JP2019163658A - 建具 - Google Patents

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【課題】摺動可能な障子を備える建具において、跳ね返りや吹き込みによるレールを越えた室内側への水の侵入を効果的に防止できる構成を提供する。【解決手段】建具が備える内障子20の下框22は、室内側レール123の上部を見込方向で挟む形状に形成され、室内側レール123には、少なくとも見込方向室外側に延出する庇部152が形成される。庇部152は、室内側レール123の上端から連続して見込方向室外側に延出する。【選択図】図8

Description

本発明は、レールを有する下枠及び前記レールに対して摺動可能な障子を備える建具に関する。
従来、引戸や引違い窓等の摺動可能な障子を備える建具において、室外側からの雨水の侵入を防止するための構造を備えるものが知られている。この種の技術を開示するものとして特許文献1がある。
特許文献1には、召合せ部空間が室外空間と等圧な等圧空間とされるとともに、強風を伴った雨水が下枠と内障子との隙間から吹き込んだとしても、この雨水が越えることができない高さ寸法を有したAT材によって阻止する構成について記載されている。これによって、内外の召合せ框間から室内空間への雨水の浸入を防止して水密性能の向上を図ることができるとしている。
特開2007−51535号公報
ところで、下枠に雨水が当たって跳ね返った水や室外側から吹きこんだ水が障子を支持するレールを越えて、室内側に浸入することがある。引き違い窓であっても、内障子は室外側に位置するため、内障子を支持するレールを越えれば室内側に水が侵入してしまうことになる。特に、高層ビルでは吹き込みも強く、水密性能の更なる向上が望まれていた。
本発明は、摺動可能な障子を備える建具において、跳ね返りや吹き込みによるレールを越えた室内側への水の侵入を効果的に防止できる構成を提供することを目的とする。
本発明は、レール(例えば、後述の室内側レール123)を有する下枠(例えば、後述の下枠12)及び前記レールに対して摺動可能な障子(例えば、後述の内障子20)を備える建具(例えば、後述の建具1)において、前記障子が有する下框(例えば、後述の下框22)は、前記レールの上部を見込方向で挟む形状に形成され、前記レールには、少なくとも見込方向室外側に延出する庇部(例えば、後述の庇部152)が形成される建具に関する。
前記庇部は、前記レールの上端から連続して見込方向室外側に延出することが好ましい。
前記庇部は、前記レールに対して見込方向室外側のみに延出することが好ましい。
前記下框の下部には、前記レールの見込方向室内側に延びる框側庇部(例えば、後述の框側庇部225)を有することが好ましい。
前記下框の下面には、該下框の室外側の下端部及び前記庇部の上部の少なくとも何れか一方に接触する框側水切材(例えば、後述の框側水切材70)が配置されることが好ましい。
本発明の建具によれば、跳ね返りや吹き込みによるレールを越えた室内側への水の侵入を効果的に防止できる。
本発明の一実施形態に係る建具を室内側から見た姿図である。 本実施形態の建具の縦断面図である。 本実施形態の建具の横断面図である。 本実施形態の建具が備える下枠を示す拡大縦断面図である。 本実施形態の外障子の外側煙返し部と内障子の内側煙返し部が見込方向で対向している様子を示す拡大横断面図である。 本実施形態の下枠に配置される下枠風止板を示す平面図である。 本実施形態の下枠に配置される下枠風止板を示す正面図である。 本実施形態の室内側レールに形成される庇部を示す拡大縦断面図である。 本実施形態の内障子の下框に取り付けられる框側水切材の平面図である。 本実施形態の内障子の下框に取り付けられる框側水切材の側面図である。 本実施形態の室内側レールに係合する内障子の下框を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具における障子の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記障子の厚み方向を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を室内側から見た姿図である。図2は、本実施形態の建具1の縦断面図である。図3は本実施形態の建具1の横断面図である。
本実施形態の建具1は、建物の開口部に固定される枠体10と、枠体10の内側で摺動可能に配置される内障子20及び外障子40と、外障子40の更に室外側で摺動可能に配置される網戸50と、を主要な構成として備える引違い窓である。
枠体10は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14が略矩形に枠組みされて構成される。上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14は、アルミの押出し成形品であり、金属製である。
上枠11について説明する。上枠11の下面には、内障子20の上部を挟み込む室内側溝部111と、外障子40の上部を挟み込む室外側溝部112と、が形成される。室内側溝部111及び室外側溝部112は、何れも下方に開口するとともに左右方向に延びる溝である。室内側溝部111と室外側溝部112は、見込方向で隣接している。
下枠12について説明する。下枠12の見込方向室内側端部には、上方に立ち上がる室内側立ち上がり部120が形成される。室内側立ち上がり部120における室外側の見付面上部には気密材122を嵌合する嵌合部121が形成される。
下枠12の室内側立ち上がり部120の室内側には、当該室内側立ち上がり部120に対向するように上方に延出する室内側レール123が形成される。室内側レール123の室外側の見付面には、見込方向室外側に延び出る延出片124が形成される。延出片124の室外側の端部には、気密材126を嵌合する嵌合部125が形成される。
室内側レール123の基端部には、延出片124の下方には、下方に傾斜しつつ室外側に向かった後、水平方向に沿って室外側に向かう底面部127が形成される。底面部127の室外側端部には、室外側レール128が形成される。
室外側レール128の室外側に下側に下がる段差部129が形成される。この段差部129の室外側端部には、上方に立ち上がる室外側立ち上がり部130が形成される。室外側立ち上がり部130は、その見付面に排水孔131が形成される。
縦枠13の内側の見込面には内障子20に対向する衝突防止部材135が配置されるとともに、縦枠14の内側の見込面には外障子40の衝突防止部材136が配置される。
内障子20及び外障子40は、何れも引き戸であり、これらを左右方向(見付方向)にスライドさせることで、開口部が閉鎖又は開放される。図1では、内障子20及び外障子40の両方が閉鎖位置にある状態が示されている。
内障子20について説明する。内障子20は、上框21、下框22及び左右の縦框である召内框23,戸先框24により矩形に枠組みされた框体25と、框体25内に嵌め込まれて固定された面材としての複層ガラス26と、を含んで構成される。
上框21は、中空部を有する上框本体部210と、上框本体部210の下側に形成され、複層ガラス26の端部が挟み込まれるガラス溝部211と、を備える。
下框22は、中空部を有する下框本体部220と、下框本体部220の上側に形成され、複層ガラス26の端部が挟み込まれるガラス溝部221と、下框本体部220の下側に形成されるカバー部222と、を備える。下框本体部220の下面には、複数の戸車27が回転可能に配置される。
召内框23は、中空部を有する召内框本体部230と、召内框本体部230の戸先側(戸先框24側)に形成され、複層ガラス26の端部が挟み込まれるガラス溝部231と、を備える。召内框本体部230の室外側の見付面には、気密材233が配置される嵌合部232と、嵌合部232の戸先側で見込方向室外側に延びた後、見付方向の縦枠14側に屈曲する召内側煙返し部235と、が形成される。また、図1に示すように、召内框23には戸締り用のクレセント錠29(図2及び図3において図示省略)が配置される。
戸先框24は、中空部を有する戸先框本体部240と、戸先框本体部240の縦枠13側に形成され、複層ガラス26の端部が挟み込まれるガラス溝部241と、を備える。戸先框本体部240の縦枠14側には、クッション材243が嵌合する嵌合部242が形成される。
外障子40について説明する。外障子40は、上框41、下框42及び左右の縦框である召外框43,戸先框44により矩形に枠組みされた框体45と、框体45内に嵌め込まれて固定された面材としての複層ガラス46と、を含んで構成される。
框体45のうち、上框41、召外框43及び戸先框44は、内障子20の上框21、召内框23及び戸先框24と略同様の構成である。上框41は、上框本体部410とガラス溝部411を備える。召外框43は、召内框本体部430とガラス溝部431を備え、召内框本体部430の室内側の見付面には、見込方向室内側に延びた後、見付方向の縦枠13側に屈曲する召外側煙返し部435が形成される。召外側煙返し部435は、室内側から召内側煙返し部235に見込方向で対向する。戸先框44は、戸先框本体部440と、ガラス溝部441と、を備える。戸先框本体部440の縦枠13側には、クッション材443が嵌合する嵌合部442が形成される。
下框42は、中空部を有する下框本体部420と、下框本体部420の上側に形成され、複層ガラス46の端部が挟み込まれるガラス溝部421と、下框本体部420の下側に形成され、複数の戸車47が回転可能に配置される戸車支持部422と、を備える。
戸車支持部422の室外側の見付面下部には、下側に延出する下框延出部425が形成されており、後述する下枠12の室外側立ち上がり部130に見込方向で対向する位置関係にある。下框延出部425は、下框42の長手方向に沿って形成されており、室外側立ち上がり部30との間に隙間を形成する。この下框延出部425の下端部には水切材427(図3において図示省略)を保持する嵌合部426が形成される。
図2に示すように、網戸50は、外障子40の室外側で摺動可能に上枠11及び下枠12に取り付けられる。網戸50は、上枠11の室外側溝部112を室外側で形成する室外側壁部113は、網戸50の上部51が係合する係合部として機能する。また、下枠12の室外側立ち上がり部130が網戸50の下部52が係合する係合部として機能する。なお、図3以降において網戸50の図示は省略している。
図4は、本実施形態の建具1が備える下枠12を示す拡大縦断面図である。図5は、本実施形態の外障子40の召外側煙返し部435と内障子20の召内側煙返し部235が見込方向で対向している様子を示す拡大横断面図である。
外障子40の召外框43は外側に面している。ここで、閉鎖位置の外障子40を基準とすると、召外框43の縦枠14に対向する見込面は室外側となり、下枠12における外障子40の縦枠14側も室外側となる。一方で、外障子40の召外框43よりも縦枠13側は、内障子20によって室外側から隔てられており、室内側に位置することになる。以下の説明において、外障子40の見付方向の縦枠14側を見付方向の室外側とし、見付方向の縦枠13側を見付方向の室内側として説明する場合がある。
図4及び図5の鎖線に示すように、下枠12の上面には下枠風止板60が配置される。下枠風止板60は、閉鎖位置にある内障子20の召内框23に上下方向視で重なる位置関係になっている。
図6は、本実施形態の下枠12に配置される下枠風止板60を示す平面図である。図7は、本実施形態の下枠12に配置される下枠風止板60を示す正面図であり、図6の矢印Aの方向で見た様子が模式的に示されている。図6及び図7に示すように、本実施形態の下枠12の延出片124の見込面124aには加工穴(開口)70が形成されている。下枠風止板60は、延出片124における加工穴75に対して隣接配置される。本実施形態では、下枠風止板60は、加工穴75における見付方向の室内側の端面に沿っている。
下枠風止板60は、見込方向室内側に延出する室外側延出部61と、見込方向室内側に延出する室内側延出部62と、を備える。下枠風止板60の室外側延出部61は、内障子20が閉鎖位置にある状態で、召内側煙返し部235の下部に接触するとともに、室外側を向く先端面が外障子40に見込方向で対向している。
次に、室内側レール123の詳細な構成について説明する。図8は、本実施形態の室内側レール123に形成される庇部152を示す拡大縦断面図である。
図8に示すように、本実施形態の室内側レール123は、下枠12の見込面から上方に延出する支持部150と、支持部150から見込方向室外側に延出するレール部151と、レール部151から更に見込方向室外側に延出する庇部152と、を備える。
レール部151は、戸車27が係合する部分である(図4参照)。レール部151は、球面状に形成されている。レール部151を支持する支持部150は、当該レール部151の見込方向中心よりも室内側に位置しており、清掃性の高い室内側レール123を実現している。
庇部152は、レール部151の上面から滑らかに連続しており、水平方向に沿う直線状に形成される。庇部152は、レール部151に沿って左右方向(見付方向)にも連続して形成されている(図11参照)。この庇部152の下面155は、延出片124の見込面124aに対向している。室外側から下枠12に落下して跳ね返った水や吹き込んできた水は、庇部152によって室内側への移動が妨げられることになる(図8の矢印参照)。
レール部151及び庇部152は、内障子20の下框22によって見込方向で挟まれる構造となっている。本実施形態では、カバー部222(下框22)に、下方に開口するように形成される凹部222aによってレール部151及び庇部152が見込方向で挟まれている(図4参照)。
また、本実施形態の内障子20の下框22には、カバー部222の室外側の下端から見込方向室内側に延出する框側庇部225が形成される。框側庇部225は、庇部152よりも下方で水平方向に沿って直線状に延びている。庇部152と框側庇部225の高さを異ならせることにより、室内側に通じる隙間がより小さくなるので、室内側への水の侵入を確実に防ぐことが可能になっている。
また、庇部152と框側庇部225の高さ方向の隙間を大きくとることもできるので、空気導入面積を確保しつつ、室内側への水の移動を妨げる構造が実現されている。これによって室内外の圧力差を小さくでき、圧力差によって水が室内側に引き込まれる事態の発生を効果的に防止できる。本実施形態の建具1は気圧差の生じ易い高層ビル等にも好適である。
また、本実施形態の内障子20は、下框22に取り付けられる框側水切材70を備える。框側水切材70の構成について説明する。図9は、本実施形態の内障子20の下框22に取り付けられる框側水切材70の平面図である。図10は、本実施形態の内障子20の下框22に取り付けられる框側水切材70の側面図である。
図9及び図10に示すように、本実施形態の框側水切材70は、基部71と、基部71から下側に延びてレール部151及び庇部152に接触する庇接触部72と、下框22の室外側下端部に接触する框接触部73と、を備える。庇接触部72は、レール部151及び庇部152の形状に応じた切欠部74が形成される。框接触部73は、框側庇部225を見込方向で跨るように形成されている。
次に、框側水切材70の位置について説明する。図11は、本実施形態の室内側レール123に係合する内障子20の下框22を示す斜視図である。図11に示すように、召内框23の下部には召内框側ヒレ部材236が配置されている。召内框側ヒレ部材236は、気密材233の下方に位置している。内障子20が閉鎖位置にある状態では、召内框側ヒレ部材236が下枠風止板60の室外側延出部61に接触する位置関係となっている。
框側水切材70は、召内框側ヒレ部材236に対して戸先側に配置されている。図11では、框接触部73が框側庇部225を見込方向で跨いでいる様子が図示されている。框側水切材70は、召内框側ヒレ部材236の近傍に位置している。これによって庇部152、框側庇部225又はその両方に付着した水が表面張力によって残ったとしても、下枠風止板60や召内框側ヒレ部材236に至る動きも框側水切材70によって遮ることができる。
また、框側水切材70によって下框22と室内側レール123の隙間の一部が塞がれているものの、上述のように、庇部152と框側庇部225が互い違いとなっており、隙間が確保されているので、圧力差が生じ難い構造となっている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の建具1が備える内障子20の下框22は、室内側レール123の上部を見込方向で挟み込むようにして当該室内側レール123に係合し、室内側レール123には、少なくとも見込方向室外側に延出する庇部152が形成される。
これにより、下枠12に落下して跳ね返った水の室内側レール123を乗り越えようとする動きが庇部152によって遮られるので、建具1の水密性能を効果的に向上させることができる。
また、本実施形態の庇部152は、室内側レール123の上端から連続して見込方向室外側に延出する。
これにより、庇部152が室内側レール123の上端から連続しているので、庇部152の高さを大きく確保でき、下枠12に落下して跳ね返った水の室内側への侵入を効果的に防止することができる。また、ユーザが室内側レール123を踏んだとしても、庇部152が連続しているのでユーザの足との接触面積が大きくなり、痛みを緩和できる。
また、本実施形態の庇部152は、室内側レール123に対して見込方向室外側のみに延出する。
これにより、庇部152が見込方向室内側にないので、室内側レール123の清掃を容易に行うことができる。
下框22の下部には、室内側レール123の見込方向室内側に延びる框側庇部225を有する。
これにより、互い違いの方向に延びる庇部152と框側庇部225により、跳ね返った水や吹き込んだ水を遮る範囲を大きく確保でき、より一層水密性能を向上させることができる。
また、本実施形態の下框22の下面には、下框22の室外側の下端部及び庇部152の上部の両方に接触する框側水切材70が配置される。
これにより、庇部152及び下框22の室外側の下端部(框側庇部225)に付着した水が内障子20の召内框23に向かう動きが框側水切材70によって遮られるので、構造上、水密性能が低くなり易い内障子20端部での水密性の低下を防止できる。即ち、室内側への水の侵入防止と内障子20端部での水密性の維持を両立できる。また、庇部152及び框側庇部225の面積を大きくすると、室内側への水の侵入をより効果的に防止できるものの表面張力によって水が残り易くなるが、框側水切材70によって付着した水を取り除くことができるので、庇部152及び框側庇部225の面積を大きくして水の室内側への侵入を防止する性能をより一層向上させることができる。なお、框側水切材70は、下框22の室外側の下端部だけに接触する構成や庇部152の上部だけに接触する構成等、事情に応じてその形状を適宜変更することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、庇部152が室内側レール123(レール部151)の上端部から連続して見込方向室外側に延出する構成であるが、この構成に限定されない。室内側レール123の室外側の見付面から見込方向室外側に庇部が延出する構成とすることもできる。
上記実施形態では、庇部152が見込方向室外側のみに延出する構成であるが、この構成に限定されない。例えば、見込方向の室内外の両方に庇部が延び出る茸状に形成することもできる。
1 建具
12 下枠
20 内障子(障子)
22 下框
70 框側水切材
123 室内側レール(レール)
152 庇部
225 框側庇部

Claims (5)

  1. レールを有する下枠及び前記レールに対して摺動可能な障子を備える建具において、
    前記障子が有する下框は、前記レールの上部を見込方向で挟む形状に形成され、
    前記レールには、少なくとも見込方向室外側に延出する庇部が形成される建具。
  2. 前記庇部は、前記レールの上端から連続して見込方向室外側に延出する請求項1に記載の建具。
  3. 前記庇部は、前記レールに対して見込方向室外側のみに延出する請求項1又は2に記載の建具。
  4. 前記下框の下部には、前記レールの見込方向室内側に延びる框側庇部を有する請求項1から3の何れかに記載の建具。
  5. 前記下框の下面には、該下框の室外側の下端部及び前記庇部の上部の少なくとも何れか一方に接触する框側水切材が配置される請求項1から4の何れかに記載の建具。
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