JP6091838B2 - 積層チップ電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、積層チップ電子部品に関する。
積層チップ電子部品の一つであるインダクタ(inductor)は、抵抗、キャパシタと共に、電子回路を形成することでノイズを除去する代表的な受動素子である。
積層チップタイプのインダクタは、磁性体または誘電体にコイルを形成するように導電パターンを印刷した後に積層することで、製造されることができる。このような積層チップインダクタは、導電パターンが形成された磁性体層を多数積層した構造を有し、上記積層チップインダクタ内の内部導電パターンは、チップ内においてコイル構造を形成するために各磁性体層に形成されたビア電極によって順次に接続されることで、目標とするインダクタンス及びインピーダンスなどの特性を具現する。
最近、積層チップインダクタは、小型化及びロープロファイル(Low−Profile)の傾向に伴い、DCバイアスによるインダクタンス(Inductance)の低下が問題になっている。また、小型化された積層チップインダクタを採用したセット(Set)が高電流化しているため、積層チップインダクタも高電流(High−current)に対応するものが求められている。
従って、DCバイアス特性に優れると同時に、高電流に対応することができる積層チップインダクタの開発が求められてきた。
日本公開公報 第2002−093623号 日本公開公報 第2004−342963号 日本公開公報 第2002−299123号
本発明の目的は、導電パターンの厚さ及び上記導電パターンの間に形成される磁性体層の厚さを調節することで、小型化してもDCバイアス特性に優れ、高電流化のニーズに適した積層チップ電子部品を提供することにある。
本発明の一例による積層チップ電子部品は、2016サイズ以下であり、導電パターンと同一層として形成される多数の第1磁性体層を含む積層本体と、上記積層本体内において、積層方向に隣接した導電パターンの間に形成され、上記導電パターンが電気的に接続されて積層方向にコイルパターンをなすようにするビア電極を備える第2磁性体層と、を含み、上記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、上記第2磁性体層の厚さをTs、上記導電パターンの厚さをTeと規定するとき、0.1≦Ts/Te≦0.3を満たし、上記積層本体の幅をW、上記コイルパターンの内部幅をFwと規定するとき、0.6≦Fw/W≦0.8を満たすことができる。
他の側面において、本発明の他の例による積層チップ電子部品は、導電パターンが形成される多数の第1磁性体層を含む積層本体と、上記積層本体内において、上記第1磁性体層の間に介在する第2磁性体層と、を含み、上記導電パターンが電気的に接続されて積層方向にコイルパターンを形成し、上記第2磁性体層の厚さをTs、上記導電パターンの厚さをTeと規定するとき、0.1≦Ts/Te≦0.3を満たすことができる。
本発明の積層チップ電子部品によると、小型化してもDCバイアス特性に優れ、セットの高電流化の傾向にも適する。
本発明の一実施形態による積層チップインダクタの概略部分切開斜視図である。 図1の積層チップインダクタにおける導電パターンと磁性体層が積層される形状を示す概略図である。 図1の積層チップインダクタにおける導電パターンと磁性体層が積層される形状を示す概略図である。 図1の積層チップインダクタにおける導電パターンと磁性体層が積層される形状を示す概略図である。 図1の積層チップインダクタの積層形状を分解して示す概略斜視図である。 図1の磁性体層に形成される導電パターンの形状を示す概略平面図である。 図1のV−V’線に沿った切断面を示す概略図である。 図1のVI−VI’線に沿った切断面を示す概略図である。 コイルパターンの内部幅Fw及びマージン幅Mwの寸法を測定するための図6におけるAの拡大図である。
以下では、図面を参照して本発明の具体的な実施形態について詳細に説明する。但し、本発明の思想は提示される実施形態に制限されず、本発明の思想を理解する当業者は、同じ思想の範囲内で他の構成要素の追加、変更、削除などを通じて、退歩的な他の発明や本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができ、これも本願発明の思想の範囲内に含まれる。
また、各実施形態の図面に示す同一思想の範囲内の機能が同一の構成要素は、同一の参照符号を用いて説明する。
本発明の一実施形態による積層チップ電子部品は、磁性体層上に導電パターンが形成されるチップインダクタ(chip inductor)、チップビーズ(chip beads)、チップフィルタ(chip filter)などに適切に応用されることができる。
以下では、積層チップインダクタを用いて本発明の実施形態について説明する。
積層チップインダクタ
図1は本発明の一実施形態による積層チップインダクタの概略部分切開斜視図であり、図2a〜図2cは図1の積層チップインダクタにおける導電パターンと磁性体層が積層される形状を示す概略図であり、図3は図1の積層チップインダクタの積層形状を分解して示す概略斜視図である。
また、図4は図1の磁性体層に形成される導電パターンの形状を示す概略平面図である。
図1から図4を参照すると、積層チップインダクタ10は、積層本体15と、導電パターン40と、磁性体層62、64と、外部電極20と、を含むことができる。
上記積層本体15は、磁性体グリーンシート上に導電パターン40を印刷し、上記導電パターン40が形成された磁性体グリーンシートを積層した後に焼結して製造されることができる。
上記積層本体15は六面体状であることができる。磁性体グリーンシートを積層した後、チップ状に焼結するとき、セラミック粉末の焼結収縮により、上記積層本体15の外観は完全な直線を有する六面体状ではない可能性がある。但し、上記積層本体15は、実質的に六面体状を有するものと理解してよい。
本発明の実施形態を明確に説明するため、六面体の方向を定義すると、図1に示されるL、W及びTは、それぞれ長さ方向、幅方向、厚さ方向を示す。ここで、厚さ方向は、磁性体層が積層された積層方向と同一の概念で用いられることができる。
図1の実施形態は、長さ方向が幅方向または厚さ方向より大きい直六面体状を有するチップインダクタ10に関するものである。
ここで、本実施形態は、図2a〜図2cに示されているように、磁性体グリーンシート上に導電パターン40を印刷した後に上記導電パターン40の厚さの分だけ磁性物質を塗布または印刷することができる。即ち、上記磁性物質は、焼結後、上記磁性体グリーンシートと区別される別途の磁性体層を形成することができる。焼結後、導電パターン40と同一層をなす磁性体層を第1磁性体層64と、積層本体15内において上記第1磁性体層64の間に介在する焼結後の上記磁性体グリーンシートは、第2磁性体層62と規定することができる。
上記積層本体15を構成する多数の第1及び第2磁性体層64、62は焼結された状態で、隣接する第1及び第2磁性体層64、62間の境界は、走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)を利用せずには確認できないほど一体化されていることができる。
また、本発明の一実施形態による積層チップインダクタ10のサイズは、外部電極20を含んで長さ及び幅がそれぞれ2.0±0.1mm及び1.6±0.1mm(2016サイズ)の範囲を有することができ、2016サイズ以下(即ち、積層本体の長さは2.1mm以下で、上記積層本体の幅は1.7mm以下)に形成することもできる。
上記第1及び第2磁性体層64、62は、Ni−Cu−Zn系、Ni−Cu−Zn−Mg系、Mn−Zn系のフェライト系材料を用いるが、これに限定されるものではない。
図2aから図2cを参照すると、フェライトグリーンシート62上に導電パターン40を印刷して乾燥し(図2a)、上記導電パターン40と同一層を形成するように上記導電パターン40の隣の空間にフェライトスラリーをペースト(paste)で印刷して上記フェライトグリーンシート62とは異なる別途の平坦化された磁性体層64を形成する。上記フェライトグリーンシート62及び上記導電パターン40と平坦化された磁性体層64が一つの積層キャリア60を形成する(図2b)。また、上記積層キャリア60は、上記導電パターン40が積層方向にコイルパターン50を形成するように多数が積層されることができる(図2c)。
上記導電パターン40は、銀(Ag)を主成分とする導電ペーストを所定の厚さで印刷して形成されることができる。上記導電パターン40は、長さ方向の両端部に形成される外部電極20と電気的に連結されることができる。
上記外部電極20は、上記セラミック本体15の長さ方向の両端部に形成され、Cu、Ni、Sn、Ag及びPdのうち選択された合金を電気めっきして形成されることができるが、特に、これらの材料に制限されるものではない。
上記導電パターン40は、上記外部電極20と電気的に接続されるリードを備えることができる。
図3を参照すると、一つの積層キャリア60a上の上記導電パターン40aは、長さ方向の導電パターン42aと、幅方向の導電パターン44aと、を含む。上記導電パターン40aは、磁性体層62aに形成されるビア電極72、74により、磁性体層62aを介して配置される他の一つの積層キャリア60b上の導電パターン40bと電気的に連結され、積層方向にコイルパターン50を形成する。
本実施形態のコイルパターン50は、全て9.5回のターン数を有するが、これに限定されるものではない。コイルパターン50が9.5回のターン数を有するためには、カバー層をなす上部及び下部の磁性体層80a、80bの間に導電パターン40a、40b、、40mが形成された積層キャリア60a、60b、・・・、60mを13個配置する。
本実施形態は、1回のターン数を有するコイルパターン50を形成するため、2個の積層キャリアを必要とする導電パターン42a、44bが開示されているが、これに限定されず、導電パターンの形状によって導電パターンの形状によって必要な積層キャリアの数が異なることができる。
ここで、上記磁性体層62aを介して積層方向に対向する上部の導電パターン40a及び下部の導電パターン40b間の磁性体層の間隔を減らすことで、制限された積層本体15内においてDCバイアス特性に優れるように製造することができる。磁性体層の間隔を減らすことができると、導電パターン42a、44aの厚さを厚くしてコイル内に流れる電流の抵抗を減少させることもできる。
図4を参照して上記コイルパターン50の1回のターンについて説明すると、同一の磁性体層60bに形成される導電パターン40bにおいて一つのビア電極72bを1と規定し、他のビア電極74bを2と規定し、上記2に対応する積層方向の下部の導電パターン40cの一つのビア電極72cを3と規定し、上記1に対向する磁性体層60cの導電パターン40cの対向地点を4と規定するとき、上記1において反時計回りに1回のターン(1→2→3→4)をなすことを一つのターンと規定することができる。上記4を1’と規定するとき、次の1回のターン(1’→2’→3’→4’)が形成されることができる。
図5は図1のV−V’線に沿った切断面を示す概略図であり、図6は図1のVI−VI’線に沿った切断面を示す概略図である。
図1の積層チップインダクタを、図5は長さ方向L及び厚さ方向Tに切断し、図6は幅W及び厚さT方向に切断した。
図5及び図6の断面図において、点線部分は、導電パターン40が形成されたものとみなした上で、導電パターン40及び磁性体層60間の厚さなどの寸法関係について説明する。
図5の長さ方向L及び厚さ方向Tに示されているように、導電パターン40が形成される最上部及び最下部の磁性体層には外部電極20と電気的に連結されるリード48が形成される。上記リード48は、セラミック本体15の長さ方向の短辺Ws、Wsに露出し、上記外部電極20と電気的に連結される。
上記導電パターン40は、第1磁性体層64と同一層をなし、積層本体15内において第2磁性体層62を介して対向配置されることができる。
ここで、上記第1磁性体層64は、上記導電パターン40の厚さの分だけ印刷されて形成されることができる。
本実施形態においては、上記第2磁性体層62の厚さをTs、上記導電パターン40の厚さをTeと規定するとき、上記導電パターン40の厚さより上記第2磁性体層62の厚さがさらに小さいことができる。
下記表1は、幅及び厚さ方向に切開された断面において第2磁性体層の厚さをTs、導電パターンの厚さをTeとするとき、導電パターンの厚さTeに対する第2磁性体層の厚さTsの比であるTs/Teが積層チップインダクタのDC抵抗(Rdc)及び許容電流のサイズに及ぼす影響をチップサイズ別に実験した結果である。
DC抵抗は、Agilent 4338B モデルのmilliohmmeterを用いて測定しており、許容電流は、DCバイアス電流をかけた状態でL値が初期値の30%以下に減少するDCバイアス電流値によって測定した。
Figure 0006091838
表1に示されているように、2016サイズを超過するチップの場合、チップ内部の空間が相対的に広いため、Ts/Te値が0.3を超過してもDC抵抗(Rdc)が100mΩ未満と高くない。また、許容電流値も250mAより大きい値を有する。
しかしながら、2016サイズ以下のチップにおいて、Ts/Te値が0.3を超過する場合、チップ内部の空間が相対的に狭いため、小さい電極面積によってDC抵抗(Rdc)が高くなり、許容電流値も200mA未満の小さい値を有することが分かる。
従って、2016サイズ以下のチップの場合、十分なインダクタンス容量を確保すると共に、DC抵抗(Rdc)を減らし、許容電流値を高めるためには、本発明の実施形態のようにTs/Te値を調節する必要がある。
本発明の一実施形態によると、Ts/Teは、0.1≦Ts/Te≦0.3の範囲を満たすことができる。Ts/Teが0.1未満の場合は、ショートが発生して不良が生じ、Ts/Teが0.3超過の場合は、導電パターン40の断面積が減少することから、コイルのDC抵抗(Rdc)が増加するため、インダクタに高い直流電流を印加することが困難になる可能性がある。
ここで、第2磁性体層62及び導電パターン40の厚さは、焼結により、それぞれの層が完全に同一にはならないことから、導電パターン40の厚さTe及び第2磁性体層62の厚さTsはそれぞれ平均厚さを意味することができる。
上記第2磁性体層62の厚さは、図6に示されているように、積層本体15の幅及び厚さ方向による断面を走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でイメージスキャンして測定することができる。例えば、上記積層本体15の長さ方向Lの中心部から切断した幅及び厚さ方向(W−T)の断面を走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でスキャンしたイメージから抽出した任意の積層本体15に対し、導電パターン40間の第2磁性体層62を幅方向に等間隔である5個の地点からその厚さを測定して平均値を測定することができる。導電パターン40の厚さも幅方向に等間隔である5個の地点からその厚さを測定して平均値を測定することができる。
このような平均値測定を3個以上の第2磁性体層62及び導電パターン40に拡大して平均値を測定すると、第2磁性体層62及び導電パターン40の厚さをさらに一般化することができる。
また、図5に示されているように、上記第2磁性体層62及び導電パターン40の厚さは、幅方向Wの中心部から長さ及び厚さ方向L−Tの断面を走査電子顕微鏡でスキャンしたイメージからも測定することができる。
ここで、積層本体15の幅方向Wまたは長さ方向Lの中心部は、上記積層本体15の幅方向Wまたは長さ方向Lの中心地点から上記積層本体15の幅または長さの30%範囲内の地点であると規定することができる。
このような厚さの測定は、図6に示されているように、幅及び厚さ方向に切開した断面における上記導電パターン40が積層方向に形成されて規定されるアクティブ領域層の厚さTa及び最上部または最下部の導電パターン40の上部または下部に積層されるカバー層80a、80bのそれぞれの厚さTcも同一の方法によって測定されることができる。
本発明の一実施形態によると、Tc/Taは、0.1≦Tc/Ta≦0.5を満たすことができる。Tc/Taが0.1未満の場合は、カバー層80aが殆どないため、磁気飽和によるDCバイアス特性が低下し、表面クラックによる不良が発生する。また、インダクタンスの容量を具現することが容易ではない。
また、Tc/Taが0.5超過の場合、カバー層80aが多層積層されて厚いため、小型化することが困難になる。なお、同一のターン数を確保するためには、導電パターンの厚さを減らさなければならないことから、コイルのDC抵抗(Rdc)が増加してインダクタに高い直流電流を印加することが困難になる可能性がある。
本発明の他の実施形態によると、上記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、上記積層本体15の幅をW、上記コイルパターン50の内部幅をFwと規定するとき、Fw/Wは、0.6≦Fw/W≦0.8を満たすことができる。
Fw/Wが0.6未満の場合は、導電パターン40の長さが短くなるため、容量が低下する。また、Fw/Wが0.8超過の場合は、製造工程上、切断偏差によって導電パターン40が上記積層本体15の一面に露出する現象が発生する可能性があり、デラミネーション(Delamination)が発生するおそれが高い。
本発明の他の実施形態によると、上記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、上記積層本体15の幅をW、上記導電パターン40において上記積層本体15の幅方向の外側に形成されるマージン幅をMwと規定するとき、0.05≦Mw/W≦0.1を満たすことができる。
Mw/Wが0.05未満の場合は、導電パターン40が上記積層本体15の一面に露出する現象が発生する可能性があり、デラミネーション(Delamination)が発生するおそれが高い。また、Mw/Wが0.1超過の場合は、導電パターン40の断面積が減少するため、コイルのDC抵抗(Rdc)が増加してインダクタに高い直流電流を印加することが困難になる可能性がある。
積層チップインダクタ10は、圧搾及び焼結の過程を経るため、図5及び図6に示されているように、切断された断面を走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でスキャンすると、導電パターンの端部が図7のようにくさび(Wedge)状に変形されるか、またはオフセットされることができる。
図7を参照して導電パターン40の間に形成される上記コイルパターン50の内部幅Fw及び上記導電パターン40において上記積層本体15の幅方向の外側に形成されるマージンMwを測定する方法について説明する。
図7はコイルパターンの内部幅Fw及びマージン幅Mwの寸法を測定するための図6におけるAの拡大図である。
図7を参照すると、導電パターン40の端部のうちオフセットの変形が最も大きい部分から積層方向に延長した延長線Emax及びオフセットの変形が最も小さい部分から積層方向に延長した延長線Eminの中間値Emを境界にしてFw及びMwを測定することができる。
Fwは、Emを基準に同一層の導電パターン40のEmまでの長さを測定した値であり、Mwは、Emを基準に上記積層本体15の幅方向の一面までの長さを測定した値である。
上記磁性体層62aを介して積層方向に対向する上部の導電パターン40a及び下部の導電パターン40b間の磁性体の間隔を減少させることで、DCバイアス特性に優れると共に、高電流化のニーズに適切に対応することができる。
実験例
本発明の実施例及び比較例による積層チップインダクタは、以下の通り製作された。まず、Ni−Zn−Cu系フェライト粉末を含むスラリーをキャリアフィルム(carrier film)上に塗布及び乾燥して製造された複数個の磁性体グリーンシートを用意する。
次に、上記磁性体グリーンシート上にスクリーンを用いて銀(Ag)導電性ペーストを塗布し導電パターンを形成する。また、上記導電パターンと同一層になるように、上記導電パターンの周りの上記磁性体グリーンシート上にフェライトスラリーを塗布することで、上記磁性体グリーンシートと共に一つの積層キャリアになるように形成する。
導電パターンが形成された積層キャリアを繰り返して積層し、上記導電パターンが電気的に接続されて積層方向にコイルパターンを有するようにする。ここで、上記磁性体グリーンシートには、ビア電極が形成されて上記磁性体グリーンシートを介して上部導電パターン及び下部導電パターンが電気的に接続されることができる。
次いで、上部及び下部カバー層と共に上記積層キャリアを10層から20層の範囲内で積層し、この積層体を85℃において1000kgf/cmの圧力条件で圧縮成形(isostatic pressing)した。圧搾が完了したチップ積層体を個別チップの形態に切断し、切断されたチップは大気雰囲気において230℃、40時間維持して脱バインダーを行った。
その後、950℃以下の温度雰囲気において焼成した。このとき、焼成後のチップサイズは、2.0mm×1.6mm(L×W)の2016サイズに製作した。
続いて、外部電極の塗布及び電極焼成、めっきなどの工程を経て外部電極を形成した。
ここで、上記積層チップインダクタの試料は、幅及び厚さ方向(W−T)の断面における導電パターンの厚さTe、第2磁性体層の厚さTs、アクティブ層の厚さTa、カバー層の厚さTc、同一層内における導電パターンの内部幅Fw及び上記導電パターンにおいて上記積層本体の幅方向の外側に形成されるマージン幅Mwが多様になるように製作された。
上記Te、Ts、Ta、Tc、Fw、Mwは、上記積層本体15の中心部まで研磨して得られた切開された断面を光学顕微鏡によって高倍率イメージ撮影し、撮影されたイメージをシグマスキャンプロ(SigmaScan Pro)などのようなコンピュータプログラムで分析して測定した。
以下では、本発明の実施例及び比較例の実験データを参照して本発明の実施例について具体的に説明する。
下記表2は、幅及び厚さ方向の切開された断面におけるTs/Teの変化によるショート(short)の発生頻度及びDC抵抗、許容電流の変化を測定したものである。
Figure 0006091838
*比較例
ショート(short)の発生は、インダクタンスL及びQ特性(Q factor)を測定して判断しており、Agilent 4286A モデルのLCR meterを用いてL及びQを測定した。ここで、測定されたL値及びQ値が平均に対して50%以下で測定されたものをショートが発生したものとみなした。
DC抵抗は、Agilent 4338B モデルのmilliohm meterを用いて測定しており、許容電流は、DCバイアス電流をかけた状態でL値が初期値の30%以下に減少するDCバイアス電流値によって測定した。
表2を参照すると、Ts/Teが0.1未満の試料1及び2は、ショートが発生しており、Ts/Teが0.3超過の試料7は、コイルのDC抵抗(Rdc)が増加して高い直流電流を印加することが困難であることが分かる。
本発明の実施例である試料3から6は、DC抵抗が高くなく、許容電流が高くてDCバイアス特性に優れていることが分かる。
下記表3は、幅及び厚さ方向の切開された断面におけるTs/Te、Fw/W、Mw/W及びTc/Taの値により、目標のインダクタンスに対して測定されたインダクタンス、デラミネーション、DC抵抗及び許容電流の変化を測定したものである。
Figure 0006091838
*比較例
インダクタンス及び許容電流は、Agilent 4286A モデルのLCR meterを用いて測定しており、直流抵抗(Rdc)は、上記の通り、Agilent 4338B モデルのmilliohm meterを用いて測定した。
表3を参照すると、Fw/Wが0.6未満の試料8は、インダクタンスが小さく、Fw/Wが0.8超過の試料13及び14は、デラミネーション(Delamination)現象が発生したことが分かる。本発明の実施例である試料9から12は、DC抵抗が高くなく、許容電流が高くてDCバイアス特性に優れていることが分かる。
また、Mw/Wが0.05未満の試料15は、デラミネーション(Delamination)発生率がかなり高く、Mw/Wが0.1超過の試料21は、コイルのDC抵抗(Rdc)が増加してインダクタに高い直流電流を印加することが困難になる可能性がある。本発明の実施例である試料16から20は、DC抵抗が高くなく、許容電流が高くてDCバイアス特性に優れていることが分かる。
また、Tc/Taが0.1未満の試料22は、カバー層の表面クラックによる不良が発生する。なお、カバー層が薄くなると磁束が通過できる面積が減少するため、大きな磁束を形成することが困難であることから、インダクタンスの容量値も減少することが分かる。さらに、カバー層に磁気飽和が早く現れるため、許容電流値が減少する。また、Tc/Taが0.5超過の試料28は、カバー層80aが多層積層されて厚い場合で、インダクタンスを具現するため、狭くなったアクティブ層において定められたターン数のコイルパターンを形成しなければならないことから、コイルパターンの厚さが薄くなることでDC抵抗(Rdc)が増加し、小型化が困難である。
本発明の実施例である試料23から27は、DC抵抗が高くなく、許容電流が高くてDCバイアス特性に優れていることが分かる。
10 積層チップインダクタ
20 外部電極
40 導電パターン
60 磁性体層
80a、80b カバー層

Claims (12)

  1. 2016サイズ以下であり、複数の導電パターンの積層構造を有し、且つ前記導電パターンと同一層に形成される多数の第1磁性体層を含む積層本体と、
    前記積層本体内において、積層方向に隣接した導電パターンの間に形成され、前記導電パターンが電気的に接続されて積層方向にコイルパターンをなすようにするビア電極を備える第2磁性体層と、を含み、
    前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記第2磁性体層の厚さをTs、前記導電パターンの厚さをTeと規定するとき、0.1≦Ts/Te≦0.3を満たし、
    前記積層本体の幅をW、前記コイルパターンの内部幅をFwと規定するとき、0.6≦Fw/W≦0.8を満たし、
    前記複数の導電パターンのうち少なくとも一つは1回のターンをなし、前記1回のターンをなす導電パターンに前記Tsの分だけ離隔して上部及び下部に配置された導電パターンはそれぞれ0.5回のターンをなし、互いに線対称をなすように配置され、
    前記複数の導電パターンは、全体として平面視において角が丸まった長方形をなし、各導電パターンは前記長方形の長辺の途中の位置に形成された前記ビア電極により隣接する導電パターンと接続される、積層チップ電子部品。
  2. 前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記導電パターンが積層方向に形成されて規定されるアクティブ領域層の厚さをTa、最上部または最下部の導電パターンの上部または下部に積層されるカバー層の厚さをTcと規定するとき、0.1≦Tc/Ta≦0.5を満たす、請求項1に記載の積層チップ電子部品。
  3. 前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記積層本体の幅をW、前記導電パターンにおいて前記積層本体の幅方向の外側に形成されるマージン幅をMwと規定するとき、0.05≦Mw/W≦0.1を満たす、請求項1に記載の積層チップ電子部品。
  4. 前記第1磁性体層は、前記導電パターンの厚さの分だけ印刷されて形成される、請求項1に記載の積層チップ電子部品。
  5. 前記積層チップ電子部品の長さ及び幅は、2.0±0.1mm及び1.6±0.1mmの範囲を有する、請求項1に記載の積層チップ電子部品。
  6. 複数の導電パターンの積層構造を有し、且つ前記導電パターンが形成される多数の第1磁性体層を含む積層本体と、
    前記積層本体内において、前記第1磁性体層の間に介在する第2磁性体層と、を含み、
    前記導電パターンが電気的に接続されて積層方向にコイルパターンを形成し、
    前記第2磁性体層の厚さをTs、前記導電パターンの厚さをTeと規定するとき、0.1≦Ts/Te≦0.3を満たし、
    前記複数の導電パターンのうち少なくとも一つは1回のターンをなし、前記1回のターンをなす導電パターンに前記Tsの分だけ離隔して上部及び下部に配置された導電パターンはそれぞれ0.5回のターンをなし、互いに線対称をなすように配置され、
    前記複数の導電パターンは、全体として平面視において角が丸まった長方形をなし、各導電パターンは前記長方形の長辺の途中の位置に形成されたビア電極により隣接する導電パターンと接続される、積層チップ電子部品。
  7. 前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記導電パターンが積層方向に形成されて規定されるアクティブ領域層の厚さをTa、最上部または最下部の導電パターンの上部または下部に積層されるカバー層の厚さをTcと規定するとき、0.1≦Tc/Ta≦0.5を満たす、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
  8. 前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記積層本体の幅をW、前記コイルパターンの内部幅をFwと規定するとき、0.6≦Fw/W≦0.8を満たす、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
  9. 前記積層本体の幅及び厚さ方向に切開した断面において、
    前記積層本体の幅をW、前記導電パターンにおいて前記積層本体の幅方向の外側に形成されるマージン幅をMwと規定するとき、0.05≦Mw/W≦0.1を満たす、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
  10. 前記第1磁性体層は、前記第2磁性体層上に印刷された前記導電パターンの厚さの分だけ印刷されて形成される、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
  11. 前記積層チップ電子部品の長さ及び幅は、2.0±0.1mm及び1.6±0.1mmの範囲を有する、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
  12. 前記積層本体の長さは2.1mm以下であり、前記積層本体の幅は1.7mm以下である、請求項6に記載の積層チップ電子部品。
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