JP6102082B2 - エポキシ樹脂組成物、半硬化エポキシ樹脂組成物、硬化エポキシ樹脂組成物、樹脂シート、プリプレグ、積層板、金属基板、及びプリント配線板 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物、半硬化エポキシ樹脂組成物、硬化エポキシ樹脂組成物、樹脂シート、プリプレグ、積層板、金属基板、及びプリント配線板 Download PDFInfo
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Description
<1>結晶相から液晶相に転移する温度と、液晶相から等方相に転移する温度との差の絶対値が25℃以上であるエポキシ樹脂モノマーを2種類以上と、硬化剤と、無機充填材と、を含むエポキシ樹脂組成物。
〔一般式(I−1)及び(I−2)中、R1はそれぞれ独立に、アルキル基、芳香族基、又はアラルキル基を表わす。R2及びR3はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基を表わす。mはそれぞれ独立に、0〜2の整数を表す。nはそれぞれ独立に、1〜7の整数を表わす。〕
前記被着材上に配置され、<1>〜<7>のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、<10>に記載の樹脂シート、及び<11>に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの半硬化物である半硬化エポキシ樹脂組成物層、又は硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、を有する積層板。
<1>〜<7>のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、<10>に記載の樹脂シート、及び<11>に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、
金属板と、をこの順に有する金属基板。
<1>〜<7>のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、<10>に記載の樹脂シート、及び<11>に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、
配線層と、をこの順に有するプリント配線板。
また、本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。さらに本明細書において組成物中の各成分の量は、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、結晶相から液晶相に転移する温度と、液晶相から等方相に転移する温度との差の絶対値が25℃以上である2種類以上のエポキシ樹脂モノマーと、硬化剤と、無機充填材と、を含む。エポキシ樹脂組成物は、必要に応じてその他の成分を含んでもよい。
前記エポキシ樹脂組成物は、2種類以上の特定エポキシ樹脂モノマーを含む。2種類以上の特定エポキシ樹脂モノマーを含む混合物(以下、樹脂モノマー混合物という)の融点は、前記樹脂モノマー混合物を構成するエポキシ樹脂モノマーのうち最も融点が高いエポキシ樹脂モノマーの融点よりも低くなる現象が見られる。従って、上記樹脂モノマー混合物を含むエポキシ樹脂組成物の低融点化を実現することができる。
また、この場合も樹脂モノマー混合物の融点が低くなるため、作業性は向上する。
液晶相を有するエポキシ樹脂モノマーは、通常、加熱していくとまず結晶相から液晶相へと相転移し、その後、液晶相から等方相へと相転移する。
樹脂モノマー混合物を、樹脂モノマー混合物が等方相に転移する温度以上に熱して溶融させ、次いで、溶融させた樹脂モノマー混合物を自然冷却させる。この過程において、硬化温度における樹脂モノマー混合物の光学顕微鏡像(倍率:100倍)を観察し、樹脂モノマー混合物を構成する各エポキシ樹脂モノマーが相分離しているか否かを観察することで判断する。
なお、特定エポキシ樹脂モノマーは、その分子構造中にメソゲン基を有していることが好ましい。分子構造中にメソゲン基を有しているエポキシ樹脂モノマーは高次構造を形成し易く、エポキシ樹脂組成物を作製した場合により高い熱伝導率を達成できる傾向にある。
高次構造は、通常は樹脂中に島状に存在しており、ドメイン構造を形成している。そして、ドメイン構造を形成している島のそれぞれを高次構造体という。一般に、高次構造体を構成する構造単位同士は一般的には共有結合を有している。
上記構造を有するメソゲン基を含むエポキシ樹脂モノマーには、液晶相を発現する温度範囲が25℃以上であるものが多い。さらに、上記構造を有するメソゲン基を含むエポキシ樹脂モノマーは高次構造を形成しやすく、エポキシ樹脂組成物を作製した場合により高い熱伝導性が得られる傾向にある。
メソゲン基内に含まれる直鎖状に連結した環状化合物由来の基の数は、成形性の観点より、3個又は4個であることがより好ましい。
中でも、上記化学式(VI)、(VII)及び下記化学式(VIII)〜(XII)で表わされるエポキシ樹脂モノマーは、液晶相を発現し、且つ液晶相を発現する温度範囲が25℃以上であることに加え、より優れた熱伝導性を発現できる。従って、前記エポキシ樹脂組成物に好ましく適用することができる。
(特許第4118691号公報に記載の4−(オキシラニルメトキシ)ベンゾイックアシッド−4,4’−〔1,8−オクタンジイルビス(オキシ)〕ビスフェノールエステル)
(特許第4619770号公報に記載の1−(3−メチル−4−オキシラニルメトキシフェニル)−4−(4−オキシラニルメトキシフェニル)−1−シクロヘキセン)
(特許第4619770号公報に記載の1−(3−メチル−4−オキシラニルメトキシフェニル)−4−(4−オキシラニルメトキシフェニル)ベンゼン)
(特開2011−241797号公報に記載の2−メチル−1,4−フェニレン−ビス{4−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾエート})
(特開2011−74366号公報に記載の4−{4−(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル}シクロヘキシル−4−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾエート)
例えば、樹脂モノマー混合物を、特定エポキシ樹脂モノマーAと、特定エポキシ樹脂モノマーAとは異なる特定エポキシ樹脂モノマーBとで構成する場合、特定エポキシ樹脂モノマーBに対する特定エポキシ樹脂モノマーAの混合比(A/B)が、エポキシ当量基準で0.05〜20であることが好ましく、0.1〜10であることがより好ましい。
Aw:樹脂モノマー混合物の質量組成比(質量%)
Bw:硬化剤の質量組成比(質量%)
Cw:硬化促進剤(任意成分)の質量組成比(質量%)
Dw:無機充填材の質量組成比(質量%)
Ew:その他の任意成分(有機溶剤を除く)の質量組成比(質量%)
Ad:樹脂モノマー混合物の比重
Bd:硬化剤の比重
Cd:硬化促進剤(任意成分)の比重
Dd:無機充填材の比重
Ed:その他の任意成分(有機溶剤を除く)の比重
前記エポキシ樹脂組成物は硬化剤を少なくとも1種類含む。硬化剤としては、樹脂モノマー混合物を熱硬化可能であれば特に制限されない。例えば、酸無水物系硬化剤、アミン系硬化剤、フェノール系硬化剤、メルカプタン系硬化剤等の重付加型硬化剤や、イミダゾール等の触媒型硬化剤等を挙げることができる。
また、nはそれぞれ独立に、1〜7の整数を表わす。
なお、上記芳香族基はヘテロ原子を含んでいてもよく、この場合、ヘテロ原子と炭素の合計数が6〜12となるヘテロアリール基であることが好ましい。
また、熱伝導性を特に高める観点から、繰り返し単位nで表わされる構造単位は、レゾルシノールに由来する基を含んでいることが好ましい。
なお、(m+n)の下限値は特に制限されない。
これらMn及びMwは、GPCを用いた通常の方法により測定される。
例えば、エポキシ当量が100のエポキシ樹脂モノマーAとエポキシ当量が200のエポキシ樹脂モノマーBが、エポキシ当量基準でA/B=9/1の割合で混合されている樹脂モノマー混合物である場合、前記樹脂モノマー混合物のエポキシ当量は(100×(9/10))+(200×(1/10))=110となる。
前記エポキシ樹脂組成物は無機充填材の少なくとも1種類を含む。これにより、高熱伝導性を達成することができる。
無機充填材は非導電性であっても導電性であってもよい。非導電性の無機充填材を使用することによって電気絶縁性が低下するリスクを低下させることができる。また、導電性の無機充填材を使用することによって熱伝導性がより向上する。
Aw:樹脂モノマー混合物の質量組成比(質量%)
Bw:硬化剤の質量組成比(質量%)
Cw:硬化促進剤(任意成分)の質量組成比(質量%)
Dw:無機充填材の質量組成比(質量%)
Ew:その他の任意成分(有機溶剤を除く)の質量組成比(質量%)
Ad:樹脂モノマー混合物の比重
Bd:硬化剤の比重
Cd:硬化促進剤(任意成分)の比重
Dd:無機充填材の比重
Ed:その他の任意成分(有機溶剤を除く)の比重
前記エポキシ樹脂組成物は、シランカップリング剤の少なくとも1種類をさらに含むことが好ましい。シランカップリング剤を添加する効果としては、無機充填材の表面とその周りを取り囲むエポキシ樹脂モノマーの間で共有結合を形成する役割(バインダ剤に相当する)を果たし、熱を効率良く伝達する働きや、さらには水分の浸入を妨げることによって絶縁信頼性の向上にも寄与する。
前記エポキシ樹脂組成物は、1種類以上の有機溶剤をさらに含んでいてもよく、有機溶剤を含むことで種々の成形プロセスに適合させることができる。有機溶剤としては通常用いられる有機溶剤を用いることができ、例えば、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤、ケトン系溶剤、アミド系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤、エステル系溶剤、ニトリル系溶剤等を挙げることができる。具体的には、メチルイソブチルケトン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、スルホラン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン等を用いることができる。これらは1種類単独でも、2種類以上を併用した混合溶剤として用いてもよい。
本発明の半硬化エポキシ樹脂組成物は前記エポキシ樹脂組成物に由来するものであり、前記エポキシ樹脂組成物を半硬化処理して得られる。前記半硬化エポキシ樹脂組成物は、例えば、これをシート状に成形した場合に、半硬化処理していないエポキシ樹脂組成物からなる樹脂シートに比べて取り扱い性が向上する。
上記粘度は動的粘弾性測定(DMA)(例えば、TAインスツルメンツ社製ARES−2KSTD)によって測定される。なお、測定条件は、周波数1Hz、荷重40g、昇温速度3℃/分であり、せん断試験により行う。
本発明の硬化エポキシ樹脂組成物は前記エポキシ樹脂組成物に由来するものであり、前記エポキシ樹脂組成物を硬化処理してなる。硬化後の硬化エポキシ樹脂組成物は、加温によって溶融することはない。前記硬化エポキシ樹脂組成物は熱伝導性に優れる。これは例えば、特定エポキシ樹脂モノマーが高次構造を形成しているためと考えることができる。また、前記硬化エポキシ樹脂組成物は耐熱性に優れる。
本発明の樹脂シートは、前記エポキシ樹脂組成物をシート状に成形したものである。前記樹脂シートは、例えば、前記エポキシ樹脂組成物を離型フィルム上に塗布し、必要に応じて含まれる溶剤の少なくとも一部を除去することで製造することができる。前記樹脂シートは、前記エポキシ樹脂組成物から形成されることで、熱伝導性及び耐熱性に優れる。
本発明のプリプレグは、繊維基材と、前記繊維基材に含浸された前記エポキシ樹脂組成物と、を有して構成される。かかる構成であることで、熱伝導性及び耐熱性に優れたプリプレグとなる。
本発明における積層板は、被着材と、前記被着材上に配置された半硬化エポキシ樹脂組成物層又は硬化エポキシ樹脂組成物層と、を有する。前記半硬化エポキシ樹脂組成物層又は硬化エポキシ樹脂組成物層は、前記エポキシ樹脂組成物から構成されるエポキシ樹脂組成物層、前記樹脂シート、及び前記プリプレグからなる群より選択される少なくとも1つに由来する半硬化エポキシ樹脂組成物層及び硬化エポキシ樹脂組成物層からなる群より選択される少なくとも1つである。前記エポキシ樹脂組成物から形成される半硬化エポキシ樹脂組成物層又は硬化エポキシ樹脂組成物層を有することで、熱伝導性及び耐熱性に優れた積層板となる。
前記積層板の一例として、後述のプリント配線板を作製するのに用いることができる金属箔付樹脂硬化物及び金属基板を挙げることができる。
前記金属箔付樹脂硬化物を構成する金属箔及び硬化エポキシ樹脂組成物層の詳細は、既述の通りである。
前記金属基板を構成する金属箔及び硬化エポキシ樹脂組成物層の詳細は、既述の通りである。
本発明のプリント配線板は、金属板と、硬化エポキシ樹脂組成物層と、配線層とがこの順に積層されてなる。前記硬化エポキシ樹脂組成物層は、前記エポキシ樹脂組成物から構成されるエポキシ樹脂組成物層、前記樹脂シート、及び前記プリプレグから選択される少なくとも1つに由来する硬化エポキシ樹脂組成物層である。前記エポキシ樹脂組成物から形成される硬化エポキシ樹脂組成物層を有することで、熱伝導性及び耐熱性に優れたプリント配線板となる。
[エポキシ樹脂モノマー]
・樹脂A(公知物質)
液晶相から等方相に転移する温度:320℃
液晶相を発現する温度範囲:104℃
エポキシ当量:269
液晶相から等方相に転移する温度:142℃
液晶相を発現する温度範囲:52℃
エポキシ当量:201
液晶相から等方相に転移する温度:271℃
液晶相を発現する温度範囲:122℃
エポキシ当量:209
液晶相から等方相に転移する温度:202℃
液晶相を発現する温度範囲:54℃
エポキシ当量:212
液晶相から等方相に転移する温度:155℃
液晶相を発現する温度範囲:12℃
エポキシ当量:219
・CRN(カテコールレゾルシノールノボラック(仕込み比:5/95)樹脂、シクロヘキサノン50%含有)
撹拌機、冷却機、温度計を備えた3Lのセパラブルフラスコに、レゾルシノール627g、カテコール33g、37%ホルムアルデヒド316.2g、シュウ酸15g、水300gを入れ、オイルバスで加温しながら100℃に昇温した。104℃前後で還流し、還流温度で4時間反応を続けた。その後、水を留去しながらフラスコ内の温度を170℃に昇温し、170℃を保持しながら8時間反応を続けた。反応後、減圧下20分間濃縮を行い、系内の水等を除去し、目的であるフェノール樹脂CRNを得た。
また、得られたCRNについて、FD−MSにより構造を確認したところ、一般式(II−1)〜(II−4)で表わされる部分構造すべての存在が確認できた。
Mn及びMwの測定は、株式会社日立製作所製高速液体クロマトグラフィL6000、及び株式会社島津製作所製データ解析装置C−R4Aを用いて行った。分析用GPCカラムは東ソー株式会社製G2000HXL及び3000HXLを使用した。試料濃度は0.2質量%、移動相にはテトラヒドロフランを用い、流速1.0ml/minで測定を行った。ポリスチレン標準サンプルを用いて検量線を作成し、それを用いてポリスチレン換算値でMn及びMwを計算した。
水酸基当量は、塩化アセチル−水酸化カリウム滴定法により測定した。なお、滴定終点の判断は溶液の色が暗色のため、指示薬による呈色法ではなく、電位差滴定によって行った。具体的には、測定樹脂の水酸基をピリジン溶液中塩化アセチル化した後、その過剰の試薬を水で分解し、生成した酢酸を水酸化カリウム/メタノール溶液で滴定した。
・AA−18(α−アルミナ、住友化学株式会社製、平均粒子径:18μm)
・AA−3(α−アルミナ、住友化学株式会社製、平均粒子径:3μm)
・AA−04(α−アルミナ、住友化学株式会社製、平均粒子径:0.4μm)
・HP−40(窒化ホウ素、水島合金鉄株式会社製、平均粒子径:18μm)
・TPP(トリフェニルホスフィン、硬化促進剤)
・KBM−573(3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシラン、シランカップリング剤、信越化学株式会社製)
・MEK(メチルエチルケトン)
・CHN(シクロヘキサノン)
・PETフィルム(藤森工業株式会社製、75E−0010CTR−4、厚み75μm)
・銅箔(古河電工株式会社製、厚さ80μm、GTSグレード)
樹脂モノマー混合物を7.56質量部(樹脂A:4.33質量部、樹脂B:3.23質量部、エポキシ当量で樹脂A/樹脂B=1/1)、CRNを3.98質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.89質量部(MEK:17.91質量部、CHN:3.98質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
上記エポキシ樹脂ワニスを、アプリケーターを用いて乾燥後の厚みが約200μmとなるようにPETフィルム上に塗布した後、常温(10℃〜30℃)で15分、さらに100℃で30分間乾燥させた。その後、真空プレスにて熱間加熱(プレス温度:80℃〜150℃、真空度:1kPa、プレス圧:1MPa、加圧時間:1分)を行い、シート状の半硬化エポキシ樹脂組成物を得た。
上記で得られた半硬化エポキシ樹脂組成物のPETフィルムを剥がした後、2枚の銅箔のマット面がそれぞれ半硬化エポキシ樹脂組成物に対向するようにして挟み、真空プレスにて真空熱圧着(温度:150〜180℃、真空度:1kPa、プレス圧:4MPa、加圧時間:5分)した。その後、大気圧条件下、140℃で2時間、165℃で2時間、さらに190℃で2時間加熱し、銅箔付き化硬化エポキシ樹脂組成物を得た。
なお、表1には樹脂モノマー混合物の代わりにエポキシ樹脂モノマー単体を使用した場合の評価結果を示す。
樹脂モノマー混合物を加熱しながら、樹脂モノマー混合物の状態変化を偏光顕微鏡(オリンパス社製BS51)を用いてクロスニコル状態で観察(100倍率)した。加熱過程において、流動性を有し、且つ偏光解消による干渉模様が観察されれば、上記樹脂モノマー混合物は液晶相を発現すると判断した。
上記の溶融した樹脂モノマー混合物を自然冷却させ、140℃(硬化温度)において樹脂モノマー混合物を構成するエポキシ樹脂モノマー同士が相溶するか否かを偏光顕微鏡によって観察した。
樹脂モノマー混合物について、示差走査熱量測定装置(パーキンエルマ製DSC7)を用い、昇温速度10℃/分、測定温度範囲25℃〜350℃、流量20±5ml/minの窒素雰囲気下の条件で、アルミパンに密閉した3mg〜5mgの試料の示差走査熱量測定を行った。得られた結果より、相転移に伴うエネルギー変化が起こる温度(吸熱反応ピーク)を融点とした。
また、樹脂モノマー混合物を室温から加熱し、10℃加熱する毎に温度を30秒安定させ、その都度偏光顕微鏡にて相転移が起こっているかどうかをクロスニコル状態で観察(100倍率)した。上記DSC測定で得られた融点と同じ温度付近で相転移が観察されれば、上記DSC測定で得られた吸熱反応ピークの温度を融点とした。また、上記DSC測定で吸熱反応ピークが得られなかった場合で、偏光顕微鏡観察にて相転移の様子が観察された場合、その観察された温度も融点とした。
銅箔付き硬化エポキシ樹脂組成物の銅箔をエッチングして取り除き、シート状の硬化エポキシ樹脂組成物を得た。得られた硬化エポキシ樹脂組成物を10mm角に切り出してグラファイトスプレーにて黒化処理した後、キセノンフラッシュ法(NETZSCH製のLFA447 nanoflashを使用)にて熱拡散率を評価した。この値と、アルキメデス法で測定した密度と、DSC(パーキンエルマ製のPyris1を使用)にて測定した比熱との積から、硬化エポキシ樹脂組成物の熱伝導率を求めた。
樹脂モノマー混合物を7.59質量部(樹脂A:4.27質量部、樹脂C:3.32質量部、エポキシ当量で樹脂A/樹脂C=1/1)、CRNを3.92質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.92質量部(MEK:17.91質量部、CHN:4.01質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
その結果を表2に示した。
樹脂モノマー混合物を7.35質量部(樹脂D:3.77質量部、樹脂B:3.58質量部、エポキシ当量で樹脂D/樹脂B=1/1)、CRNを4.40質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.68質量部(MEK:17.91質量部、CHN:3.77質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
その結果を表2に示した。
樹脂モノマー混合物を7.33質量部(樹脂D:1.91質量部、樹脂B:5.42質量部、エポキシ当量で樹脂D/樹脂B=1/3)、CRNを4.45質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.66質量部(MEK:17.91質量部、CHN:3.75質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
その結果を表2に示した。
樹脂モノマー混合物を4.48質量部(樹脂D:2.30質量部、樹脂B:2.18質量部、エポキシ当量で樹脂D/樹脂B=1/1)、CRNを2.68質量部、無機充填材として窒化ホウ素/α−アルミナ混合フィラーを26.94質量部(HP−40:22.43質量部、AA−04:4.51質量部)、TPPを0.047質量部、KBM−573を0.045質量部、及び溶剤を19.63質量部(MEK:15.73質量部、CHN:3.90質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
上記エポキシ樹脂ワニスを、アプリケーターを用いて乾燥後の厚みが約300μmとなるようにPETフォルム上に塗布した後、100℃で10分間乾燥させた。その後、真空プレスにて熱間加熱(プレス温度:150〜180℃、真空度:1kPa、プレス圧:15MPa、加圧時間:1分)を行い、シート状の半硬化エポキシ樹脂組成物を得た。
上記で得られた半硬化エポキシ樹脂組成物のPETフィルムを剥がした後、2枚の銅箔のマット面がそれぞれ半硬化エポキシ樹脂組成物に対向するようにして挟み、真空プレスにて真空熱圧着(温度:150〜180℃、真空度:1kPa、プレス圧:15MPa、加圧時間:8分)した。その後、大気圧条件下、140℃で2時間、165℃で2時間、さらに190℃で2時間加熱し、銅箔付き化硬化エポキシ樹脂組成物を得た。
その結果を表2に示した。
樹脂モノマー混合物を7.46質量部(樹脂A:4.55質量部、YL6121H:2.91質量部、エポキシ当量で樹脂A/YL6121H=1/1)、CRNを4.18質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.79質量部(MEK:17.91質量部、CHN:3.88質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
その結果を表3に示した。
樹脂モノマー混合物を7.42質量部(樹脂D:3.65質量部、樹脂E:3.77質量部、エポキシ当量で樹脂D/樹脂E=1/1)、CRNを4.26質量部、無機充填材としてα−アルミナフィラーを90.17質量部(AA−18:59.51質量部、AA−3:21.64質量部、AA−04:9.02質量部)、TPPを0.076質量部、KBM−573を0.096質量部、及び溶剤を21.75質量部(MEK:17.91質量部、CHN:3.84質量部)を混合し、溶剤を含むエポキシ樹脂組成物としてエポキシ樹脂ワニスを得た。
その結果を表3に示した。
Claims (12)
- 結晶相から液晶相に転移する温度と、液晶相から等方相に転移する温度との差の絶対値が25℃以上であるエポキシ樹脂モノマーを2種類以上と、硬化剤と、無機充填材と、を含み、前記硬化剤はフェノールノボラック樹脂であり、前記フェノールノボラック樹脂は、下記一般式(I−1)及び(I−2)からなる群より選択される少なくとも1つで表わされる構造単位を有する化合物を含む、エポキシ樹脂組成物(ただし、前記エポキシ樹脂モノマーとして下記構造で表される樹脂Aと、下記構造で表される樹脂Bとを含むものを除く)。
〔一般式(I−1)及び(I−2)中、R1はそれぞれ独立に、アルキル基、芳香族基、又はアラルキル基を表わす。R2及びR3はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基を表わす。mはそれぞれ独立に、0〜2の整数を表す。nはそれぞれ独立に、1〜7の整数を表わす。〕
- 前記2種類以上のエポキシ樹脂モノマーの少なくとも1種類は、その分子構造中にメソゲン基を有するエポキシ樹脂モノマーである請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 前記2種類以上のエポキシ樹脂モノマーの少なくとも1種類は、3個以上の環状化合物由来の基が単結合又は2価の連結基で直鎖状に連結した構造を有するメソゲン基を含む請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 前記無機充填材の少なくとも1つは、窒化ホウ素、アルミナ、シリカ及び窒化アルミニウムからなる群より選択される請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 前記無機充填材の含有率が、前記エポキシ樹脂組成物の全体積中の60体積%〜90体積%である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物の半硬化体である半硬化エポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物の硬化体である硬化エポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物のシート状成形体である樹脂シート。
- 繊維基材と、前記繊維基材に含浸された請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物と、を有するプリプレグ。
- 被着材と、
前記被着材上に配置され、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、請求項8に記載の樹脂シート、及び請求項9に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの半硬化物である半硬化エポキシ樹脂組成物層、又は硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、を有する積層板。 - 金属箔と、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、請求項8に記載の樹脂シート、及び請求項9に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、
金属板と、をこの順に有する金属基板。 - 金属板と、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物、請求項8に記載の樹脂シート、及び請求項9に記載のプリプレグからなる群より選択される少なくとも1つの硬化物である硬化エポキシ樹脂組成物層と、
配線層と、をこの順に有するプリント配線板。
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