JP6088948B2 - 保温箱 - Google Patents

保温箱 Download PDF

Info

Publication number
JP6088948B2
JP6088948B2 JP2013189743A JP2013189743A JP6088948B2 JP 6088948 B2 JP6088948 B2 JP 6088948B2 JP 2013189743 A JP2013189743 A JP 2013189743A JP 2013189743 A JP2013189743 A JP 2013189743A JP 6088948 B2 JP6088948 B2 JP 6088948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
heat insulation
insulation box
wall portion
rectifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013189743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015055020A (ja
JP2015055020A5 (ja
Inventor
研志 杉山
研志 杉山
欣三 橋本
欣三 橋本
俊哉 乾
俊哉 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TMT Machinery Inc
Original Assignee
TMT Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TMT Machinery Inc filed Critical TMT Machinery Inc
Priority to JP2013189743A priority Critical patent/JP6088948B2/ja
Priority to TW103131344A priority patent/TWI597393B/zh
Priority to CN201410460839.3A priority patent/CN104451923B/zh
Priority to DE102014218189.5A priority patent/DE102014218189B4/de
Publication of JP2015055020A publication Critical patent/JP2015055020A/ja
Publication of JP2015055020A5 publication Critical patent/JP2015055020A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6088948B2 publication Critical patent/JP6088948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D13/00Complete machines for producing artificial threads
    • D01D13/02Elements of machines in combination
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D10/00Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
    • D01D10/02Heat treatment
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/12Stretch-spinning methods
    • D01D5/16Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

本発明は、糸を加熱する糸加熱ローラを収容する保温箱に関する。
特許文献1には、紡糸装置から紡出された複数の糸に対して、延伸及び熱処理を行う装置が開示されている。この装置は、延伸された糸を加熱するための2つの糸加熱ローラと、前記2つの糸加熱ローラを収容する保温箱とを有する。保温箱の壁部には、糸を保温箱内に導入するための糸導入口と、保温箱内から糸を導出するための糸導出口が形成されている。糸導入口から保温箱内に導入された糸は、2つの糸加熱ローラの間に複数回巻回されて加熱された後、糸導出口から導出される。
保温箱内には、糸加熱ローラの高速回転に伴う気流が発生する。特許文献1では、上記の気流による糸揺れの防止のために、2つの糸加熱ローラと、これらに巻掛けられた糸の糸道とで囲まれた空間内に、防風板が設けられている。また、保温箱内の四隅には、それぞれ湾曲板が設けられている。この湾曲板の機能に関して、特許文献1には、湾曲板が設置されることによって、糸加熱ローラの外周の気流に乱れが生じにくくなるとの記載がある。
特公昭62−22904号公報
上記特許文献1に記載されているような保温箱の内部には、2つの糸加熱ローラの回転によって、保温箱を構成する壁部の内面に沿う気流が発生する。この気流の一部は、糸導出口へ向けて走行する糸に随伴して、糸導出口へ向かって流れる。その結果、高温の空気が保温箱の外へ流出してしまう。これによって多くの熱エネルギーが無駄に放出されることになり、糸加熱効率の観点から不利である。
尚、特許文献1の保温箱では、その内面の四隅に湾曲板が設けられている。しかし、この湾曲板は、保温箱の壁部の内面に沿う気流の乱れを防止するためのものであって、壁部の内面に沿って流れる気流が、糸導出口に向けて流れてしまうことを抑制する機能はない。
本発明の目的は、保温箱内の高温空気の、糸導出口からの流出を抑制することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明の保温箱は、糸を加熱する糸加熱ローラを含む、1又は複数のローラを収容する保温箱であって、この保温箱を構成する壁部に、保温箱内に糸を導入するための糸導入口と保温箱外に糸を導出するための糸導出口とが形成され、その内部には、前記ローラの回転に伴って、前記壁部の内面に沿う気流が生じており、前記保温箱を構成する壁部のうちの、前記糸導出口に向かう気流が流れる壁部の内面に配置され、前記気流を内側に向ける、第1整流部を有することを特徴とするものである。
本発明では、保温箱を構成する壁部のうちの、糸導出口に向かう気流が流れる壁部の内面に、前記気流を内側に向ける第1整流部が配置されている。第1整流部によって、壁部に沿って流れる気流の向きが内側に向けられることで、糸導出口からの高温空気の流出が抑制されるため、熱エネルギー損失を低減できる。尚、保温箱のどの壁部に、どのような向きの気流が生じるかは、糸加熱ローラの配置やその回転方向によって定まる。また、本発明における「糸導出口に向かう気流が流れる壁部」とは、仮に、第1整流部がないとした場合に、糸導出口へ向かう気流が流れる壁部のことである。そのような壁部に第1整流部が設置されることにより、その壁部に沿って流れる気流が、糸導出口から流出することが抑制される。
第2の発明の保温箱は、前記第1の発明において、前記第1整流部が配置されている前記壁部の内面に沿って、前記糸導出口から導出される直前の糸部分が走行することを特徴とするものである。
ある壁部の内面に沿って糸導出口へ糸が走行しているときに、この壁部に沿って流れる気流は、走行する糸に随伴して糸導出口から流出しやすくなる。本発明では、前記の壁部の内面に配置された第1整流部によって、糸導出口に向かう気流が内側に向けられるため、高温の空気が糸導出口から流出することが抑制される。
第3の発明の保温箱は、前記第1又は第2の発明において、前記糸導出口は、前記第1整流部が配置されている前記壁部と交差する、別の壁部に形成され、前記糸導出口は、前記第1整流部が設けられている壁部の内面の延長上に配置されていることを特徴とするものである。
ある壁部の内面の延長上に、別の壁部に形成された糸導出口が配置されている場合、上記の壁部の内面に沿って流れる気流が、糸導出口から流れ出してしまう。本発明では、前記の壁部の内面に配置されている第1整流部によって、糸導出口に向かう気流が内側に向けられるため、高温の空気が糸導出口から流出することが抑制される。
第4の発明の保温箱は、前記第1〜第3の何れかの発明において、前記保温箱内には、前記糸が巻掛けられる、前記糸加熱ローラを含む複数のローラが収容され、前記第1整流部は、前記糸導出口に向かう気流が流れる前記壁部の内面から、前記複数のローラのうちの、前記糸導出口から導出される直前の糸部分が巻掛けられる、最終ローラの表面に向けて延びていることを特徴とするものである。
最終ローラの回転に起因して生じた気流は、糸導出口へ向かう糸に随伴しつつ、壁部に沿って糸導出口へ向けて流れる。本発明では、第1整流部が、糸導出口に向かう気流が沿う壁部の内面から、最終ローラの表面に向けて延びている。そのため、最終ローラの回転によって生じた気流を第1整流部によって確実に内側に向けることができ、この気流が壁部に沿って糸導出口まで流れることを抑制できる。
第5の発明の保温箱は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記第1整流部は、前記壁部の内面と直交する方向に対して、この壁部に沿って流れる前記気流の流れ方向下流側に傾斜した方向に延びる、整流面を有することを特徴とするものである。
また、第6の発明の保温箱は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記第1整流部は、湾曲した整流面を有することを特徴とするものである。
上記第5の発明又は第6の発明によれば、壁部に沿って流れる気流が、整流面によって内側に向けられる際に、気流に乱れが生じにくく、糸揺れが防止される。
第7の発明の保温箱は、前記第1〜第6の何れかの発明において、前記第1整流部は、前記壁部に対して移動可能であることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1整流部を移動させて位置や姿勢を変更することができる。尚、本発明における「移動」には、第1整流部が壁部に対して移動するだけでなく、回動して姿勢(傾き)を変更することも含まれる。例えば、第1整流部が糸加熱ローラから離れるように第1整流部を移動させることで、糸加熱ローラへの糸掛けが容易になる。
第8の発明の保温箱は、前記第1〜第7の何れかの発明において、前記第1整流部と糸を挟んで反対側に配置され、前記第1整流部によって内側に向けられた前記気流が前記糸導出口に向かわないように、前記気流の向きをさらに変更する、第2整流部を有することを特徴とするものである。
壁部に沿って流れる気流の向きが、第1整流部によって内側に向けられても、糸導出口の位置によっては、その気流の一部が糸導出口に向かってしまい、高温の空気が排出されてしまう場合がある。本発明では、第1整流部と糸を挟んで反対側に配置された第2整流部により、気流の向きを再度変更することで、糸導出口に気流が流れることを確実に抑制できる。
本実施形態に係る紡糸巻取機の概略構成を示す正面図である。 保温箱の斜視図である。 保温箱の断面図である。 変更形態の保温箱の斜視図である。 別の変更形態の第1整流部の拡大図である。 別の変更形態の第1整流部の拡大図である。 別の変更形態の保温箱の断面図である。 別の変更形態の保温箱の断面図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態に係る紡糸巻取機の概略構成を示す正面図である。図1に示すように、紡糸巻取機1は、紡糸延伸装置3と糸巻取装置4とを備えている。
紡糸延伸装置3は、上方にある紡糸装置2から、ポリエステル等の溶融繊維材料を連続的に紡出することによって生成された、複数の糸Yを延伸するものである。紡糸延伸装置3は、油剤ガイド10と、5つのゴデットローラ11〜15等を備えている。油剤ガイド10は、紡糸装置2から紡出された複数の糸Yにそれぞれ油剤を付与するものである。
5つのゴデットローラ11〜15は、図示しないモータによってそれぞれ回転駆動される。また、5つのゴデットローラ11〜15は、それぞれ、内部にヒータを有し、糸を送りながら加熱する糸加熱ローラである。5つのゴデットローラ11〜15は、直方体形状の保温箱16内に収容されている。保温箱16の右側壁部には、複数の糸Yを保温箱16内に導入するための糸導入口16aと、複数の糸Yを保温箱16内から外部へ導出するための糸導出口16bとが形成されている。尚、保温箱16の詳細構成については後で説明する。
油剤ガイド10において油剤が付与された複数の糸Yは、案内ローラ17を経て、糸導入口16aから保温箱16内へ案内される。保温箱16内に導入された複数の糸Yは、5つのゴデットローラ11〜15に対して、下側のゴデットローラ11から順に巻掛けられている
下側3つのゴデットローラ11〜13は、複数の糸Yを延伸する前に予熱するための加熱ローラであり、それらの加熱温度(ローラ表面温度)は、糸Yのガラス転移点以上の温度(例えば、80℃)に設定されている。一方、上側2つのゴデットローラ14,15は、延伸された複数の糸Yを熱セットするための加熱ローラであり、それらの加熱温度は、下側3つのゴデットローラ11〜13の加熱温度よりも高い温度(例えば、120℃)に設定されている。また、上側2つのゴデットローラ14,15の糸送り速度は、下側3つのゴデットローラ11〜13よりも速くなっている。
糸導入口16aから保温箱16内に導入された複数の糸Yは、まず、下側3つのゴデットローラ11〜13によって送られる間に延伸可能な温度まで予熱される、次に、予熱された複数の糸Yは、2つのゴデットローラ13,14の間の糸送り速度差によって延伸される。さらに、複数の糸Yは、上側2つのゴデットローラ14,15によって送られる間により高温に加熱されて、延伸された状態が熱セットされる。上記のようにして延伸された複数の糸Yは、糸導出口16bから保温箱16外に導出され、さらに、案内ローラ18によって糸巻取装置4に送られる。
糸巻取装置4は、紡糸延伸装置3の下方に配置されている。この糸巻取装置4は、ボビンホルダ20と、コンタクトローラ21等を備えている。ボビンホルダ20は、図1の紙面垂直方向に延びる長尺な形状を有し、図示しないモータによって回転駆動される。このボビンホルダ20には、その軸方向に沿って複数のボビン22が並べて装着される。糸巻取装置4は、ボビンホルダ20を回転させることによって、複数のボビン22に複数の糸Yを同時に巻取り、複数の巻取パッケージ23を形成する。コンタクトローラ21は、複数の巻取パッケージ23の表面に接触して所定の接圧を付与し、巻取パッケージ23の形状を整える。
次に、5つのゴデットローラ11〜15を収容する保温箱16について詳細に説明する。図2は、保温箱16の斜視図である。図3は、保温箱16の断面図である。尚、図2では、図3には示されている、保温箱16の内部のゴデットローラ11〜15、整流部42,45、及び、仕切板40,41,43の図示は省略されている。
図2、図3に示すように、保温箱16は、6つの壁部30が連結されることによって、直方体形状に形成されている。6つの壁部30は、上壁部30a、下壁部30b、左側壁部30c、右側壁部30d、後壁部30eと、左側壁部30cの前端部にヒンジ等によって回動自在に取り付けられた扉部30fである。6つの壁部30は、それぞれ、断熱性材料(例えば、発泡樹脂やロックウール等)からなる層を含む。右側壁部30dの下端部には糸導入口16aが形成され、右側壁部30dの上端部には糸導出口16bが形成されている。図3に示すように、糸導入口16aは、右側壁部30dと交差(直交)する下壁部30bの内面の延長上に位置している。糸導出口16bは、右側壁部30dと交差(直交)する上壁部30aの内面の延長上に位置している。
保温箱16内には、5つのゴデットローラ11〜15が収容されている。5つのゴデットローラ11〜15のうち、糸Yを予熱するための、低温の3つのゴデットローラ11〜13は、保温箱16内の下部空間に配置されている。延伸された糸Yを熱セットするための、高温の2つのゴデットローラ14,15は、保温箱16内の上部空間に配置されている。糸導入口16aから保温箱16内に導入された糸Yは、低温の3つのゴデットローラ11〜13、高温の2つのゴデットローラ14,15の順に巻掛けられ、最終のゴデットローラ15によって送られた糸Yは、糸導出口16bから保温箱16の外へ導出される。尚、保温箱16の左側壁部30cと右側壁部30dには、それらの内面からほぼ水平に延びる、2つの仕切り板40,41がそれぞれ設けられている。これら2つの仕切り板40,41によって、保温箱16内の、低温のゴデットローラ11〜13が収容された下部空間と、高温のゴデットローラ14,15が収容された上部空間とが仕切られており、上記2つの空間の間での熱の移動が抑制される。
保温箱16内に収容された5つのゴデットローラ11〜15は、糸Yを下流側へ送るために、図3に矢印で示す方向にそれぞれ回転する。これら5つのゴデットローラ11〜15の回転により、保温箱16内には、保温箱16を構成する各壁部30の内面に沿って流れる気流が発生する。その中でも、特に、矢印aで示すように、上壁部30aの内面に沿って流れる気流(以下、「気流a」と呼ぶ)が問題となる。
上壁部30aの近くには、糸導出口16bから導出される直前の糸部分Yaが巻掛けられる、最終のゴデットローラ15が配置されている。そして、上壁部30aにおいては、主に、最終のゴデットローラ15の回転によって、その内面に沿って流れる気流aが発生する。また、このゴデットローラ15で送り出された前記糸部分Yaは、上壁部30aの内面に沿って、糸導出口16bへ向けて走行する。従って、上壁部30aの内面に沿う気流aは、上壁部30aに沿って走行する糸部分Yaに随伴して、二点鎖線で示す矢印a’で示すように、糸導出口16bから保温箱16の外へ流出しやすい。また、右側壁部30dに形成されている糸導出口16bは、上壁部30aの内面の延長上に位置していることから、より一層、気流aが糸導出口16bから流出しやすくなっている。
そこで、本実施形態では、上壁部30aのゴデットローラ15の近傍部に、上壁部30aの内面に沿って糸導出口16bへ向けて流れる気流aを内側に向ける、第1整流部42が設けられている。この第1整流部42は、板状の部材であり、上壁部30aの内面から、この内面と直交する方向に対して右側(糸走行方向下流側、気流aの流れ方向下流側)に傾斜した方向に延びている。即ち、第1整流部42の左側の傾斜面が、気流aを内側に向ける整流面42aとなる。また、第1整流部42は、最終のゴデットローラ15の上方であって、このゴデットローラ15から糸Yが離れる位置よりもやや右側に配置されている。また、第1整流部42は、上壁部30aの内面からゴデットローラ15の表面に向けて、その接線方向に沿って平行に延びている。
ゴデットローラ15の回転によって生じた気流aは、上壁部30aの内面に沿って右方へ流れる。しかし、上壁部30aの内面からゴデットローラ15の表面に向けて延びている第1整流部42の、傾斜した整流面42aによって、気流aが確実に内側へ向けられる。これにより、保温箱16内の高温の空気が糸導出口16bから流出することが抑制され、熱エネルギー損失を低減でき、糸加熱効率が向上する。また、第1整流部42の整流面42aは、上壁部30aの内面から、上壁部30aと直交する方向に対して糸走行方向下流側、即ち、気流aの下流側に傾斜した方向に延びている。このため、上壁部30aの内面に沿って流れる気流が、整流面42aによって内側に向けられる際に、気流aに乱れが生じにくくなり、糸揺れが防止される。
保温箱16の右側壁部30dには、その内面の、糸導出口16bのすぐ下の位置から水平に延びる仕切り板43が設けられている。この仕切り板43によって、高温のゴデットローラ14の周囲空間と、糸導出口16bの周囲空間が仕切られている。さらに、仕切り板43の先端部には、水平方向に対して下側に傾斜した、左斜め下向きの方向に延びる第2整流部44が設けられている。第2整流部44は、第1整流部42とは、糸を挟んで反対側に配置されている。
上壁部30aの内面に沿う気流aが第1整流部42により内側に向けられることによって、第1整流部42の整流面42aに沿う気流bが生じるが、この気流bの一部が仕切り板43の上方へ流れると、糸導出口16bから流出してしまうために好ましくない。本実施形態では、第1整流部42と糸Yを挟んで反対側に配置された第2整流部44により、気流bの向きが、糸導出口16bへ向かわないように矢印cの方向に変更される。これにより、保温箱16内の空気の糸導出口16bからの流出が、さらに確実に抑えられる。
さらに、保温箱16の右側壁部30dの下部には、保温箱16内の気流が糸導入口16aへ向かうことを抑制する整流部45が設けられている。整流部45は板状の部材であり、右側壁部30dの内面から左斜め下向きに延びている。ゴデットローラ11の回転によって、矢印で示すように、ゴデットローラ11の接線方向に沿って流れる気流dが生じる。この気流dが流れる先には糸導入口16aがあり、そのままでは気流dが糸導入口16aから流出してしまう。この点、本実施形態では、整流部45によって、上記の気流dの向きが変更されるため、保温箱16内の高温の空気の、糸導入口16aからの流出も抑制される。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]第1整流部42が、保温箱16の上壁部30aに対して移動可能であってもよい。例えば、図4に示すように、第1整流部42が、保温箱16の扉部30fの上端部内面に取り付けられており、扉部30fの開閉動作(旋回動作)に連動して、第1整流部42が上壁部30aに対して移動してもよい。扉部30fが閉じられている状態では、扉部30fに取り付けられている第1整流部42は、上壁部30aの内面に接して配置される。一方、糸掛け時には、扉部30fが開放されるが、その際、扉部30fに取り付けられた第1整流部42は、扉部30fとともに旋回して上壁部30aに対して手前側へ移動し、ゴデットローラ15から遠ざかる。これにより、ゴデットローラ15への糸掛けが容易になる。特に、第1整流部42が、ゴデットローラ15の表面近くにまで設けられている場合に、上記構成を採用すると効果的である。尚、第1整流部42の全体が扉部30fに取り付けられている必要は必ずしもない。即ち、第1整流部42のうちの、ゴデットローラ15への糸掛け作業の邪魔となる一部分のみが、扉部30fに取り付けられ、残りの部分は上壁部30aの内面に取り付けられていてもよい。
また、図5に示すように、第1整流部42が、保温箱16の上壁部30aに回動自在に取り付けられて、その姿勢を変更可能に構成されてもよい。図5に二点鎖線で示すように、保温箱16内のゴデットローラ15に糸Yを掛ける際に、作業者が第1整流部42を回動させて、第1整流部42を上壁部30aの内面に沿わせた姿勢とすることで、第1整流部42をゴデットローラ15の表面から一時的に離すことができる。また、図5において、第1整流部42が、上壁部30aに、その内面に沿ってスライド移動可能に取り付けられていてもよい。
2]第1整流部42の形状、位置等は、例えば以下のように適宜変更できる。例えば、図6(a)に示すように、第1整流部42の断面が台形であってもよい。この場合でも、第1整流部42の左側の整流面42a(糸導出口16bと反対側の面)が、上壁部30aと直交する方向に対して傾斜した面となっている。また、図6(b)に示すように、第1整流部42が湾曲した整流面42aを有するものであってもよい。図では、凹面状の整流面42aが示されているが、整流面42aが凸面状であってもよい。また、整流面42aが、図のような凹面状である場合には、整流面42aの曲率が、ゴデットローラ15の曲率と同じか小さいことが好ましい。このように、整流面42aが湾曲面に形成されていると、傾斜面である場合と同様、気流が整流面42aによって内側に向けられる際に気流が乱れにくくなり、糸揺れが防止される。
また、第1整流部42が、最終のゴデットローラ15の近傍に設けられていることは必須ではなく、ゴデットローラ15と糸導出口16bとの間の適宜の位置に設けられてよい。
3]糸導出口16bが、保温箱16の上壁部30aの内面の延長上に位置していることは必須ではない。例えば、図7の保温箱16では、糸導出口16bが、右側壁部30dの上端よりもやや下側の位置に形成されている。これにより、糸導出口16bが上壁部30aの内面を含む平面よりも下側に位置している。この場合でも、最終のゴデットローラ15から送られた糸部分Yaが、上壁部30aの内面に沿って、糸導出口16bへ向けて走行するために、気流aが、走行する前記糸部分Yaに随伴して糸導出口16bから流出してしまう。従って、この図6の形態においても、上壁部30aに第1整流部42が設けられることに大きな意義がある。
4]保温箱内に収容されるローラの構成については、前記実施形態のものには限られない。例えば、前記実施形態では、保温箱16に収容されている5つのゴデットローラ11〜15は、全て、ヒータを内蔵した糸加熱ローラであったが、一部のローラが、ヒータを有さない非加熱ローラであってもよい。また、保温箱16内に収容されるローラの数についても、適宜変更可能である。
また、前記実施形態では、各ローラに対する糸の巻付け回数が1回未満であったが、1つのローラに対して糸が複数回巻き付けられる構成であってもよい。図8の保温箱50内には、内部にヒータを有する糸加熱ローラであるゴデットローラ51と、同じく糸加熱ローラであるゴデットローラ52が収容されている。保温箱50の下壁部60bの左端部に糸導入口50aが形成され、上壁部60aの左端部に糸導出口50bが形成されている。保温箱50の糸導入口50aから導入された複数の糸Yは、ゴデットローラ51とゴデットローラ52の間に複数回巻き付けられる。ゴデットローラ51,52との接触によって加熱された複数の糸Yは、保温箱50の糸導出口50bから下流側へ送られる。

図8に矢印で示すように、ゴデットローラ51とゴデットローラ52は、それぞれ、時計回りの方向に回転する。これら2つのローラ51,52の回転によって、保温箱50内には、壁部60a〜60dの内面に沿って、時計回りに流れる気流が生じる。ここで、保温箱50の左側壁部60cには、右斜め上向きに延びる第1整流部53が設けられている。また、上壁部60aには、左斜め下方に延びる第2整流部54が設けられている。左側壁部30aの内面に沿って上方へ流れる気流は、第1整流部53により内側に向けられた後、さらに、第2整流部54により、糸導出口50bへ向かわないように気流の向きが変更される。上記の第1整流部53及び第2整流部54により、保温箱50内の高温の空気が糸導出口50bから流れ出すことが確実に抑制される。
尚、図8の保温箱50では、下壁部60bの内面に沿って左向きに流れる気流が発生しており、この気流が左側壁部60cの内面に衝突して、その一部が糸導入口50aから流れ出す虞がある。そこで、下壁部60bには、その内面と直交する水平方向に対して、左方(気流の流れ方向下流側)に傾いた方向に延びる、整流部55も設けられている。この整流部55により、下壁部60bの内面に沿って流れる気流が内側に向けられるため、保温箱50内の高温の空気が、糸導入口50aから流れ出すことも抑制される。ここで、ゴデットローラ52は非加熱のローラであっても構わない。また、ゴデットローラ52はゴデットローラ51と同径のローラであっても、これより小径、例えば2分の1の径のいわゆるセパレートローラであっても構わない。
11〜15 ゴデットローラ
16a 糸導入口
16b 糸導出口
16 保温箱
30 壁部
42 第1整流部
42a 整流面
44 第2整流部
50 保温箱
50a 糸導入口
50b 糸導出口
51,52 ローラ
53 第1整流部
54 第2整流部
60 壁部

Claims (8)

  1. 糸を加熱する糸加熱ローラを含む1又は複数のローラを収容する保温箱であって、
    この保温箱を構成する壁部に、保温箱内に糸を導入するための糸導入口と保温箱外に糸を導出するための糸導出口とが形成され、
    その内部には、前記ローラの回転に伴って、前記壁部の内面に沿う気流が生じており、
    前記保温箱を構成する壁部のうちの、前記糸導出口に向かう気流が流れる壁部の内面に配置され、前記気流を内側に向ける、第1整流部を有することを特徴とする保温箱。
  2. 前記第1整流部が配置されている前記壁部の内面に沿って、前記糸導出口から導出される直前の糸部分が走行することを特徴とする請求項1に記載の保温箱。
  3. 前記糸導出口は、前記第1整流部が配置されている前記壁部と交差する、別の壁部に形成され、
    前記糸導出口は、前記第1整流部が配置されている壁部の内面の延長上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保温箱。
  4. 前記保温箱内には、前記糸が巻掛けられる、前記糸加熱ローラを含む複数のローラが収容され、
    前記第1整流部は、前記糸導出口に向かう気流が流れる前記壁部の内面から、前記複数のローラのうちの、前記糸導出口から導出される直前の糸部分が巻掛けられる、最終ローラの表面に向けて延びていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の保温箱。
  5. 前記第1整流部は、
    前記壁部の内面と直交する方向に対して、この壁部に沿って流れる前記気流の流れ方向下流側に傾斜した方向に延びる、整流面を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の保温箱。
  6. 前記第1整流部は、湾曲した整流面を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の保温箱。
  7. 前記第1整流部は、前記壁部に対して移動可能であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の保温箱。
  8. 前記第1整流部と糸を挟んで反対側に配置され、前記第1整流部によって内側に向けられた前記気流が前記糸導入口に向かわないように、前記気流の向きをさらに変更する、第2整流部を有することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の保温箱。
JP2013189743A 2013-09-12 2013-09-12 保温箱 Active JP6088948B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189743A JP6088948B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 保温箱
TW103131344A TWI597393B (zh) 2013-09-12 2014-09-11 保溫箱
CN201410460839.3A CN104451923B (zh) 2013-09-12 2014-09-11 保温箱
DE102014218189.5A DE102014218189B4 (de) 2013-09-12 2014-09-11 Thermische Isolationsbox

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189743A JP6088948B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 保温箱

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015055020A JP2015055020A (ja) 2015-03-23
JP2015055020A5 JP2015055020A5 (ja) 2016-06-30
JP6088948B2 true JP6088948B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=52478791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013189743A Active JP6088948B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 保温箱

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6088948B2 (ja)
CN (1) CN104451923B (ja)
DE (1) DE102014218189B4 (ja)
TW (1) TWI597393B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3929337A1 (en) 2020-06-24 2021-12-29 TMT Machinery, Inc. Spun yarn drawing apparatus

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016000841A1 (de) * 2014-07-03 2016-01-07 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zum abziehen und verstrecken mehrerer frisch gesponnener fäden
DE102014012145A1 (de) * 2014-08-14 2016-03-03 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Abziehen und Verstrecken mehrerer Fäden
JP6446292B2 (ja) * 2015-03-06 2018-12-26 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP6668163B2 (ja) * 2015-05-25 2020-03-18 Tmtマシナリー株式会社 糸加熱装置
CN105862151B (zh) * 2016-05-27 2017-11-21 浙江显昱纤维织染制衣有限公司 一种纺丝机的加热结构
CN106319659A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 江苏新豪威特种化纤有限公司 一种化纤长丝蒸汽加热装置
JP7063639B2 (ja) 2018-01-29 2022-05-09 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置
JP7053287B2 (ja) 2018-01-29 2022-04-12 Tmtマシナリー株式会社 紡糸延伸装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826767A (ja) * 1981-08-06 1983-02-17 Toray Ind Inc 高速製糸巻取における糸揺れ防止方法
JPS6222904A (ja) 1985-07-23 1987-01-31 三菱重工業株式会社 蒸気ドラムの吊揚方法
JPS6253410A (ja) * 1985-09-03 1987-03-09 Teijin Ltd 加熱ロ−ラ表面の保護方法
JPH0718771Y2 (ja) 1989-06-26 1995-05-01 東レエンジニアリング株式会社 糸条熱処理装置
JP4429549B2 (ja) * 2001-06-08 2010-03-10 帝人ファイバー株式会社 加熱ローラー装置
CN102373525B (zh) * 2010-08-06 2015-10-07 日本Tmt机械株式会社 丝线加热装置
JP5656503B2 (ja) * 2010-08-06 2015-01-21 Tmtマシナリー株式会社 糸条加熱装置
JP5645594B2 (ja) * 2010-10-21 2014-12-24 Tmtマシナリー株式会社 糸条加熱装置
CN201962442U (zh) * 2011-03-18 2011-09-07 江苏奥神新材料有限责任公司 一种用于聚酰亚胺纤维的环化装置
JP5735849B2 (ja) 2011-04-26 2015-06-17 Tmtマシナリー株式会社 糸条加熱装置
CN202705582U (zh) * 2012-08-11 2013-01-30 张家港欣欣高纤股份有限公司 保温箱体中的挡风板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3929337A1 (en) 2020-06-24 2021-12-29 TMT Machinery, Inc. Spun yarn drawing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015055020A (ja) 2015-03-23
TWI597393B (zh) 2017-09-01
TW201510229A (zh) 2015-03-16
DE102014218189A1 (de) 2015-03-12
DE102014218189B4 (de) 2022-06-02
CN104451923A (zh) 2015-03-25
CN104451923B (zh) 2018-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6088948B2 (ja) 保温箱
EP2415915B1 (en) Yarn heating apparatus
JP6668163B2 (ja) 糸加熱装置
JP5656503B2 (ja) 糸条加熱装置
JP5580242B2 (ja) 糸条加熱装置
JP5977153B2 (ja) 紡糸巻取設備
TWI567255B (zh) Spinning stretching device
JP6450214B2 (ja) 引取装置の糸掛け方法、及び、引取装置
EP2574691A1 (en) Yarn heater
JP2011047074A (ja) 仮撚加工機
EP3842576A1 (en) Combined filament yarn producing device
JP5968766B2 (ja) 紡糸巻取設備
JP6185883B2 (ja) 紡糸延伸装置
TWI656252B (zh) 假撚加工機以及假撚加工機的掛紗方法
CN104746154B (zh) 纺丝拉伸装置
JP2010111964A (ja) 紡糸巻取機
CN105401281B (zh) 假捻加工机
TWI632262B (zh) 假撚加工機
JP5133909B2 (ja) 糸条冷却装置及び繊維機械、糸条冷却方法
JP2022008091A (ja) 紡糸延伸装置
CN106163955A (zh) 卷绕机
JP6998132B2 (ja) 糸処理装置及びローラカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160511

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6088948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250