JP2504011Y2 - 結露水受け部材 - Google Patents

結露水受け部材

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JP2504011Y2
JP2504011Y2 JP1990085859U JP8585990U JP2504011Y2 JP 2504011 Y2 JP2504011 Y2 JP 2504011Y2 JP 1990085859 U JP1990085859 U JP 1990085859U JP 8585990 U JP8585990 U JP 8585990U JP 2504011 Y2 JP2504011 Y2 JP 2504011Y2
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建昭 森村
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サッシ枠の縦枠内側面における室内寄り下
部に取着される結露水受け部材に関する。
〔従来の技術〕
上枠と下枠と左右の縦枠を方形状に連結したサッシ枠
においては、縦枠の内側面における室内寄り部分に生じ
た結露水が内側面に沿って流れ落ちて下枠の上面におけ
る室内寄り部分に溜り、室内側に流れ落ちることがあ
る。
このために、実開昭62-99792号公報に示すように縦枠
の内側面における室内寄り部分の下部に結露水受け部材
を取着し、縦枠の内側面に沿って流れ落ちた結露水を結
露水受け部材の上面に形成した排水溝に沿って下枠の上
面における室外寄りに排水するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる結露水受け部材は板状の本体上面に排水溝を形
成すると共に、その本体の側面にフックを一体的に設
け、そのフックを縦枠の内側面に形成した係合穴にスナ
ップ式に嵌合して取付ける構造であるから、本体の側面
と縦枠の内側面との間に微小隙間が生じて結露水が浸入
するので、本体の側面と縦枠の内側面との間に防水シー
ルを設ける必要があり、それだれコストが高くなるばか
りか、結露水受け部材の取着作業が面倒となる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
結露水受け部材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案は、サッシ枠を構成する縦枠1の内側面2にお
ける室内寄り部分2aの下部に、その室内寄り部分の下部
に形成した係合穴に嵌合して取着する結露水受け部材に
おいて、 一端面10と他端面11と円弧面12を有する所定の厚さの
扇形板状となり、その円弧面12が厚さ方向に凹んで排水
溝2となった本体13と、 この本体13の厚さ方向一側面13aに一体的に設けた前
記縦枠の係合穴に嵌合するフック14より成り、前記本体
13の円弧面12における一側面13a側に沿って縦枠の内側
面に圧着する薄肉の舌片15を一側面13aより側方に突出
して一体的に設けてあり、 前記フック14は扇形板状の本体13における円弧面12に
沿った方向の中心線Pに対して対称形状であること を特徴とする結露水受け部材である。
本考案の結露水受け部材によれば、結露水受け部材の
本体13に設けたフック14を、縦枠1の内側面2における
室内寄り部分2aの下部に形成した係合穴に嵌合して結露
水受け部材を取着することで、舌片15が若干変形して縦
枠1の内側面2における室内寄り部分2aに圧着するか
ら、その室内寄り部分2aと本体13の一側面13aとの間に
隙間が生じることがなく、防水シールが不要となるから
それだけコストが安くなるばかりが、結露水受け部材の
取着作業が容易となる。
また、結露水受け部材の本体13が扇形板状であること
と、その本体13の円弧面12に排水溝5が形成してあるこ
とと、フック14が本体13の円弧面12に沿った方向の中心
線Pに対して左右対称形状であることにより、薄肉の舌
片15を本体13の円弧面12における一側面13a側にのみ設
けてあるにもかかわらず本体13を裏返すことにより同一
の結露水受け部材を、左右の縦枠に左右勝手ちがいに取
着することができる。
〔実施例〕
第6図に示すように、サッシ枠Aを構成する縦枠1の
内側面2における室内寄り部分2aの下部に結露水受け部
材3が取着され、内側面2における室内寄り部分2aに沿
って流れ落ちた結露水4を結露水受け部材3の上面に形
成した排水溝5で下枠6の上面7における室外寄り部分
7aに排水して室内寄り部分7bに流れ落ちないようにして
ある。
前記結露水受け部材3は第1図、第2図、第3図、第
4図に示すように、EVAなどの合成ゴムによって一端面1
0と他端面11と円弧面12を有する扇形板状の本体13と、
この本体13の一側面13aに一体的に設けた一対のフック1
4,14より成り、前記本体13の円弧面12は厚さ方向に湾曲
して凹んで排水溝5を形成し、その円弧面12における一
側面13a寄りの周縁部には薄肉となって一側面13aより側
方に突出した舌片15が一体的に設けてある。
そして、結露水受け部材3は第5図のように、フック
14を縦枠1の内側面2における室内寄り部分2aの下部に
形成した係合穴16に嵌合することで取着されて、一端面
10が下枠6の上面7における室内寄り部分7bに接触し、
舌片15が若干変形されて前記室内寄り部分2aに圧着す
る。
このために、結露水受け部材3の本体13一側面13aと
縦枠1の内側面2における室内寄り部分2aとの間に隙間
が生じることがなく、防水シールが不要となる。
また、本体13は扇形となり、一対のフック14,14は本
体13の円弧面12に沿った方向の中心線Pに対して対称形
状であるから、一端面10又は他端面11が下枠6の上面7
における室内寄り部分7aに接するように取付けでき、左
右の縦枠に左右勝手ちがいに取着できる。
〔考案の効果〕
結露水受け部材の本体13に設けたフック14を、縦枠1
の内側面2における室内寄り部分2aの下部に形成した係
合穴に嵌合して結露水受け部材を取着することで、舌片
15が若干変形して縦枠1の内側面2における室内寄り部
分2aに圧着するから、その室内寄り部分2aと本体13の一
側面13aとの間に隙間が生じることがなく、防水シール
が不要となるからそれだけコストが安くなるばかりか、
結露水受け部材の取着作業が容易となる。
また、結露水受け部材の本体13が扇形板状であること
と、その本体13の円弧面12に排水溝5が形成してあるこ
とと、フック14が本体13の円弧面12に沿った方向の中心
線Pに対して左右対称形状であることにより、薄肉の舌
片15を本体13の円弧面12における一側面13a側にのみ設
けてあるにもかかわらず本体13を裏返すことにより同一
の結露水受け部材を、左右の縦枠に左右勝手ちがいに取
着することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図、第2図、第3
図、第4図は結露水受け部材の正面図、左側面図、右側
面図、斜視図、第5図は結露水受け部材の取付状態の縦
断面図、第6図はサッシ枠に取付けた状態の斜視図であ
る。 3は結露水受け部材、5は排水溝、13は本体、13aは一
側面、14はフック、15は舌片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ枠を構成する縦枠1の内側面2にお
    ける室内寄り部分2aの下部に、その室内寄り部分の下部
    に形成した係合穴に嵌合して取着する結露水受け部材に
    おいて、 一端面10と他端面11と円弧面12を有する所定の厚さの扇
    形板状となり、その円弧面12が厚さ方向に凹んで排水溝
    5となった本体13と、 この本体13の厚さ方向一側面13aに一体的に設けた前記
    縦枠の係合穴に嵌合するフック14より成り、前記本体13
    の円弧面12における一側面13a側に沿って縦枠の内側面
    に圧着する薄肉の舌片15を一側面13aより側方に突出し
    て一体的に設けてあり、 前記フック14は扇形板状の本体13における円弧面12に沿
    った方向の中心線Pに対して対称形状であること を特徴とする結露水受け部材。
JP1990085859U 1990-08-16 1990-08-16 結露水受け部材 Expired - Fee Related JP2504011Y2 (ja)

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