JP6117633B2 - エレベータ用ブレーキ機構点検装置 - Google Patents

エレベータ用ブレーキ機構点検装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6117633B2
JP6117633B2 JP2013133006A JP2013133006A JP6117633B2 JP 6117633 B2 JP6117633 B2 JP 6117633B2 JP 2013133006 A JP2013133006 A JP 2013133006A JP 2013133006 A JP2013133006 A JP 2013133006A JP 6117633 B2 JP6117633 B2 JP 6117633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
pad
brake pad
image
brake mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013133006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015006945A (ja
Inventor
博道 北原
博道 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2013133006A priority Critical patent/JP6117633B2/ja
Publication of JP2015006945A publication Critical patent/JP2015006945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6117633B2 publication Critical patent/JP6117633B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エレベータの乗りかごの巻上機に対する電磁式ブレーキ機構(電磁ブレーキ)の状態を点検するためのエレベータ用ブレーキ機構点検装置に関する。
従来、エレベータの電磁ブレーキは、重要な安全装置の一つであり、万一調整不良が発生すると、モータの制動が利かなくなって乗りかごの落下事故を発生する懸念があるため、定期的に保守点検を行う必要がある。周知の保守点検手法では、電磁ブレーキにおけるブレーキディスクとブレーキパッドとの開き寸法、及びブレーキパッドの磨耗量を計測するもので、保守点検員が定期的に現場に出向き、電磁ブレーキを分解して寸法計測を実施しているのが実情であるため、ブレーキ機構の点検の自動化が望まれている。
そこで、このような要望に応えるための技術開発もなされており、例えばエレベータの保守作業時間を短縮できるようにした「エレベータの電磁ブレーキ点検装置」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開2011−148578号公報
上述した特許文献1に係る技術は、電磁ブレーキの可動プレートに連動して、この可動プレートよりも大きく変位する被検出体を設け、その被検出体の変位量を距離センサによって検出し、距離センサの検出結果(出力)に基づいてブレーキパッドの異常磨耗の有無を判定するものであるが、係る技術では可動側と固定側とに存在するブレーキパッドの磨耗を加算して測定しているために個々の磨耗量を計測することができないばかりでなく、ブレーキディスクがどちらかに偏ってブレーキディスクとブレーキパッドとの開き寸法が不正な状態になっていても異常を検出することができないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、電磁式ブレーキ機構におけるブレーキディスクとブレーキパッドとの開き寸法、並びに可動側と固定側とに存在するブレーキパッドの磨耗量を適確に自動計測できるエレベータ用ブレーキ機構点検装置を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明は、モータにより回転駆動される駆動軸と共に回転するブレーキディスクを固定側ブレーキパッドと可動側ブレーキパッドとの間で挟圧することで当該駆動軸を制動する電磁式ブレーキ機構の状態を点検するためのエレベータ用ブレーキ機構点検装置であって、前記電磁式ブレーキ機構を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドとの開き寸法、並びに当該固定側ブレーキパッド及び当該可動側ブレーキパッドの厚さを計測した結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより当該電磁式ブレーキ機構の状態の診断を行う画像診断装置とを備え、前記撮像部は、撮像領域の中心が前記ブレーキディスクの径方向に延在する箇所に設置されており、前記画像診断装置は、前記画像に基づいて前記開き寸法、前記厚さを計測する画像計測部と、前記画像計測部による計測結果が前記所定の範囲内であるか否かを判定する判定部とを備え、前記判定部は、前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドにおける同一のブレーキパッドの前記開き寸法が所定値以上異なってばらつきが有る場合には当該ブレーキパッドを片当り状態と判定すると共に、異なるブレーキパッドの当該開き寸法が所定値以上異なってばらつきが有る場合には当該ブレーキパッドを片減り状態と判定することを特徴とする。
また、本発明は、モータにより回転駆動される駆動軸と共に回転するブレーキディスクを固定側ブレーキパッドと可動側ブレーキパッドとの間で挟圧することで当該駆動軸を制動する電磁式ブレーキ機構の状態を点検するためのエレベータ用ブレーキ機構点検装置であって、前記電磁式ブレーキ機構を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドとの開き寸法、並びに当該固定側ブレーキパッド及び当該可動側ブレーキパッドの厚さを計測した結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより当該電磁式ブレーキ機構の状態の診断を行う画像診断装置とを備え、前記撮像部は、撮像領域の中心が前記ブレーキディスクの径方向に延在する箇所に設置されており、前記画像診断装置は、前記画像に基づいて前記開き寸法、前記厚さを計測する画像計測部と、前記画像計測部による計測結果が前記所定の範囲内であるか否かを判定する判定部とを備え、前記判定部は、前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッドとの距離が所定値よりも小さい場合には当該ブレーキディスクの固渋状態であると判定することを特徴とする。
本発明によれば、上記構成により、電磁式ブレーキ機構におけるブレーキディスクとブレーキパッドとの開き寸法、並びに可動側と固定側とに存在するブレーキパッドの磨耗量を適確に自動計測できるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係るエレベータ用ブレーキ機構点検装置の基本構成を周辺装置の接続形態を含めて示したブロック図である。 図1に示すエレベータ用ブレーキ機構点検装置に備えられる撮像部により撮像した電磁式ブレーキ機構の要部における配置関係を示す画像である。 図1に示すエレベータ用ブレーキ機構点検装置に備えられる電磁式ブレーキ機構のエレベータ停止時でのブレーキ動作状態を示した図である。
以下に、本発明のエレベータ用ブレーキ機構点検装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るエレベータ用ブレーキ機構点検装置の基本構成を周辺装置の接続形態を含めて示したブロック図である。このエレベータ用ブレーキ機構点検装置は、モータ1により回転駆動される駆動軸(ここではモータ軸2そのものを示すが、略図するモータ1に取り付けられる巻上機の駆動軸とみなしても良い)と共に回転するブレーキディスク3を固定側ブレーキパッドと可動側ブレーキパッドとの間で挟圧することでモータ軸2を制動する電磁式ブレーキ機構の状態を点検するためのもので、電磁式ブレーキ機構を撮像する撮像部としてのカメラ20と、カメラ20により撮像された電磁式ブレーキ機構の画像に基づいてブレーキディスク3と固定側ブレーキパッド及び可動側ブレーキパッドとの開き寸法、並びに固定側ブレーキパッド及び可動側ブレーキパッドの厚さを計測した結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより電磁式ブレーキ機構の状態の診断を行う画像診断装置21と、を備えて構成される。また、ここでは画像診断装置21には電磁式ブレーキ機構の状態の診断結果を監視する監視装置29が接続され、この監視装置29が通信回線30を介して監視センタ31と接続されるシステム構成としている。
このうち、電磁式ブレーキ機構における固定側ブレーキパッドは、モータ軸2に装着されたブレーキディスク3のモータ1側の面となる内側に配置された内側固定部4aに取り付けられた内側パッドプレート7a及びこれに取り付けられた内側パッド6aから構成される。また、電磁式ブレーキ機構における可動側ブレーキパッドは、モータ軸2に装着されたブレーキディスク3のモータ1側とは反対側の面となる外側に配置された外側固定部4bに取り付けられた押さえバネ8及び励磁式マグネット9を介在させて励磁式マグネット9の電磁吸引力が押さえバネ8の付勢力に打ち勝って吸引される外側パッドプレート7b及びこれに取り付けられた外側パッド6bから構成される。
即ち、電磁式ブレーキ機構は、図示しないエレベータの乗りかごが昇降運転で走行するとき、図示しない制御装置によって励磁式マグネット9が励磁された場合に励磁式マグネット9の電磁吸引力が押さえバネ8の付勢力に打ち勝って外側パッドプレート7bを吸引し、その結果、ブレーキディスク3がモータ軸2の回転方向に同期して回転するに従い、モータ軸2の延存方向に摺動して内側パッド6aと外側パッド6bとの中間位置に移動することになる。因みに、上述した開き寸法は、ブレーキディスク3と固定側ブレーキパッドとしての内側パッド6a及び可動側ブレーキパッドとしての外側パッド6bとの距離(間隔)を示すもので、厚さは内側パッド6a及び外側パッド6bの厚さ寸法を示すものである。
画像診断装置21は、カメラ20からの撮像情報に照合される基準パターンを格納した基準パターン部23と、カメラ20からの撮像情報を基準パターン部23の基準パターンと照合してパターン認識を行って画像処理するパターン認識部22と、パターン認識部22で画像処理された画像に基づいてブレーキディスク3と内側パッド6a及び外側パッド6bとの開き寸法、内側パッド6a及び外側パッド6bの厚さを計測する画像計測部24と、励磁マグネット9に対してブレーキ信号線28により接続されて電磁吸引力のデータがブレーキ信号として伝送され、その励磁が消失した状態を確認して画像計測部24による計測結果と比較照合するための所定の判定値を格納した判定値格納用データベース27を具備すると共に、画像計測部24による計測結果が所定の範囲内であるか否かを判定する判定部25と、を備えて構成される。
図2は、カメラ20により撮像した電磁式ブレーキ機構の要部における配置関係を示す画像である。図2を参照すれば、ここでの電磁式ブレーキ機構の要部の画像はパターン認識部22で画像処理して得られるもので、構成上はブレーキディスク3に対する内側パッドプレート7a及び内側パッド6aと外側パッドプレート7b及び外側パッド6bとの配置関係を示している。画像計測部24では、図2中に示すブレーキディスク3に対する内側パッド6aの一端側での開き寸法a1、及び内側パッド6aの一端側での厚さa2と、ブレーキディスク3に対する内側パッド6aの他端側での開き寸法b1、及び内側パッド6aの他端側での厚さb2と、ブレーキディスク3に対する外側パッド6bの一端側での開き寸法c1、及び外側パッド6bの一端側での厚さc2と、ブレーキディスク3に対する外側パッド6bの他端側での開き寸法d1、及び外側パッド6bの他端側での厚さd2と、が計測される。因みに、図1及び図2に示されるように、カメラ20は、撮像領域の中心がブレーキディスク3の径方向に延在する箇所に設置されている。
図3は、上述した電磁式ブレーキ機構のエレベータ停止時でのブレーキ動作状態を示した図である。図3を参照すれば、ブレーキ動作状態では、エレベータの乗りかごが停止して制御装置が励磁マグネット9の励磁を停止することで電磁吸引力が消失するため、押さえバネ8の付勢力が働いて外側パッドプレート7b及び外側パッド6bが移動し、外側パッド6bがブレーキディスク3の一面側に当接した状態で移動を続けてブレーキディスク3の他面側が内側パッド6aに当接する状態に至った時点で外側パッド6b及び内側パッド6aによるブレーキディスク3の挟圧状態となり、これによってモータ1のモータ軸2が制動される。
実施例1に係るエレベータ用ブレーキ機構点検装置では、エレベータの乗りかごが走行中に画像診断装置21がカメラ20で撮像した電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて状態の診断を行う。動作上では、カメラ20による撮像がパターン認識部22でパターン認識され、基準パターン部23の基準パターンに基づいてブレーキディスク3に対する内側パッドプレート7a及び内側パッド6aと外側パッドプレート7b及び外側パッド6bとが認識され、これらの画像を受けて画像計測部24が図2に示したようなブレーキディスク3と内側パッド6a及び外側パッド6bとの開き寸法a1、b1、c1、d1、並びに内側パッド6a及び外側パッド6bの厚さa2、b2、c2、d2を計測する。判定部25では、ブレーキ信号線28のブレーキ信号で電磁吸引力の消失した状態を確認した上で画像計測部24による計測結果を判定値用データベース27の所定の判定値と比較し、計測結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより電磁式ブレーキ機構の状態を診断する。診断の結果、範囲外で異常がある場合には監視装置29が通信回線30を介して監視センタ31へ通報する。
ところで、上述した画像計測部24で計測されるブレーキディスク3と内側パッド6a及び外側パッド6bとの開き寸法a1、b1、c1、d1について、ブレーキディスク3と内側パッド6aとの開き寸法a1、b1又はブレーキディスク3と外側パッド6bとの開き寸法c1、d1は、同一ブレーキパッドの計測値であるため、通常は同一の値となるが、開き寸法a1、b1や開き寸法c1、d1が所定値以上異なってばらつきが有る場合には、判定部25でそのブレーキパッドを片当りが発生している片当り状態と判定することができる。
また、異なるブレーキパッドの開き寸法a1、c1又は開き寸法b1、d1は通常同一の値となるが、開き寸法a1、c1や開き寸法b1、d1が所定値以上異なってばらつきが有る場合には、判定部25でそのブレーキパッドを片減りが発生している片減り状態と判定することができる。
更に、エレベータの乗りかごの運転時には、ブレーキディスク3と内側固定部4aとの距離(寸法)は、磨耗とは無関係で一定であるが、この距離(開き寸法a1及び厚さa2の和又は開き寸法b1及び厚さb2の和)が変化して所定値よりも小さくなった場合には、判定部25でブレーキディスク3が通常の位置に戻らずに固渋が発生した固渋状態であると判定することができる。
何れにしても、実施例1に係るエレベータ用ブレーキ機構点検装置によれば、画像診断装置21において、カメラ20が撮像した電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて画像計測部24によりブレーキディスク3と固定側ブレーキパッド(内側パッド6a)及び可動側ブレーキパッド(外側パッド6b)との開き寸法a1、b1、c1、d1、並びに固定側ブレーキパッド(内側パッド6a)及び可動側ブレーキパッド(外側パッド6b)の厚さa2、b2、c2、d2を計測した結果を受けて判定部25により電磁式ブレーキ機構の状態を診断するため、電磁式ブレーキ機構におけるブレーキディスク3とブレーキパッドとの開き寸法、並びに可動側と固定側とに存在するブレーキパッドの磨耗量を適確に自動計測できるようになる。結果として、従来のように保守点検員が定期的にエレベータを停止させて電磁式ブレーキ機構を分解して実施していた計測点検による診断を特別な診断運転用の動作モードを要することなく、エレベータを停止させずに通常運転のままで自動的に実施できることにより、利用者(乗客)がエレベータを利用できない保守点検作業時の不稼動時間を低減させて利便性を向上することができる。また、通常運転中に診断を行うことができるため、常時診断を行うことが可能であり、異常が見つかった場合には監視装置29により通信回線30経由で監視センタ31に通報して監視センタ31側の監視員が即座に対処することができる。更に、診断結果に異常が見つからなくても、各部の磨耗を含めた計測値を判定部25を通して受けた監視装置29が通信回線30を介して監視センタ31に通知する機能を持たせることもできるため、画像診断装置21で異常診断される前に監視センタ31側で計測値を管理することで監視員による保守点検用の監視や管制の機能を充実させることができる。
1 モータ
2 モータ軸
3 ブレーキディスク
4a 内側固定部
4b 外側固定部
6a 内側パッド
6b 外側パッド
7a 内側パッドプレート
7b 外側パッドプレート
8 押さえバネ
9 励磁式マグネット
20 カメラ
21 画像診断装置
22 パターン認識部
23 基準パターン部
24 画像計測部
25 判定部
27 判定値格納用データベース
28 ブレーキ信号線
29 監視装置
30 通信回線
31 監視センタ
a1、b1、c1、d1 開き寸法
a2、b2、c2、d2 厚さ

Claims (2)

  1. モータにより回転駆動される駆動軸と共に回転するブレーキディスクを固定側ブレーキパッドと可動側ブレーキパッドとの間で挟圧することで当該駆動軸を制動する電磁式ブレーキ機構の状態を点検するためのエレベータ用ブレーキ機構点検装置であって、
    前記電磁式ブレーキ機構を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドとの開き寸法、並びに当該固定側ブレーキパッド及び当該可動側ブレーキパッドの厚さを計測した結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより当該電磁式ブレーキ機構の状態の診断を行う画像診断装置とを備え、
    前記撮像部は、撮像領域の中心が前記ブレーキディスクの径方向に延在する箇所に設置されており、
    前記画像診断装置は、前記画像に基づいて前記開き寸法、前記厚さを計測する画像計測部と、前記画像計測部による計測結果が前記所定の範囲内であるか否かを判定する判定部とを備え、
    前記判定部は、前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドにおける同一のブレーキパッドの前記開き寸法が所定値以上異なってばらつきが有る場合には当該ブレーキパッドを片当り状態と判定すると共に、異なるブレーキパッドの当該開き寸法が所定値以上異なってばらつきが有る場合には当該ブレーキパッドを片減り状態と判定することを特徴とするエレベータ用ブレーキ機構点検装置。
  2. モータにより回転駆動される駆動軸と共に回転するブレーキディスクを固定側ブレーキパッドと可動側ブレーキパッドとの間で挟圧することで当該駆動軸を制動する電磁式ブレーキ機構の状態を点検するためのエレベータ用ブレーキ機構点検装置であって、
    前記電磁式ブレーキ機構を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記電磁式ブレーキ機構の画像に基づいて前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッド及び前記可動側ブレーキパッドとの開き寸法、並びに当該固定側ブレーキパッド及び当該可動側ブレーキパッドの厚さを計測した結果が所定の範囲内であるか否かを判定することにより当該電磁式ブレーキ機構の状態の診断を行う画像診断装置とを備え、
    前記撮像部は、撮像領域の中心が前記ブレーキディスクの径方向に延在する箇所に設置されており、
    前記画像診断装置は、前記画像に基づいて前記開き寸法、前記厚さを計測する画像計測部と、前記画像計測部による計測結果が前記所定の範囲内であるか否かを判定する判定部とを備え
    前記判定部は、前記ブレーキディスクと前記固定側ブレーキパッドとの距離が所定値よりも小さい場合には当該ブレーキディスクの固渋状態であると判定することを特徴とするエレベータ用ブレーキ機構点検装置。
JP2013133006A 2013-06-25 2013-06-25 エレベータ用ブレーキ機構点検装置 Active JP6117633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133006A JP6117633B2 (ja) 2013-06-25 2013-06-25 エレベータ用ブレーキ機構点検装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133006A JP6117633B2 (ja) 2013-06-25 2013-06-25 エレベータ用ブレーキ機構点検装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015006945A JP2015006945A (ja) 2015-01-15
JP6117633B2 true JP6117633B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52337579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013133006A Active JP6117633B2 (ja) 2013-06-25 2013-06-25 エレベータ用ブレーキ機構点検装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6117633B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110316632A (zh) * 2019-07-15 2019-10-11 江苏省特种设备安全监督检验研究院 一种电梯轿门门刀与层门地坎间隙智能检测仪及其方法
CN111426489A (zh) * 2020-04-26 2020-07-17 上海聚阔自动化设备有限公司 汽车制动钳耐久检测装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105347128B (zh) * 2015-11-27 2018-04-10 日立电梯(中国)有限公司 电梯监控方法及电梯刹车盘监控系统
CN105698683B (zh) * 2016-03-22 2018-01-23 嘉兴市兴嘉汽车零部件制造有限公司 皮带轮跳动检测装置及检测方法
JP6787093B2 (ja) * 2016-12-06 2020-11-18 日本製鉄株式会社 ディスクブレーキ装置とディスクブレーキ監視方法
CN107314906B (zh) * 2017-08-11 2019-09-20 安徽理工大学 一种汽车电子机械制动系统实验台
CN107314905B (zh) * 2017-08-11 2020-07-24 安徽理工大学 一种汽车电子制动系统模拟执行器
CN107290159B (zh) * 2017-08-11 2019-09-20 安徽理工大学 一种汽车电子制动模拟系统
CN107747901A (zh) * 2017-12-06 2018-03-02 中国石油大学(华东) 一种新的刹车片厚度实时连续检测系统
CN112240363B (zh) * 2020-09-18 2022-02-25 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯制动器的制动检测方法、装置、系统和计算机设备
JP7399125B2 (ja) 2021-01-08 2023-12-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 電磁ブレーキ動作補償装置
CN115402895A (zh) * 2021-05-28 2022-11-29 奥的斯电梯公司 抱闸监控电路系统、电梯系统以及抱闸监控方法
CN113375624A (zh) * 2021-07-07 2021-09-10 中国汽车工程研究院股份有限公司 一种商用车制动盘dtv的测量及数据处理方法
CN115043290A (zh) * 2022-07-06 2022-09-13 大连沣毅电力科技有限公司 一种基于机器视觉的电梯制动器可靠性检测方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993005358A1 (en) * 1991-09-09 1993-03-18 Kawasaki Steel Corporation Automatic apparatus for measuring brake block of railway car
JP2000161404A (ja) * 1998-11-20 2000-06-16 Nec Corp 自動車用ブレーキパット残量検出装置
JP3515397B2 (ja) * 1998-11-30 2004-04-05 東日本旅客鉄道株式会社 制輪子摩耗計測装置及び制輪子摩耗計測方法
JP4115260B2 (ja) * 2001-12-11 2008-07-09 株式会社日立ビルシステム エレベータ異常検出装置
JP2004338863A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの異常検出装置
JP2006315818A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用巻上機の制動装置
JP2011195231A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの巻上機のブレーキ装置
JP2012035971A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの巻上機のブレーキ取付治具
JP2012188176A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110316632A (zh) * 2019-07-15 2019-10-11 江苏省特种设备安全监督检验研究院 一种电梯轿门门刀与层门地坎间隙智能检测仪及其方法
CN110316632B (zh) * 2019-07-15 2020-10-23 江苏省特种设备安全监督检验研究院 一种电梯轿厢门刀与层门地坎间隙智能检测仪
CN111426489A (zh) * 2020-04-26 2020-07-17 上海聚阔自动化设备有限公司 汽车制动钳耐久检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015006945A (ja) 2015-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6117633B2 (ja) エレベータ用ブレーキ機構点検装置
JP4667489B2 (ja) エレベータ用ブレーキ点検システム
US9958020B2 (en) Disc brake having a clearance-monitoring device, and method for monitoring clearance
US9359178B2 (en) Detector for electromagnetic brake
FI117597B (fi) Menetelmä hissin pitojarrun toiminnan ja/tai kunnon määrittämiseksi ja pitojarru
EP3130555A1 (en) Rope and rope groove monitoring
JP2011116485A (ja) エレベーター
US20210171317A1 (en) Elevator brake release monitoring
JP6243683B2 (ja) エレベータのドラムブレーキの点検装置
JP5091992B2 (ja) 電磁ブレーキ及びエレベーター装置
JP6625497B2 (ja) 昇降機用ブレーキの異常診断装置および異常診断方法
WO2016040430A1 (en) Piston stroke sensor arrangement for a brake unit
CN110116948B (zh) 一种制动器故障监测装置及其监测方法
JP4997275B2 (ja) エレベータの診断装置
JP2014076870A (ja) エレベータの点検装置
WO2017072172A1 (en) Sensor-monitored drive engine arrangement for an elevator system
JP2009208955A (ja) エスカレータシステム
JP6939994B2 (ja) 溝摩耗検知装置
JP2010159155A (ja) 昇降機制動システム
CN112638817B (zh) 电梯制动器设备
JP2011148578A (ja) エレベータの電磁ブレーキ点検装置
JP2011214683A (ja) ブレーキシュー及びエレベータのブレーキ装置
JP3765472B2 (ja) マグネットブレーキの診断方法
JP6286323B2 (ja) ライニングの偏摩耗量測定方法及びエレベーター
CN111824884B (zh) 制动衬片监测系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161215

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6117633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150