JP6088920B2 - 窓 - Google Patents

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本発明は、戸車の位置調整等により障子の高さが変わっても、召し合せ部下部の水密性を維持することができるサッシ(窓)に関する。
サッシの召し合せ部の下部において、下枠に止水ピースを配置し、止水ピースの上部に設けた複数のヒダ片が障子の召合框の下部に当接することによって、内障子の室外側で外レールと内レールとの間に溜まった水が召合框の下を通って室内側に侵入するのを防止していた。
特開2002−295141号公報
しかしながら、従来例のように止水部がヒレのみから構成された止水ピースは、戸車調整により障子の高さが調整できるように構成されているサッシに採用した場合、障子の高さが変わることによりヒレのあたり具合が変わってしまい、ヒレが撓むほど障子の摺動への抵抗が大きくなり、障子が重くなってしまうという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、戸車調整により障子の高さを変更した場合でも、障子の摺動性を損なわずに召し合せ部の水密性を維持することができるサッシ(窓)を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、外障子と、内障子と、下枠と、止水ピースと、を備え、外障子は、召合框の下端にシールピースを有し、止水ピースは、下枠の召し合せ部の内外レール間に設けてあり、内障子の下端にのみ当接する水返し片と、外障子のシールピースの下端に当接する外障子用軟質ヒレ片と、水返し片よりも内障子の戸尻側に一つ以上設けられ、且つ、内外障子に亘る見込み方向長さを備える軟質ヒレ片と、を有し、水返し片は、外障子用軟質ヒレ片よりも上下方向に長く、且つ、外障子用軟質ヒレ及び水返し片よりも内障子の戸尻側に設けられた軟質ヒレ片よりも大きな強度を有するように形成され、内障子の戸尻側にのみ傾倒自在に形成され、水返し片と外障子用軟質ヒレ片とが見込方向に並べて設けられていることを特徴とするものである。
本発明のうち請求項2の発明は、内障子と、下枠と、止水ピースと、を備え、
止水ピースは、下枠の内障子用レールに近接して室外側に設けてあり、内障子の下端に当接する水返し片と、水返し片よりも内障子の戸尻側に一つ以上設けられた軟質ヒレ片と、を有し、
水返し片は、軟質ヒレ片よりも上下方向に長く、且つ、軟質ヒレよりも大きな強度を有するように形成され、内障子の戸尻側にのみ傾倒自在に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、障子が下がったり、戸車調整等により障子の高さを変更した場合でも、障子の摺動性を損なわずに召し合せ部の水密性を維持できる。
本発明の実施形態に係るサッシの縦断面図である。 本発明の実施形態に係るサッシの横断面図である。 室内外障子の召合框の下端部の拡大図である。 室内外障子の召合框の平面図である。 止水ピースの斜視図である。 (a)は止水ピースの平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図、(d)は(a)のC−C断面図である。 (a)は外障子のシールピースと止水ピースとの関係を示し、(b)は、シールピースを上方に位置調整させた状態、(c)は戸車調整等により障子の高さが高くなった時にシールピースの位置を下方位置に調整した状態を示した図である。
(窓の全体構成)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、上下は図1中の上下方向を、左右は図2中の左右方向を表す。ここでは、サッシの一例として、図1及び図2に示すように、枠体1に二枚の障子2a,2bを引違いに納めた引違い窓の例を挙げる。枠体1は、上下の横枠(上枠11及び下枠12)と、左右の縦枠13とを四周枠組みしたもので、上枠11の下面には内外障子用のレール11a,11b、及び網戸用レール11cが形成してあり、下枠12の上面には内外障子用レール12a,12b及び網戸用レール12cが形成してある。
二枚の障子2a,2bは、何れも左右の縦框3と、上下の横框4(上框41及び下框42)と、パネル5とを備え、左右の縦框3の間に上下の横框4を取り付けて四周框組みして、パネル5を嵌め込んだものである。そして、下框42a、42bには、枠体1の下枠12のレール12a,12b上を走行する車輪を有する戸車7が設けられ、二枚の障子2a,2bが下枠上を左右方向スライド自在に納めてある。
外障子の召合框31aの室内側壁には、内外障子の召合框31a,31bの間をシールするシール部材32が設けられており、内外召合框31a、31bの下面と下枠12との間には、止水ピース(図示せず)が配置されて、室外より雨風が吹き込むのを防止している。
二枚の障子2a,2bの室外側には、網戸サッシ8が配置されており、網戸サッシ8の縦框81の室内側壁面には、シール部材82が全長に渡って設けられており、網戸サッシの縦框81と外障子2aの召合框31aとの間をシールしている。
(止水ピースの構成)
図3〜図6に示されるように、内外召合框31a、31bの下面と下枠12との間には、止水ピース9が配置されている。止水ピース9は、軟質材料からなり、概略矩形の基部91と基部91上に配置された複数の軟質ヒレ片92及び水返し片93とから構成されている。基部91は、外側基部91aと内側基部91bとからなり、内側基部91bの内障子戸当たり側には、他の基部部分よりも低い低段部91cが形成されている。
止水ピース9の外側基部91a上には、左右端部及び中央部付近に見込み方向に伸びる複数の軟質ヒレ片92a〜92jが設けられ、止水ピース9の内側基部9bには、内障子の中央付近及び戸尻側端部に見込み方向に伸びる複数の軟質ヒレ片92k、92lが設けられており、外側基部91aと内側基部91bの境界には、左右方向に伸びる軟質ヒレ片92m、92nが設けられている。
さらに、止水ピース9の内側基部91bの低段部91cの内障子戸当たり側端部には、内障子用水返し片93が設けられている。水返し片93は、軟質ヒレ片よりも上下方向に長く且つ強度を持たせて形成されており、低段部91cの内障子戸先側端部から略垂直に伸びる水返し片垂直部93a、水返し片垂直部93a先端より内障子戸尻側に向かって上方に傾斜する水返し片傾斜部93b、水返し片傾斜部93b先端より、内障子戸尻側に略水平に伸びる摺接部93cとから構成されている。水返し片垂直部93aと水返し片傾斜部93bとの接続部内方部には、切り欠き93dが形成され、水返し片垂直部93aに対して水返し片傾斜部93bがバネのように弾性を備えて内障子の戸尻側にのみ傾倒自在に構成されている。
止水ピース9の内側基部91bの低段部91cには、水返し片93を乗り越えて浸入した水を排水する水抜き孔91dが形成され、水抜き孔91dから排水された水は、下枠12に設けられた排水孔(図示せず)を介して室外に排水される。
止水ピース9の基部91の室外側側面及び室内側側面94bは、その下方部分には凹状部が形成され、室外側側面の凹状部及び室内側側面94bの凹状部にはそれぞれ外方内方に向けて突条片が形成されており、止水ピース9を下枠の内外レール間に装着するときに、下枠もしくは止水ピースの形成誤差を吸収し、装着しやすいようになっている。
下枠12の召し合せ部の内外レール12a,12bの間に装着された止水ピース9は、軟質ヒレ片92a〜92jが主に外障子の下框42aの下面に当接し、水返し片93及び軟質ヒレ片92k、92lが内障子の下框42bに当接することにより、内障子の室外側で外レール12aと内レール12bとの間に溜まった水が、召し合せ部の下を通って室内側に侵入するのを防止している。
外障子の戸尻側端部には、シールピース10が上下位置調整可能に取り付けられており、図7(b),図7(c)に示すように、障子の高さが変化してもシールピース10は止水ピース9の最も内障子戸先側に位置する軟質ヒレ片92aの上端と当接する位置に上下位置調整することができる。同様に、内障子の戸尻側端部にもシールピース10が上下位置調整可能に取り付けられており、止水ピース9の最も内障子戸尻側に位置する軟質ヒレ片92lの上端と当接する位置に上下位置調整される。
このように障子の戸尻側端部にはシールピース10が設けられているので、障子の高さを変更した場合などにも止水ピース9の軟質ヒレ片92と最適な当接状態を得ることができるが、内障子の下框における外障子の戸尻側端部と見込み方向で重なる位置にはシールピース10を設けることは難しい。したがって、内障子の下框の下端に止水ピース9の軟質ヒレ片92が当接する構成では、内障子の高さが低いときには、軟質ヒレ片92に深く当接して、障子の摺動に大きな抵抗を与えることになってしまう。そこで、止水ピース9の外障子の戸尻側端部と見込み方向で重なる位置で内障子の下框42bの下面と当接する位置には、軟質ヒレ片92よりも上下方向に長く且つ強度を持たせた水返し片93が設けられている。
水返し片93は、内障子の戸尻側にのみ傾倒自在であるから、内障子が戸車調整等により障子の高さを変更した場合であっても、内障子の高さに応じて水返し片93が傾倒して、常に水返し片93の摺接部93cが内障子の下框下部に当接するように構成されている。したがって、内障子の高さ位置にかかわらず内障子下框の下部と水返し片93の摺接部93cが当接し、内障子召合框の下方からの水の吹き込みを防止することができる。そして、水返し片93は軟質ヒレ片92よりも強度を持たせてあるので、軟質ヒレ片92のように障子の開閉に応じて傾倒方向が変わらず、内障子の下框下部との摺動がスムーズであり、開閉抵抗の増加を抑えることができる。なお、水返し片93の摺接部93cの上面は、水平面や曲面であってもよい。
また、水返し片93は、内障子の下框の下端にのみ当接するので、外障子の戸尻側の高さ調整されたシールピース10に当接することなく、内障子の下框の下端のみに良好に追従させることができる。そして、外障子のシールピース10及び軟質ヒレ片92a、92bと協働して、室外から内外召し合せ部に吹き込む雨水を止水する一次止水ラインを形成している。
仮に、外障子のシールピース10及び軟質ヒレ片92a、92bと、水返し片93とで構成した一次止水ラインを超えて室内側に水が浸入してきたとしても、基部上の一次止水ラインの内障子戸尻側には、複数の軟質ヒレ片が立設されており、浸入してきた水を堰き止め、低段部の水抜き孔91dから排水することにより、室内に水が浸入することを防いでいる。
本発明は引違い窓以外の種々の窓、例えば内障子のみ備える片引き窓に適用できる。その際には、止水ピースは、図5に示された止水ピース9の内側基部91b(低段部91cを含む)、内障子用水返し片93から構成されることになる。そして、止水ピース9は、下枠の、内障子を閉鎖したときに内障子の戸尻側端部がくる位置に設けられ、止水ピース9により、方立と内障子の召し合せ部における、内障子の下面と下枠との間から室内に雨風が吹き込むのを防止する。
1 枠体
11 上枠
12 下枠
12a,12b 内外障子用レール
12c 網戸用レール
2a,2b 障子
3 縦框
4 横框
41 上框
42 下框
5 パネル
9 止水ピース
91a,91b 基部
91d 水抜き孔
92a〜n 軟質ヒレ片
93 水返し片
93a 水返し片垂直部
93b 水返し片傾斜部
93c 摺接部
93d 切り欠き
10 シールピース

Claims (2)

  1. 外障子と、内障子と、下枠と、止水ピースと、を備え、
    外障子は、召合框の下端にシールピースを有し、
    止水ピースは、下枠の召し合せ部の内外レール間に設けてあり、内障子の下端にのみ当接する水返し片と、外障子のシールピースの下端に当接する外障子用軟質ヒレ片と、水返し片よりも内障子の戸尻側に一つ以上設けられ、且つ、内外障子に亘る見込み方向長さを備える軟質ヒレ片と、を有し、
    水返し片は、外障子用軟質ヒレ片よりも上下方向に長く、且つ、外障子用軟ヒレ及び水返し片よりも内障子の戸尻側に設けられた軟質ヒレ片よりも大きな強度を有するように形成され、内障子の戸尻側にのみ傾倒自在に形成され、
    水返し片と外障子用軟質ヒレ片とが見込方向に並べて設けられている
    ことを特徴とする窓。
  2. 内障子と、下枠と、止水ピースと、を備え、
    止水ピースは、下枠の内障子用レールに近接して室外側に設けてあり、内障子の下端に当接する水返し片と、水返し片よりも内障子の戸尻側に一つ以上設けられた軟質ヒレ片と、を有し、
    水返し片は、軟質ヒレ片よりも上下方向に長く、且つ、軟質ヒレよりも大きな強度を有するように形成され、内障子の戸尻側にのみ傾倒自在に形成されていることを特徴とする窓。
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