JP6083315B2 - 物理量センサの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物理量に応じたセンサ信号を出力する物理量センサの製造方法に関するものである。
従来の物理量センサは、物理量に応じたセンサ信号を出力するセンシング部が形成されたセンサチップと、センシング部が露出するようにセンサチップの一部を封止して片持ち支持する封止部材とを備えている。さらに、センサチップのシリコン基板に設けた係合穴に封止部材を係合させて、センサチップのシリコン基板と封止部材との界面の剥離を防止するようにした物理量センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、センサチップのシリコン基板に設けた貫通電極穴に貫通電極を挿入し、センサチップの半導体層に形成された配線層に貫通電極の一端を接触させることにより、貫通電極を介してセンサ信号を外部に取り出すようにした物理量センサも知られている。
実開平5−48340号公報
しかしながら、シリコン基板に形成される係合穴および貫通電極穴をエッチングによって同時に形成しようとすると、係合穴および貫通電極穴は同じ深さの窪みが形成される。したがって、貫通電極穴のみならず係合穴もシリコン基板を貫通する穴となり、係合穴と重なる部位の配線層を傷つける虞がある。
一方、係合穴をエッチングによって形成する工程と、貫通電極穴をエッチングによって形成する工程とを設けた場合は、係合穴がシリコン基板を貫通しないように条件を設定することにより、配線層を傷つけることなく係合穴を形成することができる。しかし、この場合には、工程数が増加してしまうという問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、係合穴および貫通電極穴を、配線層を傷つけることなくエッチングによって同時に形成可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、物理量に応じたセンサ信号を出力するセンシング部(21)が形成されたセンサチップ(20)と、センシング部を露出させつつセンサチップの一部を封止することによってセンサチップを片持ち支持する封止部材(40)とを備え、センサチップは、貫通電極(75c)が挿入される貫通電極穴(75a)、およびセンシング部と貫通電極穴との間に位置して封止部材が係合される係合穴(76)を備え、貫通電極穴が形成される部位の電極穴開口部(61)および係合穴が形成される部位の係合穴開口部(62)を有するマスク(60)をセンサチップに施して、電極穴開口部および係合穴開口部は、円形もしくは矩形であって、貫通電極穴および係合穴をエッチングにより形成する物理量センサの製造方法であって、係合穴開口部の最も狭い部位の寸法(B)を電極穴開口部の最も狭い部位の寸法(A)よりも小さくしたマスクをセンサチップに施した後に、貫通電極穴および係合穴をエッチングにより同時に形成することを特徴とする。
これによると、マイクロローディング効果により、係合穴の深さが貫通電極穴の深さよりも浅くなるため、配線層を傷つけることなく、係合穴および貫通電極穴をエッチングによって同時に形成することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る製造方法を適用する物理量センサの正面断面図である。 (a)は図1に示すセンサチップの製造工程を示す正面断面図、(b)は(a)の平面図である。 図1に示すセンサチップの他の製造工程を示す正面断面図である。 図1に示すセンサチップの変形例を示す正面断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る製造方法を適用する物理量センサにおけるセンサチップの製造工程を示す正面断面図、(b)は(a)の平面図である。 図5に示すセンサチップの他の製造工程を示す正面断面図である。 (a)は本発明の第3実施形態に係る製造方法を適用する物理量センサにおけるセンサチップの製造工程を示す正面断面図、(b)は(a)の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、圧力を検出するセンシング部が形成されたセンサチップを備える物理量センサについて説明する。
図1に示されるように、物理量センサは、基板10と、基板10に搭載されるセンサチップ20と、センサチップ20におけるセンシング部21を露出させつつ、センサチップ20の一部を封止して片持ち支持する封止部材40とを備えている。この封止部材40は、エポキシ樹脂等の一般的なモールド樹脂で構成されている。
基板10は、CuやFe等の板材からなり、エッチングやプレス加工等によって形成されるアイランドや接続リード等を有するリードフレームのアイランドにて構成されるものであり、矩形板状とされている。
センサチップ20は、センサ部50とキャップ部70とが接合されて構成され、一方向(図1中紙面左右方向)を長手方向とする直方体形状とされている。そして、センサチップ20におけるセンシング部21とは反対側の端部(図1中紙面左側の端部)側が、基板10に接合されていると共に封止部材40に封止されている。
センサ部50は、支持基板51、埋込絶縁膜52、半導体層53が順に積層されてなる矩形板状とされたSOI(Silicon on Insulator)基板54を用いて構成されている。
そして、支持基板51には、埋込絶縁膜52に達する断面が矩形状の凹部55が形成されている。これにより、凹部55の底面を構成する埋込絶縁膜52および半導体層53によって薄肉のダイヤフラム56が形成されている。
半導体層53のうちダイヤフラム56を構成する部分には、圧力によって抵抗値が変化する4個のゲージ抵抗57(図1中では3つのみ図示)がブリッジ回路を構成するように形成されている。すなわち、センサ部50は、ダイヤフラム56に圧力が印加されるとゲージ抵抗57の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ信号を出力するものとされている。なお、ダイヤフラム56およびゲージ抵抗57にてセンシング部21が構成されている。
さらに、半導体層53には、ダイヤフラム56を構成する部分よりも封止部材40に封止される側の部位に、配線層58が形成されており、この配線層58は、図1とは別断面において、各ゲージ抵抗57の接続点と電気的に接続されている。
キャップ部70は、シリコン基板71の表面に絶縁膜72が配置されて構成されており、絶縁膜72がセンサ部50と接合されている。なお、以下では、シリコン基板71のうち絶縁膜72が形成される面を表面とし、この表面と反対側の面を裏面として説明する。
シリコン基板71は、センサ部50のセンシング部21と対向する位置に窪み部73が形成されている。この窪み部73は、キャップ部70がセンサ部50に貼り合わされることにより、センサ部50(センシング部21)との間に圧力基準室80を構成するものである。
絶縁膜72は、センサ部50とシリコン基板71とを絶縁するためのものでSiO2等の絶縁材料で構成されており、シリコン基板71のうちセンサ部50と対向する表面全面に形成されている。なお、絶縁膜72は、もちろん窪み部73の表面にも形成されている。
さらに、キャップ部70には、封止部材40に封止される領域に、キャップ部70をセンサ部50とキャップ部70との積層方向に貫通する複数の貫通電極部75が形成されている。
各貫通電極部75は、貫通電極穴75aと、絶縁膜75bと、貫通電極75cと、接続部75dとにより構成されている。
貫通電極穴75aは、シリコン基板71および絶縁膜72を貫通し、配線層58を露出させる。絶縁膜75bは、この貫通電極穴75aの壁面全域およびシリコン基板71の裏面全域に渡って形成されている。貫通電極75cは、貫通電極穴75aの壁面に形成された絶縁膜75b上に配置されて貫通電極穴75aに挿入され、一端部が配線層58に接続されている。接続部75dは、貫通電極75cの他端部に接続され、シリコン基板71の裏面側に形成された絶縁膜75b上に配置されている。
そして、接続部75dにワイヤ90が接続され、センサチップ20はワイヤ90等を介して外部回路と電気的に接続される。
なお、貫通電極穴75aは、シリコン基板71の裏面側から表面側に向かって細くなる円錐台形状である。また、絶縁膜75bとしては、例えば、TEOS(テトラエトキシシラン)等が用いられ、貫通電極75cおよび接続部75dとしては、例えば、Al等が用いられる。
シリコン基板71には、封止部材40に封止される領域で且つシリコン基板71の裏面側に、封止部材40が係合される係合穴76が1個形成されている。この係合穴76は、センシング部21と貫通電極穴75aとの間に位置している。また、係合穴76の断面形状は、シリコン基板71の裏面側から表面側に向かって細くなる台形形状である。
次に、上記物理量センサの製造方法について説明する。
まず、図2に示されるように、貫通電極穴75aおよび係合穴76をエッチングにより形成するために用いられるマスク60を施したセンサチップ20aを用意する。以下、マスク60を施した状態のセンサチップ20aを、エッチング前センサチップ20aという。
このエッチング前センサチップ20aは、次のようにして製造される。まず、支持基板51、埋込絶縁膜52、n型の半導体層53が積層されて構成され、複数のチップ形成領域を有するSOI基板54を用意する。そして、半導体層53にボロン等のp型不純物をイオン注入して熱拡散することにより、各チップ形成領域にそれぞれゲージ抵抗57や配線層58を形成する。
また、SOI基板54と同じサイズであり、キャップ部70を構成するシリコン基板71を用意する。次に、シリコン基板71のうちセンシング部21と対向する表面の一部をエッチングすることによって窪み部73を形成する。その後、シリコン基板71の表面に熱酸化法またはCVD法等によってSiO2等で構成される絶縁膜72を形成してキャップ部70を構成する。
そして、SOI基板54とキャップ部70とを貼り合わせた後に、シリコン基板71の裏面にマスク60を施してエッチング前センサチップ20aが完成する。
このマスク60は、貫通電極穴75aが形成される部位の電極穴開口部61、および係合穴76が形成される部位の係合穴開口部62を有する。係合穴開口部62は、センシング部21と2個の電極穴開口部61との間に位置している。電極穴開口部61は円形であり、係合穴開口部62は矩形である。
電極穴開口部61の径を電極穴開口部寸法Aとし、係合穴開口部62の短辺の寸法を係合穴開口部寸法Bとしたとき、A>Bとなっている。換言すると、係合穴開口部62の最も狭い部位の寸法は、電極穴開口部61の最も狭い部位の寸法よりも小さくなっている。
そして、マスク60を施したエッチング前センサチップ20aに対してドライエッチング等を行って、SOI基板54の配線層58に対応する場所のシリコン基板71を除去することにより、貫通電極穴75aおよび係合穴76を形成する。
この際、貫通電極穴75a側でエッチングの終点検出を行い、貫通電極穴75aが絶縁膜72に達した時点でエッチング工程を終了する。
ここで、図3に示されるように、A>Bであるため、マイクロローディング効果により、係合穴76の深さbが貫通電極穴75aの深さaよりも浅くなる。具体的には、エッチング後のセンサチップ20bにおいては、貫通電極穴75aは絶縁膜72に達する深さとなり、係合穴76はシリコン基板71の中間部までで絶縁膜72に達しない深さとなる。したがって、係合穴76と重なる部位の配線層58を傷つけることなく、貫通電極穴75aおよび係合穴76をエッチングによって同時に形成することができる。
貫通電極穴75aおよび係合穴76を形成後、図1に示されるように、キャップ部70の裏面からTEOS等の絶縁膜75bを成膜する。その後、キャップ部70の裏面に形成された絶縁膜75bを適宜パターニングすると共に、各貫通電極穴75aの底部に配置された絶縁膜75bおよび絶縁膜72を除去して配線層58を各貫通電極穴75aから露出させる。
続いて、キャップ部70の裏面からスパッタ法や蒸着法等によりAlやAl−Si等の金属を成膜して貫通電極穴75aに貫通電極75cを形成し、この貫通電極75cと配線層58とを電気的に接続する。そして、キャップ部70の裏面に形成された金属膜を適宜パターニングして貫通電極75cと電気的に接続される接続部75dを形成する。これにより、各チップ形成領域に貫通電極部75が形成される。
次に、支持基板51の各チップ形成領域に凹部55を形成する。これにより、各チップ形成領域にダイヤフラム56が形成され、ダイヤフラム56およびゲージ抵抗57からなるセンシング部21が形成される。
その後、センシング部21が基板10から突出するように、基板10にセンサチップ20をダイボンド材を介して搭載し、接続部75dと図示しない接続端子とをワイヤ90等を介して電気的に接続する。
続いて、センシング部21を露出させつつ、基板10、センサチップ20、ワイヤ90を封止部材40にて封止することによって、上記物理量センサが製造される。
以上説明したように、本実施形態では、貫通電極穴75aおよび係合穴76をエッチングによって形成する際のマスク60は、係合穴開口部62の最も狭い部位の寸法が電極穴開口部61の最も狭い部位の寸法よりも小さくなっている。このため、マイクロローディング効果により、係合穴76の深さbは貫通電極穴75aの深さaよりも浅くなる。したがって、係合穴76は絶縁膜72に達しない深さにすることにより、配線層58を傷つけることなく、貫通電極穴75aおよび係合穴76をエッチングによって同時に形成することができる。
また、シリコン基板71に設けた係合穴76に封止部材40を係合させているため、センサチップのシリコン基板71と封止部材40との界面の剥離を防止することができる。
なお、本実施形態では、係合穴76の断面形状を、シリコン基板71の裏面側から表面側に向かって細くなる台形形状にしたが、図4に示される変形例のように、係合穴76の断面形状を、シリコン基板71の裏面側から表面側に向かって拡がる台形形状にしてもよい。因みに、係合穴76の断面形状は、ドライエッチングの指向性等の条件により種々設定することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5に示されるように、エッチング前センサチップ20aのマスク60は、矩形の係合穴開口部62を複数個(本例では3個)有している。これらの係合穴開口部62は、センシング部21と2個の電極穴開口部61との間に位置し、且つセンシング部21と電極穴開口部61との並び方向に沿って配置されている。
各係合穴開口部62の係合穴開口部寸法Bは何れも等しくなっている。また、各係合穴開口部62の係合穴開口部寸法Bは、電極穴開口部61の電極穴開口部寸法Aよりも小さくなっている。
そして、このようなマスク60を施したエッチング前センサチップ20aに対してドライエッチング等を行うことにより、図6に示されるように、絶縁膜72に達しない深さの係合穴76が複数個形成される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、係合穴76が複数個形成されるため、シリコン基板71と封止部材40との界面の剥離をより確実に防止することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示されるように、エッチング前センサチップ20aのマスク60は、第1実施形態における1個の係合穴開口部62を2個に分割した構成になっている。これらの係合穴開口部62は、センシング部21と電極穴開口部61との並び方向に対して垂直方向に配置されている。また、一方の係合穴開口部62の係合穴開口部寸法B1と、他方の係合穴開口部62の係合穴開口部寸法B2は、異なっている。ただし、各係合穴開口部62の係合穴開口部寸法B1、B2は、何れも電極穴開口部61の電極穴開口部寸法Aよりも小さくなっている。
そして、このようなマスク60を施したエッチング前センサチップ20aに対してドライエッチング等を行うことにより、絶縁膜72に達しない深さで且つ深さの異なる2個の係合穴が形成される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、圧力を検出するセンシング部21が形成されたセンサチップ20を備える物理量センサについて説明したが、例えば、加速度や角速度を検出するセンシング部21が形成されたセンサチップ20を備える物理量センサに本発明を適用することも可能である。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
20 センサチップ
21 センシング部
40 封止部材
60 マスク
61 電極穴開口部
62 係合穴開口部
76 係合穴
75a 貫通電極穴
75c 貫通電極

Claims (4)

  1. 物理量に応じたセンサ信号を出力するセンシング部(21)が形成されたセンサチップ(20)と、
    前記センシング部を露出させつつ前記センサチップの一部を封止することによって前記センサチップを片持ち支持する封止部材(40)とを備え、
    前記センサチップは、貫通電極(75c)が挿入される貫通電極穴(75a)、および前記センシング部と前記貫通電極穴との間に位置して前記封止部材が係合される係合穴(76)を備え、
    前記貫通電極穴が形成される部位の電極穴開口部(61)および前記係合穴が形成される部位の係合穴開口部(62)を有するマスク(60)を前記センサチップに施して、前記貫通電極穴および前記係合穴をエッチングにより形成する物理量センサの製造方法であって、
    前記電極穴開口部および前記係合穴開口部は、円形もしくは矩形であって、前記係合穴開口部の最も狭い部位の寸法(B)を前記電極穴開口部の最も狭い部位の寸法(A)よりも小さくした前記マスクを前記センサチップに施した後に、前記貫通電極穴および前記係合穴をエッチングにより同時に形成することを特徴とする物理量センサの製造方法。
  2. 前記電極穴開口部は円形であり、前記係合穴開口部は矩形であることを特徴とする請求項に記載の物理量センサの製造方法。
  3. 前記マスクは、前記係合穴開口部を複数個有することを特徴とする請求項1または2に記載の物理量センサの製造方法。
  4. 前記エッチングはドライエッチングであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の物理量センサの製造方法。
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