JP6112833B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、詳しくは、記録素子間の記録特性のばらつきに起因した濃度むらを抑制するための補正処理された画像データに対してディザマトリクスを用いて量子化を行う画像処理に関するものである。
この種の濃度むらを抑制する補正処理の一例として、特許文献1に記載されるようなヘッドシェーディング(HS)技術が知られている。このHS技術は、記録素子としての、ノズル個々のインク吐出特性(記録特性)に関する情報に応じて補正を行う処理である。例えば、画像データに対して、あるノズルの吐出量が標準より多いという情報である場合には、そのノズルに対応した上記画像データが示す濃度を低くする補正を行う。逆に、あるノズルの吐出量が標準より少ない場合には、そのノズルに対応した画像データが示す濃度を高くする補正を行う。これにより、最終的に記録されるインクドットの数を前者は減らし、後者は増やすことで、画像データに対して記録画像において実現される濃度をノズル間でほぼ均一にすることができる。
特開平10−13674号公報 特開2007−196472号公報
ところで、このようなHS技術では、所定の濃度値のデータに基づいて記録したテストパターンの測色結果から濃度ばらつきを検知し、HS処理における補正量を定めることが行われる。以下説明では、これらの処理のうち、補正量決定までの処理をHS解析とし、HS解析による補正量を画像データに適用して補正する処理をHS補正とする。
HS解析におけるテストパターン記録のための量子化方法の一つとして、ディザ法が用いられる。このディザ法による量子化の場合、入力画像データにおける画素値とディザマトリクスにおける閾値配置(閾値配置パターン)だけで量子化後の値が定まる。従って、記録されるテストパターンにおけるドット配置はディザマトリクスに応じて固定されたものとなる。
この場合、ディザ法によって量子化した場合に記録されるドットの数は、量子化対象の画素に対応したノズルのノズル配列方向における位置によって、ばらつきがある。例えば、図1に示すように、画素値が均一なテストパターン画像を8画素×8画素のサイズ(64階調)のドット集中(Fattening)型のディザマトリクスを用いて量子化することを考える。ここでは、ノズル配列方向をx方向とする。
図2(a)および(b)は、このドット集中型のディザマトリクスを用いて、入力画像データの画素値が総て64、128、および192である場合における、それぞれ量子化した結果およびノズル配列方向(x方向)における記録ドット数を示す図である。図2(a)において、黒画素はドットが記録される画素を示している。そして、図2(b)は、この記録されるドットの数を、x方向画素位置ごとに示している。図2(b)に示すように、例えば、入力画像データの画素値が192の場合、x方向の画素位置「1」、「4」、「5」、「8」ではドット数が4個、画素位置「2」、「3」、「6」、「7」ではドット数が8個と、画素位置によって記録されるドット数が異なる。このように、例えば画素値が総ての画素について同じ均一な画像を記録する場合に、ディザマトリクスを用いて量子化するときは、記録素子の配列方向(ここではx方向)における画素位置に応じて記録されるドットの数が異なることになる。すなわち、ディザマトリクスの閾値配置パターンに対する、画素の相対的な位置に応じて記録されるドットの数が異なる。例えば、量子化の他の手法である、誤差拡散法は誤差が蓄積するまでドット遅延領域があるが、ドット遅延領域を避けて記録素子の配列方向における画素位置に応じて記録されるドット数をカウントすると、ディザ法よりもドット数のばらつきが小さい。すなわち、テストパターンを記録する際にディザ法による量子化をすると、記録されるテストパターンは、記録素子の配列方向における画素位置に応じて濃度が比較的大きくばらつくものとなる。
このようにHS解析は、吐出量など記録特性ばらつきの他に、テストパターンを記録する際の量子化によるばらつきも含む、濃度ばらつきを検出して補正量を定めていることになる。
また、HS補正では、ノズル位置とHS解析で定めた補正量を適用する補正位置が対応している。すなわち、図3に示すように、HS補正は、記録ヘッドにおけるノズルの位置に対応した位置の画素の画像データを補正する。以下では、このノズル位置を基準とした対応を「絶対位置対応」と称する。一方、入力画像を記録する場合、量子化で用いるディザマトリクスは、図4に示すように、入力画像の画素位置に対応させて適用する。以下では、この画像の画素位置を基準とする対応を「相対位置対応」と称する。
ここで、テストパターンの記録と入力画像の記録とでは、図4に示すように、ノズル位置に対してディザマトリクスの適用位置が異なる場合がある。このため、HS解析で定めた、量子化ばらつきを含めた補正量に対応する画素(ノズル)位置が、入力画像の記録では、異なる画素(ノズル)位置、つまり、異なる量子化ばらつきの画素(ノズル)位置の画像データに適用されることがある。その結果、HS補正が適切に行われないことになり、入力画像の記録結果においてディザマトリクスを用いた量子化による、上述した濃度ばらつきが発生することになる。そして、上述したように、ディザ法は、例えば誤差拡散法よりも量子化による濃度ばらつきが大きいことから、上記濃度ばらつきの問題は、量子化にディザ法を用いる場合により顕著となる。
なお、特許文献2に記載のように、各ノズルの濃度ばらつきに応じて各ノズルに対応するディザマトリクスを修正する技術も知られている。これにより、濃度ばらつきを補正することができる。この技術の場合は、量子化も絶対位置対応となる。しかし、x方向の記録位置に対してノズルが、各色1つのノズル列構成の記録ヘッドに関する技術である。各色が複数ノズル列で構成された多列構成の記録ヘッドついては記載されていない。後述するように、ディザ法による量子化結果と多列の分配パターン(列分配パターン)とからノズルを決定すると、列間の吐出割合がx方向の位置によって異なることになる。また、多列ノズル間でx方向において同じ位置にあるノズル間で製造上などの原因によって吐出量ばらつきがあることがある。そのため、x方向の濃度ばらつきには、多列ノズルの列間の吐出割合ばらつきと吐出量ばらつきが反映される。よって、特許文献2に記載されている1列構成に対する技術では、多列構成のラインヘッドの濃度ばらつきを補正することができない。
本発明は、絶対位置対応のHS補正と相対位置対応のディザマトリクスによる量子化の適用位置の不適合に起因した濃度ばらつきを解消することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、複数の記録素子を配列した記録素子列を用いて記録媒体に記録を行うための記録データを生成する画像処理装置であって、ディザマトリクスを用いて量子化されたテストパターンのデータに基づいて記録されたテストパターンの測定結果に基づき、前記記録素子の配列方向における単位領域ごとの、画像データを補正するための補正パラメータを取得する取得手段と、前記画像データに対して、前記配列方向における前記単位領域ごとに、前記補正パラメータを切り替えて適用する補正手段と、前記記録素子の配列方向におけるサイズが所定のサイズである前記ディザマトリクスを用いて、前記テストパターンのデータおよび前記補正手段によって補正された画像データを量子化し、記録データを生成する量子化手段と、複数の前記記録素子列を用い、前記量子化手段によって量子化され生成された記録データを、前記複数の記録素子列のいずれかの記録素子列の記録素子に分配するかを、分配パターンを用いて決定する手段であって、前記分配パターンが、記録媒体において、複数の記録素子の前記配列方向における所定の分配パターンサイズを有した分配パターン領域が連続して前記配列方向に配列される、それぞれの前記分配パターン領域に対して用いられる、記録素子列分配手段と、を具え、前記量子化手段は、記録媒体における、前記配列方向におけるサイズが前記所定のサイズである領域を単位として、前記ディザマトリクスを繰り返し適用することにより、前記配列方向に並ぶ複数の領域それぞれについて前記テストパターンのデータおよび画像データの量子化を行い、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、記録媒体における前記テストパターンの領域の端の位置と前記画像データに対応する領域の端の位置は、前記記録素子の前記配列方向においてずれており、かつ、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、前記テストパターンのデータを量子化する際に用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に繰り返して用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、が一致し、前記テストパターンを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、さらに、前記ディザマトリクスを適用して量子化された前記テストパターンのデータに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データの前記ディザマトリクスを適用して量子化された記録データに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、が一致することを特徴とする。
以上の構成によれば、絶対位置対応のHS補正と相対位置対応のディザマトリクスによる量子化の適用位置の不適合に起因した濃度ばらつきを解消することができる。
ディザマトリクスサイズを説明する図である。 (a)および(b)は、ドット集中型のディザマトリクスを用いた量子化した結果およびノズル配列方向における記録ドット数を示す図である。 絶対位置対応を説明する図である。 相対位置対応を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置であるプリンタを模式的に示す図である。 図5に示したプリンタとホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)300を有して構成される記録システムを示すブロック図である。 本発明の第1実施形態にかかる、インクジェットプリンタが実行する画像処理の構成を示すブロック図である。 (a)は、第1実施形態で用いるライン型記録ヘッドの構成を示す図であり、(b)は、図8(a)で説明したラインヘッドをインク色ごとに備えた状態を示す図である。 (a)および(b)は、図7に示したHS処理部406で用いるテーブルのパラメータを生成する処理と、実際の記録時に生成したパラメータを用いて画像処理を行う処理を、それぞれ説明するためのフローチャートである。 (a)および(b)は、第1実施形態に係るHSテストパターン記録を説明する図である。 第1実施形態に係る入力画像記録を説明する図である。 第1実施形態に係る相対位置対応のディザマトリクスの適用位置を示す図である。 第1実施形態に係るディザマトリクスの絶対位置対応を説明する図である。 第1実施形態に係る入力画像記録時の量子化に絶対値対応を適用する他の例を説明する図である。 第1実施形態の他の例に係るディザマトリクスのタイリングを説明する図である。 (a)および(b)は、本発明の第2実施形態にかかる、ノズル列を4列としたラインヘッドの構成を示す図である。 第2実施形態に係る列分配パターンを説明する図である。 第2実施形態に係るディザマトリクスと分配パターンの絶対位置対応を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係るMCS処理を示すフローチャートである。 (a)および(b)は、第3実施形態に係るMCSテストパターンの記録を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置であるプリンタを模式的に示す図である。本実施形態のプリンタはフルラインタイプの記録装置であり、図5に示すように、記録ヘッド101〜104を備える。記録ヘッド101〜104の夫々には、図8にて後述されるように、記録媒体106の幅に対応した同じ種類のインクを吐出する複数の、記録素子としてのノズルを図のx方向(記録素子の配列方向)に配列したノズル列(記録素子列)が設けられている。記録ヘッド101〜104は、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出する記録ヘッドである。これら複数種類のインクを吐出する記録ヘッド101〜104は、記録媒体の搬送方向である図のy方向に沿って配列している。
記録媒体106は、搬送ローラ105(および他の不図示のローラ)がモータ(不図示)の駆動力によって回転することにより、図中x方向と交差するy方向に搬送される。記録媒体106が搬送される間に、記録ヘッド101〜104それぞれの複数のノズルからは、記録媒体106の搬送速度に対応した周波数で、記録データに従った吐出動作が行われる。これにより、各色のドットが記録データに対応して所定の解像度で形成され、記録媒体106上に画像が記録される。
y方向における記録ヘッド101〜104よりも搬送方向下流側の位置には、スキャナ107が備えられている。このスキャナ107は、x方向に所定のピッチで読み取り素子を配列し、図9(a)にて後述されるHS処理の補正パラメータを生成する際に記録媒体に記録したパッチの濃度を読み取るなど、画像読み取りに用いられる。そして、読み取り結果としてRGBデータを出力する。
なお、本発明を適用可能な記録装置は、以上説明したフルラインタイプの装置に限られない。例えば、記録ヘッドやスキャナを記録媒体の搬送方向と交差する方向に走査して記録を行う、いわゆるシリアルタイプの記録装置にも本発明を適用することができる。また、本実施形態はインク色毎に記録ヘッドを備える例を用いているが、1つの記録ヘッドから複数色のインクを吐出する形態であってもよい。さらに、1つの吐出基板上に複数色のインクに対応したノズル列を配列した形態であってもよい。
図6は、図5に示したプリンタとホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)300を有して構成される記録システムを示すブロック図である。
ホストPC300は、主に以下の要素を有して構成される。CPU301は、記憶部であるHDD303やRAM302に保持されているプログラムに従った処理を実行する。RAM302は、揮発性の記憶部であり、プログラムやデータを一時的に保持する。HDD303は、不揮発性の記憶部であり、同じくプログラムやデータを保持する。データ転送I/F(インターフェース)304はプリンタ100との間におけるデータの送受信を制御する。このデータ送受信の接続方式としては、USB、IEEE1394、LAN等を用いることができる。キーボード・マウスI/F305は、キーボードやマウス等のHID(Human Interface Device)を制御するI/Fであり、ユーザは、このI/Fを介して入力を行うことができる。ディスプレイI/F306は、ディスプレイ(不図示)における表示を制御する。
一方、プリンタ100は、主に以下の要素を有して構成される。CPU311は、ROM313やRAM312に保持されているプログラムに従い、後述するHS処理に関する実施形態の処理を実行する。RAM312は、揮発性の記憶部であり、プログラムやデータを一時的に保持する。ROM313は不揮発性の記憶部であり、後述するHS処理で使用するテーブルデータやプログラムを保持することができる。
データ転送I/F314はPC300との間におけるデータの送受信を制御する。ヘッドコントローラ315は、図5に示したそれぞれの記録ヘッド101〜104に対して記録データを供給するとともに、記録ヘッドの吐出動作を制御する。具体的には、ヘッドコントローラ315は、RAM312の所定のアドレスから制御パラメータと記録データを読み込む。そして、CPU311が、制御パラメータと記録データをRAM312の所定のアドレスに書き込むことにより、ヘッドコントローラ315によって処理が起動され、記録ヘッドからのインク吐出が行われる。スキャナコントローラ317は、図5に示したスキャナ107の個々の読み取り素子を制御しつつ、これらから得られたRGBデータをCPU311に出力する。
画像処理アクセラレータ316は、CPU311よりも高速に画像処理を実行可能なハードウェアである。具体的には、画像処理アクセラレータ316は、RAM312の所定のアドレスから画像処理に必要なパラメータとデータを読み込む。そして、CPU311が上記パラメータとデータをRAM312の上記所定のアドレスに書き込むことにより、画像処理アクセラレータ316が起動され、上記データに対し所定の画像処理が行われる。本実施形態では、後述されるHS処理部で用いる補正テーブルのパラメータを作成する処理をCPU311によるソフトウェアで行う。一方、HS処理部の処理を含む、記録の際の画像処理については、画像処理アクセラレータ316によるハードウェア処理で行う。なお、画像処理アクセラレータ316は必須な要素ではく、プリンタの仕様などに応じて、CPU311による処理のみで上記のテーブルパラメータの作成処理および画像処理を実行してもよいことはもちろんである。
図7は、本発明の第1実施形態にかかる、インクジェットプリンタが実行する画像処理の構成を示すブロック図である。すなわち、本実施形態は、図6に示したプリンタ100の制御、処理のための各要素によって画像処理部を構成するものである。なお、本発明の適用はこの形態に限られないことはもちろんである。例えば、図6に示したPC300において画像処理部が構成されてもよく、あるいは画像処理部の一部がPC300において構成され、その他の部分がプリンタ100において構成されてもよい。本明細書では、これらの画像処理部を画像処理装置ともいう。
図7に示すように、入力部401はホストPC300から受信した画像データを、画像処理部402へ出力する。画像処理部402は、入力色変換処理部403、MCS処理部404、インク色変換処理部405、HS処理部406、TRC処理部407、ディザ処理部408、列分配処理部409を有して構成される。
画像処理部402において、先ず、入力色変換処理部403は、入力部401から受信した入力画像データを、プリンタの色再現域に対応した画像データに変換する。入力する画像データは、本実施形態では、モニタの表現色であるsRGB等の色空間座標中の色座標(R,G,B)を示すデータである。入力色変換処理部403は、各8ビットのR,G,Bの入力画像データを、マトリクス演算処理や三次元LUTを用いた処理等、既知の手法によって、プリンタの色再現域の画像データ(R´,G´,B´)に変換する。本実施形態では、三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用い、これに補間演算を併用して変換処理を行う。なお、本実施形態において、画像処理部402において扱われる8ビットの画像データの解像度は600dpiであり、ディザ処理部408の量子化によって得られる2値データの解像度も600dpiである。
MCS(Multi Color Shading)処理部404は、入力色変換処理部503によって変換された画像データに対して、色味の差を補正する変換処理を行う。MCS処理部404は、三次元ルックアップテーブルからなる変換テーブル(補正テーブル)を用い、処理単位ごとに画像データを補正する。この補正処理を行うことにより、従来のHS処理では補正できなかった色差を低減することができる。すなわち、出力部410の記録ヘッドにおけるノズルの吐出特性のばらつきに起因する色差を低減することができる。
インク色変換処理部405は、入力色変換処理部403によって処理されたR、G、B各8ビットの画像データをプリンタで用いるインクの色信号データによる画像データに変換する。本実施形態のプリンタ100はブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを用いることから、RGB信号の画像データは、K、C、M、Yの各8ビットの色信号からなる画像データに変換される。この色変換も、上述の入力色変換処理部と同様、三次元ルックアップテーブルに補間演算を併用して行う。なお、他の変換手法として、上述と同様、マトリクス演算処理等の手法を用いることもできる。
HS(Head Shading)処理部406は、インク色信号の画像データを入力して、インク色ごとにそれぞれ8ビットデータに対して、記録ヘッドを構成する各ノズルの吐出特性に応じた補正をする処理を行う。
TRC(Tone Reproduction Curve)処理部407は、HS処理された各8ビットのインク色信号からなる画像データに対して、インク色毎に、出力部409で記録されるドットの数を調整するための補正を行う。一般に、記録媒体に記録されるドットの数と、その数のドットによって記録媒体で実現される光学濃度は線形関係にない。このため、TRC処理部407は、この関係を線形にすべく各8ビットの画像データを補正して記録媒体に記録されるドットの数を調整する。
ディザ処理部408は、TRC処理部407で処理された各8ビット256値のインク色の画像データに対して量子化処理を行い、記録「1」または非記録「0」を表す1ビットの2値データを生成する。なお、例えば、8ビットの画像データを、直接2値データ(ドットデータ)に変換する形態に限られず、一度数ビットの多値データに量子化してから、ドット配列パターンを用いて最終的に2値データに変換する形態であってもよい。
列分配処理部409は、量子化された2値データを多列構成の記録ヘッドのどの列に分配して記録するかを決定する。1列構成の記録ヘッドを用いる場合は、この処理をスキップしてもよい。列分配された2値データは出力部410に送られる。
出力部410は、列分配処理部409を介して、またはディザ処理部408から直接得られた、2値データ(ドットデータ)に基づいて、記録ヘッドを駆動し記録媒体に各色のインクを吐出して記録を行う。本実施形態において、出力部410は、図5に示した記録ヘッド101〜104を備えた記録機構によって構成される。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態で用いる記録ヘッドについて説明する。図8(a)は、本実施形態で用いるライン型記録ヘッド(以下では、単に、ラインヘッドともいう)の構成を示す図である。本実施形態のラインヘッドは、複数のヘッドチップを配列して構成される。隣接する、例えばチップC_CH0とチップC_CH1は、領域C_T0(つなぎ部)でそれぞれのノズルが重複(オーバーラップ)するよう配列されている。また、各チップにおける複数のノズルは、600dpi相当のピッチでx方向(図5参照)に配列している。図8(b)は、図8(a)で説明したラインヘッドをインク色ごとに備えた状態を示す図である。図8(a)および(b)に示すように、本実施形態のラインヘッドは、各インク色について1列構成のラインヘッドである。
図9(a)および(b)は、図7に示したHS処理部406で用いるテーブルのパラメータを生成する処理と、実際の記録時に生成したパラメータを用いて画像処理を行う処理を、それぞれ説明するためのフローチャートである。すなわち、図9(a)および(b)は、上述したHS解析およびHS補正の処理手順をそれぞれ示している。図9(a)および(b)において、ステップS1011〜S1014がHS解析プロセスであり、ステップS1021〜S1022がHS補正プロセスである。
図9(a)は、本実施形態のHS処理部406で用いる一次元ルックアップテーブルである変換テーブルのパラメータを生成するために、CPU311が実行する各工程を示している。本実施形態では、このようなパラメータ生成処理は、プリンタの製造時やプリンタを所定期間使用したとき、あるいは所定量の記録を行ったときに、強制的あるいは選択的に実行される。また、例えば、記録を行うたびに、その動作前に実行するようにしてもよい。すなわち、この処理をいわゆるキャリブレーションとして行うことができ、これにより、変換テーブルの内容であるテーブルパラメータを更新することができる。このHS処理部のテーブルパラメータは、例えば、吐出量が標準より多くパッチの濃度が高く測定されるノズル群(処理単位)については、そのノズル群に対応する画像データの画素値を小さくする補正をして、そのノズル群で記録されるドットの数を少なくする。逆に、パッチの濃度が高く測定されるノズル群については、そのノズル群に対応する画像データの画素値を小さくする補正するものである。
図9(a)において、先ず、ステップS1011で、記録媒体に、図10(b)に示すテストパターンを、図10(a)に示す構成のラインヘッドで記録する。図10(a)および(b)に示すように、各インク色について使用可能な範囲のノズルで、インク色間で共通の位置にある総てのノズルを使用して、それぞれの色のパターンを一次色で記録する。テストパターンの記録データは、図7にて上述した画像処理部402によって生成される。このとき、画像処理部の各部におけるそれぞれのパラメータは、ノズル位置によって異なることのない一様なパラメータである。
また、量子化処理部408(図7)で用いるディザマトリクスは、600dpiの解像度の、濃度値が均一な各インク色データのテストパターンに対して、図1に示すように適用する。すなわち、x方向におけるテストパターンの左端、すなわち、テストパターンを記録したノズル範囲の左端に、ディザマトリクスのx方向の左端を合わせるように、適用する。ディザマトリクスは256画素×256画素で構成され、x方向とy方向において繰り返して用い、図1に示すように、タイル状に配列するように同じディザマトリクスが適用される。
次に、ステップS1012で、上記のように記録されたテストパターンをスキャナ107(図5)によって、600dpiの解像度で読み取る。そして、ステップS1013で、読み取った測定結果から、HS補正の処理単位である、x方向の単位領域を決定する。ここでは、x方向の単位領域を、解像度600dpiの1画素分とする。
最後に、ステップS1014で、決定した単位領域ごとに、読み取ったRGB値に応じて一次元ルックアップテーブルを選択する。すなわち、HS処理の補正パラメータを求める。読み取ったRGB値は、例えば、x方向の1画素についてそのy方向における256画素の値を平均した値を使用する。そして、目標RGB値と読み取ったRGB値との差分に対応する一次元ルックアップテーブルの関係を定めたテーブルを予め用意しておく。このテーブルを用いて、上記読み取ったRGB値に適切な一次元ルックアップテーブルを選択する。また、別の手法として、テストパターンをインク毎に複数階調記録し、各階調の目標RGB値に読み取ったRGB値を補正する一次元ルックアップテーブルを生成するようにしてもよい。
ここで、単位領域ごとの読み取ったRGB値は、吐出量による濃度とディザマトリクスで決定されるドット数による濃度が反映された値である。従って、次の2つのばらつきを補正する一次元ルックアップテーブルが領域ごとに選択されることになる。1つは、単位領域の記録に対応するノズルの吐出量ばらつきを補正することになる。2つ目は、単位領域のドット数を決定するディザマトリクスのばらつきを補正することになる。
次に、図9(b)を参照して、HS補正の処理手順を説明する。この処理では、図11に示すように、ノズル位置を基準とするときに、HS補正の対象となる入力画像の位置がテストパターン位置とは、x方向においてずれている。詳しくは、入力画像を記録するのに使用するノズルは、テストパターンを記録するのに使用するノズルの位置に対して、x方向に640ノズル分、従って、本実施形態では、640画素分、ずれた位置のノズルから始まる範囲である。前述したようにHS補正は絶対位置対応である。そのため、HS補正を適用する入力画像におけるx方向の位置Nに対応する単位領域には、テストパターンにおける同じ位置Nに対応する単位領域の一次元ルックアップテーブルを適用する。なお、この一次元ルックアップテーブルのパラメータは、上述のHS解析によって求められて所定のメモリに記憶され、それを読み出すものであるが、この形態に限られないことはもちろんである。外部記憶装置あるいはホストPC300などのホスト装置から取得するようにしてもよい。
ステップS1021では、以上説明した入力画像における単位領域ごとの位置Nを特定する。そして、ステップS1022で、単位領域ごとの位置Nに対応した一次元ルックアップテーブルを適用してHS補正を行う。
以上、図9(b)に示すHS補正が終了した画像データは、図7にて上述したように、TRC処理部407の処理を経て、量子化処理部408において、ディザマトリクスを用いた量子化が行われる。
ここで、ディザマトリクスはHS解析で使用したものと同じものである。図12は、相対位置対応のディザマトリクスの適用位置を示す図である。入力画像がテストパターンに対してx方向において640ノズル分オフセットされている場合、ディザマトリクスの位置は、テストパターンに適用する場合とHS補正で入力画像に適用する場合とで一致しない。図9(b)にて上述したステップS1022の処理で適用した一次元ルックアップテーブルは、テストパターンを量子化した際の位置Nのディザマトリクスのばらつきを補正するものである。しかし、図12に示すように、入力画像の位置Nに対する、ディザマトリクスの閾値配置パターンの相対位置は、テストパターンの位置Nに対する、ディザマトリクスの閾値配置パターンの相対位置と異なる。その結果、入力画像の位置Nに対応するディザマトリクスのばらつきは、テストパターンの位置Nに対するディザマトリクスのばらつきとは異なることになる。このため、ディザマトリクスのばらつきによる濃度ばらつきに対するHS補正が、入力画像に対して適切でないものとなり、入力画像の記録結果に量子化の濃度ばらつきが発生する。
そこで、本発明の一実施形態は、量子化処理部408によるディザマトリクスを用いた量子化の際に絶対位置対応を採用する。
図13は、絶対位置対応によるディザマトリクスの適用位置を説明する図である。図13に示すように、テストパターンに対する入力画像の、ノズル位置を基準としたときのオフセット量が640画素分であるとき、これをディザマトリクスのx方向サイズ256画素分で割った余りを求める。図に示す例では、128画素分となる。この128画素分だけ、ディザマトリクスをx方向と逆方向にオフセットする。これにより、テストパターン記録時の量子化と入力画像記録時の量子化とで、ディザマトリクス(の閾値配置パターン)の位相が一致する。その結果、位置Nにおけるディザマトリクスのばらつきは、テストパターンと入力画像とで同じである。そして、ディザマトリクスのばらつきによる濃度ばらつきに対するHS補正は入力画像に対して適切なものとなる。ディザマトリクスの相対位置対応に対して、絶対位置対応は濃度ばらつきを低減することができる。
図14は、入力画像記録時の量子化に絶対値対応を適用する他の例を説明する図である。同図は、テストパターンと入力画像が600dpiで640画素分オフセットされた場合を示している。ディザマトリクスのx方向のサイズは600dpiで256画素分である。図14において、テストパターンの左端に対して、ディザマトリクスの左端を適用する。入力画像に対しては、テストパターンと入力画像のオフセット量640画素分の白画像を、入力画像の左端からx方向に付加する。そして、付加した白画像の左端に対して、ディザマトリクスの左端を適用する。このように白画像を入力画像に付加することによっても、量子化の際の絶対位置対応が可能となる。
なお、上述の実施形態では、テストパターンを記録する際に図7の画像処理を施すものとしたが、予め量子化まで実施したデータを保持しておいて記録してもよい。予めテストパターンを量子化した際のディザマトリクスの位相とHS補正処理における入力画像を量子化する際のディザマトリクスの位相を一致させればよい。また、テストパターンと入力画像に対するディザマトリクスが同一の例で説明したが、ドット数による差が視覚的に認識されなければ別パターンでもよい。視覚的に認識されるか否かは、インクの色材濃度と吐出量差とドット数に依存するため、実験的に調べて別のディザマトリクスを設定してもよい。また、ノズル、スキャナ、画像処理の解像度が600dpiを例に説明したが、解像度はこれに限るものではない。記録素子の解像度に合わせて解像度を設定しもよく、濃度ばらつきを許容できる解像度に設定してもよい。また、ディザマトリクスサイズも256画素×256画素を例に説明したが、サイズはこれに限るものではない。HS解析処理のテストパターンとHS補正処理の入力画像とでディザマトリクスの位相を合わせればよい。これにより、ディザマトリクスによる濃度ばらつきの補正を可能とする。
また、y方向にディザマトリクスを配列する際に、図15に示すように、x方向にオフセットすると、濃度ばらつきがy方向に連続しないことから、視覚的に濃度ばらつきを目立たなくすることもできる。例えば、x方向に64オフセットする場合、y方向にディザマトリクスを4つ配列すると、y方向の1つ目と4つ目はx方向のオフセットは0となる。つまり、y方向にディザマトリクスを3つ配列すれば、x方向のある1つの画素列に着目すると、全てのディザマトリクスが使われることになる。x方向に64オフセットする場合は、テストパターンのy方向のサイズをディザマトリクス3つ分のサイズに相当する256画素に設定して、HS解析処理を実施する。入力画像記録時は、ディザマトリクスを図13と図14で説明したように絶対位置対応となるように適用する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態は、多列構成のラインヘッドにおける、ディザマトリクスの濃度ばらつきを補正する形態に関するものである。
図16(a)および(b)は、ノズル列を4列としたラインヘッドの構成を示す図である。4列構成の場合、x方向の同一位置の画素に対して、4つのノズルを切り替えて用いることができる。以下の説明のために、各列に、図16(a)に示すように、列番号1〜4を割り当てる。
図17は、4つのノズルを切り替える列分配パターンを示す図である。ディザマトリクスによって、画素にドットを記録する旨の記録データについて、列分配処理部409(図7;記録素子列分配処理部)は、図17に示す列分配パターンに従って、どのノズルを用いるかを決定する。図17に示すように、ドット記録する画素に対応する列分配パターンの画素に指定されているノズルを用いる。ディザマトリクスによってドット記録する旨の画素の位置が、列分配マスクにおいて第1〜第4列が均等に割り当てられているとは限らない。従って、実際に吐出に使用するノズルの列分配割合はx方向においてばらつきが生じ得る。また、x方向の同一位置に対して割り当てられている4列のノズルにも吐出量のばらつきが生じ得る。このため、多列構成の場合は、列分配割合のばらつきによる濃度ばらつきも補正する一次元ルックアップテーブルが、図9のHS解析処理において選択されることがある。
そこで、本実施形態では、HS解析処理のテストパターンとHS補正処理の入力画像との間で、ディザマトリクスの位相を合わせる。図18に示すように、HS解析プロセスのテストパターンとHS補正プロセスの入力画像とで列分配パターンの位相も合わせる。また、ディザマトリクスと列分配パターンの位相も合わせる。これにより、ディザマトリクスと列分配パターンによる濃度ばらつきのHS補正を可能とする。
なお、本実施形態では4列構成を多列構成の例として説明したが、列数は4に限るものではない。別の列数であっても本実施形態を適用することで同じ効果を奏することができる。
(第3実施形態)
叙述した、第1実施形態と第2実施形態は、HS補正においてディザマトリクスまたは列分配パターンによる濃度ばらつきを補正する形態に関するものである。本発明の第3実施形態は、MCS処理部404(図7)による補正に関して、ディザマトリクスまたは列分配パターンによる濃度ばらつきを補正する形態に関するものである。
1列構成のラインヘッドの場合は、第1実施形態で説明したHS解析によって一次元ルックアップテーブルを選択する。また、多列構成のラインヘッドの場合は、第2実施形態で説明したHS解析によって一次元ルックアップテーブルを選択する。
図19(a)および(b)は、MCS解析処理とMCS補正処理をそれぞれ示すフローチャートである。図19(a)および(b)において、ステップS1111〜S1114がMCS解析処理であり、ステップS1121〜S1122がMCS補正処理である。
図19(a)に示すMCS解析処理は、先ず、ステップS1111で、テストパターンを記録する。図20(b)に示すような、一次または複数色から構成されるテストパターンを画像処理して記録する。テストパターン記録に関する画像処理は画像処理部402(図7)によって行われるが、この際、同図の破線411のバイパス処理経路を使ってMCS処理を実施しない。また、HS処理部(図7)では、前述したHS解析処理で決めた一次元ルックアップテーブルを使用する。また、MCS解析では、HS解析処理の結果を画像処理に反映するため、予め量子化することはできない。従って、テストパターンを記録する際に量子化処理部408(図7)を適用する。
次に、ステップS1112で、テストパターンをスキャナ107によって600dpiで読み取る。そして、ステップS1113で、読み取った結果からx方向の単位領域を決定する。ここでは、x方向の単位領域を600dpiの1画素とする。
最後に、ステップS1114で、決定した単位領域のRGB値に応じて、MCS処理の三次元ルックアップテーブルを例えば次のように生成する。RGB値は、例えばx方向における1画素に関してy方向にディザマトリクスサイズの256画素平均した値を使用する。MCS処理の三次元ルックアップテーブルの入力デバイス色Ri、Gi、Biにおける目標色Rt、Gt、Btに近いパターン色Rp、Gp、Bpを読み取ったRGB値を基に推定する。目標色は、例えば吐出量が基準値である記録ヘッドによって記録する場合のデバイス色Ri、Gi、Biに対するパターン色RGB値である。次に、パターン色Rp、Gp、Bpに対応するデバイス色Rn、Gn、Bnを推定する。例えば、吐出量が基準値である記録ヘッドによって記録する場合のデバイス色とパターン色の対応関係を予め持つことで、デバイス色Rn、Gn、Bnを推定する。そして、入力デバイス色Ri、Gi、Biを、Rn、Gn、Bnに変換する補正テーブルを生成する。この変換テーブルを複数のパターンに対して実施することにより、MCS処理の三次元ルックアップテーブルを生成する。
次に、図19(b)を参照してMCS補正を説明する。この場合、図11に示すように、入力画像はテストパターンに対して、x方向にオフセットしている。すなわち、使用ノズルは、テストパターンの場合に比べてx方向に640ノズル分オフセットされた位置のものとなる。MCS補正は、HS補正と同様に絶対位置対応である。そのため、MCS補正を適用する、入力画像におけるx方向の位置Nに対応する単位領域には、テストパターンにおける同じ位置Nに対応する三次元ルックアップテーブルを適用する。このようにして、ステップS1121で位置の特定をする。そして、ステップS1122で、三次元ルックアップテーブルの適用を行う。
以上のMCS処理の後、量子化処理部408(図7)で、ディザマトリクスを用いた量子化を行う。ディザマトリクスは、MCS解析で使用したものと同じである。このため、図12に示すようにディザマトリクスを相対位置対応で適用する場合、入力画像の位置Nのディザマトリクスのばらつきは、テストパターンの位置Nのディザマトリクスのばらつきとは異なる。その結果、ディザマトリクスのばらつきによる濃度ばらつきへのCS補正は入力画像に対して不適切となる。また、多列構成の場合は、列分配割合のばらつきによる濃度ばらつきをも補正する三次元ルックアップテーブルが、図19(a)に示すCS解析によって生成される。従って、列分配パターンも相対位置対応である場合には、列分配パターンによる濃度ばらつきに対するMCS補正が入力画像に対して適切でないものとなる。
そこで、本実施形態では、MCS解析のテストパターンと、MCS補正の入力画像とで、ディザマトリクスの位相を合わせる。また、図18に示すように列分配パターンの位相も合わせる。図18にはディザマトリクス上に列分配パターンを配置して説明している。これにより、ディザマトリクスと列分配パターンによる濃度ばらつきのMCS補正が可能となる。
なお、本実施形態ではMCS処理は、画像データのRGB値を別のRGB値に補正する例で説明したが、RGB値に限るものではない。RGB値をCMYK値に補正したり、CMYK値を別のCMYK値に補正する方法であってもよい。
(他の実施形態)
上記実施形態は、ディザマトリクスが2値化に用いられる形態に関するものであるが、本発明の適用はこの形態に限られない。例えば、256値の画像データを4値のデータに量子化し、この4値のデータが示す各レベルに対応したドット配置パターンを用いて2値化を行う形態であってよい。また、上述した実施形態は、インクジェット方式の記録装置に関するものであるが、この形態に限られず、例えば熱転写などによってドットを形成する方式の記録装置であってもよい。
300 ホストPC
301 ホストPCのCPU
302 ホストPCのRAM
311 プリンタ本体のCPU
312 プリンタ本体のRAM
313 プリンタ本体のROM
315 ヘッドコントローラ
316 画像処理アクセラレータ

Claims (9)

  1. 複数の記録素子を配列した記録素子列を用いて記録媒体に記録を行うための記録データを生成する画像処理装置であって、
    ディザマトリクスを用いて量子化されたテストパターンのデータに基づいて記録されたテストパターンの測定結果に基づき、前記記録素子の配列方向における単位領域ごとの、画像データを補正するための補正パラメータを取得する取得手段と、
    前記画像データに対して、前記配列方向における前記単位領域ごとに、前記補正パラメータを切り替えて適用する補正手段と、
    前記記録素子の配列方向におけるサイズが所定のサイズである前記ディザマトリクスを用いて、前記テストパターンのデータおよび前記補正手段によって補正された画像データを量子化し、記録データを生成する量子化手段と、
    複数の前記記録素子列を用い、前記量子化手段によって量子化され生成された記録データを、前記複数の記録素子列のいずれかの記録素子列の記録素子に分配するかを、分配パターンを用いて決定する手段であって、前記分配パターンが、記録媒体において、複数の記録素子の前記配列方向における所定の分配パターンサイズを有した分配パターン領域が連続して前記配列方向に配列される、それぞれの前記分配パターン領域に対して用いられる、記録素子列分配手段と、を具え、
    前記量子化手段は、記録媒体における、前記配列方向におけるサイズが前記所定のサイズである領域を単位として、前記ディザマトリクスを繰り返し適用することにより、前記配列方向に並ぶ複数の領域それぞれについて前記テストパターンのデータおよび画像データの量子化を行い、
    同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、記録媒体における前記テストパターンの領域の端の位置と前記画像データに対応する領域の端の位置は、前記記録素子の前記配列方向においてずれており、かつ、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、前記テストパターンのデータを量子化する際に用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に繰り返して用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、が一致し、
    前記テストパターンを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、さらに、前記ディザマトリクスを適用して量子化された前記テストパターンのデータに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データの前記ディザマトリクスを適用して量子化された記録データに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、が一致することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正パラメータは、一次色を補正する一次元ルックアップテーブルのパラメータであることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 複数の記録素子を配列した記録素子列を用いて記録媒体に記録を行うための記録データを生成する画像処理装置であって、
    ディザマトリクスを用いて量子化されたテストパターンのデータに基づいて記録されたテストパターンの測定結果に基づき、前記記録素子の配列方向における単位領域ごとの、画像データを補正するための補正パラメータを取得する取得手段と、
    前記画像データに対して、前記配列方向における前記単位領域ごとに、前記補正パラメータを切り替えて適用する補正手段と、
    前記記録素子の配列方向におけるサイズが所定のサイズである前記ディザマトリクスを用いて、前記テストパターンのデータおよび前記補正手段によって補正された画像データを量子化し、記録データを生成する量子化手段と、を具え、
    前記量子化手段は、記録媒体における、前記配列方向におけるサイズが前記所定のサイズである領域を単位として、前記ディザマトリクスを繰り返し適用することにより、前記配列方向に並ぶ複数の領域それぞれについて前記テストパターンのデータおよび画像データの量子化を行い、
    同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、記録媒体における前記テストパターンの領域の端の位置と前記画像データに対応する領域の端の位置は、前記記録素子の前記配列方向においてずれており、かつ、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、前記テストパターンのデータを量子化する際に用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に繰り返して用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、が一致し、
    前記補正パラメータは、複数色の混色を補正する三次元ルックアップテーブルのパラメータであることを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記記録素子列を用いて記録媒体に記録を行う記録手段、をさらに具えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記テストパターンと前記画像データは、前記記録素子の前記配列方向におけるサイズが異なることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 複数の記録素子を配列した記録素子列を用いて記録媒体に記録を行うための記録データを生成するための画像処理方法であって、
    ディザマトリクスを用いて量子化されたテストパターンのデータに基づいて記録されたテストパターンの測定結果に基づき、前記記録素子の配列方向における単位領域ごとの、画像データを補正するための補正パラメータを取得する取得工程と、
    前記画像データに対して、前記配列方向における前記単位領域ごとに、前記補正パラメータを切り替えて適用する補正工程と、
    前記記録素子の配列方向において所定のサイズを有する前記ディザマトリクスを用いて、前記テストパターンのデータおよび前記補正工程で補正された画像データを量子化し、記録データを生成する量子化工程と、
    複数の前記記録素子列を用い、前記量子化工程によって量子化され生成された記録データを、前記複数の記録素子列のいずれかの記録素子列の記録素子に分配するかを、分配パターンを用いて決定する工程であって、前記分配パターンが、記録媒体において、複数の記録素子の前記配列方向における所定の分配パターンサイズを有した分配パターン領域が連続して前記配列方向に配列される、それぞれの前記分配パターン領域に対して用いられる、記録素子列分配工程と、を有し、
    前記量子化工程は、記録媒体において、前記配列方向におけるサイズが前記所定のサイズである領域を単位として前記ディザマトリクスを繰り返し適用し、前記配列方向に並ぶ複数の領域それぞれについて前記テストパターンのデータおよび画像データの量子化を行い、
    同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、記録媒体における前記テストパターンの領域の端の位置と前記画像データに対応する領域の端の位置は、前記記録素子の前記配列方向においてずれており、かつ、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、前記テストパターンのデータを量子化する際に用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に繰り返して用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、は一致し、
    前記テストパターンを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に前記ディザマトリクスが複数の前記領域に対して繰り返して用いられるときの当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、さらに、前記ディザマトリクスを適用して量子化された前記テストパターンのデータに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データの前記ディザマトリクスを適用して量子化された記録データに適用した分配パターンの、複数の前記分配パターン領域に対して繰り返して用いられるときの当該分配パターンの前記記録素子列に対する位相と、が一致したことを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記補正パラメータは、一次色を補正する一次元ルックアップテーブルのパラメータであることを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  8. 複数の記録素子を配列した記録素子列を用いて記録媒体に記録を行うための記録データを生成するための画像処理方法であって、
    ディザマトリクスを用いて量子化されたテストパターンのデータに基づいて記録されたテストパターンの測定結果に基づき、前記記録素子の配列方向における単位領域ごとの、画像データを補正するための補正パラメータを取得する取得工程と、
    前記画像データに対して、前記配列方向における前記単位領域ごとに、前記補正パラメータを切り替えて適用する補正工程と、
    前記記録素子の配列方向において所定のサイズを有する前記ディザマトリクスを用いて、前記テストパターンのデータおよび前記補正工程で補正された画像データを量子化し、記録データを生成する量子化工程と、を有し、
    前記量子化工程は、記録媒体において、前記配列方向におけるサイズが前記所定のサイズである領域を単位として前記ディザマトリクスを繰り返し適用し、前記配列方向に並ぶ複数の領域それぞれについて前記テストパターンのデータおよび画像データの量子化を行い、
    同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、記録媒体における前記テストパターンの領域の端の位置と前記画像データに対応する領域の端の位置は、前記記録素子の前記配列方向においてずれており、かつ、同じ前記記録素子の位置を基準とするとき、前記テストパターンのデータを量子化する際に用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、前記画像データを量子化する際に繰り返して用いられる当該ディザマトリクスの前記記録素子列に対する位相と、は一致し、
    前記補正パラメータは、複数色の混色を補正する三次元ルックアップテーブルのパラメータであることを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記テストパターンと前記画像データは、前記記録素子の前記配列方向におけるサイズが異なることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の画像処理方法。
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