JP6115655B2 - エンコーダ装置、及び装置 - Google Patents
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Description
本願は、2011年8月23日に出願された特願2011−181401号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
図1は、第1の実施形態によるエンコーダ装置1(位置検出装置)の構成を示す概略ブロック図である。
図2A、2B、及び2Cは、エンコーダ装置1の検出ヘッド9及びスケール6の構成を示す模式図である。図2A−2Cにおいて、スケール6の移動方向をX軸方向、光源部2の照射方向をY軸の正方向として、以下説明する。
ここで、図2Aは、Z軸方向から、検出ヘッド9及びスケール6を見た場合を示す図(Z軸に沿った方向における図)である。また、図2Bは、X軸方向から、検出ヘッド9及びスケール6を見た場合を示す図(X軸に沿った方向における図)である。また、図2Cは、スケール6側から(Y軸方向から)検出ヘッド9(検出基板70)を見た場合を示す図(Y軸に沿った方向における図)である。
なお、本実施形態では、エンコーダ装置1は、変調された照射光をスケール6に照射して、その反射光を受光する反射型のエンコーダ装置の一例について説明する。
また、光源部2は、第1照射光L1を射出する第1光源部21と第2照射光L2を射出する第2光源部22とを有している。
第2光源部22は、例えば、レーザ光を射出するレーザダイオードなどの発光素子であり、変調部80によって光量変調された第2照射光L2を射出する。
第1照射光L1と第2照射光L2とは、時間tに対して周期的に光量が変化(変動)する照射光であり、変調部80によって互いに異なる位相に光量変調されている。
なお、第1光源部21と第2光源部22とは、移動方向(X軸方向)に沿って、所定の位相差が生じる位置関係に配置されている。また、第1光源部21と第2光源部22とは、図2A−2Cに示すように受光部7の受光面と同一面上に配置されている。なお、第1光源部21と第2光源部22との配置の詳細については後述する。
また、受光部7は、第1照射光L1及び第2照射光L2を受光して、受光した第1照射光L1及び第2照射光L2に応じた受光信号を出力する。
変調部80は、変調信号生成部(81、82)を備えている。
変調信号生成部81は、第1光源部21が照射する第1照射光L1の光量変調する変調信号(cosωt)を生成する。この変調信号(cosωt)は、時間tに対して周期的に変動(変化)する信号であり、第1照射光L1の光量を余弦波によって変調する信号である。変調信号生成部81は、生成した変調信号(cosωt)をドライブ部83に供給する。
変調信号生成部82は、第2光源部22が照射する第2照射光L2の光量変調する変調信号(sinωt)を生成する。この変調信号(sinωt)は、時間tに対して周期的に変動(変化)する信号であり、第2照射光L2の光量を正弦波によって変調する信号である。変調信号生成部82は、生成した変調信号(sinωt)をドライブ部84及び同期検波回路部85に供給する。
ドライブ部84は、変調部80の変調信号生成部82から供給された変調信号(sinωt)に応じて、第2光源部22に供給する電流を変動させる。第2光源部22に供給される電流が変動(変化)すると、第2光源部22は、電流の変動(変化)に応じて、第2照射光L2の光量が変動(変化)する。
なお、受光部7が出力する受光信号(sin(ωt+x))の生成原理についての説明は、後述する。
図2Aから図2Cに示すように、第1光源部21と第2光源部22とは、受光部7の受光面と同一面上において、移動方向(X軸方向)に所定の間隔ΔD1開けた位置に配置されている。この所定の間隔ΔD1は、受光素子71〜75のピッチ幅P2の4分の1の間隔である。すなわち、第1光源部21と第2光源部22とは、受光部7の受光面と同一面上において、受光素子71〜75のピッチ幅P2の4分の1の間隔になる位置関係に配置されている。ここで、ピッチ幅P2が1周期(360度)に対応し、ピッチ幅P2の4分の1は、90度(π/2)の位相差に対応する。
また、図4は、本実施形態における第1光源部21及び第2光源部22の照射光による受光信号の波形を示す図である。この図において、横軸はスケール6の移動方向(X軸方向)の位置を示し、縦軸は受光部7が照射光を受光して出力した受光信号レベル(電圧)を示している。
図4において、波形W1は、第1照射光L1に応じた受光信号を示している。第1照射光L1は、スケール6の位置によってパターン61による反射が変化するため、第1照射光L1に応じた受光信号は、波形W1の示すようにスケール6の位置の変位に対して周期的に変動(変化)する。ここでは、波形W1は、正弦波(sin波)状に変動(変化)する。また、波形W1は、第1照射光L1が光量変調されていない場合における受光信号を示している。
図4において、波形W2は、第2照射光L2に応じた受光信号を示している。第2照射光L2は、スケール6の位置によってパターン61による反射が変化するため、第2照射光L2に応じた受光信号は、波形W2の示すようにスケール6の位置の変位に対して周期的に変動(変化)する。ここでは、波形W2は、余弦波(cos波)状に変動(変化)する。また、波形W2は、第2照射光L2が光量変調されていない場合における受光信号を示している。
まず、変調部80の変調信号生成部81は、変調信号(cosωt)を生成して、ドライブ部83に供給する。ドライブ部83は、変調信号生成部81から供給された変調信号(cosωt)に応じて、第1光源部21に供給する電流を変動(変化)させる。
また、変調信号生成部82は、変調信号(sinωt)を生成して、ドライブ部84に供給する。ドライブ部84は、変調信号生成部82から供給された変調信号(sinωt)に応じて、第2光源部22に供給する電流を変動(変化)させる。
このように、第1光源部21と第2光源部22とは、周波数が同一で位相が90度(π/2)ずれた正弦波電流(又は余弦波電流)によって駆動される。
第1照射光L1及び第2照射光L2は、スケール6のパターン61により反射し、受光部7に照射される。
第1照射光L1と第2照射光L2とは、受光部7の受光素子71〜75において、光量が合成された受光信号に変換される。受光部7が出力する受光信号は、三角関数の合成によって、下記の式(2)のように示される。
また、上述のように変調部80がアクチュエータなどの可動部品を用いずに、受光部7は、位相変調信号である受光信号(sin(ωt+x))を得ることができる。そのため、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、変調方式のエンコーダの構成を簡略化することができる。例えば、図2A−2Cに示すように、光源部2と受光部7とを有する検出基板70と、反射型のパターン61を有するスケール6との簡易な構成により、反射型変調方式のエンコーダを実現することができる。すなわち、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、受光部7は、スケール6の位置の変位にともなって、位相が変化する位相変調信号を受光信号(例、sin(ωt+x))として得ることができる。簡易な手段(簡易な構成)により位置情報を含む受光信号を得ることができるため、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、位相が変化する位相変調信号である受光信号(sin(ωt+x))を得ることができるため、同期検波回路部85は、例えば、同期位相検波の手法を用いた簡易な手法により、スケール6の位置を検出することができる。そのため、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
すなわち、第1光源部21と第2光源部22との位置関係によって、第1照射光L1と第2照射光L2との位相差(Δφ)を生成することができる。アクチュエータなどの可動部品を用いる必要がないため、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、スケール6の位置の変位に対する第1照射光L1と第2照射光L2と所定の位相差(Δφ)を90度(π/2)に設定することができる。そのため、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、本実施形態におけるエンコーダ装置1は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
図5は、第2の実施形態によるエンコーダ装置1aの構成を示す概略ブロック図である。図5において、図1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、本実施形態において、エンコーダ装置1aの検出ヘッド9及びスケール6の構成は、第1の実施形態と同様に、図2A−2Cに示す構成になっている。
変調信号生成部82aは、第1照射光L1及び第2照射光L2の光量変調に用いる変調信号(rsinωt)を生成する。ここで、定数rは、変調信号の振幅を表す定数である。この変調信号(rsinωt)は、時間tに対して周期的に変動(変化)する信号である。変調信号生成部82aは、生成した変調信号(rsinωt)を正弦変換部86、余弦変換部87、及び同期検波回路部85に供給する。
図6(a)は、正弦変換部86が生成した第1光源部21の光量変調信号(sin(rsinωt))の波形W3を示している。また、図6(b)は、余弦変換部87が生成した第2光源部22の光量変調信号(cos(rsinωt))の波形W4を示している。
また、図6(c)は、受光部7が第1照射光L1及び第2照射光L2を受光した受光信号(cos(rsinωt+x))の波形W5を示している。
また、変調信号生成部82a及び余弦変換部87は、波形W4のような光量変調信号(cos(rsinωt))を生成して、ドライブ部84に供給する。ドライブ部84は、余弦変換部87から供給された光量変調信号(cos(rsinωt))に応じて、第2光源部22に供給する電流を変動(変化)させる。
このように、第1光源部21と第2光源部22とは、位相が90度(π/2)ずれた正弦波電流(又は余弦波電流)によって駆動される。
第1照射光L1及び第2照射光L2は、スケール6のパターン61により反射し、受光部7に照射される。
第1照射光L1と第2照射光L2とは、受光部7の受光素子71〜75において、光量が合成された受光信号に変換される。受光部7が出力する受光信号は、三角関数の合成によって、下記の式(4)のように示される。
これにより、位相が変化する位相変調信号である受光信号(cos(rsinωt+x))を得ることができるため、デコーダ回路部85aは、例えば、変調型エンコーダの手法を用いた簡易な手法により、スケール6の位置を検出することができる。そのため、本実施形態におけるエンコーダ装置1aは、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、本実施形態におけるエンコーダ装置1aは、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
次に、この所定の位相差(Δφ)を生成する変形例について説明する。
第1の変形例は、光学部材であるガラスブロック4を用いて、上述の所定の位相差(Δφ)を生成する形態である。
図7は、第1の変形例における検出ヘッド9及びスケール6の構成を示す模式図である。なお、図7において、図2A−2Cと同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7において、検出ヘッド9は、光源部2、コリメータレンズ3、ガラスブロック4、インデックス格子5、ミラー(41、42)、及び受光部7を備えている。
ここで、検出ヘッド9の各構成は、検出ヘッド9の支持部材(不図示)に一体的に支持されている。つまり、検出ヘッド9の各構成は、所定の位置関係に固定されて配置されている。
ここで、光束EAによって受光部7に到達する光路を光源部2と受光部7との間の第1の光路LL1とし、光束EBによって受光部7に到達する光路を光源部2と受光部7との間の第2の光路LL2として、以下説明する。
受光部7は、光源部2から第1の光路LL1及び第2の光路LL2を経て到達した第1照射光L1及び第2照射光L2を受光して、受光した第1照射光L1及び第2照射光L2に応じた受光信号を出力する。ここで、受光部7が受光する第1照射光L1及び第2照射光L2は、第1の光路LL1及び第2の光路LL2を経て到達した干渉光になる。
上述のように、ガラスブロック4が第2の光路LL2の間に配置されている場合、光束EBは光束EAに対して位相遅れ(EB位相遅れφ)が生じる。この位相遅れ(EB位相遅れφ)は、下記の式(5)により表される。
また、インデックス格子5とスケール6とによって回折された光束EA及び光束EBを複素振幅により表記すると式(6)として表される。
さらに、受光部7によって受光される光束EAと光束EBとを干渉させて得られる光強度Iは、式(7)として表される。
これにより、アクチュエータなどの可動部品を用いる必要がないため、第1の変形例におけるエンコーダ装置1(又は1a)は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
これにより、ガラスブロック4の厚さDによって、第1照射光L1と第2照射光L2との所定の位相差(Δφ)を任意の値に設定することができる。
第2の変形例は、インデックス格子5のインデックスパターン(51、52)を用いて、上述の所定の位相差(Δφ)を生成する形態である。
図8A、8B、及び8Cは、第2の変形例における検出ヘッド9及びスケール6の構成を示す模式図である。この図8A−8Cにおいて、スケール6の移動方向をX軸方向、光源部2の照射方向をY軸の正方向として、以下説明する。
ここで、図8Aは、Z軸方向から、検出ヘッド9及びスケール6を見た場合を示す図(Z軸に沿った方向における図)である。また、図8Bは、X軸方向から、検出ヘッド9及びスケール6を見た場合を示す図(X軸に沿った方向における図)である。また、図8Cは、光源部2側から(Y軸方向から)インデックス格子5を見た場合を示す図(Y軸に沿った方向における図)である。
なお、図8A−8Cにおいて、図2A−2C、及び図7と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
ここで、検出ヘッド9の各構成は、検出ヘッド9の支持部材(不図示)に一体的に支持されている。つまり、検出ヘッド9の各構成は、所定の位置関係に固定されて配置されている。
コリメータレンズ32は、第2光源部22が射出した第2照射光L2を受光し、Y軸方向の平行光に偏向する。コリメータレンズ32は、偏向した平行光をインデックス格子5のインデックスパターン52に照射する。
インデックスパターン51とインデックスパターン52とは、図8Cに示すように、回折パターンの位置が、スケール6の移動方向(X軸方向)に沿って、所定の間隔ΔD2だけずれて形成(配置)されている。この所定の間隔ΔD2は、回折パターンのピッチ幅P3に対して4分の1の値である。すなわち、インデックスパターン51とインデックスパターン52とは、この所定の間隔ΔD2だけ配置をずらすことにより、上述の所定の位相差(Δφ)を生じさせる。なお、所定の間隔ΔD2が回折パターンのピッチ幅P3に対して4分の1の値である場合、所定の位相差(Δφ)は、90度(π/2)になる。
これにより、アクチュエータなどの可動部品を用いる必要がないため、第1の変形例におけるエンコーダ装置1(又は1a)は、簡易な構成により、位置情報を高精度に検出することができる。
次に、上記の各実施形態におけるエンコーダ装置1(1a)を駆動装置に適用した場合の一実施形態について説明する。
図9は、本実施形態における駆動装置100の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態は、上記の各実施形態におけるエンコーダ装置1(1a)を使用して、移動体を駆動する駆動装置100である。なお、本実施形態では、移動体の一例としてステージ10を駆動するステージ装置について説明する。
エンコーダ装置1(1a)は、スケール6、検出ヘッド9、及び信号処理部8(8a)を備えている。
駆動部11は、ステージ10をスケール6における位置検出方向に相対的に駆動する。
制御部12は、制御信号線C1を介してエンコーダ装置1(1a)の信号処理部8(8a)と接続されている。この制御信号線C1を介して、エンコーダ装置1(1a)は、上述した位置情報を制御部12に供給する。
また、制御部12は、制御信号線C2を介して駆動部11と接続されている。制御部12は、この制御信号線C2を介して駆動部11を制御する。
エンコーダ装置1(1a)が、スケール6の位置情報を高精度に検出することができるため、本実施形態における駆動装置100は、ステージ10の位置情報を高精度に検出することができる。これにより、本実施形態における駆動装置100は、高精度にステージ10の位置を制御することができる。
また、上記の各実施形態において、スケール6がリニアスケールである形態について説明したが、円盤型や扇型のスケール6を用いてロータリー式のエンコーダに適用する形態でもよい。
Claims (10)
- 第1照射光を射出する第1光源部と第2照射光を射出する第2光源部とを有する光源部と、
前記第1照射光の光量及び前記第2照射光の光量を周期的に変調する変調部と、
少なくとも移動方向に前記光源部と相対的に移動可能であって、前記第1照射光及び前記第2照射光が入射し、前記移動方向に沿って形成されたパターンを有するスケールと、
互いに所定の位相差が生じた前記第1照射光及び前記第2照射光を受光する複数の受光素子を有し、受光した前記第1照射光及び前記第2照射光に応じた受光信号を出力する受光部と、
前記受光信号に基づいて、前記移動方向における前記スケールの位置を検出する位置検出部と、を備え、
前記複数の受光素子は、前記移動方向に沿って、それぞれ所定のピッチ幅で受光面上に配置され、
前記第1光源部と前記第2光源部とは、前記受光面と同一面上において、前記第1照射光と前記第2照射光とに90°の位相差を生じさせる間隔で前記移動方向に沿って配置されている、
エンコーダ装置。 - 前記第1光源部と前記第2光源部とは、前記受光素子のピッチ幅の4分の1の間隔で配置されている、
請求項1に記載のエンコーダ装置。 - 前記変調部は、互いに異なる位相で前記第1照射光及び前記第2照射光を変調する、
請求項1又は請求項2に記載のエンコーダ装置。 - 前記第1照射光の光量を変調させる位相と前記第2照射光の光量を変調させる位相との位相差の差分値と、前記第1光源部と前記第2光源部との間隔によって生じる前記所定の位相差の差分値とが同じ値である、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記差分値は、90°である、
請求項4に記載のエンコーダ装置。 - 前記受光部において、同一の前記受光素子が前記第1照射光及び前記第2照射光をともに受光して前記受光信号を出力する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 複数の前記受光素子は、前記受光面上において、前記パターンのピッチ幅の2倍のピッチ幅で配置されている、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記変調部は、前記第1照射光の光量を余弦波によって変調し、前記第2照射光の光量を正弦波によって変調し、
前記受光部は、正弦波状の位相を有する前記第1照射光と、余弦波状の位相を有する前記第2照射光とを受光し、
前記位置検出部は、前記受光信号と、前記第2光源部の光量を変調する変調信号とに基づいて、前記スケールの位置を検出する、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエンコーダ装置。 - 前記変調部は、正弦波によって周期的に変化させた変調信号を正弦関数によって変調した信号に基づいて前記第1照射光の光量を変調し、前記変調信号を余弦関数によって変調した信号に基づいて前記第2照射光の光量を変調して、
前記受光部は、正弦波状の位相を有する前記第1照射光と、余弦波状の位相を有する前記第2照射光とを受光し、
前記位置検出部は、前記受光信号と前記変調信号とに基づいて、前記スケールの位置を検出する
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエンコーダ装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のエンコーダ装置と、
前記スケール又は前記エンコーダ装置の検出ヘッドに接続された移動体と、
を備える装置。
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