JP6130490B2 - エアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体 - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体に関する。より詳細には、エアバッグハウジングがステアリングホイールの取付板部に対して弾性的に上下に動いた際の取付板部とエアバッグハウジングとの間の接触部でのぶつかりにより生じる衝突ノイズおよび摩耗の発生を最小限にすることを可能にするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体に関する。
図1に示すように、従来より、エアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体(以下、集合体)は、エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジング1を含むエアバッグモジュール10と、中央部分に取付板部2が設けられたステアリングホイール20とが組み合わされ、エアバッグハウジング1が取付板部2に対して弾性的に上下に動くように構成されている。
具体的には、エアバッグハウジング1と取付板部2との間にバネなどの弾性部材5が差し込まれるため、弾性部材5の弾力性によりエアバッグハウジング1は弾性的に取付板部2に対して上下に動くことができる。
またエアバッグハウジング1は第1フック3を複数有し、取付板部2は第1フック1とそれぞれ係合する第2フック4を複数有している。
上記の構造において、車両の運転により上下の振動が発生したとき、またはクラクション機能が実行されて車両前方の対象に警報音を発したとき、エアバッグモジュール1は一時的に取付板部2に近づき、弾性部材5の弾性によって当初の位置に戻る。また上述のように第1フック3が第2フック4に対して固定された状態で第2フック4に当たりながら相対的に上下に動く。
しかしながら、従来技術では第1フック3および第2フック4の間の接触部に追加部材が設けられていないため、エアバッグハウジング1が弾性的に動くと、第1フック3が第2フック4に当たり、第1フック3および第2フック4が直接接触することによる衝突ノイズや、第1フック3および第2フック4の摩耗が生じ得る。
衝突ノイズや摩耗は、運転手に不快な思いをさせるだけではなく、エアバッグハウジング1の不安定な取付状況をもたらす。したがって衝突ノイズや摩耗を減らす技術の開発が求められていた。
技術的な問題
したがって、本発明は従来技術で発生している上記の問題に鑑みてなされたものであり、エアバッグハウジングがステアリングホイールの取付板部に対して弾性的に上下に動いた際の取付板部とエアバッグハウジングとの間の接触部でのぶつかりにより生じる衝突ノイズおよび摩耗の発生を最小限にすることを可能にするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、取付板部とエアバッグハウジングとの間の接触部における摩耗を最小限にして、エアバッグハウジングと取付板部との係合状態を安定して維持することにより、耐久性を改善することを可能にするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体を提供することである。
本発明の目的は上述のものに限定するわけではなく、当業者であれば当然に以下に説明する実施形態を参照して本発明の他の目的を理解できよう。
問題の解決法
上述の目的を達成するために、エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジングを含むエアバッグモジュールと、中央部分に取付板部が設けられたステアリングホイールとが組み合わされて構成されていて、エアバッグハウジングが取付板部に対して弾性的に移動可能であるエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体を提供する。エアバッグハウジングは第1フックを複数有し、取付板部は第1フックとそれぞれ係合する第2フックを複数有し、少なくとも1つの第1および第2フックは保護部材を有し、保護部材の少なくとも一部が第1および第2フックの間に入り込んでエアバッグハウジングの弾性的な動きにより生じる第1および第2フック間の摩耗および接触ノイズを防ぐ。
本例では、第1フックは、互いに間隔をあけて配置されエアバッグハウジングの取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さに伸びている1組の第1垂直ブロックと、第1垂直ブロックと互いに連接する1つの第1水平ブロックとを含んでよい。保護部材は第1水平ブロックに挿し込まれる部分を有していてよく、エアバッグハウジングが弾性的に動いた際に第1フックおよび第2フックと接触してよい。
保護部材は、プラスチック材を含有していてよく、熱溶接方式により第1フックに固定されていてよい。
第1水平ブロックは、第1垂直ブロックの第1面から前方向へはみ出していてよい。保護部材は、第1水平ブロックの1つの面と接触する基礎台と、および基礎台の1つの面から突き出ていて第1水平ブロックに形成された少なくとも1つの挿入孔に挿入される少なくとも1つの突起とを含んでいてよい。
挿入孔は第1水平ブロックの高さ方向に沿って開けられていてよく、突起の端部は挿入孔を通って外側にはみ出していてよい。保護部材を突起の突出した端部を熱溶接することで第1フックに固定してよい。
第1フックは、互いに間隔をあけて配置されエアバッグハウジングの取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びている1組の第1垂直ブロックと、第1垂直ブロックと互いに連接する1つの第1水平ブロックとを含んでよい。保護部材は第1垂直ブロックと第1水平ブロックとに係合されていてよく、エアバッグハウジングが弾性的に動いた際に第1フックおよび第2フックと接触してよい。
保護部材は、第1フックに組み付けられた際に第1垂直ブロックとそれぞれ係合する第1係合部を複数有する上部体と、第1フックに組み付けられた際に第1係合部と係合する第2係合部を複数有する下部体と、上部体と下部体とをつなぐ連接体とを含んでいてよい。
保護部材を第1フックに組み付ける際、第1係合部は上部体の両側に広がってよい。よって第1係合部は第1垂直ブロックの後方面と接触しながら第1垂直ブロックの後方面と係合してよい。保護部材を第1フックに組み付ける際、第2係合部は下部体から第1係合部へ向けて突出していてよい。よって第2係合部は第1水平ブロックの後方面と接触しながら第1水平ブロックの後方面と係合してよい。
第1水平ブロックの前方面は丸められていてよく、第1水平ブロックの前方面と向かい合う連接体の内面、および内面と反対側の外面は、第1水平ブロックの前方面と対応して丸められてよい。
第1フックは、互いに間隔をあけて配置されエアバッグハウジングの取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びている1組の第1垂直ブロックと、第1垂直ブロックと互いに連接する1つの第1水平ブロックとを含んでよい。保護部材は第1水平ブロックに引っ掛かっていてよく、エアバッグハウジングが弾性的に動いた際は第1フックおよび第2フックと接触していてよい。
第1水平ブロックには下側中央部分に切欠領域が備えられていてよく、係合用突起が切欠領域における第1水平ブロックの下部分で突出していてよい。保護部材は、第1フックに組み付けられたときに第1水平ブロックの上面中央に乗る上部体と、上部体と連接して係合用段差を有する下部体とを含んでいてよく、第1フックに組み付けられた際、係合用突起は係合用段差と係合する。下部体は切欠領域に設けられていてよい。
係合用突起の前方面は傾斜していてよい。
第1水平ブロックの前方面は丸められていてよく、下部体の前方面は丸められていてよい。よって下部体の前方面は、第1水平ブロックの前方面の曲率と同じ曲率を有していてよい。
保護部材を第1フックに組み付ける際は、上部体の前方面と下部体の前方面とを第1水平ブロックと同じ面に配置してよく、または第1水平ブロックの前方面とは第1水平ブロックの後部へ向かって間があくように配置してよい。
保護部材は、エアバッグハウジング、第1フックおよび第2フックを構成する材料よりも柔らかい材料を含有していてよい。
保護部材は、POM、TPU(Thermo Plastic Polyurethane)およびTPO(Thermo Plastic Olefin)からなるグループから選ばれた1つの材料を含有していてよい。
発明の有利な効果
本発明の実施形態によるエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体は、以下の効果を奏する。
第1に、エアバッグハウジングが取付板部に対して弾性的に上下に動くと、取付板部とエアバッグハウジングとの接続部でのぶつかりによる衝突ノイズや摩耗を、摩耗およびノイズ防止部材を用いて最小限にできる。
第2に、第1フックおよび第2フックが磨り減ってしまうことを防ぐため、エアバッグハウジングの取付板部に対する結合状態を安定して維持することができ、よって耐久性を向上できる。
本発明の効果は上述したものに限定するわけではなく、当業者であれば以下の説明における実施形態を参照して本発明の他の目的を容易に理解できよう。
従来技術に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体の斜視図である。 図2の部分Aを拡大して示した図である。 本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体に、摩耗およびノイズ防止部材を取り付けたときを示した斜視図である。 図10の後面斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した断面図である。 本発明の第3実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。
以下、本発明の模範的な実施形態を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更を施してよい。本実施形態は本発明の開示を十分に行うためになされるものであり、また当業者に本発明の範囲を十分に理解させるためのものである。同様の構成要素には同じ参照符号を用いる。
本発明の実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体(以下、集合体)は、エアバッグハウジングに設けられた第1フックがステアリングホイールに設けられた第2フックと係合している状況で、車両が運転中に振動したときまたは運転手がクラクション機能を実行したとき、第1および第2フック間の摩耗または摩擦によるノイズを防ぐものである。詳細には、本実施形態では、第1および第2フックの耐久性が上述の摩耗や摩擦ノイズのせいで低下するのを防ぐことを可能にし、運転手が上述の摩耗や摩擦ノイズのせいで不快になることを防ぐことを可能にする。
以下、本発明による集合体を様々な実施形態を参照しながら説明する。詳細な説明をするに当たり、添付図面における参照符号F、B、L、およびRは、それぞれ、前方向、後方向、左方向および右方向を示す。
図2は本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体を示した斜視図であり、図3は図2における部分Aを示した拡大図であり、図4は本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した斜視図である。図5は本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した断面図であり、図6は本発明の第1実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。
図2および図3に示すように、本発明の第1実施形態による集合体は、エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジング101を含むエアバッグモジュール100と、中央部分に取付板部111が設けられたステアリングホイール110とが組み合わされて構成されている。従来技術で述べたように、エアバッグハウジング101は、エアバッグハウジング101が材取付板部2に対してバネなどの弾性部材を介して弾性的に上下に動くように、取付板部111と係合している。
一方、エアバッグハウジング101は第1フック102を複数有し、取付板部111は第1フック102とそれぞれ係合する第2フック112を複数有している。本例では、設けられている第1フック102および第2フック112の数は限定しないが、エアバッグハウジングを安定して据え付けるためには好ましくは少なくとも3つのフックが設けられているとよい。
図4および図5に示すように、本発明の第1実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材130(本発明の詳細な説明では、用語摩耗およびノイズ防止部材を用いるが、用語摩耗およびノイズ防止部材は、特許請求の範囲では予防部材という用語に置き換えられている)は、第1フックおよび第2フックの一方に設けられている。摩耗およびノイズ防止部材130の少なくとも一部は第1フックおよび第2フックの間に差し込まれて、エアバッグハウジング101が弾性的に動くことによって起こる第1フックおよび第2フックの磨耗や接触ノイズを防いでいる。
詳細には、第1フック102は、互いに間隔をあけて配置されエアバッグハウジング101の取付板部111に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びている1組の第1垂直ブロック103と、第1垂直ブロック103の下部と互いに連接している第1水平ブロック104とを有している。本例では、第1水平ブロック104は1組の垂直ブロック103の前面(前方向の面)より前方向に突き出ているため、第1水平ブロック104は第1垂直ブロック103に対して1つの段を形成している。
本実施形態では、エアバッグハウジング101と第1フックとはプラスチック材を含有し、射出形成処理により互いに一体形成されている。また例えば、取付板部111および第2フック112はマグネシウム(Mg)を含む金属材料を含有している。
図4および図5に示すように、摩耗およびノイズ防止部材130の一部は第1水平ブロック104に差し込まれている。具体的には、運転中の車両の振動により、または運転手がクラクション機能を実行したことにより、エアバッグハウジング101が弾性的に動くと、摩耗およびノイズ防止部材130は第1フック102および第2フック112の両方と接触して第1フック102および第2フック112の間の摩耗および摩擦ノイズを最小限にする。また摩耗およびノイズ防止部材130を第1水平ブロック104ではなく第2フック112に設けてもよい。たとえば摩耗およびノイズ防止部材130をねじによる取付作業によって第2フック112に固定して取付てよい。以下、摩耗およびノイズ防止部材130を第1フック102における第1水平ブロック104に設けた場合を説明する。
本実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材130はプラスチック材を含有している。たとえば摩耗およびノイズ防止部材130は、エアバッグハウジング101、第1フック102および第2フック112を構成する材料よりも柔らかいプラスチック材を含有している。また一例では、第1フック102をポリアミド系樹脂を含むガラス繊維を用いて製造してよく、第2フック112は金属材を含有してよく、摩耗およびノイズ防止部材130は、第1フックおよび第2フックを構成する材料よりも柔らかいPOM、TPU(Thermo Plastic Polyurethane)およびTPO(Thermo Plastic Olefin)からなるグループから選んだ1つの材料を含有してよい。一般には、上述の3つの材料系の樹脂は一定の柔らかさだけでなく、摩耗に対し十分な強度を備えているため、第1フックと第2フックとが従来技術のように擦れた際に生じる擦れによる衝突ノイズや摩耗を減らすことができる。
図5および図6に示すように、本実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材130は、第1水平ブロック104の1つの面と接触する基礎台131と、基礎台131の1つの面から突出していて、第1水平ブロック104に形成された少なくとも1つの挿入孔105に挿入される突起132とを含んでいる。本例では、基礎台131の上面の部分が第2フック112と接触可能な接触面として機能する。また本実施形態では2つの挿入孔105と2つの突起132とが設けられているが、本発明はこれに限定するわけではない。
摩耗およびノイズ防止部材130は、熱溶接方式によって第1フック102に固定されていてよい。詳細には図5に示すように、挿入孔105は第1水平ブロック104の高さ方向に沿って開けられ、突起132の一端部は挿入孔105に通されて外側へはみ出している。換言すれば、摩耗およびノイズ防止部材130の突起132がすべて挿入された際、突起132の下端が第1水平ブロック104の底面よりも突出している。本例では、追加の溶接装置を用いる熱溶接方式によって突起132のはみ出している端部を溶かす作業を行う。これにより突起132の端部の断面積が突起の頭部の断面積よりも不規則的に広がるため、突起132が挿入孔105からとれてしまうことを防ぐことができる。このようにして、摩耗およびノイズ防止部材130を第1フック102に固定してよい。
以下に本発明の第1実施形態による集合体の動作について詳細に説明する。
まず、車両走行中に上下の振動が発生しないとき、および運転手がクラクション機能を作動させないときは、摩耗およびノイズ防止部材130は、バネなどの弾性部材による弾力によって第2フック112との接触を常に維持する。
このとき、上述の上下の振動が発生すると、または上述のクラクション機能が実行されると、摩耗およびノイズ防止部材130が直ちに下向きに動くため、摩耗およびノイズ防止部材130は第2フック112との接触状態から解放される。その後、摩耗およびノイズ防止部材130は再び第2フック112と接触する。
換言すれば、本実施形態では摩耗およびノイズ防止部材130はさらに第1フック102と第2フック112とが互いに直に接触することを防ぐものであるため、第1フック102と第2フック112とが互いに直に接触した際に発生する、擦れによる摩耗や衝突ノイズを小さくすることができる。
図7は本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した斜視図であり、図8は本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した断面図であり、図9は本発明の第2実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。
以下、本発明の第2実施形態に係る集合体について述べる。
第2実施形態にかかる集合体の説明にあたって、第1実施形態と同様の構造および構成要素についてはさらなる説明をせず、また関係する図面における同様の構成要素については200番台の参照符号で示す。
図7および図8に示すように、本発明の第2実施形態では第1実施形態と同様、第1フック202は、互いに間隔があけて配置されエアバッグハウジングの取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びている1組の第1垂直ブロック203と、第1垂直ブロック203の下部分と互いに連結している第1水平ブロック204とを有している。第1実施形態とは異なり、本例では第1水平ブロック204は第1垂直ブロック203の前方向の面よりも突出していないが、第1水平ブロック204は第1実施形態における第1水平ブロックと同様の形状をしていてもよい。
本実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材230は、第1垂直ブロック203および第1水平ブロック204に引っ掛かる構成をしている。摩耗およびノイズ防止部材230の少なくとも一部が第1フック202と第2フック212との間に挿入されて、エアバッグハウジングが弾性的に動くことにより発生する第1フック202と第2フック212との間の摩耗および接触ノイズを防ぐ。
図7〜図9に示すように、摩耗およびノイズ防止部材230は、第1フック202と組み合わされた際に1組の第1垂直ブロック203とそれぞれ係合する第1係合部234を複数有する上部体231と、第1フック202と組み合わされた際に第1水平ブロック203と係合する第2係合部235を複数有する下部体232と、上部体231および下部体232をつなぐ連接体233とを含んでいる。本例では、摩耗およびノイズ防止部材230は第1実施形態と同様の材料を含有していてよい。また上部体231、下部体232および連接体233は互いに一体的に形成されてよい。
詳細には、上部体231の両側から一定の距離で伸びた2つの第1係合部234設けられている。また、下部体232から第1係合部234へ向かって上方向に一定の距離で伸びた2つの第2係合部235が設けられている。本例では、上部体231の上面部が第2フック212と接触可能な接触面として機能する。
上記の構成において、摩耗およびノイズ防止部材230を第1フック202へ組み付けるときは、作業者は第2係合部235を第1水平ブロック204の下端部に引っ掛けた状態で、第1係合部234を1組の第1垂直ブロック203間の空間に強引に差し込む。本例では摩耗およびノイズ防止部材230は一定の柔軟性を有する材料を含有しているため、上述の強引な差し込みを実施可能である。このとき、第1係合部234は一瞬変形するが、組み付けが完了した後は、第1係合部234はその柔軟性により元の形に戻る
詳細には、摩耗およびノイズ防止部材230が上述の手順によって第1フック202に組み付けられた際は、2つの第1係合部234が、第1垂直ブロック203の後方面と接触しながら1組の第1垂直ブロック203の後方面と係合する。また摩耗およびノイズ防止部材230が第1フック202に組み付けられた状態では、2つの第2係合部235が、第1水平ブロック204の後方面と接触しながら第1水平ブロック204の後方面と係合する。
換言すれば、本発明の第2実施形態では、2つの第1係合部234と2つの第2係合部235とは、摩耗およびノイズ防止部材230を第1フック202に固定させるフックとして機能する。
ところで図8に示すように、第1水平ブロック204の前方面は丸められている。また、摩耗およびノイズ防止部材230が第1フック202に組み付けられた状態では、第1水平ブロック204の前方面と向かい合う連接体233の(内側に向いている)内側面と、内側面と反対側の(外側に向いている)外側面とが、第1水平ブロック204の前方面に対応して丸められている。図8に示すように、本例では第2フック212の垂直部分213と連接体233との間に一定の間隔が形成されているため、連接体233がエアバッグハウジングの弾性的な動きによって持ち上がった際、連接体233が第2フックの垂直部分213と衝突しないようにすることが可能である。具体的には、もし連接体233と第2フック212の垂直部213との間で上述の衝突が発生すると、エアバッグハウジングの弾性的な動きが円滑に行われなくなってしまい、連接体233と第2フックの垂直部213との衝突により摩耗や接触ノイズがより大きく発生する。
要約すると、本発明の第1実施形態では摩耗およびノイズ防止部材130が溶接方式により第1フック102に固定されていることを開示し、第2実施形態では摩耗およびノイズ防止部材230が第1係合部234および第2係合部235によるフック機能によって第1フック202に固定されていることを開示している。換言すれば、本発明の第2実施形態は、第1実施形態とは異なり、熱溶接処理ではない簡単なフック構成によって、摩耗およびノイズ防止部材230を迅速にかつ容易に第2フック202へ組み付けるという利点を有する。
図10は本発明の第3の実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の取り付けを示した斜視図であり、図11は図10の後面斜視図であり、図12は本発明の第3の実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材を取り付けを示した断面図であり、図13は本発明の第3の実施形態に係るエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体における摩耗およびノイズ防止部材の斜視図である。
以下、本発明の第3実施形態に係る集合体を説明する。
第2実施形態にかかる集合体の説明にあたって、第1実施形態と同様の構造および構成要素についてはさらなる説明をせず、また関係する図面における同様の構成要素については300番台の参照符号で示す。
図10〜図12に示すように、本発明の第3実施形態では、第1実施形態と同様、第1フック302は、互いに間隔をあけて配置されエアバッグハウジングの取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さを有している1組の第1垂直ブロック303と、第1垂直ブロック303と互いに連結している第1水平ブロック304とを有している。第1実施形態とは異なり、本例では第1水平ブロック304は第1垂直ブロック303の前方向の面よりも突出していない。しかしながら本発明はこれに限定するわけではなく、第1水平ブロック304は第1実施形態における第1水平ブロックと同様の形状をしていてもよい。
本実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材330は、第1水平ブロック304に引っ掛けられる。摩耗およびノイズ防止部材330の少なくとも一部が第1フック302と第2フック312との間に挿入されて、エアバッグハウジングの弾性的な動きにより発生する第1フック302と第2フック312との間の摩耗および接触ノイズを防ぐ。
ところで図10に示すように、第1水平ブロック304の下側の中央部分に切欠領域306が備えられ、切欠領域306における第1水平ブロック304の下側部分で係合用突起307が突出している。
図12および図13に示すように、摩耗およびノイズ防止部材330は、第1フック302に組み付けられた際に第1水平ブロック304の上面中央と接触する上部体331と、上部体331と連接していて係合用段差333を有する下部体332とを含んでいるため、摩耗およびノイズ防止部材が第1フック302に組み付けられた際は、係合用突起307が係合用段差333に引っ掛かるようになる。本実施形態では上部体331の上面が第2フック312と接触可能な接触面として機能する。
また本実施形態では、摩耗およびノイズ防止部材330は第1実施形態に係る摩耗およびノイズ防止部材を構成する材料と同様の材料を含有してよい。また、下部体332は、摩耗およびノイズ防止部材330が第1フック302に引っ掛かるように切欠領域306に設けられていてよく、また上部体331と下部体332とを互いに一体化して形成してよい。また、下部体332には、係合用突起307をはめ込み可能であって係合用段差333の側壁の一部を形成する溝334が形成されている。
上記の構造において、作業者が摩耗およびノイズ防止部材330を第1フック302の前に配置してから、摩耗およびノイズ防止部材330を第1フック302へ組み付ける際は、作業者は摩耗およびノイズ防止部材330を第1フック302へ押し付ける。このとき、上部体331の底面が部分的に第1水平ブロック304の上面と接触する。その後、作業者が摩耗およびノイズ防止部材330をより強く押すことで、摩耗およびノイズ防止部材330は第1フック302に組み付けられる。
詳細には、図12に示すように、係合用突起307の前方面が傾斜しているため、作業者が摩耗およびノイズ防止部材330を押すと、係合用段差333が係合用突起307の傾斜した面に沿って徐々に動き、その後、係合用突起307を通過して係合用突起307の後部へ動く。本例では、係合用突起307は、係合用突起307が係合用段差333に引っ掛かるようにして溝334に納まる。また図12に示すように横から見ると、係合用突起307の前方面は下向きに傾斜しているため、係合用突起307の左右側部間の幅は、その上領域から下領域に向けて徐々に狭くなっている。もし係合用突起307の前方面が傾斜していない場合では、作業者は摩耗およびノイズ防止部材330を容易に第1フック332に組み付けることができないであろう。
本実施形態において摩耗およびノイズ防止部材330を第1フック302に組み付けた状態では、上部体331の底面が第1水平ブロック204の上面と接触し、係合用突起307が係合用段差333と接触しながら係合用段差333に引っ掛かる。
換言すれば、本発明の第3の実施形態では、係合用突起307と係合用段差333とが摩耗およびノイズ防止部材330を第1フック302に固定するためのフックとして機能している。
ところで、図10および図12に示すように、第1水平ブロック304の前方面は同様に丸められている。また下部体332の前方面も丸められていて、下部体332の前方面は第1水平ブロックの前方面と同じ曲率を有している。しかしながら、本発明はこれに限定するわけではなく、下部体332の前方面は平面であってもよい。
本例では、摩耗およびノイズ防止部材330が第1フック302に組み付けられた状態において、上部体331および下部体332の前方面が、第1水平ブロック304の前方面と連続して接触してもよいし、または第1水平ブロック304の後部に向かって第1水平ブロック304の前方面とは間隔をあけていてもよい。より好ましくは、上部体331および下部体332の前方面は、第1水平ブロック304の後部へ向けて、第1水平ブロック304とは間隔をあけているのがよい。一方で、上部体331および下部体332の前方面が第1水平ブロック304の前方面と連続して接触している場合は、第1水平ブロック304の前方面と、上部体331の前方面と、下部体332の前方面とは、同じ面に配される。
図12に示すように、本例では下部体302は第2フック312の垂直部313から一定の間隔をあけているため、下部体332がエアバッグハウジングの弾性的な動きにより持ち上げられた際、下部体332が第2フック312の垂直部313とぶつかり合わないようにすることが可能である。また、もし下部体332と第2フック312の垂直部313との間で上述のぶつかり合いが発生した場合、エアバッグハウジングの弾性的な上下運動が円滑に行われず、下部体332と第2フック312の垂直部313との間でのぶつかり合いにより、より大きな摩耗や接触ノイズが発生し得る。
また上述のように、上部体331および下部体332の前方面が、第1水平ブロック304の後部に向かって第1水平ブロック304の前方面とは間隔をあけていている場合、摩耗およびノイズ防止部材330の前方面と第2フックとの接触を根本的に避けることができるので、これらの接触による摩耗や接触ノイズを根本的に防ぐことが可能である。
簡単に言えば、本発明の第1実施形態は摩耗およびノイズ防止部材130が熱溶接方式により第1フックに固定されていることを開示し、第3実施形態は摩耗およびノイズ防止部材130が係合用突起307と係合用段差333とのフック機能により第1フック312に固定されていることを開示している。換言すれば、第1実施形態と異なり、本発明の第3実施形態では、熱溶接処理を用いない簡単なフック係合構造によって摩耗およびノイズ防止部材330をより簡単にかつ迅速に第2フック312に取り付け可能であるという利点を有している。
上述した本発明3つの実施形態では、エアバッグハウジングが取付板部に対して相対的に上下に動いたとき、より柔軟な原料を含有している摩耗およびノイズ防止部材130、203、330を用いて第1フック102、203、302が第2フック112、212、312と直に接触することを防ぐため、衝突ノイズおよび摩耗を最小化する。
また本発明では、摩耗およびノイズ防止部材130、230、330によって第1フック102、202、302と第2フック112、212、312と間の摩耗を最小にするため、エアバッグハウジングと取付板部との結合状態を安定して維持することができ、耐久性が向上する。
本発明の模範的な実施形態を説明してきたが、本発明はこれらの模範的な実施形態に限定するわけではなく、また当業者は以下の特許請求の範囲に定義された本発明の本質および範囲内で変形および変更が可能である。

Claims (12)

  1. エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジングを含むエアバッグモジュールと、中央部分に取付板部が設けられたステアリングホイールとが組み合わされて構成され、該エアバッグハウジングが該取付板部に対して弾性的に可動であるエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体において、前記エアバッグハウジングは複数の第1フックを含み、前記取付板部は該第1フックとそれぞれ係合する複数の第2フックを含み、前記第1および第2フックの少なくとも一方は保護部材を含み、該保護部材の少なくとも一部は前記第1フックと前記第2フックとの間に入り込んで、前記エアバッグハウジングの弾性的な動きに起因する該第1フックと該第2フックとの間の摩耗および接触ノイズを防ぎ、
    前記第1フックは、互いに間隔をあけて配置され前記エアバッグハウジングの前記取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びる1組の第1垂直ブロックと、該第1垂直ブロックと互いに連接する第1水平ブロックとを含み、
    前記保護部材は前記第1水平ブロックに挿入される部分を含んで、前記エアバッグハウジングが弾性的に動いた際に前記第1フックおよび前記第2フックと接触し、
    前記保護部材はプラスチック材を含有し、熱溶接方式によって前記第1フックに固定され、
    前記第1水平ブロックは前記第1垂直ブロックの第1面より前方向に突き出ていて、
    前記保護部材は、
    前記第1水平ブロックの1つの面と接触する基礎台と、
    前記基礎台の1つの面から突出していて、前記第1水平ブロックに形成された少なくとも1つの挿入孔に挿入される少なくとも1つの突起と、を含むことを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  2. 請求項1に記載の集合体において、前記挿入孔は前記第1水平ブロックの高さ方向に沿って開けられ、
    前記突起の一方の端部は前記挿入孔を通って外側へはみ出し、
    前記保護部材は、前記突起のはみ出した一方の端部を熱溶接することによって前記第1フックに固定されていることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  3. エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジングを含むエアバッグモジュールと、中央部分に取付板部が設けられたステアリングホイールとが組み合わされて構成され、該エアバッグハウジングが該取付板部に対して弾性的に可動であるエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体において、前記エアバッグハウジングは複数の第1フックを含み、前記取付板部は該第1フックとそれぞれ係合する複数の第2フックを含み、前記第1および第2フックの少なくとも一方は保護部材を含み、該保護部材の少なくとも一部は前記第1フックと前記第2フックとの間に入り込んで、前記エアバッグハウジングの弾性的な動きに起因する該第1フックと該第2フックとの間の摩耗および接触ノイズを防ぎ、
    前記第1フックは、互いに間隔をあけて配置され前記エアバッグハウジングの前記取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びる1組の第1垂直ブロックと、該第1垂直ブロックと互いに連接する第1水平ブロックとを含み、
    前記保護部材は前記第1垂直ブロックおよび前記第1水平ブロックに引っ掛けられて、前記エアバッグハウジングが弾性的に動いた際に該第1フックおよび該第2フックと接触することを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  4. 請求項3に記載の集合体において、前記保護部材は、
    前記第1フックと組み合わされた際に前記第1垂直ブロックとそれぞれ係合する第1係合部を複数有する上部体と、
    前記第1フックと組み合わされた際に前記第1水平ブロックと係合する第2係合部を複数有する下部体と、
    前記上部体と前記下部体とをつなぐ連接体と、を含んでいることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  5. 請求項4に記載の集合体において、前記保護部材が前記第1フックに組み付けられた状態では、前記第1係合部は前記上部体の両側に伸びて、該第1係合部は前記第1垂直ブロックの後方面と接触しながら該第1垂直ブロックの後方面と係合し、
    前記保護部材が前記第1フックに組み付けられた状態では、前記第2係合部は前記下部体から前記第1係合部に向かって上方向に突出して、該第2係合部は前記第1水平ブロックの後方面と接触しながら該第1水平ブロックの後方面と係合することを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  6. 請求項4に記載の集合体において、前記第1水平ブロックの前方面は丸められ、該第1水平ブロックの前方面と向かい合う前記連接体の内面、および該内面と反対側の外面は、前記第1水平ブロックの前方面と対応して丸められていることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  7. エアバッグクッションを収容するエアバッグハウジングを含むエアバッグモジュールと、中央部分に取付板部が設けられたステアリングホイールとが組み合わされて構成され、該エアバッグハウジングが該取付板部に対して弾性的に可動であるエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体において、前記エアバッグハウジングは複数の第1フックを含み、前記取付板部は該第1フックとそれぞれ係合する複数の第2フックを含み、前記第1および第2フックの少なくとも一方は保護部材を含み、該保護部材の少なくとも一部は前記第1フックと前記第2フックとの間に入り込んで、前記エアバッグハウジングの弾性的な動きに起因する該第1フックと該第2フックとの間の摩耗および接触ノイズを防ぎ、
    前記第1フックは、互いに間隔をあけて配置され前記エアバッグハウジングの前記取付板部に対する移動方向に沿って一定の長さで伸びる1組の第1垂直ブロックと、該第1垂直ブロックと互いに連接する第1水平ブロックとを含み、
    前記保護部材は、前記第1水平ブロックに引っ掛けられ、前記エアバッグハウジングが弾性的に動いた際に前記第1フックおよび前記第2フックと接触し、
    前記第1水平ブロックは該第1水平ブロックの下側中央部分に切欠領域を備え、該切欠領域における該第1水平ブロックの下側部分で係合用突起が突出し、
    前記保護部材は、
    前記第1フックに組み付けられたときに前記第1水平ブロックの上面中央に乗る上部体と、
    該上部体と連接し、前記第1フックに組み付けられたときに前記係合用突起と係合する係合用段差を有する下部体と含み、
    前記下部体は前記切欠領域に設けられていることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  8. 請求項7に記載の集合体において、前記係合用突起の前方面は傾斜していることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  9. 請求項7に記載の集合体において、前記第1水平ブロックの前方面は丸められ、前記下部体の前方面は前記第1水平ブロックの前方面の曲率と同じ曲率を有することを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  10. 請求項9に記載の集合体において、前記保護部材が前記第1フックに組み付けられた状態では、前記上部体の前方面と前記下部体の前方面とは、前記第1水平ブロックの前方面と同じ面に配され、または前記第1水平ブロックの後部へ向かって該第1水平ブロックの前方面とは間があくように配されることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  11. 請求項1、3および7のいずれか1項に記載の集合体において、前記保護部材は、前記エアバッグハウジングと前記第1フックと前記第2フックとを構成する材料よりも柔らかい材料を含有することを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
  12. 請求項11に記載の集合体において、前記保護部材は、POM、TPU(Thermo Plastic Polyurethane)およびTPO(Thermo Plastic Olefin)からなるグループから選ばれた1つの材料を含有していることを特徴とするエアバッグモジュールとステアリングホイールとの集合体。
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