JP6715108B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6715108B2
JP6715108B2 JP2016130595A JP2016130595A JP6715108B2 JP 6715108 B2 JP6715108 B2 JP 6715108B2 JP 2016130595 A JP2016130595 A JP 2016130595A JP 2016130595 A JP2016130595 A JP 2016130595A JP 6715108 B2 JP6715108 B2 JP 6715108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
display
display device
virtual square
square
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016130595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018006532A (ja
Inventor
公嗣 岡村
公嗣 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP2016130595A priority Critical patent/JP6715108B2/ja
Priority to CN201710530404.5A priority patent/CN107564408B/zh
Publication of JP2018006532A publication Critical patent/JP2018006532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6715108B2 publication Critical patent/JP6715108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、主として表示装置に関する。詳細には、表示部の筐体に対する取付向きを縦向き又は横向きに変更可能な表示装置に関する。
従来から、内部に制御部を収容する筐体と、当該筐体に取り付けられる表示部と、を備える表示装置が知られている。特許文献1は、この種の表示装置である船舶設置用測定機器を開示する。
特許文献1の船舶設置用測定機器では、表示部及び操作部の背面にそれぞれ固着部が設けられており、表示部及び操作部を、縦向き又は横向きに配置して、表示部及び操作部の固着部に対して筐体の底シャーシの穴からボルトを螺合することにより、表示部及び操作部を縦型又は横型に取り付けることが可能となっている。
特開2000−298167号公報
しかし、上記特許文献1の構成では、表示部及び操作部の配置を縦型から横型へ、又は横型から縦型へ変更する際には、表示部等とともに筐体の向きを90°変更する必要があった。このため、表示部を縦型にするときと横型にするときとで、筐体を支持する支持部を別の部品に変更したり、支持部を取り付ける場所を変えたりする必要があって、部品点数の増加及び構造の複雑化の原因となっていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、筐体の向きを維持しつつ、表示部の姿勢の切替えを容易に行えるようにすることにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の表示装置が提供される。即ち、この表示装置は、第1筐体と、第2筐体と、を備える。この第1筐体は、取付部と、複数の凹部と、を有する。前記取付部は略正方形である。前記複数の凹部は、前記取付部の各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される。また、この第2筐体は、突出部を有する。前記突出部は、前記第1仮想正方形と一致する第2仮想正方形の辺上に、前記第1仮想正方形の隣り合う辺の前記凹部の何れにも嵌合するように配置される。前記第1筐体は、表示部である。前記第2筐体は、開口が形成される筐体である。前記第2仮想正方形は前記第2筐体の前記開口の周囲に沿って想定される。
これにより、突出部を収容する凹部を変更することで、第2筐体を第1筐体に対して90°回転させて取り付けることができる。その際、突出部が凹部に嵌合するように第1筐体と第2筐体とを配置することで容易に位置決めすることができる。また表示部の姿勢の切替え(例えば、縦向きと横向きの間の切替え)を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置において、表示部と筐体とが互いに分離された状態を示す斜視図。 表示装置の全体的な構成を示す斜視図。 表示部の分解斜視図。 ディスプレイ本体及びディスプレイ取付フレームの構成を示す斜視図。 表示カバーの構成を示す斜視図。 背面カバーの構成を示す斜視図。 表示部の斜視図。 筐体の斜視図。 背面を上に向けた状態の表示部に対して筐体が置かれ、位置決めがされている状態を示す斜視図。 図9の2点鎖線で示した円の部分を示す拡大図。 表示装置に備えられる位置決め構造を示す断面図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。初めに、図2を参照して、本実施形態の表示装置1の全体的な構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の全体的な構成を示す前方斜視図である。
図2に示す表示装置1は、舶用機器(レーダ装置、魚群探知機、航法装置等)で生成された画像を表示画面11aに表示する装置である。
図2に示すように、表示装置1は、筐体(第1筐体)20と、表示部(第2筐体)10と、を備える。筐体20は、支持台40によって支持されるとともに、支持台40に対して着脱可能となっている。なお、図2以外においては、筐体20から支持台40が取り外された状態が示されている。
表示部10は、正面視で長辺と短辺とを有する長方形状に構成されている。図1には表示部10が横向きの場合が描かれているが、後述するように、表示装置1においては、筐体20に対する表示部10の取付け方を変更することにより、表示部10の姿勢を横向きと縦向きの間で切り替えることができる。
筐体20は、正面視で正方形となる箱状に形成されており、その前面側は、略正方形状の開口20aを通じて開放されている。筐体20の開放側の端部には、外側に突出するフランジ(取付部)20bが形成されている。フランジ20bは、開口20aの縁部に沿って正面視で略正方形状に構成されており、このフランジ20bを介して、表示部10が開口20aを閉塞するように筐体20に対して取り付けられる。
以下では、表示部10の詳細な構成について、主として図3から図7までを参照して説明する。図3は、表示部10の分解斜視図である。図4は、ディスプレイ本体11及びディスプレイ取付フレーム13の構成を示す斜視図である。図5は、表示カバー12の構成を示す斜視図である。図6は、背面カバー14の構成を示す斜視図である。図7は、表示部10の斜視図である。なお、図3から図7までにおいて、各部材は、正面側が下、背面側が上となるように描かれている。
図3に示すように、表示部10は、ディスプレイ本体11、表示カバー12、ディスプレイ取付フレーム13、及び背面カバー14等を備える。
ディスプレイ本体11は、液晶パネルとして構成されており、その前面には、舶用機器で生成された画像を表示するための表示画面11a(図2を参照)が配置されている。なお、図示はしていないが、本実施形態の表示装置1は、表示画面11aの表示の切替え等の操作をするためのボタン及びダイアル等の操作部を別途備えている。表示画面11aは、正面視で長辺と短辺とを有する長方形状に構成されている。図4に示すように、ディスプレイ本体11の背面にはディスプレイ取付フレーム13が組み付けられている。また、ディスプレイ本体11の背面から、ディスプレイ本体11のバックライトに電力を供給するための第1ケーブル15と、ディスプレイ本体11に映像信号を出力するための第2ケーブル16と、が引き出されている。
表示カバー12は、ディスプレイ本体11の外周を覆うカバーである(図2を参照)。表示カバー12は、前述の表示画面11aの縁部に沿うように、正面視で長辺と短辺とを有する長方形の枠状に構成されており、この枠の内部にディスプレイ本体11が配置されている。表示カバー12に対して正面に位置するユーザは、表示カバー12の開口を通じて、ディスプレイ本体11の前面に配置された表示画面11aを見ることができる。図5等に示すように、表示カバー12の背面には、後述の背面カバー14を表示カバー12に対して固定するための複数のネジ孔12a,12b,・・・が外周に沿って並べて形成されている。
ここで、辺の長さが、筐体20のフランジ20bがなす正方形の辺の長さと実質的に等しく、かつ、中心が表示部10の中心と一致する第2仮想正方形(図5の第2仮想正方形P2)を考える。なお、第2仮想正方形P2の4つの辺は何れも、表示部10の長辺又は短辺と平行になるように配置されるものとする。このとき、上記のネジ孔12a,12bの一部である4つのネジ孔12aは、上記のように規定された第2仮想正方形P2が有する4つの辺のうち、表示部10の長辺に対応する2つの辺をそれぞれ概ね3等分するように配置される。
図4に示すディスプレイ取付フレーム13は、ディスプレイ本体11の背面に、ネジ止め等の適宜の手段で固定される。ディスプレイ取付フレーム13は、ディスプレイ本体11の外形に沿った概ね長方形の枠状に形成されている。ディスプレイ取付フレーム13の枠状の部分のうち、互いに対向する短辺からは、この枠の内側に向かって突出するように突起13a,13a,・・・が2つずつ形成されている。
2つの前記短辺のうち、一側の短辺の2つの突起13aにはそれぞれネジ孔13bが形成され、他側の短辺の2つの突起13aにはそれぞれネジ孔13cが形成されている。これらの4つのネジ孔13b,13cは、背面カバー14にディスプレイ取付フレーム13(ディスプレイ本体11)を固定するためのものである。また、これらの4つのネジ孔13b,13cは、図4に示すように、上記の第2仮想正方形P2が有する4つの辺のうち、表示部10の短辺に対応する2つの辺をそれぞれ概ね3等分するように配置される。
ただし、一側の短辺におけるネジ孔13b,13bの間の距離D1は、他側の短辺におけるネジ孔13c,13cの間の距離D2よりも少し短くなっている(D1<D2)。
図6に示す背面カバー14は、ディスプレイ本体11及び表示カバー12の背面を覆う板状のカバーである。
背面カバー14の中央部には、ディスプレイ本体11に接続される第1ケーブル15及び第2ケーブル16を通すための円形のケーブル通過孔14aが貫通状に形成されている。背面カバー14の適宜の位置には、放熱のための通気孔14b,14b,・・・が貫通状に複数形成されている。
背面カバー14の外周部には、表示カバー12のネジ孔12a,12b,・・・に対応する差込孔14c,14d,・・・が形成されている。
また、ディスプレイ取付フレーム13のネジ孔13b,13bに対応する位置において、背面カバー14に差込孔14e,14eが形成されている。同様に、ディスプレイ取付フレーム13のネジ孔13c,13cに対応する位置において、背面カバー14に差込孔14f,14fが形成されている。前述のように、ネジ孔13b,13bの間の距離D1とネジ孔13c,13cの間の距離D2とが異なるので(D1≠D2)、仮に背面カバー14を正規の向きと180°異なる向きでディスプレイ取付フレーム13に取り付けようとした場合、ネジ孔13b,13cと差込孔14e,14fの位置が合わなくなる。これにより、誤った向きでの背面カバー14の組付けを防止することができる。
また、後に詳述するが、背面カバー14には、筐体20を表示部10(背面カバー14)に対して取り付けるためのネジ孔14g,14g,・・・が形成される。ネジ孔14g,14g,・・・は、前述の第2仮想正方形P2の各頂点と、第2仮想正方形P2の各辺の中点と、に配置される。
以上の構成で、表示部10を組み立てるには、表示カバー12の枠の中にディスプレイ取付フレーム13及びディスプレイ本体11を嵌め込んだ状態で、表示カバー12の背面を背面カバー14で覆う。このとき、第1ケーブル15及び第2ケーブル16は、ケーブル通過孔14aを通過させて、背面カバー14より背面側に引き出しておく。そして、この状態で、各差込孔14c,14d,14e,14f及びネジ孔12a,12b,13b,13cを用いてネジ止めすることにより、ディスプレイ本体11、表示カバー12、ディスプレイ取付フレーム13、及び背面カバー14を一体的に組み付けることができる。
組み立てられた状態の表示部10が図7に示されており、ネジ止めされた部分において、ネジの頭部が表示部10から多数突出している。これらのネジの頭部のうち、筐体20と表示部10の位置決めに使われる8つのネジの頭部を、図7において符号41aを付して示している。なお、この位置決めの詳細は後述する。
次に、筐体20の構成について、図8を参照して説明する。図8は、筐体20の斜視図である。
上述したとおり、筐体20は、一側に略正方形の開口20aが形成された箱状の部材である。筐体20の中には、ディスプレイ本体11の表示内容を制御するための制御部30が収容される。制御部30は、筐体20の内部に固定されている。
制御部30には、前述のケーブル通過孔14aから引き出された第1ケーブル15及び第2ケーブル16の端部が、図示しない着脱可能なコネクタを介して電気的に接続されている。制御部30は、第1ケーブル15を介して、ディスプレイ本体11のバックライトに電力を供給することができる。また、制御部30は、第2ケーブル16を介してディスプレイ本体11に画像信号を出力して、表示画面11aに表示される内容を制御することができる。
図8に示すように、筐体20の内部において、制御部30には、第1ケーブル15及び第2ケーブル16を固定することが可能な公知の構成のケーブルクランプ31が取り付けられている。ケーブルクランプ31は、第1ケーブル15及び第2ケーブル16が制御部30に接続する箇所よりも前記開口20aの中央部に近い位置に配置されて、第1ケーブル15及び第2ケーブル16を保持する。このケーブルクランプ31は、第1ケーブル15及び第2ケーブル16の中途部が開口20aの縁部から十分に離れた位置で当該開口20aを通過するように向きを案内しつつ、第1ケーブル15及び第2ケーブル16を制御部30に固定する。
図8に示すように、開口20aの縁部に相当する位置において、筐体20から外側に向かってフランジ20bが張り出している。フランジ20bは、開口20aに沿う正方形状に構成されており、当該開口20aの外側に一定の幅で形成される。フランジ20bの内周縁には、図略の略正方形状の溝が形成されており、この溝にパッキン21が取り付けられている。パッキン21は、筐体20を表示部10に固定したときに筐体20の開口20aを密閉し、筐体20内に水が入り込まないようにする防水機能を果たす。
上記のように構成した筐体20において、フランジ20bがなす正方形と実質的に同一の形状の第1仮想正方形(図8の第1仮想正方形P1)を考えることができる。この第1仮想正方形P1は、図1に示すように、上述した表示部10における第2仮想正方形P2と対応(一致)している。
上記のように規定される第1仮想正方形P1に沿って、フランジ20bに複数の穴(凹部)20c,20c,・・・が形成される。本実施形態では、穴20cは図8等に示すように、第1仮想正方形P1の各辺を概ね3等分するように、各辺につき2つずつ形成される。従って、第1仮想正方形P1のある辺の2つの穴20c,20cは、当該第1仮想正方形P1の中心を軸として90°回転させたときに、その隣の辺の2つの穴20c,20cと一致するように形成されている。更に言えば、本実施形態では、第1仮想正方形P1の中心を軸として90°毎に回転させたときの穴20cの位置が全て重なるように、穴20c,20c,・・・が配置されている。即ち、穴20c,20c,・・・は、第1仮想正方形P1の中心に関して90°回転対称となるように配置されている。
図8に示すように、フランジ20bには、貫通状の差込孔20fが形成されている。この差込孔20fは、上記の第1仮想正方形P1の各頂点と、第1仮想正方形P1の各辺の中点と、に配置される。従って、第1仮想正方形P1のある辺の両端及び中点にある差込孔20fは、当該第1仮想正方形P1の中心を軸として90°回転させたときに、その隣の辺の両端及び中点にある差込孔20fと一致するように形成されている。また、差込孔20f,20f,・・・は、第1仮想正方形P1の中心に関して90°回転対称となるように配置されている。
以下、表示部10に対して筐体20を取り付ける作業を具体的に説明する。図9は、背面を上に向けた状態の表示部10に対して筐体20が置かれ、位置決めがされている状態を示す斜視図である。図10は、図9の2点鎖線で示した円の部分を示す拡大図である。図11は、表示装置1に備えられる位置決め構造を示す断面図である。
最初に、図7に示すように、表示部10を、表示画面11aが下を向くようにして(背面カバー14が上を向くようにして)作業台の上等に置く。この状態で、表示部10で規定した第2仮想正方形P2に対して、筐体20で規定した第1仮想正方形P1が重なるように、表示部10の背面(取付側面)側と筐体20の開口側とを向かい合わせて、表示部10の上に筐体20を載せる。なお、図9に示すように、表示部10側の第2仮想正方形P2に沿って配置される8つのネジの頭部41aが、筐体20側の第1仮想正方形P1に沿って配置される8つの穴20cにそれぞれ入っていれば(嵌合していれば)、上記の2つの仮想正方形P1,P2が概ね一致することになる。
ここで、ネジの頭部41aと穴20cによる位置決め構造について詳細に説明する。図9において2点鎖線で囲った部分が図10に拡大して示されており、位置決めのためのネジ41は、上記の頭部41aと、頭部41aから直線状に延びる軸部41bと、を有する。頭部41aは軸部41bより大きな径を有しており、その頂部には、ドライバー等の工具を差し込むための図示しない溝が形成されている。ネジ41を表示部10に取り付けたときに頭部41aは背面側に突出するが、当該頭部41aは、中央部の突出長さが大きく、外側に向かうにつれて突出長さが小さくなる形状、即ち中央部が膨出した形状を有する。軸部41bの外周面には、上述のネジ孔のメネジに対応するオネジが形成されている。ネジ41としては、例えば公知のバインドネジ、ナベネジ、トラスネジ、及び丸ネジ等を用いることができる。
穴20cは、断面図である図11に示すように、その中央部が深く、外側に向かうにつれて浅くなる形状を有する。本実施形態では、穴20cの外周部は、フランジ20bの平面に対して垂直な角度を基準(0°)として10°の傾きをなすテーパ面20dを形成している。ただし、テーパ面20dの傾きは10°に限るものではなく、それより大きくても小さくてもよい。穴20cの中央部の深さは、ネジ41の頭部41aの突出長さよりも例えば1mm程度深く形成されている。穴20cの深さ方向で見たときに、当該穴20cは、フランジ20bの外周縁に近い側が半円状になっているU字状の輪郭を有し、フランジ20bの内周縁に近い側はパッキン21によって塞がれている。穴20cは、その深さ方向で見たときにネジ41の頭部41aに対して少し広く形成されており、ネジ41の頭部41aを遊びのある状態で収容可能となっている。
上記のように構成された位置決め構造により、表示部10に筐体20を載せる位置が仮に少しズレていても、表示部10側の第2仮想正方形P2に沿って配置される8つのネジ41の頭部41aが有する湾曲面と、筐体20側の第1仮想正方形P1に沿って配置される8つの穴20cのテーパ面20dと、によって、筐体20は表示部10上の適切な位置まで自然に案内される。表示部10に対して筐体20を載せる位置のズレが大きく、ネジ41の頭部41aの上にフランジ20bが載って表示部10との間に隙間が生じている場合でも、殆どの場合、その隙間から覗いて穴20c及びネジ41の頭部41aの位置を目視で確認することなく、表示部10上で筐体20を適当な向きに少し動かすことで、上記の案内作用を発揮させ、筐体20を表示部10上の適切な位置に隙間なく載せることができる。
上記のようにして筐体20の位置を表示部10に対して概ね一致させた図9の状態で、差込孔20f及びネジ孔14gを用いて図示しないネジで固定することにより、表示部10の背面に筐体20を組み付けることができる。
ところで、表示部10において第2仮想正方形P2に沿って配置される8つのネジ41の頭部41aは、第2仮想正方形P2の中心に関して90°回転対称になっている。また、筐体20において第1仮想正方形P1に沿って配置される8つの穴20cは、第1仮想正方形P1の中心に関して90°回転対称になっている。従って、本実施形態では、表示部10を筐体20に対して横向きに取り付ける場合であっても、縦向きに取り付ける場合であっても、ネジ41の頭部41aと穴20cとによる位置決め(案内作用)を問題なく発揮させることができる。
表示部10の姿勢を横向きと縦向きの間で切り替えたい場合、以下のようにすれば良い。即ち、最初に、表示装置1を、表示画面11aが下を向くようにして作業台等の上に置く。次に、差込孔20fからネジを取り外すことで、筐体20と表示部10との締結を解除する。続いて、筐体20を少し持ち上げて穴20cからネジ41の頭部41aを抜くとともに、当該筐体20を仮想正方形P2(P1)の中心を軸にして90°回転させる。その後は、上記と同様に、筐体20を表示部10の上に載せて、穴20cにネジ41の頭部41aを入れることで位置決めを行う。最後に、差込孔20fにネジを差し込んで固定することで、筐体20と表示部10とを再び締結する。
なお、上記の姿勢変更作業に伴って、第1仮想正方形P1のある辺の穴20cに入っていたネジ41の頭部41aは、その隣の辺の穴20cに入ることになる。このように、ネジ41の頭部41aは、第1仮想正方形P1のある辺の穴20c及びその隣の辺の穴20cの何れにも入ることができる。
ところで、上述したように、一側の短辺におけるネジ孔13b,13bの間の距離D1が、他側の短辺におけるネジ孔13c,13cの間の距離D2よりも少し短くなっている(D1<D2)。従って、ネジ孔13b,13bに取り付けられるネジ41(第1軸部材)の頭部41aの間の距離と、ネジ孔13c,13cに取り付けられるネジ41(第2軸部材)の頭部41aの間の距離と、も互いに異なる。しかしながら、その距離の差異は小さく、穴20cと頭部41aとの間の遊びで吸収できる程度のものである。従って、表示部10の姿勢にかかわらず、位置決めを問題なく行うことができる。
また、ネジ孔13bに取り付けられるネジ41の頭部41aは、仮想正方形P2の辺の中点に若干近い位置に配置され、ネジ孔13cに取り付けられるネジ41の頭部41aは、仮想正方形P2の辺の中点から若干遠い位置に配置される。従って、表示装置1全体として見たときの、穴20cに対してネジ41の頭部41aが動く範囲が制限されて、精度良く位置決めができるようになっている。
このように、本実施形態の表示装置1では、表示部10の姿勢の切替えを簡単な操作で行うことができる。また、筐体20の向きを維持しつつ表示部10の向きだけを変更することができるので、支持台40の筐体20に対する取付位置を変更したり、筐体20に外部から接続されるケーブル類のレイアウトを変更したりする必要がない。従って、筐体20及び支持台40等の構造が簡単になるとともに、表示部10の向きの切替作業を簡素化することができる。
以上に説明したように、本実施形態の表示装置1は、筐体(第1筐体)20と、表示部(第2筐体)10と、を備える。この筐体20は、フランジ(取付部)20bと、複数の穴(凹部)20cと、を有する。フランジ20bは略正方形である。前記複数の穴20cは、フランジ20bの各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形P1の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形P1の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される。また、この表示部10は、ネジ41の頭部41a(突出部)を有する。ネジ41の頭部41aは、前記第1仮想正方形P1と一致する第2仮想正方形P2の辺上に、前記第1仮想正方形P1の隣り合う辺の穴20cの何れにも嵌合するように配置される。
これにより、ネジ41の頭部41aを収容する穴20cを変更することで、表示部10を、筐体20に対して横向きにも縦向きにも取り付けることができる。その際、ネジ41の頭部41aが穴20cに入る(嵌合する)ように表示部10及び筐体20を配置することで容易に位置決めすることができる。よって、表示部10の姿勢の切替え(例えば、縦向きと横向きの間の切替え)を容易に行うことができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、第1筐体は、開口20aが形成される筐体20である。フランジ20bは開口20aの周囲に沿って設けられる。第2筐体は、表示部10である。
これにより、ネジ41の頭部41aを収容する穴20cを変更することで、筐体20に対して表示部10が取り付けられる向きを変更することができる。
また、本実施形態の表示装置1において、ネジ41の頭部41aは、図11に示すように、中央部の突出長さが大きく、外側に向かうにつれて突出長さが小さくなる形状を有する。
このようなネジ41の頭部41aの形状により、穴20cの近傍に配置されたネジ41の頭部41aが穴20cの中に自然と案内され易くなり、位置決めが簡単にできる。
また、本実施形態の表示装置1においては、穴20cは、図11のテーパ面20dで示すように、中央部が深く、外側に向かうにつれて浅くなる形状を有する。
このような穴20cの形状により、穴20cの近傍に配置されたネジ41の頭部41aが穴20cの中に自然に案内され易くなり、位置決めが簡単にできる。
また、本実施形態の表示装置1においては、第1仮想正方形P1の各辺上に、穴20cが2つずつ配置される。また、第2仮想正方形P2の各辺上に、穴20cに対応するネジ41の頭部41aが配置される。
これにより、表示部10に対して筐体20を取り付ける際に、あるいは筐体20に対して表示部10を取り付ける際に、第1仮想正方形P1のどの辺から位置合わせをしても、4辺の位置合わせをすることができる。従って、作業の効率化を実現できる。
また、本実施形態の表示装置1においては、穴20cはネジ41の頭部41aに対して広く形成される。
これにより、穴20cとネジ41の頭部41aとの間に遊びが形成されるので、筐体20を表示部10に対しておよその位置に配置するだけでネジ41の頭部41aが穴20cに入る(嵌合する)ように案内されて、位置合わせが一層簡単となる。
また、本実施形態の表示装置1においては、以下の構成とすることが好ましい。表示部10は、背面カバー14と、構成部品(具体的には、ディスプレイ本体11及び表示カバー12)と、を有する。背面カバー14は、ディスプレイ本体11の背面を覆う。前記構成部品は、背面カバー14に取り付けられる。突出部は、背面カバー14に構成部品を取り付けるネジ41の頭部41aである。
これにより、背面カバー14に構成部品を取り付けるためのネジ41の頭部41aを位置決めのために用いることができ、部品を有効に活用することができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、構成部品は、ディスプレイ本体11の外周を覆う表示カバー12と、ディスプレイ本体11と、である。背面カバー14に表示カバー12を取り付けるためのネジ41(ネジ孔12aに取り付けられるネジ41)は、第2仮想正方形P2において互いに対向する2辺に配置される。背面カバー14にディスプレイ本体11を取り付けるためのネジ41(ネジ孔12b,12bに取り付けられるネジ41)は、第2仮想正方形P2の他の対向する2辺に配置される。
これにより、背面カバー14に表示カバー12及びディスプレイ本体11を強固に取り付けるとともに、この取付けに用いるネジ41の頭部41aを位置決めのために用いることができ、部品を合理的に活用することができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、第1仮想正方形P1の辺のうちの第1辺には2つの穴20c,20cが形成されるとともに、それぞれの穴20cに対応するように、表示部10に2つのネジ41,41が(ネジ孔13b,13bに取り付けられて)配置される。また、第1仮想正方形P1の辺のうち第1辺と対向する第2辺には2つの穴20c,20cが形成されるとともに、それぞれの穴20cに対応するように、表示部10に2つのネジ41,41が(ネジ孔13c,13cに取り付けられて)配置される。ネジ孔13b,13bに取り付けられるネジ41,41の頭部41a,41aの間の距離D1と、ネジ孔13c,13cに取り付けられるネジ41,41の頭部41a,41aの間の距離D2と、が異なる。
これにより、背面カバー14が表示カバー12に対して逆向きに取り付けられることをネジ41の配置によって防止しながら、当該ネジ41の頭部41aを位置決めのために用いることができる。また、表示装置1全体として見たときの、ネジ41の頭部41a,41a,・・・と穴20c,20c,・・・の間の遊びが大きくなり過ぎないようにすることができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、表示部10と、筐体20内に収容される制御部30と、を繋ぐ第1ケーブル(配線)15及び第2ケーブル(配線)16が、表示部10の背面(取付側面)の中央部のケーブル通過孔14aから引き出されている。
これにより、表示部10を縦向きから横向きへ、又は横向きから縦向きへ、姿勢を切り替えるときに、配線としての第1ケーブル15及び第2ケーブル16を筐体20と表示部10との接続部の間に挟んでしまうことを防止することができ、配線の挟み込みに特段注意を払うことなく表示部10の姿勢の切替えを行うことができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、表示部10と制御部30とを繋ぐ配線(第1ケーブル15及び第2ケーブル16)が引き出される表示部10の背面のケーブル通過孔14aは、円形状に形成される。
これにより、筐体20を表示部10に対して、又は表示部10を筐体20に対して、仮想正方形P1(P2)の中心を軸にして90°単位で回転させても、ケーブル通過孔14aから引き出される第1ケーブル15及び第2ケーブル16の長さや状態が殆ど変更されないので、円滑に姿勢変更が行える。
また、本実施形態の表示装置1においては、筐体20の内部にケーブルクランプ31が配置されている。このケーブルクランプ31は、制御部30とディスプレイ本体11とを電気的に接続する配線(第1ケーブル15及び第2ケーブル16)が制御部30に接続する箇所よりも前記開口20aの中央部に近い位置に配置され、当該配線を保持する。
これにより、第1ケーブル15及び第2ケーブル16が筐体20の外側に出てしまうことをより確実に防止することができ、配線の挟み込みをなくすことができる。
また、本実施形態の表示装置1においては、表示部10は長方形状である。
これにより、筐体20に対して表示部10が取り付けられる姿勢を縦長の姿勢にも横長の姿勢にもすることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、筐体20側に複数の凹部としての穴20cが配置され、表示部10側にこれに対応する複数の突出部としてのネジ41の頭部41aが配置されている。しかしながら、表示部10側に複数の凹部が配置され、筐体20側にこれに対応する複数の突出部が配置されるように構成してもよい。この場合、表示部10が第1筐体に対応し、筐体20が第2筐体に対応する。上記の凹部は、表示部10に設定される第1仮想正方形の各辺に配置され、上記の突出部は、筐体20に設定される第2仮想正方形の各辺に配置される。なお、その場合、第1筐体の略正方形の取付部とは、第1筐体が第2筐体と重ね合わされるときの第1筐体側の略正方形状の面を指す。
表示部10の姿勢を変更するときに、表示部10に対して筐体20を回転させても良いし、筐体20に対して表示部10を回転させても良い。
上記の実施形態では、穴20cの外周部は、10°の傾きをなすテーパ面20dを形成しているものとした。しかしながら、これに限るものではなく、穴20cは、その中央部が深く、外側に向かうにつれて浅くなる形状を有するものであればよい。即ち、例えば、穴20cを半球状の形状に形成してもよい。
上記の実施形態では、突出部は、表示カバー12に構成部品を取り付けるためのネジ41の頭部41aであるものとしたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、背面カバー14の背面に位置決め専用の部材として設けた突起を、突出部としてもよい。また、ネジ41に代えてリベット及びピン等を用いても良い。
上記の実施形態では、穴20cは仮想正方形の各辺に2つずつ(合計8つ)配置され、当該穴20cに対応する突出部としてのネジ41の頭部41aが8つ配置されるものとしたが、これに限るものではなく、例えばこれに代えて、仮想正方形の各辺に1つずつ穴20cが配置され、当該穴20cに対応する突出部としてのネジ41の頭部41aが4つ配置されるものとしてもよい。また、穴20cの数と、突出部としてのネジ41の頭部41aの数と、は必ずしも同数である必要はなく、例えば突出部の数が穴の数よりも少ない構成としてもよい。
上記の実施形態では、穴20cは筐体20の開口20aの外側に張り出したフランジ(取付部)20bに形成されるものとしたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、筐体20の4つの側面における開放側の端部に形成されるものとしてもよく、あるいは、筐体20の開口20aの内側に張り出したフランジに形成されているものとしてもよい。
穴20cは、図10に示す形状に限定されず、例えば、切欠き状、溝状に形成されても良いし、貫通状の凹部として形成されても良い。
上記の実施形態において、ネジ孔12aに取り付けられるネジ41は、背面カバー14に表示カバー12を固定するのに用いられ、ネジ孔13b,13cに取り付けられるネジ41は、背面カバー14に(ディスプレイ取付フレーム13を介して)ディスプレイ本体11を取り付けるために用いられる。しかしながら、仮想正方形P2に沿って頭部41aが配置されるネジ41は、表示カバー12ともディスプレイ本体11とも異なる部品を背面カバー14に取り付けるために用いられても良い。
4つのネジ孔12aのうち、表示部10の一側の長辺に位置するネジ孔12a,12aの間隔と、他側の長辺に位置するネジ孔12a,12aの間隔と、を異ならせて、背面カバー14に対する表示カバー12の誤った向きでの組付けを防止しても良い。
ディスプレイ本体11は液晶パネルに限られず、例えば有機ELパネル又はプラズマディスプレイパネルであっても良い。また、タッチスクリーン機能を有していなくてもよい。
上記の実施形態の表示装置1は、図略の操作部を別途備えるものとしたが、この操作部は省略しても良い。
上記の実施形態では、制御部30が第1筐体としての筐体20内に収容されるものとしたが、これに限るものではなく、制御部が第2筐体に収容されていてもよい。また、第1筐体側を表示部としても、第2筐体側を表示部としても、何れでもよい。
1 表示装置
10 表示部
20 筐体
20a 開口
20c 穴(凹部)
30 制御部
41 ネジ(軸部材)
41a (ネジの)頭部(突出部)

Claims (12)

  1. 略正方形の取付部と、
    前記取付部の各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される複数の凹部と、
    を有する第1筐体と、
    前記第1仮想正方形と一致する第2仮想正方形の辺上に、前記第1仮想正方形の隣り合う辺の前記凹部の何れにも嵌合する突出部を有する第2筐体と、
    を備え
    前記第1筐体は、表示部であり、
    前記第2筐体は、開口が形成される筐体であり、
    前記第2仮想正方形は前記第2筐体の前記開口の周囲に沿って想定されることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記突出部は、中央部の突出長さが大きく、外側に向かうにつれて突出長さが小さくなる形状を有することを特徴とする表示装置。
  3. 略正方形の取付部と、
    前記取付部の各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される複数の凹部と、
    を有する第1筐体と、
    前記第1仮想正方形と一致する第2仮想正方形の辺上に、前記第1仮想正方形の隣り合う辺の前記凹部の何れにも嵌合する突出部を有する第2筐体と、
    を備え、
    前記突出部は、中央部の突出長さが大きく、外側に向かうにつれて突出長さが小さくなる形状を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記凹部は、中央部が深く、外側に向かうにつれて浅くなる形状を有することを特徴とする表示装置。
  5. 略正方形の取付部と、
    前記取付部の各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される複数の凹部と、
    を有する第1筐体と、
    前記第1仮想正方形と一致する第2仮想正方形の辺上に、前記第1仮想正方形の隣り合う辺の前記凹部の何れにも嵌合する突出部を有する第2筐体と、
    を備え、
    前記凹部は、中央部が深く、外側に向かうにつれて浅くなる形状を有することを特徴とする表示装置。
  6. 略正方形の取付部と、
    前記取付部の各辺に対応するように各辺が設けられる第1仮想正方形の隣り合う辺上であって、該第1仮想正方形の中心に対し90°回転対称となる位置に配置される複数の凹部と、
    を有する第1筐体と、
    前記第1仮想正方形と一致する第2仮想正方形の辺上に、前記第1仮想正方形の隣り合う辺の前記凹部の何れにも嵌合する突出部を有する第2筐体と、
    を備え、
    前記第1筐体は、開口が形成される筐体であり、
    前記取付部は前記開口の周囲に沿って設けられ、
    前記第2筐体は、表示部であり、
    前記表示部は、
    ディスプレイ本体の背面を覆う背面カバーと、
    当該背面カバーに取り付けられる構成部品と、
    を有し、
    前記突出部は、前記背面カバーに前記構成部品を取り付ける軸部材の頭部であることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項に記載の表示装置であって、
    前記構成部品は、前記ディスプレイ本体の外周を覆う表示カバーと、前記ディスプレイ本体と、であり、
    前記背面カバーに前記表示カバーを取り付けるための前記軸部材は、前記第2仮想正方形において互いに対向する2辺に配置され、
    前記背面カバーに前記ディスプレイ本体を取り付けるための前記軸部材は、前記第2仮想正方形の他の対向する2辺に配置されることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項6又は7に記載の表示装置であって、
    前記第2仮想正方形の辺のうちの第1辺には前記軸部材としての2つの第1軸部材が配置され、
    前記第1辺と対向する辺である第2辺には前記軸部材としての2つの第2軸部材が配置され、
    前記第1軸部材の頭部の間の距離と、前記第2軸部材の頭部の間の距離と、が異なることを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1、又は請求項6から8までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記表示部と、前記表示部ではない方の前記筐体内に収容される制御部と、を繋ぐ配線が、前記表示部の取付側面の中央部から引き出されていることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1、又は請求項6から9までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記表示部は略長方形であることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1から10までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記第1仮想正方形の各辺上に、少なくとも1つの前記凹部又は前記突出部が配置され、
    前記第2仮想正方形の各辺上に、前記凹部に対応する前記突出部、又は前記突出部に対応する前記凹部が配置されることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項1から11までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記凹部は前記突出部に対して広く形成されることを特徴とする表示装置。
JP2016130595A 2016-06-30 2016-06-30 表示装置 Active JP6715108B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016130595A JP6715108B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 表示装置
CN201710530404.5A CN107564408B (zh) 2016-06-30 2017-06-30 显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016130595A JP6715108B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018006532A JP2018006532A (ja) 2018-01-11
JP6715108B2 true JP6715108B2 (ja) 2020-07-01

Family

ID=60949845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016130595A Active JP6715108B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6715108B2 (ja)
CN (1) CN107564408B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019161069A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 電気機器

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5495364A (en) * 1993-08-18 1996-02-27 Itt Corporation Night vision binoculars
JP2003195781A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Fujitsu Display Technologies Corp 表示装置
KR20040009336A (ko) * 2002-07-23 2004-01-31 삼성전자주식회사 디스플레이장치
CN100435181C (zh) * 2003-08-13 2008-11-19 富士通株式会社 显示面板的安装结构
US7042711B2 (en) * 2003-11-18 2006-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-functional electronic device with a continuously accessible pointing device
CN2775785Y (zh) * 2005-02-28 2006-04-26 刘志国 发光二极管显示装置
JP2008096910A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Sharp Corp 表示装置
KR101338023B1 (ko) * 2006-12-04 2013-12-06 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
US7956295B2 (en) * 2007-03-30 2011-06-07 Bocci Design & Manufacturing Inc. Method and apparatus for finished installation of electrical outlet box without use of external cover plate
JP4306766B2 (ja) * 2007-06-12 2009-08-05 船井電機株式会社 薄型表示装置
JP2009187059A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Kato Electrical Mach Co Ltd 電子機器
US8345181B2 (en) * 2008-05-13 2013-01-01 Sharp Kabushiki Kaisha Light emitting device and liquid crystal display device
US8763834B2 (en) * 2009-08-28 2014-07-01 Gregory Skovira Modular enclosure
JP5093270B2 (ja) * 2010-03-12 2012-12-12 オムロン株式会社 制御機器
US9119295B2 (en) * 2011-10-11 2015-08-25 Rockwell Automation Technologies, Inc. Display mounting techniques
EP2607773B1 (en) * 2011-12-22 2017-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd Display apparatus
JP6169332B2 (ja) * 2012-07-10 2017-07-26 古野電気株式会社 取付構造、取付部材、取付部材及び送受波器
JP2016053642A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社東芝 映像表示ユニット、及び取付けユニット
JP6405227B2 (ja) * 2014-12-19 2018-10-17 古野電気株式会社 表示装置及び表示装置製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN107564408A (zh) 2018-01-09
CN107564408B (zh) 2021-04-20
JP2018006532A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11150689B2 (en) Image display device
JP2002041186A (ja) 情報処理装置およびコネクタ装置
JP7043922B2 (ja) Ledレンズの取付構造
JP2008141139A (ja) 電子機器、フレキシブル基板および基板固定部材
US8014140B2 (en) Electronic apparatus having an external connector
JP2011102825A (ja) 画像表示装置
JP6715108B2 (ja) 表示装置
JP2008140342A (ja) 電子機器および部品
JP2005221823A (ja) ディスプレイ装置
JP6320266B2 (ja) 映像表示装置
JP6162420B2 (ja) 電子機器および表示装置
JP4643746B2 (ja) 電子機器
JP2014071368A (ja) 表示装置、及び該表示装置を用いたテレビ
JP7258641B2 (ja) 表示装置
JP4799688B2 (ja) 電子機器
JP2007050152A (ja) 遊技画像表示装置
CN219913411U (zh) 外壳组件及具有其的空调室内机
JP2013183741A (ja) 遊技機
TWI767660B (zh) 遮光罩、具有遮光罩的顯示器及其包裝盒
JP5758330B2 (ja) 遊技機
JP2007021110A (ja) 遊技画像表示装置
JP5758329B2 (ja) 遊技機
JP2005140876A (ja) 液晶表示装置
JP2017153329A (ja) 情報分電盤用箱体
JP2007156353A (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6715108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250