JP6122280B2 - 部品実装装置、部品実装装置による部品の実装方法及びプログラム - Google Patents

部品実装装置、部品実装装置による部品の実装方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、部品を実装する実装ヘッドを有し上下方向へ移動される部品実装部を備えた部品実装装置、この部品実装装置による部品の実装方法及びこの部品実装装置において実装動作処理を行わせるプログラムについての技術分野に関する。
特開2002−57170号公報
被実装物、例えば、回路基板等に電子部品等の部品(チップ部品)を実装する部品実装装置があり、部品実装装置には、上下方向へ移動される昇降ベースと、保持した部品を被実装物に実装する実装ヘッドを有し昇降ベースに対して上下方向へ移動可能とされた部品実装部とを有するものがある。
このような部品実装装置においては、実装ヘッドが下方へ移動されて部品が実装されるときに実装ヘッドに保持された部品の水平面内における向きを調整する調整機構が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された部品実装装置にあっては、実装ヘッド(吸着ツール)が回転軸に連結され、ベルトによって駆動モーターの駆動力が回転軸に伝達され回転軸の回転に伴って回動軸の下方において回転されるように構成されている。実装ヘッドが回転されることにより、実装ヘッドに保持された部品の水平面内における向きが調整され、部品が被実装物に適正な向きで実装される。
ところが、特許文献1に記載された部品実装装置にあっては、実装ヘッドがその上方に位置された回転軸に連結され回転軸の下方において回転されるため、実装ヘッドに保持された部品の全体が回転軸を含む回転機構によって上方から遮蔽された状態とされている。
従って、部品の上方に回転機構が存在するため、部品の上方に他の機構、例えば、部品の向きを検出するための撮影機構等を配置することができず、その分、設計の自由度が低いと言う問題がある。
そこで、本発明部品実装装置、部品実装装置による部品の実装方法及びプログラムは、上記した問題点を克服し、設計の自由度の向上を図ることを課題とする。
部品実装装置は、上記した課題を解決するために、支持ベースに上下方向へ移動自在に支持された昇降ベースと、保持した部品を被実装物に実装する実装ヘッドを有すると共に前記昇降ベースに上下方向へ移動自在に支持された部品実装部とを備え、前記昇降ベースに上下方向に延びる回動中心軸を支点として回動可能とされ前記実装ヘッドを変位させるスイベルステージが設けられ、前記スイベルステージの回動軌跡が前記回動中心軸を基準とした半径方向において前記実装ヘッドから離隔した位置に設定されたものである。
部品実装装置による部品の実装方法は、上記した課題を解決するために、上記した部品実装装置において、所定の位置において前記実装ヘッドに保持された前記部品の前記被実装物に対する水平面内における向きが検出され、検出された前記部品の水平面内における向きに基づいて前記スイベルステージが回動され前記被実装物の向きに応じて前記部品の向きが調整され、前記昇降ベースと前記部品実装部が前記所定の位置から下方へ移動されて前記実装ヘッドによって前記被実装物に前記部品が実装され、前記昇降ベースと部品実装部が上方へ移動されるようにしたものである。
プログラムは、上記した課題を解決するために、上記した部品実装装置の制御手段に、所定の位置において前記実装ヘッドに保持された前記部品の前記被実装物に対する水平面内における向きを検出する処理と、検出された前記部品の水平面内における向きに基づいて前記スイベルステージを回動させ前記被実装物の向きに応じて前記部品の向きを調整する処理と、前記昇降ベースと前記部品実装部を前記所定の位置から下方へ移動させて前記実装ヘッドによって前記被実装物に前記部品を実装する処理と、前記昇降ベースと部品実装部を上方へ移動させる処理とを実行させるようにしたものである。
従って、上記した部品実装装置、部品実装装置による部品の実装方法及びプログラムにあっては、回転中心軸の上方にスイベルステージが存在しない。
本発明にあっては、実装ヘッドの上方にスイベルステージが存在することがなく、実装ヘッドの上方に各種の機構を配置することが可能となり、その分、設計の自由度の向上を図ることができる。
図2乃至図8と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は、部品実装装置の概略正面図である。 部品実装装置の概略平面図である。 部品実装装置の概略斜視図である。 部品実装装置の制御構成を示すブロック図である。 部品の実装動作処理を示すフローチャート図である。 スイベル機構が動作された状態を示す概略平面図である。 実装ヘッドがアプローチポイントまで移動された状態を示す概略正面図である。 実装ヘッドが実装位置まで移動されて部品が実装されている状態を示す概略正面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に従って説明する。
尚、以下に示す部品実装装置等の説明においては、部品が実装される被実装物の搬送方向を左右方向として前後上下左右の方向を示すものとする。但し、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。また、以下には、必要に応じて左右方向をX方向とし、前後方向をY方向とし、上下方向をZ方向として説明を行う。
<部品実装装置の構造>
先ず、部品実装装置1の構造について説明する(図1乃至図3参照)。
部品実装装置1は図示しない基台上に配置された支持ベース2と支持ベース2に上下方向へ移動自在に支持された昇降ベース3と昇降ベース3に上下方向へ移動自在に支持された部品実装部4と部品実装部4に上方への力を付与するエアーシリンダー5と部品実装部4に下方への荷重を付与するボイスコイルモータ6とを備えている。
支持ベース2は縦長の形状に形成され、基台に前後方向へ移動自在に支持されている。
昇降ベース3は支持ベース2の一方の側面に支持され、支持ベース2側から順に位置されたスライド部材7とスイベル機構8とベース板9とを有している。
スイベル機構8はスライド部材7に取り付けられたスイベルベース8aとスイベルベース8aに上下方向に延びる回動中心軸Sを支点として回動自在に支持されたスイベルステージ8bとを有している。回動中心軸Sはスイベルステージ8bの側方に存在し、スイベルステージ8bの回動軌跡が回動中心軸Sを基準とした半径方向において後述する実装ヘッドから離隔した位置に設定されている。
スイベル機構8は、スイベルベース8aの左側面が左方に凹の円弧面に形成され、スイベルステージ8bの右側面がスイベルベース8aの左側面と略同じ曲率の右方に凸の円弧面に形成され、スイベルベース8aの左側面とスイベルステージ8bの右側面とが近接又は当接した状態で位置されている。スイベルステージ8bは左側面が平面状に形成され、スイベルステージ8bにはスイベルベース8a側に図示しない螺合部が設けられている。
スイベル機構8には後述するサーボモータとサーボモータによって回転される図示しないボールネジとが設けられ、ボールネジにスイベルステージ8bの螺合部が螺合されている。従って、サーボモータの駆動力によってボールネジが回転されると、ボールネジの回転方向に応じた方向へ螺合部が送られてスイベルステージ8bがスイベルベース8aに対して回動中心軸Sを支点として回動される。スイベルステージ8bが回動されると、スイベルステージ8bの回動に伴ってベース板7と部品実装部4が変位される。
ベース板9はスイベルステージ8bの左側面に取り付けられ、縦長の形状に形成されている。ベース板9の下端部には上下方向に延びるガイドレール10、10が前後に離隔して取り付けられている。ベース板9にはガイドレール10、10の前方にストッパー11が取り付けられ、ストッパー11の上端部には上方へ突出された規制部11aが設けられている。ベース板9にはストッパー11の上方にL字状の規制片12が取り付けられ、規制片12とストッパー11は上下に離隔して位置されている。
部品実装部4はベース板9の左側面に支持され、左右方向を向く板状のベース体13とベース体13の左側面に取り付けられた実装ヘッド14とを有している。
ベース体13の右側面には被ガイド部材15、15が取り付けられ、被ガイド部材15、15がそれぞれガイドレール10、10に摺動自在に支持されている。従って、部品実装部4は被ガイド部材15、15がそれぞれガイドレール10、10に摺動されることによりベース板9に対して上下方向へ移動可能とされる。
ベース体13には上方に突出された吊り下げ部13aと前方に突出された突状部13bとが設けられ、突状部13bの下面には被規制部13cが設けられている。突状部13bと被規制部13cはベース板9に取り付けられたストッパー11と規制片12の間に位置されている。
実装ヘッド14は左右方向を向く被取付部16と被取付部16の下端部から左方へ突出されたアーム部17とから成る。実装ヘッド14は被取付部16がベース体13に取り付けられている。
アーム部17は左右に延びる支持部17aと支持部17aの左端部における前面から前方へ突出された突出部17bとから成り、突出部17bの先端部が部品100を吸着する吸着保持部17cとして設けられている。吸着保持部17cは回動中心軸Sに交わる位置に設けられており、吸着保持部17cに吸着されて保持された部品100の中央が回動中心軸Sに一致される。
実装ヘッド14の吸着保持部17cには図示しない吸着機構によって吸着エアーが供給され、部品100が吸着エアーによって吸着保持部17cに吸着されて保持される。
部品100は、例えば、LED(Light Emitting Diode)チップであり、左右に長い形状に形成されている。部品100の上面には左右両端部にそれぞれ図示しない識別用マークが付されている。
上記したように、部品100は左右に長い形状に形成されており、実装ヘッド14に左右方向における中央部が吸着され、吸着保持部17cに吸着されて保持された状態において左右両側の部分がそれぞれ吸着保持部17cの左右に位置される。吸着保持部17cの左右の空間はそれぞれ上下に開放された撮影用空間18、18として形成されている(図2参照)。撮影用空間18、18の上方側の位置には図示しないカメラが左右方向へ移動可能な状態で配置され、部品100に付された識別用マークが順次カメラによって撮影され、撮像結果に基づいて部品100の水平面内における向き(θ方向の向き)が検出される。
エアーシリンダー5とボイスコイルモータ6は左右に並んで設けられ、ベース板9に取り付けられた図示しない保持板に保持されている。
エアーシリンダー5は上下に延びるロッド5aを有し、エアーシリンダー5にはロッド5aの下端部に支え部5bが設けられている。エアーシリンダー5はロッド5aの下端部がベース体13の吊り下げ部13aを貫通され、支え部13aによってベース体13が支えられている。
エアーシリンダー5は部品実装部4に上方への力を付与する荷重低減部として機能し、例えば、部品実装部4の自重と同じ力で部品実装部4を上方へ引き上げることにより部品実装部4の荷重(見かけの荷重)を0になるようにしている。
ボイスコイルモータ6は上下方向に延びる駆動軸6aを有し、駆動軸6aが上下方向へ移動可能とされている。ボイスコイルモータ6は駆動軸6aの下端がベース体13の上面に接した状態とされ、ベース体13を含む部品実装部4に下方への荷重を付与する機能を有する。駆動軸6aの下端とベース体13の上面とは固定されておらず、駆動軸6aはベース体13の上面から離隔することが可能とされている。
ボイスコイルモータ6は、供給される電流の大きさに応じて出力(駆動力)の大きさが変動され、駆動軸6aから部品実装部4に付与される荷重はボイスコイルモータ6に供給される電流の大きさに比例する。
部品実装装置1には搬送ローラーや搬送ベルト等を有する後述する搬送部が設けられており、搬送部によって、例えば、回路基板等の被実装物200が搬送される。被実装物200は部品100の実装時に搬送部によって左右方向において搬送される。搬送部にはXY調整機構が設けられており、XY調整機構によって被実装物200の左右方向(X方向)と前後方向(Y方向)における位置が調整可能とされている。
部品実装装置1においては、上記したように、例えば、エアーシリンダー5によって部品実装部4の荷重が0になるようにされ、実装ヘッド14によって部品100が回路基板等の被実装物200に実装される直前の状態を除いて、ボイスコイルモータ6によって部品実装部4に、例えば、100gの荷重が付与されている。従って、部品実装部4には全体として下方への力が付与されており、ベース体13の被規制部13cがストッパー11の規制部11aに上方から押し付けられ、部品実装部4の下方への移動がストッパー11によって規制されている。
尚、上記には、エアーシリンダー5によって部品実装部4の荷重が0になる例を示したが、エアーシリンダー5によって部品実装部4の荷重を必ずしも0にする必要はなく、エアーシリンダー5によって部品実装部4の荷重が自重よりも小さくされていればよい。
また、昇降ベース3と部品実装部4が一体になって下方へ移動され部品100が被実装物200に近付き実装ヘッド14によって部品100が被実装物200に実装される直前には、ボイスコイルモータ6の部品実装部4に付与される荷重の大きさが小さくなるように切り換えられ、例えば、30gの荷重がボイスコイルモータ6から部品実装部4に付与される。但し、ボイスコイルモータ6の荷重が切り換えられた状態においても、部品実装部4には全体として下方への力が付与されており、ベース体13の被規制部13cがストッパー11の規制部11aに上方から押し付けられ、部品実装部4の下方への移動がストッパー11によって規制される。
ボイスコイルモータ6の上端部にはリニアエンコーダ19が設けられている。リニアエンコーダ19はストッパー11の位置を基準として駆動軸6aの位置を判定するパルスを出力し、ボイスコイルモータ6の駆動軸6aの上下方向における位置を検出する。駆動軸6aの上下方向における位置検出結果に基づいて、被実装物200に実装されるときの部品100の上下方向における位置が検知される。従って、部品100の被実装物200への実装時に、部品100が被実装物200上に塗布された後述する接着剤に押し付けられる位置を検知することができる。
<部品実装装置の制御構成>
次に、部品実装装置1の制御構成について説明する(図4参照)。尚、部品実装装置1の制御構成は、特に、電気系統の要部のみを示している。
主制御部30は、例えば、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)により形成された演算処理装置であり、各部の動作制御を行う。
メモリ部34は、主制御部30が各種制御で用いるROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEP−ROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリ等の記憶領域を総括的に示している。
尚、メモリ部34としては、マイクロコンピュータの内部に形成される記憶領域(レジスタ、RAM、ROM、EEP−ROM等)や、マイクロコンピュータとしてのチップ外部で外付けされるメモリチップの領域の両方をまとめて示している。つまり、いずれの記憶領域が用いられても良いため区別せずに示したものである。
メモリ部34におけるROM領域には、主制御部30としてのCPUが実行するプログラムが記憶される。メモリ部34におけるRAM領域は、主に、主制御部30としてのCPUが各種演算処理のためのワークメモリとして用いたり、各種演算処理過程の一時的なデータ記憶等に用いられる。メモリ部34における不揮発性メモリ領域は、演算制御処理のための係数、定数等、必要な情報が格納される。
主制御部30は、メモリ部34に格納されるプログラムや、入力部31からのオペレータの操作入力に基づいて、或いは、図示しないライン制御コンピュータ等からの指示に基づいて必要な演算処理や制御処理を行う。
入力部31は、オペレータが操作入力を行う部位とされる。例えば、後述する表示部にタッチパネルが形成される場合にはタッチパネルが入力部31となる。また、操作キーやリモートコントローラ等による入力部31が設けられてもよい。
入力部31からの入力情報は主制御部30に供給され、主制御部30は入力情報に応じた処理を行う。
撮像部40は、主制御部30の制御に基づいて画像を撮像する。本例の場合には、撮像部40は、実装ヘッド14が吸着して保持した部品100の姿勢検出のための撮像を行う。撮像部40には上記したカメラが設けられている。
撮像部40による撮像画像信号(例えば、静止画撮像信号)は、画像処理部32でA/D変換処理、輝度処理、色処理などが行われ、所定のフォーマットの撮像画像データとして主制御部30に受け渡される。主制御部30は、撮像画像データを解析することで、実装ヘッド14が保持している部品100の姿勢(θずれ)、即ち、水平面内における向きを判定することができ、その検出結果に基づいてスイベルステージ8bの駆動(サーボモータの駆動)を行う。
表示部41は、液晶パネル、蛍光表示パネル、有機EL(Electroluminescence)パネルなどで構成され、オペレータに対して各種の動作数値、メッセージ、操作アイコン等の表示を行う。主制御部30は、表示駆動部33に表示データを供給し、表示部41での表示を実行させる。表示駆動部33は、供給された表示データに基づいて表示部41を表示駆動する。
外部インターフェース42は外部機器との通信やネットワーク通信を行う。主制御部30は外部インターフェース42を介して各種の情報を通信により入力したり出力することができる。例えば、ライン上の各機器がネットワークシステム化されている場合には、ホスト機器や他の機器との間で通信を行うことができる。
この通信により、外部機器から操作情報、制御データ、部品100の情報等の供給を受けたり、或いは、バージョンアッププログラムをロードしたり、各種の処理係数、定数の変更設定を受け付けたりすることができる。また、主制御部30がホスト機器に対してエラーメッセージ、ワーニング等を送信したり、撮像画像データを送信することなども可能とされる。
主制御部30はモータコントローラ35に対して実装ヘッド14の移動コマンドを送信する。移動コマンドの内容は、実装ヘッド14の移動方向(X方向、Z方向)、移動量、移動速度を指示する内容などとされる。モータコントローラ35は、移動コマンドに応じて、Xモータドライバ44、Zモータドライバ45を制御し、以下の動作を実行させる。
Xモータドライバ44は、Xモータ51に正方向回転又は逆方向回転の駆動電流を与える。これによりXモータ51が駆動され、支持ベース2と昇降ベース3と部品実装部4が一体になってX方向の正方向又は逆方向に移動される。Zモータドライバ45は、Zモータ52に正方向回転又は逆方向回転の駆動電流を与える。これによりZモータ52が駆動され、昇降ベース3と部品実装部4が支持ベース2に対してZ方向へ移動される。
位置検出部54、55は、Xモータ51、Zモータ52により移動される部品実装部4における実装ヘッド14のX、Z方向の位置を検出する。位置検出部54、55は、現在の実装ヘッド14の位置情報、例えば、X、Z座標値を主制御部30に通知する。位置検出部54、55は、X、Z各軸の移動機構上に機械的或いは光学的なセンサが設けられて位置を検出するようにしても良い。また、Xモータ51、Zモータ52がステッピングモータの場合には、位置検出部54、55は、正逆方向の駆動ステップ数をアップ/ダウンカウントするカウンタとし、そのカウント値を検出位置とするものでもよい。さらに、Xモータ51、Zモータ52に取り付けられたFG(Frequency Generator)やロータリエンコーダ19等の信号を用いて現在位置を計測するものでもよい。何れにせよ、位置検出部54、55は、実装ヘッド14の現在位置としてX座標値とZ座標値が検出できる構成であればよく、その具体的な手法は問われない。
尚、部品実装装置1にはYモータ、Yモータを駆動するYモータドライバ及び実装ヘッド14のY座標値を検出する位置検出部が設けられていてもよい。
但し、部品実装装置1には、複数の部品100、100、・・・が保管され実装ヘッド14によって保管されている部品100が取り出される図示しない部品保管部と被実装物200を搬送する上記した搬送部とがそれぞれX方向及びY方向へ移動可能(調整可能)とされている。従って、Y方向における調整は部品保管部と搬送部によって調整されるため、実装ヘッド14は、上記したように、X方向とZ方向にのみ移動可能とされ、実装ヘッド14のY座標値は一定にされている。
また、主制御部30はモータコントローラ35に対してボイスコイルモータ6の駆動のためのコマンドとして、ボイスコイルモータ6による荷重値を示したコマンドを送信する。モータコントローラ35は、当該コマンドに応じてVCMドライバ43からボイスコイルモータ6に流す電流量を制御する。例えば、100g荷重状態と30g荷重状態の切換が行われる。
さらに、主制御部30はモータコントローラ35に対してサーボモータ53の駆動のためのコマンドを送信する。これは部品100の姿勢に応じたスイベルステージ8bの制御量(θ回転量)を示すコマンドである。モータコントローラ35は、当該コマンドに応じてサーボモータドライバ46に対してサーボモータ53への所要の駆動電流の出力を実行させる。
位置検出部56は、サーボモータ53によるスイベルステージ8bのθ位置状態を検出し、モータコントローラ35及び主制御部30に検出結果を送信する。尚、位置検出部56も機械的或いは光学的なセンサ、さらにはモータパルスカウンタなどの多様な構成例が想定される。
吸着駆動部36は、実装ヘッド14の吸着保持部17cによる吸着を実行させる。吸着駆動部36は、主制御部30からの指示に応じて吸着保持部17cを駆動し、吸着の実行/解除を行う。
<部品の実装動作処理>
次いで、主制御部30の部品100の実装動作処理を説明する(図5乃至図8参照)。以下に説明する処理は、主制御部30がメモリ部34に記憶されているプログラムに基づいて実行する。
尚、部品実装装置1にあっては、昇降ベース3と実装ヘッド14を有する部品実装部4とが一体になってZ方向へ移動され、昇降ベース3に対して部品実装部4がZ方向へ移動されるが、以下には、説明の簡略化のために、主として、実装ヘッド14の移動について説明を行うこととする。
オペレータの操作入力等に基づいて部品100の実装動作が開始されると、まず、主制御部30は、ステップS101で、モータコントローラ35にコマンドを出力し、ボイスコイルモータ6による部品実装部4に与える荷重を、例えば、100gの状態にする。部品実装部4の被規制部13cがストッパー11の規制部11aに安定した状態で押し付けられるようにして、部品実装部4の移動時にガタツキが生じないようにするためである。
主制御部30は、ステップS102では、部品100の実装動作処理の終了を判断する。終了でなければステップS103に進む。ステップS103では、主制御部30はモータコントローラ35に移動コマンドを出力し、Xモータ51によって実装ヘッド14を部品100の取出準備位置へ移動させ、続いて、Zモータ52によって実装ヘッド14を取出準備位置の下方である部品100の取出位置へ向けて移動させる制御を行う。
この移動の間に主制御部30は位置検出部54、55で検知されるX、Z座標値から、実装ヘッド14が部品100の取出位置へのアプローチポイントに達したか否かを監視している。このアプローチポイントは、例えば、部品100の取出位置の上空とされている。即ち、X座標とY座標が部品100の取出準備位置の座標で、Z座標が取出位置のわずかに上方となる位置とされている。
主制御部30は、実装ヘッド14を部品100の取出位置へ移動させる過程で、当該アプローチポイントに達したことを検知すると、ステップS104からステップS105に進み、モータコントローラ35に指示してボイスコイルモータ6による部品実装部4に与える荷重を30gの状態に切り換えて、さらにステップS106でZ方向への移動速度を減速させる。これによって、実装ヘッド14は、部品100の取出位置まで緩やかな速度で下降していくことになる。
そして、部品100が取出位置に到達すると、主制御部30は、ステップS107で吸着駆動部36に指示して、部品100の吸着を実行させる。つまり、実装ヘッド14によって一つの部品100が取り出される状態とする。部品100が吸着されるときには、実装ヘッド14は吸着保持部17cが部品100に押し付けられて下方への移動が規制されるが、昇降ベース3は下方への移動が規制されず、さらに下方の移動端まで移動される。従って、ベース体13の被規制部13cとストッパー11の規制部11aとが離隔され、部品実装部4は実装ヘッド14の吸着保持部17cが30gと言う小さな荷重で部品100に押し付けられる。
このように部品100の吸着時に、吸着保持部17cが切換後の小さな荷重で部品100に押し付けられるため、部品100の割れや内部クラックの発生を防止することができる。また、下方への移動時に部品実装部4がアプローチポイントまでは高速で移動され、アプローチポイントから取出位置までは低速で移動されるため、部品100の割れや内部クラックの発生の防止を一層効果的に達成することができる。
尚、吸着時には、部品100のX方向とY方向における位置決めが部品保管部の吸着保持部17cに対するX方向とY方向の位置調整によって行われ、これにより吸着保持部17cに部品100が適正な向きで左右方向における中央部が吸着される。
部品100の吸着が行われると、主制御部30は、ステップS108で、再びモータコントローラ35に指示してボイスコイルモータ6による部品実装部4に与える荷重を100gの状態に切り換えて、ベース体13の被規制部13cがストッパー11の規制部11aに安定した状態で押し付けられるようにする。
そして、ステップS109で、モータコントローラ35に指示してXモータ51を駆動させ、実装ヘッド14を実装準備位置に移動させる。
実装ヘッド14が実装準備位置まで移動されると、主制御部30は、ステップS110で、撮像部40により部品100を撮像させる。主制御部30はその撮像画像を解析して部品100の姿勢状態(θ状態)を判定する。例えば、部品100に付された二つの識別用マークの位置に基づいて、吸着されている部品100の基準状態に対する角度誤差を検出する。
この角度誤差は被実装物200の搬送方向に対するθ方向における向きに対する誤差である。即ち、回路基板等の被実装物200は搬送方向(X方向)に対してθ1だけZ軸の軸回り方向において傾いた向きで搬送部に載置される場合があり、予め被実装物200のθ方向における向きが基準状態として検出され、このθ1傾いた基準状態が検出結果として主制御部30に認識されている。従って、主制御部30は撮像部40による部品100の撮像によって、被実装物200の水平面内におけるθ方向の向きに対する部品100の角度誤差を検出する。
そして、主制御部30はステップS111で、当該検出した角度誤差を解消するように、モータコントローラ35にサーボモータ53の駆動を実行させる。これによってスイベルステージ8bが角度誤差を解消するようにスイベルベース8aに対して回動され、スイベルステージ8bの回動に伴って実装ヘッド14が変位されて部品100のθ方向の向きが変更され、部品100の姿勢状態が補正される(図6参照)。部品100の姿勢状態が補正されることにより、部品100のθ方向における向きと搬送部300によって搬送された被実装物200のθ方向における向きとが一致される。
尚、部品100の姿勢状態が補正されると、再度撮像部40により部品100の1箇所が撮像され、撮像結果に基づいて部品100のθ方向における向きの確認動作が行われる。
また、部品100のX方向とY方向における被実装物200に対する位置決めは、被実装物200を搬送する搬送部300のXY調整機構が、下方へ移動される部品100のX方向とY方向の位置にそれぞれ被実装物200のX方向とY方向の位置を合致するように調整することにより行われる。
続いて、主制御部30はステップS112で、モータコントローラ35に指示してZモータ52を駆動させ、実装ヘッド14を実装位置へ向けて移動させる。
この移動の間に主制御部30は位置検出部54、55で検知されるX、Z座標値から、実装ヘッド14が、部品100の実装位置へのアプローチポイントに達したか否かを監視している。このアプローチポイントは、例えば、部品100の実装位置の上空とされている。即ち、X座標とY座標が部品100実装位置の座標で、Z座標が実装位置のわずかに上方となる位置とされている(図7参照)。
主制御部30は、実装ヘッド14を部品100の実装位置へ移動させる過程で、当該アプローチポイントに達したことを検知すると、ステップS113からステップS114に進み、モータコントローラ35に指示してボイスコイルモータ6による部品実装部4に与える荷重を30gの状態に切り換えて、さらにステップS115でZ方向への移動速度を減速させる。これによって、実装ヘッド14は、部品100の実装位置まで緩やかな速度で下降していくことになる。
尚、上記には、実装準備位置において撮像部40による部品100の撮像とスイベルステージ8bの回動による部品100の姿勢状態の補正とが行われる例を示したが、撮像部40による部品100の撮像とスイベルステージ8bの回動による部品100の姿勢状態の補正とは、実装準備位置からアプローチポイントまでの何れの位置で行われるようにしてもよい。
部品100が実装位置に到達すると、実装ヘッド14は吸着保持部17cが被実装物200上に塗布された接着剤201に押し付けられて下方への移動が規制されるが、昇降ベース3は下方への移動が規制されず、さらに下方の移動端まで移動される(図8参照)。従って、ベース体13の被規制部13cとストッパー11の規制部11aとが離隔され、実装ヘッド14の吸着保持部17cに吸着された部品100は30gと言う小さな荷重で接着剤201に押し付けられる。
部品100が接着剤201に押し付けられて実装されるときには、主制御部30は、リニアエンコーダ19のパルスカウントによりボイスコイルモータ6の駆動軸6aの位置を検出し、実装ヘッド14が、部品100を接着剤201の適切な深さまで押し込んだ状態にまで達しているか否かを監視する。そして、主制御部30は、部品100の押し付け位置が予め設定された位置に達した時点で押付完了とし、ステップS116からS117に進んで部品100の吸着動作を終了させる。即ち、主制御部30はステップS117で吸着駆動部36に指示して部品100の吸着動作を停止させ、実装ヘッド14の吸着保持部17cから部品100を切り離す。
ステップS118で主制御部30は、再びモータコントローラ35に指示してボイスコイルモータ6による部品実装部4に与える荷重を100gの状態に切り換えて、ベース体13の被規制部13cがストッパー11の規制部11aに安定した状態で押し付けられるようにする。
そして、ステップS119で、モータコントローラ35に指示してZモータ52を駆動させ、実装ヘッド14を実装位置から上昇させる。
ステップS102に戻り、終了でなければステップS103から、次の部品100の実装動作制御を実行する。一方、実装動作処理を終了する場合には、ステップS102からS120に進み、終了処理として、例えば、実装ヘッド14の所定位置への待避などを行った後に一連の制御を終了させる。
<プログラム>
上記した実施の形態のプログラムは、図5乃至図8に示した部品100の実装動作処理を、例えば、CPU、DSP(Digital Signal Processor)等の演算処理装置に実行させるプログラムである。
即ち、プログラムは、所定の位置において実装ヘッド14に保持された部品100の被実装物200に対する水平面内における向きを検出する処理と、検出された部品100の水平面内における向きに基づいてスイベルステージ8bを回動させて被実装物200の向きに応じて部品100の向きを調整する処理と、昇降ベース3と部品実装部4を所定の位置から下方へ移動させて実装ヘッド14によって被実装物200に部品100を実装する処理と、昇降ベース3と部品実装部4を上方へ移動させる処理とを演算処理装置に実行させるプログラムである。
このようなプログラムは、部品実装装置1に内蔵されている記録媒体としてのメモリ部34、或いは、HDD(Hard Disk Drive)等や、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記録しておくことができる。
また、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))、磁気ディスク、半導体メモリ、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記録媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
このようなプログラムは部品実装装置1及び部品実装装置1による部品100の実装方法に好適である。
<まとめ>
以上に記載した通り、部品実装装置1、部品実装装置1による部品100の実装方法及び部品実装装置1のプログラムにあっては、昇降ベース3に上下方向に延びる回動中心軸Sを支点として回動可能とされ実装ヘッド14を変位させるスイベルステージ8bが設けられ、スイベルステージ8bの回動軌跡が回動中心軸Sを基準とした半径方向において実装ヘッド14から離隔した位置に設定されている。
従って、実装ヘッド14の上方にスイベルステージ8bが存在することがなく、実装ヘッド14の上方に、例えば、部品100の位置を検出するための撮影機構等の他の機構を配置することが可能となり、その分、設計の自由度の向上を図ることができる。
また、スイベルステージ8bに対して回動するための駆動力がベルトによってスイベルステージ8aに伝達される構成とされていないため、ベルトの撓みによる部品100の位置の変動と言う不具合を生じることがなく、部品100の被実装物200に対する実装精度の向上を図ることができる。
さらに、実装ヘッド14に昇降ベース3側から回動中心軸S側へ突出されたアーム部17が設けられ、アーム部17の先端部が部品100を吸着して保持する吸着保持部17cとして設けられている。
従って、スイベルステージ8bと吸着保持部17cが回動中心軸Sに直交する方向において離隔して位置され、部品100を回動中心軸Sに近付けることが可能とされ、回動中心軸Sの軸回り方向における部品100の位置精度の向上を図ることができる。
さらにまた、吸着保持部17cが回動中心軸Sに交わる位置に設けられているため、吸着保持部17cに吸着されて保持された部品100の中央が回動中心軸Sに一致され、部品100を回動中心軸Sを支点として回転させることが可能となり、部品100の被実装物200に対する位置決め制御を容易に行うことができる。
加えて、吸着保持部17cの水平方向における両側に少なくとも上方に開口され部品100を撮影するための撮影用空間18、18が形成されているため、部品100を上方から撮影することができ、撮影用空間18、18をカメラの配置スペースとして有効活用することができると共に部品100の正確な撮影が可能となり部品100の位置精度の向上を図ることができる。
上記した技術の最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…部品実装装置
2…支持ベース
3…昇降ベース
4…部品実装部
8b…スイベルステージ
14…実装ヘッド
17…アーム部
17c…吸着保持部
18…撮影用空間
100…部品
200…被実装物

Claims (6)

  1. 支持ベースに上下方向へ移動自在に支持された昇降ベースと、
    保持した部品を被実装物に実装する実装ヘッドを有すると共に前記昇降ベースに上下方向へ移動自在に支持された部品実装部とを備え、
    前記昇降ベースに上下方向に延びる回動中心軸を支点として回動可能とされ前記実装ヘッドを変位させるスイベルステージが設けられ、
    前記スイベルステージの回動軌跡が前記回動中心軸を基準とした半径方向において前記実装ヘッドから離隔した位置に設定された
    ことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記実装ヘッドに、前記昇降ベース側から前記回動中心軸側へ突出されたアーム部が設けられ、
    前記アーム部の先端部が前記部品を吸着して保持する吸着保持部として設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記吸着保持部が前記回動中心軸に交わる位置に設けられた
    ことを特徴とする請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記吸着保持部の水平方向における両側に、少なくとも上方に開放され前記部品を撮影するための撮影用空間が形成された
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の部品実装装置。
  5. 支持ベースに上下方向へ移動自在に支持された昇降ベースと、保持した部品を被実装物に実装する実装ヘッドを有すると共に前記昇降ベースに上下方向へ移動自在に支持された部品実装部とを備え、前記昇降ベースに上下方向に延びる回動中心軸を支点として回動可能とされ前記実装ヘッドを変位させるスイベルステージが設けられ、前記スイベルステージの回動軌跡が前記回動中心軸を基準とした半径方向において実装ヘッドから離隔した位置に設定された部品実装装置による部品の実装方法であって、
    所定の位置において前記実装ヘッドに保持された前記部品の前記被実装物に対する水平面内における向きが検出され、
    検出された前記部品の水平面内における向きに基づいて前記スイベルステージが回動され前記被実装物の向きに応じて前記部品の向きが調整され、
    前記昇降ベースと前記部品実装部が前記所定の位置から下方へ移動されて前記実装ヘッドによって前記被実装物に前記部品が実装され、
    前記昇降ベースと部品実装部が上方へ移動される
    ことを特徴とする部品実装装置による部品の実装方法。
  6. 支持ベースに上下方向へ移動自在に支持された昇降ベースと、保持した部品を被実装物に実装する実装ヘッドを有すると共に前記昇降ベースに上下方向へ移動自在に支持された部品実装部とを備え、前記昇降ベースに上下方向に延びる回動中心軸を支点として回動可能とされ前記実装ヘッドを変位させるスイベルステージが設けられ、前記スイベルステージの回動軌跡が前記回動中心軸を基準とした半径方向において実装ヘッドから離隔した位置に設定された部品実装装置の制御手段に、前記部品の前記被実装物に対する実装処理を実行させるプログラムであって、
    所定の位置において前記実装ヘッドに保持された前記部品の前記被実装物に対する水平面内における向きを検出する処理と、
    検出された前記部品の水平面内における向きに基づいて前記スイベルステージを回動させ前記被実装物の向きに応じて前記部品の向きを調整する処理と、
    前記昇降ベースと前記部品実装部を前記所定の位置から下方へ移動させて前記実装ヘッドによって前記被実装物に前記部品を実装する処理と、
    前記昇降ベースと部品実装部を上方へ移動させる処理とを実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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