JP6127275B2 - モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシレスDCモータを駆動するモータ装置および、これを用いた冷蔵庫に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、ブラシレスDCモータの回転子の回転位置を検出し、その回転位置を基にして、通電する固定子巻き線を切り替えるようにしている。ブラシレスDCモータの回転子の位置をエンコーダやホール素子などの検出器を用いずに検出する方法は、アナログセンサレス方式とデジタル方式が一般的である。
アナログセンサレス方式とは、ブラシレスDCモータの各相の電圧にフィルタ回路を介して逆起電圧を取り出し、この電圧を回転子の位置信号として、通電する固定子の巻き線を切り替えるようにしている(たとえば特許文献1)。
一方でデジタルセンサレス方式は、インバータ出力電圧とインバータ入力電圧の1/2を比較して、その大小関係が変化するポイントを、ブラシレスDCモータ回転に伴い発生する逆起電圧のゼロクロスポイントとして検出する(たとえば非特許文献1)。
図10は特許文献1に記載された従来のモータ駆動装置における位置検出回路200を示す。図10に示すように、第1フィルタ回路201、第2フィルタ回路202、第3フィルタ回路203はRCによる1次フィルタから構成されており、その入力はブラシレスDCモータの各3相巻線に接続されている。
第1合成回路204は、第2フィルタ回路202の出力と第3フィルタ回路203との出力を抵抗で合成している。第1比較回路205は、第1フィルタ回路201の出力と第1合成回路204の出力とを比較し、位置検出信号Zを出力する。
第2合成回路206は、第3フィルタ回路203の出力と第1フィルタ回路201との出力を抵抗で合成している。第2比較回路207は、第2フィルタ回路202の出力と第2合成回路206の出力とを比較し、位置検出信号Xを出力する。
第3合成回路208は、第1フィルタ回路201の出力と第2フィルタ回路202との出力を抵抗で合成している。第3比較回路209は、第3フィルタ回路203の出力と第3合成回路208の出力とを比較し、位置検出信号Yを出力する。
第1比較回路205から出力された位置検出信号Zと、第2比較回路207から出力された位置検出信号Xと、第3比較回路209から出力された位置検出信号Yは、排他論理回路210に入力される。
以上の構成において、次にその動作について図11を用いて説明する。
図11は位置検出回路の動作中の各部の波形を示す図である。
図11において、(a)、(b)、(c)は各々U相、V相、W相の電圧波形であり、各々第1フィルタ回路201、第2フィルタ回路202、第3フィルタ回路203に入力される。ここでは説明簡略化のためこの電圧波形は模式図で示したが、実際の波形はPWM(パルス幅変調)などで電圧制御を行っているため、複雑な波形となっている。
また、図11の(d)、(e)、(f)は各々第1フィルタ回路201、第2フィルタ回路202、第3フィルタ回路203の出力である。図11の(g)、(h)、(i)は各々第2比較回路207、第3比較回路209、第1比較回路205の出力であり、ブラシレスモータの巻線電圧から逆起電圧成分のみをフィルタ回路で取り出し、比較することによって回転子の位置検出信号を得ている。
この位置検出信号を得たタイミングで、ブラシレスDCモータの通電する巻き線を順次切り替えることで、ブラシレスDCモータを安定して駆動させている。
図12は非特許文献1のモータ駆動装置のブロック図である。
図12において、商用電源101を入力として整流部102aおよび平滑部102bを有する整流平滑回路102により交流電圧を直流電圧に変換しインバータ103に入力する。インバータ103は6個のスイッチング素子103a〜103fを3相フルブリッジで接続している。各スイッチング素子103a〜103fにはダイオード103g〜103lが逆方向に並列接続され、直流入力を3相交流電力に変換し、ブラシレスDCモータ104に電力を供給する。位置検出回路300はブラシレスDCモータ104の端子電圧から回転子の相対位置を検出する。
図13は図12に示す非特許文献1のモータ駆動装置の位置検出回路300の回路図である。
図13において、位置検出回路300は、比較部301を構成するコンパレータ回路で構成し、非反転入力にはブラシレスDCモータ104の端子電圧が入力され、反転入力には基準電圧としてインバータ入力電圧の1/2を入力する。位置信号は、固定子巻き線のうち非通電相のインバータ出力端子に現れる誘起電圧が基準電圧と一致するタイミング(すなわち誘起電圧のゼロクロスポイント)を検出している。
ここで図12のブラシレスDCモータ104の回転子相対位置の検出について説明する。
図14Aは図13の位置検出回路300の各部の信号を示すタイミングチャートである。
図14Aにおいて、(a)は基準電圧として、インバータ3の直流入力電圧Vdcの1/2を示している。(b)はブラシレスDCモータの端子電圧を示している。
(c)は位置検出回路300の比較部301の出力波形を示し、(d)は誘起電圧の位相信号として誘起電圧のゼロクロスポイントを示しており、この信号の状態が変化するポイントを位置検出信号として捕らえる。なお図14AはU相波形を示すものとし、V相およびW相はU相波形に対してプラスマイナス120度位相がずれた波形となる。
図14Aの波形(b)において区間Aは、図12に示すスイッチング素子103d(U相下側スイッチング素子)のオフに伴いダイオード103gがオンしたことでU相端子電圧電位がVdc(インバータ入力電圧)となる区間である。同様に区間Dはスイッチング素子103a(U相上側スイッチング素子)のオフに伴いダイオード103jがオンしたことでU相端子電圧がグランドレベルになる区間である。区間Cは、上側スイッチング素子103aがオンした区間であり、区間Fは下側スイッチング素子3dがオンした区間である。区間Bおよび区間EはU相巻き線の非通電区間であり、このときU相巻き線の誘起電圧が現れる。
この区間において、誘起電圧が現れた端子電圧を直流入力電圧の1/2と比較し、大小関係が変化するポイントを検出する。ただし区間Aおよび区間Dは転流によりスパイク電圧が発生する区間であり、このスパイク電圧による誘起電圧位相信号(すなわち位置検出信号)の誤発生を防止するため、転流後の一定期間の大小関係変化点を無視して、誘起電圧のゼロクロスポイントを確実に検出し、正確な位置検出を行えるようにしている。
誘起電圧位相信号は、一つの相で電気角180度毎に信号が反転するため、3相では電気角60度毎に信号が反転するタイミングが発生する。周期測定カウンタ302は、この信号反転周期(電気角60度)をカウントする。遅延カウンタ303は周期測定カウンタ302で得た電気角60度の周期から電気角30度位相をシフトさせ論理回路304を介してインバータ3のスイッチング素子3a〜3fを駆動するドライブ信号を生成し、インバータ3の3相交流電力を出力する。
しかしながら、特許文献1のアナログセンサレス方式では、インバータ出力電圧を図10に示した第1フィルタ回路201、第2フィルタ回路202、第3フィルタ回路203により電気角で90度遅れ位相信号に変換の上、第1比較回路205、第2比較回路207、第3比較回路209を介して位置信号を生成し、位置信号発生と同時に通電する巻き線を切り替える。したがってこの方式では進角を付加する自由度が無く、回転子に永久磁石が埋め込まれた埋め込み磁石モータなどの非突極性を有するモータの様に、最適な駆動には適度な進角が必要となる用途には適しないという課題があった。
一方、非特許文献1に記載のデジタルセンサレス方式では、通電角120度駆動では、電気角0度から30度の範囲で任意の進角を付加することができる。
先述したように、非特許文献1のモータ駆動装置では、回転子相対位置をブラシレスDCモータの端子電圧に現れる誘起電圧のゼロクロスポイントから検出する。しかし、実際の端子電圧波形には、PWM制御のオン・オフに伴い、キャリア周波数成分が重畳されている。
図14Bは、図14Aにおける区間B部を拡大した波形であり、図14Bの(e)にPWM波形を示す。図14Bの(a)に示すように、端子電圧にはPWM成分が重畳していることがわかる。さらに図N5Bにおいて、PWMオンにより端子電圧が立上る時、波形Gに示すように高周波のリンギングノイズが発生する。
このリンギングノイズが重畳された波形を比較部に入力すると、特に誘起電圧ゼロクロス付近(すなわち位置検出が行われる付近)で、端子電圧が基準電圧(Vdc/2)のレベルを超え、ハイを出力する場合がある。これにより、このリンギングノイズを位置検出信号として誤検出(図14Bにおいて本来タイミングHで位置検出すべきところが、タイミングIで検出)してしまい、位置検出精度の低下で、速度制御の安定性低下や、モータ効率の低下が伴う場合がある。
このリンギングノイズによる位置検出回路の出力をキャンセルするため、PWM立ち上がりから一定時間経過するまで、位置検出回路からの入力信号を認識しないなど、ソフトウェアフィルタを付加する対応が一般的に取られる。
しかし、このリンギングノイズの周波数は、巻き線インダクタンスと浮遊容量等によるLC共振であるため、圧縮機効率(COP)を高くするために固定子巻き線の巻き数を増やした高インダクタンスの高効率モータでは、リンギングノイズ周期が長くなり、位置検出回路の出力キャンセル期間を長く取る必要がある。
しかし誘起電圧はPWMオンの期間しか端子電圧に現れない、すなわちPWMオンの期間しか位置信号を取得できないため、位置検出回路の出力を無視する期間を延長することは、位置検出が可能な期間を短くし、結果的に位置検出の精度を低下させる。これにより速度精度の低下や、十分な効率が得られないといった課題を有していた。
特開2003−50072号公報
長竹和夫編著「家電用モータ・インバータ技術」、日刊工業新聞社、2000年4月28日、P89−92
従来の課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、インバータ出力の電圧を相電圧検出手段およびローパスフィルタを介して、基準電圧検出手段により検出した基準電圧と比較することで、インバータ出力電圧から、リンギングノイズの高周波成分を除去できるので、ブラシレスDCモータの誘起電圧のゼロクロスポイントを高精度に検出することができる。
さらに、本発明のモータ駆動装置は、固定子巻き線の巻き数を増やしたモータを採用した圧縮機を高効率で駆動することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図である。 図2Aは本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置の位置検出回路の回路図である。 図2Bは本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のヒステリシス設定手段の詳細図である。 図3は本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置の位置検出回路を構成するフィルタ部の利得の周波数特性を示したグラフである。 図4は本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置に設けたローパスフィルタのPWM波形を入力したときの過渡応答特性を示したグラフである。 図5Aは本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のヒステリシス回路の動作による各部の信号状態を示すタイミングチャートである。 図5Bは本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置の誘起電圧が正から負に変化するゼロクロスポイントを検出するタイミングチャートである。 図6は本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図である。 図7Aは本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置の位置検出回路の回路図である。 図7Bは本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置のヒステリシス設定手段の詳細図である。 図8は本発明の第3の実施の形態における冷蔵庫のブロック図である。 図9は本発明の第4の実施の形態における冷蔵庫のブロック図である。 図10は特許文献1に記載した従来のモータ駆動装置の位置検出回路図である。 図11は特許文献1に記載した従来のモータ駆動装置の位置検出回路の動作中の各部の波形図である。 図12は非特許文献1に記載した従来のモータ駆動装置のブロック図である。 図13は非特許文献1に記載した従来のモータ駆動装置の位置検出回路の回路図である。 図14Aは非特許文献1に記載した従来の位置検出回路の信号を示すタイミングチャートである。 図14Bは図14Aのタイミングチャートの区間B部を拡大した波形図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図である。
図1において交流電源1は一般的な商用電源であり、日本の場合は実効値100Vの50Hzまたは60Hzの交流電源である。整流平滑回路2は整流部2aおよび平滑部2bで構成され、交流電源1を入力として、交流電圧を直流電圧に変換する。
インバータ3は6個のスイッチング素子3a〜3fを3相フルブリッジ構成で接続し、整流平滑回路2からの直流入力を交流電力に変換し、ブラシレスDCモータ4に任意の電圧および周波数の交流出力を供給する。また各スイッチング素子3a〜3fには逆方向に並列にダイオード3g〜3lが接続されている。
位置検出手段5はブラシレスDCモータ4の磁極位置を検出する回路であり、各相の端子電圧(すなわちインバータ出力電圧)を検出する相電圧検出部5aと、相電圧検出部5aで検出した電圧から高周波ノイズを除去するフィルタ部5bを有する。さらに、位置検出手段5は端子電圧との大小関係を比較する基準となる電圧を設定する基準電圧設定部5cと、フィルタ部で高周波ノイズを除去した端子電圧と基準電圧設定部5cの出力電圧との大小関係を比較する比較部5dを有する。フィルタ部5bの出力と基準電圧設定部5cの出力電圧との大小関係に基づき、比較部5dは信号を出力する。なお基準電圧設定部5cの出力電圧は、インバータ3の直流入力電圧Vdcの1/2としたり、インバータ3の各相の出力端子電圧を、抵抗を介して結線した第2の中性点の電位としたり、するのが一般的である。
インバータ制御部6は位置検出部6a、転流部6bとドライブ部6cにより構成される。位置検出部6aは、位置検出手段5からの出力を基にブラシレスDCモータの磁極位置を検出し、転流部6bは位置検出部6aの出力を基に、どのスイッチング素子をオンさせるか決定し、ドライブ部6cは転流部6bの指示により該当するスイッチング素子をオン/オフさせる。なお、インバータ制御部では、位置検出部からの位置信号で駆動速度を検出し、指令速度との偏差に基づきPWMデューティ制御によりブラシレスDCモータに入力する電圧を調節しながら、駆動速度と指令速度が同じになるように、フィードバック制御を行っている。
以上のように構成されたモータ駆動装置についてその動作を説明する。
図2Aは本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置の位置検出手段5の回路図である。図1および図2Aにおいて、相電圧検出部5a、フィルタ部5b、比較部5dは各相に対応して3回路分備えている。相電圧検出部5aは、各相のインバータ出力電圧(すなわちモータ端子電圧)を複数の抵抗による分圧により電圧を下げ、フィルタ部5bに入力する。図2Aにおいて、フィルタ部5bは抵抗とコンデンサによりローパスフィルタを構成している。基準電圧設定部5cは各相のフィルタ部出力を、抵抗を介して接続し、第2の中性点を構成し、第2の中性点電位を基準電圧としている。
なお、本実施の形態では基準電圧設定部5cは、フィルタ部5bの出力から第2の中性点を構成したが、フィルタ部入力から第2の中性点を構成しても構わない。
さらに基準電圧設定部5cは、インバータ3の入力電圧の1/2を抵抗で低圧化した入力としても構わない。
比較部5dは図2Aのようにコンパレータ回路で構成し、反転入力端子には基準電圧設定部5cで形成した中性点電位を、非反転入力端子にはフィルタ部5bのローパスフィルタの出力を入力する。
図3は、本実施の形態における位置検出手段5のフィルタ部5bの利得の周波数特性を示したグラフである。フィルタ部5bはローパスフィルタであるため、リンギングノイズの周波数を大きく減衰するカットオフ周波数に設定すればよい。しかしながらリンギングノイズの周波数はモータ仕様にもよるが、本実施の形態1におけるブラシレスDCモータでは、15kHzから50kHz程度であるため、一般的に用いられるキャリア周波数の10倍以下程度である。このためリンギングノイズを大きく減衰させるフィルタ定数を適用すれば、キャリア周波数成分も大幅に減衰することになり、位置検出精度の低下、あるいは位置検出が出来なくなる可能性がある。
さらにブラシレスDCモータの効率向上を図り3相巻き線の巻き数を増加したモータでは、リンギングノイズの周波数が低くなり、よりPWMキャリア周波数成分に近くなるため、端子電圧からリンギングノイズ成分のみを除去することはさらに困難となる。
このため本実施の形態においては、端子電圧からリンギングノイズを除去するのではなく、リンギングノイズ周波数成分の1/3以下程度となるキャリア周波数を選定し、リンギング周波数成分を6〜14dB程度減衰するようなローパスフィルタを構成する。これによりリンギングノイズレベルを半減から1/5程度まで減衰させつつ、かつPWM成分への影響は小さいので、デジタルセンサレス方式の特徴である進角設定の自由度を生かしながら、位置検出におけるリンギングノイズによる位置誤検出を抑制し、巻き数を増加したモータの高効率駆動が実現できる。
図4は本実施の形態におけるローパスフィルタのPWM波形を入力したとき過渡応答特性を示したグラフである。図4に示すように図3に示した特性のローパスフィルタにおいて、PWM信号の位相遅が発生し、この遅れは位置検出タイミングの遅れとなる。PWM信号の遅れは図4において十数μsec程度であり、圧縮機における最高速度100rpsとして、6極ブラシレスDCモータでの電気角遅れは2deg未満となる。デジタルセンサレス方式では、通電角120度では転流部による転流タイミングの調整で、最大30degまで進角を付加できる。したがってこの程度の遅れ位相なら進角調整で十分対応でき本実施の形態での位置検出回路は、デジタルセンサレス方式と非常に相性がいい回路といえる。
次にヒステリシスについて説明する。図2Aに示すように位置検出タイミング付近においてリンギングノイズにより比較部出力のチャタリング発生を抑えるため、コンパレータ出力と非反転入力端子間にヒステリシス設定手段5eを構成し、比較部5dの出力状態を変化させる入力電圧閾値にヒステリシスを付加している。
図2Bはヒステリシス設定手段5eの詳細を示している。図2Bにおいてヒステリシス設定手段5eはヒステリシス回路5f、5gと、ヒステリシス切り替え部5hにより構成される。ヒステリシス切り替え部5hは、比較部出力がローレベルからハイレベルに変化する際と、ハイレベルからローレベルに変化する際の帰還回路を切り替え、出力信号状態により任意のヒステリシスを設定できるようにしている。図2Bでは、ヒステリシス切り替え部5hはスイッチで示しているが、スイッチ部にダイオードを用いると、出力がハイからローに変化するときとローからハイに変化するときのヒステリシス回路が出力に応じて変えることができる。また、帰還回路を1回路として、1本のダイオードを組み合わせることで、ダイオードの接続方向により、片方向のみに帰還回路が接続される構成にしてもかまわない。
図5A、図5Bはヒステリシス回路の動作による各部の信号状態を示すチャートである。図5AはブラシレスDCモータの誘起電圧が負から正に変化するゼロクロスポイントを検出するタイミングを示し、図5(b)は誘起電圧が正から負に変化するゼロクロスポイントを検出するタイミングを示している。
図5Aおよび図5Bにおいて、(a)は基準電圧設定部により設定した基準電圧を示し、(b)はU相フィルタ出力(すなわちU相の比較部非反転入力)を示し、(c)はU相の比較部出力波形を示し、(d)はU相の誘起電圧位相信号、即ち位置検出タイミング、(e)は誘起電圧レベルを示している。また、Vhhは出力がローレベルからハイレベルへ反転するときの非反転入力端子の電圧レベルVhlは出力がローレベルからハイレベルへ反転するときの非反転入力端子の電圧レベルを示している。
なお、図5では簡単のため基準電圧を直線として示している。
図5Aにおいて、非反転入力端子の電圧は、PWMのオンに伴い電圧が立ち上がり、ブラシレスDCモータの誘起電圧が現れるが、フィルタ部によってある程度減衰されたリンギングノイズが重畳する。これにより端子電圧に現れる誘起電圧より高い電圧レベルであるため、ブラシレスDCモータの誘起電圧が基準電圧に達していなくても、このリンギングノイズがVhhを超えたとき、比較部の出力はローからハイに変化し、ブラシレスDCモータのゼロクロスタイミングより早期に誘起電圧位相信号が反転し、位置検出が行われることになる。すなわち、図5Aにおいて本来タイミングKで検出すべきがタイミングJで早期に検出することになる。
一方図5Bに示すタイミングでは、特に誘起電圧ゼロクロス近辺ではリンギングにより比較部出力がハイ出力になりやすく、さらに一旦ハイとなった比較部出力は、ヒステリシスの影響でローに反転しにくい。すなわち位置検出の検出タイミングは誘起電圧ゼロクロスポイントより遅れて検出されやすい傾向となる。すなわち、図5において本来タイミングLで検出すべきがタイミングMで遅れて検出することになる。
コンパレータ回路にヒステリシスを付加する場合、帰還回路として抵抗を接続し、VhhとVhlの基準電圧との差を、ほぼ同等に設定するのが一般的であるが、これでは位置検出信号の発生間隔が「広→狭→広→狭→・・・」と変動することになる。
このため本実施の形態では、比較部5dの出力状態に応じて、ヒステリシスを変更するようにしている。
具体的には、出力信号がハイの場合ヒステリシス幅の小さい帰還回路を選定し、出力信号がローの場合ヒステリシスが大きい帰還回路に切り替える。これによって誘起電圧が正方向から負方向へ変移するゼロクロスポイントの検出の遅れを抑制できるようになり、位置検出精度が向上し、ブラシレスDCモータの指令速度に対する速度精度の向上と効率の向上が図れる。
以上のように本実施の形態におけるモータ駆動装置は、永久磁石を有する回転子と3相巻き線を有する固定子により構成されるブラシレスDCモータと、固定子巻き線に電気的に接続され、回転子の回転により固定子に発生する逆起電圧から回転子の回転位置を検出する位置検出手段と、位置検出信号に基づいて、任意の周波数の波形を生成してブラシレスDCモータを駆動するインバータを有する。位置検出手段は、固定子巻き線の各相の電圧を検出する相電圧検出部と、基準電圧を設定する基準電圧設定部と、相電圧検出部または基準電圧設定部の出力から高周波成分を除去するフィルタ部と、基準電圧設定部とフィルタ部の出力を比較する比較部で構成される。比較部出力からブラシレスDCモータの回転子相対位置検出することで、固定子巻き線のインダクタンスが大きいブラシレスDCモータでもインバータ出力電圧から高精度に位置検出信号を得ることが出来、高効率なモータを高効率で駆動することが出来る。
また、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、フィルタ部を抵抗とコンデンサとで構成する1次フィルタとすることで、非常に安価な回路で構成することができ、高効率なモータ駆動装置を低価格で実現することが出来る。
また、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、比較部の出力状態を変化させる入力電圧の閾値にヒステリシスを設けるヒステリシス設定手段を有する。ヒステリシス設定手段は、フィルタ部出力が基準電圧設定部の出力電圧より第1のヒステリシス幅だけ高くなったとき比較部の出力状態を変化させ、さらにフィルタ部出力が基準電圧設定部の電圧より第2のヒステリシス幅だけ低くなったとき比較部の出力状態を変化させるように、比較部の入力状態に応じて異なるヒステリシス幅を付加する。このことで、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、入力状態に応じて適切なヒステリシス幅を設定することができ、ブラシレスDCモータの位置検出精度を高め、速度精度および効率を向上することができる。
さらに、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、ヒステリシス設定手段が付加する第1のヒステリシス幅を第2のヒステリシス幅以下としたことで、比較部の入力状態に応じた適切なヒステリシスを付加できる。加えて、特にフィルタ部出力が基準電圧より高い状態から、第2のヒステリシス幅より小さくなり比較部の出力状態が変化するときの位置検出遅れを抑制でき、さらなる位置検出の精度の向上で、ブラシレスDCモータの速度制御および効率を向上することができる。
(第2の実施の形態)
図6は本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図である。
本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図6において交流電源1は一般的な商用電源であり、日本の場合は実効値100Vの50Hzまたは60Hzの交流電源である。整流平滑回路2は整流部2aおよび平滑部2cで構成され、交流電源1を入力として、交流電圧を直流電圧に変換する。また平滑部2cは2個の平滑コンデンサを直列に接続するとともに、その接続点は入力電圧切り替え部2dを介して、交流電源1の一端に接続し、入力電圧切り替え部2dのスイッチをオンまたはオフすることで、整流方式を倍電圧整流と全波整流に切り替え、インバータ3への直流入力電圧を2段階に切り替えることができる。
具体的には、ブラシレスDCモータを低速・低負荷で駆動する場合は全波整流入力で高効率な運転を行い、高速・高負荷駆動を行う際は倍電圧整流で高速・高トルク駆動を行うなど、駆動状況に応じて適切な直流電圧を選択するようにしている。
図7Aは本実施の形態におけるモータ駆動装置の位置検出手段5の回路図である。図6および図7Aにおいて、相電圧検出部5a、フィルタ部5b、比較部5dは各相に対応して3回路分備えている。相電圧検出部5aは、各相のインバータ出力電圧(すなわちモータ端子電圧)を複数の抵抗による分圧により電圧を下げ、フィルタ部5bに入力する。図2Aにおいて、フィルタ部5bは抵抗とコンデンサによりローパスフィルタを構成している。基準電圧設定部5cは各相のフィルタ部出力を、抵抗を介して接続し、第2の中性点を構成し、第2の中性点電位を基準電圧としている。
なお、本実施の形態では基準電圧設定部5cは、フィルタ部5bの出力から第2の中性点を構成したが、フィルタ部入力から第2の中性点を構成しても構わない。
さらに基準電圧設定部5cは、インバータ3の入力電圧の1/2を抵抗で低圧化した入力としても構わない。
比較部5dは図2Aのようにコンパレータ回路で構成し、反転入力端子には基準電圧設定部5cで形成した中性点電位を、非反転入力端子にはフィルタ部5bのローパスフィルタの出力を入力する。
図7Bは比較部5dの1相分を示したもので、図7Bを用いて、ヒステリシスの動作を説明する。
比較部出力Voutの出力状態が変化する動作点は非反転入力端子に入力される電圧が基準電圧Vrefと等しいポイントであり、これらの電圧レベルの大小関係によりVoutの出力が変化する。
Voutがロー(0V)出力からハイ出力に変化する入力電圧Vinの動作点は、(数1)で表され、VinがVrefに対して(数1)の第2項分だけ大きくなったタイミングであり、Voutがハイ出力からロー出力に変化する入力電圧Vinの動作点は、(数2)で表され、VinがVrefより(数2)の第2項分だけ小さくなったタイミングである。Voutがハイの時と、ローの時のVoutの出力状態が変化する動作電圧の差がヒステリシスであり、VinがVref付近にあるときの出力電圧Voutのチャタリングを抑制している。
Figure 0006127275
Figure 0006127275
ここで基準電位Vrefが半分になった場合、即ち整流回路が切り替わり、全波整流となった時の動作点を考える。
Voutがロー(0V)出力からハイ出力に変化する入力電圧Vinの動作点は、(数3)で表され、動作ポイントも倍電圧時の半分となることが分かる。
Figure 0006127275
一方Voutがハイからロー出力に変化する入力電圧Vinの動作点は、(数4)となり、動作ポイントは倍電圧時の半分からさらに(数4)の下線A項に示した分低下する。
Figure 0006127275
即ち、全波整流入力では比較器出力がハイからローに変化するときの動作電圧が低下し、位置検出信号の発生タイミングが遅れることになる。
また前述したように、全波整流入力では比較部出力がハイからローに反転するタイミングの遅れも伴うことになり、ブラシレスDCモータの磁極位置の検出ズレはさらに拡大してしまう懸念がある。このため本実施の形態では、状態に応じて、ヒステリシスを変更するようにしている。
図7Bによりヒステリシス設定手段5eについて説明する。図7Bにおいてヒステリシス設定手段5eはヒステリシス回路5fおよび5gと、ヒステリシス切り替え部5hにより構成される。ヒステリシス切り替え部5hは、比較部出力がローレベルからハイレベルに変化する際と、ハイレベルからローレベルに変化する際の帰還回路を切り替え、出力信号状態により任意のヒステリシスを設定できるようにしている。またインバータ3の入力電圧状態すなわち倍電圧整流か全波整流かに応じて帰還回路をさらに分けても構わないが、コストおよび制御回路のサイズ等を考慮すると、両整流方式でも共用できる回路とすることが望ましい。
また、図7Bでは、ヒステリシス切り替え部5hはスイッチで示しているが、スイッチ部にダイオードを用いると、出力がハイからローに変化するときとローからハイに変化するときのヒステリシス回路が出力に応じて自動的に変えることができる。
さらに、帰還回路を1回路として、1本のダイオードを組み合わせることで、ダイオードの接続方向により、片方向のみに帰還回路が接続される構成にしてもかまわない。具体的には、抵抗とダイオードを直列接続し、ダイオードのカソードを比較部出力と接続すれば、比較部出力がハイの場合、ヒステリシス回路が切り離され、ローの場合のみ帰還回路が接続されることになる。これにより比較部出力がハイからローに変化する動作ポイントは倍電圧整流時、全波整流時とも基準電位と同じレベルとなり、整流方式差による動作ポイントのずれは発生しない。
このように構成されたヒステリシス設定手段5eは、出力信号がハイの場合は、ヒステリシス幅の小さい帰還回路を選定し、出力信号がローの場合ヒステリシスが大きい帰還回路に切り替える。これによって誘起電圧が正方向から負方向へ変移するゼロクロスポイントの検出の遅れを抑制できるようになり、位置検出精度が向上し、ブラシレスDCモータの指令速度に対する速度精度の向上と効率の向上が図れる。
以上のように本実施の形態におけるモータ駆動装置は、永久磁石を有する回転子と3相巻き線を有する固定子により構成されるブラシレスDCモータと、固定子巻き線に電気的に接続され、回転子の回転により固定子に発生する逆起電圧から回転子の回転位置を検出する位置検出手段と、位置検出信号に基づいて、任意の周波数の波形を生成してブラシレスDCモータを駆動するインバータを有する。また、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、インバータに直流電圧を供給する交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑部と整流平滑部の出力電圧を切り替える電圧切り替え部を有する。位置検出手段は、固定子巻き線の各相の電圧を検出する相電圧検出部と、基準電圧を設定する基準電圧設定部と、相電圧検出部または基準電圧設定部の出力から高周波成分を除去するフィルタ部と、基準電圧設定部とフィルタ部の出力を比較する比較部で構成される。比較部出力からブラシレスDCモータの回転子相対位置検出することで、固定子巻き線のインダクタンスが大きいブラシレスDCモータでもインバータ出力電圧から高精度に位置検出信号を得ることが出来、高効率なモータを高効率で駆動することが出来る。さらに、本実施の形態におけるモータ駆動装置は、インバータへの直流入力電圧が低い場合も位置検出間隔は均等な周期で発生するため、安定したブラシレスモータの駆動と高効率化を実現できる。
(第3の実施の形態)
図8は本発明の第3の実施の形態におけるモータ駆動装置を用いた冷蔵庫のブロック図である。
本実施の形態における冷蔵庫では、図1に示す本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置を用いているため、同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
ブラシレスDCモータ4は往復運動により冷媒を吸入、圧縮し循環させるレシプロ式の圧縮要素11に接続され密封容器に収納し圧縮機12を形成している。本実施の形態では圧縮機は冷凍サイクルに用い、圧縮機12から吐出する高温高圧の冷媒を凝縮器13に送り液化し、毛細管14で低圧化し、蒸発器15で蒸発させ、再度圧縮機に戻すようにしている。蒸発器15は冷蔵庫の庫内16を冷却するようにしている。
冷蔵庫は、負荷状態が高くなるのは扉開閉が頻繁に行われる家事時間帯のみであり、一日を通してほとんどの時間帯では庫内温度が冷却状態で安定した低負荷状態で、圧縮機は低速で駆動している。したがって冷蔵庫の消費電力量を低減は、低負荷状態での効率を向上することが非常に有効である。
ブラシレスDCモータの3相巻き線の巻き数の多いモータは、高速領域での駆動範囲を狭くすることになるが、先述したように一日の大半で低速駆動状態にあり、高速駆動が比較的不要である冷蔵庫用圧縮機の駆動に用いることは非常に有効な用途である。
さらに、レシプロ式圧縮機は低速駆動領域での効率(一般的にCOP)が高い特性があるため、冷蔵庫の消費電力量の削減効果には非常に有効である。
したがって本実施の形態における冷蔵庫に用いるモータ駆動装置では、3相巻き線の巻き数を増やした高効率のモータでも、磁極位置を高精度に検出することが出来るので、その効率性能を有効に引き出すことができる。さらに、このモータ駆動装置を、レシプロ式圧縮機を駆動し、冷却システムに採用することで、消費電力量を削減する冷蔵庫を提供することが出来る。
(第4の実施の形態)
図9は本発明の第4の実施の形態におけるモータ駆動装置を用いた冷蔵庫のブロック図である。
本実施の形態における冷蔵庫では、図6に示す本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置を用いているため、同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
ブラシレスDCモータ4は往復運動により冷媒を吸入、圧縮し循環させるレシプロ式の圧縮要素11に接続され密封容器に収納し圧縮機12を形成している。本実施の形態では圧縮機は冷凍サイクルに用い、圧縮機12から吐出する高温高圧の冷媒を凝縮器13に送り液化し、毛細管14で低圧化し、蒸発器15で蒸発させ、再度圧縮機に戻すようにしている。蒸発器15は冷蔵庫の庫内16を冷却するようにしている。
冷蔵庫は、負荷状態が高くなるのは扉開閉が頻繁に行われる家事時間帯のみであり、一日を通してほとんどの時間帯では庫内温度が冷却状態で安定した低負荷状態で、圧縮機は低速で駆動している。したがって冷蔵庫の消費電力量を低減は、低負荷状態での効率を向上することが非常に有効である。
本実施の形態においては、低負荷時の効率を向上するために、冷蔵庫の庫内が安定した冷却状態にあるときは、圧縮機を低回転で駆動することで冷却サイクルの効率を向上させ、さらに3相固定子巻線の巻き数を増やした高効率なブラシレスDCモータを使用している。
なお、3相巻線の巻き数が多い固定子のブラシレスDCモータでは、PWM制御によるインバータ3のスイッチングによるリンギングノイズ周期が長くなるが、比較部5dの入力段にフィルタ部5bを挿入することで、リンギングノイズを抑制して、ブラシレスDCモータの磁極位置を確実に検出できるようにしている。
さらに低負荷低速駆動での効率を上げるために、整流平滑部2の入力電圧切り替え部2dのスイッチをオフして全波整流出力による低い直流電圧をインバータ3に入力することで、ブラシレスDCモータの鉄損低減を図っている。
一方、冷蔵庫の扉が頻繁に開閉された場合や霜取後のように、庫内温度上昇に伴い、急速に庫内を安定した冷却状態に戻す必要がある状態などでは、圧縮機の高速駆動が必要となるが、3相巻線の巻き数を増やしたモータは、高速領域での駆動範囲が狭くなり、冷却性能の不足が懸念される。しかし、本実施の形態では、高負荷・高速駆動が必要な場合は、入力電圧切り替え部のスイッチをオンにして、倍電圧整流による高い電圧をインバータに入力すれば、ブラシレスDCモータを高速・高トルクで駆動することができるようになり、安定した冷却性能を確保できる。
また、倍電圧整流と全波整流との切り替えにより、インバータ入力電圧が変化した場合、選択した整流方式に応じて、ヒステリシス設定手段5eは、適切な比較部5dのヒステリシスを選定するので、整流方式によらずブラシレスDCモータの磁極位置を正確に検出でき、常に高効率な駆動を実現している。
さらに、レシプロ式圧縮機は低速駆動領域での効率(一般的にCOP)が高い特性があるため、冷蔵庫の消費電力量の削減効果には非常に有効である。
したがって本実施の形態における冷蔵庫に用いるモータ駆動装置では、3相巻き線の巻き数を増やした高効率のモータでも、磁極位置を高精度に検出することが出来るので、その効率性能を有効に引き出すことができる。
さらに本実施の形態における冷蔵庫に用いるモータ駆動装置は、整流方式が倍電圧整流方式でも全波整流方式でも、正確な磁極位置検出が可能であるため、常に高効率にブラシレスDCモータを高効率で駆動できる。
さらに、このモータ駆動装置を、レシプロ式圧縮機を駆動し、冷却システムに採用することで、消費電力量を削減する冷蔵庫を提供することが出来る。
以上のように、本発明は、永久磁石を有する回転子と3相巻き線を有する固定子により構成されるブラシレスDCモータと、固定子巻き線に電気的に接続され、回転子の回転により固定子に発生する逆起電圧から回転子の回転位置を検出する位置検出手段と、位置検出信号に基づいて、任意の周波数の波形を生成してブラシレスDCモータを駆動するインバータを有する。位置検出手段は、固定子巻き線の各相の電圧を検出する相電圧検出部と、基準電圧を設定する基準電圧設定部と、相電圧検出部または基準電圧設定部の出力から高周波成分を除去するフィルタ部と、基準電圧設定部とフィルタ部の出力を比較する比較部で構成される。比較部出力からブラシレスDCモータの回転子相対位置検出することで、固定子巻き線のインダクタンスが大きいブラシレスDCモータでもインバータ出力電圧から高精度に位置検出信号を得ることが出来るようになり、高効率なモータを高効率で駆動することが出来る。
本発明は、永久磁石を有する回転子と3相巻き線を有する固定子により構成されるブラシレスDCモータと、固定子巻き線に電気的に接続され、回転子の回転により固定子に発生する逆起電圧から回転子の回転位置を検出する位置検出手段を有する。さらに、位置検出信号に基づいて、任意の周波数の波形を生成してブラシレスDCモータを駆動するインバータと、インバータに直流電圧を供給する、交流電圧を交流電圧に変換する整流平滑部と、整流平滑部の出力電圧を切り替える電圧切り替え部を有する。位置検出手段は、固定子巻き線の各相の電圧を検出する相電圧検出部と、基準電圧を設定する基準電圧設定部と、相電圧検出部または基準電圧設定部の出力から高周波成分を除去するフィルタ部と、基準電圧設定部とフィルタ部の出力を比較する比較部で構成される。比較部出力からブラシレスDCモータの回転子相対位置検出することで、固定子巻き線のインダクタンスが大きいブラシレスDCモータでもインバータ出力電圧から高精度に位置検出信号を得ることが出来るようになり、高効率なモータを高効率で駆動することが出来る。
本発明は、フィルタ部を抵抗とコンデンサとで構成する1次フィルタとすることで、回路を非常に安価に構成することができ、低価格なモータ駆動装置を構成することが出来る。
本発明は、比較部の出力状態を変化させる入力電圧の閾値にヒステリシスを設けるヒステリシス設定手段を有する。ヒステリシス設定手段は、フィルタ部出力が基準電圧設定部の出力電圧より第1のヒステリシス幅だけ高くなったとき比較部の出力状態を変化させ、さらにフィルタ部出力が基準電圧設定部の電圧より第2のヒステリシス幅だけ低くなったとき比較部の出力状態を変化させるように、比較部の入力状態に応じて異なるヒステリシス幅を付加するようにしたものである。これにより入力状態に応じて適切なヒステリシス幅を設定することができ、ブラシレスDCモータの位置検出精度を高め、速度精度および効率を向上することができる。
本発明は、ヒステリシス設定手段が付加する第1のヒステリシス幅を、第2のヒステリシス幅以下としたものである。これにより比較部の入力状態に応じた適切なヒステリシスを付加できるとともに、特にフィルタ部出力が基準電圧より高い状態から、第2のヒステリシス幅より小さくなり、比較部の出力状態が変化するときの位置検出遅れを抑制でき、さらに位置検出の精度の向上で、ブラシレスDCモータの速度制御および効率を向上することができる。
本発明は、モータ駆動装置はレシプロ型圧縮要素を有するレシプロ圧縮機を駆動するものとしたことで、特に低速駆動における冷却システムのシステム効率の向上が図れる。
本発明は、これらのモータ駆動装置を冷蔵庫の冷却サイクルに用いることで、冷蔵庫の消費電力を削減することが出来る。
以上の様に、本発明による圧縮機の駆動装置は、高効率化のために固定子巻線の巻き数を増やしインダクタンスの高いブラシレスモータの回転子位置を精度よく検出できることから、高効率なモータ駆動装置を実現できるため、エアコンや圧縮機を用いた除湿機、ヒートポンプ式洗濯乾燥機、ショーケース、自動販売機など、圧縮機を用いたあらゆる機器においても適用できる。
1 交流電源
2 整流平滑回路
2a 整流部
2b,2c 平滑部
2d 入力電圧切り替え部
3 インバータ
3a〜3f スイッチング素子
3g〜3l ダイオード
4 ブラシレスDCモータ
5 位置検出手段
5a 相電圧検出部
5b フィルタ部
5c 基準電圧設定部
5d 比較部
5e ヒステリシス設定手段
5f,5g ヒステリシス回路
5h ヒステリシス切り替え部
6 インバータ制御部
6a 位置検出部
6b 転流部
6c ドライブ部
11 圧縮要素
12 圧縮機
13 凝縮器
14 毛細管
15 蒸発器
16 冷蔵庫
101 商用電源
102 整流平滑回路
102a 整流部
102b 平滑部
103 インバータ
103a〜103f スイッチング素子
103g〜103l ダイオード
104 ブラシレスDCモータ
200 位置検出回路
201 第1フィルタ回路
202 第2フィルタ回路
203 第3フィルタ回路
204 第1合成回路
205 第1比較回路
206 第2合成回路
207 第2比較回路
208 第3合成回路
209 第3比較回路
210 排他論理回路
300 位置検出回路
301 比較部
302 周期測定カウンタ
303 遅延カウンタ
304 論理回路

Claims (6)

  1. 永久磁石を有する回転子と3相巻き線を有する固定子により構成されるブラシレスDCモータと、前記固定子巻き線に電気的に接続され、前記回転子の回転により前記固定子に発生する逆起電圧から前記回転子の回転位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの信号に基づいて、任意の周波数の波形を生成して前記ブラシレスDCモータを駆動するインバータを有し、前記位置検出手段は、前記固定子巻き線の各相の電圧を検出する相電圧検出部と、基準電圧を設定する基準電圧設定部と、前記相電圧検出部の出力から高周波成分を除去するフィルタ部と、前記基準電圧設定部と前記フィルタ部の出力を比較する比較部で構成され、前記比較部の出力から前記ブラシレスDCモータの回転子相対位置を検出するもので、前記比較部の出力状態を変化させる入力電圧の閾値にヒステリシスを設けるヒステリシス設定手段を有し、前記ヒステリシス設定手段は、前記フィルタ部出力が前記基準電圧設定部の出力電圧より第1のヒステリシス幅だけ高くなったとき前記比較部の出力状態を変化させ、さらに前記フィルタ部出力が前記基準電圧設定部の電圧より第2のヒステリシス幅だけ低くなったとき前記比較部の出力状態を変化させるように、前記比較部の入力状態に応じて異なるヒステリシス幅を付加するモータ駆動装置。
  2. 交流電圧から安定した直流電圧に変換して前記インバータに供給する整流平滑部と、前記整流平滑部の出力電圧を切り替える入力電圧切り替え部を有する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記フィルタ部は抵抗とコンデンサにより構成されたローパスフィルタである請求項1または2のいずれかに記載のモータ駆動装置。
  4. 前記ヒステリシス設定手段が付加する第1のヒステリシス幅は、第2のヒステリシス幅以下である請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記ブラシレスDCモータは、冷媒を圧縮して冷却システム内に冷媒を循環させるレシプロ型圧縮要素を有する圧縮機を駆動する請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ駆動装置を有した冷蔵庫。
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