が設けられ、該コンプレッサーの圧力によって、前記温水タンクやウォータータンク6内の冷水が前記水栓18,20に供給される。前記隔板10の凹入部10aには、分子水素発生源24が配置されている。
前記分子水素発生源24は、図3に示すように、細い網目を有するナイロン製のネットから成る細長筒状の袋体26に、ネットの網目を通過しない程度の大きさの多数の粒からなるマグネシウム28が収納されている。
上記した構成において、ウォータータンク6の中で分子水素発生源24のマグネシウム28の粒と飲料水とが反応し、次の化学式によってウォータータンク6内に水素ガスを発生する。
[化1]
Mg+2H2O→Mg(OH)2+2H→Mg(OH)2+H2
その結果、ウォータータンク6内の飲料水は、分子水素Hを豊富に含んだ機能水となる。上記飲料水とマグネシウム28が反応し分子水素Hを発生するまでにかかる所要時間は、マグネシウム28の粒に対する焼成温度及び焼成時間を適宜変えることにより調整できることが実験的に確認されている。
ちなみに、水の成分はHOであり、2個の水素と1個の酸素からできているが、この水素と酸素の間に働いている水素結合エネルギーのために水素が酸素と離れた形で存在することができず、通常の水には、分子水素Hが含まれてない。
また、たとえ最初のうちは分子水素Hを豊富に含んだ水であっても分子水素は直ぐに放散し失われてしまうため分子水素を豊富に含んだ水は自然界には存在しない。
自然界の水の99,99パーセントまでが分子水素Hのほとんど含まれていない水素欠乏水である。
日本機能水学会では、機能水とは、人為的な処理によって有用な機能を持つ水と定義している。
水と一緒に分子水素を体内に取り入れることで、体内の余分な酸素(活性酸素)と水素が結びついて無害な水として体外に排出されるという学説を元に開発された、分子水素を豊富に含む水素水は、この機能水としての機能を持つものである。
前記ウォータータンク6内の機能水は、水栓18又は水栓20から冷水又は温水状態で、コップ内に適量注入することができる。
本考案にかかるウォーターサーバーの要部の断面説明図である。 分子水素発生源の外観図である。 分子水素発生源のA−A線断図である。 ウォーターサーバーの外観図である。
符号の説明
2 ウォーターサーバー
4 ウォーター容器
6 ウォータータンク
6a 嵌合受部
6b 上部室
6c 下部室
8 下部吐水栓
10 隔板
10a 凹入部
12 冷媒通路
14 パイプ
16 コップ載置台
18 水栓
20 水栓
22 パイプ
24 分子水素発生源
26 袋体
28 マグネシウム

Claims (3)

  1. ウォーターサーバー本体2aにウォータータンク6を内蔵し、該ウォータータンク6にウォーター容器4を脱着可能に受け入れる嵌合受部6を設け、前記嵌合受部6aに前記ウォーター容器4を嵌合すると、該ウォーター容器4内の飲料水が前記ウォータータンク6内に供給されるように成し、前記ウォータータンク6内の飲料水を冷却又は温めてウォーターサーバー本体2aに設けた水栓18,20から取り出すことができるようにしたウォーターサーバーであって、前記ウォータータンク6内にマグネシウム粒からなる分子水素発生源24を配置したことを特徴とするウォーターサーバー。
  2. 前記マグネシウム粒を細かい網目を有するネットからなる袋体26内に収納したことを特徴とする請求項1に記載のウォーターサーバー。
  3. ウォーターサーバー本体2aにウォータータンク6を内蔵し、該ウォータータンク6にウォーター容器4を脱着可能に受け入れる嵌合受部6を設け、前記嵌合受部6aに前記ウォーター容器4を嵌合すると、該ウォーター容器4内の飲料水が前記ウォータータンク6内に供給されるように成し、前記ウォータータンク6内の飲料水を冷却又は温めてウォーターサーバー本体2aに設けた水栓18,20から取り出すことができるようにしたウォーターサーバーであって、前記ウォータータンク6内に隔板10を設け、該隔板10によって前記ウォータータンク6内を互いに連通する上部室6bと下部室6cに区画し、前記上部室6bをパイプ14を介して温水タンクに導き、前記下部室6cの周囲に冷媒通路12を配置して下部室6cの飲料水を冷却するように成し、前記隔板10上に、マグネシウム28の粒を細かい網目を有するネットからなる袋体26内に収納した分子水素発生源24を配置したことを特徴とするウォーターサーバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012176395A (ja) * 2011-02-01 2012-09-13 Hiromaito Co Ltd 水素水の調整方法及び生水器
JP2017006908A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 嗣生 鈴木 水素水生成装置

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