JP6084848B2 - 車両用保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2種類の保持機能を有する車両用保持装置に関する。
特許文献1に記載される収納式把持装置は、車両に凹設されたケース部と、ケース部の把持本体収納室に対し出し入れできるように枢支される把持本体と、ケース部のフック部収納室に対し出し入れ可能であるフック部と、を備える。この収納式把持装置は、把持本体を出して傘を把持させ、フック部を出して袋を掛けることができる。
特開2004−203284号公報
特許文献1に記載の技術では、把持本体とフック部が個々にケース部に軸支され、それぞれ別の収納室が設けられているため、把持装置の全体構造が大きくなる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車内スペースを確保しつつ、小型化できる車両用保持装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、支持部に回動可能に支持される被支持部と、被支持部に連動するようにそれぞれ連結して、互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、を備える。この第2保持部は、所定の第1回転位置において一対のアーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対のアーム部の先端が第1状態より取付面に接近した第2状態をとり得る。
この態様によると、第2保持部を使用しない場合は一対のアーム部を収納して、車内スペースを広くできる。また、第1保持部に支持部、第2保持部に支持部に回動可能に支持される被支持部を設けているため、第1保持部および第2保持部の組み立て構造を小型化できる。
本発明によれば、車両用保持装置の小型化ができる。
図1(a)は、車両用保持装置の斜視図であり、図1(b)は、車両用保持装置の正面図であり、ともに第2保持部材が収納状態にある。 図2(a)は、車両用保持装置の斜視図であり、図2(b)は、車両用保持装置の上面図であり、ともに第2保持部材が使用状態にある。 図3(a)および(b)は、第1保持部材を異なる方向から見た斜視図である。 図4(a)は、第1保持部材の裏面図であり、図4(b)は、第1保持部材の下面図である。 図1に示す車両用保持装置の線分A−Aの断面図である。 変形例の第1保持部材について説明するための図である。 変形例の第1保持部材における取付孔への取付について説明するための図である。 変形例の第1保持部材の取り付け動作を説明するための図である。
図1は第2保持部材16が収納状態にある車両用の保持装置10を示し、図2は第2保持部材16が使用状態にある車両用保持装置10を示す。図1(a)は、車両用保持装置10の斜視図であり、図1(b)は、車両用保持装置10の正面図である。図2(a)は、車両用保持装置10の斜視図であり、図2(b)は、車両用保持装置10の上面図であり。なお各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
車両用保持装置10は、車室内の所定の取付面22に固定され、鉤状に形成された第1保持部材14と、U字状に形成された第2保持部材16と、を備える。取付面22は車両内装部材12に形成され、所定の取付孔が形成される。
図1(a)および(b)に示す第2保持部材16の収納状態では、第1保持部材14のフック部40は、引っ掛けられたヒモ付き袋のヒモを保持する。一方、図2(a)および(b)に示す第2保持部材16の使用状態では、第2保持部材16の第1アーム部30aおよび第2アーム部30b(これらを区別しない場合「アーム部30」という)は傘の胴部を挟むように保持する。
このように車両用保持装置10は、買い物袋やバッグなどのヒモ付き袋の保持、または、傘の保持に用いられ、用途に応じて用いられる。車両用保持装置10によれば傘とヒモ付き袋をともに保持できるため、傘の保持装置とヒモ付き袋の保持装置をそれぞれ設ける場合と比べて、車内スペースを確保しつつコストを抑えることができる。また、第2保持部材16を収納できるため、使用しない場合は車内スペースを確保できる。
車両用保持装置10は、運転座席と助手席の間のダッシュボード、運転座席および助手席などの座席の裏面、ドアの側面などに埋め込むように設けられる。車両用保持装置10は、1ユニットであり、車体の取付孔に容易に取り付けることができる。
車両内装部材12は、箱状に形成された取付面22と、取付面22の底面に形成された取付孔部(不図示)とを有する。取付面22は車両内装部材12に凹むように形成される。
第1保持部材14は、鉤状に形成されたフック部40と、フック部40の裏側に設けられ、所定の取付孔に取り付けるための取付部46と、軸支部42とを有する。ここで図3および図4を参照しつつ、第1保持部材14について詳細に説明する。
図3(a)および(b)は、第1保持部材14を異なる方向から見た斜視図である。図3(a)は第1保持部材14の表面側を斜め前から見た図であり、図3(b)は第1保持部材14の裏面側を斜め前から見た図である。図4(a)は、第1保持部材14の裏面図であり、図4(b)は、第1保持部材14の下面図である。
図3(a)に示すようにフック部40は、表側で折れ曲がった屈曲部40aと、屈曲部40aと対向する基部40bとを有する。基部40bの上端から軸延出部44が上方に延出し、上方へ延出した軸延出部44が前方へ張り出すよう折れ曲がっている。軸延出部44の先端には一対の軸支部42が設けられる。軸支部42は、第1保持部材14の上端に設けられ、第2保持部材16を支持する支持部として機能する。屈曲部40aの上面は、ヒモ付き袋のヒモを掛けるための荷掛部として機能する。
図3(b)および図4(a)に示すように、取付部46は、フック部40の裏側に設けられる。取付部46は、基部40bの裏面から裏側に突出するよう設けられた柱部47と、柱部47の上端面に設けられた第1係止部48と、基部40bの裏面に設けられた第2係止部50と、柱部47の下側に設けられる第3係止部56と、を有する。これらの各係止部が取付面に係止する。
第3係止部56は弾性を有する爪体であり、爪部により取付孔の下端の縁に係止する。第3係止部56はフック部40の下部に設けられた操作部58が連設される。操作部58を上方に押し込むことで、爪部の係合が外れるように構成されている。
図1に戻る。第2保持部材16は、軸支部42に回動可能に支持される軸部32と、軸部32の両端側にそれぞれ連結する一対のアーム部30とを有する。軸部32は、第2保持部材16の上端に設けられ、軸支部42に支持される被支持部として機能する。軸部32により第2保持部材16は回動して2つの位置で停止する。一対のアーム部30は軸部32の回転に連動する。
図1(a)および図2(a)に示すように、第2保持部材16は、所定の第1回転位置において一対のアーム部30が収納された収納状態、および、所定の第2回転位置において一対のアーム部30が張り出して被保持部材を保持可能な使用状態をとり得る。被保持部材は例えば傘やステッキなどである。第2回転位置ではアーム部30は、取付面に対して垂直方向、すなわち水平方向に張り出す。軸部32には、第2回転位置で第2保持部材16の状態を一時的に支持する構成が設けられる。第2保持部材16が第1回転位置にある場合、すなわち第2保持部材16の収納状態において一対のアーム部30の先端が使用状態より取付面22に接近した収納状態をとり得る。
一対のアーム部30は先端に向かって互いに接近するよう円弧状に形成され、互いに対向する。アーム部30は高さのある壁材で、軸部32からアーム状に延伸されて形成される。一対のアーム部30の間に傘を保持する保持空間が形成される。アーム部30の先端側には開口37が形成される。第2保持部材16に開口37を形成することで、図2(b)に示すように、側方から保持空間に傘の胴部を入れることができる。なお、「アーム部の先端側」とは、アーム部30の先端および/または先端近傍をいう。
図2(a)に示すように一対のアーム部30の先端には、第1ツマミ部34aおよび第2ツマミ部34b(これらを区別しない場合「ツマミ部34」という)が設けられる。ツマミ部34は、使用者が収納状態の第2保持部材16を把持するための取っ手となる。使用者はツマミ部34を摘んで第2保持部材16を回転させて使用状態にする。ツマミ部34は、収納状態において取付面22から離れる方向に突出する。
ツマミ部34は、互いに拡開するように屈曲する。これにより開口37から保持空間へ傘を入れる際に、アーム部30の先端が傘に引っかかりにくくできる。また、使用者がツマミ部34の両外側から屈曲部分に指を入れることで、容易に摘むことができる。図2(a)に示すようにツマミ部34は先端に向かってテーパ状に形成される。これにより、傘をツマミ部34に引っかかりにくくできる。ツマミ部34の先端は、使用状態におけるツマミ部34の上端である。
図1(b)に示すように収納状態ではフック部40は一対のアーム部30の間に設けられる。アーム部30の大きさは一般的な傘の大きさにもとづいて定められる。一対のアーム部30の先端側の最小間隔は、フック部40の横幅より大きい。アーム部30の先端側の最小間隔は、開口37の最小間隔である。これにより、収納状態において第2保持部材16の内側の保持空間に第1保持部材14を収納しつつ、アーム部30の開口37まで第1保持部材14を伸ばして第1保持部材14の上下方向の長さを最大限確保することができる。第1保持部材14の上下の長さを確保することで、必要な耐荷重が得られる。
図1(b)に示すように第2保持部材16の内面、すなわち保持空間を形成する面には、複数の突起36が設けられる。これにより、傘を保持した場合、第2保持部材16と傘との接触面積を減らし、傘に付着した雨水を下方へ移動しやすくできる。
図5は、図1に示す車両用保持装置10の線分A−Aの断面図を示す。側面視にてアーム部30の中央部分が凹むように構成されている。これは、収納状態においてヒモ付き袋をフック部40に掛ける場合に、アーム部30が邪魔にならないようにするためである。
具体的には、一対のアーム部30は、壁の高さが軸部32からアーム部30の先端側に向かって低くなるように傾斜する傾斜部35を有する。傾斜部35の先端側は、アーム部30の中央部分で、傾斜部35の壁の高さが最も低くなった箇所である。
フック部40の先端40cは、収納状態で側面から見て傾斜部35の先端側より外側(手前)に張り出す。すなわち、フック部40の先端40cの内側から取付面22と同一面上の領域までの距離は、先端40cと同じ水平位置の傾斜部35から取付面と同一面上の領域までの距離より大きい。つまり、フック部40の先端40cと傾斜部35とを通り、かつ、軸部32の回動軸に平行であり、かつ、取付面22と同一面上の所定領域に直交する基準面90上において、所定領域から先端40cまでの間隔92は、所定領域から傾斜部35までの間隔62より大きい。これにより、使用者がヒモ付き袋をフック部40に掛ける際に、ヒモを上方からアーム部30に当接させながら下方へ移動させることで、傾斜部35に沿って容易にフック部40へ掛けることができる。つまり傾斜部35がフック部40へ掛けるヒモを阻害しないようにでき、アーム部30の傾斜部35を挿入ガイドとして使うことができる。
アーム部30の中央部分が凹んでいるため、アーム部30は傾斜部35の先端側からツマミ部34に向かって壁の高さが高くなる別の傾斜部38を有する。傾斜部35と別の傾斜部38の取付面に対する傾斜角は、傾斜部35の方が小さい。
ツマミ部34の壁材の高さは、傾斜部35の先端側の壁の高さ60より高く、かつ、ツマミ部34に連結した箇所のアーム部30の壁材より高く、使用者が摘みやすくなるように構成されている。軸部32を通り、かつ、軸部32の回転軸に平行であり、かつ、第2状態における取付面22に直交する所定面95と、ツマミ部34との最小間隔96は、フック部40の面40d(荷掛部の荷掛面)と、所定面95との最大間隔97より大きい。ツマミ部34は、収納状態においてフック部40の底の面40d、つまり荷掛部の荷掛面より下側に配置される。また、軸部32とツマミ部34の間にフック部40の面40dが設けられる。これにより、被保持部材のヒモを第1保持部材14に掛ける際、ツマミ部34がフック部40に掛けるヒモと干渉しないため、容易に被保持部材をフック部40に掛けることができる。ツマミ部34と取付面22と同一面上の所定領域までの最大間隔94は、屈曲部40a(荷掛部)と取付面22と同一面上の所定領域までの最小間隔93より大きい。これにより、フック部40にヒモ付き袋を掛けた場合に、そのヒモの側方への移動がツマミ部34により制限され、走行時の振動によるヒモ付き袋の横振れを抑えることができる。
第1保持部材14は、第1係止部48、第2係止部50および第3係止部56により取付孔24の上下の縁に係止している。第1係止部48は屈曲して形成され、取付状態において第2係止部50から上方に離れた位置で取付面22に当接する。これにより第1保持部材14の耐荷重を向上できる。
第1保持部材14を取付孔24に取り付ける場合、使用者は、第1係止部48から取付孔24に挿入して、第2係止部50を取付孔24の上端縁に係止させて、フック部40の下部を押し込んで第3係止部56を取付孔24の下端縁に係止させる。第1係止部48の先端は取付面22の裏面に当接する。第1保持部材14を取り外す場合、使用者は操作部58を上方へ押して第3係止部56の爪部56aの係止を解除し、フック部40を手前へ引っ張り出し、第1係止部48および第2係止部50の係止を解除する。このように、使用者は操作部58を押して、第1保持部材14を取付孔24から容易に取り外すことができる。操作部58が一対のアーム部30の先端側に挟まれた領域に位置することで、使用者が操作部58へ向かって容易に指を入れることができる。
図6は、変形例の第1保持部材114について説明するための図である。図6(a)は第1保持部材114の表面側を斜め前から見た図であり、図6(b)は第1保持部材114の裏面側を斜め前から見た図である。変形例の第1保持部材114は裏側の取付孔24への取付構造が図3に示す第1保持部材14と異なる。
第1保持部材114の取付部46は、柱部47、出張り部76、第1係止部70、一対の第2係止部72、第3係止部74およびガイドリブ78を有する。また第1保持部材114の側面には第3係止部74の係止を解除するための操作部71が形成される。柱部47は、基部40bの裏面から立設する。
柱部47の上部中央にはさらに上方に張り出した出張り部76が設けられ、出張り部76の上端面に第1係止部70が設けられ、出張り部76の両側面にそれぞれ第2係止部72が設けられる。つまり、出張り部76の両隣には直交する複数の面により凹むように切欠部75が形成され、切欠部75を形成する複数の面により第2係止部72が設けられる。第2係止部72を複数の面により支持することにより剛性を高めることができる。第2係止部72は第1係止部70の両側に段状に形成される。第1係止部70および第2係止部72は柱部47から基部40bの裏面に沿ってフランジ状に形成される。第1係止部70および第2係止部72と基部40bの裏面との間に隙間が設けられ、その隙間に取付孔24の縁が入り込んで係止がなされる。なお、切欠部75は直交する複数の面により形成されるが、それらの面が連結する角部分は面取りされ、R形状またはテーパ形状であってよい。
第3係止部74は、柱部47の側面に爪状に形成される。第3係止部74は操作部71が設けられた弾性爪体に形成され、操作部71を押し込むことで第3係止部74の係止が解除される。ガイドリブ78は、柱部47の下面にテーパ状に形成される。
図7は、取付孔24への取付について説明するための図である。図7(a)は取付孔24へ第1保持部材114の取付部46を取り付ける途中の状態を示す正面図であり、図7(b)は取付孔24へ第1保持部材114の取付部46を取り付けた状態を示す裏面図である。
図7(a)に示すように、取付孔24には上端側の孔縁が凹むように形成された切り取り部64が形成される。つまり、取付孔24の上部の形状と柱部47の上部の形状は、ほぼ同じであり、切り取り部64に柱部47の出張り部76が収まるように形成される。切り取り部64は複数辺の凹みにより形成される。
図7(b)に示す斜線部分は、各係止部が取付孔24の縁に係止した箇所である。第1係止部70は切り取り部64の上端縁に係止し、一対の第2係止部72は、切り取り部64の側縁にそれぞれ係止する。これにより、一対の第2係止部72は複数の面により支持されていることから、一辺のみで支持される場合と比べて剛性が高いため、取付孔24の縁に係止した際、係止が外れにくく、強固に固定できる。
一対の第3係止部74は取付孔24の側縁に係止する。これにより、側方へのガタツキを抑えることができる。ガイドリブ78は、取付孔24の下端に当接して取付部46の下方への移動を規制する。
図8は、第1保持部材114の取り付け動作を説明するための図である。図8(a)に示すように取付孔24の下端に柱部47の下面を当てつつ柱部47を取付孔24に挿入する。つまり、柱部47の下面を支点に第1保持部材114の上側を取付孔24に押し込み、第1係止部70を取付孔24に通過させる。
図8(b)に示すように、第1係止部70を取付孔24の上端縁24aに当接させて、第1係止部70を支点に第1保持部材114の下側を取付孔24に押し込む。すると、ガイドリブ78のテーパ面が取付孔24の下端縁24bに当接して、第1保持部材114に上方向および挿入方向への反力を付与する。これにより、第1保持部材114が上方向および挿入方向へ移動する。
図8(c)に示すように、第1係止部70が取付孔24の上端縁24aに係止し、ガイドリブ78が取付孔24の下端縁24bに係止して、取り付けが完了する。取付孔24の縁は、第1保持部材114の基部40bの裏面と第1係止部70および基部40bの裏面と一対の第2係止部72の隙間に入り込んで係止される。このようにガイドリブ78によって、第1保持部材114を容易に取り付けることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。また各変形例を組み合わせることも可能である。
実施形態では、第1保持部材14の荷掛部を鉤形状で示したが、この態様に限られない。例えば、第1保持部材14の荷掛部は、取付部から棒状に突出して先端に膨出形状を有する態様であってよく、荷を掛けられる形状であればよい。
実施形態では、軸支部42は第1保持部材14の上端に設ける態様を示したが、この態様に限られない。たとえば軸支部42が第1保持部材14の下端に設けられてよい。
実施形態の変形例では、柱部47の上部に一つの出張り部76を有する態様を示したが、これに限られない。例えば、出張り部76が柱部47の下部に設けられ、ガイドリブ78が柱部47の上部に設けられてよい。
実施形態の変形例では、柱部47の上部に出張り部76が一段設けられた態様を示したが、これに限られない。例えば、柱部47の上部に多段状に出張り部76が設けられてよい。出張り部76の上端中央に、出張り部76より小さい出張り部が設けられ、それぞれの上面および側面にフランジ状の係止部が形成される。
実施形態の変形例では、柱部47の上部に出張り部76を有する態様を示したが、これに限られない。例えば取付部46の上端部に凹んで形成された凹み部を有し、凹み部の側面にフランジ状の係止部が形成されてよい。
10 車両用保持装置、 12 車両内装部材、 14 第1保持部材、 16 第2保持部材、 21 枠部、 22 取付面、 24 取付孔、 30a 第1アーム部、 30b 第2アーム部、 32 軸部、 35 傾斜部、 36 突起、 37 開口、 40 フック部、 40a 屈曲部、 40b 基部、 42 軸支部、 44 軸延出部、 46 取付部、 47 柱部、 48 第1係止部、 50 第2係止部、 52 第4係止部、 76 出張り部、 56 第3係止部、 56a 爪部、 58 操作部、 64 切り取り部。

Claims (8)

  1. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、を備え、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    前記荷掛部は、前記第2状態において、一対の前記アーム部の間に位置することを特徴とする車両用保持装置。
  2. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、を備え、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    一対の前記アーム部は、所定の壁材をアーム状に延伸させて形成され、および、前記壁材の高さが傾斜する傾斜部が形成され、前記荷掛部の先端と前記傾斜部とを通り、かつ、前記支持部の回動軸に平行であり、かつ、前記取付面と同一面上の所定領域に直交する基準面上において、前記所定領域から前記荷掛部の先端までの間隔は、前記所定領域から前記傾斜部までの間隔より大きいことを特徴とする車両用保持装置。
  3. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、を備え、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    一対の前記アーム部の先端側に設けられ、前記第2状態において前記取付面から離れる方向に突出するツマミ部を有することを特徴とする車両用保持装置。
  4. 前記支持部および前記被支持部と、前記ツマミ部との間に前記荷掛部の荷掛面が設けられ、
    前記支持部を通り、かつ、前記支持部の回転軸に平行であり、かつ、前記取付面に直交する所定の面と、前記第2状態における前記ツマミ部との最小間隔は、前記荷掛部の荷掛面と、前記所定の面との最大間隔より大きいことを特徴とする請求項3に記載の車両用保持装置。
  5. 前記第2状態における前記ツマミ部と前記取付面と同一面上の所定領域までの最大間隔は、前記荷掛部と前記取付面と同一面上の所定領域までの最小間隔より大きいことを特徴とする請求項3または4に記載の車両用保持装置。
  6. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、を備え、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    一対の前記アーム部の先端側の最小間隔は、前記荷掛部の横幅より大きいことを特徴とする車両用保持装置。
  7. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、
    前記第1保持部に設けられ、前記取付面に形成された取付孔の縁に取り付けるための取付部と、を備え、
    前記取付部は、前記取付孔の上側の縁に係止する第1係止部と、前記取付孔の下側の縁に係止する第2係止部とを有し、
    前記第1保持部は、前記第1係止部または前記第2係止部の係止を解除するための操作部を有し、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    前記操作部は、前記第2状態において一対の前記アーム部の先端側に挟まれた領域に位置することを特徴とする車両用保持装置。
  8. 車室内の所定の取付面に取り付けられる車両用保持装置であって、
    所定の被保持部材を掛けるための荷掛部と、支持部とを有する第1保持部と、
    前記支持部に回動可能に支持される被支持部と、前記被支持部に、連動するようにそれぞれ連結して互いに対向する一対のアーム部とを有する第2保持部と、
    前記第1保持部に設けられ、前記取付面に形成された取付孔の縁に取り付けるための取付部と、を備え、
    前記第2保持部は、所定の第1回転位置において一対の前記アーム部が張り出して被保持部材を保持可能な第1状態、および、所定の第2回転位置において一対の前記アーム部の先端が前記第1状態より前記取付面に接近した第2状態をとり得て、
    前記取付部は、前記第1保持部から立設する柱部と、直交する複数の面により凹むように前記柱部に形成される切欠部と、前記柱部にフランジ状に形成されて前記切欠部を形成する複数の面に支持され、前記取付孔の縁に係止する係止部と、を有することを特徴とする車両用保持装置。
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