JP6107845B2 - 車両のパワートレイン支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、横置きエンジンの出力を後輪に伝達するトランスファーを備えたパワートレインをマウントブラケットで支持するような車両のパワートレイン支持構造に関する。
従来、車幅方向に回転軸が位置する横置きエンジンを備えた車両において、前輪のみが駆動する前輪駆動車と、四輪が駆動する四輪駆動車とが設定されていることがある。
前輪駆動車の場合、横置きエンジン、及びトランスミッションで構成されたパワートレインは、例えば、車幅方向の両端に装着される右マウントブラケット、及び左マウントブラケットと、トランスミッションに装着されるリヤマウントブラケットとを介して車体に支持されている。
一方、四輪駆動車の場合、横置きエンジン、トランスミッション、及びトランスファーで構成されたパワートレインは、例えば、車幅方向の両端に装着される右マウントブラケット、及び左マウントブラケットと、トランスファーに装着されるリヤマウントブラケットとを介して車体に支持されている。
このようにリヤマウントブラケットは、前輪駆動車ではトランスミッションに連結されるが、四輪駆動車ではトランスファーに連結されることがある。
例えば、特許文献1に記載の車両のパワートレイン構造は、横置きエンジンの四輪駆動車において、リヤマウントブラケットの前部(エンジンリヤマウントブラケット66)をトランスファーの後部に締結し、リヤマウントブラケットの後部(メンバ側取付け部材60)を車体に締結している。
ところで、特許文献1のようにリヤマウントブラケットをトランスファーの後部のみに締結した場合、路面の凹凸などによってパワートレインが揺動すると、トランスファー、及びリヤマウントブラケットに過大な荷重が加わることになる。
このため、例えば、トランスファー、及びリヤマウントブラケットの接触面が微少摺動するなどして、トランスファーとリヤマウントブラケットとを締結する締結ボルトの緩みが生じるおそれがあった。
特開2003−104078号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、締結ボルトの緩みを抑制して、リヤマウントブラケットを安定して支持できる車両のパワートレイン支持構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両の車幅方向に回転軸が位置する横置きエンジン、ドライブシャフトを介して、前記横置きエンジンの出力を前輪に伝達するトランスミッション、及びプロペラシャフトを介して、前記トランスミッションの出力を後輪に伝達するトランスファーで構成したパワートレインと、該パワートレインの後部、及び車体を連結するとともに、前記パワートレインを揺動可能に弾性支持するリヤマウントブラケットとを備えた車両のパワートレイン支持構造であって、前記トランスファーと前記トランスミッションとを、複数箇所で締結する構成とし、前記パワートレインに、前記リヤマウントブラケットの前部と前記トランスファーとを連結する中間ブラケットを備え、該中間ブラケットに、前記トランスファーを連結する締結ボルトの挿通を許容する複数のブラケット挿通孔を備え、前記トランスファーに、前記締結ボルトの挿通を許容する少なくとも1つのトランスファー挿通孔を備え、前記トランスミッションに、前記中間ブラケットの前記ブラケット挿通孔、及び前記トランスファーの前記トランスファー挿通孔と連通するとともに、前記締結ボルトが螺合するボス部を備え、前記中間ブラケットの前記ブラケット挿通孔と、前記トランスファーの前記トランスファー挿通孔と、前記トランスミッションの前記ボス部と、前記締結ボルトとで少なくとも1つの共締め部を構成したことを特徴とする。
上記中間ブラケットは、弾性を有するとともに、リヤマウントブラケットの前部が連結するマウントブッシュを備えたブラケットとすることができる。あるいはマウントブッシュを備えていないブラケットなどとすることができ、この場合、リヤマウントブラケットの前部に弾性を有するマウントブッシュを備えてもよい。
上記車体は、車体を構成するフレームなどの骨格部材、骨格部材を補強するクロスメンバなどの補強部材などとすることができる。
この発明により、締結ボルトの緩みを抑制して、リヤマウントブラケットを安定して支持することができる。
具体的には、中間ブラケットを介して、トランスファーとリヤマウントブラケットを連結したことにより、車両のパワートレイン支持構造は、トランスファーケースを作り分けることなく、車種ごとに適したトランスファーとリヤマウントブラケットとを連結することができる。
そして、少なくとも1つの共締め部によって、トランスミッションと、トランスファーと、中間ブラケットとを共締めしているため、車両のパワートレイン支持構造は、路面の凹凸などによってパワートレインが揺動した際、中間ブラケットに作用する荷重を、締結ボルトを介してトランスミッションに伝達することができる。
これにより、車両のパワートレイン支持構造は、例えば、トランスファーと中間ブラケットとの接触面における微少な摺動などを抑制でき、締結ボルトの緩みを抑制することができる。あるいは、車両のパワートレイン支持構造は、トランスファーに作用する荷重を低減できるため、トランスファーの破損などを防止することができる。
従って、車両のパワートレイン支持構造は、トランスミッション、トランスファー、及び中間ブラケットを一体的に締結する少なくとも1つの共締め部を備えたことにより、締結ボルトの緩みを抑制して、リヤマウントブラケットを安定して支持することができる。
この発明の態様として、前記トランスミッションと前記トランスファーとを締結する複数の締結部のうち、車両側面視において隣接する前記締結部の間に、前記共締め部を配置することができる。
上記隣接する締結部とは、車両側面視において、車両前後方向、あるいは車両上下方向で隣り合う締結部、もしくは時計回りで隣り合う締結部などとすることができる。
この発明により、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトの緩みをより抑制して、安定したリヤマウントブラケットの支持状態を確保することができる。
具体的には、トランスミッションとトランスファーとの締結部のうち、車両側面視において隣接する締結部の間は、比較的剛性の高い範囲となり、荷重が作用した際、撓み変形が生じ難くなる。
そこで、隣接する締結部の間に共締め部を配置したことにより、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトが螺合するトランスミッションのボス部近傍における剛性を向上することができる。これにより、車両のパワートレイン支持構造は、締結状態における中間ブラケットの支持剛性を向上することができる。
このため、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトの緩みをより抑制することができる。
従って、車両のパワートレイン支持構造は、隣接する締結部の間に共締め部を配置したことによって、締結ボルトの緩みをより確実に抑制できるため、安定したリヤマウントブラケットの支持状態を確保することができる。
またこの発明の態様として、前記リヤマウントブラケットの前部と前記中間ブラケットとの締結部が、車両側面視において、前記ドライブシャフトの車両下方の位置に配設され、前記共締め部が、車両側面視において、前記プロペラシャフトが連結される前記トランスファーの出力軸よりも車両下方で、かつ前記締結部よりも車両上方の範囲における前記トランスファーの出力軸側に配置されたものである
この発明により、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトの緩みを抑制するとともに、リヤマウントブラケットを介して車体に伝達されるギヤノイズを低減することができる。
具体的には、トランスファーは、例えば内部に配置したリングギヤ及びドライブピニオンギヤを介して、トランスミッションの出力をドライブピニオンに連結したプロペラシャフトに出力している。
この際、トランスファーの内部において、ギヤ対の歯合によって発生したギヤノイズが、ドライブピニオンを軸支するトランスファーケース、及びリヤマウントブラケットを介して車体に伝達される。このため、車室内に伝達されたギヤノイズによって、乗員に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、共締め部を備えたことにより、車両のパワートレイン支持構造は、トランスファーケース、及びリヤマウントブラケットを介して車体に伝達される伝達経路と、トランスファーケース、及び締結ボルトを介してトランスミッションに伝達される伝達経路とに、ギヤノイズを分散して伝達することができる。
この際、トランスファーの出力軸近傍に共締め部を配置しているため、車両のパワートレイン支持構造は、出力軸から離間した位置に共締め部を配置した場合に比べて、トランスミッション側へギヤノイズをより容易に伝達することができる。
これにより、車両のパワートレイン構造は、リヤマウントブラケットを介して車体から車室内へ伝達されるギヤノイズを低減でき、乗員に与える不快感を低減することができる。
従って、車両のパワートレイン支持構造は、トランスファーの出力軸近傍に共締め部を配置したことにより、締結ボルトの緩みを抑制するとともに、リヤマウントブラケットを介して車体に伝達されるギヤノイズを低減することができる。
またこの発明の態様として、前記トランスミッション、前記トランスファー、及び前記中間ブラケットを一体的に締結する前記共締め部を、複数備え、車両側面視において、隣接する前記共締め部の間に、前記トランスミッションと前記トランスファーとの締結部を少なくとも1つ配置することができる。
上記隣接する共締め部とは、車両側面視において、車両前後方向、あるいは車両上下方向で隣り合う共締め部、もしくは時計回りで隣り合う共締め部などとすることができる。
この発明により、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトの緩みをより確実に抑制するとともに、より安定したトランスミッションとトランスファーとの締結状態を確保することができる。
具体的には、複数の共締め部を備えたことにより、車両のパワートレイン支持構造は、中間ブラケットに作用する荷重を、複数の締結ボルトを介してトランスミッションに分散して伝達することができる。
これにより、車両のパワートレイン支持構造は、締結ボルトの緩みをより確実に抑制するとともに、トランスファーの破損などをより確実に防止することができる。
さらに、中間ブラケットに作用する荷重を、複数の締結ボルトを介してトランスミッションに分散して伝達することで、車両のパワートレイン支持構造は、トランスファー、及び締結部を介してトランスミッションに伝達される荷重を低減することができる。このため、車両のパワートレイン支持構造は、隣接する共締め部の間に位置する締結部におけるボルトの緩みなどを抑制することができる。
従って、車両のパワートレイン支持構造は、隣接する共締め部の間にトランスミッションとトランスファーとの締結部を配置したことにより、締結ボルトの緩みをより確実に抑制するとともに、より安定したトランスミッションとトランスファーとの締結状態を確保することができる。
本発明により、締結ボルトの緩みを抑制して、リヤマウントブラケットを安定して支持できる車両のパワートレイン支持構造を提供することができる。
車両の構成を説明する説明図。 車両におけるパワートレインの外観を示す平面図。 右側面視におけるパワートレイン支持構造の要部を示す要部右側面図。 組付け状態におけるパワートレイン支持構造の要部を示す要部斜視図。 中間ブラケットを取外した状態を示す分解斜視図。 前側締結部、及び後側締結部における車幅方向に沿った断面を説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施形態における車両1のパワートレイン支持構造について、図1から図6を用いて詳しく説明する。
なお、図1は車両1の構成を説明する説明図を示し、図2は車両1におけるパワートレイン7の外観の平面図を示し、図3は右側面視におけるパワートレイン支持構造の要部右側面図を示し、図4は組付け状態におけるパワートレイン支持構造の要部斜視図を示し、図5は中間ブラケット40を取外した状態の分解斜視図を示し、図6は前側締結部150、及び後側締結部160における車幅方向に沿った断面を説明する説明図を示している。
また、図3中において要部の図示を明確にするため、トランスミッション20の外形を二点鎖線で示し、図4及び図5中における図示を明確にするため、トランスファー30の構成要素のうちトランスファーケース31のみを図示している。さらに、図6中における図6(a)は、前側締結部150における断面図を示し、図6(b)は後側締結部160における断面図を示している。
さらに、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図3中の上方を車両上方とし、図3中の下方を車両下方とする。
車両1は、図1に示すように、車幅方向に沿ってクランク軸が位置するように配置した横置きエンジン10の出力を、ドライブシャフト2を介して前輪3に伝達するとともに、横置きエンジン10の出力をプロペラシャフト4、及びリヤデフ5を介して後輪6に伝達するパワートレイン7を、その前部に配置した、所謂、FFベースの四輪駆動車である。
より詳しくは、車両1の前部は、図2に示すように、ダッシュパネル(図示省略)から車両前方に延びる左右一対のフロントサイドフレーム(図示省略)と、フロントサイドフレームの下方に配置したサブフレーム50との間において、サブフレーム50の後部に固定したステアリングギヤボックス8よりも車両前方に、横置きエンジン10が位置するようにパワートレイン7を配置して構成している。
なお、ステアリングギヤボックス8は、乗員が操作するステアリングホイール(図示省略)と、前輪3とを連結するとともに、ステアリングホイールの操作による入力回転を、車幅方向に延びる略筒状の本体筒部8a(図3参照)に収容された歯車を介して、前輪3の向きを変更する舵取り装置として機能する。
サブフレーム50は、車両前後方向に延びる左右一対の前後メンバ51と、前後メンバ51の前端を車幅方向に連結するフロントクロスメンバ52と、前後メンバ51の後端を車幅方向に連結するとともに、ロアアーム9などのサスペンション部材が連結されるサスペンションクロスメンバ53とで、平面視略ロ字状に一体的に構成している。
このサスペンションクロスメンバ53は、図3に示すように、車両上方側に位置するアッパパネル531と、車両下方側に位置するロアパネル532とを車両上下方向で重ね合せて接合して一体的に形成している。
より詳しくは、アッパパネル531は、図3に示すように、車両前後方向に沿った断面が、車両下方が開口した断面ハット状に形成している。
このアッパパネル531の上面には、車両1における車幅方向略中央において、後述するリヤマウントブラケット80を連結する連結ボルト54の挿通を許容するボルト開口孔(図示省略)を車両上下方向に開口形成している。
さらに、アッパパネル531の前面には、後述するリヤマウントブラケット80を車両前方から挿入可能な大きさで開口形成したブラケット挿通孔531aを備えている。
ロアパネル532は、図3に示すように、車両前後方向に沿った断面が、略平板状に形成している。このロアパネル532には、アッパパネル531のボルト開口孔と車両上下方向で対向して、連結ボルト54の挿通を許容するボルト開口孔(図示省略)を開口形成するとともに、連結ボルト54が螺合するウェルドナット55を溶着している。
パワートレイン7は、図2及び図3に示すように、左右一対のフロントサイドフレームとサブフレーム50とに囲われた空間内において、車両右側から車幅方向に沿って配置した右側マウントブラケット60、及び左側マウントブラケット70と、右側マウントブラケット60、及び左側マウントブラケット70よりも車両後方に配置したリヤマウントブラケット80を介して車体側に揺動可能に支持されている。
右側マウントブラケット60は、図2に示すように、横置きエンジン10の車幅方向右側上部と、車両右側のフロントサイドフレームとを揺動可能に連結している。この右側マウントブラケット60は、横置きエンジン10に固定されるエンジン側ブラケット61と、フロントサイドフレームに固定される車体側ブラケット62とを、弾性を有するゴム製のマウントブッシュ(図示省略)を介して連結して構成している。
左側マウントブラケット70は、図2に示すように、トランスミッション20の車幅方向左側上部と、車両左側のフロントサイドフレームとを揺動可能に連結している。この左側マウントブラケット70は、トランスミッション20に固定されるミッション側ブラケット71と、フロントサイドフレームに固定される車体側ブラケット72とを、弾性を有するゴム製のマウントブッシュ(図示省略)を介して連結して構成している。
リヤマウントブラケット80は、図3に示すように、車両1における車幅方向略中央において、パワートレイン7の後部(後述する中間ブラケット40)と、サスペンションクロスメンバ53とを揺動可能に連結している。
より詳しくは、リヤマウントブラケット80は、連結ボルト83によってパワートレイン7の後部と揺動可能に連結されるブラケット前部81と、連結ボルト54によってサスペンションクロスメンバ53に揺動可能に連結されるブラケット後部82とを、車両前方からこの順番で接合して一体的に構成している。
ブラケット前部81は、車幅方向に厚みを有する略平板状の金属平板を、車幅方向に所定間隔を隔てて対向配置して構成している。さらに、ブラケット前部81における車両右側の金属平板には、連結ボルト83の挿通を許容するボルト挿通孔(図示省略)を開口形成している。一方、ブラケット前部81における車両左側の金属平板には、連結ボルト83が螺合するウェルドナット(図示省略)を溶着している。
ブラケット後部82は、車両上下方向を軸方向とする金属製の管状部材に、弾性を有するマウントブッシュを圧入して構成している。このブラケット後部82は、図3に示すように、アッパパネル531とロアパネル532とで挟持されるようにして、連結ボルト54を用いてサスペンションクロスメンバ53に連結している。
このようにして車体に支持されるパワートレイン7は、図1から図3に示すように、車幅方向に沿ってクランク軸が位置するように配置した横置きエンジン10と、横置きエンジン10の出力をドライブシャフト2に出力するトランスミッション20と、トランスミッション20の出力をプロペラシャフト4に出力するトランスファー30と、リヤマウントブラケット80が連結される中間ブラケット40とで構成している。
横置きエンジン10は、車両左側に出力軸(クランク軸)が位置するようにして、車両幅方向左側に配置している。
トランスミッション20は、横置きエンジン10に対して車両左側に配置されるとともに、横置きエンジン10の出力軸と略同軸上に入力軸が位置するようにして、横置きエンジン10に締結固定している。このトランスミッション20は、複数の歯車を切替えて入力回転を減速して、入力軸に対して車両後方下方に平行配置した出力軸に出力する。
なお、トランスミッション20には、トランスファー30を締結する締結ボルトが螺合するボス部(図示省略)を車両右側に向けて形成している。さらに、トランスミッション20には、図4及び図5に示すように、トランスファー30を組付けた状態において、後述する中間ブラケット40の後方ブラケット挿通孔45aと連通するとともに、後方締結ボルト106が螺合するネジ孔21a(図6(b)参照)を有するボス部21を車両右側に向けて形成している。
そして、トランスミッション20の出力軸に連結される左右一対のドライブシャフト2は、トランスミッション20の出力軸に対して略同軸上に配置されている。なお、車両右側の前輪3に連結されるドライブシャフト2は、トランスファー30を介してトランスミッション20の出力軸に連結している。
トランスファー30は、トランスミッション20における車両右側の出力軸と略同軸上に入力軸が位置するように配置している。このトランスファー30は、トランスミッション20から伝達された入力を、入力軸に対して略直交する出力軸に出力する機能を有している。
より詳しくは、トランスファー30は、図3に示すように、車両後方に位置するトランスファーケース31と、車両前方に位置するカバー32とで、内部中空になるよう構成している。
このトランスファー30の内部には、車幅方向を回転軸として回転自在に支持されたリングギヤと、リングギヤに歯合するドライブピニオンギヤを前端に有し、車両前後方向を回転軸として回転自在に軸支された出力軸であるドライブピニオンとを収容している。なお、ドライブピニオンの後端には、プロペラシャフト4のフランジヨーク4aが連結されるコンパニオンフランジ33を装着している。
このような構成のトランスファー30は、図3から図5に示すように、複数の締結ボルトを用いてトランスミッション20の右側面に締結固定している。
詳述すると、トランスファーケース31の車両左側には、車両上方へ向けて延設した略平板状の上部取付け基部34と、車両下方へ向けて延設した略平板状の下部取付け基部35とを備えている。
上部取付け基部34は、図3及び図4に示すように、車両側面視において、トランスファーケース31の後端近傍から前端に至る車両前後方向の範囲において、車両上方に突出する形状に形成している。
この上部取付け基部34には、トランスミッション20に螺合する第1締結ボルト101の挿通を許容するボルト孔(図示省略)を、前端近傍に開口形成している。なお、第1締結ボルト101を用いて締結されるトランスミッション20とトランスファー30との締結箇所を、第1締結部110とする。
さらに、上部取付け基部34には、トランスミッション20に螺合する第2締結ボルト102の挿通を許容するボルト孔(図示省略)を、後端近傍に開口形成している。この第2締結ボルト102を用いて締結されるトランスミッション20とトランスファー30との締結箇所を、第2締結部120とする。
下部取付け基部35は、図3及び図5に示すように、その後端がトランスファーケース31の後端近傍に位置するとともに、前端がトランスファーケース31の前端よりも車両前方下方に突出する形状に形成している。
この下部取付け基部35には、トランスミッション20に螺合する第3締結ボルト103の挿通を許容するボルト孔(図示省略)を、前端近傍に開口形成している。なお、第3締結ボルト103を用いて締結されるトランスミッション20とトランスファー30との締結箇所を、第3締結部130とする。
さらに、下部取付け基部35には、トランスミッション20に螺合する第4締結ボルト104の挿通を許容するボルト孔(図示省略)を、後端近傍に開口形成している。この第4締結ボルト104を用いて締結されるトランスミッション20とトランスファー30との締結箇所を、第4締結部140とする。
加えて、トランスファー30の下部取付け基部35には、図4及び図5に示すように、後述する中間ブラケット40が装着される前方ブラケット装着部36、及び後方ブラケット装着部37を形成している。
前方ブラケット装着部36は、図5に示すように、第3締結部130よりも車両前方側において、車両右側へ向けて立設するように下部取付け基部35に一体形成している。この前方ブラケット装着部36は、図5及び図6(a)に示すように、中間ブラケット40と車両右側で当接する平面を有するとともに、前方締結ボルト105が螺合するネジ孔36aを車幅方向に沿って形成している。
後方ブラケット装着部37は、図3から図5に示すように、第3締結部130と第4締結部140との間において、下部取付け基部35における上部で、第4締結部140の近傍から車両右側へ向けて立設するように下部取付け基部35に一体形成している。すなわち、後方ブラケット装着部37は、プロペラシャフト4が連結される出力軸近傍におけるトランスファーケース31に形成している。
この後方ブラケット装着部37は、図5及び図6(b)に示すように、車両左側がトランスミッション20のボス部21に当接し、車両右側が中間ブラケット40に当接するように形成している。
そして、後方ブラケット装着部37には、トランスミッション20におけるボス部21のネジ孔21aと車幅方向で連通するとともに、後方締結ボルト106の挿通を許容するトランスファー挿通孔37aを開口形成している。
中間ブラケット40は、図3から図5に示すように、車幅方向を軸方向とする略円筒状のマウントブッシュ41と、車幅方向に所定の厚みを有するアルミ合金製のブラケット本体42とで構成している。
マウントブッシュ41は、詳細な図示を省略するが、連結ボルト83が挿入可能な内径を有する小径管状部材と、小径管状部材よりも大径の大径管状部材と、周面が対面するように同軸上に配置した小径管状部材及び大径管状部材との間に充填した弾性を有する合成ゴムとで構成している。
ブラケット本体42は、車幅方向に延びる略円筒状の前端部43、中央部44、及び後端部45を車両前方からこの順番で配置するとともに、前端部43及び中央部44、並びに中央部44及び後端部45を連結して側面視略V字状に一体形成している。
前端部43は、図5及び図6(a)に示すように、前方締結ボルト105の挿通を許容するとともに、トランスファー30における前方ブラケット装着部36のネジ孔36aと連通する前方ブラケット挿通孔43aを有する形状に形成している。
すなわち、中間ブラケット40の前端部43は、トランスミッション20にトランスファー30を締結した状態において、トランスファー30の前方ブラケット装着部36に締結固定している。この締結箇所を、前側締結部150(図3及び図4参照)とする。
中央部44は、前端部43の外径よりも大径であって、マウントブッシュ41の圧入を許容する内径を有する略円筒状に形成している。なお、中央部44は、ドライブシャフト2の下方において、トランスミッション20の下端近傍とトランスファー30とが車幅方向で重なり合う車両上下方向の位置近傍に配置されている。
後端部45は、図5及び図6(b)に示すように、中央部44よりも車両後方上方の位置において、後方締結ボルト106の挿通を許容するとともに、トランスファー30における後方ブラケット装着部37のトランスファー挿通孔37a、及びトランスミッション20におけるボス部21のネジ孔21aと連通する後方ブラケット挿通孔45aを有する形状に形成している。
すなわち、中間ブラケット40の後端部45は、トランスミッション20にトランスファー30を締結した状態において、トランスファー30の後方ブラケット装着部37を挟んでトランスミッション20のボス部21に締結固定している。
このトランスミッション20のネジ孔21aと、トランスファー30のトランスファー挿通孔37aと、中間ブラケット40のトランスファー挿通孔37aと、後方締結ボルト106とで、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスミッション20、トランスファー30、及び中間ブラケット40を共締めする後側締結部160(図3及び図4参照)を構成している。
以上のような構成を実現する車両1のパワートレイン支持構造は、後方締結ボルト106の緩みを抑制して、リヤマウントブラケット80を安定して支持することができる。
具体的には、中間ブラケット40を介して、トランスファー30とリヤマウントブラケット80を連結したことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスファーケース31を作り分けることなく、車種ごとに適したトランスファー30とリヤマウントブラケット80とを連結することができる。
そして、後側締結部160によって、トランスミッション20と、トランスファー30と、中間ブラケット40とを共締めしているため、車両1のパワートレイン支持構造は、路面の凹凸などによってパワートレイン7が揺動した際、中間ブラケット40に作用する荷重を、後方締結ボルト106を介してトランスミッション20に伝達することができる。
これにより、車両1のパワートレイン支持構造は、例えば、トランスファー30と中間ブラケット40との接触面における微少な摺動などを抑制でき、後方締結ボルト106の緩みを抑制することができる。あるいは、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスファー30に作用する荷重を低減できるため、トランスファー30の破損などを防止することができる。
従って、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスミッション20、トランスファー30、及び中間ブラケット40を一体的に締結する後側締結部160を備えたことにより、後方締結ボルト106の緩みを抑制して、リヤマウントブラケット80を安定して支持することができる。
また、車両側面視において隣接する第3締結部130、及び第4締結部140の間に、後側締結部160を配置したことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、後方締結ボルト106の緩みをより抑制して、安定したリヤマウントブラケット80の支持状態を確保することができる。
具体的には、車両側面視において隣接する第3締結部130、及び第4締結部140の間は、比較的剛性の高い範囲となり、荷重が作用した際、撓み変形が生じ難くなる。
そこで、隣接する第3締結部130、及び第4締結部140の間に後側締結部160を配置したことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスミッション20のボス部21近傍における剛性を向上することができる。
これにより、車両1のパワートレイン支持構造は、締結状態における中間ブラケット40の支持剛性を向上することができる。このため、車両1のパワートレイン支持構造は、後方締結ボルト106の緩みをより抑制することができる。
従って、車両1のパワートレイン支持構造は、隣接する第3締結部130、及び第4締結部140の間に後側締結部160を配置したことによって、後方締結ボルト106の緩みをより確実に抑制できるため、安定したリヤマウントブラケット80の支持状態を確保することができる。
また、車両側面視において、プロペラシャフト4が連結されるトランスファー30の出力軸近傍に、後側締結部160を配置したことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、後方締結ボルト106の緩みを抑制するとともに、リヤマウントブラケット80を介して車体に伝達されるギヤノイズを低減することができる。
具体的には、トランスファー30は、リングギヤ及びドライブピニオンギヤを介して、トランスミッション20の出力をドライブピニオンに連結したプロペラシャフト4に出力している。
この際、トランスファー30の内部において、ギヤ対の歯合によって発生したギヤノイズが、ドライブピニオンを軸支するトランスファーケース31、及びリヤマウントブラケット80を介して車体に伝達される。このため、車室内に伝達されたギヤノイズによって、乗員に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、後側締結部160を備えたことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスファーケース31、及びリヤマウントブラケット80を介して車体に伝達される伝達経路と、トランスファーケース31、及び後方締結ボルト106を介してトランスミッション20に伝達される伝達経路とに、ギヤノイズを分散して伝達することができる。
この際、トランスファー30の出力軸近傍に後側締結部160を配置しているため、車両1のパワートレイン支持構造は、出力軸から離間した位置に後側締結部160を配置した場合に比べて、トランスミッション20側へギヤノイズをより容易に伝達することができる。
これにより、車両1のパワートレイン7構造は、リヤマウントブラケット80を介して車体から車室内へ伝達されるギヤノイズを低減でき、乗員に与える不快感を低減することができる。
従って、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスファー30の出力軸近傍に後側締結部160を配置したことにより、後方締結ボルト106の緩みを抑制するとともに、リヤマウントブラケット80を介して車体に伝達されるギヤノイズを低減することができる。
なお、上述の実施形態において、マウントブッシュ41を備えた中間ブラケット40としたが、これに限定せず、マウントブッシュを備えていない中間ブラケット40としてもよい。この場合、リヤマウントブラケット80のブラケット前部81に弾性を有するマウントブッシュを備えてもよい。
また、リヤマウントブラケット80をサスペンションクロスメンバ53に連結したが、これに限定せず、車体を構成するフレームなどの骨格部材、骨格部材を補強するクロスメンバなどの補強部材に連結する構成としてもよい。
また、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106を用いて、トランスファー30と中間ブラケット40とを2箇所で締結したが、これに限定せず、トランスファー30と中間ブラケット40とを3箇所以上で締結する構成としてもよい。
また、トランスミッション20、トランスファー30、及び中間ブラケット40を共締めする1つの後側締結部160を有する車両1のパワートレイン支持構造としたが、これに限定せず、2箇所以上で共締する構成としてもよい。
例えば、前側締結部150を前方締結ボルト105がトランスミッション20のボス部に螺合する構成とし、前側締結部150、及び後側締結部160とで、トランスミッション20、トランスファー30、及び中間ブラケット40を共締めする構成としてもよい。この際、前側締結部150と後側締結部160との間に、第3締結部130を配置した構成とする。
これにより、車両1のパワートレイン支持構造は、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106の緩みをより確実に抑制するとともに、より安定したトランスミッション20とトランスファー30との締結状態を確保することができる。
具体的には、前側締結部150、及び後側締結部160を備えたことにより、車両1のパワートレイン支持構造は、中間ブラケット40に作用する荷重を、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106を介してトランスミッション20に分散して伝達することができる。
これにより、車両1のパワートレイン支持構造は、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106の緩みをより確実に抑制するとともに、トランスファー30の破損などをより確実に防止することができる。
さらに、中間ブラケット40に作用する荷重を、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106を介してトランスミッション20に分散して伝達することで、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスファー30、及び第3締結部130を介してトランスミッション20に伝達される荷重を低減することができる。このため、車両1のパワートレイン支持構造は、第3締結部130における第3締結ボルト103の緩みなどを抑制することができる。
従って、車両1のパワートレイン支持構造は、トランスミッション20、トランスファー30、及び中間ブラケット40を共締めする前側締結部150、及び後側締結部160を備えるとともに、前側締結部150と後側締結部160との間に第3締結部130を配置したことにより、前方締結ボルト105、及び後方締結ボルト106の緩みをより確実に抑制するとともに、より安定したトランスミッション20とトランスファー30との締結状態を確保することができる。
なお、前側締結部150と後側締結部160との間に第3締結部130が配置される構成としたが、これに限定せず、前側締結部150と後側締結部160との間に複数の締結部が配置される構成としてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の車体は、実施形態のサスペンションクロスメンバ53に対応し、
以下同様に、
リヤマウントブラケットの前部は、ブラケット前部81に対応し、
締結ボルトは、後方締結ボルト106に対応し、
ブラケット挿通孔は、後方ブラケット挿通孔45aに対応し、
共締め部は、後側締結部160に対応し、
締結部は、第1締結部110、第2締結部120、第3締結部130、及び第4締結部140に対応し、
隣接する締結部は、第3締結部130、及び第4締結部140に対応し、
隣接する共締め部は、前側締結部150、及び後側締結部160に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…車両
2…ドライブシャフト
3…前輪
4…プロペラシャフト
6…後輪
7…パワートレイン
10…横置きエンジン
20…トランスミッション
21…ボス部
30…トランスファー
37a…トランスファー挿通孔
40…中間ブラケット
45a…後方ブラケット挿通孔
53…サスペンションクロスメンバ
80…リヤマウントブラケット
81…ブラケット前部
106…後方締結ボルト
110…第1締結部
120…第2締結部
130…第3締結部
140…第4締結部
160…後側締結部

Claims (4)

  1. 車両の車幅方向に回転軸が位置する横置きエンジン、ドライブシャフトを介して、前記横置きエンジンの出力を前輪に伝達するトランスミッション、及びプロペラシャフトを介して、前記トランスミッションの出力を後輪に伝達するトランスファーで構成したパワートレインと、
    該パワートレインの後部、及び車体を連結するとともに、前記パワートレインを揺動可能に弾性支持するリヤマウントブラケットとを備えた車両のパワートレイン支持構造であって、
    前記トランスファーと前記トランスミッションとを、複数箇所で締結する構成とし、
    前記パワートレインに、
    前記リヤマウントブラケットの前部と前記トランスファーとを連結する中間ブラケットを備え、
    該中間ブラケットに、
    前記トランスファーを連結する締結ボルトの挿通を許容する複数のブラケット挿通孔を備え、
    前記トランスファーに、
    前記締結ボルトの挿通を許容する少なくとも1つのトランスファー挿通孔を備え、
    前記トランスミッションに、
    前記中間ブラケットの前記ブラケット挿通孔、及び前記トランスファーの前記トランスファー挿通孔と連通するとともに、前記締結ボルトが螺合するボス部を備え、
    前記中間ブラケットの前記ブラケット挿通孔と、前記トランスファーの前記トランスファー挿通孔と、前記トランスミッションの前記ボス部と、前記締結ボルトとで少なくとも1つの共締め部を構成した
    車両のパワートレイン支持構造。
  2. 前記トランスミッションと前記トランスファーとを締結する複数の締結部のうち、車両側面視において隣接する前記締結部の間に、前記共締め部を配置した
    請求項1に記載の車両のパワートレイン支持構造。
  3. 前記リヤマウントブラケットの前部と前記中間ブラケットとの締結部が、
    車両側面視において、前記ドライブシャフトの車両下方の位置に配設され、
    前記共締め部が、
    車両側面視において、前記プロペラシャフトが連結される前記トランスファーの出力軸よりも車両下方で、かつ前記締結部よりも車両上方の範囲における前記トランスファーの出力軸側に配置された
    請求項1または請求項2に記載の車両のパワートレイン支持構造。
  4. 前記トランスミッション、前記トランスファー、及び前記中間ブラケットを一体的に締結する前記共締め部を、複数備え、
    車両側面視において、隣接する前記共締め部の間に、
    前記トランスミッションと前記トランスファーとの締結部を少なくとも1つ配置した
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両のパワートレイン支持構造。
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