JP6089231B2 - アーク溶接方法およびアーク溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消耗電極である溶接ワイヤの送給として、正送と逆送を繰り返しながら、短絡状態とアーク状態を交互に発生させて溶接を行うアーク溶接方法およびアーク溶接装置に関するものである。
亜鉛メッキ鋼板の溶接を行う場合、一般的に、CO溶接やMAG溶接といった短絡移行溶接や、パルスMAG溶接が広く用いられている。図8と図11Aおよび図11Bは、亜鉛メッキ鋼板等の溶接を行う従来のアーク溶接方法を説明するための図である。図8は、溶接法として一般的な消耗電極式アーク溶接方法により亜鉛メッキ鋼板を施工したときのビード断面を示している。
図8に示す被溶接物25の表面にメッキされている亜鉛メッキ27の亜鉛の沸点は907度であり、鉄の融点1536度より低い。亜鉛メッキ鋼板に対してアーク溶接を行うと、亜鉛が気化し、この蒸気亜鉛が溶融プールを通過して外部に拡散しようとする。しかし、被溶接物25である溶融金属の凝固速度が速い場合、蒸気亜鉛が溶融プールの外部に十分に放出できず、溶接ビード26の内部または溶接ビード26の表面に、気孔28として残存する。気孔28が溶接ビード26の内部に留まる場合はブローホールとなる。気孔28が溶接ビード26の表面を開口するように留まる場合はピットとなる。ブローホールやピットは、いずれも溶接の強度を損なう。そのため、例えば、亜鉛メッキ鋼板が多く使用されている自動車業界では、ブローホールやピットの発生を抑制する必要があり、特にピットの発生量を規定して管理する場合が多い。
また、従来の亜鉛メッキ鋼板のアーク溶接方法として、図11Aおよび図11Bに、ArあるいはArに炭酸ガスを25%以下の割合で混合したガスを用いてパルス溶接を行う場合の溶接電流とワイヤ送給速度の波形を示す。図11Aは溶接電流の波形であり、図11Bはワイヤ送給速度の波形である。
図11Aに示すように、溶接電流の波形は第1の期間TLと第2の期間THとを有する。第1の期間TLと第2の期間THとの和がうねり周器TWである。うねり周期TWは、1秒間に繰り返されるサイクル数の周期である。うねり周期TWにおいて、電流波形のパターンあるいはワイヤ送給速度を10〜50Hzの周波数で変動させるアーク溶接法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
なお、第1の期間TLは、第1の平均アーク力FLが溶融プールに作用する電流波形を有する期間である。また、第2の期間THは、第1の平均アーク力FLよりも大きなアーク力である第2の平均アーク力FHが溶融プールに作用する電流波形を有する期間である。
アーク力は、溶融プールを押し下げる力として作用する。そのため、アーク力が、第1の平均アーク力FLと第2の平均アーク力FHとで変動することにより、溶融プールは波打つ状態となる。この波打つ状態により、溶融プール内に亜鉛メッキ層から気孔28が発生しても、この気孔28は溶融プールの流れおよび気孔28の浮力により溶融プールの表面に達し、溶融プールの外部に放出される。
特開平6−285643号公報
図11Aおよび図11Bを用いて説明した特許文献1に記載の従来のアーク溶接方法では、実施例として、板厚が1.6mm、亜鉛目付け量が45g/mの被溶接物におけるブローホールの低減検討が記載されている。しかし、この方法は、溶融プールを振動させることを主目的としており、この方法では、図8に示す被溶接物25を重ね合わせた際の溶接線であるルート部32が露出する程度にまで溶融プールを移動させることはできない。
このため、板厚が2.0mmあるいはそれ以上に厚くなると、必要となる溶け込み量も増加するので、溶融プールの厚みも増加し、蒸気亜鉛が放出され難くなる。また、亜鉛目付け量が45g/mより増加した亜鉛メッキ鋼板を溶接すると、蒸気亜鉛の発生量自体が増加する。これらの蒸気亜鉛は、放出されずに溶接ビード26に残存する。そのため、気孔28(ブローホールやピット)の発生量が多くなる。
また、蒸気亜鉛は、溶融プール内を浮上して溶融プール表面から放出されるため、蒸気亜鉛の放出の際に噴出した溶融金属がそのままスパッタとして外部に飛散する。あるいは、蒸気亜鉛の放出の際に噴出した溶融金属が溶接ワイヤと短絡して電気エネルギーによりスパッタとして飛散する。そのため、スパッタが異常に多量発生する。
本発明のアーク溶接方法は、短絡とアークを繰り返す溶接におけるアーク溶接方法であって、短絡の開放の予兆を検出すると、予兆を検出した時点の第1の電流値よりも低い第2の電流値となるように溶接電流を低減する。短絡の開放を検出すると、アーク期間中に、第1の電流値よりもピーク値が大きいパルス電流を複数回供給し、アーク期間中に複数回供給されるパルス電流の下限値は、第2の電流値よりも低い
また、本発明のアーク溶接方法は、上記に加えて、アーク期間中に複数回供給されるパルス電流の下限値は、第1の電流値よりも低い。
また、本発明のアーク溶接方法は、上記に加えて、正送と逆送を繰り返すワイヤ送給速度でワイヤの送給を行う。
また、本発明のアーク溶接方法は、上記に加えて、ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しを、所定の周期と所定の振幅で周期的に行う。
また、本発明のアーク溶接方法は、上記に加えて、ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しは、周期的ではなく、溶接状態が短絡状態であることを検出すると逆送を行い、溶接状態がアーク状態であることを検出すると正送を行う。
また、本発明のアーク溶接装置は、短絡とアークを繰り返して溶接を行うアーク溶接装置であって、1次整流部と、スイッチング部と、トランスと、2次整流部と、駆動部と、溶接電圧検出部と、短絡/アーク検出部と、短絡制御部と、アーク制御部とを有する。1次整流部は、入力した電力を整流し、スイッチング部は1次整流部の出力を交流に変換する。トランスは、スイッチング部の出力を変圧し、2次整流部はトランスの出力を整流する。駆動部は、スイッチング部を制御し、溶接電圧検出部は、溶接電圧を検出する。短絡/アーク検出部は、溶接電圧検出部の出力に基づいて溶接状態が短絡状態であるのかアーク状態であるのかを判定する機能と、溶接電圧検出部の出力に基づいて短絡状態からアーク状態になる予兆を検出する機能とを有する。短絡制御部は、短絡状態の際に溶接出力の制御を行い、アーク制御部は、アーク状態の際に溶接出力の制御を行う。短絡の開放の予兆を検出すると、予兆を検出した時点の第1の電流値よりも低い第2の電流値となるように溶接電流を低減する。短絡の開放を検出すると、アーク期間中に、第1の電流値よりもピーク値が大きいパルス電流を複数回供給し、アーク期間中に複数回供給されるパルス電流の下限値は、第2の電流値よりも低い
また、本発明のアーク溶接装置は、上記に加えて、溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給速度制御部をさらに有し、正送と逆送を繰り返すワイヤ送給速度で溶接ワイヤの送給を行う。
以上のように、本発明によれば、表面処理が行われた部材を溶接用のワイヤを用いて溶接する場合に、部材の重ね合わせ部分が露出するように溶融プールを押す。これにより、部材から発生した気体が露出したルート部から抜けるので、ブローホール等の気孔発生およびスパッタの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるワイヤ送給速度(正弦波状)と溶接電圧と溶接電流の波形を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態におけるアーク溶接装置の概略構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態におけるアーク溶接方法で溶接を行っている状態を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における溶接電流波形を示す図である。 図5Aは、本発明の実施の形態における短絡状態の断面図である。 図5Bは、本発明の実施の形態における短絡開放後の1発目のパルスを与えた状態の断面図である。 図5Cは、本発明の実施の形態における短絡開放後の4発目のパルスを与えた状態の断面図である。 図6は、本発明の実施の形態における溶接箇所の断面を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態における溶接箇所の断面を示す図である。 図8は、従来のアーク溶接方法により亜鉛メッキ鋼板を溶接した場合の溶接箇所の断面を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態におけるワイヤ送給速度(台形波状)と溶接電圧と溶接電流の波形を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態におけるワイヤ送給速度と溶接電圧と溶接電流の波形を示す図である。 図11Aは、従来のアーク溶接方法における溶接電流の波形を示す図である。 図11Bは、従来のアーク溶接方法におけるワイヤ送給速度の波形を示す図である。
以下、本発明の実施の形態における消耗電極式のアーク溶接方法およびアーク溶接装置について図面を用いて説明する。
本実施の形態では、先ず、アーク溶接方法について説明し、その後、アーク溶接方法を行うアーク溶接装置について説明する。
図1は、短絡状態とアーク状態とを交互に繰り返す消耗電極式のアーク溶接における、ワイヤ送給速度と溶接電圧と溶接電流の時間変化の波形を示す図である。
先ず、図1を用いて、本実施の形態におけるワイヤ送給制御について説明する。図1では、所定のワイヤ送給速度Wf1を基準とし、所定の周波数と所定の速度振幅であるワイヤ送給制御を行っている。これを正弦波状の基本波形として、正送と逆送とを周期的に繰り返すワイヤ送給制御を行っている。すなわち、溶接状態が短絡状態であるのかアーク状態であるのかに関わらず、正弦波状の基本波形によって、正送と逆送とを周期的に繰り返す。そして、正送側のピーク時では、時点P1の周辺で短絡が発生し、逆送側のピーク時では、時点P2の周辺でアークが発生する。また、時点P2の後の正送のピーク時である時点P3の周辺で次の短絡が発生する。
時点P1から時点P3までを制御の1周期とし、これを繰り返して溶接を行う。そして、ワイヤ送給速度Wfが正送の場合には短絡が促進され、逆送の場合には開放が促進される。このように、短絡状態やアーク状態の発生は、基本的に、ワイヤ送給速度の正送と逆送を周期的に繰り返すワイヤ送給制御に依存する。
次に、図1を用いて、本実施の形態における溶接制御について説明する。
時点P1は短絡を開始した時点を示しており、時点P1から短絡初期電流SAを所定時間出力する。その後、短絡電流の第1段目の増加傾きdi/dt(単位時間当たりの電流の増加量)として短絡電流を増加する。続けて、第1段目の増加傾きdi/dt(単位時間当たりの電流の増加量)よりも傾きが緩やかな短絡電流の第2段目の増加傾きdi/dt(単位時間当たりの電流の増加量)として短絡電流を増加する。
その後、時点P2の手前において、短絡の開放が近づくに伴って溶接対象物に形成された溶融プールと溶接ワイヤの先端との間に形成された溶滴のくびれを検出する。短絡開放の予兆である溶滴のくびれを検出すると、短絡開放時のスパッタを抑制するため、溶接電流を、くびれを検出した時点の電流IA(第1の電流値)よりも低い電流であるくびれ電流NA(第2の電流値)に瞬時に低下させる。
時点P2は、溶滴のくびれが離れて短絡が開放し、短絡状態が終了してアーク状態が発生した時点を示している。時点P2からのアーク期間において、短絡開放直後すなわちアーク発生直後に、ピーク電流PPの溶接電流を、ピーク電流期間TPの間出力する。その後、溶接電流はピーク電流PPからベース電流PBへ移行し、ベース電流PBを、ベース電流期間TBの間出力する。このピーク電流PPとベース電流PBとの変化においては、電流の変化の所定の傾きdi/dt(単位時間当たりの電流の変化量)、または立ち上り時間および立ち下り時間で制御され、所定のパルス周波数(パルス周期PF)で所定のパルス数を出力する。その後、短絡待ち電流IBに溶接電流を制御した状態で次の短絡を待つ。なお、図1では、パルス数が4の場合の例を示している。そして、ピーク電流PPは、くびれを検出した時点の電流IAおよびくびれ電流NAよりも大きい。また、ベース電流PBは、くびれを検出した時点の電流IAおよびくびれ電流NAよりも小さい。
時点P3は、時点P1の次の短絡が発生した時点を示しており、時点P1と同様の状態である。
次に、本実施の形態のアーク溶接制御を行うアーク溶接装置について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態におけるアーク溶接装置の概略構成を示す図である。
アーク溶接装置は主に、溶接電源装置15と、マニピュレータ18と、ロボット制御装置16と、トーチ21を有する。ロボット制御装置16はマニピュレータ18を制御し、トーチ21はマニピュレータ18に取り付けられて、フィードローラ22と溶接チップ23を有する。
図2において、溶接電源装置15は、1次整流部2と、スイッチング部3と、トランス4と、2次整流部5と、DCL6と、駆動部7と、溶接電圧検出部8と、溶接電流検出部9と、短絡/アーク検出部10と、短絡制御部11と、アーク制御部12と、パルス波形制御部13と、ワイヤ送給速度制御部14とを有する。1次整流部2は、入力電源1から入力した電力を整流する。スイッチング部3は、1次整流部2の出力を交流に変換する。トランス4は、スイッチング部3の出力を降圧する。2次整流部5およびインダクタンスであるDCL6は、トランス4の出力を整流する。駆動部7は、スイッチング部3を制御する。溶接電圧検出部8は、溶接電源装置15の出力端子間に接続されており、溶接電圧を検出する。溶接電流検出部9は、溶接出力電流を検出する。短絡/アーク検出部10は、溶接電圧検出部8からの信号に基づいて溶接ワイヤ20と被溶接物25とが短絡している短絡状態であるのか、それとも、溶接ワイヤ20と被溶接物25との間でアークが発生しているアーク状態であるのかを判定する。短絡制御部11は、短絡/アーク検出部10から短絡状態であることを示す信号を受けて短絡期間に短絡電流の制御を行う。アーク制御部12は、短絡/アーク検出部10からアーク状態であることを示す信号を受けてアーク期間にアーク電圧の制御を行う。パルス波形制御部13は、アーク制御部12内に設けられている。ワイヤ送給速度制御部14は、溶接ワイヤ20の送給を制御する。なお、短絡/アーク検出部10は、溶接電圧検出部8の出力に基づいて短絡状態からアーク状態になる予兆であるくびれを検出する機能も有している。
また、溶接電源装置15の出力は、ワイヤ保存部19から引き出され溶接チップ23を通る溶接ワイヤ20と、被溶接物25との間に印加される。これにより、溶接ワイヤ20と被溶接物25との間でアーク24が発生する。
ロボット制御装置16は、設定電流すなわち平均溶接電流を設定するための設定電流設定部17を有する。そして、設定電流設定部17の出力は、ワイヤ送給速度制御部14に入力される。
なお、短絡/アーク検出部10は、溶接電流検出部9からの信号に基づいて短絡状態であるのかアーク状態であるのかを判定する。短絡/アーク検出部10は、溶接電圧検出部8からの信号と溶接電流検出部9からの信号との両方の信号に基づいて短絡状態であるのかアーク状態であるのかを判定するようにしても良い。
短絡制御部11は、短絡/アーク検出部10から短絡期間であることを示す信号を入力している場合に、駆動部7を制御して短絡期間における溶接出力制御を行う。
アーク制御部12は、短絡/アーク検出部10からアーク期間であることを示す信号を入力している場合に、駆動部7を制御してアーク期間における溶接出力制御を行う。
アーク制御部12内に設けられたパルス波形制御部13は、設定電流設定部17で設定された設定電流毎に適したパルス波形を決定する。
なお、パルス波形制御部13において、設定電流設定部17で設定した設定電流毎に適したパルス波形とパルス周波数とパルス個数とを決定する。そして、パルス波形制御部13には、設定電流とパルス波形とパルス周波数とパルスの個数とを関係付けたテーブルあるいは関係式が設けられている。パルス波形制御部13は、設定電流に基づいてパルス波形を所定の周波数で所定の個数出力することを決定する。
ここで、図1に示すように、アーク期間中に、パルス波形を所定の周波数(所定の周期)で所定の個数出力することが、亜鉛メッキ鋼板の溶接に有効な理由について説明する。
図3は、本実施の形態における溶接状態を示す模式図である。図4は、本実施の形態における溶接電流の波形を示す図である。図5Aは、本実施の形態における短絡状態の断面図である。図5Bは、本実施の形態における短絡開放後の1発目のパルスを与えた状態の断面図である。図5Cは、本実施の形態における4発目のパルスを与えた状態の断面図である。図6は、本実施の形態における溶接箇所の断面を示す図である。図7は、本実施の形態における溶接箇所の断面を示す図である。なお、図6は、図3に示す溶接状態のB−B断面であり、図7は、図3に示す溶接状態のC−C断面である。
なお、図5A〜図5Cは、図3に示す溶接状態のA−A断面であり、図4に示す溶接電流波形における各時点a〜cに対応したものである。具体的には、図5Aは図4に示す時点aにおける断面図である。すなわち、短絡状態の断面図である。図5Bは、図4に示す時点bにおける断面図である。すなわち、短絡解放後のアーク期間において1発目のパルス電流を与えたときの断面図である。図5Cは、図4に示す時点cにおける断面図である。すなわち、短絡解放後のアーク期間において4発目のパルス電流を与えたときの断面図である。
図5Aに示す短絡状態では、被溶接物25のルート部32が溶融プールの溶融金属33で覆われている。しかし、図5Bに示す短絡開放後のパルス電流の1発目を与えた状態では、被溶接物25のルート部32を覆う溶融プールの溶融金属33を押し始める。図5Cに示す短絡解放後のパルス電流の4発目を与えた状態では、被溶接物25のルート部32を覆っていた溶融プールの溶融金属33を完全に押し出すことができたことを表している。
このように、アーク期間中にパルス電流を複数回供給することで、アーク24の直下において、被溶接物25のルート部32を覆う溶融プールの溶融金属33が押し出され、ルート部32が露出する。これにより、図6に示すように、被溶接物25である上板と下板との重ね部分である亜鉛メッキ気化部31から亜鉛蒸気30が外部に放出しやすくなるというメカニズムである。
このようなメカニズムを実現するに際し、CO溶接のようなアーク集中性が高いガスを使用する場合、上記のようにパルス電流を複数個出力する必要性はなく、1発のパルス電流で十分である。1発のパルス電流で被溶接物25のルート部32の溶融プールの溶融金属33を押し出すことができる。
しかしながら、MAG溶接のようなアーク集中性が弱いガスを使用する場合には、高い電流を数多い回数で与える。すなわち、パルス電流を複数回与えることで、被溶接物25のルート部32の溶融プールの溶融金属33を押し出し、ルート部32を露出させることが必要となる。なお、パルス電流を複数回与えるようにすることで、溶滴が離脱せず、微小短絡も抑制することができる。
また、パルス電流の適切な個数は、亜鉛メッキ27の目付量により異なる。目付量が多いほど、被溶接物25のルート部32の露出時間を長くし、亜鉛蒸気30を放出しやすくする必要がある。そのため、適切な期間のパルス電流の個数を多くすることが望ましい。但し、パルス電流の数が多過ぎると短絡回数が下がり過ぎてしまう。そのため、短絡回数が30回となる7発くらいが上限として望ましい。
また、トーチ21の姿勢を後退角とすることにより、更に亜鉛蒸気30の放出効果を発揮できる。
なお、アーク24のアーク力により、図5Cや図6に示すように、ルート部32が完全に露出している場合には、亜鉛蒸気30の放出に際しては、従来のようなスパッタの発生等がなく、亜鉛蒸気30は容易に放出される。また、図6において、溶融部29および被溶接物25のルート部32上の溶融プールの溶融金属33の一部分が露出部を覆っていたとしても、覆っている溶融金属33の厚さが0.5mm程度以下の薄い状態であれば、亜鉛蒸気30の放出を阻害することはない。この状態では、被溶接物25のルート部32は、亜鉛の体積膨張による放出により容易に露出し、容易に亜鉛蒸気30が外部に放出される。すなわち、被溶接物25である上板や下板から発生した亜鉛蒸気30が、体積膨張により被溶接物25のルート部32を覆っている溶融部29や溶融プールの溶融金属33を突き破って抜けることが可能な厚さとなるように、アーク24によるアーク力により溶融プールの溶融金属33を押すようにしても良い。
以上のように、溶接中に発生する亜鉛蒸気30を規則的に放出可能とすることで、スパッタの発生を大幅に抑制することができる。なお、従来技術では、溶融金属33中に亜鉛蒸気30が滞留し、図8に示すように気孔28(ブローホールやピット)を発生させていた。また、従来技術では、亜鉛蒸気30が溶融金属33から勢いよく放出される時に溶接ワイヤ20の先端に短絡したりすることで、スパッタの発生を増加させてしまう。しかしながら、本実施の形態によれば、図7に示すように、気孔28(ブローホールやピット)を抑制することができる。
ここで、本実施の形態のようなメカニズムを規則的に安定させるには、正送と逆送を繰り返すワイヤ送給制御を行うことが望ましい。その理由は、短絡状態とアーク状態を規則的に生じさせることができると共に、短絡解放直後のアーク長を瞬時に確保することで上記メカニズムを有効に実現できるからである。そして、短絡開放直後のアーク長が短い状態(1mmから2mm程度)で溶融プールの溶融金属33を押すことで、ルート部32を露出させることができる。なお、単なるパルス溶接では、アーク長が短くても4mmから5mm程度あり、このようにアーク長が長い場合には、溶融プールの溶融金属33を押すには十分なアーク力を与えることはできない。
次に、パルス波形の適正なパラメータについて説明する。図1に示すパルス波形のピーク電流PPやベース電流PB、パルス周波数(パルス周期PF)としては、以下のようなパラメータとすることで、被溶接物25のルート部32を露出することが可能となる。
溶融プールにある溶融金属33を押し付けるだけのアーク力として、ピーク電流PPは400A〜600Aが望ましく、また、ある程度アーク力の強弱をつけるため、ベース電流PBは100A〜250Aが望ましい。ピーク電流期間TPやベース電流期間TBは、溶融プールの溶融金属33を押し付けるだけの時間として、それぞれ100μS〜500μSが望ましい。そして、以上のパラメータをもとに、パルス周波数は300Hzから1500Hz、すなわちパルス周期PFとしては、約3333μS〜約666μSが適している。なお、ピーク電流期間TPやベース電流期間TBは、同じ時間である必要性はない。また、ベース電流PBからピーク電流PPへの立ち上りの傾きdi/dtや、ピーク電流PPからベース電流PBへの立ち下りの傾きdi/dtは、上記パラメータに基づいて決まるものである。
このようなパルス波形を複数個出力しても、溶接ワイヤ20の先端で溶滴が大きく成長するだけであり、溶滴が離脱することはない。そのため、少ない短絡回数において、大きな溶滴を形成しても、アーク期間中にイレギュラーな短絡は発生し難い。よって、亜鉛メッキ鋼板の溶接に適した短絡回数としても、スパッタの発生を抑制することができる。
また、溶融プールが形成され難いアークスタート部においても、本実施の形態の制御を行うことで、気孔28の発生を抑制することができる。なお、CO溶接では、定常溶接期間では必要ないが、アークスタート部では、MAG溶接に限らず、CO溶接においてもパルスを複数個の出力することは有効である。
なお、本実施の形態では、設定電流に基づいて、パルス波形のピーク電流PP、ベース電流PB、パルス周波数(パルス周期PF)、パルス波形の個数などを決定する例を示した。しかし、設定電流は、ワイヤ送給速度やワイヤ送給量と比例の関係にあることが広く知られている。そこで、設定電流に替えて、ワイヤ送給速度やワイヤ送給量に基づいてパルス波形に関わるパラメータなどを決定するようにしても同様の効果を得ることができる。
また、上記では、ワイヤ送給速度の変化が、図1に示すように正弦波状である場合の例を示した。しかし、図9に示すように、ワイヤ送給速度の変化が台形波状である場合でも同様の効果を得ることができる。
また、図10に示すように、溶接状態が短絡状態であることを検出すると逆送を行い、溶接状態がアーク状態であることを検出すると正送を行う送給制御を取り入れても、同様の効果を得ることができる。この場合、図10では、送給制御が結果として周期的になっているが、必ずしも周期的である必要はない。
なお、図1では、時点P2の手前において、短絡の開放が近づくに伴って被溶接物25に形成された溶融プールと溶接ワイヤ20の先端との間に出来た溶滴のくびれを検出している。そして、溶接電流をくびれ検出した時点の電流IAよりも低電流であるくびれ電流NAに瞬時に移行させ、その後、パルス電流を複数個与える例を示した。しかし、図示していないが、図1のようにくびれ検出およびくびれ検出による電流の低減は行わず、短絡の開放の検出を行ってもよい。この場合、短絡の開放を検出すると、アーク期間中に、短絡開放時の電流値よりもピーク値が大きいパルス電流を複数回供給することで、スパッタやブローホールに関して亜鉛メッキの影響を低減させる効果がある。また、この場合も、アーク期間中に複数回供給されるパルス電流の下限値は、短絡開放時の電流値よりも低くすることが望ましい。その理由は、パルス電流の上限値とパルス電流の下限値との差が大きい方がある程度アーク力の強弱をつけることができ、溶融プールの溶融金属33を押す効果が増すためである。また、パルス電流の下限値が小さい程、溶接ワイヤ20に与えるエネルギーを下げることができるので、溶滴の離脱を抑制することができる。
本発明によれば、亜鉛メッキ鋼板等の表面処理が行われた部材を溶接用のワイヤを用いて溶接する場合に、部材の重ね合わせ部分が露出するように溶融プールを押すことにより部材から発生した気体が露出部から抜ける。そのため、ブローホール等の気孔発生およびスパッタの発生を著しく抑制することができ、亜鉛メッキ鋼板等の表面処理が行われた部材のような溶接時に気体が発生する母材に対して行うアーク溶接方法およびアーク溶接装置として産業上有用である。
1 入力電源
2 1次整流部
3 スイッチング部
4 トランス
5 2次整流部
6 DCL
7 駆動部
8 溶接電圧検出部
9 溶接電流検出部
10 短絡/アーク検出部
11 短絡制御部
12 アーク制御部
13 パルス波形制御部
14 ワイヤ送給速度制御部
15 溶接電源装置
16 ロボット制御装置
17 設定電流設定部
18 マニピュレータ
19 ワイヤ保存部
20 溶接ワイヤ
21 トーチ
22 フィードローラ
23 溶接チップ
24 アーク
25 被溶接物
26 溶接ビード
27 亜鉛メッキ
28 気孔
29 溶融部
30 亜鉛蒸気
31 亜鉛メッキ気化部
32 ルート部
33 溶融金属

Claims (7)

  1. 短絡とアークを繰り返す溶接におけるアーク溶接方法であって、
    短絡の開放の予兆を検出すると、予兆を検出した時点の第1の電流値よりも低い第2の電流値となるように溶接電流を低減し、
    短絡の開放を検出すると、アーク期間中に、前記第1の電流値よりもピーク値が大きいパルス電流を複数回供給し、前記アーク期間中に複数回供給される前記パルス電流の下限値は、前記第2の電流値よりも低いアーク溶接方法。
  2. 前記アーク期間中に複数回供給される前記パルス電流の下限値は、前記第1の電流値よりも低い請求項1記載のアーク溶接方法。
  3. 正送と逆送を繰り返すワイヤ送給速度でワイヤの送給を行う請求項1または2に記載のアーク溶接方法。
  4. ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しを、所定の周期と所定の振幅で周期的に行う請求項記載のアーク溶接方法。
  5. ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しは、周期的ではなく、溶接状態が短絡状態であることを検出すると逆送を行い、溶接状態がアーク状態であることを検出すると正送を行う請求項記載のアーク溶接方法。
  6. 短絡とアークを繰り返して溶接を行うアーク溶接装置であって、
    入力した電力を整流する1次整流部と、
    前記1次整流部の出力を交流に変換するスイッチング部と、
    前記スイッチング部の出力を変圧するトランスと、
    前記トランスの出力を整流する2次整流部と、
    前記スイッチング部を制御するための駆動部と、
    溶接電圧を検出する溶接電圧検出部と、
    前記溶接電圧検出部の出力に基づいて溶接状態が短絡状態であるのかアーク状態であるのかを判定する機能と前記溶接電圧検出部の出力に基づいて前記短絡状態からアーク状態になる予兆を検出する機能とを有する短絡/アーク検出部と、
    前記短絡状態の際に溶接出力の制御を行うための短絡制御部と、
    前記アーク状態の際に溶接出力の制御を行うためのアーク制御部を備え、
    短絡の開放の予兆を検出すると、予兆を検出した時点の第1の電流値よりも低い第2の電流値となるように溶接電流を低減し、
    短絡の開放を検出すると、アーク期間中に、前記第1の電流値よりもピーク値が大きいパルス電流を複数回供給し、前記アーク期間中に複数回供給される前記パルス電流の下限値は、前記第2の電流値よりも低いアーク溶接装置。
  7. 溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給速度制御部をさらに備え、
    正送と逆送を繰り返すワイヤ送給速度で前記溶接ワイヤの送給を行う請求項記載のアーク溶接装置。
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