JP6130749B2 - 制御システムおよびデータ収集表示方法 - Google Patents

制御システムおよびデータ収集表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6130749B2
JP6130749B2 JP2013146232A JP2013146232A JP6130749B2 JP 6130749 B2 JP6130749 B2 JP 6130749B2 JP 2013146232 A JP2013146232 A JP 2013146232A JP 2013146232 A JP2013146232 A JP 2013146232A JP 6130749 B2 JP6130749 B2 JP 6130749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data collection
time
collection
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013146232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015018471A (ja
Inventor
田中 雅人
雅人 田中
英輔 豊田
英輔 豊田
智康 前田
智康 前田
文仁 菅原
文仁 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2013146232A priority Critical patent/JP6130749B2/ja
Priority to CN201410328442.9A priority patent/CN104281179B/zh
Priority to US14/329,479 priority patent/US20150019040A1/en
Publication of JP2015018471A publication Critical patent/JP2015018471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6130749B2 publication Critical patent/JP6130749B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1919Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the type of controller
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0264Control of logging system, e.g. decision on which data to store; time-stamping measurements
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0267Fault communication, e.g. human machine interface [HMI]
    • G05B23/0272Presentation of monitored results, e.g. selection of status reports to be displayed; Filtering information to the user
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、温調計などの調節計に係り、特にデータ収集機能を備えた調節計を含む制御システムに関するものである。
加熱処理炉などの温度を制御するために、PID制御機能を実装した温調計が利用されている。温調計では、PIDパラメータなどの多数のパラメータを設定する必要がある。温調計は、PIDパラメータを用いてPID演算を行ない、目標温度に設定された設定値SPに温度計測値PVが一致するように操作量MVを出力する。これにより、温度計測値PV(制御量PV)を目標温度(設定値SP)に近づけることができる。したがって、PIDパラメータなどの設定が必要かつ重要になる。
制御結果情報(設定値到達時間やオーバーシュート量など制御応答における特徴量のデータ)は、制御の不具合状態の把握やPIDパラメータなどの調整の際に、実際の制御対象に対する制御結果として有効な情報となる。このため、昇温や降温などの一連の制御動作を実施しながら温調計内部で制御応答の特徴量を算出し、温調計内部に保存しておく機能が実施されている(特許文献1参照)。一方、データロガーのように、測定データを全て収集し記録する機器も実用されている(特許文献2参照)。これら特許文献1、特許文献2に開示されたデータ収集機能により、PID制御の制御応答の特徴量あるいは全ての時系列データを収集し、監視対象、分析対象として処理することが可能になっている。
ところで、温度制御においては、1秒間に100℃以上の高速な昇温が可能なハロゲンランプなどのヒータがある。このハロゲンランプは、例えば半導体製造プロセスの前工程の枚葉式アニール炉などで、高速昇温ヒータとして利用されている(特許文献3参照)。
このような高速昇温ヒータは、高速な昇降温が繰り返される製造プロセスで使用される。この製造プロセスでは、個々の昇降温毎に処理対象の製品が短時間で入れ替わるので、重要な昇降温状態を個々の短時間内にチェックすることが要求される。すなわち、オペレータが直感的に昇降温状態をチェックできる手法が必要になる。このような場合、操作量MV、温度計測値PV、ヒータに通電される電流値などの各々の変化を時刻同期させて、それぞれの時間的なずれ方も含めて確認することが好ましい。
特開2009−217439号公報 特開2008−286603号公報 特開2005−260262号公報
特許文献2に開示されたデータロガーによる測定データ収集では、昇降温動作の繰り返しを一連の時系列データとして、継続してデータ収集するのであれば、一定の規則性のあるずれ方をしているものと見なしてデータ収集を継続できる。しかし、データを1回の昇降温動作毎に個別のデータセットに区分けして確認しようとする場合は、時刻同期が取り難いので実現は難しい。
また、特許文献1に開示された技術では、保存可能な情報が限られるので、データ収集表示機能としては不十分であり、オペレータが制御の上下動状態(昇降温状態)を確認するには情報不足である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、制御量の上下動が繰り返される場合において、上下動の動作毎(例えば昇降温動作毎)にオペレータが短時間で上下動状態(昇降温状態)を確認することができる制御システムおよびデータ収集表示方法を提供することを目的とする。
本発明の制御システムは、設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを制御周期毎に算出して出力する操作量算出手段と、データ収集開始時点からの継続時間を計測する継続時間測定手段と、設定値SPと制御量PVと操作量MVのうち少なくとも1つを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録手段と、このデータ記録手段によるデータ収集が停止しているときに、設定値SPの変更を検出し、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合に、前記データ記録手段を起動してデータ収集を開始させるデータ収集起動手段と、前記データ記録手段によるデータ収集が行われているときに、前記データ収集開始時点からの継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合に、前記データ記録手段を停止させてデータ収集を終了させるデータ収集停止手段と、データ収集が終了する度に前記データ記録手段によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの最新の時系列データのグラフ表示に表示を切り替えるデータ表示手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記データ記録手段は、前記設定値SPと前記制御量PVと前記操作量MVのうちの少なくとも1つに加えて、前記操作量MVに応じてヒータに通電される電流値CTを収集すべきデータとして制御周期毎に記録することを特徴とするものである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記データ表示手段は、前記最新の時系列データを、比較対象の時系列データである参照データと重ね合わせてグラフ表示することを特徴とするものである。
また、本発明の制御システムの1構成例は、さらに、前記最新の時系列データと前記参照データとの間の差異を数値化して、前記グラフと共に表示する差異表示手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記参照データは、前記最新の時系列データよりも1回前に収集され記録された時系列データである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記参照データは、収集すべきデータの理想的な値を示す時系列データである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記参照データは、前記最新の時系列データよりも過去の複数回にわたって収集され記録された複数の時系列データの平均データである。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記データ表示手段は、前記最新の時系列データの収集開始時から規定時間が経過したときに、前記最新の時系列データに表示を切り替えることを特徴とするものである。
また、本発明のデータ収集表示方法は、設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを制御周期毎に算出して出力する操作量算出ステップと、データ記録手段によるデータ収集が停止しているときに、設定値SPの変更を検出し、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合に、前記データ記録手段を起動してデータ収集を開始させるデータ収集起動ステップと、前記データ記録手段により設定値SPと制御量PVと操作量MVのうち少なくとも1つを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録ステップと、データ収集開始時点からの継続時間を計測する継続時間測定ステップと、前記データ記録手段によるデータ収集が行われているときに、前記データ収集開始時点からの継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合に、前記データ記録手段を停止させてデータ収集を終了させるデータ収集停止ステップと、データ収集が終了する度に前記データ記録手段によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの最新の時系列データのグラフ表示に表示を切り替えるデータ表示ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、制御量PVの上下動が繰り返される場合において、収集すべきデータを制御量PVの1回の上下動毎に個別のデータセットに区分けする際の規則性を確保することが可能になる。そして、本発明では、データ収集が終了したときに、1回前に収集した時系列データのグラフから、最新の時系列データのグラフに表示を切り替えるようにしたので、上下動のタイミングが一致した時系列データ形状が、制御量PVの上下動のサイクル毎に表示されることになる。したがって、オペレータがこの表示を視認することで残像感覚が得られ、1回前に収集したデータセットからの差異(変化)を認識できるようになる。すなわち、オペレータが短時間で上下動状態を確認することが可能になる。
また、本発明では、最新の時系列データを、比較対象の時系列データである参照データと重ね合わせてグラフ表示することにより、データの差異(変化)をオペレータが認識し易いようにすることができる。
また、本発明では、最新の時系列データと参照データとの間の差異を数値化して、グラフと共に表示することにより、データの差異(変化)をオペレータがさらに認識し易いようにすることができる。
また、本発明では、最新の時系列データの収集開始時から規定時間が経過したときに、最新の時系列データに表示を切り替えることにより、オペレータが確認のタイミングを誤る確率を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る調節計の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る調節計の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る調節計のデータ収集の動作を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ表示の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る調節計の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る調節計の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ表示の例を示す図である。
[発明の原理1]
本発明では、収集するデータの例として、設定値SP、制御量PV、操作量MV、ヒータに流れる電流値CTを取り上げる。操作量MVは、調節計(例えば温調計)に設定される設定値SPと、調節計に接続された計測器(センサ)から入力される制御量PVに基づき、調節計内部で算出される。電流値CTは、ヒータ断線検出の目的で調節計に入力される。すなわち、設定値SP、制御量PV、操作量MV、電流値CTは全て調節計に集約されており、ハードウェアとしてはこれを活用する。
制御量PV、操作量MVの変化は、設定値SPの変化がトリガーになる。したがって、昇温制御であれば、データ収集の停止中に設定値SPが上昇方向に設定変更されたときをトリガーにして、データ収集を開始すればよい。降温制御であれば、データ収集の停止中に設定値SPが下降方向に設定変更されたときをトリガーにして、データ収集を開始すればよい。そして、例えば予め把握できている工程時間に基づき、データ収集が規定時間だけ経過したときにデータ収集を停止すればよい。
このようにすれば、個々のデータの切り出しができている状態になり、かつデータ収集開始時点から実際に制御量PV、操作量MVの変化が開始されるまでの所要時間が規則性として統一されるので、昇降温の繰り返しであれば、個々の昇降温毎にずれ方も含めて確認できるようになる。
そして、個々のデータの切り出しを行なう毎に、個々のデータをグラフ表示すれば、規則正しいタイミングで表示切替が行なわれるようになり、例えば1回前に切り出された個々のデータからの表示切替をもって、その差異(変化)をオペレータが確認のタイミングを誤らずに認識できるようになる。すなわち、オペレータが短時間で上下動状態(昇降温状態)をチェックできる。
[発明の原理2]
表示切替のタイミングについても、データ収集終了後の処理に依存させるだけではなく、データ収集開始時点から予め規定された時間経過時というように管理することで、オペレータが確認のタイミングを誤る確率を低減できる。この場合、データ収集終了後の処理が確実に実行できるだけの余裕のある時間を規定するべきであり、仮に最速で表示切替できる状態になっても、規定された時間が経過するまでは表示切替を(若干)待機させることになる。したがって、非効率なようにも思えるが、高速な制御量PVの上下動(例えば高速な昇降温)が繰り返される場合においては、その制御動作自体を無理に遅らせる必要があるものではないので問題は生じない。
[発明の原理3]
例えば1回前に切り出された個々のデータのような参照データと合わせて、最新の切り出されたデータを重ねて表示することで、その差異(変化)をオペレータがさらに認識し易くなる。ただし1回前に切り出された個々のデータを表示する場合、徐々に上下動状態(昇降温状態)が変化していくと、差異(変化)をオペレータが認識できるとは限らない。そこで、理想的な制御動作のデータなどを参照データとして、適宜採用するのが好ましい。また、重ねて表示するデータ間の差異を数値化して同時に表示すると、差異(変化)をオペレータがさらに認識し易くなる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態は、上記発明の原理1、発明の原理2に対応するものである。図1は本発明の第1の実施の形態に係る調節計の構成を示すブロック図である。調節計は、従来から調節計に設けられている一般的構成である調節計制御機能部1と、本実施の形態の特徴的構成であるデータ収集機能部2とを備えている。
調節計制御機能部1は、設定値SPを調節計外部から入力する設定値入力部10と、制御量PVを計測器から入力する制御量入力部11と、設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出部12と、操作量MVを調節計外部に出力する操作量出力部13とを備えている。
データ収集機能部2は、データ収集開始を判断しデータ収集を起動するデータ収集起動部20と、データ収集終了を判断しデータ収集を停止するデータ収集停止部21と、設定値SPと制御量PVと操作量MVのうち少なくとも1つを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録部22と、データ収集開始後の継続時間を計測する継続時間測定部23と、データ収集が終了する度にデータ記録部22によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの最新の時系列データのグラフ表示に表示を切り替えるデータ表示部24とを備えている。
次に、本実施の形態の調節計の動作を図2を参照して説明する。設定値SPは、オペレータなどによって設定され、設定値入力部10を介して操作量算出部12に入力される(図2ステップS100)。
制御量PVは、図示しない計測器によって計測され、制御量入力部11を介して操作量算出部12に入力される(図2ステップS101)。
操作量算出部12は、周知の制御演算アルゴリズムに従って、設定値SPと制御量PVとが一致するように操作量MVを算出する(図2ステップS102)。制御演算アルゴリズムとしては、例えばPIDがある。
操作量出力部13は、操作量算出部12によって算出された操作量MVを制御対象に出力する(図2ステップS103)。制御対象が例えば加熱処理炉の場合、加熱処理炉のヒータに電力を供給する電力調整器が、操作量MVの実際の出力先となる。
次に、データ収集起動部20は、データ記録部22によるデータ収集が停止しているときに(図2ステップS104においてYES)、設定値入力部10から入力された設定値SPの変更を検出し(図2ステップS105においてYES)、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合(図2ステップS106においてYES)、データ記録部22を起動してデータ収集を開始させる(図2ステップS107)。データ収集起動部20は、設定値入力部10から入力された設定値SPが直前の制御周期の設定値SPと異なるときに、設定値SPが変更されたと判断する。
例えば昇温制御中のデータを収集して記録したいのであれば、データ収集開始のトリガーとなる設定値SP変更方向として「上昇方向」をデータ収集起動部20に登録しておけばよい。これにより、設定値SPが上昇する方向に変更されたときに、データ収集が開始される。また、降温制御中のデータを収集して記録したいのであれば、データ収集開始のトリガーとなる設定値SP変更方向として「下降方向」をデータ収集起動部20に登録しておけばよい。
次に、起動したデータ記録部22は、設定値入力部10から入力された設定値SPと制御量入力部11から入力された制御量PVと操作量算出部12によって算出された操作量MVとを記録する(図2ステップS108)。
継続時間測定部23は、データ収集開始後の継続時間を計測する(図2ステップS109)。
データ収集停止部21は、データ記録部22によるデータ収集が行われているときに、データ収集開始後の継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合(図2ステップS110においてYES)、データ記録部22を停止させてデータ収集を終了させる(図2ステップS111)。
データ表示部24は、データ記録部22が停止してデータ収集が終了すると、データ記録部22によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの時系列データであるデータセット(切り出された最新の上下動データ)を、このデータセットの収集開始時から規定時間が経過したときに、予め規定された時系列のフレームに合わせてグラフ表示する(図2ステップS112)。このとき、規定時間は、上記制限時間よりも長い時間に設定されている。
以上のようなステップS100〜S112の処理が、例えばオペレータからの指令によって制御が終了するまで(図2ステップS113においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行される。
なお、予め規定された時系列のフレームに合わせてグラフ表示するとは、例えばデータの先頭時刻(データ収集開始時刻)をグラフの時間軸(横軸)上の開始時刻としてデータセットを表示することを意味する。制御量PVの上下動が発生する度にデータセットが収集されるので、データの先頭時刻は変わっていくが、データの先頭時刻をグラフの時間軸上の開始時刻としてデータセットをグラフ表示すれば、制御量PVの1回の上下動毎に区分けした個々のデータセットを統一された基準で表示することができ、データセットの差異を認識し易くすることができる。
図3は本実施の形態の調節計のデータ収集の動作を説明する図であり、図3の横軸は時間、縦軸は制御量PVである。ここでは、設定値SPを温度設定値、制御量PVを温度計測値とし、例えば加熱処理炉の昇温制御中のデータを収集する場合について説明する。この図3の例では、設定値SPが150℃から300℃に変更された時点でデータ収集を開始し、データ収集開始後の継続時間がデータ収集終了の制限時間に到達したときに、データ収集を終了している。そして、収集したデータを、データ収集開始時から規定時間が経過したときに例えば図4のように表示する。図4の例では設定値SPと制御量PVの時系列データをグラフ表示している。以後、同様の昇降温動作が行われる度に、データ収集とグラフ表示が行われる。
以上のように、本実施の形態では、制御量PVの上下動が繰り返される場合において、収集すべきデータを制御量PVの1回の上下動毎に個別のデータセットに区分けする際の規則性を確保することが可能になる。規則性について具体的に言えば、データセットの先頭が設定値SPの変更時点となり、操作量MVや制御量PVの変化が制御動作として始まるタイミングが規則正しくなる。
そして、本実施の形態では、データ収集が終了したときに、1回前に収集したデータセットのグラフから、今回収集した最新のデータセットのグラフに表示を切り替えるようにしたので、上下動のタイミングが一致した時系列データ形状が、制御量PVの上下動のサイクル毎に表示されることになる。したがって、オペレータがこの表示を視認することで残像感覚が得られ、1回前に収集したデータセットからの差異(変化)を認識できるようになる。すなわち、オペレータが短時間で制御量PVの上下動状態をチェックすることが可能になる。また、本実施の形態では、データ収集開始時からの規定時間経過時に表示を切り替えるようにしたので、オペレータが確認のタイミングを誤る確率をさらに低減することができる。
本実施の形態では、高速な制御量PVの上下動状態の確認が目的なので、全ての構成要素が調節計に内蔵されるような形態として記述したが、データ表示部24に限れば、高速な通信機能を利用して調節計外部に接続されるような形態としてもよい。この場合は、調節計とその外部に設けられるデータ表示部24とによって、本発明の技術思想を実現する制御システムが形成される。
なお、本実施の形態では、設定値SPと制御量PVと操作量MVの3つを収集しているが、これに限るものではなく、これら3つのうち少なくとも1つを収集すればよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記発明の原理2、発明の原理3に対応するものである。図5は本発明の第2の実施の形態に係る調節計の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の調節計は、調節計制御機能部1aと、データ収集機能部2aとを備えている。
調節計制御機能部1aは、設定値入力部10と、制御量入力部11と、操作量算出部12と、操作量出力部13と、ハロゲンランプ(高速昇温ヒータ)に流れる電流値CTを入力する電流値入力部14とを備えている。
データ収集機能部2aは、データ収集起動部20と、データ収集停止部21と、設定値SPと制御量PVと操作量MVのうちの少なくとも1つに加えて、電流値CTを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録部22aと、継続時間測定部23と、データ収集が終了する度にデータ記録部22aによって記録された最新の時系列データと共に、比較対象の時系列データである参照データを重ね合わせてグラフ表示するデータ表示部24aと、最新の時系列データと参照データとの間の差異を数値化して、データ表示部24aによる表示切替と同時に表示する差異表示部25とを備えている。
次に、本実施の形態の調節計の動作を図6を参照して説明する。図6のステップS200〜S203の処理は、それぞれ図2のステップS100〜S103と同じなので、説明は省略する。本実施の形態では、ハロゲンランプ(高速昇温ヒータ)を備えた加熱処理炉を制御対象としており、ハロゲンランプに電力を供給する電力調整器が、操作量MVの実際の出力先となる。この場合、設定値SPは温度設定値、制御量PVは加熱処理炉の計測器(センサ)によって計測される温度計測値となる。
電流値入力部14は、ハロゲンランプ(高速昇温ヒータ)に流れる電流値CTを計測する電流値計測手段(不図示)から電流値CTを取得する(図6ステップS204)。
データ収集起動部20は、データ記録部22aによるデータ収集が停止しているときに(図6ステップS205においてYES)、設定値入力部10から入力された設定値SPの変更を検出し(図6ステップS206においてYES)、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合(図6ステップS207においてYES)、データ記録部22aを起動してデータ収集を開始させる(図6ステップS208)。
本実施の形態では、加熱処理炉の昇温制御中のデータを収集して記録するので、データ収集開始のトリガーとなる設定値SP変更方向として「上昇方向」(昇温方向)がデータ収集起動部20に予め登録されている。したがって、設定値SPが上昇する方向に変更されたときに、データ収集が開始される。
次に、起動したデータ記録部22aは、設定値入力部10から入力された設定値SP(温度設定値)と制御量入力部11から入力された制御量PV(温度計測値)と操作量算出部12によって算出された操作量MV(ヒータ操作量)と電流値入力部14から入力された電流値CTとを記録する(図6ステップS209)。
継続時間測定部23は、データ収集開始後の継続時間を計測する(図6ステップS210)。
データ収集停止部21は、データ記録部22aによるデータ収集が行われているときに、データ収集開始後の継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合(図6ステップS211においてYES)、データ記録部22aを停止させてデータ収集を終了させる(図6ステップS212)。
データ表示部24aは、データ記録部22aが停止してデータ収集が終了すると、データ記録部22aによって記録された、最新のデータ収集開始から最新のデータ収集終了までの時系列データであるデータセットD1(i)(iは収集されたn個の時系列データのデータ番号でありi=1〜n)を、このデータセットの収集開始時から規定時間が経過したときに、予め規定された時系列のフレームに合わせてグラフ表示すると同時に、データ記録部22aによって記録された、1回前のデータ収集開始から1回前のデータ収集終了までの時系列データであるデータセットD2(i)を参照データとして、同じ時系列のフレームに合わせてデータセットD1(i)と重ね合わせるようにしてグラフ表示する(図6ステップS213)。
上記のとおり、予め規定された時系列のフレームに合わせてグラフ表示するとは、データの先頭時刻(データ収集開始時刻)をグラフの時間軸上の開始時刻としてデータセットを表示することを意味する。したがって、データセットD1(i)の先頭時刻およびデータセットD2(i)の先頭時刻を同一のグラフの時間軸上の共通の開始時刻としてデータセットD1(i),D2(i)を重ね合わせて表示することになる。
差異表示部25は、最新のデータセットD1(i)と1回前のデータセットD2(i)とのデータ間の差異E2を次式により算出し数値化して、データ表示部24によるグラフ表示と同時に表示する(図6ステップS214)。
Figure 0006130749
このとき、差異表示部25は、データの種類毎に差異E2を算出して表示する。本実施の形態では、設定値SPと制御量PVと操作量MVと電流値CTとを収集して記録するので、最新の設定値SP1のデータセットと1回前の設定値SP2のデータセットとの間で差異E2を算出して表示し、最新の制御量PV1のデータセットと1回前の制御量PV2のデータセットとの間で差異E2を算出して表示し、最新の操作量MV1のデータセットと1回前の操作量MV2のデータセットとの間で差異E2を算出して表示し、最新の電流値CT1のデータセットと1回前の電流値CT2のデータセットとの間で差異E2を算出して表示すればよい。
以上のようなステップS200〜S214の処理が、例えばオペレータからの指令によって制御が終了するまで(図6ステップS215においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行される。
図7は本実施の形態におけるデータ表示の例を示す図である。図7の例では、設定値SP(=SP1=SP2)と、最新の制御量PV1のデータセットと、1回前の制御量PV2のデータセットと、最新の制御量PV1のデータセットと1回前の制御量PV2のデータセットとの間の差異E2=19.8℃とを表示している。
本実施の形態では、残像感覚を利用する第1の実施の形態と比較して、比較対象である参照データ(1回前のデータセット)との差異をオペレータがさらに認識し易くなる。
本実施の形態では、参照データをデータ表示部24がストックし、差異の算出を差異表示部25が実行するものとして記述した。その意味では、単なる表示部とは異なる機能ブロックになる。
電流値CTは特に時刻同期の取り難い高速な変化をする状態量であるが、データ品質としては、制御動作(温度計測値PV、ヒータ操作量MV)との時刻同期が最も重要であるため、調節計機能と一体化されたデータ収集になることが好ましい。なお、電流値CTについても制御量PVと同様に、規定された時系列のフレームに合わせて最新の電流値CT1のデータセットと1回前の電流値CT2のデータセットとを重ね合わせるようにしてグラフ表示すればよい。
本実施の形態では、高速な制御量PVの上下動状態の確認が目的なので、全ての構成要素が調節計に内蔵されるような形態として記述したが、データ表示部24および差異表示部25に限れば、高速な通信機能を利用して調節計外部に接続されるような形態としてもよい。この場合は、調節計とその外部に設けられるデータ表示部24および差異表示部25とによって、本発明の技術思想を実現する制御システムが形成される。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記発明の原理2、発明の原理3に対応する別の実施の形態である。本実施の形態においても調節計の構成および処理の流れは第2の実施の形態と同様であるので、図5、図6を参照して説明する。
図6のステップS200〜S212の処理は、第2の実施の形態で説明したとおりである。
本実施の形態のデータ表示部24aは、データ記録部22aが停止してデータ収集が終了すると、データ記録部22aによって記録された、最新のデータ収集開始から最新のデータ収集終了までの時系列データであるデータセットD1(i)を、このデータセットの収集開始時から規定時間が経過したときに、予め規定された時系列のフレームに合わせてグラフ表示すると同時に、予めデータ記録部22aに登録された、データセットD1(i)の理想的な値を示す時系列データであるデータセットD3(i)を参照データとして、同じ時系列のフレームに合わせてデータセットD1(i)と重ね合わせるようにしてグラフ表示する(図6ステップS213)。この場合、データセットD1(i)の先頭時刻(データ収集開始時刻)およびデータセットD3(i)の先頭時刻を同一のグラフの時間軸上の共通の開始時刻としてデータセットD1(i),D3(i)を重ね合わせて表示すればよい。
本実施の形態の差異表示部25は、最新のデータセットD1(i)とデータセットD3(i)とのデータ間の差異E3を次式により算出し数値化して、データ表示部24によるグラフ表示と同時に表示する(図6ステップS214)。
Figure 0006130749
このとき、差異表示部25は、データの種類毎に差異E3を算出して表示する。本実施の形態では、設定値SPと制御量PVと操作量MVと電流値CTとを収集して記録するので、最新の制御量PV1のデータセットと理想的な制御量PV3のデータセットとの間で差異E3を算出して表示し、最新の操作量MV1のデータセットと理想的な操作量MV3のデータセットとの間で差異E3を算出して表示し、最新の電流値CT1のデータセットと理想的な電流値CT3のデータセットとの間で差異E3を算出して表示すればよい。
なお、本実施の形態では、参照データとして、理想的な制御動作を示すデータを採用したが、これ以外にも最新のデータセットよりも過去の複数回にわたって収集され記録された複数のデータセットの平均データを参照データとして適宜採用してもよい。
第1〜第3の実施の形態で説明した調節計を含む制御システムは、CPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1〜第3の実施の形態で説明した処理を実行する。上記のとおり、制御システムを、調節計を実現するコンピュータと、データ表示部24および差異表示部25を実現するコンピュータの2台に分けてもよい。この場合、2台のコンピュータのCPUは、各々のコンピュータの記憶装置に格納されたプログラムに従って第1〜第3の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、データ収集機能を備えた温調計などの調節計を含む制御システムに適用することができる。
1,1a…調節計制御機能部、2,2a…データ収集機能部、10…設定値入力部、11…制御量入力部、12…操作量算出部、13…操作量出力部、14…電流値入力部、20…データ収集起動部、21…データ収集停止部、22,22a…データ記録部、23…継続時間測定部、24,24a…データ表示部、25…差異表示部。

Claims (16)

  1. 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを制御周期毎に算出して出力する操作量算出手段と、
    データ収集開始時点からの継続時間を計測する継続時間測定手段と、
    設定値SPと制御量PVと操作量MVのうち少なくとも1つを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録手段と、
    このデータ記録手段によるデータ収集が停止しているときに、設定値SPの変更を検出し、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合に、前記データ記録手段を起動してデータ収集を開始させるデータ収集起動手段と、
    前記データ記録手段によるデータ収集が行われているときに、前記データ収集開始時点からの継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合に、前記データ記録手段を停止させてデータ収集を終了させるデータ収集停止手段と、
    データ収集が終了する度に前記データ記録手段によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの最新の時系列データのグラフ表示に表示を切り替えるデータ表示手段とを備えることを特徴とする制御システム。
  2. 請求項1記載の制御システムにおいて、
    前記データ記録手段は、前記設定値SPと前記制御量PVと前記操作量MVのうちの少なくとも1つに加えて、前記操作量MVに応じてヒータに通電される電流値CTを収集すべきデータとして制御周期毎に記録することを特徴とする制御システム。
  3. 請求項1または2記載の制御システムにおいて、
    前記データ表示手段は、前記最新の時系列データを、比較対象の時系列データである参照データと重ね合わせてグラフ表示することを特徴とする制御システム。
  4. 請求項3記載の制御システムにおいて、
    さらに、前記最新の時系列データと前記参照データとの間の差異を数値化して、前記グラフと共に表示する差異表示手段を備えることを特徴とする制御システム。
  5. 請求項3または4記載の制御システムにおいて、
    前記参照データは、前記最新の時系列データよりも1回前に収集され記録された時系列データであることを特徴とする制御システム。
  6. 請求項3または4記載の制御システムにおいて、
    前記参照データは、収集すべきデータの理想的な値を示す時系列データであることを特徴とする制御システム。
  7. 請求項3または4記載の制御システムにおいて、
    前記参照データは、前記最新の時系列データよりも過去の複数回にわたって収集され記録された複数の時系列データの平均データであることを特徴とする制御システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御システムにおいて、
    前記データ表示手段は、前記最新の時系列データの収集開始時から規定時間が経過したときに、前記最新の時系列データに表示を切り替えることを特徴とする制御システム。
  9. 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを制御周期毎に算出して出力する操作量算出ステップと、
    データ記録手段によるデータ収集が停止しているときに、設定値SPの変更を検出し、この設定値SPの変更方向がデータ収集開始のトリガーとなる設定値SPの変更方向であった場合に、前記データ記録手段を起動してデータ収集を開始させるデータ収集起動ステップと、
    前記データ記録手段により設定値SPと制御量PVと操作量MVのうち少なくとも1つを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するデータ記録ステップと、
    データ収集開始時点からの継続時間を計測する継続時間測定ステップと、
    前記データ記録手段によるデータ収集が行われているときに、前記データ収集開始時点からの継続時間が予め設定されたデータ収集終了の制限時間に到達した場合に、前記データ記録手段を停止させてデータ収集を終了させるデータ収集停止ステップと、
    データ収集が終了する度に前記データ記録手段によって記録された、最新のデータ収集開始からデータ収集終了までの最新の時系列データのグラフ表示に表示を切り替えるデータ表示ステップとを含むことを特徴とするデータ収集表示方法。
  10. 請求項9記載のデータ収集表示方法において、
    前記データ記録ステップは、前記設定値SPと前記制御量PVと前記操作量MVのうちの少なくとも1つに加えて、前記操作量MVに応じてヒータに通電される電流値CTを収集すべきデータとして制御周期毎に記録するステップを含むことを特徴とするデータ収集表示方法。
  11. 請求項9または10記載のデータ収集表示方法において、
    前記データ表示ステップは、前記最新の時系列データを、比較対象の時系列データである参照データと重ね合わせてグラフ表示するステップを含むことを特徴とするデータ収集表示方法。
  12. 請求項11記載のデータ収集表示方法において、
    さらに、前記最新の時系列データと前記参照データとの間の差異を数値化して、前記グラフと共に表示する差異表示ステップを含むことを特徴とするデータ収集表示方法。
  13. 請求項11または12記載のデータ収集表示方法において、
    前記参照データは、前記最新の時系列データよりも1回前に収集され記録された時系列データであることを特徴とするデータ収集表示方法。
  14. 請求項11または12記載のデータ収集表示方法において、
    前記参照データは、収集すべきデータの理想的な値を示す時系列データであることを特徴とするデータ収集表示方法。
  15. 請求項11または12記載のデータ収集表示方法において、
    前記参照データは、前記最新の時系列データよりも過去の複数回にわたって収集され記録された複数の時系列データの平均データであることを特徴とするデータ収集表示方法。
  16. 請求項9乃至15のいずれか1項に記載のデータ収集表示方法において、
    前記データ表示ステップは、前記最新の時系列データの収集開始時から規定時間が経過したときに、前記最新の時系列データに表示を切り替えることを特徴とするデータ収集表示方法。
JP2013146232A 2013-07-12 2013-07-12 制御システムおよびデータ収集表示方法 Expired - Fee Related JP6130749B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013146232A JP6130749B2 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 制御システムおよびデータ収集表示方法
CN201410328442.9A CN104281179B (zh) 2013-07-12 2014-07-10 控制系统和数据收集显示方法
US14/329,479 US20150019040A1 (en) 2013-07-12 2014-07-11 Controlling system and data collecting/displaying method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013146232A JP6130749B2 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 制御システムおよびデータ収集表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015018471A JP2015018471A (ja) 2015-01-29
JP6130749B2 true JP6130749B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=52256161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013146232A Expired - Fee Related JP6130749B2 (ja) 2013-07-12 2013-07-12 制御システムおよびデータ収集表示方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20150019040A1 (ja)
JP (1) JP6130749B2 (ja)
CN (1) CN104281179B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6092026B2 (ja) * 2013-07-12 2017-03-08 アズビル株式会社 調節計およびデータ収集方法
JP6445859B2 (ja) * 2014-12-16 2018-12-26 株式会社東芝 プラント監視装置
JP6588763B2 (ja) * 2015-07-31 2019-10-09 アズビル株式会社 制御システム、支援装置、制御装置、および制御方法
JP6624876B2 (ja) * 2015-10-15 2019-12-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 監視方法および半導体装置の製造方法
MX2020012139A (es) * 2016-09-08 2021-01-29 Vyne Pharmaceuticals Inc Composiciones y metodos para tratar rosacea y acne.
JP6861357B2 (ja) * 2017-03-31 2021-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報出力システム、情報表示方法、および、情報表示プログラム
JP6687653B2 (ja) * 2018-03-13 2020-04-28 ファナック株式会社 時系列データ分析装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1071592B (it) * 1977-03-09 1985-04-10 Olivetti & Co Spa Metodo ed apparecchiatura di registrazione in memoria e visualizzazione di immagini
JPH05108102A (ja) * 1991-10-21 1993-04-30 Yokogawa Electric Corp 調節計
US5483468A (en) * 1992-10-23 1996-01-09 International Business Machines Corporation System and method for concurrent recording and displaying of system performance data
JPH08285700A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Japan Radio Co Ltd 温度計
JP3590553B2 (ja) * 1998-05-08 2004-11-17 株式会社デジタル 表示装置および該表示装置を備えた制御システム
US6243105B1 (en) * 1998-11-19 2001-06-05 Ncr Corporation Drill-down method to historical data in a performance monitor using a platform independent program
US6421793B1 (en) * 1999-07-22 2002-07-16 Siemens Information And Communication Mobile, Llc System and method for automated testing of electronic devices
JP2001076282A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Canon Inc 情報処理装置およびその方法
JP2001074561A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Hioki Ee Corp 測定装置およびデータ回収器
US6553419B1 (en) * 2000-02-02 2003-04-22 International Business Machines Corporation System and method for computer system performance data pause and resume consuming minimum display area
JP2003050603A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Omron Corp 調節器
US20060146431A1 (en) * 2003-01-31 2006-07-06 Masaharu Tsujimura Information recording device, information recording method, and recording medium region management method
JP4853375B2 (ja) * 2007-04-27 2012-01-11 富士ゼロックス株式会社 状態検知装置、状態検知方法、及び状態検知プログラム
JP5075701B2 (ja) * 2008-03-25 2012-11-21 アズビル株式会社 制御機器および電力推定方法
CN101551980B (zh) * 2008-03-31 2012-12-26 统宝光电股份有限公司 影像显示系统
JP5588231B2 (ja) * 2010-05-28 2014-09-10 株式会社東芝 傾向監視装置及びその方法
JP5578990B2 (ja) * 2010-08-27 2014-08-27 アズビル株式会社 エネルギー総和抑制制御装置、電力総和抑制制御装置および方法
JP5829066B2 (ja) * 2011-07-11 2015-12-09 アズビル株式会社 制御装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20150019040A1 (en) 2015-01-15
JP2015018471A (ja) 2015-01-29
CN104281179B (zh) 2017-04-12
CN104281179A (zh) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6130749B2 (ja) 制御システムおよびデータ収集表示方法
JP6320200B2 (ja) Pidコントローラおよびデータ収集方法
JP6092026B2 (ja) 調節計およびデータ収集方法
JP5778087B2 (ja) プロセス監視システム及び方法
JP2014044703A5 (ja)
JPWO2016143072A1 (ja) プログラマブルロジックコントローラ
CN107798161B (zh) 设计评价辅助系统
CN111665882A (zh) 温度控制方法及系统
JP6371612B2 (ja) Pidコントローラおよびデータ収集方法
US10724742B2 (en) Cooking appliance graphical cooking profiles
JP6320203B2 (ja) Pidコントローラおよびデータ収集方法
JP2012160144A (ja) データ収集装置およびデータ収集方法
JP6417175B2 (ja) 評価装置および評価方法
JP2015084142A (ja) 不具合検知システムおよび不具合検知方法
CN115877890B (zh) 一种cvd设备的温度控制方法及系统
JP2019046026A (ja) 制御装置およびパラメータ設定方法
CN103488214B (zh) 一种快速温度变化试验装置
KR102423632B1 (ko) 센서를 제어하는 전자 장치 및 그 동작 방법
CN106919202A (zh) 一种终端和终端加热方法
CN115568762A (zh) 烹饪器具中igbt的过温控制方法、装置及烹饪器具
JP2019046082A (ja) データ処理装置および方法
CN104603803B (zh) 机器人单元的整体设备效率
JP6371709B2 (ja) 制御システム、制御装置および制御方法
CN204883323U (zh) 一种热处理炉群集中控制装置
JP2018063573A (ja) 情報処理装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6130749

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees