JP6125352B2 - 屋外設置機器の盗難防止器 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外に設置されている機器類の盗難防止器に関する。
支持構造物、例えば、支柱等に設置される各種の屋外機器の多くは、ボルトやネジ等の金具により取り付けが行われている。
このような屋外機器を固定するボルトやネジ等は、一般的な規格に応じた工具により容易に取り外すことができることから、近年は屋外機器の盗難が増加する傾向にある。
そこで、盗難防止の観点から、一般的な規格によらない特殊な構造の溝が頭部に形成されたネジを用いるように発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−132553号公報
上記特殊構造のネジは、ネジの頭の形状に応じた特殊な工具が必要であることから、取り外しが困難となり、盗難防止のみを主目的とする限りは有効である。
しかしながら、既設の屋外機器に対して上記特殊構造のネジを採用する場合、屋外機器の取り付けに使用されている全てのネジの交換作業が必須となり、煩雑且つ作業負担が大きくなることが問題となっていた。特に、既設の屋外機器が複数存在する場合には、その作業負担が顕著に大きくなっていた。
本発明は、より小さな負担で屋外設置機器の盗難防止を図ることをその目的とする。
本発明は、機器本体部と当該機器本体部を支持構造体に取り付ける装着部とを有する屋外設置機器の盗難防止器において、断面凹状であって、その凹部を対向させた状態で前記屋外設置機器を挟むように装着される一対のカバー体を備え、
当該一対のカバー体は、前記装着部に設けられた機器固定用のネジを前記凹部の内側に収容すると共に、前記屋外設置機器を挟んで装着した状態を維持するための錠前の取り付け部を有し、
前記屋外設置機器の装着部は、前記機器本体を角度調節可能に支持する一対のアーム部を有する支持部材と、前記支持構造体に固定される固定部材とを有し、
前記一対のカバー体は、前記一対のアーム部の間の領域を被覆しないように開口部を有することを特徴とする。
上記構成では、断面凹状の一対のカバー体により、支持構造体に対する機器固定用のネジを凹部の内側に収容するので、ネジに対する外部からの操作を阻むことができ、屋外設置機器の取り外しによる盗難を効果的に低減することが可能となる。
また、屋外設置機器を挟んだ状態を維持するための錠前の取り付け部を一対のカバー体に設けたので、屋外設置機器に対する屋外設置機器盗難防止器の取り付け作業を錠前の施錠により行うことができ、従来のように、ネジ一つ一つを交換する手間を不要とし、取り付け作業の簡易化、迅速化及び作業負担の軽減を図ることが可能となる。
また、この場合には、開口部により一対のアーム部の間の領域が被覆されないので、カバー体が妨げることなくその間の機器本体の角度調節を可能とする。
また、上記発明において、前記一対のカバー体をヒンジ部材により互いに回動可能に連結し、相互の回動端部寄りの位置に前記錠前の取り付け部を設ける構成としても良い。
これにより、一対のカバー体が相互に連結され、部品点数が低減されると共にカバー体の回動動作により屋外設置機器に装着することができ、屋外設置機器に対する装着作業を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることが可能となる。
また、上記発明において、前記一対のカバー体は相互に分離可能であり、接合した状態で各々の前記取り付け部に錠前を取り付けることにより一体状態を維持する構成としても良い。
この場合には、一対のカバー体を相互に連結する必要がないので、屋外設置機器盗難防止器の構造の簡易化を図り、その製造の容易化を図ることが可能となる。
また、上記発明において、前記一対のカバー体は、前記支持部材を前記固定部材に固定する前記機器固定用のネジを、外部から見えないように遮蔽する遮蔽板を備える構成としても良い。
この場合には、機器本体の角度調節を可能とするために設けられた支持部材を固定するための機器固定用のネジが遮蔽板により外部から操作できないようにすることができ、支持部材と機器本体とを固定部材から外して盗難することをより効果的に防止することが可能となる。
また、上記発明において、前記錠前の取り付け部は、いずれも前記一対のカバー体の表面から突出した状態で形成され、前記遮蔽板は、二つの前記錠前の取り付け部を挿入可能な挿入穴を有する構成としても良い。
この場合には、挿入穴に錠前の取り付け部を挿入して錠前を施錠することで、一対のカバー体に対する遮蔽板の装着も行うことができ、屋外設置機器盗難防止器の取り付け作業を簡易且つ迅速に行うと共に作業負担の軽減を図ることが可能となる。
また、上記発明において、前記機器固定用のネジは、前記一対のアーム部の先端部で前記機器本体を支持するネジであり、当該ネジが前記カバー体の凹部の内側に収容されるように、前記一対のカバー体が前記一対のアーム部を被覆する構成としても良い。
この場合には、アーム部の先端部で前記機器本体を支持するネジを外部から操作できないようにすることができ、機器本体を支持部材から外して盗難することをより効果的に防止することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、個々のネジの交換などの繁雑な作業を不要とし、一対のカバー体を施錠により装着するという簡易な作業により屋外設置機器盗難防止器を取り付けることができるので、より小さな作業負担で屋外設置機器の盗難防止を図ることが可能となる。
本発明の第一の実施形態である屋外設置機器に装着した屋外設置機器盗難防止器の斜視図である。 屋外設置機器の斜視図である。 屋外設置機器の平面図である。 屋外設置機器に装着した盗難防止器の平面図である。 屋外設置機器に装着した盗難防止器の側面図である。 図6(A)は盗難防止器の平面図、図6(B)は正面図、図6(C)は背面図である。 図7(A)は盗難防止器の底面図、図7(B)は側面図である。 図8(A)は図6(A)のS−S線に沿った断面図、図8(B)は図6(A)のT−T線に沿った断面図である。 一対のカバー体に装着する遮蔽板の斜視図である。 屋外設置機器に装着した盗難防止器の開口窓を示す側面図である。 盗難防止器を屋外設置機器に装着する作業であって一対のカバー体の取り付け前の状態を示す斜視図である。 盗難防止器を屋外設置機器に装着する作業であって一対のカバー体の取り付けた状態を示す斜視図である。 盗難防止器を屋外設置機器に装着する作業であって一対のカバー体に遮蔽板を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 盗難防止器を屋外設置機器に装着する作業であって一対のカバー体に遮蔽板を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第二の実施形態である屋外設置機器の盗難防止器の斜視図である。 本発明の第三の実施形態である屋外設置機器の盗難防止器の遮蔽板の構造を示す斜視図である。 本発明の第三の実施形態である屋外設置機器の盗難防止器の遮蔽板の構造を示す斜視図である。 本発明の第三の実施形態である屋外設置機器の盗難防止器の遮蔽板の構造を示す断面図である。
[第一の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第一の実施形態について詳細に説明する。第一の実施形態としての屋外設置機器の盗難防止器10は、図1に示すように、屋外設置機器としての踏切用のスピーカー装置100の盗難防止を図るものである。
[スピーカー装置]
上記スピーカー装置100は、例えば、踏み切りの警報音を発するためのものであり、図2及び図3に示すように、支持構造体として踏切表示器の支柱201の上端部に取り付けられている。
スピーカー装置100は、機器本体部としてのスピーカー101と、当該スピーカー101を支持構造体としての支柱201に取り付ける装着部150とを備えており、当該装着部150は、スピーカー101を支柱201に固定するための固定部材110と、一対のアーム部121,121の先端部でスピーカー101を支持する支持部材120とを備えている。
上記スピーカー101は、樹脂製又は金属製のホーンを備えたホーン型のスピーカーである。
固定部材110は、上端部が閉塞された略円筒状のキャップであり、支柱201の上端部に被せることが可能となっている。この固定部材110は鋳物から形成されている。
固定部材110は、外周の三箇所に均一な角度間隔で外部から内部に貫通したネジ穴が形成されており、当該各ネジ穴にはネジとしての固定用ボルト111,111,111が装備されている。各固定用ボルト111,111,111は外側から各ネジ穴に螺入されており、各々の先端部が支柱201を三方から締結することより固定部材110の固定を行っている。なお、各固定用ボルト111,111,111には回り止めのナットが装備されている。
固定部材110の外周には平坦部112が形成されており、当該平坦部112には、支持部材120の基端部122が機器固定用のネジとしての取り付けボルト113,113により固定されている。
支持部材120は、耐候性のある金属(例えばステンレス)からなる短冊状の平板の両端部を同方向に直角に折曲して形成されており、折曲された両端部が一対のアーム部121,121を構成し、当該各アーム部121,121の間となる部位が基端部122となっている。そして、基端部122の背面(アーム部121の延出方向とは逆側となる面)を固定部材110の平坦部112の平面に密着させた状態で取り付けボルト113,113により固定されている。
なお、前述した固定部材110を支柱201に固定する三本の固定用ボルト111,111,111の内の一本は支持部材120を固定する二本の取り付けボルト113,113の間に配置されている。そして、当該ボルト111は、支持部材120の基端部122を貫通して固定部材110の固定を行っている。
支持部材120は、一対のアーム部121,121の先端部において、機器固定用のネジとしての支持ボルト114,114により、スピーカー101を支持している。スピーカー101の後端部(ホーンの逆側端部)には当該後端部を挟んで両外側に突出した柱状突起102,102が形成されており、これらの先端部にはネジ穴が形成されている。そして、支持ボルト114,114がアーム部121,121を貫通した状態で柱状突起102,102のネジ穴に螺入されている。
各支持ボルト114,114を緩めると、スピーカー101は支持部材120に対して支持ボルト114,114を中心として回動可能となり、その傾斜角度を調節することができる。角度調節後は、再び支持ボルト114,114を締結することにより、スピーカー101を調節後の傾斜角度に固定することが可能となっている。
[屋外設置機器の盗難防止器]
図1及び図4〜7に示すように、屋外設置機器の盗難防止器10(以下、盗難防止器10とする)は、スピーカー装置100の装着部150に対して着脱可能な一対のカバー体20L,20Rを備えている。この一対のカバー体20L,20Rは、ヒンジ部材26を介して互いの一端部が連結されており、互いの他端部が回動することによりスピーカー装置100に対する着脱を可能としている。そして、これら一対のカバー体20L,20Rは、スピーカー装置100に対して装着した状態(以下、単に「装着状態」という)で全体が直方体形状となっている。
なお、以下の説明において、図1に示すように、一対のカバー体20L,20Rの長手方向に沿った方向をX軸方向、盗難防止器10に対する支柱201に沿った方向をZ軸方向、これらに直交する方向をY軸方向とする。また、X軸方向の一方を「前」、他方を「後」としY軸方向の一方を「左」、他方を「右」とする。
上記一対のカバー体20L,20Rは、固定部材110及び支柱201を左右両側から挟み込むようにしてスピーカー装置100に対する装着が行われる。そして、この一対のカバー体20L,20Rは各部の形状、構造が、固定部材110及び支柱201を挟んで互いに対称となっている。
各カバー体20L,20Rは、耐候性を有する金属(例えば、ステンレス)からなる平板の各部を折曲し溶接して略箱状に形成されている。そして、一対のカバー体20L,20Rは、それぞれ上面部21L,21R,側面部22L,22R,下面部23L,23R,前面部24L,24R,後面部25L,25Rを有している。
また、一対のカバー体20L,20Rの断面形状は、図8に示すように、上面部21L,21R,側面部22L,22R,下面部23L,23Rにより凹状となっている。なお、図6は一方のカバー体20Rのみを図示しているが、他方のカバー体20Lの断面形状もX−Z平面を基準として対称となっている。そして、これらのカバー体20L,20Rは、装着状態において、その断面形状の凹部を互いに対向させた状態となっている。また、装着状態では、凹部による開口を互い合致させた状態となっている。
一対のカバー体20L,20Rの後面部25L,25Rは、図6(C)に示すように、Z軸回りの支軸を有するヒンジ部材26により連結されている。このヒンジ部材26はその支軸にねじりコイルバネ27が装備されており、一対のカバー体20L,20Rの前面部24L,24R側が互いに近接する方向に付勢している。
またヒンジ部材26は、後面部25L,25Rに対してネジ止めされ、そのネジは後面部25L,25Rに溶接されており、工具による取り外しができないようになっている。なお、ヒンジ部材26は、後面部25L,25Rに対してリベット付けしても良いし、溶接により固着しても良い。
一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21Rと下面部23L,23Rの後端部側には、図6(A)及び図7(A)に示すように、半円形の切り欠き部211L,211R及び231L,231Rが形成されている。この半円形の切り欠き211L,211R及び231L,231Rは、一対のカバー体20L,20Rの装着状態において合体して円形となるように位置が合致しており、スピーカー装置100の固定部材110を嵌合させることが可能な寸法に設定されている。つまり、装着状態において、固定部材110は一対のカバー体20L,20Rに包持された状態となる。
また、固定部材110が一対のカバー体20L,20Rに包持されることにより、固定部材110の外周に取り付けられた機器固定用のネジとしての固定用ボルト111,111,111は一対のカバー体20L,20Rの内部空間に収容されるので、外部から操作できない状態となる。
さらに、一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21Rと下面部23L,23Rの前端部側には、図6(A)及び図7(A)に示すように、矩形の切り欠き部212L,212R及び232L,232Rが形成されている。この矩形の切り欠き212L,212R及び232L,232Rは、一対のカバー体20L,20Rの装着状態において合体して矩形となるように位置が合致している。
さらに、一対のカバー体20L,20Rの前面部24L,24Rも、図6(B)に示すように、上面部21L,21R及び下面部23L,23Rの前端部と同じ幅で切り欠かれている。
これにより、一対のカバー体20L,20Rの前端部の中央に矩形に大きく開口した開口部28を形成することか可能となる。そして、一対のカバー体20L,20Rの内側領域であってこの開口部28の周囲には、図4に示すように、スピーカー装置100の支持部材120が格納される。この時、支持部材120の一対のアーム部121,121の間の領域は、一対のカバー体20L,20Rの前端部の開口部28により外部に開かれた状態となる。従って、支持部材120に支持されたスピーカー101は、図5に示すように、一対のカバー体20L,20Rに妨げられることなく回動することができ、その角度調節が可能となる。
また、図4に示すように、一対のアーム部121,121は、一対のカバー体20L,20Rの内側領域内に格納された状態となるので、その先端部でスピーカー101を支持する機器固定用のネジとしての支持ボルト114,114は、一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21R,側面部22L,22R,下面部23L,23R,前面部24L,24Rとアーム部121,121と囲繞され、外部から内部の部品等を操作できない状態となる。
一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21Rの半円形の切り欠き部211L,211Rと矩形の切り欠き部212L,212Rとの間の部位には、装着状態において互いに近接対向する板状の錠前の取り付け部213L,213Rが設けられている。
この取り付け部213L,213Rは、近接対向状態において互いに対応する位置に貫通穴214L,214Rが形成されており(図7(B)参照)、これらの貫通穴214L,214Rに錠前70の掛け金71を同時に挿入して施錠することにより(図1参照)、一対のカバー体20L,20Rの相互の回動を阻止して、装着状態に維持することが可能となる。
ここで、一対のカバー体20L,20Rの前端部中央には、切り欠き部211L,211R及び切り欠き部231L,231Rにより大きく開口した開口部28を形成しているため、支持部材120を固定部材110に固定する二本の取り付けボルト113,113とその間の固定ボルト111とが外部から操作可能となっている。
そこで、これらのボルト111,113,113を外部から見えないように遮蔽する遮蔽板30を一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21Rに装備している。
図9の斜視図に示すように、遮蔽板30は、上面部21L,21Rの切り欠き部211L,211Rと切り欠き部231L,231Rとの間の部位に載置される載置部31と、載置部31の前側端縁部から下方に垂下された遮蔽部32と、載置部31の後側端縁部の左右両端部から下方に垂下された固定片33,33とを備えている。
上記の遮蔽板30の遮蔽部32を、支持部材120の基端部122とスピーカー101との間に上方から挿入し、各固定片33,33を上面部21L,21Rの切り欠き部211L,211Rと切り欠き部231L,231Rとの間の部位に形成された挿入孔215L,215Rに挿入する。
上面部21L,21Rには取り付け部213L,213Rが立設されているが、載置部31の左右方向の中央部には取り付け部213L,213Rを同時に挿入可能な挿入穴としてのスリット部34が貫通形成されているので、取り付け部213L,213Rが妨げとなることなく遮蔽板30の載置部31が上面部21L,21Rに接するまで下降させて取り付けることができる。
遮蔽板30の遮蔽部32は、上下幅が一対のカバー体20L,20Rの上下幅に略一致しており、左右幅が一対のカバー体20L,20Rの矩形の切り欠き部212L,212Rの左右幅の合計に略一致するサイズで形成されているので、ボルト111,113,113に対する外部からの操作を阻止することが可能となっている。
また、スリット部34に取り付け部213L,213Rの両方を挿入するので、取り付け部213L,213Rの密着状態を維持し、装着状態の一対のカバー体20L,20Rの間でのガタつきや隙間の発生を低減することが可能である。
さらに、スリット部34に取り付け部213L,213Rを挿入するので、取り付け部213L,213Rに錠前70を取り付けることで、遮蔽板30の取り外しも阻止することが可能である。
図10に示すように、屋外設置機器としてのスピーカー装置100が定期的な検査の対象となる機器である場合、スピーカー装置100には外部から観察可能な部位に設備番号、機器番号、管理番号、製造番号、製造年月日などが表示された銘板115が付されている。
カバー体20Lにはスピーカー装置100の銘板115の対応位置である側面部22Lに開口窓221Lが形成されており、盗難防止器10を取り付けた後でも銘板115の記載内容を確認することができるようになっている。
なお、この開口窓221Lは、上記の位置に限られず、銘板115が他の部位に設けられている場合には、その位置に対応する位置に設けても良い。また、銘板115の位置に対応する開口窓221Lの形成位置が、いずれかのボルト111,113,114を操作可能な位置となる場合には、開口窓221Lは、複数のスリットや複数の小孔から形成して、工具などが挿入できない構造とすることが望ましい。
[屋外設置機器の盗難防止器の取り付け作業]
次に、上記構成からなる盗難防止器10を屋外設置機器100に取り付ける作業について図1及び図11〜図14に基づいて説明する。
まず、支柱201に設置され、スピーカー101の角度調節も終わった状態のスピーカー装置100に対して、図11に示すように、ヒンジ部材26を中心として互いに開いた状態にある一対のカバー体20L,20Rにより固定部材110及び支持部材120を挟み込むようにして盗難防止器10を装着する。
そして、図12に示すように、取り付け部213L,213Rが密着した状態となるまで一対のカバー体20L,20Rを互いに回動させる。これにより、各ボルト111,113,114が一対のカバー体20L,20Rの内側領域内に収容される。
この時、スピーカー101と支持部材120の基端部122との間の固定ボルト111と取り付けボルト113,113は一対のカバー体20L,20Rの開口部28を介して外部から操作可能な状態にある。
さらに、図13に示すように、スピーカー101と支持部材120の基端部122との間に上方から遮蔽板30を挿入する。
この時、図14に示すように、遮蔽板30の各固定片33,33を一対のカバー体20L,20Rの各挿入孔215L,215Rに挿入し、密着した状態にある各取り付け部213L,213Rをスリット部34に挿入させる。これにより、スピーカー101と支持部材120の基端部122との間の固定ボルト111と取り付けボルト113,113は遮蔽板30に遮蔽され、外部から操作できない状態となる。
そして、図1に示すように、遮蔽板30のスリット部34から上方に突出した取り付け部213L,213Rの貫通穴214L,214Rに吊り金71を挿入して錠前70を施錠する。
これにより、遮蔽板30は取り付け部213L,213Rから抜けなくなり、一対のカバー体20L,20Rは互いに離隔することができなくなるので、錠前70を開錠しない限り、盗難防止器10が屋外設置機器100から取り外せない状態となる。
そして、盗難防止器10はスピーカー装置100の全てのボルト111,113,114に対して外部から操作できない状態を維持するので、スピーカー装置100の全体を支柱201から外したり、固定部材110から支持部材120及びスピーカー101を外したり、支持部材120からスピーカー101のみを外したりする、スピーカー装置100の全部又は一部についての盗難行為を効果的に防止することができる。
[第一の実施形態の技術的効果]
上記盗難防止器10は、断面形状が凹状である一対のカバー体20L,20Rを備え、その内側領域にスピーカー装置100の各部を固定するボルト111,113,114を収容することができるので、外部から各ボルト111,113,114への操作を阻み、スピーカー装置100の全部或いは一部のみについても、効果的に盗難を防止することが可能である。
また、一対のカバー体20L,20Rに錠前の取り付け部213L,213Rを設け、一対のカバー体20L,20Rの装着状態を錠前70で維持することを可能としているので、工具によりスピーカー装置100から盗難防止器10を容易に取り外せないようにすることができ、より効果的に盗難を防止することが可能である。
また、錠前70の使用を可能とするので、盗難防止器10の装着作業に工具を不要とすることができ、装着作業の簡易化、迅速化及び作業負担の軽減を図ることが可能となる。
また、一対のカバー体20L,20Rは、ヒンジ部材26により連結されているので、装着前の盗難防止器10の部品点数を低減することができ、取り付け作業を容易且つ迅速に行うことが可能である。特に高所の取り付け作業の場合には、部品点数が多いと、一部の部品の落下などが生じやすくなるが、そのような作業上の問題を解消し、作業性の向上を図ることが可能である。
また、カバー体20L,20R同士が連結されているので、取り付け作業時に、カバー体20L,20R同士を位置合わせするなどの手間を不要とすることができ、この点からも取り付け作業を容易且つ迅速に行うことが可能である。
また、一対のカバー体20L,20Rは、連結した時の形状が直方体形状であるため、形状が複雑である場合と比べて製造が容易となり、生産性の向上を図ることが可能である。また、上記形状により、運搬が容易となり、さらに、かさばらない形状であることから、狭いスペースに保管することも可能である。
また、一対のカバー体20L,20Rは、その前側部分を上面部21L,21R、下面部23L,23R、前面部24L,24Rについて切り欠いて開口部28を形成することで、スピーカー装置100の支持部材120の間のスペースを開放する構造としているため、一対のカバー体20L,20Rがスピーカー101を角度調節の妨げとならず、調節角度範囲を広く確保することが可能である。
そして、上記切り欠きによる開口部28を形成することで外部からの操作が可能となる一部のボルト111,113,113に対しては、遮蔽板30を一対のカバー体20L,20Rに装備することで外部からの操作を阻み、高い盗難防止性能を維持することを可能としている。
さらに、上記遮蔽板30は、スリット部34により取り付け部213L,213Rを介して一対のカバー体20L,20Rの隙間の発生を防止することができ、より効果的に盗難を防止することが可能である。
また、上記遮蔽板30は、取り付け部213L,213Rを挿入させるスリット部34を有し、一対のカバー体20L,20Rを装着状態に維持する錠前70により一対のカバー体20L,20Rに対する遮蔽板30の固定を行っているので、遮蔽板30の取り付け作業を容易且つ迅速とし、作業負担の低減を図ることを可能としている。
なお、挿入口42は、図示のようなスリットに限定されず、例えば、筒状であっても良い。
[第二の実施形態]
第一の実施形態では、盗難防止器10の一対のカバー体20L,20Rをヒンジ部材26により連結している場合を例示したが、一対のカバー体20L,20Rを相互に分離可能としても良い。
例えば、図15に示すように、ヒンジ部材26で連結する替わりに、一方のカバー体20Rの後面部25Rに、他方のカバー体20Lに向かう方向(例えば、Y軸方向)に沿って延出された延出部41を設け、他方のカバー体20Lには、延出部41を挿入可能とする挿入口42を設ける構成としても良い。この場合、一方のカバー体20Rの延出部41を他方のカバー体20Lの挿入口42に挿入して一対のカバー体20L,20Rを相互に合体させた後に、錠前の取り付け部213L,213Rの貫通穴214L,214Rに吊り金71を挿入して錠前70を施錠することにより、スピーカー装置100に対する一対のカバー体20L,20Rの装着状態を維持することが可能となる。
この場合には、装着前の一対のカバー体20L,20Rを分離した状態で持ち運びしなければならないが、ヒンジ部材26を不要とし、一対のカバー体20L,20Rを部品点数の少ない簡易な構造とすることができ、盗難防止器10の生産の容易化を図ることが可能となる。
[第三の実施形態]
第一の実施形態では、支持部材120の基端部122を固定部材110に固定するボルト111,113,113を遮蔽する遮蔽板30を一対のカバー体20L,20Rから分離可能とする場合を例示したが、遮蔽板はこのような形態に限定されるものではない。
例えば、図16及び図17に示すように、一対のカバー体20L,20Rの上面部21L,21Rの矩形の切り欠き部212L,212Rの前端部に対して、遮蔽板51L,51Rをそれぞれヒンジ構造を介してY軸回りに回動可能に装備しても良い。
この場合、図16に示すように、遮蔽板51L,51Rを上側に跳ね上げた状態で一対のカバー体20L,20Rを互いに近接する方向に回動させてスピーカー装置100に装着する。
そして、一対のカバー体20L,20Rの装着後は、各遮蔽板51L,51Rを下方に回動させて下ろして、前述したボルト111,113,113を外部から遮蔽する。
一方、一対のカバー体20L,20Rには、前述した錠前の取り付け部213L,213Rに替えて、下面部23L,23Rの矩形の切り欠き部232L,232Rの前端部から下方に向かって延出された錠前の取り付け部233L,233Rが形成されている。
これら取り付け部233L,233Rは、いずれもY−Z平面に沿った平板状に形成されており、いずれもX軸方向に沿って貫通した貫通穴234L,234Rが形成されている。そして、各取り付け部233L,233Rはその平板面が重合し対向するように、一方の取り付け部233LがX軸方向にオフセットした配置で形成されており、貫通穴234L,234RはX軸方向に沿った同一線上に形成されている。
また、下に下ろした状態における各遮蔽板51L,51Rの下端部にも、錠前の取り付け部52L,52Rが形成されている。
これら取り付け部52L,52Rは、いずれもY−Z平面に沿った平板状に形成されており、いずれもX軸方向に沿って貫通した貫通穴53L,53Rが形成されている。そして、各取り付け部52L,52Rはその平板面が重合し対向するように、一方の取り付け部52RがX軸方向にオフセットした配置で形成されており、貫通穴53L,53Rは、前述した取り付け部233L,233Rの貫通穴234L,234Rと共にX軸方向に沿った同一線上となるように形成されている。
これらにより、図18に示すように、各遮蔽板51L,51Rを下に下ろすと、錠前の取り付け部52L,51R,233L,233RがX軸方向に並び、それぞれの貫通穴53L,53R,234L,234Rが全て同一線上に並んだ状態となるので、これらに錠前70の吊り金71を同時に挿入し、施錠することにより、一対のカバー体20L,20Rの装着状態を維持し、且つ、遮蔽板51L,51Rの遮蔽状態を維持することが可能となる。
かかる構成により、一対のカバー体20L,20Rと遮蔽板51L,51Rとが非装着状態にあっても分離を生じないので、装着時の作業性をより向上させることが可能となる。
[その他]
屋外設置機器の盗難防止器10は、屋外設置機器としてスピーカー装置100に限らず、例えば、ランプ等の照明装置や監視カメラなど、屋外に設置されるあらゆる機器について盗難防止の対象とすることが可能である。
10 盗難防止器
20L,20R カバー体
26 ヒンジ部材
28 開口部
30 遮蔽板
33,33 固定片
34 スリット部(挿入穴)
41 延出部
42 挿入口
51L,51R 遮蔽板
53L,53R 錠前の取り付け部
53L,53R 貫通穴
70 錠前
71 吊り金
100 スピーカー装置(屋外設置機器)
101 スピーカー(機器本体)
110 固定部材
111 固定ボルト(機器固定用のネジ)
113 取り付けボルト(機器固定用のネジ)
114 支持ボルト(機器固定用のネジ)
115 銘板
120 支持部材
121 アーム部
122 基端部
150 装着部
201 支柱
211L,211R,231L,231R 半円形の切り欠き部
212L,212R,232L,232R 矩形の切り欠き部
213L,213R,233L,233R 錠前の取り付け部
214L,214R 貫通穴
215L,215R 挿入孔
221L 開口窓

Claims (6)

  1. 機器本体部と当該機器本体部を支持構造体に取り付ける装着部とを有する屋外設置機器の盗難防止器において、
    断面凹状であって、その凹部を対向させた状態で前記屋外設置機器を挟むように装着される一対のカバー体を備え、
    当該一対のカバー体は、前記装着部に設けられた機器固定用のネジを前記凹部の内側に収容すると共に、前記屋外設置機器を挟んで装着した状態を維持するための錠前の取り付け部を有し、
    前記屋外設置機器の装着部は、前記機器本体を角度調節可能に支持する一対のアーム部を有する支持部材と、前記支持構造体に固定される固定部材とを有し、
    前記一対のカバー体は、前記一対のアーム部の間の領域を被覆しないように開口部を有することを特徴とする屋外設置機器の盗難防止器。
  2. 前記一対のカバー体をヒンジ部材により互いに回動可能に連結し、相互の回動端部寄りの位置に前記錠前の取り付け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の屋外設置機器の盗難防止器。
  3. 前記一対のカバー体は相互に分離可能であり、接合した状態で各々の前記取り付け部に錠前を取り付けることにより一体状態を維持することを特徴とする請求項1記載の屋外設置機器の盗難防止器。
  4. 前記一対のカバー体は、前記支持部材を前記固定部材に固定する前記機器固定用のネジを、外部から見えないように遮蔽する遮蔽板を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の屋外設置機器の盗難防止器。
  5. 前記錠前の取り付け部は、いずれも前記一対のカバー体の表面から突出した状態で形成され、
    前記遮蔽板は、二つの前記錠前の取り付け部を挿入可能な挿入穴を有することを特徴とする請求項4記載の屋外設置機器の盗難防止器。
  6. 前記機器固定用のネジは、前記一対のアーム部の先端部で前記機器本体を支持するネジであり、当該ネジが前記カバー体の凹部の内側に収容されるように、前記一対のカバー体が前記一対のアーム部を被覆することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の屋外設置機器の盗難防止器。
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