JP6099449B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハ、フォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基板、プラズマディスプレイ用の基板、光ディスク用の基板、磁気ディスク用の基板、光磁気ディスク用の基板など(以下、単に基板と称する)を処理する基板処理装置に係り、特に外部装置である露光機との間で基板を受け渡す技術に関する。
従来、この種の装置として、処理部とインターフェイス部を備える基板処理装置がある。処理部は、基板にレジスト膜を塗布し、基板を現像する。インターフェイス部は外部装置である露光機との間で基板を受け渡す。この基板処理装置は、例えば次のように動作する。まず、処理部が基板にレジスト膜を塗布し、インターフェイス部に送る。インターフェイス部は、処理部から受け取った基板を露光機に送る。露光機は基板を露光する。インターフェイス部は、露光済みの基板を露光機から受け取り、処理部に戻す。処理部は、露光済みの基板を現像する。
ここで、インターフェイス部の構成については、例えば、特許文献1に詳細に開示されている。特許文献1によれば、インターフェイス部は3台の搬送機構を備えている。第1の搬送機構は処理部から基板を受け取って第2の搬送機構に渡す。第2の搬送機構は、第1の搬送機構から受け取った基板を露光機に渡し、露光済みの基板を露光機から受け取って第3の搬送機構に渡す。第3の搬送機構は、第2の搬送機構から受け取った基板を処理部に渡す。
特開2010−219434号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、第1、第2の搬送機構の少なくともいずれかが停止すると、インターフェイス部と処理部との間における基板搬送が滞る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、インターフェイス部における基板搬送の信頼性を高めることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明は、基板処理装置であって、基板に処理を行う処理部と、処理部と接し、かつ、本装置とは別体の露光機と接するインターフェイス部と、を備え、インターフェイス部は、第1の処理部側搬送機構と、第2の処理部側搬送機構と、露光機側搬送機構と、を備え、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、処理部から基板を受け取って露光機側搬送機構に渡し、かつ、露光機側搬送機構から基板を受け取って処理部に渡し、露光機側搬送機構は、第1および第2の処理部側搬送機構から基板を受け取って露光機に搬送し、かつ、露光機から露光処理後の基板を受け取って第1および第2の処理部側搬送機構に渡す基板処理装置である。
[作用・効果]本発明に係る基板処理装置によれば、第1および第2の処理部側搬送機構は両方とも、処理部から払い出された基板を受け取るとともに処理部に基板を送る。よって、これら処理部側搬送機構の一方が停止した場合であっても、他方が動作することで、インターフェイス部と処理部との間で基板を双方向に搬送し続けることができる。よって、インターフェイス部における基板搬送の信頼性を高めることができる。
また、本発明において、インターフェイス部は、露光処理後の基板を加熱する露光後加熱処理ユニットを備え、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光処理後の基板を露光後加熱処理ユニットに搬送してから処理部に渡すことが好ましい。これによれば、第1および第2の処理部側搬送機構の一方が停止しても、他方が動作することで、露光機側搬送機構から受け取った基板に対して所定のスケジュールで露光後加熱処理を行うことができる。このように、インターフェイス部における処理の品質が低下することを抑制できる。
また、本発明において、第1および第2の処理部側搬送機構は、処理部と接するインターフェイス部の前面に沿って並ぶように配置されており、露光機側搬送機構と露光後加熱処理ユニットは、第1および第2の処理部側搬送機構よりも後方において、上下に並ぶように配置されていることが好ましい。第1および第2の処理部側搬送機構はインターフェイス部の前面に沿って配置されているので、処理部との間で基板の受け渡しを円滑に行うことができる。また、露光後加熱処理ユニットと露光機側搬送機構は上下方向に積層されている。このため、インターフェイス部の設置面積を縮小することができ、かつ、第1および第2の処理部側搬送機構は、露光後加熱処理ユニットと露光機側搬送機構の双方に対して基板を円滑に搬送できる。なお、「第1の処理部側搬送機構の後方」とは、第1の処理部側搬送機構から見てインターフェイス部の前面側とは反対の方向の意味である。また、「第2の処理部側搬送機構の後方」とは、第2の処理部側搬送機構から見てインターフェイス部の前面側とは反対の方向の意味である。
また、本発明において、露光後加熱処理ユニットは、専ら第1の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第1の露光後加熱処理ユニットと、専ら第2の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第2の露光後加熱処理ユニットと、を備え、第1の露光後加熱処理ユニットは、平面視において第1の処理部側搬送機構の後方に配置されており、第2の露光後加熱処理ユニットは、平面視において第2の処理部側搬送機構の後方に配置されていることが好ましい。第1の露光後加熱処理ユニットは第1の処理部側搬送機構の後方に隣接しており、第2の露光後加熱処理ユニットは第2の処理部側搬送機構の後方に隣接している。よって、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光後加熱処理ユニットに対して基板を効率よく搬送できる。
また、本発明において、インターフェイス部は、基板を洗浄する洗浄部を備え、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、洗浄部に基板を搬送することが好ましい。これによれば、第1および第2の処理部側搬送機構の一方が停止しても、他方が動作することによって、露光処理前の基板または/および露光処理後の基板を適切に洗浄できる。
また、本発明において、洗浄部は、第1および第2の処理部側搬送機構の側方に配置されていることが好ましい。洗浄部は、第1および第2の処理部側搬送機構の側方に隣接しているので、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、洗浄部に対して基板を円滑に搬送できる。
また、本発明において、洗浄部は、露光処理後の基板を洗浄する露光後洗浄処理ユニットを備え、露光後洗浄処理ユニットは、露光後加熱処理ユニットと略同じ高さ位置に配置されることが好ましい。第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光機側搬送機構から受け取った基板を露光後洗浄処理ユニットに搬送してから処理部に渡す。これにより、露光処理後の基板に対して露光後加熱処理のみならず洗浄処理を行うことができる。また、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光後洗浄処理ユニットと露光後加熱処理ユニットとの間で基板を効率よく搬送できる。
また、本発明において、洗浄部は、露光処理前の基板を洗浄する露光前洗浄処理ユニットを備え、露光前洗浄処理ユニットと露光後洗浄処理ユニットは、上下に並ぶように配置されることが好ましい。第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、処理部から受け取った基板を露光前洗浄処理ユニットに搬送してから処理部に渡す。これにより、露光処理前の基板に対して洗浄処理を行うことができる。また、露光前洗浄処理ユニットと露光後洗浄処理ユニットは、上下方向に積層されているので、洗浄部の設置面積をコンパクトにできる。
また、本発明において、洗浄部は、専ら第1の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第1の洗浄部と、専ら第2の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第2の洗浄部と、を備えており、第1の洗浄部と、第1の処理部側搬送機構と、第2の処理部側搬送機構と、第2の洗浄部とは、インターフェイス部の前面に沿ってこの順番で並ぶように配置されていることが好ましい。これによれば、第1の洗浄部は第1の処理部側搬送機構の側方に隣接しており、第2の洗浄部は第2の処理部側搬送機構の側方に隣接している。よって、よって、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、洗浄部に対して基板を効率よく搬送できる。
また、本発明において、処理部とインターフェイス部との間に配置され、第1および第2の処理部側搬送機構と、処理部とが互いに基板を受け渡すための処理部側載置部を備え、処理部側載置部は、第1および第2の処理部側搬送機構から略等距離の位置に配置されていることが好ましい。処理部側載置部を備えているので、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、処理部から基板を好適に受け取ることができ、かつ、処理部に基板を好適に渡すことができる。また、第1および第2の処理部側搬送機構の間で、基板を処理部から受け取るための動作量や基板を処理部に渡すための動作量を略等しくすることができる。
また、本発明において、インターフェイス部は、第1および第2の処理部側搬送機構と、露光機側搬送機構とが互いに基板を受け渡すための中間載置部を備え、中間載置部は、第1および第2の処理部側搬送機構から略等距離の位置に配置されていることが好ましい。これによれば、第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光機側搬送機構に基板を好適に渡すことができ、かつ、露光機側搬送機構から基板を好適に受け取ることができる。また、第1および第2の処理部側搬送機構の間で、基板を露光機側搬送機構に渡すための動作量や基板を露光機側搬送機構から受け取るための動作量を略等しくすることができる。
この発明に係る基板処理装置によれば、第1および第2の処理部側搬送機構を備えているので、インターフェイス部における基板搬送の信頼性を高めることができる。
実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す模式図である。 実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 搬送機構の配置を示す概略側面図である。 液処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図である。 熱処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図である。 第1ブロックの内部を示す正面図である。 第1および第2の処理部側搬送機構を背面から見たときのインターフェイス部の内部を示す背面図である。 露光機側搬送機構を背面から見たときのインターフェイス部の内部を示す背面図である。 インターフェイス部の内部を正面側から見た斜視図である。 インターフェイス部の内部を背面側から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施例を説明する。
[基板処理装置の概要]
まず、本実施例の概要を説明する。図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す模式図である。
基板処理装置1は、インデクサ部(以下、「ID部」と記載する)11と処理部13とインターフェイス部(以下、「IF部」と記載する)17とを備える。処理部13は、ID部11およびIF部17とそれぞれ接している。IF部17はさらに、基板処理装置1とは別体の露光機EXPと接している。
ID部11は、複数のキャリアCを載置可能である。各キャリアC内には、基板(例えば、半導体ウエハ)Wが収容されている。ID部11には、複数のID部内搬送機構(以下、適宜「搬送機構」と略記する)TA1、TA2が設置されている。各搬送機構TA1、TA2はそれぞれ、キャリアCと処理部13との間にわたって基板Wを搬送する。
処理部13は、基板Wを処理する処理ユニットUB1、UB2と、基板Wを搬送する処理部内搬送機構(以下、適宜「搬送機構」と略記する)TB1、TB2を備えている。処理ユニットUB1には専ら搬送機構TB1によって基板Wが搬送され、処理ユニットUB2には専ら搬送機構TB2によって基板Wが搬送される。さらに、各搬送機構TB1、TB2はそれぞれ、ID部11とIF部17との間にわたって基板Wを搬送する。
IF部17は、第1の処理部側搬送機構(以下、適宜「搬送機構」と略記する)TC1と、第2の処理部側搬送機構(以下、適宜「搬送機構」と略記する)TC2と、単一の露光機側搬送機構(以下、適宜「搬送機構」と略記する)TDを備えている。各搬送機構TC1、TC2はそれぞれ、処理部13から払い出された基板Wを受け取り、かつ、処理部13に基板Wを渡す。搬送機構TDは、搬送機構TC1、TC2から基板Wを受け取って露光機EXPに搬送し、かつ、露光機EXPから露光処理後の基板Wを受け取って搬送機構TC1、TC2に渡す。
この基板処理装置1では、次のように動作する。搬送機構TA1は、キャリアC内から基板Wを搬出し、搬送機構TB1に渡す。搬送機構TB1は、受け取った基板Wを所定の処理ユニットUB1に搬送した後に、搬送機構TC1に渡す。搬送機構TC1は、受け取った基板Wを搬送機構TDに渡す。搬送機構TDは、受け取った基板Wを露光機EXPに搬送する。また、搬送機構TDは、露光機EXPから基板Wを受け取って搬送機構TC1に渡す。搬送機構TC1は、受け取った基板Wを搬送機構TB1に渡す。搬送機構TB1は、受け取った基板Wを所定の処理ユニットUB1に搬送した後に、搬送機構TA1に渡す。搬送機構TA1は、受け取った基板WをキャリアC内に搬入する。なお、搬送機構TB1は、搬送機構TA1から受け取った基板W、および、搬送機構TC1から受けとった基板Wの双方を処理ユニットUB1に搬送するが、処理ユニットUB1における処理は、双方の基板Wの間で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
同様に、搬送機構TA2、TB2、TC2、TDも相互に基板Wを受け渡す。これにより、ID部11と露光機EXPの間にわたって基板Wを往復搬送する。
なお、図1では、一の搬送機構から他の搬送機構へ基板Wを渡す位置をそれぞれ、点m1乃至m8、n1、n2で模式的に示している。
この結果、ID部11と露光機EXPとの間にわたる2つの搬送経路が形成される。IF部17(搬送機構TD)−露光機EXPの区間に関しては、各搬送経路は共通しているが、ID部11(キャリアC)−IF部17(搬送機構TD)の区間に関しては、各搬送経路は互いに異なっている。このため、ID部11−IF部17の区間において、一方の搬送経路に異常が生じても、他方の搬送経路では基板Wを適切に搬送できる。
特に、IF部17に設けられる2台の処理部側搬送機構TC1/TC2の双方が、処理部13に対して基板Wを搬入・搬出する。このため、搬送機構TC1/TC2の一方が故障しても、処理部13とIF部17との間において基板Wを双方向に搬送し続けることができる。すなわち、処理部13からIF部17への基板搬送の信頼性、および、IF部17から処理部13への基板搬送の信頼性を同時に高めることができる。
さらに、IF部17に処理ユニットUC1、UC2を設置する場合には、各搬送機構TC1、TC2がそれぞれ処理ユニットUC1、UC2に基板Wを搬送するように構成することによって、IF部17における処理の信頼性も高めることができる。たとえば、処理ユニットUC1や搬送機構TC1が故障しても、処理ユニットUC2および搬送機構TC2を使用して、IF部17における処理を適切なスケジュールで基板Wに施すことができる。図1では、処理ユニットUC1、UC2を設置する場合の構成例を点線で示している。
[基板処理装置の全体構成]
上述した基板処理装置1の各構成をより詳細に説明する。ここでは、処理部13における処理がレジスト膜塗布処理と現像処理である場合を例にとる。また、露光機EXPでは液浸法によって基板Wに露光を行う場合を例示する。さらに、IF部17に処理ユニットを設置する場合を例示する。
図2は実施例に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。処理部13は、第1ブロック14と第2ブロック15に区分されている。ID部11、第1ブロック14、第2ブロック15、IF部17及び露光機EXPは、この順番で水平一方向(図では「x」方向である)に並ぶように配置されている。なお、x方向と直交する水平方向を「y」方向とし、上下方向を「z」方向とする。
[ID部]
図2と併せて図3を参照する。図3は基板処理装置の内部を側方(y方向)からみたときの搬送機構の配置を示す概略側面図である。
図2、図3に示すように、ID部11は、キャリア載置部21と搬送部22を備えている。
キャリア載置部21はキャリアCを載置する。キャリアCは、例えば不図示の外部搬送機構によって、キャリア載置部21に載置される。キャリアC内には、複数枚の基板Wが水平姿勢で載置されている。キャリアCとしては、FOUP(front opening unified pod)が例示される。
搬送部22には、ID部内搬送機構TA1、TA2が設置されている。搬送機構TA1、TA2は、y方向に並ぶように配置されている。搬送機構TA1、TA2は、いわゆる搬送ロボットである。すなわち、搬送機構TA1、TA2はそれぞれ、基板Wを載置する1又は2以上のハンドHと、ハンドHを移動させるための各種の駆動機構(不図示)を備え、ハンドHによって基板Wを保持した状態でハンドHを移動させる。ハンドHは、例えば、x方向、y方向およびz方向にそれぞれ平行移動可能であり、搬送機構TA1の縦軸心の径方向に前進・後退移動可能であり、縦軸心回りに回転移動可能である。
なお、他の搬送機構TB1乃至TDも、搬送機構TB1乃至TD自体の形状やハンドの可動域は別として、ハンドHで基板Wを保持して搬送する点においては搬送機構TA1、TA2と同じである。
[処理部13〜第1ブロック14]
図2乃至図6を参照する。図4は、基板処理装置の内部を側方(y方向)からみたときの液処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図であり、図5は基板処理装置の内部を側方(y方向)からみたときの熱処理ユニットの配置を示す基板処理装置の概略側面図である。図6は、第1ブロックの内部を並び方向(x方向)からみたときの正面図である。
第1ブロック14は、搬送部31と液処理部33と熱処理部35を備えている。搬送部31は、平面視で第1ブロック14のy方向(幅方向)における略中央を通り、x方向(並び方向)に延びる帯状の領域である。搬送部31の両端はそれぞれ、ID部11および第2ブロック15に面している。また、液処理部33は、搬送部31の一側方に配置されている。熱処理部35は、搬送部31の他側方に配置されている。
図3、図6に示すように、搬送部31には、処理部内搬送機構TB1c、TB2cが設置されている。搬送機構TB1c、TB2cは、上下方向(z方向)に並ぶように配置されている。搬送機構TB1cは搬送部31の上部を可動域とし、搬送機構TB2cは搬送部31の下部を可動域とする。搬送機構TB1c、TB2cはそれぞれ、x方向およびz方向に平行移動可能である。なお、図2では、上側に配置されている搬送機構TB1cのみを示している。
ID部11と第1ブロック14との間には、載置部P1S、P1R、P2S、P2Rが配置されている。載置部P1S、P1R、P2S、P2Rは、上下方向に並ぶように配置されている。搬送機構TA1は基板Wを載置部P1Sに載置し、載置部P1Sに載置された基板Wを搬送機構TB1cが受け取る。また、搬送機構TB1cは基板Wを載置部P1Rに載置し、載置部P1Rに載置された基板Wを搬送機構TA1が受け取る。同様に、載置部P2S、P2Rは、搬送機構TA2と搬送機構TB2cとの間で基板Wを双方向に送るために使用される。なお、載置部P1S、P1R、P2S、P2Rはそれぞれ、図1における点m1、m4、m5、m8に対応する。
図4を参照する。液処理部33は、4つの塗布処理室41、42、43、44を備えている。これら塗布処理室41乃至44は、上下方向に並ぶように配置されている。各塗布処理室41乃至44はそれぞれ、搬送部31に面している。上側の塗布処理室41、42に対しては、搬送機構TB1cが基板Wを搬入、搬出する。下側の塗布処理室43、44に対しては、搬送機構TB2cが基板Wを搬入、搬出する。
各塗布処理室41乃至44には、複数の塗布処理ユニット45が設置されている。塗布処理ユニット45は、保持部46とカップ47とノズル48とノズル搬送機構49を備える。ノズル48とノズル搬送機構49は、図2に示される。保持部46は基板Wを保持する。保持部46は不図示のモータによって回転する。カップ47は保持部46の周囲に配置され、基板Wから飛散する処理液を回収する。ノズル48は基板Wに処理液を吐出する。ノズル搬送機構49は、基板Wの上方の位置と基板Wの上方から外れた位置との間にわたってノズル48を搬送する。
塗布処理室41、43内の各塗布処理ユニット45は、ノズル48からレジスト膜用の処理液を基板Wに塗布し、基板W上にレジスト膜を形成する。塗布処理室42、44に各塗布処理ユニット45は、ノズル48から反射防止膜用の処理液を基板Wに塗布し、基板W上に反射防止膜を塗布する。
図5を参照する。熱処理部35は、複数の熱処理ユニットを備えている。各熱処理ユニットは、側面視で行列状(例えば、横方向(x方向)に3列、上下方向(z方向)に10段)に配置されている。ここで、上側5段に配置される複数の熱処理ユニットを「熱処理ユニット群51」と呼び、下側5段分に配置される複数の熱処理ユニットを「熱処理ユニット群52」と呼ぶ。熱処理ユニット群51に対しては、搬送機構TB1cによって基板Wが搬入、搬出される。熱処理ユニット群52に対しては、搬送機構TB2cによって基板Wが搬入、搬出される。
熱処理ユニット群51、52はそれぞれ、複数の熱処理ユニットPHPと、複数の密着強化処理ユニットPAHPと、複数の冷却ユニットCPで構成されている。熱処理ユニットPHPは基板Wを加熱および冷却する。密着強化処理ユニットPAHPは、基板WにHMDS(ヘキサメチルジシラサン)等の密着強化剤を塗布し、基板Wを加熱する。これにより、基板Wと反射防止膜との密着性を向上させる。冷却ユニットCPは、基板Wを冷却する。
なお、塗布処理室41、42の塗布処理ユニット45と熱処理ユニット群51は、図1に示す搬送機構TB1用の処理ユニットUB1に属する。塗布処理室43、44の塗布処理ユニット45と熱処理ユニット群52は、搬送機構TB2用の処理ユニットUB2に属する。
[処理部13〜第2ブロック15]
第2ブロック15は、搬送部61と液処理部63と熱処理部65を備えている。搬送部61は、平面視で第2ブロック15の略中央に形成される。搬送部61の両端はそれぞれ、第1ブロック14(搬送部31)およびIF部17に面している。液処理部63は、搬送部61の一側方に配置されている。熱処理部65は、搬送部61の他側方に配置されている。
搬送部61には、搬送機構TB1d、TB2dが上下方向(z方向)に並ぶように配置されている。搬送機構TB1dは搬送部61の上部を可動域とし、搬送機構TB2dは搬送部61の下部を可動域とする。
搬送部61と搬送部31との間には載置部P3S、P3R、P4S、P4Rが設置されている。載置部P3S/P3Rは、搬送機構TB1dと搬送機構TB1cとの間で基板Wを受け渡すときに使用される。載置部P4S/P4Rは、搬送機構TB2dと搬送機構TB2cの間で基板Wを受け渡すときに使用される。
液処理部63は、2つの現像処理室71、72と2つの塗布処理室73、74を備えている。これら処理室71乃至74は、上下方向に並ぶように配置されている。処理室71、73は上側に配置され、処理室72、74は下側に配置されている。各処理室71乃至74は、搬送部61に面している。処理室71、73に対しては搬送機構TB1dが基板Wを搬送し、処理室72、74に対しては搬送機構TB2dが基板Wを搬送する。
各現像処理室71、72には、それぞれ複数の現像処理ユニット75が配置されている。塗布処理室73、74には、それぞれ複数の塗布処理ユニット45が配置されている。
現像処理ユニット75は、保持部76とカップ77とノズル78とノズル搬送機構79を備える。保持部76は基板Wを保持する。保持部76は不図示のモータによって回転する。カップ77は保持部76の周囲に配置され、基板Wから飛散する現像液を回収する。ノズル78は基板に現像液を吐出する。ノズル搬送機構79は、基板Wの上方の位置と基板Wの上方から外れた位置との間にわたってノズル78を搬送する。
塗布処理室73、74内の塗布処理ユニット45は、ノズル48からレジストカバー用の処理液を基板Wに塗布し、基板W上にレジストカバー膜を形成する。
熱処理部65は、縦横に行列状に配置された複数の熱処理ユニットを備えている。上側の熱処理ユニット群81に対しては、搬送機構TB1dによって基板Wが搬送される。下側の熱処理ユニット群82に対しては、搬送機構TB2dによって基板Wが搬送される。熱処理ユニット群81は処理ユニットUB1に属し、熱処理ユニット群82は処理ユニットUB2に属する。
各熱処理ユニット群81、82はそれぞれ、複数の熱処理ユニットPHPと、複数の冷却ユニットCPを含んでいる。また、各熱処理ユニット群81、82の一画には、エッジ露光ユニットEEWが設置されている。エッジ露光ユニットEEWは、基板Wの周縁部を露光する。
なお、現像処理室71の現像処理ユニット75、塗布処理室73の塗布処理ユニット45および熱処理ユニット群81は、上述した処理ユニットUB1に属する。現像処理室72の現像処理ユニット75、塗布処理室74の塗布処理ユニット45および熱処理ユニット群82は、処理ユニットUB2に属する。
[IF部17]
図2乃至図10を参照する。図7は、搬送機構TC1、TC2を背面側(露光機EXP側)から見た背面図であり、図8は搬送機構TDを背面側から見た背面図である。図9は、インターフェイス部を正面側から見た斜視図であり、図10はインターフェイス部を背面側から見た斜視図である。
IF部17は、処理部側搬送部91と露光機側搬送部92と洗浄部95、96と熱処理部97、98を備える。平面視においてIF部17を処理部13側の部分と露光機EXP側の部分に区分した場合、処理部側搬送部91と洗浄部95、96は処理部13側の部分に配置されており、露光機側搬送部92と熱処理部97、98はIF部17の露光機EXP側の部分に配置されている。処理部側搬送部91は処理部13(搬送部61)に面している。露光機側搬送部92は露光機EXPに面している。各搬送部91、92は互いに接している。
以下では、IF部17内におけるレイアウトを説明するため、IF部17が処理部13(第2ブロック15)と接する面を前面17Fとし、平面視で前面17Fと直交する方向を適宜に「前後方向」と呼ぶ。本実施例の場合、前後方向はx方向と一致している。また、IF部17の内部から見て前面17Fに近づく向きおよび遠ざかる向きをそれぞれ「前方」および「後方」と呼ぶ。
処理部側搬送部91と洗浄部95、96は、IF部17の前面17Fに沿って並ぶように配置されている。処理部側搬送部91は、IF部17のy方向(幅方向)中央部に配置されている。洗浄部95、96は、処理部側搬送部91のy方向両外側に隣接している。
露光機側搬送部92と熱処理部97、98は、処理部側搬送部91および洗浄処理部95、96の後方に隣接している。露光機側搬送部92は、IF部17の後部かつ下部の領域である。熱処理部97、98は、露光機側搬送部92の上方に配置されている。熱処理部97、98は、y方向に並ぶように配置されている。
処理部側搬送部91には、第1の処理部側搬送機構TC1と第2の処理部側搬送機構TC2が設置されている。搬送機構TC1、TC2はIF部17の前面17Fに沿ってy方向に並ぶように配置されている。搬送機構TC1、TC2はそれぞれ、IF部17の前面17Fに近接した位置に配置されている。露光機側搬送部92には、露光機側搬送機構TDが配置されている。
IF部17(処理部側搬送部91)と処理部13(搬送部61)との間には、載置部P5S、P5R、P6S、P6Rが配置されている。これら載置部P5S等は上下方向に並ぶように配置されている。載置部P5S/P5Rは、搬送機構TC1と搬送機構TB1dとが基板Wの受け渡しを行うために使用される。載置部P6S/P6Rは、搬送機構TC2と搬送機構TB2dが基板Wの受け渡しを行うために使用される。
載置部P5S等は、搬送機構TC1、TC2からの距離が略等しい位置に配置されている。具体的には、平面視において、載置部P5S等は、搬送機構TC1、TC2を結ぶ線分の垂直二等分線上に配置されている。
また、処理部側搬送部91と露光機側搬送部92との間には、載置部P7S、P7R、送りバッファ部SBF、戻りバッファ部RBF、載置兼冷却部P−CPが配置されている。これら載置部P7S、P7R等は、上下方向に積層されている。上段にはバッファ部SBF、RBFが配置され、中段には載置部P7S、P7Rが配置され、下段には載置兼冷却部P−CPが配置されている。載置部P7S等も、搬送機構TC1、TC2からの距離が略等しい位置に配置されている。
載置部P7Sは搬送機構TC1、TC2から搬送機構TDに基板Wを渡すときに使用され、載置部P7Rはその逆向きに基板Wを渡すために使用される。バッファ部SBF、RBFは、搬送機構TC1、TC2が基板Wを一時的に待機させるために使用する。載置兼冷却部P−CPは、載置される基板Wを所定の温度に保つ(冷却する)。
なお、載置部P5S、P5R、P6S、P6Rはそれぞれ、図1における点m2、m3、m6、m7に対応する。載置部P7S、P7Rは、図1における点n1、n2に対応する。載置部P5S、P5R、P6S、P6Rは、本発明における処理部側載置部に相当する。載置部P7S、P7Rは、本発明における中間載置部に相当する。
洗浄部95は搬送機構TC1の側方に隣接している。洗浄部95には、専ら搬送機構TC1によって基板Wが搬送される。洗浄部95は露光前洗浄処理ユニット101と露光後洗浄処理ユニット102を備える。前者を「前洗浄処理ユニット101」と適宜に略記し、後者を「後洗浄処理ユニット102」と適宜に略記する。各処理ユニット101、102は、上下方向に並ぶように配置されている。上段には2つの後洗浄処理ユニット102が配置され、下段には3つの前洗浄処理ユニット101が配置されている。各処理ユニット101、102は、それぞれ搬送機構TC1に面している。具体的には、各処理ユニット101、102に基板Wを搬入・搬出するための開口aが搬送機構TC1に面している。
前洗浄処理ユニット101は、露光処理前の基板Wを洗浄し、乾燥する。露光機EXPが液浸法を採用している場合、前洗浄処理ユニット101は基板Wの裏面に洗浄液を供給して基板Wの裏面を洗浄することが好ましい。この際、基板Wを回転させてもよいし、ブラシを使用してもよい。これにより、基板Wが載置される露光機EXPのステージが汚れることを好適に予防できる。なお、基板Wの裏面とは、レジスト膜等が形成される面とは反対側の面である。
後洗浄処理ユニット102は、露光処理後の基板Wを洗浄し、乾燥する。これにより、液浸法によって露光された基板Wを好適に洗浄することができる。
洗浄部96は、洗浄部95と同様に構成されている。洗浄部96に設置される各処理ユニット101、102に対しては、搬送機構TC2が基板Wを搬送する。
洗浄部95は、本発明における第1の洗浄部に相当する。洗浄部96は、本発明における第2の洗浄部に相当する。
熱処理部97は、搬送機構TC1の後方に隣接している。熱処理部97には、専ら搬送機構TC1によって基板Wが搬送される。熱処理部97は、複数の露光後加熱処理ユニットPEBを備えている。各露光後加熱処理ユニットPEBは、上下方向に並ぶように配置されている。各露光後加熱処理ユニットPEBの設置高さは、洗浄部95の後洗浄処理ユニット102の設置高さと略同等である。熱処理部97の露光後加熱処理ユニットPEBと洗浄部95の後洗浄処理ユニット102は、搬送機構TC1の周りに配置されている。搬送機構TC1から見て、露光後加熱処理ユニットPEBと後洗浄処理ユニット102とは周方向に隣り合うように配置されている。各露光後加熱処理ユニットPEBは、それぞれ処理部側搬送部91に面している。具体的には、各露光後加熱処理ユニットPEBに基板Wを搬入・搬出するための開口bが搬送機構TC1に面している。各露光後加熱処理ユニットPEBは、露光処理後の基板Wに露光後熱処理(Post Exposure Bake)を行う。
熱処理部98は、熱処理部97と同様に構成されている。熱処理部98に設置される各露光後加熱処理ユニットPEBに対しては、搬送機構TC2が基板Wを搬送する。
熱処理部97の露光後加熱処理ユニットPEBは、本発明における第1の露光後加熱処理ユニットに相当する。熱処理部98の露光後加熱処理ユニットPEBは、本発明における第2の露光後加熱処理ユニットに相当する。
[制御系の構成]
基板処理装置1は、制御部111と入出力部113を備えている。
制御部111は、例えば、ID部11に設置されている。制御部111は、ID部11、処理部13およびIF部17を統括的に制御する。具体的には、各種の搬送機構および各種の処理ユニットの動作を制御する。
入出力部113は、ID部11の側壁に取り付けられている。入出力部113は、基板処理装置1における基板Wの搬送状況や処理状況を表示する。また、ユーザーは、入出力部113の表示に関連する命令や、各種の搬送機構または処理ユニットの動作に関連する命令を入出力部113に入力可能である。
[基板処理装置1の動作]
次に、実施例に係る基板処理装置1の動作について説明する。以下では、ID部11からIF部17への搬送と、IF部17からID部11への搬送とに分けて説明する。
[ID部11からIF部17への搬送]
<ID部11>
搬送機構TA1は、一のキャリアCから基板Wを搬出して載置部P1Sに載置する。搬送機構TA2は、他のキャリアCから基板Wを搬出して載置部P2Sに載置する。ここで、搬送機構TA1による基板搬送と搬送機構TA2による基板搬送は、互いに独立して行われる。搬送機構TA1、TA2を同時に動作させてもよいし、交互に行ってもよい。また、搬送機構TA1、TA2の一方のみを動作させてもよい。
<処理部13>
搬送機構TB1cは、載置部P1Sに載置された基板Wを受け取る。そして、受け取った基板Wを、塗布処理室41、42、熱処理ユニット群51における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。例えば、熱処理ユニットPHP、冷却ユニットCP、反射防止膜用の塗布処理ユニット45、熱処理ユニットPHP、冷却ユニットCP、レジスト膜用の塗布処理ユニット45、熱処理ユニットPHPの順番に基板Wを搬送する。これにより、基板Wに各種の処理が連続的に施され、基板Wに反射防止膜およびレジスト膜が形成される。搬送機構TB1cは、一連の処理が施された基板Wを載置部P3Sに載置する。
搬送機構TB1dは、載置部P3Sから基板Wを受け取って、塗布処理室73および熱処理ユニット群81における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。例えば、レジストカバー膜用の塗布処理ユニット45、熱処理ユニットPHP、エッジ露光ユニットEEWの順番に基板Wを搬送する。これにより、基板Wに各種の処理が連続的に施され、基板Wにレジストカバー膜が形成され、基板Wの周縁が露光される。搬送機構TB1dは、一連の処理が施された基板Wを載置部P5Sに載置する。
他方、搬送機構TB2cは、載置部P2Sに載置された基板Wを、塗布処理室43、44および熱処理ユニット群52における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。その後、基板Wを載置部P4Sに載置する。搬送機構TB2dは、載置部P4Sに載置された基板Wを、塗布処理室74および熱処理ユニット群82における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。その後、基板Wを載置部P6Sに載置する。
<IF部17>
搬送機構TC1は、載置部P5Sに載置された基板Wを受け取って、洗浄部95の前洗浄処理ユニット101に搬入する。前洗浄処理ユニット101は、基板Wの裏面を洗浄する。その後、搬送機構TC1は、前洗浄処理ユニット101から基板Wを搬出して、載置部P7Sに載置する。
搬送機構TC2は、載置部P6Sに載置された基板Wを受け取って、洗浄部96の前洗浄処理ユニット101に搬送した後、載置部P7Sに載置する。なお、載置部P7Sに基板Wが載置できないときは、搬送機構TC1/TC2は、送りバッファ部SBFまたは載置兼冷却部P−CPに基板Wを載置する。
搬送機構TDは、載置部P7Sに載置した基板Wを受け取って、露光機EXPに送る。基板Wは露光機EXPによって露光される。
[IF部17からID部11への搬送]
<IF部17>
搬送機構TDは、露光機EXPから基板Wを受け取って載置部P7Rに載置する。
搬送機構TC1は、載置部P7Rに載置された基板Wを受け取って、洗浄部95の後洗浄処理ユニット102と熱処理部97の露光後加熱処理ユニットPEBに、この順番で搬送する。これにより、基板Wが洗浄され、露光後加熱処理が行われる。搬送機構TC1は、一連の処理が施された基板Wを載置部P5Rに載置する。
搬送機構TC2は、載置部P7Rに載置された基板Wを受け取って、洗浄部96の後洗浄処理ユニット102及び熱処理部98の露光後加熱処理ユニットPEBに搬送した後、載置部P6Rに載置する。
<処理部13>
搬送機構TB1dは、載置部P5Rに載置された基板Wを受け取って、現像処理室71および熱処理ユニット群81における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。例えば、冷却ユニットCP、現像処理ユニット75、熱処理ユニットPHPの順番で基板Wを搬送する。これにより、基板Wが現像される。その後、搬送機構TB1dは、現像された基板Wを載置部P3Rに載置する。搬送機構TB1cは、載置部P3Rから基板Wを受け取って、載置部P1Rに載置する。
他方、搬送機構TB2dは、載置部P6Rに載置された基板Wを、現像処理室72および熱処理ユニット群82における各種の処理ユニットに所定の順番で搬送する。そして、基板Wを載置部P4Rに載置する。搬送機構TB2cは、載置部P4Rに載置された基板Wを受け取って、載置部P2Rに載置する。
<ID部11>
搬送機構TA1は、載置部P1Rに載置された基板Wを受け取って、キャリアCに搬入する。搬送機構TA2は、載置部P2Rに載置された基板Wを受け取って、キャリアCに搬入する。
[搬送機構TC1、TC2の動作]
次に、搬送機構TC1、TC2の動作について詳細に説明する。搬送機構TC2の動作は、基本的には搬送機構TC1の動作と同様であるので、搬送機構TC1についてのみ説明する。
搬送機構TC1は、載置部P5S/P5Rに向かい合う位置に移動する。このとき、搬送機構TC1は、露光後加熱処理ユニットPEBから搬出した基板Wを保持している。搬送機構TC1は、保持している基板Wを載置部P5Rに載置し、載置部P5Sに載置されている基板Wを受け取る。
次に、搬送機構TC1は、基板Wを保持したまま回転移動および下降移動し、前洗浄処理ユニット101に向かい合う位置に移動する。搬送機構TC1は、前洗浄処理ユニット101内から処理済みの基板Wを搬出し、載置部P5Sから受け取った基板Wを前洗浄処理ユニット101に搬入する。
次に、搬送機構TC1は、回転移動し、載置部P7Sに向かい合う位置に移動する。搬送機構TC1は、前洗浄処理ユニット101から搬出した基板Wを載置部P7Sに載置し、載置部P7Rに載置されている基板Wを受け取る。
次に、搬送機構TC1は、上昇移動および回転移動し、後洗浄処理ユニット102に向かい合う位置に移動する。搬送機構TC1は、載置部P7Rから受け取った基板Wと、後洗浄処理ユニット102内の基板Wとを入れ替える。
次に、搬送機構TC1は、回転移動し、露光後加熱処理ユニットPEBに向かい合う位置に移動する。搬送機構TC1は、後洗浄処理ユニット102から搬出した基板Wと熱処理ユニットPHP内にある基板Wとを入れ替える。
その後、搬送機構TC1は、再び、載置部P5S/P5Rに向かい合う位置に移動し、上述した一連の動作を繰り返す。
このように、実施例に係る基板処理装置1によれば、上述した[基板処理装置の概要]で説明したように、搬送機構TC1、TC2の一方が停止しても、処理部13とIF部17との間における基板Wの搬送が滞るおそれがない。よって、IF部17における基板搬送の信頼性を高めることができる。
また、搬送機構TC1、TC2は、処理部13と接するIF部17の前面17Fに沿って並ぶように配置されているので、処理部13に帯する基板Wの搬入・搬出を円滑に行うことができる。
また、IF部17は複数の露光後加熱処理ユニットPEBを備え、各搬送機構TC1、TC2はそれぞれ、露光後加熱処理ユニットPEBに対して基板Wを搬送する。このため、搬送機構TC1、TC2の一方が停止しても、露光機EXPが基板Wを払い出した時から、その基板Wを露光後加熱処理ユニットPEBで露光後加熱処理するまでの時間(スケジュール)がばらつくことを抑制できる。よって、基板Wの処理品質を好適に維持できる。
また、熱処理部97の露光後加熱処理ユニットPEBは、搬送機構TC1に隣接しており、熱処理部98の露光後加熱処理ユニットPEBは、搬送機構TC2に隣接している。このため、搬送機構TC1、TC2はそれぞれ露光後加熱処理ユニットPEBに基板Wを効率よく搬送できる。
また、露光後加熱処理ユニットPEBは搬送機構TDの上方に配置されているので、IF部17の設置面積を小さくすることができる。
また、IF部17は、複数の洗浄部95、96を備え、各搬送機構TC1、TC2はそれぞれ、洗浄部95、96に対して基板Wを搬送する。このため、搬送機構TC1、TC2の一方が停止しても、他方が動作することで、基板Wを洗浄することができる。
また、洗浄部95は搬送機構TC1に隣接しており、洗浄部96は搬送機構TC2に隣接している。このため、搬送機構TC1、TC2はそれぞれ洗浄部95、96に基板Wを速やかに搬送することができる。
また、後洗浄処理ユニット102と露光後加熱処理ユニットPEBはともにIF部17の上部に配置されている。このため、搬送機構TC1/TC2は比較的に少ない昇降量で、後洗浄処理ユニット102と露光後加熱処理ユニットPEBとの間で基板Wを搬送できる。よって、搬送機構TC1/TC2は露光処理後の基板Wを各種の処理ユニットに速やかに搬送できる。
さらに、搬送機構TC1/TC2から見て、後洗浄処理ユニット102が側方に位置し、露光後加熱処理ユニットPEBが後方に位置しているので、後洗浄処理ユニット102と露光後加熱処理ユニットPEBとの間で基板Wを移動させる際、搬送機構TC1/TC2の旋回量は少ない(たとえば、約90度程度である)。よって、搬送機構TC1/TC2は一層速やかに基板Wを搬送させることができる。
また、前洗浄処理ユニット101は後洗浄処理ユニット102の下方に配置されているので、洗浄部95、96の設置面積をそれぞれ小さくすることができる。
また、載置部P7S/P7Rは搬送機構TC1および搬送機構TC2の双方に隣接している。このため、搬送機構TC1、TC2はそれぞれ載置部P7S/P7Rに基板Wを速やかに搬送することができる。
同様に、載置部P5S/P5Rは搬送機構TC1に隣接しているので、搬送機構TC1は載置部P5S/P5Rに基板Wを速やかに搬送できる。また、載置部P6S/P6Rは搬送機構TC2に隣接しているので、搬送機構TC2はそれぞれ載置部P6S/P6Rに基板Wを速やかに搬送できる。
さらに、平面視において、搬送機構TC1の周囲を囲むように、露光後加熱処理ユニットPEB、洗浄部95、載置部P7S/P7Rおよび載置部P5S/P5R(以下、「露光後加熱処理ユニットPEB等」という)が配置されている。このため、搬送機構TC1はx方向またはy方向に平行移動することなく回転するのみで、これら露光後加熱処理ユニットPEB等に順次に対向することができる。このため、搬送機構TC1による基板Wの搬送効率を向上でき、搬送機構TC1による搬送時間を短縮できる。搬送機構TC2についても同様である。
また、処理部13には、搬送機構TB1c/TB1dと搬送機構TB2c/TB2dとによって2つの搬送経路が形成されている。よって、処理部13内において一方の搬送経路が停止しても、他方の搬送経路を利用できる。よって、処理部13の基板搬送の信頼性も高めることができる。
また、ID部11は、2つの搬送機構TA1、TA2を備えているので、搬送機構TA1、TA2の一方が停止しても、ID部11における基板Wの搬送が滞るおそれがない。よって、ID部11の基板搬送の信頼性を高めることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、搬送機構TC1、TC2が有するハンドHの数について特に説明しなかったが、任意の数を適宜に選択できる。また、搬送機構TC1、TC2がそれぞれ、3つのハンドHを備えるように構成する場合、ハンドHを次のように使い分けてもよい。すなわち、第1のハンドHについては、専ら載置部P5Sに載置される基板Wを受け取る動作から前洗浄処理ユニット101に基板Wを搬入する動作までの区間で使用する。第2のハンドHについては、専ら前洗浄処理ユニット101から基板Wを搬出する動作から載置部P7Sに載置する動作までの区間で使用する。第3のハンドHについては、専ら載置部P7Rから基板Wを受け取る動作から載置部P5Rに載置する動作までの区間で使用する。このような使い分けによれば、仮に載置部P5Sに載置された基板Wや第1のハンドHがパーティクルによって汚損されてしまっても、前洗浄処理ユニット101で基板Wが清浄になった後、基板Wを載置部P5Rに載置するまで清浄な状態を保つことができる。
(2)上述した実施例では、搬送機構TDの上方に露光後加熱処理ユニットPEBが配置されていたが、これに限られない。搬送機構TDの配置は、露光機EXPの仕様を考慮して適宜に選択、変更できる。たとえば、露光機EXPと基板Wの受け渡しを効率よく行える位置に、搬送機構TDを配置することが好ましい。また、搬送機構TDの配置に併せて、露光後加熱処理ユニットPEBの配置を適宜に変更することができる。その結果、たとえば、搬送機構TDをIF部17の上部に配置し、露光後加熱処理ユニットPEBを搬送機構TDの下方に配置してもよい。または、搬送機構TDをIF部17の中段に配置し、露光後加熱処理ユニットPEBを搬送機構TDの上方および下方に分離して配置してもよい。
また、露光後加熱処理ユニットPEBの配置を変更した場合には、後洗浄処理ユニット102の配置を適宜に変更してもよい。例えば、後洗浄処理ユニット102が露光後加熱処理ユニットPEBと略同じ高さ位置となるように、後洗浄処理ユニット102を配置してもよい。
さらに、後洗浄処理ユニット102の配置を変更した場合には、前洗浄処理ユニット101の配置を適宜に変更してもよい。たとえば、前洗浄処理ユニット101が後洗浄処理ユニット102と上下に並ぶように、前洗浄処理ユニット101を配置してしてもよい。その結果、たとえば、後洗浄処理ユニット102の上方に前洗浄処理ユニット101を配置してもよいし、後洗浄処理ユニット102の上方および下方に前洗浄処理ユニット101を配置してもよい。
(3)上述した実施例では、IF部17のみならず、ID部11および処理部13においても2つの搬送経路が形成されていたが、これに限られない。例えば、ID部11における搬送経路の数を1つにしてもよいし、3以上にしてもよい。言い換えれば、搬送機構TA1、TA2のいずれかを省略してもよいし、搬送機構TA1、TA2の他に搬送機構TA3等を備えてもよい。同様に、処理部13における搬送経路の数を1つにしてもよいし、3以上にしてもよい。
(4)上述した実施例では、搬送機構TB1を2基の搬送機構TB1c、TB1dによって構成したが、これに限られない。たとえば、搬送機構TB1を1基の搬送機構で構成してもよいし、3基以上の搬送機構で構成してもよい。搬送機構TB2についても、同様に変更できる。
(5)上述した実施例では、露光機EXPが液浸法で露光処理する場合を例示したが、これに限られない。たとえば、液体を使用せずに露光処理を行う露光措置に変更してもよい。
(6)上述した実施例では、IF部17は、洗浄部95、96や熱処理部97、98を備えていたが、これに限られない。IF部17に設置する処理部を適宜に選択、変更してもよい。たとえば、洗浄部95、96を省略してもよいし、熱処理部95、96を省略してもよい。また、新たな処理部を備えるように変更してもよい。
(7)上述した実施例では、処理部13は、基板Wにレジスト膜等を形成し、かつ、基板Wを現像する処理を行ったが、これに限られない。処理部13における処理の内容を、適宜に変更してもよい。
(8)上述した実施例および各変形実施例の各構成を適宜に組み合わせるように変更してもよい。
1 … 基板処理装置
11 … インデクサ部(ID部)
13 … 処理部
17 … インターフェイス部(IF部)
17F … インターフェイス部の前面
95 … 洗浄部(第1の洗浄部)
96 … 洗浄部(第2の洗浄部)
97 … 熱処理部
98 … 熱処理部
101 … 露光前洗浄処理ユニット
102 … 露光後洗浄処理ユニット
PEB …露光後加熱処理ユニット(第1、第2の露光後加熱処理ユニット)
P5S、P5R、P6S、P6R … 載置部(処理部側載置部)
P7S、P7R … 載置部(中間載置部)
TA1、TA2 …ID部内搬送機構
TB1、TB1c、TB1d、TB2、TB2c、TB2d …処理部内搬送機構
TC1 … 第1の処理部側搬送機構
TC2 … 第2の処理部側搬送機構
TD … 露光機側搬送機構
EXP … 露光機
W … 基板

Claims (12)

  1. 基板処理装置であって、
    基板に処理を行う処理部と、
    処理部と接し、かつ、本装置とは別体の露光機と接するインターフェイス部と、
    を備え、
    インターフェイス部は、
    第1の処理部側搬送機構と、
    第2の処理部側搬送機構と、
    露光機側搬送機構と、
    露光処理後の基板を加熱する露光後加熱処理ユニットと、
    を備え、
    第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、処理部から基板を受け取って露光機側搬送機構に渡し、かつ、露光機側搬送機構から基板を受け取って処理部に渡し、
    露光機側搬送機構は、第1および第2の処理部側搬送機構から基板を受け取って露光機に搬送し、かつ、露光機から露光処理後の基板を受け取って第1および第2の処理部側搬送機構に渡し、
    露光後加熱処理ユニットは、
    専ら第1の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第1の露光後加熱処理ユニットと、
    専ら第2の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第2の露光後加熱処理ユニットと、
    を備え、
    第1の露光後加熱処理ユニットは、第1の処理部側搬送機構に隣接し、
    第2の露光後加熱処理ユニットは、第2の処理部側搬送機構に隣接する
    基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、露光処理後の基板を露光後加熱処理ユニットに搬送してから処理部に渡す基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置において、
    第1および第2の処理部側搬送機構は、処理部と接するインターフェイス部の前面に沿って並ぶように配置されており、
    露光機側搬送機構と露光後加熱処理ユニットは、第1および第2の処理部側搬送機構よりも後方において、上下に並ぶように配置されている基板処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
    第1の露光後加熱処理ユニットは、平面視において第1の処理部側搬送機構の後方に配置されており、
    第2の露光後加熱処理ユニットは、平面視において第2の処理部側搬送機構の後方に配置されている基板処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置において、
    インターフェイス部は、基板を洗浄する洗浄部を備え、
    第1および第2の処理部側搬送機構はそれぞれ、洗浄部に基板を搬送する基板処理装置。
  6. 請求項5に記載の基板処理装置において、
    洗浄部は、第1および第2の処理部側搬送機構の側方に配置されている基板処理装置。
  7. 請求項5または6に記載の基板処理装置において、
    洗浄部は、露光処理後の基板を洗浄する露光後洗浄処理ユニットを備え、
    露光後洗浄処理ユニットは、露光後加熱処理ユニットと略同じ高さ位置に配置される基板処理装置。
  8. 請求項7に記載の基板処理装置において、
    洗浄部は、露光処理前の基板を洗浄する露光前洗浄処理ユニットを備え、
    露光前洗浄処理ユニットと露光後洗浄処理ユニットは、上下に並ぶように配置される基板処理装置。
  9. 請求項5から8のいずれかに記載の基板処理装置において、
    洗浄部は、
    専ら第1の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第1の洗浄部と、
    専ら第2の処理部側搬送機構によって基板が搬送される第2の洗浄部と、
    を備えており、
    第1の洗浄部と、第1の処理部側搬送機構と、第2の処理部側搬送機構と、第2の洗浄部とは、インターフェイス部の前面に沿ってこの順番で並ぶように配置されている基板処理装置。
  10. 請求項9に記載の基板処理装置において、
    第1の洗浄部は、
    露光処理前の基板を洗浄する露光前洗浄処理ユニットと、
    露光処理後の基板を洗浄する露光後洗浄処理ユニットと、
    を備え、
    第2の洗浄部は、
    露光処理前の基板を洗浄する露光前洗浄処理ユニットと、
    露光処理後の基板を洗浄する露光後洗浄処理ユニットと、
    を備え、
    第1の洗浄部が備える露光後洗浄処理ユニットは、第1の露光後加熱処理ユニットと略同じ高さ位置に配置され、
    第2の洗浄部が備える露光後洗浄処理ユニットは、第2の露光後加熱処理ユニットと略同じ高さ位置に配置され、
    第1の洗浄部が備える露光前洗浄処理ユニットと露光後洗浄処理ユニットは、上下に並ぶように配置され、
    第2の洗浄部が備える露光前洗浄処理ユニットと露光後洗浄処理ユニットは、上下に並ぶように配置される基板処理装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の基板処理装置において、
    処理部とインターフェイス部との間に配置され、第1および第2の処理部側搬送機構と、処理部とが互いに基板を受け渡すための処理部側載置部を備え、
    処理部側載置部は、第1および第2の処理部側搬送機構から略等距離の位置に配置されている基板処理装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の基板処理装置において、
    インターフェイス部は、第1および第2の処理部側搬送機構と、露光機側搬送機構とが互いに基板を受け渡すための中間載置部を備え、
    中間載置部は、第1および第2の処理部側搬送機構から略等距離の位置に配置されている基板処理装置。
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