JP6099619B2 - 栓付き容器 - Google Patents

栓付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6099619B2
JP6099619B2 JP2014230614A JP2014230614A JP6099619B2 JP 6099619 B2 JP6099619 B2 JP 6099619B2 JP 2014230614 A JP2014230614 A JP 2014230614A JP 2014230614 A JP2014230614 A JP 2014230614A JP 6099619 B2 JP6099619 B2 JP 6099619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
screw
stopper
surface portion
sliding surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014230614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016094216A (ja
Inventor
尚史 小林
尚史 小林
絢子 渡邊
絢子 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP2014230614A priority Critical patent/JP6099619B2/ja
Publication of JP2016094216A publication Critical patent/JP2016094216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6099619B2 publication Critical patent/JP6099619B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

この発明は、飲料、食品等の収容物を携帯するため、栓をねじで容器に着脱可能な栓付き容器に関し、特に、ねじ嵌合の完了時における容器に対する栓の相対的な位相が特定の位相に限定されている栓付き容器に関する。
このような栓付き容器として、例えば、レバー操作式のハンドポットが挙げられる(特許文献1)。この種のハンドポットの容器は、一般に、飲料を内部に収容する容器本体と、該容器本体の上部開口を閉じる栓と、グリップ部と、飲料出口となるノーズ部とを有する。栓は、容器との間を密封するゴムパッキンと、弁を収める弁ケース部と、当該弁の開閉操作に用いられるレバー部と、レバー部の下方を除いてねじ軸線周りの周方向に連なるカバー嵌合部とを有する。カバー嵌合部は、栓の天面となるカバー部材が強制嵌合等で固定される。弁ケース部は、レバー部と直径方向に並ぶ位置でノーズ部に連通する流出路を有する。使用者は、グリップ部を握った状態でレバー部を下方に押し下げることによって弁を開き、容器を傾けることで流出路からノーズ部を介して飲料を出すことができる。
容器のねじ部と栓のねじ部は、一条ねじになっているものが一般的である。使用者が栓をねじ軸線の周方向に回して両ねじ部のねじ嵌合を行うことにより、ゴムパッキンが容器に押し付けられて密封効果を奏する。また、そのねじ嵌合は、容器に対する栓の相対的な位相がノーズ部と流出路が連通する特定の位相(第1の位相)のときに完了し、これにより、栓が容器に取り付けられるように設計されている。
また、ハンドポット以外でも、容器に対して栓を取付けた時の意匠上の整合性、表示の指向性等の理由から、栓と容器との相対的な位相が第1の位相に限定しなければならない場合がある。このように限定する場合、一条ねじを採用することによって容器に対する栓の相対的な位相を確実に第1の位相にすることができる。
特開2003−212260号公報
しかしながら、前述のねじ嵌合においては、ねじ込みの初期段階で栓の一部として回転するゴムパッキンが容器の内周壁と擦り合うため、これに伴って栓の振動が生じ、使用者にとって耳障りな音が生じる、という問題がある。この音は、ねじ嵌合が進み、栓のねじ部の圧力側壁面と、容器のねじ部の圧力側壁面とが常時密着するようになると収まるが、無視できる程度に微小なものではない。ハンドポット等のように、栓が大きいことなどが理由でゴムパッキンの径が大きくなればなる程、その耳障りな音は顕在となる。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、栓と容器との相対的な位相を特定の位相に限定しつつ、栓と容器のねじ嵌合の初期段階に発生する耳障りな音を抑えることにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、ねじ部を有する容器と、前記ねじ部にねじ込まれるねじ部及びゴムパッキンを有する栓とを備え、ねじ嵌合の完了時における前記容器に対する前記栓の相対的な位相が第1の位相に限定されており、ねじ嵌合によって前記ゴムパッキンが前記容器に押し付けられながら前記第1の位相となることによって前記栓が前記容器に取付けられる栓付き容器において、前記栓のねじ部及び前記容器のねじ部が多条ねじになっており、前記栓がねじ軸線の周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止下面部を有するとともに、前記容器がねじ軸線の周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止上面部を有し、ねじ嵌合の開始時における前記容器に対する前記栓の相対的な位相が第2の位相に設定されており、前記第2の位相以外のとき、前記係止下面部と前記係止上面部が上下に接触してねじ嵌合を許さず、前記第2の位相のとき、前記係止下面部と前記係止上面部が当該ねじ嵌合を許す構成とした。
上記の構成によれば、一条ねじよりもリードが大きな多条ねじを採用していることにより、ゴムパッキンが容器の内周壁に擦られることによって栓が振動するねじ嵌合の初期段階を速やかに通過することが可能なため、耳障りな音を抑えることができる。
また、使用者は、栓を第2の位相にしない限り、係止下面部と係止上面部との接触に邪魔されて、ねじ嵌合が行われない。したがって、多条ねじを採用しても、一条ねじと同じく、ねじ嵌合の完了時における容器に対する栓の相対的な位相を第1の位相に確実に限定することができる。
また、前記係止上面部は、前記係止下面部を前記第2の位相までねじ軸線の周方向に案内可能な配置で設けられているのが好ましい。
このようにすると、使用者が第2の位相以外の向きであることに気付かずにねじ嵌合のために栓を回し始めたとしても、係止下面部が係止上面部を滑って栓が空回りし、第2の位相になるまで、この滑り接触が生じる。このため、栓を第2の位相に向けるまで確実に案内することができる。
より具体的には、前記係止下面部は、同一高さ位置においてねじ軸線の周方向に並ぶ第1の栓側摺動面部及び第2の栓側摺動面部を有し、前記第1の栓側摺動面部が前記第2の栓側摺動面部に比してねじ軸線の周方向に長く形成されており、前記係止上面部は、前記第1の栓側摺動面部を下方に通す第1の断絶隙間と、前記第2の栓側摺動面部のみを下方に通す第2の断絶隙間とを空けて、同一高さ位置のねじ軸線の周方向に並ぶ2つ以上の容器側摺動面部を有し、前記栓が、前記容器側摺動面部と接触して前記第2の栓側摺動面部の前記第1の断絶隙間への落ち込みを阻止する落込阻止部を有し、前記2つ以上の容器側摺動面部が、前記第2の位相のときに限って前記落込阻止部を下方に通す第3の断絶隙間を形成するように配置されている。
このようにすると、第1の栓側摺動面部と第2の栓側摺動面部、第1の断絶隙間と第2の断絶隙間がねじ軸線の周方向に異なる長さをもつ不均等性によって、容器に対する栓が第2の位相となっているときに限って、これら両栓側摺動面部が、それぞれ対応の第1の断絶隙間、第2の断絶隙間を同時に通り、栓のねじ部と容器のねじ部のねじ嵌合を許す状態になる。また、第2の位相以外となっているときは、これら栓側摺動面部を容器側摺動面部で第2の位相になるまでねじ軸線の周方向に案内することができる。しかも、その案内に際して、比較的長さの短い第2の栓側摺動面部が第1の断絶隙間に至ったとしても、落込阻止部が第2の栓側摺動面部の落ち込みを阻止し、栓の姿勢が乱れることを防止することができる。
この発明は、ハンドポットに適用することができる。
例えば、前記容器は、飲料出口となるノーズ部を有し、前記栓は、弁を収める弁ケース部と、当該弁の開閉操作に用いられるレバー部と、レバー部の下方を除いてねじ軸線の周方向に沿って連なるカバー嵌合部とを有し、前記弁ケース部が、前記レバー部と直径方向に並ぶ位置で前記ノーズ部に連通する流出路を有し、前記栓の前記ねじ部が、前記カバー嵌合部の下方で前記流出路を境としたねじ軸線の周方向の一方側に配置される第1のねじ山と、当該一方側と反対の他方側に配置される第2のねじ山とからなる。
このようにすると、レバー部の押し下げ操作に必要なカバー嵌合部の周方向断絶を利用して栓のねじ部を多条ねじとして設けることができる。また、ノーズ部に必要な容器の周方向断絶を利用して容器のねじ部を多条ねじとして設けることができる。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、ハンドポットのような栓付き容器において、容器に取り付けられた栓のねじ軸線周りの向きを特定の位相に限定しつつ、栓と容器のねじ嵌合の初期段階に発生する耳障りな音を抑えることができる。
この発明の実施形態に係る栓付き容器から外した栓の分解斜視図 この発明の実施形態に係る栓付き容器の上部の縦断面図 (a)は図1に示す栓の正面図、(b)は前記(a)の栓の右側面図、(c)は前記(a)の栓の背面図、(d)は前記(a)の栓の左側面図 (a)は、容器に対する栓の相対的な位相を誤って図1の栓のねじ部と容器のねじ部とをねじ嵌合させようとした状態を示すねじ部付近の展開図、(b)は、前記(a)の状態から容器に対する栓の相対的な位相が正しくなったときを示す展開図、(c)は、前記(b)の状態からねじ嵌合が進む様子を示す展開図 図1の容器に設けられた係止上面部の配置を示す平面図 図1の栓に設けられた第2の栓側摺動面部が第1の断絶隙間を通過する際の様子を示す展開図
以下、この発明の一例として、実施形態に係る栓付き容器を添付図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、実施形態に係る栓付き容器は、飲料を内部に収容する容器本体を有する容器1と、容器1に着脱可能な栓2とを備える。
容器1は、上向きに設けられた口部3と、口部3の上方に設けられたねじ部4と、口部3から一方側に突き出たノーズ部5と、ノーズ部5と反対の他方側に突き出たグリップ部6とを有する。ノーズ部5の突出側である一方側が栓付き容器の前面側と定められ、グリップ部6の突出側である他方側が栓付き容器の後面側と定められている。
口部3は、下方に向かって内径を次第に小さくしたシール面7を有する。
容器1のねじ部4は、シール面7の軸線と同軸のねじ軸線Cを有する雌ねじになっている。
ノーズ部5は、前側及び後側に向かって開放された溝状になっている。ノーズ部5は、容器1内の飲料を最終的に外部へ放つ飲料出口となる。
栓2は、容器1のねじ部4にねじ込まれるねじ部8と、口部3のシール面7との間を密封するゴムパッキン9と、弁10を収める弁ケース部11と、弁10の開閉操作に用いられるレバー部12と、レバー部12の下方を除いてねじ軸線Cの周方向に沿って連なるカバー嵌合部13と、カバー嵌合部13に強制嵌合されたトップカバー14とを有する。
カバー嵌合部13は、周方向両端間に亘って同高さで連なる溝状になっている。
トップカバー14は、カバー嵌合部13に上方から強制嵌合される突条部15と、レバー部12の後部の左右両側に配置されたガード部16とを有し、栓2の天面部になっている。
トップカバー14とカバー嵌合部13の強制嵌合は、レバー部12が上下に回動する回動域において断絶している。このため、当該断絶部分においてトップカバー14の取り付け構造を備えることが好ましい。この栓2では、その取り付け構造として、レバー部12の下方で後側に突き出た係止部17と、トップカバー14に設けられたフック部18とを有する。トップカバー14をカバー嵌合部13に強制嵌合する際、フック部18が係止部17を強制的に上から下へ乗り越え、係止部17に引っ掛かる。
ここで、トップカバー14のガード部16が後側に突き出ているので、使用者が誤ってガード部16を上方へ引き上げることによってトップカバー14を後側から抉じ開けてしまう可能性がある。また、使用者が誤って栓2を落とした際、ガード部16が他物体(例えば床など)に衝突する可能性がある。これらが発生したとき、ガード部16が上方へ変形することに伴い、係止部17に引っ掛かっているフック部18が後傾しようとする。このようなフック部18の後傾は、フック部18が係止部17から外れる原因となる。
そこで、この栓2は、カバー嵌合部13における断絶部分を介した周方向の両端から前方側(ノーズ部5側)へ突き出た左右一対の補強壁部19、19と、一対の補強壁部19、19間に嵌り込むようにフック部18の左右両側に連なる左右一対の嵌合壁部20、20と、トップカバー14と栓2の内底面の一方側から突き出て他方側に突き当るように設けられた補強リブ部21、21とを有する。
補強壁部19と嵌合壁部20とは、係止部17よりも前側で上下に噛み合う係合端22、23を有する。この係合端22と係合端23の噛み合いにより、補強壁部19と嵌合壁部20とは、フック部18の後傾挙動に抵抗することができる。
補強リブ部21も、係止部17よりも前側でトップカバー14及び栓2の内底面間に亘っているため、フック部18の後傾挙動に抵抗することができる。なお、補強リブ部21は、トップカバー14から突き出た例を図示したが、栓2の内底面から突き出たものでもよい。すなわち、カバー嵌合部13とトップカバー14とが強制嵌合された際に、補強リブ部21が本実施形態で説明したように、フック部18の後傾挙動に抵抗する位置に配置されるようにすればよい。
また、補強リブ部21は、係合端22、23よりも前側に位置し、かつ補強壁部19又は嵌合壁部20と一体に形成されていることが好ましい。これにより、補強リブ部21と補強壁部19又は嵌合壁部20との配置位置を固持する強度が向上し、係合端22、23の噛み合いよりも強固に、フック部18の後傾挙動に抵抗することができる。
前記栓2のねじ部8は、容器1のねじ部4に対応する雄ねじになっている。
ゴムパッキン9は、栓2のねじ部8と容器1のねじ部4のねじ嵌合によって容器1のシール面7に押し付けられていく。ここで、ねじ嵌合とは、栓2が容器1に対してねじ軸線Cの周方向に回転させられることにより、栓2のねじ部8が容器1のねじ部4にねじ込まれることをいう。
弁ケース部11は、弁10を上下方向に案内するガイド部24と、弁10が開弁位置にあるとき(図2中に二点鎖線で示す位置)に容器1の口部3に連通する弁入口部25と、レバー部12と直径方向に並ぶ位置でノーズ部5に連通する流出路26とを有する。ここで、直径方向とは、ねじ軸線Cに直交する1本の直線方向のことをいう。
弁10は、閉弁位置(図2中に実線で示す位置)にあるとき、弁入口部25を閉塞し、閉弁位置に向かって付勢されている。
レバー部12は、栓2の内部に設けられた軸支部27周りに揺動可能となっているため、使用者は、グリップ部6を掴む手の親指でレバー部12の後部を下方に押す操作を行うことができる。この操作によって、レバー部12が弁10を下方に押し下げることとなり、弁10が開弁位置に変位した状態になる。この状態のまま使用者が容器1を前側に傾けることにより、容器1内の飲料が口部3から弁入口部25、流出路26を経てノーズ部5から流出する。
ねじ軸線Cの周方向についての容器1に対する栓2の相対的な位相は、流出路26を基準部として、流出路26がノーズ部5と前方側で重なるという特定の位相(以下「第1の位相」)に定められている。このため、前述のねじ嵌合が最後まで実施されると、栓2は特定の位相となった状態で容器1に取り付けられることになる。すなわち、この「第1の位相」とは、ねじ嵌合の完了時における栓2と容器1との相対的な位相であって、栓2の内部を介して容器1から液体を流出させることができる位相に設定されている。
図4(a)〜(c)は、それぞれ栓2のねじ部8付近を図3(a)、(c)中の上下方向の一点鎖線上で切り開き、容器1のねじ部4付近を図5中の上下方向の一点鎖線上で切り開いた展開図であり、栓2のねじ部8を外観し、容器1のねじ部4の容器1の外側から透視した態様で描いている。図4(a)〜(c)中の左右方向は、ねじ軸線Cの周方向に相当し、容器1を水平面上に立てた状態のときに水平に沿った方向に相当する(以下、図3以降で示されていない符号の要素については適宜に図1、図2を参照のこと)。
図3(a)〜(d)、図4(a)に示すように、栓2のねじ部8及び容器1のねじ部4は、多条ねじになっている。ここで、多条ねじとは、独立した2つ以上のねじ山を有し、リードをピッチよりも大きく設定したものをいう。
栓2のねじ部8は、雄ねじになっている。栓2のねじ部8は、図3に示すように、カバー嵌合部13の下方で流出路26を境としたねじ軸線Cの周方向の一方側に配置された第1のねじ山28と、当該一方側と反対の他方側に配置された第2のねじ山29とからなる。
容器1のねじ部4は、栓2のねじ部8に対応の雌ねじになっている。容器1のねじ部4は、ノーズ部5を境としたねじ軸線Cの周方向の一方側に配置された第3のねじ山30と、当該一方側と反対の他方側に配置された第4のねじ山31とからなる。
第1のねじ山28と第3のねじ山30、第2のねじ山29と第4のねじ山31の組み合わせとなっており、栓2のねじ部8が容器1のねじ部4にねじ嵌合されることにより、ねじ嵌合の完了時における容器1に対する栓2の相対的な位相が、前述の第1の位相となるように設定されている。
第1〜第4のねじ山28〜31は、それぞれ半周未満の長さになっている。このため、前述のねじ嵌合に際し、栓2のねじ軸線Cの周方向への回転量は、半回転未満(本実施形態では約140°に設定されている)となるこのねじ嵌合の際に栓2がねじ回転する方向は、図4(b)、(c)中において右から左へ進む方向に相当する。
栓2は、ねじ軸線Cの周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止下面部(32、33)を有する。この係止下面部は、同一高さ位置においてねじ軸線Cの周方向に向かって並んだ第1の栓側摺動面部32及び第2の栓側摺動面部33を有する。
第1の栓側摺動面部32は、第1のねじ山28の下方に位置し、当該ねじ山28のつる巻線方向の端部からねじ軸線Cの周方向に連なっている。第2の栓側摺動面部33は、第2のねじ山29の下方に位置し、当該ねじ山29のつる巻線方向の端部からねじ軸線Cの周方向について連なっている。
第1の栓側摺動面部32及び第2の栓側摺動面部33は、それぞれ略全長に亘って水平方向に沿っている。第1の栓側摺動面部32の長さLr1は、第2の栓側摺動面部33の長さLr2に比してねじ軸線Cの周方向に長くなっている。このLr1とLr2の差分によって、第1の栓側摺動面部32と第2の栓側摺動面部33が、ねじ軸線Cの周方向に不均等な配置とされている。長さLr1、Lr2は、それぞれ第1のねじ山28、第2のねじ山29よりも短く設定されているが、第1の栓側摺動面部32及び第2の栓側摺動面部33のみを水平面上に載せた状態で栓2を上下方向に真っ直ぐに保つことが可能な長さになっている。
なお、第1のねじ山28、第2のねじ山29には、前述のねじ嵌合の最後で第3のねじ山30、第4のねじ山31に突き当たるストッパ部34が連なっている。
容器1は、図4(a)、図5に示すように、段差35の下段側において、ねじ軸線Cの周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止上面部(36〜38)を有する。この係止上面部は、ねじ軸線Cの周方向に並んだ2つ以上の容器側摺動面部36、37、38からなる。第1の容器側摺動面部36は、第3のねじ山30の上方から当該ねじ山30よりも図中右方へ延在し、略全長に亘って水平方向に沿っている。第2の容器側摺動面部37は、第4のねじ山31の上方から当該ねじ山31よりも図中右方へ延在し、図中左側の端部から右方に短い範囲で第4のねじ山31の遊び側壁面に沿い、残部の略全てが水平方向に沿っている。第3の容器側摺動面部38は、第3のねじ山30の上方に位置し、全長に亘って第3のねじ山30の遊び側壁面に沿っている。
第1の容器側摺動面部36と第2の容器側摺動面部37は、第1の断絶隙間G1を空けてねじ軸線Cの周方向に並んでいる。第2の容器側摺動面部37と第3の容器側摺動面部38は、第2の断絶隙間G2を空けてねじ軸線Cの周方向に並んでいる。第1の容器側摺動面部36と第3の容器側摺動面部38は、第3の断絶隙間G3を形成するようにねじ軸線Cの周方向に並んでいる。すなわち、係止上面部(36〜38)は、第1の断絶隙間と第2の断絶隙間とを同一高さ位置のねじ軸線Cの周方向に向かって並べるように、第1,2の容器側摺動面部36,37を有している。
第3の断絶隙間G3は、第1の栓側摺動面部32、第2の栓側摺動面部33のいずれも下方に通すことができない広さの隙間である。
第1の断絶隙間G1は、図4(b)に示すように、第1の栓側摺動面部32を下方に通す広さの隙間であり、第1の栓側摺動面部32が第1の断絶隙間G1を下方に向かって通ると、第1のねじ山28が第3のねじ山30にねじ嵌合可能な位置に配置されることになる。このねじ嵌合の際、第1のねじ山28の遊び側壁面と第2の容器側摺動面部37の図中左側の端部付近が概ね平行なので、第1のねじ山28は、第2の容器側摺動面部37によって下方から支えられた状態で、第3のねじ山30に対して図4(c)に示すようにつる巻線方向へ円滑に進むことができる。
また、第2の断絶隙間G2は、第2の栓側摺動面部33のみを下方に通す広さの隙間であり、第2の栓側摺動面部33が第2の断絶隙間G2を下方に向かって通ると、第2のねじ山29が、第4のねじ山31にねじ嵌合可能な位置に配置されることになる。このねじ嵌合の際、第2のねじ山29の遊び側壁面と第3の容器側摺動面部38が概ね平行なので、第2のねじ山29は、第3の容器側摺動面部38によって下方から支えられた状態で、第4のねじ山31に対してつる巻線方向へ円滑に進むことができる。
すなわち、ねじ嵌合の開始時としての栓2と容器1との相対的な向きが、上記した係止下面部(32、33)と係止上面部(36〜38)とによって、所定の位相(第2の位相)で設定されている。具体的には、容器1と栓2との相対的なのねじ軸線Cの周方向(つまり図4(a)〜(c)中の左右方向での係止上面部(36〜38)と係止下面部(32、33)の位置関係)の向きを考えると、第1の栓側摺動面部32及び第2の栓側摺動面部33を同時に対応の第1の断絶隙間G1、第2の断絶隙間G2に通すことが可能な図4(b)の向きは、図4(c)に示すように第1のねじ山28と第3のねじ山30、第2のねじ山29と第4のねじ山31の組み合わせでのねじ嵌合を実行可能な向きである。このため、栓2を前述の特定の一方向(第1の位相)に向けて取付け可能な第2の位相といえる。
一方、図4(a)に示すように、容器1と栓2との相対的な向きが第2の位相以外のとき、第1の栓側摺動面部32、第2の栓側摺動面部33の少なくとも一方が、第1〜第3の容器側摺動面36〜38のどこかに接触して栓2が下方に通ることを阻止する。このため、第1のねじ山28の圧力側壁面及び第2のねじ山29の圧力側壁面は、第3のねじ山30の圧力側壁面及び第4のねじ山31の圧力側壁面のいずれともつる巻線方向に向き合えず、ねじ嵌合が不可能である。このように、係止下面部(32、33)と係止上面部(36〜38)は、第2の位相以外のとき、上下に接触して栓2のねじ部8と容器1のねじ部4のねじ嵌合を許さず、第2の位相のときに限って上下に接触せずに栓2のねじ部8と容器1のねじ部4のねじ嵌合を許す。
また、係止上面部(36〜38)は、断絶隙間G1、G2以外に、係止下面部(32、33)が完全に落下するような隙間を形成しておらず、略全体で水平方向に沿っており、これ以外の部分も概ね第3のねじ山30、第4のねじ山31の遊び側壁面に平行になっている。このため、第2の位相以外のとき、係止上面部(36〜38)は、自己に接触する係止下面部(32、33)を図4(b)に示す第2の位相になるまでねじ軸線Cの周方向に案内することができる。なお、係止上面部(36〜38)を段差35の下段側に配置し、その段差35にねじ軸線Cの周方向に沿った円弧面を設け、係止下面部(32、33)を当該円弧面でねじ軸線Cの周方向に強制し、容器1に対する栓2の相対的な向きが第2の位相になるまでの案内を容易化している。
図3(d)、図4(a)に示すように、栓2は、第2のねじ山29の下方にあって第2の栓側摺動面部33よりも高く、かつ第2の栓側摺動面部33からねじ軸線Cの周方向に離れた箇所で突き出た落込阻止部39を有する。図4(a)、図5に示すように、第2の栓側摺動面部33と落込阻止部39を両端としたねじ軸線Cの周方向の長さLr3は、第1の断絶隙間G1よりも広く設定されている。第2の栓側摺動面部33が第1の断絶隙間G1の上方にないとき、落込阻止部39は、係止上面部(36〜38)に接触しない。図6に示すように、前述の案内の途中で、第2の栓側摺動面部33が第1の断絶隙間G1の上方を通る場合が起こり得る。この場合、第2の栓側摺動面部33が第1の断絶隙間G1の上方を通って第1の容器側摺動面部36に接触するまで、落込阻止部39は、第2の容器側摺動面部37の上方に位置する。このため、第2の栓側摺動面部33が第1の断絶隙間G1へ僅かに落ち込むと、落込阻止部39が、第2の容器側摺動面部37に接触して第2の栓側摺動面部33のそれ以上の落ち込みを阻止する。
第3の断絶隙間G3は、図4(b)に示すように、第2の位相のときに限って落込阻止部39を下方に通す。このため、第2の位相のときに係止下面部(32、33)が断絶隙間G1、G2を下方に通ることは、落込阻止部39によって阻害されない。
この実施形態に係る栓付き容器は、上述のようなものであり、図4(a)〜(c)に示すように、第2の位相のときに限って、栓2のねじ部8と容器1のねじ部4のねじ嵌合を行うことができる。栓2のねじ部8と容器1のねじ部4の圧力側壁面同士の密着を維持できないねじ嵌合の初期段階では、ゴムパッキン9が容器1のシール面7に擦られることによる栓2の振動が生じ得る。この実施形態に係る栓付き容器は、その栓2のねじ部8及び容器1のねじ部4として、一条ねじよりもリードが大きな多条ねじを採用しているので、そのねじ嵌合の初期段階を速やかに通過することが可能なため、耳障りな音を抑えることができる。
また、使用者は、容器に対して栓2を第2の位相にしない限り、栓2の係止下面部(32、33)と容器1の係止上面部(36〜38)の接触に邪魔されて、栓2のねじ部8と容器1のねじ部4のねじ嵌合を行うことができない。したがって、この実施形態に係る栓付き容器は、栓2のねじ部8及び容器1のねじ部4に多条ねじを採用しても、ねじ嵌合の完了時における栓2と容器1との相対的な向きを、ノーズ部5に流出路26を向けた第1の位相に確実に限定することができる。
また、この実施形態に係る栓付き容器は、図4(a)に示すように、使用者が第2の位相以外の向きであることに気付かずにねじ嵌合のための栓を回し始めたとしても、栓2の係止下面部(32、33)が容器1の係止上面部(36〜38)を滑って栓2が空回りし、栓2が第2の位相を向くまで、この滑り接触が生じる。このため、この実施形態に係る栓付き容器は、使用者が不用意に栓2を回転させても、栓2を第2の位相に向けるまで確実に案内することができる。
また、この実施形態に係る栓付き容器は、前述の滑り接触による案内の際、比較的長さの短い第2の栓側摺動面部33が第1の断絶隙間G1に至った場合であっても、落込阻止部39が第2の栓側摺動面部33の第1の断絶隙間G1への落ち込みを阻止し、栓2の姿勢が乱れることを防止することができる。
この実施形態では、ねじ軸線C周りの長さLr1、Lr2が相異する複数の栓側摺動面部32、栓側摺動面部33のみで係止下面部(32、33)を構成し、全ての栓側摺動面部32、栓側摺動面部33が同時に落下する栓のねじ軸線Cの周方向が1つしかない断絶隙間G1、G2を形成する係止上面部(36〜38)を構成したことにより、第2の位相でのねじ嵌合に限定する係止下面部(32、33)及び係止上面部(36〜38)の不均等かつ断続的な配置を実現したが、この発明の係止下面部及び係止上面部は、このような態様に限定されるものではない。例えば、ねじ軸線Cの周方向の長さが等しい複数の栓側摺動面部を周方向に不均等な間隔で配置し、ねじ軸線Cの周方向の間隙幅が等しい断絶隙間を対応の間隔で形成するように2つ以上の容器側摺動面部を不均等に配置することにより、複数の栓側摺動面部が同時に落下する栓の向きが1つしかない係止下面部及び係止上面部に構成してもよい。
また、この実施形態では、栓2のねじ軸線Cの周方向への回転量が、約140°に設定されている場合について説明したが、好ましくは、130°〜150°回転の範囲に設定される。栓2の回転量を130°より小さく設定すると、栓2を回転させることに大きなトルクが必要となり、締め難さが生じ始める。一方、栓2の回転量を150°より大きく設定すると、リードが緩くなるため、耳障りな音の低減効果が薄くなってしまう。
この発明の技術的範囲は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づく技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。
1 容器
2 栓
4 容器のねじ部
5 ノーズ部
6 グリップ部
7 シール面
8 栓のねじ部
9 ゴムパッキン
10 弁
11 弁ケース部
12 レバー部
13 カバー嵌合部
14 トップカバー
26 流出路
28 第1のねじ山
29 第2のねじ山
30 第3のねじ山
31 第4のねじ山
32 第1の栓側摺動面部
33 第2の栓側摺動面部
36 第1の容器側摺動面部
37 第2の容器側摺動面部
38 第3の容器側摺動面部
39 落込阻止部
G1 第1の断絶隙間
G2 第2の断絶隙間
G3 第3の断絶隙間

Claims (4)

  1. ねじ部を有する容器と、前記ねじ部にねじ込まれるねじ部及びゴムパッキンを有する栓とを備え、ねじ嵌合の完了時における前記容器に対する前記栓の相対的な位相が第1の位相に限定されており、ねじ嵌合によって前記ゴムパッキンが前記容器に押し付けられながら前記第1の位相となることによって前記栓が前記容器に取付けられる栓付き容器において、
    前記栓のねじ部及び前記容器のねじ部が多条ねじになっており、
    前記栓がねじ軸線の周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止下面部を有するとともに、前記容器がねじ軸線の周方向に不均等な配置で断続的に設けられた係止上面部を有し、
    ねじ嵌合の開始時における前記容器に対する前記栓の相対的な位相が第2の位相に設定されており、前記第2の位相以外のとき、前記係止下面部と前記係止上面部が上下に接触してねじ嵌合を許さず、前記第2の位相のとき、前記係止下面部と前記係止上面部が当該ねじ嵌合を許すことを特徴とする栓付き容器。
  2. 前記係止上面部は、前記係止下面部を前記第2の位相までねじ軸線の周方向に案内可能な配置で設けられている請求項1に記載の栓付き容器。
  3. 前記係止下面部は、同一高さ位置においてねじ軸線の周方向に並ぶ第1の栓側摺動面部及び第2の栓側摺動面部を有し、前記第1の栓側摺動面部が前記第2の栓側摺動面部に比してねじ軸線の周方向に長く形成されており、
    前記係止上面部は、前記第1の栓側摺動面部を下方に通す第1の断絶隙間と、前記第2の栓側摺動面部のみを下方に通す第2の断絶隙間とを空けて、同一高さ位置のねじ軸線の周方向に並ぶ2つ以上の容器側摺動面部を有し、
    前記栓が、前記容器側摺動面部と接触して前記第2の栓側摺動面部の前記第1の断絶隙間への落ち込みを阻止する落込阻止部を有し、
    前記2つ以上の容器側摺動面部が、前記第2の位相のときに限って前記落込阻止部を下方に通す第3の断絶隙間を形成するように配置されている請求項2に記載の栓付き容器。
  4. 前記容器は、飲料出口となるノーズ部を有し、
    前記栓は、弁を収める弁ケース部と、当該弁の開閉操作に用いられるレバー部と、レバー部の下方を除いてねじ軸線の周方向に沿って連なるカバー嵌合部とを有し、
    前記弁ケース部が、前記レバー部と直径方向に並ぶ位置で前記ノーズ部に連通する流出路を有し、
    前記栓の前記ねじ部が、前記カバー嵌合部の下方で前記流出路を境としたねじ軸線の周方向の一方側に配置される第1のねじ山と、当該一方側と反対の他方側に配置される第2のねじ山とからなる請求項1から3のいずれか1項に記載の栓付き容器。
JP2014230614A 2014-11-13 2014-11-13 栓付き容器 Active JP6099619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014230614A JP6099619B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 栓付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014230614A JP6099619B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 栓付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016094216A JP2016094216A (ja) 2016-05-26
JP6099619B2 true JP6099619B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=56070488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014230614A Active JP6099619B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 栓付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6099619B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7346321B2 (ja) * 2020-02-06 2023-09-19 象印マホービン株式会社 液体容器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220972Y2 (ja) * 1984-10-23 1990-06-07
JPH0243325Y2 (ja) * 1986-03-28 1990-11-19
JP4401931B2 (ja) * 2004-11-01 2010-01-20 象印マホービン株式会社 液体容器の栓構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016094216A (ja) 2016-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022058920A5 (ja)
JP5939741B2 (ja) 液体用の容器、特に自動車用エンジンオイルパン又はトランスミッションオイルパン
US20100230980A1 (en) Vehicle handle apparatus
US8839973B2 (en) Fuel inlet device with a cap member for a fuel tank
JP6099619B2 (ja) 栓付き容器
JP6660244B2 (ja) ねじ蓋式容器
JP6509783B2 (ja) キャップユニット及び飲料用容器
JP4269275B2 (ja) 注出栓
JP2015120386A (ja) 燃料給油部構造
JP6322496B2 (ja) 詰め替え容器
TWI379051B (ja)
JP6510825B2 (ja) キャップ
JP6051118B2 (ja) 詰め替え容器
JP2006335454A (ja) 容器
JP6078439B2 (ja) 詰め替え容器
JP6410662B2 (ja) 詰め替え容器
JP5978153B2 (ja) 詰め替え容器
JP6051117B2 (ja) 詰め替え容器
JP7540964B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6093661B2 (ja) 詰め替え容器
JP6116321B2 (ja) 注出キャップ
JP2013252885A (ja) 注出容器
JP3970834B2 (ja) 液体容器の蓋開閉構造
JP5312877B2 (ja) キャップ付容器
JP2018028245A (ja) 湯水混合水栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6099619

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250