JPH0732842Y2 - 引違いサッシの水密装置 - Google Patents
引違いサッシの水密装置Info
- Publication number
- JPH0732842Y2 JPH0732842Y2 JP1988169813U JP16981388U JPH0732842Y2 JP H0732842 Y2 JPH0732842 Y2 JP H0732842Y2 JP 1988169813 U JP1988169813 U JP 1988169813U JP 16981388 U JP16981388 U JP 16981388U JP H0732842 Y2 JPH0732842 Y2 JP H0732842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- watertight
- piece
- lower frame
- end piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は引違いサッシの水密装置に関するものである。
[従来の技術] 障子下框の屋外端部の屋内側面に障子移動方向に沿って
係合溝を設け、この係合溝に基端を係止した水密材の先
端を下枠に設けた立ち上り部片に常時接触させた構造の
ものがある。
係合溝を設け、この係合溝に基端を係止した水密材の先
端を下枠に設けた立ち上り部片に常時接触させた構造の
ものがある。
[考案が解決しようとする問題点] 前記の従来例はそれなりに水密効果はあるが、強風のも
とにおいては水密材と立ち上り部片との間のわずかな隙
間から雨水が侵入して屋内側に溜ることを防ぐことがで
きず、溜った雨水の排水経路がないのでこれを雑巾等で
吸い取っているのが実情である。
とにおいては水密材と立ち上り部片との間のわずかな隙
間から雨水が侵入して屋内側に溜ることを防ぐことがで
きず、溜った雨水の排水経路がないのでこれを雑巾等で
吸い取っているのが実情である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は水密機能と共に排水機能も備えた水密装置を提
供することを目的として案出したもので、この目的を達
成するため、障子下框の屋外端部片の屋内側面に、障子
移動方向に沿って係合溝を設け、先端部片が下枠に設け
た立ち上り部片に風の正圧時に接し、負圧時に離れる水
密材の基端部片を、前記係合溝に遊嵌して構成したもの
である。
供することを目的として案出したもので、この目的を達
成するため、障子下框の屋外端部片の屋内側面に、障子
移動方向に沿って係合溝を設け、先端部片が下枠に設け
た立ち上り部片に風の正圧時に接し、負圧時に離れる水
密材の基端部片を、前記係合溝に遊嵌して構成したもの
である。
[実施例] 図面は本考案に係る引違いサッシの水密装置の一実施例
を示し、図中Aは外障子、A′は内障子、Bは窓枠、1,
1′は各障子A,A′の下框、2,2′は該下框1,1′の屋外端
部片で、屋外端部片1,1′は窓枠Bの下枠3に設けた内
外の立ち上り部片4,4′に対向して配せられ、該屋外端
部片の2,2′の屋内側面2a,2′aの下部に障子移動方向
に沿って係合溝5,5′を設けてある。
を示し、図中Aは外障子、A′は内障子、Bは窓枠、1,
1′は各障子A,A′の下框、2,2′は該下框1,1′の屋外端
部片で、屋外端部片1,1′は窓枠Bの下枠3に設けた内
外の立ち上り部片4,4′に対向して配せられ、該屋外端
部片の2,2′の屋内側面2a,2′aの下部に障子移動方向
に沿って係合溝5,5′を設けてある。
6,6′はこの係合溝5,5′に基端部片6a,6′aを遊嵌して
組付けた水密材で、水密材6a,6′aは弾性ゴムから成
り、L形の先端部片6b,6′bを前記立ち上り部片4,4′
にわずかな空隙aを存して接離可能に対向させてある。
組付けた水密材で、水密材6a,6′aは弾性ゴムから成
り、L形の先端部片6b,6′bを前記立ち上り部片4,4′
にわずかな空隙aを存して接離可能に対向させてある。
図示7,7′は各障子A,A′の下案内レールで、下案内レー
ル7,7′は前記立ち上り部片4,4′の上端に屋内方向にし
て連設した水平部片8,8′の屋外端に立設してある。
ル7,7′は前記立ち上り部片4,4′の上端に屋内方向にし
て連設した水平部片8,8′の屋外端に立設してある。
しかして、第2図鎖線で示すように、強風によって雨水
が空隙aを通じて下案内レール7,7′を越えて屋内側に
侵入しようとすると、風圧によって水密材6,6′は揺動
して立ち上り部片4,4′に接触してそれを阻止する。
が空隙aを通じて下案内レール7,7′を越えて屋内側に
侵入しようとすると、風圧によって水密材6,6′は揺動
して立ち上り部片4,4′に接触してそれを阻止する。
水密材6,6′の先端部片6b,6′bの立ち上り部片4,4′に
対する接触状態にあってもより強い風によって該接触状
態のわずかな隙間から風の正圧時に雨水は侵入するが、
負圧時には前記の空隙aが形成されるので雨水は滞留す
ることなく排水されるのである。
対する接触状態にあってもより強い風によって該接触状
態のわずかな隙間から風の正圧時に雨水は侵入するが、
負圧時には前記の空隙aが形成されるので雨水は滞留す
ることなく排水されるのである。
なお、実施例では内外障子A,A′に本考案装置を設けて
あるが、内障子A′についてはこれを省略しても必ずし
も不都合はない。
あるが、内障子A′についてはこれを省略しても必ずし
も不都合はない。
[考案の効果] 本考案は前記の通りの構成であるから、風によって水密
材が揺動して立ち上り部片に接触するから水密機能を果
たすことができ、強風によって雨水が侵入しても、水密
材は風の負圧時に立ち上り部片より離れて排水口が形成
されるから、屋内側に許与範囲以上の雨水が滞留するこ
とがない。
材が揺動して立ち上り部片に接触するから水密機能を果
たすことができ、強風によって雨水が侵入しても、水密
材は風の負圧時に立ち上り部片より離れて排水口が形成
されるから、屋内側に許与範囲以上の雨水が滞留するこ
とがない。
図面は本考案に係る引違いサッシの水密装置の一実施例
を示し、第1図は縦断面図、第2図は要部の拡大断面図
である。 A……外障子、A′……内障子、1,1′……下框、2,2′
……屋外端部片、3……下枠、4,4′……立ち上り部
片、5,5′……係合溝、6,6′……水密材、6a,6′a……
基端部片、6b,6′b……先端部片
を示し、第1図は縦断面図、第2図は要部の拡大断面図
である。 A……外障子、A′……内障子、1,1′……下框、2,2′
……屋外端部片、3……下枠、4,4′……立ち上り部
片、5,5′……係合溝、6,6′……水密材、6a,6′a……
基端部片、6b,6′b……先端部片
Claims (1)
- 【請求項1】障子下框の屋外端部片の屋内側面に、障子
移動方向に沿って係合溝を設け、先端部片が下枠に設け
た立ち上り部片に風の正圧時に接し、負圧時に離れる水
密材の基端部片を、前記係合溝に遊嵌した、引違いサッ
シの水密装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988169813U JPH0732842Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 引違いサッシの水密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988169813U JPH0732842Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 引違いサッシの水密装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289194U JPH0289194U (ja) | 1990-07-16 |
JPH0732842Y2 true JPH0732842Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31460206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988169813U Expired - Lifetime JPH0732842Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 引違いサッシの水密装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732842Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015007343A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2015232269A (ja) * | 2015-09-28 | 2015-12-24 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2016028185A (ja) * | 2015-09-28 | 2016-02-25 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2019163658A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社Lixil | 建具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529674U (ja) * | 1978-08-17 | 1980-02-26 | ||
JPS5542728U (ja) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP1988169813U patent/JPH0732842Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015007343A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2015232269A (ja) * | 2015-09-28 | 2015-12-24 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2016028185A (ja) * | 2015-09-28 | 2016-02-25 | 三協立山株式会社 | 開口部建材 |
JP2019163658A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社Lixil | 建具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0289194U (ja) | 1990-07-16 |
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