JPH0433505A - 分電盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野コ 本発明は自立形等の分電盤に関するものである。

［従来の技術］ 従来のこの種の分電盤は通常函体の前面開口を被蔽する
外器以外に回路遮断器などの内器を保護するための保護
板が函体の中蓋として装着されている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで従来保護板は函体内に内器を取り付けた後、函
体に装着されるのであるが、保護板を内器に合わせた状
態で保護板を函体に装着したり、装着位置の調整を行う
ことができなかったために、内器の取付は位置の精度、
保護板の装着位置の精度が要求され、保護板の装着作業
が難しいという問題があった。

本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは、保護板の装着位置の調整が、組み立
て時や、現場での据え付は施工時において容易に行える
分電盤を提供するにある。

し課題を解決するための手段］ 本発明は上述の目的を達成するなめに、函体内の略中央
部に配設される内器を保護するために函体の前面間１コ
部付近に保護板を配置装着した分電盤において、保護板
の周縁と上記函体の前面開口内縁との間に形成せる隙間
の後方に該隙間に沿って配設されて函体内部を隠すガタ
ーカバーと、端に保護板の側縁部を保持する保持片を形
成し、他端にカバー後方に並行配置する固定片を形成し
た保護板受け具と、上記固定片に穿孔した挿通孔に前方
より遊挿された調整ねじを螺合締結するためのねじ孔を
有する保護板受け台とを備え、上記調整ねじの頭に対向
する上記カバーの位置にはドライバーの刃先挿入用孔を
穿設したものである。

［作用］ 面して本発明は保護板と内器とを合わせた状態、つまり
保護板を閉じた状態でも、保護板の周縁と上記函体の前
面開口内縁との間に形成せる隙間と、カバーに穿設して
いるドライバーの刃先挿入用孔とを介して挿入したドラ
イバーの刃先で調整ねじの締結が行え、しかも調整ねし
は保護板受け具の固定片の挿通孔に遊挿され、且つ上記
の隙間が存在しているなめ、調整ねしを緩めた状態で保
護板受け具の固定位置を移動調整することができ、言い
換えれば保護板を内器と合わせなベストの位置で保護受
け具の固定が行え、保護板の装着位置精度を高くするな
どの配慮なしに簡単に保護板の装着位置の調整が行える
。

［実施例］ 以下本発明を実施例図により説明する。

本発明分電盤は第１図に示すように函体４の前面開口部
に外蓋１を蝶番３２により開閉自在に装着してあり、こ
の外蓋１を開くと、第２図に示すように中蓋として設け
られた保護板３で函体４内部が被蔽され、保護板３の前
面には分岐回路遮断器や、主幹回ｌ１３遮断器等の内器
２の操作部が保護板３に穿設している窓孔３ａより露出
している。

函体４は第３図に示ずように鋼板の折り曲げ加工と溶接
により形成されたもので、前面開口部の周縁先端は内部
方向に断面路Ｚ状に折り曲げて前面開口部よりやや内側
に保護板３が配置される開口部の周縁枠２２を形成して
いる。

また函体４は第３図に示ずように底部両側に夫々２条の
枕台１Ｂ、１３’を函体４の上下方向に設けてあり、こ
の２条の枕台１．３，１．３“にまたがるように固定片
１　］、　ａを載承した保護板受け台１１を底部両側に
立設している。

保護板受け台１１はコ状に折り曲げた金属板等から形成
され、−側片を上記固定片１．１　ａとし、他側片を保
護板保持片１１ｂとし、これち両片１１ａ、］、］、ｂ
間に金属製丸棒体１４を介在させて両片１．１ａ、ｌｌ
ｂの補強を図っているもので、枕台１Ｂ、１３’上に固
定片１．１　ａを上述のように載承させるとともに、函
体４の底部両側幅方向に亘る長さを持つ連結板１８の端
部を固定片１１ａ上に乗せて、固定片１．１　ａと連結
板］８の端部に夫々設けた孔を介して貫通した枕台１Ｂ
、１．３のボルト１５．１５’に螺入したナラＩ−１６
。

］６°により共締め固定されている。この固定状態で保
護板受け台１１．の中央片１１ｃは函体４の側板に隙間
を介して並行している。ここで保護板受け台１１と函体
４との間には隙間ができ、函体４が変形した状１Ｂで据
え付けられても、函体４の変形の影響を保護板受け台］
１があまり受けることがないようになっている。

片側の保護受け台１１の保護板保持片］、　１　ｂには
金属製の受け具１７をねし固定しており、受けｐ−１７
先端に取り付けた蝶番７に保護板３の一側縁を取り付け
ることにより、蝶番７、受け具１７を介して保護板３を
開閉自在に保持することになる。

他側の保護受け台１１の保護板保持片１．１　ｂには、
保護板３に装着されている固定ねじ１０を螺合する雌ね
じ部９を先端に設けた受け具１７をねし固定しており、
閉成された保持板３の他側縁側を固定保持することがで
きるようになっている。

両側の枕台１３’　、１３’のボルト１５’、１５′先
端にはスペー→ノ“］、９．１．９が被挿されて、両側
のスペーサ１９．１．９間に内器取り付は板２４を橋絡
し、ナツト２０．２０により内器取り付は板２４をボル
ト１５’、１５’に固定している。

内器取り付は板２４−」二には内器２や、ブースバー取
付は台２１を配設した内器支持台２５を固定している。

而してこの内器支持台２５と、上記保護板受け台１１と
の間の空間が電線入線用のガタースペースＡとなる。

ところで外蓋１を開成したときに、保護板３の周縁部と
、上記周縁枠２２との間の隙間を介して上記ガータスペ
ースＡが外部から見えるのを防ぐために、隙間後方に断
面り状のガターカバー２３を配設している。

第４図はこのガターカバー２３と、］−記受け具１７と
、保護板受け台］１の三者の関係を示す分解斜視図てあ
り、保護板受け台１１の保護板保持片］、　１　ｂには
２つのねし孔５，６を穿設しており、一方のねじ孔５に
は上記ガターカバー２３の横片の挿通孔２６を介して図
面において上方から挿通された固定ねじ２７を締結する
ためのもので、ガターカバー２３はスペーサ２８により
、上記保護板受け台１］の保護板保持片］、　１．　ｂ
に対して一定間隔離れて固定される。

一方受け具］７は断面略Ｚ状に折曲され、図において上
側の横片で、」−記保護板３の側縁に取り付けた蝶番７
のねじ固定するため、或は固定ねじ１０に対応する雌ね
じ部９を構成するねじ孔２つを穿設した保持片１．７　
ａを構成し、下側の横片で、」１記保護板保持片１１ｂ
に固定される固定片］７ｂを構成しており、固定片１７
　ｂには調整ねじ３０のねし部の径より大きな挿通孔８
を穿孔してあって、調整ねじ３０をこの挿通孔８に図に
おいて上方から遊挿させて上記保護板保持片］、　１．
　ｂのねじ孔６に締結すれば受け具１７の固定が、また
調整ねじ３０を綬めな状態では受け具１７の位置を上記
挿通孔８の大きさの範囲内て移動調整することができる
ようになっている。而して固定片１７１）は図において
上記ガターカバー２３の横片の下方に配置固定されるこ
とになるが、ガターカバー２３には上記ねし孔６に対応
する位置にドライバーの刃先が挿通できる大きさのドラ
イバーの刃先挿入用孔１２を穿孔しており、上記調整ね
じ３０の締結、緩めなどの作業を保護板３の周縁と周縁
枠２２の内周との間の隙間と、上記刃先挿入用孔１２を
介してドライバーの刃先を函体４の前面開口側から挿入
することにより自由に行なえる。

尚３３は外蓋１のラッチ金具である。

第５図は横幅寸法の大きい実施例の断面を示しており、
この実施例の場合も基本的には第３図、第４図で示した
構成と同様な構成からなり、内器取り付は板２４の横幅
寸法が函体４の幅寸法が大きくなった分だけ大きくなっ
ている。

上記各実施例ではガターカバー２３は保護板受け台１．
１の保護板保持片１．１　ｂに固定している構造であっ
たが、第６図に示すように周縁枠２２にねじ固定する構
造であってもよい。

［発明の効果］ 本発明は函体内の略中央部に配設される内器を保護する
ために函体の前面開口部付近に保護板を配置装着した分
電盤において、保護板の周縁と上記函体の前面開口内縁
との間に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設され
て函体内部を隠ガターカバーと、一端に保護板の側縁部
を保持する保持片を形成し、他端にガターカバー後方に
並行配置する固定片を形成した保護板受けＰ〜と、上記
固定片に穿孔した挿通孔に前方より遊挿された調整ねじ
を螺合締結するためのねし孔を有する保護板受け台とを
備え、上記調整ねじの頭に対向する上記カバーの位置に
はドライバーの刃先挿入用孔を穿設したものであるから
、保護板と内器とを合わせた状態、つまり保護板を閉じ
た状態でも、保護板の周縁と上記函体の前面開口内縁と
の間に形成ぜる隙間と、カバーに穿設しているドライバ
ーの刃先挿入用孔とを介して挿入したドライバーの刃先
で調整ねじの締結が行え、しかも調整ねしは保護板受け
具の固定片の挿通孔に遊挿され、且つ上記の隙間が存在
しているなめ、調整ねじを緩めた状態で保護板受け具の
固定位置を移動調整することができ、従って保護板を内
器ときわぜなベス１への位置で保護費は具の固定が行え
、保護板の装着位置精度を高くするなどの配慮なしに、
ゆがみやずれ無しに保護板の装着位置の調整が組み立て
時でも、現場での据え付は施工時ても簡易に行えるとい
う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は同上の外
蓋を開成した状態の斜視図、第３図は同上の要部の断面
図、第４図は同」二の要部の一部省略せる拡大分解斜視
図、第５図は本発明の別の実施例の断面図、第６図は本
発明の他の実施例の要部の省略ぜる拡大断面図である。 １は外蓋、２は内器、３は保護板、４は函体２．６はね
じ孔、８は挿通孔、１］は保護板受け台、１２は刃先挿
入用孔、１７は受け具、１．７　ａは保持片、１．７　
ｂは固定片、２３はガターカバー、３０は調整ねじであ
る。 代理人　弁理士　石　１）長　七 Ｊ 第４図 ６はねし孔 ８は挿通孔 １］は保護板受け台 １２は刃先挿入用孔 １７は受け具 １７ａは保持片 １７ｂは固定片 ２３はガターカバー ３０は調整ねし

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）函体内の略中央部に配設される内器を保護するた
   めに函体の前面開口部付近に保護板を配置装着した分電
   盤において、保護板の周縁と上記函体の前面開口内縁と
   の間に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設されて
   函体内部を隠すガターカバーと、一端に保護板の側縁部
   を保持する保持片を形成し、他端にカバー後方に並行配
   置する固定片を形成した受け具と、上記固定片に穿孔し
   た挿通孔に前方より遊挿された調整ねじを螺合締結する
   ためのねじ孔を有する保護板受け台とを備え、上記調整
   ねじの頭に対向する上記カバーの位置にはドライバーの
   刃先挿入用孔を穿設したことを特徴とする分電盤。