JP6098335B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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ユニットや部材を清掃するブラシローラーをその軸方向に揺動することにより、ブラシローラーに局所的な汚れが発生することを防止する(例えば特許文献1参照)。
感光体ドラムを回転させながら軸方向に往復移動させることにより、感光体ドラムを傷付けることなくクリーニングブレードで残留トナーを除去する(例えば特許文献2参照)。
帯電部に帯電ワイヤの繰り出し機構と巻き取り機構とを設け、帯電ワイヤを巻き取って移動させるとともにクリーニングユニット中を通過させて清掃する(例えば特許文献3参照)。
PH部は、画像データに基づきレーザーにより感光体ドラムを露光走査して静電潜像を形成させる役割を有している。図7に例示するように、PHユニット201の出射口(ガラス窓)202から装置本体のフレーム203に取り付けられたPH保護ガラス204を介して不図示の感光体ドラムにレーザー光Lを照射する。この出射口202に異物が付着したり、PH保護ガラス204に異物が付着したりすると、レーザー光Lが遮られることにより、画像の副走査方向(転写材の搬送方向と同じ方向)に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
現像部は、感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させる役割を有している。図8A及びBに例示するように、現像ユニット205において、攪拌により帯電させたトナーを現像ローラー206に付着させるとともに、現像ローラー206へのトナー付着量を均しブレード207によって一定量に規制する。そして、現像ローラー206から感光体ドラム208上の静電潜像の部分にトナーを付着させる。この現像ローラー206が他の部材との意図しない接触や異物等によって傷つくと、画像の副走査方向に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、均しブレード207が他の部材との意図しない接触や異物等によって変形すると、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
感光体ユニットでは、図9に例示するように、感光体ドラム208から不図示の中間転写ベルトにトナー像が転写された後、感光体ドラム208に残留したトナーがクリーニングブレード209によって除去される。この感光体ドラム208が他の部材との意図しない接触やクリーニングブレード209に挟まった異物等によって傷つくと、傷ついた部分にトナーが付着せず、画像の副走査方向に沿って白っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレード209に局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて感光体ドラム208から除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
帯電部は、感光体ドラムに電荷を与えて感光体ドラムを一様に帯電させる役割を有している。図10A及びBに例示するように、帯電ユニット210において、帯電ワイヤ211にコロナ放電を起こして電荷を放出させるとともに、感光体ドラム208に与える電荷量をメッシュ状の帯電グリッド212により均一に制御する。この帯電グリッド212にトナー等の異物が付着すると、局所的に電荷量が変化して感光体ドラム208に帯電むらが生じ、画像の副走査方向に沿って黒っぽいスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、帯電ワイヤ211にトナーや放電による酸化生成物が付着すると、局所的に電荷量が変化して感光体ドラム208に帯電むらが生じ、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
中間転写ユニットでは、中間転写ベルトから用紙等の転写材にトナー像が転写された後、中間転写ベルトに残留したトナーがクリーニングブレードによって除去される。この中間転写ベルトの周上に他の部材との意図しない接触や異物等によって傷が生じると、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレードに局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて中間転写ベルトから除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
2次転写ユニットでは、転写ローラー(または転写ベルト,転写ワイヤ)により中間転写ベルトから用紙等の転写材にトナー像を転写した後、転写ローラーに残留したトナーがクリーニングブレードによって除去される。この転写ローラーに異物が付着すると、転写むらが生じ、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。また、クリーニングブレードに局所的な摩耗や異物の付着が生じると、その部分を残留トナーがすり抜けて転写ローラーから除去されず、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むらが発生する原因となる。
図11A及びBに例示するように、定着ユニット213では、用紙等の転写材に転写されたトナー像を、定着ローラー214により加圧加熱して定着させる。そして、図11Bに示しているように、サイズの小さい転写材(例えば葉書)215のエッジ部分との接触により定着ローラー214の周上に傷が生じると、その後サイズの大きい転写材(例えばA3ワイド紙)216が定着ローラー214を通過する際に定着むらが生じる。この定着むらは、画像の副走査方向に沿ってスジ状の濃度むら217が発生する原因となる。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部,中間転写ユニット,2次転写ユニット,定着ユニット等の構成を示す。この画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部5と、中間転写ユニット6と、2次転写ユニット7と、定着ユニット8と、操作表示部105を有する。
・PHユニット
・PH保護ガラス
・現像ユニット52
・均しブレード
・感光体ユニット51
・感光体ユニット用のクリーニングブレード
・帯電ユニット
・帯電ワイヤ
・中間転写ユニット6
・中間転写ユニット用のクリーニングブレード
・2次転写ユニット7
・2次転写ユニット用のクリーニングブレード
・定着ユニット8
以下では、これらの主走査方向上で移動可能にされた13種類のユニット及び部材を総称する用語として、「移動対象の各ユニット及び部材」の語を用いることにする。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については重複した説明を省略する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態において図3に示したような移動対象の各ユニット及び部材の移動量x1〜x13の決定のしかたが、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については重複した説明を省略する。第3の実施の形態では、第1の実施の形態において図3に示したような移動対象の各ユニット及び部材の移動の向きの決定のしかたが、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
Claims (9)
- 転写材上に画像を形成する画像形成装置において、
前記画像の主走査方向上で移動可能にされた少なくとも1つのユニット又は部材と、
前記少なくとも1つのユニット又は部材の位置を、所定の位置から所定の量だけ前記主走査方向上で移動させる駆動部と、
前記転写材上の前記画像に発生した濃度むらを検出する検出部と、
前記駆動部により前記ユニット又は部材を移動させた際の前記ユニット又は部材の移動量と、前記ユニット又は部材を移動させる前の濃度むらの位置と前記ユニット又は部材を移動させた後の濃度むらの位置との変化量を比較し、前記移動量と前記変化量が略一致するかを判断し、前記移動量と前記変化量とが略一致すると判断した場合に、その移動量と変化量とが略一致すると判断した前記ユニット又は部材を、前記濃度むらの発生原因として特定する制御部とを備えた
画像形成装置。 - 表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記変化量と前記移動量が略一致すると判断した前記ユニット又は部材を前記濃度むらの発生原因として特定する表示を、前記表示部に行う
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記駆動部として、前記画像形成装置を構成する複数のユニット又は部材を、それぞれ所定の位置から移動させる複数の駆動部を備えた
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記ユニット又は部材は、前記濃度むらの発生原因となり得るユニット又は部材である
請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記濃度むらは、前記転写材上に形成されたスジ状の濃度むらである
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記複数の駆動部は、前記複数のユニット又は部材を各々異なる所定の量だけ移動させる
請求項3乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記ユニット又は部材を前記駆動部によって移動させる前の前記濃度むらの位置に応じて、前記駆動部による前記ユニット又は部材の移動量を制御する
請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記ユニット又は部材を前記駆動部によって移動させる前の前記濃度むらの位置に応じて、前記駆動部による前記ユニット又は部材の移動の向きを制御する
請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記複数のユニット又は部材の中から移動させるユニット又は部材を選択するための操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部で選択されたユニット又は部材のみを前記駆動部によって移動させる
請求項3乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
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