JP2019046026A - 制御装置およびパラメータ設定方法 - Google Patents

制御装置およびパラメータ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設定値変換処理のパラメータ設定作業の効率を改善する。【解決手段】制御装置は、設定値SPを入力として時定数SFに従ってSPラグフィルタ処理を行ない、変換後の設定値SP’を出力するSPラグフィルタ部1と、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する設定値SPを記憶する記憶部3と、設定値SPのグラフをタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる入力画面表示制御部5と、タッチパネル機能付き表示素子4に対するオペレータの操作を基に、設定値SP’の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力するラグフィルタイメージ入力部6と、設定値SPにSPラグフィルタ処理を施した結果の設定値SP’の時系列データが、参照軌跡データと最も良く適合するように時定数SFの数値を探索する時定数探索実行部7と、探索結果を提示する探索結果提示部8とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばラグフィルタ処理やランプ処理などの設定値変換処理機能を備えた制御装置に係り、特にオペレータが設定値変換処理のパラメータを設定する作業を支援する技術に関するものである。
PID制御を実行するコントローラ(温度制御のための温調計など)は、オペレータが設定する設定値SPとセンサ等により計測される制御量PVとの偏差ERに応じて、操作量MV(アクチュエータへの指示)を算出する。設定値SPについてはオペレータが一定値を入力するのみではなく、オペレータの入力に応じて、例えば特許文献1に開示されたSPラグフィルタ(目標値フィルタ)や特許文献2に開示されたSPランプによりPID演算に使用する実際の設定値SPへと変換して、制御量PVの立ち上がり時間を調整する方法(操作量MVの出力パターンを調整する方法)が実用されている。
SPラグフィルタやSPランプのパラメータとしては、SPラグフィルタについては1次遅れ伝達関数の時定数SFがあり、SPランプについては単位時間あたりのSP変化量SRがある。
SPラグフィルタは、次式のような処理で設定値SPをSP’に変換するものである。
SP’={1/(1+SFs)}SP ・・・(1)
式(1)のsはラプラス演算子である。時定数SF=70.0秒とした場合の設定値SP’と、この設定値SP’に基づく制御の結果として得られる制御量PVとは、例えば図11のようになる。
SPランプは、設定値SPを一定の変化量SRで継続的に変化するSP’に変換するものである。SP変化量SR=1.0℃/秒とした場合の設定値SP’と、この設定値SP’に基づく制御の結果として得られる制御量PVとは、例えば図12のようになる。
時定数SFやSP変化量SRは、制御量PVの立ち上がりの時間配分のイメージとは直感的に繋がりにくい数値であるため、桁違いなどの設定ミスをしても気付き難い。
設定値SPの63.2%に達する時間を時定数SFと呼ぶという技術的な意味を、一般のオペレータは知らない可能性が高い。例えば設定値SPが0℃から100℃に変更されたとき、時定数SFが100秒であれば、0℃から100℃に設定値SP’(温度)が推移する場合の63.2℃に至る時間が100秒であり、0℃から100℃に推移するための全時間の63.2%が100秒ではないので、時定数SFの意味を知っていても直感的に分かり難い。
また、例えばSP変化量SRが0.0125℃/秒であれば、80秒で設定値SP’(温度)が1℃上昇するペースであり、300℃上昇するのに6時間40分必要なペースである。0.0125という数値から6時間40分を正しく計算する必要があるので、計算ミス(設定ミス)が起こっても不思議ではない。
マルチループの温調計などでは、その操作およびデータ収集を実行するために、タッチパネル式のHMI(Human Machine Interface)を備える機器が併用されることがある。例えば図13の例では、4ループの温調計100に、タッチパネル機能付きの表示器101が設けられている。
したがって、この温調計100の機能を利用し、設定値SPおよび上記パラメータの数値が設定されたときに、PID演算に使用する実際の設定値SP’へと変換された後の時系列の変化パターンを、図14のように表示器101にグラフ表示することでオペレータに認識させることも可能である。しかし、設定値SP’が想定通りではない数値設定であった場合の数値設定変更作業が試行錯誤的になってしまうと効率が悪いので、改善が求められている。
特開平06−274203号公報 特開2013−167920号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ラグフィルタ処理やランプ処理などの設定値変換処理機能を備えた制御装置において、設定値変換処理のパラメータ設定作業の効率を改善することができる制御装置およびパラメータ設定方法を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、第1の設定値を入力として、規定されたパラメータに従って設定値変換処理を行ない、変換後の第2の設定値を出力するように構成された設定値変換処理部と、制御動作時に前記第2の設定値と制御対象の制御量とを入力としてPID演算により操作量を算出して前記制御対象に出力するように構成されたPID制御部と、情報を表示する表示部であると同時にオペレータの操作を受け付ける入力部であるタッチパネル機能付き表示素子と、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する前記第1の設定値を記憶するように構成された記憶部と、パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値の時間変化を表すグラフを前記タッチパネル機能付き表示素子に表示させるように構成された入力画面表示制御部と、パラメータ設定動作時に前記タッチパネル機能付き表示素子に対するオペレータの操作を基に、前記第2の設定値の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力するように構成された設定値変換処理イメージ入力部と、パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時系列データが、前記参照軌跡データと最も良く適合するように前記パラメータの数値を探索するように構成された探索実行部と、この探索実行部によるパラメータ探索結果を提示するように構成された探索結果提示部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例は、前記探索実行部によって探索されたパラメータの数値を、オペレータの操作に応じて所定の増減範囲内で微調整するように構成された微調整実施部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例は、前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時間変化を表すグラフを、前記第1の設定値のグラフと重ねるようにして前記タッチパネル機能付き表示素子に表示させるように構成された処理結果表示制御部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記設定値変換処理は、ラグフィルタ処理であり、前記パラメータは、前記ラグフィルタ処理の時定数であることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記設定値変換処理は、前記第1の設定値を一定の変化量で継続的に変化する前記第2の設定値に変換するランプ処理であり、前記パラメータは、前記第2の設定値の単位時間あたりの前記変化量であることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置のパラメータ設定方法は、第1の設定値を入力として、規定されたパラメータに従って設定値変換処理を行ない、変換後の第2の設定値を出力するように構成された第1のステップと、制御動作時に前記第2の設定値と制御対象の制御量とを入力としてPID演算により操作量を算出して前記制御対象に出力するように構成された第2のステップと、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する前記第1の設定値を記憶する記憶部を参照し、この記憶部に記憶された第1の設定値の時間変化を表すグラフをタッチパネル機能付き表示素子に表示させる第3のステップと、パラメータ設定動作時に前記タッチパネル機能付き表示素子に対するオペレータの操作を基に、前記第2の設定値の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力する第4のステップと、パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時系列データが、前記参照軌跡データと最も良く適合するように前記パラメータの数値を探索するように構成された第5のステップと、この第5のステップによるパラメータ探索結果を提示する第6のステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する第1の設定値を記憶する記憶部と、パラメータ設定動作時に記憶部に記憶された第1の設定値の時間変化を表すグラフをタッチパネル機能付き表示素子に表示させる入力画面表示制御部と、パラメータ設定動作時にタッチパネル機能付き表示素子に対するオペレータの操作を基に、第2の設定値の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力する設定値変換処理イメージ入力部と、パラメータ設定動作時に記憶部に記憶された第1の設定値に設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時系列データが、参照軌跡データと最も良く適合するようにパラメータの数値を探索する探索実行部とを設けることにより、設定値変換処理のパラメータ設定作業の効率を改善することができる。
また、本発明では、微調整実施部を設けることにより、探索結果とオペレータのイメージとが一致しない場合にパラメータの数値を微調整することができる。
また、本発明では、処理結果表示制御部を設けることにより、オペレータはパラメータの探索結果を適用した場合の第2の設定値の時間変化を目視で確認することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施例に係る制御装置のパラメータ設定動作を説明するフローチャートである。 図3は、本発明の第1の実施例においてオペレータがSPラグフィルタ処理後の設定値の望ましい軌跡を入力する例を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施例における探索結果表示処理と微調整処理とを説明する図である。 図5は、本発明の第1の実施例に係る制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。 図6は、本発明の第2の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の第2の実施例に係る制御装置のパラメータ設定動作を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の第2の実施例においてオペレータがSPランプ処理後の設定値の望ましい軌跡を入力する例を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施例における探索結果表示処理と微調整処理とを説明する図である。 図10は、本発明の第2の実施例に係る制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。 図11は、SPラグフィルタを利用した場合の制御動作を示す図である。 図12は、SPランプを利用した場合の制御動作を示す図である。 図13は、マルチループ温調計の外観図である。 図14は、変換後の設定値をグラフ表示する温調計の例を示す図である。
[発明の原理1]
発明者は、通常は制御量PVの所望の立ち上がりの態様(すなわち実際の設定値SP’の時系列の変化パターン)をオペレータが認識できていることに着眼した。そこで、SPラグフィルタ処理後またはSPランプ処理後の設定値SP’の、オペレータが望む立ち上がり波形を視覚的な方法で入力できるように支援することに想到した。
具体的には、タッチパネル機能付きの表示器に設定値SPの立ち上がりを時系列でグラフ化するための画面を表示し、タッチパネルのなぞり操作により、SPラグフィルタを利用する場合の設定値SP’の変化のイメージや、SPランプを利用する場合の設定値SP’の変化のイメージを、オペレータに入力させる。その後、なぞり操作により入力された設定値SPの変化に適合するパラメータ数値(時定数SFや単位時間あたりのSP変化量SR)を自動算出し、数値設定画面に表示する。
オペレータは、自動算出された数値をそのまま採用してもよいし、この数値を微調整して最終決定してもよい。微調整作業は、管理し易い数値に変更する程度の作業であるので、桁違いのような誤りも発生しないし、過度な試行錯誤に陥る可能性も低減される。
[発明の原理2]
パラメータ数値の微調整については、変更可能な範囲を規定する上下限を与えるのが好ましい。微調整のつもりの数値変更で、誤って桁違いのような大幅な変更をしてしまう虞を低減することができる。
[第1の実施例]
以下、本発明の第1の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。本実施例は、上記発明の原理1、発明の原理2に対応する例であり、設定値SPを変換する手段としてSPラグフィルタを用い、制御装置が温調計の場合の例である。
制御装置は、設定値SP(第1の設定値)を入力として時定数SF(パラメータ)に従ってSPラグフィルタ処理(設定値変換処理)を行ない、変換後の設定値SP’(第2の設定値)を出力するSPラグフィルタ部1(設定値変換処理部)と、制御動作時にSPラグフィルタ処理後の設定値SP’と制御量PVとを入力としてPID演算により操作量MVを算出して制御対象に出力するPID制御部2と、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する設定値SPを記憶する記憶部3と、情報を表示する表示部であると同時にオペレータの操作を受け付ける入力部であるタッチパネル機能付き表示素子4と、パラメータ設定動作時に記憶部3に記憶された設定値SPの時間変化を表すグラフをタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる入力画面表示制御部5と、パラメータ設定動作時にタッチパネル機能付き表示素子4に対するオペレータの操作を基に、設定値SP’の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力するラグフィルタイメージ入力部6(設定値変換処理イメージ入力部)と、パラメータ設定動作時に記憶部3に記憶された設定値SPにSPラグフィルタ処理を施した結果の設定値SP’の時系列データが、参照軌跡データと最も良く適合するように時定数SFの数値を探索する時定数探索実行部7と、探索結果を提示する探索結果提示部8と、記憶部3に記憶された設定値SPにSPラグフィルタ処理を施した結果の設定値SP’の時間変化を表すグラフを、設定値SPのグラフと重ねるようにしてタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる処理結果表示制御部9と、時定数探索実行部7によって探索された時定数SFの数値を、オペレータの操作に応じて所定の増減範囲内で微調整する微調整実施部10とを備えている。
<パラメータ設定動作>
次に、本実施例の制御装置のパラメータ(時定数SF)設定動作を、図2を参照して説明する。入力画面表示制御部5は、SPラグフィルタ処理後の設定値SP’の望ましい立ち上がり軌跡を入力する入力画面をタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図2ステップS100)。
記憶部3には、パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する設定値SPの時系列データが、制御装置のオペレータまたは制御装置メーカの担当者によって事前に登録されている。なお、図1では図示していないが、オペレータまたは担当者が例えば設定値SPの初期値と、設定値SPを変更する時間(例えば制御開始からの経過時間)と、変更後の設定値SPとを指定したときに、設定値SPの時系列データを自動生成する時系列データ生成部を設けるようにしてもよい。
入力画面表示制御部5は、記憶部3に記憶されている設定値SPの時系列データを基に、設定値SP(制御量PV)を縦軸とし、時間を横軸として、設定値SPの時間変化を表すグラフを入力画面に表示する。入力画面表示制御部5は、縦軸の目盛りと数値の範囲については、ステップ状に変化する設定値SPの範囲に基づいて自動的に決定すればよい。また、横軸(時間軸)の目盛りと時間範囲については、時系列データの時間範囲に基づいて自動的に決定するか、若しくはオペレータまたはメーカ担当者による事前の設定に応じて決定すればよい。
オペレータは、タッチパネル機能付き表示素子4に表示された設定値SPのグラフを見て、この設定値SPと重ねるように、SPラグフィルタ処理後の設定値SP’の望ましい軌跡を入力する。入力方法としては、タッチパネル機能付き表示素子4の画面上で指または筆記具等を動かして、設定値SP’の望ましい軌跡を描く方法が好適である。オペレータの操作に応じて、タッチパネル機能付き表示素子4は、指または筆記具等が接触した画面上の位置を次々と検出して、検出した位置を示す位置座標信号を出力する(図2ステップS101)。
図3は、オペレータがタッチパネル機能付き表示素子4の画面40上で指400を動かして、SPラグフィルタ処理後の設定値SP’の望ましい軌跡を入力する様子を示す図である。この例では、画面40に表示されている設定値SPに対し、オペレータがSPラグフィルタ処理を意識して軌跡H1を入力する例を示している。
ラグフィルタイメージ入力部6は、タッチパネル機能付き表示素子4から出力された位置座標信号を受け取ると、位置座標信号が示す画面上の各点を、設定値SPの時系列データと同じ座標系上の点に変換することで、変換後の各点の集まりからなる参照軌跡データを生成する(図2ステップS102)。言うまでもなく、設定値SPの時系列データの座標系の横軸は時間、縦軸は設定値SPである。入力画面表示制御部5は、設定値SPの時系列データを画面の座標系上の点に変換してタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる。ラグフィルタイメージ入力部6は、この入力画面表示制御部5と逆の処理を行なえばよい。
続いて、時定数探索実行部7は、記憶部3に記憶されている設定値SPの時系列データにSPラグフィルタ処理を施した結果の設定値SP’が、参照軌跡データと最も良く適合するようにSPラグフィルタ処理の時定数SFの数値を探索(自動算出)して、探索した時定数SFの数値をSPラグフィルタ部1に対して設定する(図2ステップS103)。
時定数探索実行部7は、設定値SPにSPラグフィルタ処理を施した結果の設定値SP’の時系列データと参照軌跡データとの差の積分値(各々のデータを離散値とした場合の偏差総和)が最小となる時定数SFの数値を探索すればよい。また、時定数の定義に基づき時定数SFを算出してもよい。具体的には、時定数探索実行部7は、設定値SPがステップ状に変化する時点(図3の例では100秒)から設定値SP’の時系列データが参照軌跡データの最終値の63.2%に達するまでの変化所要時間を時定数SFとすればよい。図3の軌跡H1に応じた探索結果によれば、時定数SF=67.2秒になる。
探索結果提示部8は、探索結果の時定数SFの値をタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図2ステップS104)。
処理結果表示制御部9は、記憶部3に記憶されている設定値SPの時系列データを入力とし、時定数SFを時定数探索実行部7によって探索された値としたときのSPラグフィルタ処理後の設定値SP’のグラフを、既に表示されている設定値SPのグラフと重ねるようにして、タッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図2ステップS105)。SPラグフィルタの場合、数学的に正しい曲線をオペレータが入力できるとは限らないので、確認の意味で設定値SP’のグラフを表示することが好ましい。
また、設定値SP’の時系列データは、時間軸に沿って並ぶ離散型のデータである。そこで、処理結果表示制御部9は、離散した各データを補間して、時系列データを連続波形で表示することが好ましい。このような補間処理は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
次に、オペレータは、探索結果の時定数SFの値を、予め定められた増減範囲内で必要に応じて微調整する。すなわち、微調整実施部10は、オペレータが微調整操作(時定数SFを増減する操作)を行った場合(図2ステップS106においてYES)、この操作に応じて、SPラグフィルタ部1に設定されている時定数SFの値を所定幅だけ増やしたり、所定幅だけ減らす(図2ステップS107)。そして、微調整実施部10は、微調整後の時定数SFの値をタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図2ステップS108)。
処理結果表示制御部9は、時定数SFを微調整実施部10による微調整後の値としたときのSPラグフィルタ処理後の設定値SP’のグラフを、既に表示されている設定値SPのグラフと重ねるようにして、タッチパネル機能付き表示素子4に再表示させる(図2ステップS109)。
微調整実施部10と処理結果表示制御部9とは、オペレータによる確定操作が行われるまで(図2ステップS110においてYES)、微調整操作に応じてステップS107〜S109の処理を繰り返し実行する。
ただし、微調整実施部10は、時定数SFを段階的に増やした結果、探索結果に対する時定数SFの増加量の絶対値が所定の上限値に達した場合、あるいは時定数SFを段階的に減らした結果、探索結果に対する時定数SFの減少量の絶対値が上限値に達した場合、時定数SFの更なる変更は実施しない。
このように微調整はあくまでも任意である。上記のとおり、数学的に正しい曲線をオペレータが入力できるとは限らないので、探索結果とオペレータのイメージとが一致しないことを想定して微調整機能が設けられている。このような微調整機能により、図4に示すように探索結果の時定数SF=67.2秒を例えばSF=70.0秒に微調整することができる。
図4の例では、微調整実施部10がタッチパネル機能付き表示素子4の画面40に表示した操作ボタン41の部分をオペレータが指400で触れることにより、時定数SFを増減できるようになっている。
こうして、本実施例では、SPラグフィルタのパラメータ(時定数SF)設定作業の効率を改善することができる。
<制御動作>
次に、本実施例の制御装置の制御動作を、図5を参照して説明する。SPラグフィルタ部1は、オペレータからの制御の開始指示に従い、オペレータによって設定された設定値SP(例えば温度設定値)を入力として(図5ステップS200)、式(1)の伝達関数式で表されるSPラグフィルタ処理を施した設定値SP’を算出する(図5ステップS201)。
なお、上記のパラメータ設定動作では、記憶部3に予め記憶された設定値SPの時系列データを用いたが、実際の制御においては、従来の制御装置と同様にオペレータが任意に設定した設定値SPを入力とすればよい。
制御量PV(例えば温度計測値)は、制御対象に設けられたセンサ(例えば温度センサ)によって計測され、PID制御部2に入力される(図5ステップS202)
PID制御部2は、SPラグフィルタ処理後の設定値SP’と制御量PVとを入力として、制御量PVが設定値SP’と一致するように周知のPID演算により操作量MVを算出する(図5ステップS203)。
そして、PID制御部2は、算出した操作量MVを制御対象(例えば加熱装置)に出力する(図5ステップS204)。
SPラグフィルタ部1とPID制御部2とは、以上のようなステップS200〜S204の処理を、制御動作が終了するまで(図5ステップS205においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行する。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図6は本発明の第2の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施例は、上記発明の原理1、発明の原理2に対応する例であり、設定値SPを変換する手段としてSPランプを用い、制御装置が温調計の場合の例である。
本実施例の制御装置は、PID制御部2と、記憶部3と、タッチパネル機能付き表示素子4と、入力画面表示制御部5と、設定値SPを入力として設定値SPの単位時間あたりのSP変化量SR(パラメータ)に従ってSPランプ処理(設定値変換処理)を行ない、変換後の設定値SP’を出力するSPランプ部11(設定値変換処理部)と、パラメータ設定動作時にタッチパネル機能付き表示素子4に対するオペレータの操作を基に、設定値SP’の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力するランプイメージ入力部12(設定値変換処理イメージ入力部)と、パラメータ設定動作時に記憶部3に記憶された設定値SPにSPランプ処理を施した結果の設定値SP’の時系列データが、参照軌跡データと最も良く適合するようにSP変化量SRの数値を探索する変化量探索実行部13と、探索結果を提示する探索結果提示部14と、記憶部3に記憶された設定値SPにSPランプ処理を施した結果の設定値SP’の時間変化を表すグラフを、設定値SPのグラフと重ねるようにしてタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる処理結果表示制御部15と、変化量探索実行部13によって探索されたSP変化量SRの数値を、オペレータの操作に応じて所定の増減範囲内で微調整する微調整実施部16とを備えている。
<パラメータ設定動作>
次に、本実施例の制御装置のパラメータ(単位時間あたりのSP変化量SR)設定動作を、図7を参照して説明する。入力画面表示制御部5の動作(図7ステップS300)は、ステップS100と同様である。
オペレータは、タッチパネル機能付き表示素子4に表示された設定値SPのグラフを見て、この設定値SPと重ねるように、SPランプ処理後の設定値SP’の望ましい軌跡を入力する。オペレータの操作に応じて、タッチパネル機能付き表示素子4は、指または筆記具等が接触した画面上の位置を次々と検出して、検出した位置を示す位置座標信号を出力する(図7ステップS301)。
図8は、オペレータがタッチパネル機能付き表示素子4の画面40上で指400を動かして、SPランプ処理後の設定値SP’の望ましい軌跡を入力する様子を示す図である。この例では、画面40に表示されている設定値SPに対し、オペレータがSPランプ処理を意識して軌跡H2を入力する例を示している。
ランプイメージ入力部12は、タッチパネル機能付き表示素子4から出力された位置座標信号を受け取ると、位置座標信号が示す画面上の各点を、設定値SPの時系列データと同じ座標系上の点に変換することで、変換後の各点の集まりからなる参照軌跡データを生成する(図7ステップS302)。このランプイメージ入力部12の動作は、ラグフィルタイメージ入力部6と同じである。
変化量探索実行部13は、記憶部3に記憶されている設定値SPの時系列データにSPランプ処理を施した結果の設定値SP’が参照軌跡データと最も良く適合するようにSPランプ処理のSP変化量SRの数値を探索(自動算出)して、探索したSP変化量SRの数値をSPランプ部11に対して設定する(図7ステップS303)。
変化量探索実行部13は、設定値SPにSPランプ処理を施した結果の設定値SP’の時系列データと参照軌跡データとの差の積分値(各々のデータを離散値とした場合の偏差総和)が最小となるSP変化量SRの数値を探索すればよい。また、変化量探索実行部13は、参照軌跡データの最小値と最大値とに基づき参照軌跡データの平均変化量を算出し、この平均変化量をSP変化量SRとしてもよい。
図8の軌跡H2に応じた探索結果によれば、SP変化量SR=1.02℃/秒になる。
探索結果提示部14は、探索結果のSP変化量SRの値をタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図7ステップS304)。
処理結果表示制御部15は、記憶部3に記憶されている設定値SPの時系列データを入力とし、SP変化量SRを変化量探索実行部13によって探索された値としたときのSPランプ処理後の設定値SP’のグラフを、既に表示されている設定値SPのグラフと重ねるようにして、タッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図7ステップS305)。SPランプの場合、正しい直線をオペレータが入力できるとは限らないので、確認の意味で設定値SP’のグラフを表示することが好ましい。
次に、オペレータは、探索結果のSP変化量SRの値を、予め定められた増減範囲内で必要に応じて微調整する。すなわち、微調整実施部16は、オペレータが微調整操作(SP変化量SRを増減する操作)を行った場合(図7ステップS306においてYES)、この操作に応じて、SPランプ部11に設定されているSP変化量SRの値を所定幅だけ増やしたり、所定幅だけ減らしたりする(図7ステップS307)。そして、微調整実施部16は、微調整後のSP変化量SRの値をタッチパネル機能付き表示素子4に表示させる(図7ステップS308)。
処理結果表示制御部15は、SP変化量SRを微調整実施部16による微調整後の値としたときのSPランプ処理後の設定値SP’のグラフを、既に表示されている設定値SPのグラフと重ねるようにして、タッチパネル機能付き表示素子4に再表示させる(図7ステップS309)。
微調整実施部16と処理結果表示制御部15とは、オペレータによる確定操作が行われるまで(図7ステップS310においてYES)、微調整操作に応じてステップS307〜S309の処理を繰り返し実行する。
ただし、微調整実施部16は、SP変化量SRを段階的に増やした結果、探索結果に対するSP変化量SRの増加量の絶対値が所定の上限値に達した場合、あるいはSP変化量SRを段階的に減らした結果、探索結果に対するSP変化量SRの減少量の絶対値が上限値に達した場合、SP変化量SRの更なる変更は実施しない。
このように微調整はあくまでも任意である。上記のとおり、正しい直線をオペレータが入力できるとは限らないので、探索結果とオペレータのイメージとが一致しないことを想定して微調整機能が設けられている。このような微調整機能により、図9に示すように探索結果のSP変化量SR=1.02℃/秒を例えばSR=1.0℃/秒に微調整することができる。
図9の例では、微調整実施部16がタッチパネル機能付き表示素子4の画面40に表示した操作ボタン42の部分をオペレータが指400で触れることにより、SP変化量SRを増減できるようになっている。
こうして、本実施例では、SPランプのパラメータ(SP変化量SR)設定作業の効率を改善することができる。
<制御動作>
次に、本実施例の制御装置の制御動作を、図10を参照して説明する。SPランプ部11は、オペレータからの制御の開始指示に従い、オペレータによって設定された設定値SPを入力として(図10ステップS400)、SPランプ処理を施した設定値SP’を算出する(図10ステップS401)。具体的には、SPランプ部11は、確定したSP変化量SRを1制御周期当りの変化量SR’に換算し、式(2)のように1制御周期前の設定値SP’_oldに加算することで、現制御周期の設定値SP’を算出する。
SP’=SP’_old+SR’ ・・・(2)
SPランプ部11は、設定値SPが変更された時点から、設定値SP’が変更後の設定値SPに達するまで制御周期毎に式(2)の処理を行う。
なお、設定値SP’_oldの初期値は、変更前の設定値SPであることは言うまでもない。また、上記のパラメータ設定動作では、記憶部3に予め記憶された設定値SPの時系列データを用いたが、実際の制御においては、従来の制御装置と同様にオペレータが任意に設定した設定値SPを入力とすればよい。
制御量PVは、制御対象に設けられたセンサによって計測され、PID制御部2に入力される(図10ステップS402)
PID制御部2は、SPランプ処理後の設定値SP’と制御量PVとを入力として、制御量PVが設定値SP’と一致するように操作量MVを算出する(図10ステップS403)。
そして、PID制御部2は、算出した操作量MVを制御対象に出力する(図10ステップS404)。
SPランプ部11とPID制御部2とは、以上のようなステップS400〜S404の処理を、制御動作が終了するまで(図10ステップS405においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行する。
なお、第1の実施例、第2の実施例ともに制御装置(温調計)による温度制御の例で説明してきたが、タッチパネルを併用すれば、マスフローコントローラによる流量制御など、他の制御装置にも本発明を適用できることは言うまでもない。
第1、第2の実施例で説明した制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1、第2の実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、制御装置に適用することができる。
1…SPラグフィルタ部、2…PID制御部、3…記憶部、4…タッチパネル機能付き表示素子、5…入力画面表示制御部、6…ラグフィルタイメージ入力部、7…時定数探索実行部、8,14…探索結果提示部、9,15…処理結果表示制御部、10,16…微調整実施部、11…SPランプ部、12…ランプイメージ入力部、13…変化量探索実行部。

Claims (10)

  1. 第1の設定値を入力として、規定されたパラメータに従って設定値変換処理を行ない、変換後の第2の設定値を出力するように構成された設定値変換処理部と、
    制御動作時に前記第2の設定値と制御対象の制御量とを入力としてPID演算により操作量を算出して前記制御対象に出力するように構成されたPID制御部と、
    情報を表示する表示部であると同時にオペレータの操作を受け付ける入力部であるタッチパネル機能付き表示素子と、
    パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する前記第1の設定値を記憶するように構成された記憶部と、
    パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値の時間変化を表すグラフを前記タッチパネル機能付き表示素子に表示させるように構成された入力画面表示制御部と、
    パラメータ設定動作時に前記タッチパネル機能付き表示素子に対するオペレータの操作を基に、前記第2の設定値の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力するように構成された設定値変換処理イメージ入力部と、
    パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時系列データが、前記参照軌跡データと最も良く適合するように前記パラメータの数値を探索するように構成された探索実行部と、
    この探索実行部によるパラメータ探索結果を提示するように構成された探索結果提示部とを備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置において、
    前記探索実行部によって探索されたパラメータの数値を、オペレータの操作に応じて所定の増減範囲内で微調整するように構成された微調整実施部をさらに備えることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または2記載の制御装置において、
    前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時間変化を表すグラフを、前記第1の設定値のグラフと重ねるようにして前記タッチパネル機能付き表示素子に表示させるように構成された処理結果表示制御部をさらに備えることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置において、
    前記設定値変換処理は、ラグフィルタ処理であり、
    前記パラメータは、前記ラグフィルタ処理の時定数であることを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置において、
    前記設定値変換処理は、前記第1の設定値を一定の変化量で継続的に変化する前記第2の設定値に変換するランプ処理であり、
    前記パラメータは、前記第2の設定値の単位時間あたりの前記変化量であることを特徴とする制御装置。
  6. 第1の設定値を入力として、規定されたパラメータに従って設定値変換処理を行ない、変換後の第2の設定値を出力するように構成された第1のステップと、
    制御動作時に前記第2の設定値と制御対象の制御量とを入力としてPID演算により操作量を算出して前記制御対象に出力するように構成された第2のステップと、
    パラメータ設定動作用に仮設定された、ステップ状に変化する前記第1の設定値を記憶する記憶部を参照し、この記憶部に記憶された第1の設定値の時間変化を表すグラフをタッチパネル機能付き表示素子に表示させる第3のステップと、
    パラメータ設定動作時に前記タッチパネル機能付き表示素子に対するオペレータの操作を基に、前記第2の設定値の望ましい軌跡を示す参照軌跡データを出力する第4のステップと、
    パラメータ設定動作時に前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時系列データが、前記参照軌跡データと最も良く適合するように前記パラメータの数値を探索するように構成された第5のステップと、
    この第5のステップによるパラメータ探索結果を提示する第6のステップとを含むことを特徴とする制御装置のパラメータ設定方法。
  7. 請求項6記載の制御装置のパラメータ設定方法において、
    前記第5のステップによって探索したパラメータの数値を、オペレータの操作に応じて所定の増減範囲内で微調整する第7のステップをさらに含むことを特徴とする制御装置のパラメータ設定方法。
  8. 請求項6または7記載の制御装置のパラメータ設定方法において、
    前記記憶部に記憶された第1の設定値に前記設定値変換処理を施した結果の第2の設定値の時間変化を表すグラフを、前記第1の設定値のグラフと重ねるようにして前記タッチパネル機能付き表示素子に表示させる第8のステップをさらに含むことを特徴とする制御装置のパラメータ設定方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の制御装置のパラメータ設定方法において、
    前記設定値変換処理は、ラグフィルタ処理であり、
    前記パラメータは、前記ラグフィルタ処理の時定数であることを特徴とする制御装置のパラメータ設定方法。
  10. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の制御装置のパラメータ設定方法において、
    前記設定値変換処理は、前記第1の設定値を一定の変化量で継続的に変化する前記第2の設定値に変換するランプ処理であり、
    前記パラメータは、前記第2の設定値の単位時間あたりの前記変化量であることを特徴とする制御装置のパラメータ設定方法。
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