JP6121693B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Description
このヒートポンプを用いた乾燥は、ヒータを用いた乾燥に比べて、エネルギー効率に優れると共に、加熱温度が低く、しわや縮みが少ない等のメリットがある。
そこで、冷凍サイクルの減圧手段としてキャピラリーチューブを使用したヒートポンプを用いながらも、着霜によるヒートポンプの運転不良を防止できる衣類乾燥機を提供する。
制御装置47の制御に基づいて行われる乾燥行程について説明する。なお、乾燥行程は、洗濯行程(これは洗剤洗い行程、すすぎ洗い行程、脱水行程を含む)の後に実行されることもあるし、単独で実行されることもある。
次のステップS30では、圧縮機36を現在設定されている運転周波数この場合60Hzで運転すると共に、送風機26の送風機モータ33を現在設定されている回転数この場合4000rpmで駆動する(送風機26を運転する)。この送風機26の運転により、遠心羽根車32の送風作用で、図1に実線矢印Eで示すように、循環空気流が発生する。すなわち、水槽2内の空気が排気口13から還風ダクト24及び接続ホース25を経て通風ダクト22内に流入する。また、この時に、ヒートポンプ37の圧縮機36の運転により、ヒートポンプ37に封入された冷媒が圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器35に流れて、通風ダクト22内の空気と熱交換する。その結果、通風ダクト22内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、キャピラリーチューブ43を通過して減圧された後、蒸発器34に流入し、気化する。それにより、蒸発器34は通風ダクト22内の空気を冷却する。蒸発器34を通過した冷媒は圧縮機36に戻る。
このステップS120で未だ乾燥終了条件となっていないと判断すると前記ステップS30に移行し、乾燥終了条件となったと判断すると、ステップS130で各機器(洗濯機モータ18、圧縮機36、送風機26)の運転を停止して乾燥行程を終了する。
この温度変化が−1℃以下(温度変化が下がる方向)であれば(ステップT20の判断で「YES」)、圧縮機36の運転周波数を、現在設定の運転周波数に対して10Hz下げるように調整すると共に、送風機26の回転数を、現在設定の回転数に対して500rpm上げるように調整する(ステップT30)。
温度変化が+1℃超(温度変化が上がる方向)の場合には(ステップT40の判断で「NO」)、圧縮機36の運転周波数を、現在設定の運転周波数に対して調整値0(そのまま)とすると共に、送風機26の回転数を、現在設定の回転数に対して調整値0(そのまま)とする(ステップT60)。
前記ステップS80(運転制御(B))の制御内容を示す図6において、ステップU10では所定時間間隔(例えば10分間隔)での蒸発器34の温度変化(検出温度の変化)を算出する。
前記温度変化が−1℃超〜1℃以下の場合(ステップU40の判断で「YES」)には、圧縮機36の運転周波数を、現在設定の運転周波数に対して調整値0とする(そのまま)と共に、送風機26の回転数を、現在設定の回転数に対して125rpm上げるように調整する(ステップU50)。
この場合も、制御装置47は、温度変化が、−1℃以下の場合(下がる方向であると判断した場合)では、+1℃超の場合(上がる方向であると判断した場合)に比して、相対的に圧縮機36の運転能力を下げると共に送風機26の送風能力を上げる制御を行う。
この温度変化が−1℃以下であれば(ステップV20の判断で「YES」)、圧縮機36の運転周波数を、現在設定の運転周波数に対して3Hz下げるように調整すると共に、送風機26の回転数を、現在設定の回転数に対して150rpm上げるように調整する(ステップV30)。
温度変化が+1℃超の場合には(ステップV40の判断で「NO」)、圧縮機36の運転周波数を、現在設定の運転周波数に対して6Hz上げるように調整すると共に、送風機26の回転数を、現在設定の回転数に対して調整値0(そのまま)とする(ステップV60)。
この場合も、制御装置47は、温度変化が、−1℃以下の場合(下がる方向であると判断した場合)では、+1℃超の場合(上がる方向であると判断した場合)に比して、相対的に圧縮機36の運転能力を下げると共に送風機26の送風能力を上げる制御を行う。
このような実施形態によれば、蒸発器温度センサ46による検出温度の変化が下がる方向であるか上がる方向であるかを判定するようにしている。ここで、検出温度の変化が下がる方向であるということは、蒸発器34に対する着霜が発生する方向又は着霜量が増加する傾向にあると判断できる。逆に、検出温度の変化が上がる方向であるということは、着霜が無い又は着霜が発生しない傾向にあると判断できる。
ここで、線L1で示すように圧縮機36の第1の運転周波数が40Hzであってその後順次運転周波数を上げる制御パターンであると、冷凍サイクルの始動性が悪いと共に冷凍サイクルの能力も低く、乾燥所要時間が過度に長くなってしまい、実用的でない。一方、線Lkで示すように第1の運転周波数が60Hzであってその後順次運転周波数を上げる制御パターンであると、乾燥所要時間がさほど長くならないと共に、蒸発器34(又は室温)の初期温度が5℃を若干下回って、一旦着霜が発生したとしても着霜が解消することが保障され、且つ、その後の運転周波数の増加によって乾燥所要時間の減縮を図り得るものであり、この制御パターンを、乾燥所要時間の長時間化を抑えつつ着霜を抑制するための制御パターンとして採用できる。
次のステップW70では、ステップW60の実行時点からの経過時間が、第2の運転時間30分を経過したか否かを判断し、経過すれば、ステップW80に移行して圧縮機36の運転周波数を所定運転周波数80Hzに変更して運転する。
次のステップW110では、ステップW100の実行時点からの経過時間が、第4の運転時間(これは乾燥運転終了判断まで)となったか否かを判断し、乾燥運転終了が判断されれば、ステップW120に移行して各機器(洗濯機モータ18、圧縮機36、送風機26)の運転を停止して乾燥行程を終了する。
Claims (3)
- 外箱と、
前記外箱内に設けられ排気口と給気口とを有する乾燥室と、
前記乾燥室外に設けられ前記排気口と前記給気口とを連通する循環風路と、
この循環風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を前記排気口から前記循環風路内に流入させて前記給気口から前記乾燥室内に供給するように循環させる送風機と、
圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ、蒸発器を冷媒管で閉ループに繋いで構成された冷凍サイクルを備えると共に、前記蒸発器を前記循環風路内に設け且つ前記凝縮器を前記循環風路内に前記蒸発器より空気の流れに対して下流側に設けてなるヒートポンプと、
前記送風機が前記乾燥室内の空気を前記排気口から前記循環風路内に流入させて前記給気口から前記乾燥室内に供給するように循環させている状態で、前記圧縮機の運転周波数を下げ、前記送風機の回転数を上げることにより、前記蒸発器の着霜を抑制する制御手段と、
を備えた衣類乾燥機。 - さらに、前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサを備え、
前記制御手段は、前記蒸発器温度センサによる検出温度の変化が下がる方向であるか上がる方向であるかを判定し、前記検出温度の変化が下がる方向であると判定した時には、上がる方向であると判定した場合に比して、前記圧縮機の運転能力を相対的に下げると共に送風機の送風能力を相対的に上げる制御を実行する請求項1に記載の衣類乾燥機。 - さらに、記憶手段を備え、
前記記憶手段には、乾燥運転開始から前記蒸発器に着霜が発生しないことが保障される又は着霜が発生しても着霜が解消することが保障される前記圧縮機の上限運転能力及び当該上限運転能力での運転時間を夫々初期運転能力及び初期運転時間として記憶すると共に、前記初期運転能力より高い所定運転能力及びこれに対応した所定運転時間を記憶し、
前記制御手段は、乾燥運転開始から前記記憶された初期運転時間は前記圧縮機を前記記憶された初期運転能力で運転制御し、前記初期運転時間が経過した以後は前記圧縮機を前記所定運転能力と前記所定運転時間とに基づいて運転制御する請求項1に記載の衣類乾燥機。
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