JP6125176B2 - 高透過率保護膜作製方法および半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

高透過率保護膜作製方法および半導体発光素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、省エネで長寿命を実現できるLED(Light Emitting Diode)などの表面に保護膜を形成する高透過率保護膜作製方法およびこれを用いたLEDなどの半導体発光素子の製造方法に関する。
この種の表面の保護膜を備えた従来の半導体発光素子としてのLEDは次の図8に示されている。
図8は、特許文献1に開示されている従来の半導体発光素子のLED素子構造を示す縦断面図である。
図8において、従来の半導体発光素子としてのLED100は、サファイアからなる基板101上に、n型GaNからなるn型半導体層102、GaNとInGaNを交互に積層した多重量子井戸構造からなる活性層103、p型GaNからなるp型半導体層104が順次積層された半導体層の素子構造になっている。なお、これらのn型半導体層102およびp型半導体層104は、それぞれ、n型コンタクト層およびp型コンタクト層を含む構造となっている。
積層されたp型半導体層104、活性層103およびn型半導体層102の一部を、エッチングにより除去することにより、n型半導体層102のn型コンタクト層を露出し、その露出した部分に、半導体層側からW/Ptの膜を順次積層して、n電極107を形成する。一方、p型半導体層104のp型コンタクト層の上面には、半導体層側からAg/Ni/Pt順次積層して、p電極105を形成している。
また、バンプ形成のため、p電極105上には、Auからなるpパッド106を形成し、n電極107上には、Auからなるnパッド108を形成している。このように、p電極105およびpパッド106、n電極107およびnパッド108を、それぞれ、積層した半導体層に対する電極部としている。
上述した素子構造において、pパッド106およびnパッド108におけるバンプのための開口部を除き、半導体層(n型半導体層102、活性層103およびp型半導体層104)および電極部(p電極105およびpパッド106、n電極107およびnパッド108)の周囲を被覆するように、絶縁性を有するSiNからなるSiN膜109(第1保護膜)を積層し、次に、SiN膜109上を被覆するように、絶縁性を有するSiOからなるSiO膜110(第2保護膜)を積層している。
このように、第1層目をSiN膜109、第2層目をSiO膜110とした2層構造の保護膜を形成している。
Agを含有するp電極105の周囲だけでなく、素子全体の周囲を、SiN膜109およびSiO膜110の2層構造により保護する構造となっている。SiN膜109は水分の通過を遮断する機能を有している。
これらのSiN膜109およびその上のSiO膜110は、プラズマCVD法で形成されており、特に、高密度プラズマを用いたプラズマCVD法(装置)が好適である。なお、同様のSiN膜109、SiO膜110を形成できれば、他の方法、例えば、スパッタリング法(装置)、真空蒸着法(装置)などを用いることもできる。
前述したように、SiN膜109からなる保護膜は、防水性は高いが、光透過率が低く、絶縁耐圧が劣るという問題がある。
そこで、SiN膜109を、防水性を保つことができる膜厚とすると共に、このSiN膜109の外側に、防水性は劣るが、光透過率が高く、絶縁耐圧が高いSiO膜110を積層する構造としている。
このように、従来の半導体発光素子としてのLED100は、、基板101上に形成されたn型半導体層102、活性層103およびp型半導体層104と、これらの電極となる電極部(p電極105およびその上のpパッド106)および電極部(n電極107およびnパッド108)とを有している。
この保護膜として、n型半導体層102、活性層103およびp型半導体層104と、これらの電極となる電極部(p電極105およびその上のpパッド106)および電極部(n電極107およびnパッド108)との周囲を膜厚35nm以上の窒化珪素からなるSiN膜109で被覆し、SiN膜109の周囲をSiN膜109の膜厚より厚い酸化珪素からなるSiO膜110で被覆している。
このように、第1保護膜は、膜厚が35nm以上の窒化珪素からなるSiN膜109とし、その上の第2保護膜は、膜中のSi−OH結合量が1.3×1021個/cm以下の酸化珪素からなるSiO膜110でSiN膜109上を被覆する構造である。さらに、上記電極部の少なくとも1つが銀を含有する金属からなっている。
特開2011−233783号公報
特許文献1に開示されている従来の半導体発光素子としてのLED100では、保護膜としてのSiO膜110中のH量(Si−H結合)が多いことによる保護膜の光吸収の影響によって光透過率ロスが生じて高光透過性の保護膜を得ることができないという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜を得ることができる高透過率保護膜作製方法およびこれを用いた半導体発光素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の高透過率保護膜作製方法は、SiHとNOの混合ガスを用いて保護膜としてSi膜を所定膜厚に成膜する際に、該保護膜中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定して該保護膜として該Si膜を成膜するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜中のH離脱量を1.1×1020[個/cm]に設定して該保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1以上0.0005cm−1以下に設定して該保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1に設定して該保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントに設定して前記保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.5パーセント〜1.1パーセントに設定して前記保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.8パーセントに設定して前記保護膜として前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSi膜の所定膜厚は、50nm以上500nm以下とする。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSi膜の所定膜厚は、75nm以上235nm以下とする。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるSi膜はプラズマCVDにより成膜され、プラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2である。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法におけるプラズマCVDはキャリアガスとしてNを用いて前記Si膜を成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜は、前記Si膜、Si膜およびSi膜のうちの少なくとも該Si膜を有している。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜は、前記Si膜としてSiO膜である。
さらに、好ましくは、本発明の高透過率保護膜作製方法における保護膜は、前記Si膜としてのSiN膜と、前記Si膜としてのSiO膜との2層構造である。
本発明の半導体発光素子の製造方法は、本発明の上記高透過率保護膜作製方法により素子表面に前記保護膜としてSi膜を成膜する保護膜形成工程と、複数の電極上の該保護膜をそれぞれ開口する電極開口工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の半導体発光素子の製造方法における保護膜形成工程の前段に、基板上に複数の半導体層を順次形成する半導体層形成工程と、該複数の半導体層に複数の電極を形成する電極形成工程とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の半導体発光素子の製造方法における保護膜形成工程において、プラズマCVD装置のカソードへの単位面積当たりの供給電力が0.34W/cm以下のプラズマパワーにより前記Si膜を成膜する。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、SiHとNOの混合ガスを用いて保護膜としてSi膜を所定膜厚に成膜する際に、保護膜中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定して保護膜としてSi膜を成膜する。
これによって、保護膜中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定することにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制してH量にいよる光透過率ロスを軽減して、高光透過性の保護膜を得ることが可能となる。
以上により、本発明によれば、保護膜中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定するため、膜中のH量(Si−H結合)を抑制してH量による光透過率ロスを軽減することができて、高光透過性の保護膜を得ることができる。
本発明の実施形態1における窒化物半導体発光素子の要部構成例を示す縦断面図である。 図1の窒化物半導体発光素子の高透過率保護膜作製方法において、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の混合割合に対する光透過率の関係を示す図である。 図1の窒化物半導体発光素子の高透過率保護膜作製方法において、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の混合割合に対するH離脱量の関係を示す図である。 図1の窒化物半導体発光素子の高透過率保護膜作製方法において、Si−H結合強度に対する保護膜の光透過率の関係を示す図である。 図1の窒化物半導体発光素子の高透過率保護膜作製方法において、保護膜中のH離脱量に対する保護膜のSi−H結合強度の関係を示す図である。 横軸の赤外線波長に対する縦軸のピーク値を示す図である。 図1の窒化物半導体発光素子の製造方法におけるそれぞれの製造工程を示す工程流れ図である。 特許文献1に開示されている従来の半導体発光素子のLED素子構造を示す縦断面図である。
以下に、本発明の高透過率保護膜作製方法を含む半導体発光素子の製造方法を窒化物半導体発光素子の製造方法の実施形態1に適用した場合について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における窒化物半導体発光素子の要部構成例を示す縦断面図である。
図1において、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1は、表面に凹凸が形成された厚さ約300μmの基板として例えばサファイヤ基板2上に、窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約15nmのバッファ層3が成膜されている。そのバッファ層3上にノンドープのGaNから成る膜厚約500nmのノンドープGaN層4が成膜されている。これらのサファイヤ基板2、バッファ層3およびノンドープGaN層4が単結晶性基板21を構成している。
さらに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1において、この単結晶性基板21上にシリコン(Si)を1×1018/cmドープしたGaNからなる膜厚約5μmのn型コンタクト層5(高キャリヤ濃度n層)が形成されている。このn型コンタクト層5上には多重層6が形成され、この多重層6上には多重量子井戸構造の発光層7が形成されている。
この多重層6は、InGa1−xN(0<x<0.3)からなる第1の層とGaNからなる第2の層とを交互に複数積層されている。この多重層6は、ここでは例えば、膜厚3nmのIn0.03Ga0.97Nからなる第1の層と、膜厚20nmのGaNからなる第2の層とを5ペア積層している。
この多重層6のうちの第1の層に、一導電型不純物としてSiがその濃度として、5×1016cm−3〜1×1018cm−3(さらに好ましくは、1×1017cm−3〜1×1018cm−3)の範囲で添加されて、発光層7が受ける静電破壊エネルギ(mJ/cm)が20以上40以下(さらに好ましくは、20以上35以下)とされている。
具体的には、所定項目の逆方向電気特性(逆方向電流)をパラメータとして、発光層7が受ける静電破壊エネルギ(mJ/cm)と多重層6の第1層におけるSi濃度との関係を示す特性曲線において、静電破壊エネルギ(mJ/cm)の極小値に対応するSiの濃度に設定されている。
多重量子井戸構造の発光層7の井戸層は少なくともInを含むInGa1−yN(0≦y<0.3)からなっている。このように、多重量子井戸構造の発光層7は、ここでは例えば、膜厚3nmのIn0.2Ga0.8Nから成る井戸層と、膜厚20nmのGaNから成る障壁層とを3ペア積層している。
さらに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1において、この発光層7上に、Mgを2×1019/cmドープした膜厚25nmのp型Al0.15Ga0.85Nからなるp型層である電子ブロック層8が形成されている。この電子ブロック層8上には、Mgを8×1019ドープした膜厚100nmのp型GaNからなるp型コンタクト層9が形成されている。
このp型コンタクト層9上には、金属蒸着による透光性薄膜電極10(ITO)が形成されている。透光性薄膜電極10の一部上にp電極11が形成されyている。
一方、n型コンタクト層5の端部が途中まで露出され、その上にn電極12が形成されている。p電極11およびn電極12上の最上部には、Si膜としてのSiO膜よりなる耐湿度用などの保護膜13が形成されている。
保護膜13は、透光性薄膜電極10、p電極11、n電極12およびn型コンタクト層5の露出表面、さらに、n型コンタクト層5の端部途中までの、多重層6、発光層7、電子ブロック層8、p型コンタクト層9および透光性薄膜電極10(ITO)のエッチング除去側面に形成されている。
このように、保護膜13は、p電極11およびn電極12と素子表面とを覆って保護するものである。保護膜13は、SiO膜の単層構造であってもよいが、Si膜としてのSiN膜と、その上のSi膜としてのSiO膜との2層構造であってもよい。また、上下が逆で、Si膜としてのSiO膜と、その上のSi膜としてのSiN膜との2層構造であってもよい。これらの場合は、SiN膜がパッシベーション膜として機能する。
要するに、保護膜13は、Si膜、Si膜およびSi膜のうちの少なくともSi膜を有している。
図2は、図1の窒化物半導体発光素子1の高透過率保護膜作製方法において、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の混合割合に対する光透過率の関係を示す図である。
図2に示すように、シラン(SiH)とNOの混合ガスで保護膜13としてSiO膜をプラズマ雰囲気中で所定膜厚に成膜する保護膜形成工程において、シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が0.8パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で透過率が91.5パーセント程度になって透過率が最大になる。一方、シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が0.5パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で透過率が91パーセント程度になる。このように、シラン(SiH)とNOの混合ガスにおけるシラン(SiH)の混合割合が0.8パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13の光透過率が最大値になるから、光透過率が91パーセントを確保しようとするとシラン(SiH)の割合が0.5パーセント〜1.1パーセントになる。
また、シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が1.8パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13の透過率が90.5パーセント程度になり、シラン(SiH)の割合が2.7パーセントのときには、プラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で透過率が89.5パーセント程度になる。このように、シラン(SiH)の混合比が増えるほど保護膜13の透過率が低下していく。したがって、シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が0.5パーセント〜1.8パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13の透過率が91.5〜90.5パーセント程度になる。このように、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントに設定して高透過率の保護膜13としてSi膜を成膜することができる。
要するに、本実施形態1の高透過率保護膜作製方法において、SiHとNOの混合ガスを用いてプラズマ雰囲気中で保護膜13としてSiO膜をプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で所定膜厚に成膜する際に、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントにする。さらに好ましくは、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.1パーセントにする。これによって、保護膜13の光透過率を91パーセント以上の高透過率の保護膜13を作製することができる。さらに、好ましくは、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.8パーセントにすることにより、プラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13の透過率を91.5パーセント程度の透過率の最大値に設定することができて最も透明な保護膜13を得ることができる。
図3は、図1の窒化物半導体発光素子1の高透過率保護膜作製方法において、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の混合割合に対するH離脱量の関係を示す図である。なお、H離脱量は膜中からHがどれだけの量が出てくるのかを調べている。
図3を示すように、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の割合を減らして行くとH離脱量も減ってこれとは逆に透過率が増えて保護膜13は透明になって行く。シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が1.8パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13中のH離脱量が1.6×1020[個/cm]になる。シラン(SiH)の割合が0.5パーセントのときにプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13中のH離脱量が1.0×1020[個/cm]または1.1×1020[個/cm]になってそこでサーチレイトする。H離脱量が1.6×1020[個/cm]を基準に取ると、シラン(SiH)とNOの混合比におけるシラン(SiH)の割合が1.8パーセント以下になる。
したがって、シラン(SiH)とNOのガス混合比におけるシラン(SiH)の割合は0.5パーセント以上1.8パーセント以下にする。このとき、保護膜13中のH離脱量が1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下とする。したがって、保護膜13中のH脱離量が1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下のSixOy膜を保護膜13として製造すればよいことが分かる。さらに好ましくは、保護膜13中のH離脱量を1.1×1020[個/cm]に設定してシラン(SiH)の割合が0.8パーセントのときに保護膜13の透過率を91.5パーセントの最大値とすることができる。
ここで、図1の光透過率と保護膜中のH離脱量とは相関関係がある。要するに、保護膜中のH離脱量が小さいほど光透過率が大きくなっている。
図4は、図1の窒化物半導体発光素子1の高透過率保護膜作製方法において、保護膜13のSi−H結合強度に対する保護膜13の光透過率の関係を示す図である。
図4に示すように、Si−H結合強度(FT−IRピークシフト)が小さいほど保護膜13の光透過率が高くなる。図2および図3のときのシラン(SiH)の割合が0.8パーセントではSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0であった。シラン(SiH)の割合が1.8パーセントではSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0.0005cm−1であり、このとき、光透過率は90.5パーセントになっている。
したがって、保護膜13中のSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)を0cm−1以上0.0005cm−1以下とする。さらに好ましくは、保護膜13中のSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)を0cm−1に設定してシラン(SiH)の割合が0.8パーセントのときに保護膜13の透過率を91.5パーセントの最大値にすることができる。
図5は、図1の窒化物半導体発光素子1の高透過率保護膜作製方法において、保護膜13中のH離脱量に対する保護膜13のSi−H結合強度の関係を示す図である。
図5に示すように、保護膜13中のH離脱量が小さくなるほどSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が小さくなって光透過率が良好になる。保護膜13中のH離脱量が1.6×1020[個/cm]のときにSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0.0005cm−1であり、保護膜13中のH離脱量が1.1×1020[個/cm]のときにSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0cm−1である。したがって、保護膜13中のH離脱量が1×1020[個/cm]を超え1.6×1020[個/cm]以下または、H離脱量が1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下のときにSi−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0cm−1以上0.0005cm−1以下である。
Si−H結合強度(FT−IRピークシフト)が0cm−1とは、O−Si−H、Si−OHおよびSi−Hの各種結合のうち、Si−H結合強度によるFT−IR(フーリエ変換赤外分光法;Fourier−Transform InfraRed spectroscopy)ピークシフトが0cm−1になっている。即ち、FT−IRピークシフトは、図6に示すSi−H、IR強度測定波形から求めることができる。図6は、横軸の赤外線波長に対する縦軸のピーク値を示している。Si−H結合があると、横軸の赤外線波長が2200のところにピーク値が現れる。なお、図6でSiHが7sccmはSiHの混合比2が2パーセント程度である。
なお、フーリエ変換赤外分光法において、物質に赤外線を照射すると物質によって特定の波長の光が選択的に吸収される。このようにして得られた赤外吸収スペクトルの吸収波長から定性分析を行い、更に標準試料を用いた検量線法により定量分析も可能である。
次に、上記構成の窒化物半導体発光素子1の製造方法について説明する。
図7は、図1の窒化物半導体発光素子1の製造方法における各製造工程を示す工程流れ図である。
図7に示すように、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1の製造方法は、ステップS1でサファイヤ基板2を所定位置に受け入れるサファイヤ基板2の基板受け入れ工程と、ステップS2でサファイヤ基板2の表面に凹凸を形成する表面凹凸加工工程と、ステップS3でMOCVD法により、ステップS3で、サファイヤ基板2の表面凹凸加工面上に、バッファ層3、ノンドープGaN層4、n型コンタクト層5、多重層6、多重量子井戸構造の発光層7、電子ブロック層8およびp型コンタクト層9をこの順に順次形成するMOCVD工程と、ステップS4でp型コンタクト層9上に透光性薄膜電極10を形成する透明性電極形成工程と、ステップS5で、基板端部をn型コンタクト層5の途中までエッチング除去してn型コンタクト層5の端部を途中で露出させ、n型コンタクト層5の端部表面上にn電極12を形成すると共に、透光性薄膜電極10の一部表面上にp電極11を形成するp電極11およびn電極12の電極形成工程と、ステップS6で、透光性薄膜電極10、p電極11、n電極12およびn型コンタクト層5の露出表面、さらにエッチング除去側面に耐湿度用などに保護膜13を形成する保護膜形成工程と、ステップS7で、p電極11およびn電極12上の保護膜13をそれぞれ開口する電極開口部工程とを有している。
要するに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1の製造方法は、単結晶性基板21上に複数の半導体層として、n型コンタクト層5、多重層6、多重量子井戸構造の発光層7、電子ブロック層8およびp型コンタクト層9をこの順に順次形成する半導体層形成工程(MOCVD工程)と、複数の半導体層に複数の電極としてp電極11およびn電極12を形成する電極形成工程とを有している。
さらに、本実施形態1の窒化物半導体発光素子1の製造方法は、本実施形態1の高透過率保護膜作製方法により最上部に保護膜13としてSi膜を成膜する保護膜形成工程と、複数の電極としてp電極11およびn電極12上の保護膜13をそれぞれ開口する電極開口工程とを有している。
ステップS6の保護膜形成工程は、シラン(SiH)とNOの混合ガスで保護膜13としてSiO膜をプラズマCVD法によりプラズマ雰囲気中で所定膜厚に成膜する。これによって、素子の最上部には、SiO膜よりなる保護膜13が形成され、p電極11およびn電極12上の保護膜13をそれぞれ開口する。
保護膜形成工程において、プラズマCVD装置のカソードへの単位面積当たりの供給電力が0.34W/cm以下のプラズマパワーによりSi膜を成膜する。または、Si膜はプラズマCVDにより成膜され、プラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2以下であってもよい。プラズマCVDはキャリアガスとしてNを用いてSi膜を成膜する。このとき、保護膜13としてのSi膜の所定膜厚は、50nm以上500nm以下とする。また好ましくは、保護膜13としてのSi膜の所定膜厚は、75nm以上235nm以下とする。窒化物半導体発光素子1が青色LEDの場合に、波長の周期的に光透過率が決まるが、保護膜13の膜厚が77nmが最も良く次の周期ではその3倍の231nmになるので誤差を含めて、保護膜13の膜厚としては75nm以上235nm以下としている。青色LEDの他に赤色LEDや緑色LEDの光透過率を考慮して保護膜13の膜厚範囲を50nm以上500nm以下としている。
繰り返して説明するが、本実施形態1の保護膜形成工程における高透過率保護膜作製方法において、SiHとNOの混合ガスを用いてプラズマ雰囲気中で保護膜13としてSiO膜をプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で所定膜厚に成膜する際に、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントにする。さらに好ましくは、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.1パーセントにする。さらに、好ましくは、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.8パーセントにすることにより、プラズマパワーのRFパワーが0.16W/cm2で保護膜13の透過率を91.5パーセント程度の透過率の最大値に設定することができる。
また、保護膜13中のH離脱量を、1.0×1020[個/cm]を超え(または1.1×1020[個/cm]以上)1.6×1020[個/cm]以下に設定する。また、好ましくは、保護膜13中のH離脱量を1.1×1020[個/cm]に設定してシラン(SiH)の割合が0.8パーセントのときに保護膜13の透過率を91.5パーセントの最大値に設定することができる。
さらに、保護膜13中のSi−H結合強度を0cm−1以上0.0005cm−1以下に設定する。また、好ましくは、保護膜13中のH離脱量をSi−H結合強度を0cm−1に設定してシラン(SiH)の割合が0.8パーセントのときに保護膜13の透過率を91.4パーセントの最大値に設定することができる。
以上により、本実施形態1によれば、保護膜13中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定して保護膜13としてSi膜を成膜するかまたは、保護膜13中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1以上0.0005cm−1以下に設定して保護膜13としてSi膜を成膜するかまたは、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントに設定して保護膜13としてSi膜を成膜することにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜13を得ることができる。
なお、本実施形態1では、特に詳細には説明しなかったが、SiHとNOの混合ガスを用いて保護膜13としてSi膜を所定膜厚に成膜する際に、保護膜13中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定して保護膜13としてSi膜を成膜することにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜を得ることができる本発明の目的を達成することができる。
また、これに限らず、保護膜13中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1以上0.0005cm−1以下に設定して保護膜13としてSi膜を成膜することにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜13を得ることができる本発明の目的を達成することができる。
さらに、これに限らず、SiHとNOの混合ガス比におけるSiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントに設定して保護膜13としてSi膜を成膜することにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜13を得ることができる本発明の目的を達成することができる。
以上の各構成を組み合わせることにより、膜中のH量(Si−H結合)を抑制して光透過率ロスを軽減して高光透過性の保護膜13を得ることができる本発明の目的を達成することができることは言うまでもないことである。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、省エネで長寿命を実現できるLED(Light Emitting Diode)などの表面に保護膜を形成する高透過率保護膜作製方法およびこれを用いたLEDなどの半導体発光素子の製造方法の分野において、保護膜中のH離脱量を1.0×1020[個/cm]を超えるかまたは1.1×1020[個/cm]以上1.6×1020[個/cm]以下に設定するため、膜中のH量(Si−H結合)を抑制してH量による光透過率ロスを軽減することができて、高光透過性の保護膜を得ることができる。
1 窒化物半導体発光素子
2 サファイヤ基板
3 バッファ層
4 ノンドープGaN層
5 n型コンタクト層
6 多重層
7 多重量子井戸構造の発光層
8 電子ブロック層
9 p型コンタクト層
10 透光性薄膜電極
11 p電極
12 n電極
13 保護膜
21 単結晶性基板

Claims (15)

  1. SiHとNOの混合ガスを用いてプラズマCVDにより、保護膜としてSiO膜を75nm以上235nm以下の膜厚に成膜する際に、該保護膜中のSi−H結合を1.0×1020[個/cmより大きく、1.6×1020[個/cm]以下に設定して該保護膜として該SiO膜を成膜する、青色LEDの波長において光透過率が91%以上の高透過率保護膜作製方法。
  2. 前記保護膜中のSi−H結合を1.1×1020[個/cm]に設定して該保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項1に記載の高透過率保護膜作製方法。
  3. 前記保護膜中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1以上0.0005cm−1以下に設定して該保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項1または2に記載の高透過率保護膜作製方法。
  4. 前記保護膜中のSi−H結合強度によるFT−IRピークシフトを0cm−1に設定して該保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項3に記載の高透過率保護膜作製方法。
  5. 前記SiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.5パーセント〜1.8パーセントに設定して前記保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項1〜4のいずれかに記載の高透過率保護膜作製方法。
  6. 前記SiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.5パーセント〜1.1パーセントに設定して前記保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項5に記載の高透過率保護膜作製方法。
  7. 前記SiHと前記NOの混合ガス比における該SiHの割合を0.8パーセントに設定して前記保護膜として前記SiO膜を成膜する請求項6に記載の高透過率保護膜作製方法。
  8. 前記SiO膜の膜厚は、75nm以上235nm以下とする請求項1に記載の高透過率保護膜作製方法。
  9. 前記プラズマCVDのプラズマパワーのRFパワーが0.16W/cmである請求項1、3および5のいずれかに記載の高透過率保護膜作製方法。
  10. 前記プラズマCVDはキャリアガスとしてNを用いて前記SiO膜を成膜する請求項9に記載の高透過率保護膜作製方法。
  11. 前記保護膜は、少なくとも前記SiO膜を有している請求項1に記載の高透過率保護膜作製方法。
  12. 前記保護膜は、SiN膜と、前記SiO膜との2層構造である請求項11に記載の高透過率保護膜作製方法。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の高透過率保護膜作製方法により素子表面に前記保護膜として前記SiO膜を成膜する保護膜形成工程と、複数の電極上の該保護膜をそれぞれ開口する電極開口工程とを有する半導体発光素子の製造方法。
  14. 前記保護膜形成工程の前段に、基板上に複数の半導体層を順次形成する半導体層形成工程と、該複数の半導体層に複数の電極を形成する電極形成工程とを有する請求項13に記載の半導体発光素子の製造方法。
  15. 前記保護膜形成工程において、プラズマCVD装置のカソードへの単位面積当たりの供給電力が0.34W/cm以下のプラズマパワーにより前記SiO膜を成膜する請求項13に記載の半導体発光素子の製造方法。
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