JP6098335B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ,複合機等の画像形成装置に関し、特に、画像の濃度むらの発生原因となったユニット又は部材の特定を図るものに関する。
電子写真方式の画像形成装置において、装置を構成するユニットや部材を清掃する技術に関するものとしては、従来から次のようなものが提案されている。
ユニットや部材を清掃するブラシローラーをその軸方向に揺動することにより、ブラシローラーに局所的な汚れが発生することを防止する(例えば特許文献1参照)。
感光体ドラムを回転させながら軸方向に往復移動させることにより、感光体ドラムを傷付けることなくクリーニングブレードで残留トナーを除去する(例えば特許文献2参照)。
帯電部に帯電ワイヤの繰り出し機構と巻き取り機構とを設け、帯電ワイヤを巻き取って移動させるとともにクリーニングユニット中を通過させて清掃する(例えば特許文献3参照)。
特開2004−109495号公報 特開2012−150386号公報 特開2002−189336号公報
しかし、上記の従来の技術では、用紙等の転写材に転写された画像に濃度むらが発生している場合に、どのユニット又は部材が発生原因となったのかを、清掃の実施前に予め特定することはできない。
そして、電子写真方式の画像形成装置では、以下に(a)〜(g)として列挙するような多数のユニット及び部材が画像の濃度むらの発生原因となり得る。
(a)PH(書込み)部
PH部は、画像データに基づきレーザーにより感光体ドラムを露光走査して静電潜像を形成させる役割を有している。図7に例示するように、PHユニット201の出射口(ガラス窓)202から装置本体のフレーム203に取り付けられたPH保護ガラス204を介して不図示の感光体ドラムにレーザー光Lを照射する。この出射口202に異物が付着したり、PH保護ガラス204に異物が付着したりすると、レーザー光Lが遮られることにより、画像の副走査方向(転写材の搬送方向と同じ方向)に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(b)現像部
現像部は、感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させる役割を有している。図8A及びBに例示するように、現像ユニット205において、攪拌により帯電させたトナーを現像ローラー206に付着させるとともに、現像ローラー206へのトナー付着量を均しブレード207によって一定量に規制する。そして、現像ローラー206から感光体ドラム208上の静電潜像の部分にトナーを付着させる。この現像ローラー206が他の部材との意図しない接触や異物等によって傷つくと、画像の副走査方向に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、均しブレード207が他の部材との意図しない接触や異物等によって変形すると、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(c)感光体
感光体ユニットでは、図9に例示するように、感光体ドラム208から不図示の中間転写ベルトにトナー像が転写された後、感光体ドラム208に残留したトナーがクリーニングブレード209によって除去される。この感光体ドラム208が他の部材との意図しない接触やクリーニングブレード209に挟まった異物等によって傷つくと、傷ついた部分にトナーが付着せず、画像の副走査方向に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレード209に局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて感光体ドラム208から除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(d)帯電部
帯電部は、感光体ドラムに電荷を与えて感光体ドラムを一様に帯電させる役割を有している。図10A及びBに例示するように、帯電ユニット210において、帯電ワイヤ211にコロナ放電を起こして電荷を放出させるとともに、感光体ドラム208に与える電荷量をメッシュ状の帯電グリッド212により均一に制御する。この帯電グリッド212にトナー等の異物が付着すると、局所的に電荷量が変化して感光体ドラム208に帯電むらが生じ、画像の副走査方向に沿って黒っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、帯電ワイヤ211にトナーや放電による酸化生成物が付着すると、局所的に電荷量が変化して感光体ドラム208に帯電むらが生じ、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(e)中間転写部
中間転写ユニットでは、中間転写ベルトから用紙等の転写材にトナー像が転写された後、中間転写ベルトに残留したトナーがクリーニングブレードによって除去される。この中間転写ベルトの周上に他の部材との意図しない接触や異物等によって傷が生じると、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレードに局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて中間転写ベルトから除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(f)2次転写部
2次転写ユニットでは、転写ローラー(または転写ベルト,転写ワイヤ)により中間転写ベルトから用紙等の転写材にトナー像を転写した後、転写ローラーに残留したトナーがクリーニングブレードによって除去される。この転写ローラーに異物が付着すると、転写むらが生じ、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレードに局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて転写ローラーから除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
(g)定着部
図11A及びBに例示するように、定着ユニット213では、用紙等の転写材に転写されたトナー像を、定着ローラー214により加圧加熱して定着させる。そして、図11Bに示しているように、サイズの小さい転写材(例えば葉書)215のエッジ部分との接触により定着ローラー214の周上に傷が生じると、その後サイズの大きい転写材(例えばA3ワイド紙)216が定着ローラー214を通過する際に定着むらが生じる。この定着むらは、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むら217が発生する原因となる。
上記の(a)〜(g)のような多数のユニットや部材が画像の濃度むらの発生原因となり得るのに対し、従来の技術では、画像に濃度むらが発生した場合に、どのユニット又は部材が発生原因となったのかを清掃の実施前に予め特定することができない。そのため、従来は、ユーザーやサービスマンが多数のユニットや部材を1つずつ清掃して濃度むらが改善されたかを確認するという試行錯誤的な作業を行う必要があり、装置のダウンタイムの増加による生産性の低下やサービスコストの増加を招いていた。
また、清掃しても画像の濃度むらが改善されない場合はユニットや部材を交換しなければならない。しかし、濃度むらの発生原因となったユニットや部材が特定できないと交換する必要のないユニットや部材まで交換してしまうことがあり、コストの増加に繋がってしまう。
本発明は、上述の点に鑑み、転写材に転写された画像に濃度むらが発生している場合に、発生原因となったユニットや部材を短時間で容易に特定することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、転写材上に画像を形成する画像形成装置において、画像の主走査方向上で移動可能にされた少なくとも1つのユニット又は部材と、少なくとも1つのユニット又は部材の位置を、所定の位置から所定の量だけ主走査方向上で移動させる駆動部と、転写材上の画像に発生した濃度むらを検出する検出部とを備える。さらに、駆動部によりユニット又は部材を移動させた際のユニット又は部材の移動量と、ユニット又は部材を移動させる前の濃度むらの位置とユニット又は部材を移動させた後の濃度むらの位置との変化量を比較し、移動量と変化量が略一致するかを判断し、移動量と変化量とが略一致すると判断した場合に、その移動量と変化量とが略一致すると判断したユニット又は部材を、濃度むらの発生原因として特定する制御部を備える。
上記構成の画像形成装置によれば、画像に濃度むらが発生した場合に、発生原因となっているユニット又は部材を短時間で容易に特定して、そのユニット又は部材の清掃等を行うことができるので、装置のダウンタイムを低減し、生産性の低下やコストの増加を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部,中間転写ユニット,2次転写ユニット,定着ユニット等の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置におけるユニット等の移動量と画像の濃度むらの位置の変化量を示す図である。 本発明の第1に実施の形態に係る画像形成装置における異常箇所特定モード時の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置におけるユニット等の移動前の画像の濃度むらの位置とユニット等の移動量を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置におけるユニット等の移動前の画像の濃度むらの位置とユニット等の移動の向きを示す図である。 画像形成装置の露光部の構成例を示す図である。 画像形成装置の現像部の構成例を示す図である。 画像形成装置の感光体の構成例を示す図である。 画像形成装置の帯電部の構成例を示す図である。 画像形成装置の定着部の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部,中間転写ユニット,2次転写ユニット,定着ユニット等の構成を示す。この画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部5と、中間転写ユニット6と、2次転写ユニット7と、定着ユニット8と、操作表示部105を有する。
給紙部2は、転写材である用紙Sのサイズや種類に応じた複数の用紙収容部2aを有する。用紙収容部2aに収容された用紙Sは、不図示の給紙部により給紙されて搬送路Cに送られる。搬送路Cには、用紙Sを搬送する複数の搬送ローラー11,12,13,33,34,35,42,43が配置されている。
画像形成部5は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成部5Y,5M,5C,5Kを有する。
第1の画像形成部5Yは、イエローのトナー像を形成し、第2の画像形成部5Mは、マゼンダのトナー像を形成する。また、第3の画像形成部5Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成部5Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成部5Y,5M,5C,5Kはそれぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1の画像形成部5Yについて説明する。
第1の画像形成部5Yは、感光体ユニット51と、不図示の帯電ユニットと、不図示のPH(書込み)ユニットと、現像ユニット52と、不図示のクリーニングブレードを有している。
感光体ユニット51は、図9に例示したような感光体ドラムを有する構成をしており、この感光体ドラムが不図示の駆動モータによって反時計回りに回転する。また、この感光体ユニット51は、所定の位置から画像の主走査方向(用紙Sの搬送方向と直交する方向)上で移動できるように画像形成装置1内に保持されている。そして、画像形成装置1内には、感光体ユニット51を主走査方向上で移動させるための不図示のステッピングモータ等の駆動部が設けられている。
帯電ユニットは、図10に例示したような帯電ワイヤ及び帯電グリッドを有する構成をしており、感光体ドラムに電荷を与えて感光体ユニット51の感光体ドラムを一様に帯電させる。この帯電ユニットも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。また、帯電ワイヤも、不図示のステッピングモータ等の駆動部により所定の位置から画像の主走査方向上で移動可能にされている。
PHユニットは、図7に例示したような構成をしており、画像データに基づきレーザーにより感光体ユニット51の感光体ドラムを露光走査して静電潜像を形成させる。このPHユニットも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
また、画像形成装置1内のPHユニットと感光体ユニット51の間には、不図示のPH保護ガラス(図7に例示したようなPH保護ガラス)が設けられている。このPH保護ガラスも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
現像ユニット52は、図8に例示したような現像ローラー及び均しブレードを有する構成をしており、感光体ユニット51の感光体ドラム上の静電潜像にイエローのトナーを付着させてイエローのトナー像を形成させる。なお、第2の画像形成部5M,第3の画像形成部5C,第4の画像形成部5Kの現像ユニット52は、感光体ユニット51の感光体ドラム上の静電潜像にそれぞれマゼンタ,シアン,ブラックのトナーを付着させる。
この現像ユニット52も、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。また、均しブレードも、不図示のステッピングモータ等の駆動部により所定の位置から画像の主走査方向上で移動可能にされている。
感光体ユニット51の感光体ドラムに形成されたトナー像は、中間転写ユニット6に転写される。クリーニングブレードは、図9に例示したような構成をしており、中間転写ユニットにトナー像が転写された後、感光体ドラムに残留したトナーを除去する。このクリーニングブレードも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
中間転写ユニット6は、無端状に形成された中間転写ベルトを有しており、この中間転写ベルトが不図示の駆動モータによって感光体ユニット51の感光体ドラムの回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルトにおける各画像形成部5Y,5M,5C,5Kの感光体ユニット51と対向する位置には、不図示の1次転写部が設けられている。この1次転写部は、中間転写ベルトにトナーと反対の極性を印加させることで、感光体ユニット51の感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルトに転写させる。
そして、中間転写ベルトが回転することで、中間転写ベルトの表面には、4つの画像形成部5Y,5M,5C,5Kで形成されたトナー像が順次転写される。これにより、中間転写ベルト上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラー画像が形成される。
この中間転写ユニット6も、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
また、画像形成装置1内には、中間転写ユニット6の中間転写ベルトから用紙Sにカラー画像が転写された後に、中間転写ベルトに残留したトナーを除去する不図示のクリーニングブレードが設けられている、このクリーニングブレードも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
中間転写ユニット6の中間転写ベルトの近傍には、2次転写ユニット7が搬送路Cに沿って配置されている。2次転写ユニット7は、ローラー状に形成されており、搬送路C上を搬送されてきた用紙Sを中間転写ベルト側に押圧することにより、中間転写ベルトに形成されたカラー画像を用紙Sに転写する。
この2次転写ユニット7も、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
また、画像形成装置1内には、2次転写ユニット7によって用紙Sにカラー画像が転写された後に、2次転写ユニット7に残留したトナーを除去する不図示のクリーニングブレードが設けられている。このクリーニングブレードも、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
2次転写ユニット7よりも搬送路Cの下流側には、定着ユニット8が設けられている。定着ユニット8は、図11に例示したような定着ローラーを有する構成をしており、用紙Sに転写されたトナー像を加圧加熱して定着させる。
この定着ユニット8も、所定の位置から画像の主走査方向上で移動できるように画像形成装置1内に保持されており、不図示のステッピングモータ等の駆動部により主走査方向上を移動する。
定着ユニット8よりも搬送路Cの下流側には用紙排出口44が設けられており、用紙排出口44に搬送された用紙Sは排出トレイ50に排出される。
搬送路Cにおける定着ユニット8と用紙排出口44の中間の位置には、用紙S上の画像を光学的に検出する検出部としてのトナー濃度センサ32が、搬送路Cに対向するようにして配置されている。
トナー濃度センサ32は、用紙Sに転写及び定着された画像のトナー濃度を、用紙Sの幅方向(画像の主走査方向と同じ方向)全域に亘って検出するセンサである。具体的には、トナー濃度センサ32は、用紙Sの幅方向全域に亘って画素が直線状に配置されたラインセンサと、用紙Sに定着された画像に光を照射する光源と、用紙Sに定着された画像からの反射光をラインセンサに導く光学系を有する。ラインセンサは、CCD型のイメージセンサであってもよいし、CMOS型(MOS型を含む)のイメージセンサであってもよい。トナー濃度センサ32では、カラーフィルタによってイエロー、マゼンダ、シアン及びブラックの4色の画像を検出可能なラインセンサを用いている。
また、トナー濃度センサ32は、ラインセンサの画素単位のセンサ出力を処理する信号処理回路を有している。トナー濃度センサ32は、搬送路Cを通過する用紙Sの幅方向及び搬送方向(画像の副走査方向と同じ方向)全域に亘って、画像の色情報や印字位置情報等をエリア的に検出することができる構成となっている。
なお、上述したようにこの画像形成装置1では、下記のような13種類のユニット及び部材がそれぞれステッピングモータ等の駆動部により画像の主走査方向上で移動可能にされている。そして、これらのユニットや部材は、発明が解決しようとする課題欄で図7〜図11も用いて説明したように、画像の濃度むらの発生原因となり得るユニットや部材である。
・PHユニット
・PH保護ガラス
・現像ユニット52
・均しブレード
・感光体ユニット51
・感光体ユニット用のクリーニングブレード
・帯電ユニット
・帯電ワイヤ
・中間転写ユニット6
・中間転写ユニット用のクリーニングブレード
・2次転写ユニット7
・2次転写ユニット用のクリーニングブレード
・定着ユニット8
以下では、これらの主走査方向上で移動可能にされた13種類のユニット及び部材を総称する用語として、「移動対象の各ユニット及び部材」の語を用いることにする。
図2は、画像形成装置1の制御系の構成を示す。画像形成装置1は、制御部100を有する。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、CPU101が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103で構成されている。ROM102としては、電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられている。さらに、画像形成装置1は、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)104を有する。
制御部100は、HDD104、操作表示部105、画像読取部4、画像処理部106、画像形成部5、トナー濃度センサ32、複数の駆動部60にシステムバス107を介して接続される。また、図示は省略しているが図1の給紙部2、中間転写ユニット6、2次転写ユニット7、定着ユニット8等にもシステムバス107を介して接続されており、画像形成装置1全体を制御する。
トナー濃度センサ32からは、上述のような用紙S上の画像のトナー濃度の検出結果が制御部100に送られる。駆動部60は、上述の13種類の移動対象の各ユニット及び部材をそれぞれ画像の主走査方向上で移動させるステッピングモータ等である。
HDD104は、画像読取部4によって生成された原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部105は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザーのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて入力信号を出力する。
画像読取部4は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。画像読取部4によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部106に送られ、画像処理される。
画像処理部106は、受信した画像データをアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を行う。画像形成部5は、画像処理部106が処理した画像データを受信し、その画像データに基づいてPHユニットにより感光体ユニット51の感光体ドラムを露光走査する。
操作表示部105のキー操作では、通常モードと異常箇所特定モードとを切り替えて選択する指示が入力可能になっている。通常モードは、上述の13種類の移動対象の各ユニット及び部材を画像の主走査方向上で移動させずに(主走査方向上の位置を所定の位置に固定して)画像を形成するモードである。異常箇所特定モードは、用紙S上の画像に濃度むらが発生した場合に、移動対象の各ユニット及び部材を画像の主走査方向上で移動させて、濃度むらの発生原因となったユニット又は部材を特定するモードである
また、操作表示部105のキー操作では、異常箇所特定モード時に主走査方向上で移動させるユニットや部材を、13種類の移動対象の各ユニット及び部材の中から任意に選択(全部または一部のみを選択)する指示も入力可能になっている。移動対象の各ユニット及び部材のうち、画像形成部5内のユニット及び部材は他のユニット及び部材よりも画像の濃度むらの発生原因になりやすい。しかし、この選択機能により、そうした濃度むらの発生原因になりやすいユニット及び部材のみを主走査方向上で移動させることも可能になる。
制御部100は、操作表示部105のキー操作で上述の異常箇所特定モードが選択された場合、トナー濃度センサ32から送られた用紙S上の画像のトナー濃度の検出結果を用いて、用紙S上の画像に副走査方向に沿ったスジ状の濃度むらが発生しているかを判断する。スジ状の濃度むらが発生している場合には画像の主走査方向上でのその濃度むらの位置を求める。スジ状の濃度むらとしては、隣接する部分よりもトナー濃度の濃い黒っぽいスジ状の濃度むら、又は隣接する部分よりもトナー濃度の薄い白っぽいスジ状の濃度むらがある。
そして、用紙S上の画像に濃度むらが発生している場合、制御部100は、移動対象の各ユニット及び部材(操作表示部105のキー操作でその一部のみが選択された場合には一部のみ)に対応する各駆動部60を制御して、それらのユニット及び部材を画像の主走査方向上で移動させる。続いて制御部100は、再度画像を形成させ、トナー濃度センサ32から送られた検出結果を用いて、各ユニット及び部材を移動させる前後の主走査方向上での濃度むらの位置の変化量を求める。
図3は、移動対象の各ユニット及び部材の移動量と、移動前後の主走査方向上での濃度むらの位置の変化量を示す。なお、ここでは分かりやすくするため、濃度むらの大きさを実際に発生するものよりも大きく表している。図3の下側に示しているように、制御部100は、13種類の移動対象の各ユニット及び部材を、各々異なる所定の移動量x1〜x13だけ主走査方向上で同じ向きに移動させる。なお、図3では各ユニット及び部材を画像の書き終わり側(図の右側)に向けて移動させる例を示しているが、各ユニット及び部材を画像の書き始め側(図の左側)に向けて移動させてもよい。
続いて制御部100は、各ユニット及び部材の移動量x1〜x13と、図3の上側に示すような各ユニット及び部材を移動させる前後の主走査方向上での画像の濃度むら151の位置の変化量x0を比較する。
そして制御部100は、いずれかの移動量x1〜x13が、濃度むら151の位置の変化量x0と略一致しているかを判断する。図3には、感光体ユニット(図1に示した感光体ユニット51)の移動量x5が、濃度むら151の位置の変化量x0と略一致している場合を例示している。この場合には、感光体ユニット51に傷等が生じており、その傷等の位置の移動に伴い、濃度むら151の位置が略同じ量だけ変化したと捉えることができる。そこでこの場合には、制御部100は、感光体ユニット51が濃度むら151の発生原因であると特定する。
図4は、このようにして画像の濃度むらの発生原因となるユニット又は部材を特定した後に、制御部100が操作表示部105を制御して実行する処理を示す。制御部100は、画像の濃度むらの発生原因として特定したユニット又は部材の名称を操作表示部105に表示し(ステップS1)、そのユニット又は部材の清掃を指示するメッセージを操作表示部105に表示する(ステップS2)。
続いて制御部100は、そのユニット又は部材が画像形成装置1から取り外されて清掃後に再び画像形成装置1に取り付けられるまで待機した後、再度画像を形成させる。そして、トナー濃度センサ32から送られた検出結果を用いて、画像の濃度むらが改善されたかを確認する(ステップS3)。ステップS3でイエスである場合、制御部100は、異常箇所特定モードを終了する。
ステップS3でノーであった場合、制御部100は、それまでにステップS3でノーとなった回数が所定回数(例えば5〜6回)以上であるかを判断する(ステップS4)。ノーであれば、制御部100は、ステップS2及びS3を繰り返す。他方イエスであれば、制御部100は、そのユニット又は部材の交換を指示するメッセージを操作表示部105に表示して(ステップS5)、異常箇所特定モードを終了する。
以上に説明したように、この第1の実施の形態に係る画像形成装置によれば、用紙Sに転写及び定着された画像に濃度むらが発生している場合に、移動対象の各ユニット及び部材のうち、画像の主走査方向上での移動量と移動前後の主走査方向上での濃度むらの位置の変化量が略一致するユニット又は部材が存在するか判断する。該当するユニット又は部材が存在していれば、そのユニット又は部材が濃度むらの発生原因であると特定する。そして、その特定したユニット又は部材の清掃等を指示するメッセージを操作表示部105に表示する。
これにより、画像に濃度むらが発生した場合に、発生原因となっているユニット又は部材を短時間で容易に特定して、ユーザーやサービスマンがそのユニット又は部材の清掃等を行うことができる。それゆえ、装置のダウンタイムを低減し、生産性の低下やコストの増加を抑制することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については重複した説明を省略する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態において図3に示したような移動対象の各ユニット及び部材の移動量x1〜x13の決定のしかたが、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
図5は、第2の実施の形態における、移動対象の各ユニット及び部材の移動前の主走査方向上での画像の濃度むらの位置と、移動対象の各ユニット及び部材の移動量を示す。なお、図5では各ユニット及び部材の移動量x1〜x13のうち代表して最も大きい移動量である定着ユニット(図1に示した定着ユニット8)の移動量x13のみを示しているが、残りのユニット及び部材の移動量x1〜x12についても同様である。
図5Aに示しているように、移動対象の各ユニット及び部材を移動させる前の主走査方向上での画像の濃度むら151の位置が画像の書き終わり側(図の右側)から離れている場合には、制御部100は、濃度むら151の位置から画像の書き終わり位置までの距離の範囲内で移動量x1〜x13を大きくするように、各ユニット及び部材に対応する各駆動部60を制御する。
他方、図5Bに示しているように、移動対象の各ユニット及び部材を移動させる前の主走査方向上での画像の濃度むら151の位置が画像の書き終わり側に近い場合には、制御部100は、濃度むら151の位置から画像の書き終わり位置までの距離の短さに合わせて移動量x1〜x13を小さくするように、各ユニット及び部材に対応する各駆動部60を制御する。
このようにして、移動対象の各ユニット及び部材を移動させる前の画像の濃度むらの位置が画像の書き終わり側に近い場合にも、移動後の濃度むらの位置が用紙Sをはみ出してしまうことを防止する。すなわち、移動後の濃度むらの位置が用紙Sをはみ出してしまうことを防止することによって、移動前後の濃度むらの位置の変化を検出できなくなり、濃度むらの発生原因となったユニット又は部材を特定できなくなることがない。
なお、図5には各ユニット及び部材を画像の書き終わり側に向けて移動させる例を示したが、各ユニット及び部材を画像の書き始め側(図の左側)に向けて移動させる場合には、各ユニット及び部材を移動させる前の主走査方向上での画像の濃度むらの位置が画像の書き始め側に近い場合に、移動量x1〜x13を小さく制御すればよい。
この第2の実施の形態に係る画像形成装置によれば、第1の実施の形態に係る画像形成装置と同じ効果が得られる。これに加え、移動対象の各ユニット及び部材を主走査方向上で移動させる前の画像の濃度むらの位置が画像の書き終わり側や書き始め側に近い場合にも、濃度むらの発生原因となったユニット又は部材を特定することができるという効果が得られる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については重複した説明を省略する。第3の実施の形態では、第1の実施の形態において図3に示したような移動対象の各ユニット及び部材の移動の向きの決定のしかたが、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
図6は、第3の実施の形態における、移動対象の各ユニット及び部材の移動前の画像の濃度むらの位置と、移動対象の各ユニット及び部材の移動の向きを示す。移動対象の各ユニット及び部材を移動させる前の主走査方向上での画像の濃度むらの位置が、濃度むら151aのように画像の書き終わり側(図の右側)に近い場合には、制御部100は、各ユニット及び部材を画像の書き始め側(図の左側)に向けてx1〜x13だけ移動させるように、各ユニット及び部材に対応する各駆動部60を制御する。
他方、各ユニット及び部材を移動させる前の主走査方向上での画像の濃度むらの位置が、濃度むら151bのように画像の書き始め側に近い場合には、制御部100は、各ユニット及び部材を画像の書き終わり側に向けてx1〜x13だけ移動させるように、各ユニット及び部材に対応する各駆動部60を制御する。
このようにして、移動対象の各ユニット及び部材を移動させる前の画像の濃度むらの位置が画像の書き終わり側や書き始め側に近い場合にも、移動後の濃度むらの位置が用紙Sをはみ出してしまうことを防止する。すなわち、移動前後の濃度むらの位置の変化を検出できなくなり、濃度むらの発生原因となったユニット又は部材を特定できなくなることを防止する。
なお、このように移動の向きを制御することに加えて、上述の第2の実施の形態と同様に移動量も制御することも好適である。すなわち、画像の書き始め側に向けて移動させる場合には、書き始め位置までの距離の短さに合わせて移動量x1〜x13を小さく制御し、画像の書き終わり側に向けて移動させる場合には、書き終わり位置までの距離の短さに合わせて移動量x1〜x13を小さく制御する。
この第3の実施の形態に係る画像形成装置によれば、第1の実施の形態に係る画像形成装置と同じ効果が得られる。これに加え、第2の実施の形態に係る画像形成装置と同様に、移動対象の各ユニット及び部材を主走査方向上で移動させる前の画像の濃度むらの位置が画像の書き終わり側や書き始め側に近い場合にも、濃度むらの発生原因となったユニット又は部材を特定することができるという効果が得られる。
〔変形例〕
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、画像形成部5に4つの画像形成部5Y,5M,5C,5Kを設けてカラー画像を形成する例を説明したが、画像形成部を1つだけ設けた単色画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。
また、上述の実施の形態では、感光体ユニット51の感光体ドラムに形成されたトナー像を中間転写ユニット6の中間転写ベルトに転写し、この中間転写ベルトから用紙Sに画像を2次転写させる例を説明したが、感光体ドラムから用紙に直接トナー像を転写させる画像形成装置に適用してもよい。
また、上述の実施の形態では、画像の濃度むらの発生原因として特定したユニット又は部材の清掃等を指示するメッセージを操作表示部105に表示する例を説明した。しかし、例えば画像形成装置内部で自動的にユニットや部材を清掃する機能を有している場合には、濃度むらの発生原因となるユニット又は部材を特定した後、操作表示部105に表示を行うことなく、そのユニット又は部材を画像形成装置内部で自動的に清掃してもよい。
また、上述の実施の形態では複数のユニット及び部材を画像の主走査方向上で移動させる例を説明したが、1つのユニット又は部材だけを主走査方向上で移動させてもよい。その場合でも、その1つのユニット又は部材の移動量と、移動前後の主走査方向上での画像の濃度むらの位置の変化量が略一致していれば、そのユニット又は部材が濃度むらの発生原因であると特定することができる。逆に、その1つのユニット又は部材の移動量と、移動前後の主走査方向上での画像の濃度むらの位置の変化量が略一致していなければ、そのユニット又は部材は濃度むらの発生原因でない(清掃等の必要がない)ことが判明する。
1…画像形成装置、 2…給紙部、 4…画像読取部、 5…画像形成部、 6…中間転写ユニット、 7…2次転写ユニット、 8…定着ユニット、 32…トナー濃度センサ、 51… 感光体ユニット、 52…現像ユニット、 60…駆動部、 100…制御部、 105…操作表示部

Claims (9)

  1. 転写材上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記画像の主走査方向上で移動可能にされた少なくとも1つのユニット又は部材と、
    記少なくとも1つのユニット又は部材の位置を、所定の位置から所定の量だけ前記主走査方向上で移動させる駆動部と、
    前記転写材上の前記画像に発生した濃度むらを検出する検出部と、
    前記駆動部により前記ユニット又は部材を移動させた際の前記ユニット又は部材の移動量と、前記ユニット又は部材を移動させる前の濃度むらの位置と前記ユニット又は部材を移動させた後の濃度むらの位置との変化量を比較し、前記移動量と前記変化量が略一致するかを判断し、前記移動量と前記変化量とが略一致すると判断した場合に、その移動量と変化量とが略一致すると判断した前記ユニット又は部材を、前記濃度むらの発生原因として特定する制御部とを備えた
    画像形成装置。
  2. 表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記変化量と前記移動量が略一致すると判断した前記ユニット又は部材を前記濃度むらの発生原因として特定する表示を、前記表示部に行う
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動部として、前記画像形成装置を構成する複数のユニット又は部材を、それぞれ所定の位置から移動させる複数の駆動部を備えた
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユニット又は部材は、前記濃度むらの発生原因となり得るユニット又は部材である
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記濃度むらは、前記転写材上に形成されたスジ状の濃度むらである
    請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の駆動部は、前記複数のユニット又は部材を各々異なる所定の量だけ移動させる
    請求項3乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記ユニット又は部材を前記駆動部によって移動させる前の前記濃度むらの位置に応じて、前記駆動部による前記ユニット又は部材の移動量を制御する
    請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記ユニット又は部材を前記駆動部によって移動させる前の前記濃度むらの位置に応じて、前記駆動部による前記ユニット又は部材の移動の向きを制御する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記複数のユニット又は部材の中から移動させるユニット又は部材を選択するための操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部で選択されたユニット又は部材のみを前記駆動部によって移動させる
    請求項3乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
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