JP2008239134A - 車両の荷物保持装置 - Google Patents

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照一 眞鍋
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Abstract

【課題】
使用しないときには収納し周囲から突出しないようにするとともに、必要に応じて周囲から突出させて荷物を保持することができるようにした荷物保持装置を提供する。
【解決手段】
車室内の天井92付近に車幅方向に伸びるように配置されるバー2と、天井92とバー2とを連結する伸縮可能に形成された連結部材3と、連結部材3が縮んだ状態ではバー2を周囲から突出しない位置に固定するとともに連結部材3が伸びた状態ではバー2を周囲から突出した位置に固定する固定部材とを設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内に設けられる荷物保持装置に関するものであり、特に、釣り竿などの長尺のものを確実に保持できるとともに、使用しないときには収納することができるようにした、荷物保持装置に関するものである。
車室内の容積が大きい車両、いわゆるワゴン型、ワンボックス型と呼ばれるものにおいては、車室内の前後方向の寸法が比較的長いこともあり、釣り竿などの長尺のものであっても車室内に積載し運搬することも多い。このような長尺のものは床面に置くことも多いが、例えば特開平10−203249号公報等に記載されるもののように、車両の天井付近に前後方向にわたって収納スペースを形成し、ここに収納するものがある。また、特許第3720218号公報等に記載されるもののように、いわゆるユーティリティーバーと呼ばれるもので車幅方向に固定されたバーを設けて荷物を保持するものがある。
特開平10−203249号公報 特許第3720218号公報
ところで、前記従来のものにおいては、車室内に固定されたままのものであり、荷物を保持していない状態でも車室内の居住スペースの一部を占有することになっていた。したがって、乗員の快適性が悪化するおそれがあった。このような問題点を解決するために、使用しないときには収納し周囲から突出しないようにするとともに、必要に応じて周囲から突出させて荷物を保持することができるようにした荷物保持装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
前記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、車室内の天井付近に配置されるものであって、車幅方向に伸びるように配置されるバーと、前記天井と前記バーとを連結するとともに伸縮可能に形成された連結部材と、前記連結部材に設けられ当該連結部材が縮んだ状態では前記バーを周囲から突出しない位置に固定するとともに当該連結部材が伸びた状態では前記バーを周囲から突出した位置に固定する固定部材と、を備えた構成を採ることとした。
次に、請求項2記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は前記請求項1記載のものと同じである。すなわち、請求項1記載の車両の荷物保持装置に関して、前記バーは薄板状の部材からなるものであって断面略U字状に形成した構成を採ることとした。
次に、請求項3記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は前記請求項1ないし請求項2記載ものと同じである。すなわち、請求項1ないし請求項2記載の車両の荷物保持装置に関して、前記バーは少なくとも1個以上の凹部を形成した構成を採ることとした。
第一の発明によれば、連結部材を縮めることで荷物保持装置のバーを周囲から突出しない位置に収納することができるので、見栄えもよくすることができる。さらに、車室内のスペースを占有することなく居住空間を確保でき、視界をさえぎることもなくなる。また、連結部材を縮めた状態で固定部材により固定できるので、走行中の振動などにより連結部材が伸びてバーが飛び出すことがなく安全性も向上する。さらに、連結部材を伸ばしてバーが突出した使用状態においても、連結部材を固定部材により固定するので、走行中であってもバーが上下に振動することもなく、騒音も発生することがなく車内の快適性が向上する。
また、第二の発明によれば、軽量で剛性の高いバーを得ることができる。したがって、バーの高さ方向を最小化することができるので、材料の使用量が減り、資源の節約にもなり製造から廃棄までを通して環境への影響も最小限に抑えることができる。また、必要なスペースを最小化できるので、レイアウトの自由度も向上させることができる。
また、第三の発明によれば、その特徴とするところは、バーに凹部を形成したことにより荷物をより安定して保持することができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図6を基に説明する。本実施の形態に関するものの、その構成は、図1に示すように、車両9の天井92のところに車幅方向にわたって設けられたバー2と、当該バー2と天井92とを連結する連結部材3とからなることを基本とするものである。そして、これら構成からなる荷物保持装置1は、バー2を車両9の下方向に向かって突出させることで、衣類C、傘Aなどの荷物を保持することができるものである。
このような構成からなるものにおいて、前記荷物保持装置1は図2に示すように、天井92とバー2とが連結部材3により連結されている。連結部材3は、天井92に取付けられた上部プレート31と、この上部プレート31に重なり互いにスライドするようにした下部プレート32とからなるものであり、下部プレート32はバー2に取付けられている。上部プレート31には車両上下方向に溝35が設けられており、この溝35内を下部プレート32に固定されているピン33がスライドすることにより伸縮するようになっている。図2(a)は連結部材3が最も縮んだ状態であり、ロックプレート34の凸部34aが上部プレート31の凹部31aにはまりこむことで縮んだ状態に固定するようになっている。ロックプレート34は上部プレート31を押さえつける方向にばね力を持っており、ガタツキ等を防止している。また、バー2には常時矢印X方向に向けてばね等で付勢された係合レバー4が設けられており、溝35の下部のところを係合することによって、確実に縮んだ状態を維持し、走行中の振動や衝撃などで、連結部材3が不意に伸びないようにしている。これらの凸部34a、凹部31a、及び係合レバー4により、連結部材3が縮んだ状態での固定部材としての機能を果たすようになっている。
図2(b)は、連結部材3が最も伸びた状態であり、下部プレート32とピン33が溝35に沿って下方向にスライドしている。この状態で、ロックプレート34の凸部34bが上部プレート31の凹部31bにはまりこんで固定され、連結部材3が最も伸びた状態で固定されることになる。このような状態においても、ロックプレート34のばね力によりガタツキ等が発生しないようにしている。このようにして、バー2を収納したときの位置を示す線L1とバー2との間に形成された間隔Dに荷物を保持させることができる。そして、これらの凸部34b、凹部31bにより、連結部材3が伸びた状態での固定部材としての機能を果たすようになっている。このような、連結部材3は車幅方向に所定の間隔をあけて少なくとも2個設けられるようになっている。
次に、バー2について図3をもとに説明する。バー2は薄板状の部材から形成され、底面21とその両側の縦壁22とにより、断面略U字状に形成されている。このような形状により最小限の厚さであっても十分な剛性を確保できるので、使用する材料を少なくでき、軽量化も可能となる。これによって、製造から廃棄までのライフサイクルにおいても環境への負荷を軽減し、軽量化による燃費向上も期待できる。また、縦壁22には、凹部23が形成されており、特に長尺の荷物R(例えば釣り竿等)を保持しやすいようになっている。さらにフック24を設けることで、荷物Rを保持させたあとゴムバンド等を引っ掛けて固定することができるようになっている。また、この縦壁22のところにはハンガーや傘の取っ手などを引っ掛けることもでき、用途を拡大することができる。
このように構成された荷物保持部材1は、図4に示すように車両9の天井92のところに、車両前後方向に間隔を設けて2組設けるとよい。これによって、長尺のものを2箇所で安定して保持することができる。また、荷物保持部材1を収納した状態でヘッドライニング93と同じ位置となるようにすると、見栄えもよくデザイン性にも優れた荷物保持装置1とすることができる。破線で示しているのは、荷物保持装置1を使用するために連結部材3を伸ばして、バー2を周囲から突出させた状態である。
このような荷物保持部材1の連結部材3を伸ばして、使用状態とするためにバー2を突出させる手順について図2(a)、図2(b)をもとに説明する。まず、図2(a)において、連結部材3は縮んだ状態となっている。このような状態で、係合レバー4を矢印Y方向に動かして回転軸P1を中心に回転させ、溝35の下端との係合を外す。さらにバー2を車両下方向に引っ張ると、ロックプレート34の凸部34aのところが弾性変形をし、上部プレート31の凹部31aから外れる。そしてさらにバー2を下方向に引っ張ると、図2(b)に示すように、ピン33が溝35の下端側に移動していき、ロックプレート34の凸部34bが上部プレート31の凹部31bにはまりこみ、連結部材3が伸びた状態で固定されることとなる。
またその反対に、荷物保持部材1の連結部材3を縮めて、バー2が周囲から突出した使用状態から収納状態とするための手順について説明する。まず、図2(b)に示すように、ロックプレート34の凸部34bが上部プレート31の凹部31bにはまりこみ、連結部材3が伸びた状態で固定されているときにバー2を車両上方向に押し上げる。ロックプレート34の凸部34bのところが弾性変形して、凹部31bから外れる。さらに、バー2を押し上げると、係合レバー4が上部プレート31の下端面とぶつかる。その後、回転軸P1を中心に係合レバー4は矢印X方向と逆に回転し、最終的に溝35の下端に係合する。同時に凸部34aが上部プレート31の凹部31aにはまりこみ、図2(a)に示すように、連結部材3が縮んだ状態で固定されることとなる。
また、図5をもとに他の連結部材3’の例について説明する。この連結部材3’は上部プレート37’と下部プレート38’とを回転軸P21において回転可能にヒンジ状に形成したものである。天井92のブラケット39a’と上部プレート37’とは、回転軸P22により回転可能に支持されている。また、同様にバー2のブラケット39b’と下部プレート38’とを回転軸P23において回転可能に支持している。そして、回転軸P21のところには、上部プレート37’及び下部プレート38’が広がるように矢印Z方向に付勢力を与えるようにばねなどの手段が設けられている(図示せず)。このような付勢力を与える手段により、ブラケット39a’、ブラケット39b’との間のガタツキなどを防止することができる。また、上部プレート37’と下部プレート38’の長さL2の設定により、バー2を収納したときの位置を示す線L1とバー2との間隔D(バー2が周囲から突出する寸法)を自由に設定できる。図5(a)は、連結部材3’を縮めた状態、図5(b)は、連結部材3’を伸ばした状態であり、それそれの状態で固定する固定手段も設けている。
さらに、図6(図1のB−B方向の断面に相当)に示すように、荷物保持装置1’のバー2’の両側をカバー部材29’で覆うようにしてもよい。図6(a)はバー2’を突出させた状態であり、図6(b)はバー2’を収納した状態を示している。このような構成により、図4に示すように、ヘッドライニング93内に、荷物保持装置1を完全に埋め込むことことができない場合であっても、見栄えを損なうことなく装着することができる。
本発明にかかる荷物保持装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明にかかる連結部材を示す断面図である。 本発明にかかるバーを示す斜視図である。 本発明にかかる連結部材の車両への装着状態を示す図である。 本発明にかかる連結部材の他の実施例を示す断面図である。 従来例にかかる荷物保持装置の他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 荷物保持装置
1’ 荷物保持装置
2 バー
2’ バー
21 底面
22 縦壁
23 凹部
24 フック
29’ カバー部材
3 連結部材
3’ 連結部材
31 上部プレート
31a 凹部
31b 凹部
32 下部プレート
33 ピン
34 ロックプレート
34a 凸部
34b 凸部
37’ 上部プレート
38’ 下部プレート
39a’ ブラケット
39b’ ブラケット
35 溝
4 係合レバー
9 車両
92 天井
93 ヘッドライニング
A 傘
B 衣類

Claims (3)

  1. 車室内の天井付近に配置されるものであって、車幅方向に伸びるように配置されるバーと、前記天井と前記バーとを連結するとともに伸縮可能に形成された連結部材と、前記連結部材に設けられ当該連結部材が縮んだ状態では前記バーを周囲から突出しない位置に固定するとともに当該連結部材が伸びた状態では前記バーを周囲から突出した位置に固定する固定部材とを備えたことを特徴とする車両の荷物保持装置。
  2. 請求項1記載の車両の荷物保持装置において、前記バーは薄板状の部材からなるものであって断面略U字状に形成されていることを特徴とする車両の荷物保持装置。
  3. 請求項1記載ないし請求項2記載の車両の荷物保持装置において、前記バーは少なくとも1個以上の凹部が形成されていることを特徴とする車両の荷物保持装置。

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