JP2524648B2 - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
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- JP2524648B2 JP2524648B2 JP2137738A JP13773890A JP2524648B2 JP 2524648 B2 JP2524648 B2 JP 2524648B2 JP 2137738 A JP2137738 A JP 2137738A JP 13773890 A JP13773890 A JP 13773890A JP 2524648 B2 JP2524648 B2 JP 2524648B2
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- JP
- Japan
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- protective plate
- box
- piece
- screw
- adjusting screw
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自立形等の分電盤に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の分電盤は通常函体の前面開口を被蔽す
る外蓋以外に回路遮断器などの内器を保護するための保
護板が函体の中蓋として装着されている。
る外蓋以外に回路遮断器などの内器を保護するための保
護板が函体の中蓋として装着されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで従来保護板は函体内に内器を取り付けた後、
函体に装着されるのであるが、保護板を内器に合わせた
状態で保護板を函体に装着したり、装着位置の調整を行
うことができなかったために、内器の取付け位置の精
度、保護板の装着位置の精度が要求され、保護板の装着
作業が難しいという問題があった。
函体に装着されるのであるが、保護板を内器に合わせた
状態で保護板を函体に装着したり、装着位置の調整を行
うことができなかったために、内器の取付け位置の精
度、保護板の装着位置の精度が要求され、保護板の装着
作業が難しいという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは、保護板の装着位置の調整が、組み
立て時や、現場での据え付け施工時において容易に行え
る分電盤を提供するにある。
目的とするところは、保護板の装着位置の調整が、組み
立て時や、現場での据え付け施工時において容易に行え
る分電盤を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 函体内の略中央部に配設される内器を保護するために
内器の操作部を露出させた状態で函体の前面開口部を覆
うよう保護板を前記開口部付近に配置装着した分電盤に
おいて、保護板の周縁と前記函体の前面開口内縁との間
に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設されて函体
内部を隠すガターカバーと、一端に保護板の側縁部を保
持する保持片を形成し、他端にガターカバー後方にガタ
ーカバーに対して平行配置する固定片を形成した受け具
と、上記函体の底部に一側片を固定し、函体の前面開口
部に臨ませた他側片で上記保護板を保持し、上記固定片
に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整ねじを螺
合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、上記挿通
孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔に螺合締
結することにより上記固定片を上記調整ねじの頭部と上
記他側片とで挟み固定する保護板受け台とを備えるとと
もに、上記調整ねじの頭部に対向する上記ガターカバー
にドライバーの刃先挿入用孔を穿孔したものである。
内器の操作部を露出させた状態で函体の前面開口部を覆
うよう保護板を前記開口部付近に配置装着した分電盤に
おいて、保護板の周縁と前記函体の前面開口内縁との間
に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設されて函体
内部を隠すガターカバーと、一端に保護板の側縁部を保
持する保持片を形成し、他端にガターカバー後方にガタ
ーカバーに対して平行配置する固定片を形成した受け具
と、上記函体の底部に一側片を固定し、函体の前面開口
部に臨ませた他側片で上記保護板を保持し、上記固定片
に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整ねじを螺
合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、上記挿通
孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔に螺合締
結することにより上記固定片を上記調整ねじの頭部と上
記他側片とで挟み固定する保護板受け台とを備えるとと
もに、上記調整ねじの頭部に対向する上記ガターカバー
にドライバーの刃先挿入用孔を穿孔したものである。
[作用] 而して本発明は保護板と内器とを合わせた状態、つま
り保護板を閉じた状態でも、保護板の周縁と上記函体の
前面開口内縁との間に形成せる隙間と、カバーに穿設し
ているドライバーの刃先挿入用孔とを介して挿入したド
ライバーの刃先で調整ねじの締結が行え、しかも受け具
の固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整
ねじを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、
上記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔
に螺合締結して上記固定片を上記調整ねじの頭部と上記
他側片とで挟み固定することにより、調整ねじを緩めた
状態で保護板の固定片の挿通孔の内径と調整ねじの外径
との差で定まる範囲で固定片は移動自在で、該固定片の
移動により保護板受け台で保持される保持板の装置位置
が調整可能となり、保護板を内器と合わせたベストの位
置で保護受け具の固定が行え、保護板の装着位置精度を
高くするなどの配慮なしに簡単に保護板の装着位置の調
整が行える。
り保護板を閉じた状態でも、保護板の周縁と上記函体の
前面開口内縁との間に形成せる隙間と、カバーに穿設し
ているドライバーの刃先挿入用孔とを介して挿入したド
ライバーの刃先で調整ねじの締結が行え、しかも受け具
の固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整
ねじを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、
上記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔
に螺合締結して上記固定片を上記調整ねじの頭部と上記
他側片とで挟み固定することにより、調整ねじを緩めた
状態で保護板の固定片の挿通孔の内径と調整ねじの外径
との差で定まる範囲で固定片は移動自在で、該固定片の
移動により保護板受け台で保持される保持板の装置位置
が調整可能となり、保護板を内器と合わせたベストの位
置で保護受け具の固定が行え、保護板の装着位置精度を
高くするなどの配慮なしに簡単に保護板の装着位置の調
整が行える。
[実施例] 以下本発明を実施例図により説明する。
本発明分電盤は第1図に示すように函体4の前面開口
部に外蓋1を蝶番32により開閉自在に装着してあり、こ
の外蓋1を開くと、第2図に示すように中蓋として設け
られた保護板3で函体4内部が被蔽され、保護板3の前
面には分岐回路遮断器や、主幹回路遮断器等の内器2の
操作部が保護板3に穿設している窓孔3aより露出してい
る。
部に外蓋1を蝶番32により開閉自在に装着してあり、こ
の外蓋1を開くと、第2図に示すように中蓋として設け
られた保護板3で函体4内部が被蔽され、保護板3の前
面には分岐回路遮断器や、主幹回路遮断器等の内器2の
操作部が保護板3に穿設している窓孔3aより露出してい
る。
函体4は第3図に示すように鋼板の折り曲げ加工と溶
接により形成されたもので、前面開口部の周縁先端は内
部方向に断面略Z状に折り曲げて前面開口部よりやや内
側に保護板3が配置される開口部の周縁枠22を形成して
いる。
接により形成されたもので、前面開口部の周縁先端は内
部方向に断面略Z状に折り曲げて前面開口部よりやや内
側に保護板3が配置される開口部の周縁枠22を形成して
いる。
また函体4は第3図に示すように底部両側に夫々2条
の枕台13,13′を函体4の上下方向に設けてあり、この
2条の枕台13,13′にまたがるように固定片11aを載承し
た保護板受け台11を底部両側に立設している。
の枕台13,13′を函体4の上下方向に設けてあり、この
2条の枕台13,13′にまたがるように固定片11aを載承し
た保護板受け台11を底部両側に立設している。
保護板受け台11はコ状に折り曲げた金属板等から形成
され、一側片を上記固定片11aとし、他側片を保護板保
持片11bとし、これら両片11a,11b間に金属製丸棒体14を
介在させて両片11a,11bの補強を図っているもので、枕
台13,13′上に固定片11aを上述のように載承させるとと
もに、函体4の底部両側幅方向に亘る長さを持つ連結板
18の端部を固定片11a上に乗せて、固定片11aと連結板18
の端部に夫々設けた孔を介して貫通した枕台13,13′の
ボルト15,15′に螺入したナット16,16′により共締め固
定されている。この固定状態で保護板受け台11の中央片
11cは函体4の側板に隙間を介して並行している。ここ
で保護板受け台11と函体4との間には隙間ができ、函体
4が変形した状態で据え付けられても、函体4の変形の
影響を保護板受け台11があまり受けることがないように
なっている。
され、一側片を上記固定片11aとし、他側片を保護板保
持片11bとし、これら両片11a,11b間に金属製丸棒体14を
介在させて両片11a,11bの補強を図っているもので、枕
台13,13′上に固定片11aを上述のように載承させるとと
もに、函体4の底部両側幅方向に亘る長さを持つ連結板
18の端部を固定片11a上に乗せて、固定片11aと連結板18
の端部に夫々設けた孔を介して貫通した枕台13,13′の
ボルト15,15′に螺入したナット16,16′により共締め固
定されている。この固定状態で保護板受け台11の中央片
11cは函体4の側板に隙間を介して並行している。ここ
で保護板受け台11と函体4との間には隙間ができ、函体
4が変形した状態で据え付けられても、函体4の変形の
影響を保護板受け台11があまり受けることがないように
なっている。
片側の保護受け台11の保護板保持片11bには金属製の
受け具17をねじ固定しており、受け具17先端に取り付け
た蝶番7に保護板3の一側縁を取り付けることにより、
蝶番7、受け具17を介して保護板3を開閉自在に保持す
ることになる。
受け具17をねじ固定しており、受け具17先端に取り付け
た蝶番7に保護板3の一側縁を取り付けることにより、
蝶番7、受け具17を介して保護板3を開閉自在に保持す
ることになる。
他側の保護受け台11の保護板保持片11bには、保護板
3に装着されている固定ねじ10を螺合する雌ねじ部9を
先端に設けた受け具17をねじ固定しており、閉成された
保持板3の他側縁側を固定保持することができるように
なっている。
3に装着されている固定ねじ10を螺合する雌ねじ部9を
先端に設けた受け具17をねじ固定しており、閉成された
保持板3の他側縁側を固定保持することができるように
なっている。
両側の枕台13′,13′のボルト15′,15′先端にはスペ
ーサ19,19が被挿されて、両側のスペーサ19,19間に内器
取り付け板24を橋絡し、ナット20,20により内器取り付
け板24をボルト15′,15′に固定している。
ーサ19,19が被挿されて、両側のスペーサ19,19間に内器
取り付け板24を橋絡し、ナット20,20により内器取り付
け板24をボルト15′,15′に固定している。
内器取り付け板24上には内器2や、ブースバー取付け
台21を配設した内器支持台25を固定している。
台21を配設した内器支持台25を固定している。
而してこの内器支持台25と、上記保護板受け台11との
間の空間が電線入線用のガタースペースAとなる。
間の空間が電線入線用のガタースペースAとなる。
ところで外蓋1を開成したときに、保護板3の周縁部
と、上記周縁枠22との間の隙間を介して上記ガータスペ
ースAが外部から見えるのを防ぐために、隙間後方に断
面L状のガターカバー23を配設している。
と、上記周縁枠22との間の隙間を介して上記ガータスペ
ースAが外部から見えるのを防ぐために、隙間後方に断
面L状のガターカバー23を配設している。
第4図はこのガターカバー23と、上記受け具17と、保
護板受け台11の三者の関係を示す分解斜視図であり、保
護板受け台11の保護板保持片11bには2つのねじ孔5,6を
穿設しており、一方のねじ孔5には上記ガターカバー23
の横片の挿通孔26を介して図面において上方から挿通さ
れた固定ねじ27を締結するためのもので、ガターカバー
23はスペーサ28により、上記保護板受け台11の保護板保
持片11bに対して一定間隔離れて固定される。
護板受け台11の三者の関係を示す分解斜視図であり、保
護板受け台11の保護板保持片11bには2つのねじ孔5,6を
穿設しており、一方のねじ孔5には上記ガターカバー23
の横片の挿通孔26を介して図面において上方から挿通さ
れた固定ねじ27を締結するためのもので、ガターカバー
23はスペーサ28により、上記保護板受け台11の保護板保
持片11bに対して一定間隔離れて固定される。
一方受け具17は断面略Z状に折曲され、図において上
側の横片で、上記保護板3の側縁に取り付けた蝶番7の
ねじ固定するため、或は固定ねじ10に対応する雌ねじ部
9を構成するねじ孔29を穿設した保持片17aを構成し、
下側の横片で、上記保護板保持片11bに固定される固定
片17bを構成しており、固定片17bには調整ねじ30のねじ
部の径より大きな挿通孔8を穿孔してあって、調整ねじ
30をこの挿通孔8に図において上方から遊挿させて上記
保護板保持片11bのねじ孔6に締結すれば受け具17の固
定が、また調整ねじ30を緩めた状態では受け具17の位置
を上記挿通孔8の大きさの範囲内で移動調整することが
できるようになっている。而して固定片17bは図におい
て上記ガターカバー23の横片の下方に配置固定されるこ
とになるが、ガターカバー23には上記ねじ孔6に対応す
る位置にドライバーの刃先が挿通できる大きさのドライ
バーの刃先挿入用孔12を穿孔しており、上記調整ねじ30
の締結、緩めなどの作業を保護板3の周縁と周縁枠22の
内周との間の隙間と、上記刃先挿入用孔12を介してドラ
イバーの刃先を函体4の前面開口側から挿入することに
より自由に行なえる。
側の横片で、上記保護板3の側縁に取り付けた蝶番7の
ねじ固定するため、或は固定ねじ10に対応する雌ねじ部
9を構成するねじ孔29を穿設した保持片17aを構成し、
下側の横片で、上記保護板保持片11bに固定される固定
片17bを構成しており、固定片17bには調整ねじ30のねじ
部の径より大きな挿通孔8を穿孔してあって、調整ねじ
30をこの挿通孔8に図において上方から遊挿させて上記
保護板保持片11bのねじ孔6に締結すれば受け具17の固
定が、また調整ねじ30を緩めた状態では受け具17の位置
を上記挿通孔8の大きさの範囲内で移動調整することが
できるようになっている。而して固定片17bは図におい
て上記ガターカバー23の横片の下方に配置固定されるこ
とになるが、ガターカバー23には上記ねじ孔6に対応す
る位置にドライバーの刃先が挿通できる大きさのドライ
バーの刃先挿入用孔12を穿孔しており、上記調整ねじ30
の締結、緩めなどの作業を保護板3の周縁と周縁枠22の
内周との間の隙間と、上記刃先挿入用孔12を介してドラ
イバーの刃先を函体4の前面開口側から挿入することに
より自由に行なえる。
尚33は外蓋1のラッチ金具である。
第5図は横幅寸法の大きい実施例の断面を示してお
り、この実施例の場合も基本的には第3図、第4図で示
した構成と同様な構成からなり、内器取り付け板24の横
幅寸法が函体4の幅寸法が大きくなった分だけ大きくな
っている。
り、この実施例の場合も基本的には第3図、第4図で示
した構成と同様な構成からなり、内器取り付け板24の横
幅寸法が函体4の幅寸法が大きくなった分だけ大きくな
っている。
上記各実施例ではガターカバー23は保護板受け台11の
保護板保持片11bに固定している構造であったが、第6
図に示すように周縁枠22にねじ固定する構造であっても
よい。
保護板保持片11bに固定している構造であったが、第6
図に示すように周縁枠22にねじ固定する構造であっても
よい。
[発明の効果] 本発明は、函体内の略中央部に配設される内器を保護
するために内器の操作部を露出させた状態で函体の前面
開口部を覆うよう保護板を前記開口部付近に配置装着し
た分電盤において、保護板の周縁と前記函体の前面開口
内縁との間に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設
されて函体内部を隠すガターカバーと、一端に保護板の
側縁部を保持する保持片を形成し、他端にガターカバー
後方にガターカバーに対して平行配置する固定片を形成
した受け具と、上記函体の底部に一側片を固定し、函体
の前面開口部に臨ませた他側片で上記保護板を保持し、
上記固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調
整ねじを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設
し、上記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ね
じ孔に螺合締結することにより上記固定片を上記調整ね
じの頭部と上記他側片とで挟み固定する保護板受け台と
を備えるとともに、上記調整ねじの頭部に対向する上記
ガターカバーにドライバーの刃先挿入用孔を穿孔したも
のであるから、保護板と内器とを合わせた状態、つまり
保護板を閉じた状態でも、保護板の周縁と上記函体の前
面開口内縁との間に形成せる隙間と、カバーに穿設して
いるドライバーの刃先挿入用孔とを介して挿入したドラ
イバーの刃先で調整ねじの締結が行え、しかも受け具の
固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整ね
じを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、上
記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔に
螺合締結して上記固定片を上記調整ねじの頭部と上記他
側片とで挟み固定することにより、調整ねじを緩めた状
態で保護板の固定片の挿通孔の内径と調整ねじの外径と
の差で定まる範囲で固定片は移動自在で、該固定片の移
動により保護板受け台で保持される保持板の装着位置が
調整可能となり、保護板を内器と合わせたベストの位置
で保護板受け具の固定が行え、保護板の装着位置精度を
するなどの配慮なしに、歪みやずれ無しに保護板の装着
位置の調整が組み立て時でも、現場での据え付け施工時
でも簡易に行えるという効果を奏する。
するために内器の操作部を露出させた状態で函体の前面
開口部を覆うよう保護板を前記開口部付近に配置装着し
た分電盤において、保護板の周縁と前記函体の前面開口
内縁との間に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配設
されて函体内部を隠すガターカバーと、一端に保護板の
側縁部を保持する保持片を形成し、他端にガターカバー
後方にガターカバーに対して平行配置する固定片を形成
した受け具と、上記函体の底部に一側片を固定し、函体
の前面開口部に臨ませた他側片で上記保護板を保持し、
上記固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調
整ねじを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設
し、上記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ね
じ孔に螺合締結することにより上記固定片を上記調整ね
じの頭部と上記他側片とで挟み固定する保護板受け台と
を備えるとともに、上記調整ねじの頭部に対向する上記
ガターカバーにドライバーの刃先挿入用孔を穿孔したも
のであるから、保護板と内器とを合わせた状態、つまり
保護板を閉じた状態でも、保護板の周縁と上記函体の前
面開口内縁との間に形成せる隙間と、カバーに穿設して
いるドライバーの刃先挿入用孔とを介して挿入したドラ
イバーの刃先で調整ねじの締結が行え、しかも受け具の
固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径の調整ね
じを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿設し、上
記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記ねじ孔に
螺合締結して上記固定片を上記調整ねじの頭部と上記他
側片とで挟み固定することにより、調整ねじを緩めた状
態で保護板の固定片の挿通孔の内径と調整ねじの外径と
の差で定まる範囲で固定片は移動自在で、該固定片の移
動により保護板受け台で保持される保持板の装着位置が
調整可能となり、保護板を内器と合わせたベストの位置
で保護板受け具の固定が行え、保護板の装着位置精度を
するなどの配慮なしに、歪みやずれ無しに保護板の装着
位置の調整が組み立て時でも、現場での据え付け施工時
でも簡易に行えるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上の外
蓋を開成した状態の斜視図、第3図は同上の要部の断面
図、第4図は同上の要部の一部省略せる拡大分解斜視
図、第5図は本発明の別の実施例の断面図、第6図は本
発明の他の実施例の要部の省略せる拡大断面図である。 1は外蓋、2は内器、3は保護板、4は函体、、6はね
じ孔、8は挿通孔、11は保護板受け台、12は刃先挿入用
孔、17は受け具、17aは保持片、17bは固定片、23はガタ
ーカバー、30は調整ねじである。
蓋を開成した状態の斜視図、第3図は同上の要部の断面
図、第4図は同上の要部の一部省略せる拡大分解斜視
図、第5図は本発明の別の実施例の断面図、第6図は本
発明の他の実施例の要部の省略せる拡大断面図である。 1は外蓋、2は内器、3は保護板、4は函体、、6はね
じ孔、8は挿通孔、11は保護板受け台、12は刃先挿入用
孔、17は受け具、17aは保持片、17bは固定片、23はガタ
ーカバー、30は調整ねじである。
Claims (1)
- 【請求項1】函体内の略中央部に配設される内器を保護
するために内器の操作部を露出させた状態で函体の前面
開口部を覆うように保護板を前記開口部付近に配置装着
した分電盤において、保護板の周縁と前記函体の前面開
口内縁との間に形成せる隙間の後方に該隙間に沿って配
設されて函体内部を隠すガターカバーと、一端に保護板
の側縁部を保持する保持片を形成し、他端にガターカバ
ー後方にガターカバーに対して平行配覆する固定片を形
成した受け具と、上記函体の底部に一側片を固定し、函
体の前面開口部に臨ませた他側片で上記保護板を保持
し、上記固定片に穿孔した挿通孔の内径より小さい外径
の調整ねじを螺合させるためのねじ孔を上記他側片に穿
設し、上記挿通孔に前方より挿通させた調整ねじを上記
ねじ孔に螺合締結することにより上記固定片を上記調整
ねじの頭部と上記他側片とで挟み固定する保護板受け台
とを備えるとともに、上記調整ねじの頭部に対向する上
記ガターカバーにドライバーの刃先挿入用孔を穿孔した
ことを特徴とする分電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137738A JP2524648B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137738A JP2524648B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 分電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433505A JPH0433505A (ja) | 1992-02-04 |
JP2524648B2 true JP2524648B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=15205678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137738A Expired - Fee Related JP2524648B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524648B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE510335C2 (sv) * | 1995-09-20 | 1999-05-10 | Electrolux Ab | Motordriven häcksax |
JP2005051909A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 分電盤装置 |
JP2013533123A (ja) | 2010-06-04 | 2013-08-22 | フスクバルナ アクティエボラーグ | 手持ち式動力工具用のハンドルシステム |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP2137738A patent/JP2524648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433505A (ja) | 1992-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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