JP6082680B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシホルダを備えた減速機構付のモータに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示される減速機構付のモータは、ヨークハウジングを備えたモータ本体と、ギヤハウジングを備えた減速部とからなり、ヨークハウジングのフランジ部とギヤハウジングとが樹脂製のブラシホルダを挟んだ状態でねじによって締結固定されている。ブラシホルダは、給電用ブラシを保持するホルダ本体部と、外部接続のためのコネクタ部と、ホルダ本体部とコネクタ部とを繋ぐ連結部とを備えている。
特開2012−244851号公報
ところで、上記のようなモータでは、軸直交方向への扁平化の要求から、ブラシホルダのコネクタ部がヨークハウジングのフランジ部とギヤハウジングとのねじ固定部側に延出されている。つまり、ホルダ本体部とコネクタ部とを繋ぐ連結部がねじ固定部を通るように構成されるため、連結部にはねじを避けるように切り欠きが形成され、その結果、連結部が幅狭となってブラシホルダの剛性の低下を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、軸直交方向への扁平化を図りつつもホルダ本体部とコネクタ部との連結部におけるブラシホルダの剛性を向上させることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、モータ本体のヨークハウジングのフランジ部と減速部のギヤハウジングとが、樹脂製のブラシホルダを挟む状態で固定用ねじによって固定されたモータであって、前記ブラシホルダは、給電用ブラシを保持するホルダ本体部と、前記フランジ部と前記ギヤハウジングとのねじ固定部を通るように前記ホルダ本体部から延出された連結部と、前記連結部を介して前記ホルダ本体部と連結された外部接続のためのコネクタ部とを備え、前記連結部は、前記固定用ねじが挿通されるねじ挿通孔と、該ねじ挿通孔の両側にそれぞれ形成され前記ホルダ本体部と前記コネクタ部とを繋ぐ第1及び第2架橋部とを有し、前記第1及び第2架橋部には、前記ホルダ本体部側と前記コネクタ部側とを電気的に繋ぐ金属端子がそれぞれ埋設されている。
この構成によれば、ブラシホルダのホルダ本体部とコネクタ部とが、ねじ挿通孔の両側に形成された一対の架橋部によって連結される。このため、コネクタ部がホルダ本体部からねじ固定部側に延出されることでモータの軸直交方向への扁平化を図りつつも、連結部にねじとの干渉を避けるための切り欠きを形成した構成(つまり、ホルダ本体部とコネクタ部とを繋ぐ部位が1カ所である構成)に比べて、連結部の剛性を向上させることができる。更に、第1及び第2架橋部には金属端子がそれぞれ埋設されるため、第1及び第2架橋部の剛性が向上され、その結果、連結部の剛性をより一層向上させることができる。
上記モータにおいて、前記ねじ挿通孔は、前記連結部の幅方向中央部に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2架橋部を互いに同じ幅で構成することができるため、連結部の剛性をバランス良く向上させることができる。また、ねじ挿通孔(固定用ねじ)が連結部の幅方向中央部に配置されることで、コネクタ部の接続方向が異なる様々なタイプのブラシホルダに対して、フランジ部に形成されるねじ挿通孔の位置が同じヨークハウジングを用いることができるため、ヨークハウジングの汎用性を向上させる点で有利となる。
上記モータにおいて、前記各金属端子は、前記給電用ブラシに電流を供給するためのパワー用端子であることが好ましい。
この構成によれば、断面積が比較的大きくなるパワー用端子が第1及び第2架橋部に埋設されるため、第1及び第2架橋部の剛性をより一層向上させることができる。
本発明のモータによれば、軸直交方向への扁平化を図りつつもホルダ本体部とコネクタ部との連結部におけるブラシホルダの剛性を向上させることができる。
実施形態のモータの正面図である。 (a)は、同形態のモータの平面図であり、(b)は、同形態におけるヨークハウジング及びブラシホルダをギヤハウジング側から見た平面図である。 別例のモータの正面図である。 (a)は、同別例のモータの平面図であり、(b)は、同別例におけるヨークハウジング及びブラシホルダをギヤハウジング側から見た平面図である。
以下、モータの一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、車両のパワーウインド装置の駆動源に用いられるものであり、モータ本体11と、モータ本体11の回転出力を減速する減速部12とを備えている。
モータ本体11のヨークハウジング13は有底筒状をなし、その開放端から径方向外側に延びるフランジ部14を有している。フランジ部14は、軸方向に対して垂直な平板状をなしている。ヨークハウジング13の内周面には、界磁磁石15が固着されるとともに、その界磁磁石15の内側にロータ16が配置されている。
ロータ16の回転軸17には、巻線18aが巻装されたロータコア18と、巻線18aの端部が接続された整流子19とが一体回転可能に固定されている。ロータコア18は、ヨークハウジング13内で界磁磁石15と径方向に対向している。また、回転軸17の先端部は、ヨークハウジング13の開放端(フランジ部14側の端部)からヨークハウジング13の外部に突出している。
減速部12のギヤハウジング21は、ヨークハウジング13のフランジ部14に対して、樹脂製のブラシホルダ22を挟持する態様で固定されている。ギヤハウジング21の内部には、回転軸17の回転を減速する減速機構(図示略)が内部に収容されている。また、ギヤハウジング21には、出力ギヤ23が回転可能に支持されており、回転軸17の回転が前記減速機構を介して出力ギヤ23に伝達されるように構成されている。そして、出力ギヤ23には、図示しないウインドレギュレータを介して車両のウインドガラスが連結される。
図2(a)に示すように、モータ10の筐体(ヨークハウジング13及びギヤハウジング21)は、回転軸17の軸線Lと直交する一方向(図2(a)中、上下方向)の厚さが薄い扁平形状をなしている。なお、モータ10の平面視における長手方向(図2(a)中、左右方向)をモータ扁平方向とし、短手方向(図2(a)中、上下方向)をモータ幅方向とする。また、モータ10の軸方向(軸線L方向)、扁平方向及び幅方向は、それぞれ互いに直交する方向である。
ヨークハウジング13のフランジ部14は、ヨークハウジング13の筒状本体部分からモータ扁平方向の両側にそれぞれ延出された第1延出部24及び第2延出部25からなる。第1延出部24のモータ幅方向中央部には1つの貫通孔24aが形成され、第2延出部25には2つの貫通孔25aが形成されている。なお、貫通孔25aは、第2延出部25のモータ幅方向両縁付近にそれぞれ形成されている。貫通孔24a,25aには固定用ねじ26がそれぞれ挿通され、それら固定用ねじ26はギヤハウジング21のヨーク組付部21aに螺着されるようになっている。
ブラシホルダ22は、ホルダ本体部31と、外部接続のためのコネクタ部32と、ホルダ本体部31とコネクタ部32との間の連結部33とを備えている。
図1に示すように、ホルダ本体部31は、ヨークハウジング13に一部が嵌め込まれるとともに、整流子19と接触する給電用ブラシ34を保持している。
また、図2(b)に示すように、ホルダ本体部31は、ヨークハウジング13の扁平形状に準じた形状をなしている。ホルダ本体部31の外周縁には、エラストマよりなるシール部材35が一体形成されている。シール部材35は、ヨークハウジング13のフランジ部14とギヤハウジング21のヨーク組付部21aとによって軸方向に挟持されるとともに、固定用ねじ26の締結力によって圧縮状態で組み付けられている。これにより、ヨークハウジング13の開口とヨーク組付部21aの開口が液密にシールされるようになっている。なお、ホルダ本体部31の中心部には、回転軸17を軸支する軸受(図示略)が設けられている。
ブラシホルダ22の連結部33は、第1延出部24とヨーク組付部21aとのねじ固定部を通るようにホルダ本体部31から延出形成されている。詳述すると、連結部33は、ホルダ本体部31とコネクタ部32とを繋ぐ第1架橋部36及び第2架橋部37を備えている。第1及び第2架橋部36,37は、ホルダ本体部31からモータ扁平方向に沿って第1延出部24側に延出されるとともに、モータ幅方向に互いに対向するように設けられている。なお、第1及び第2架橋部36,37はそれぞれ、ホルダ本体部31から延長されたシール部材35によって被覆されている。
第1及び第2架橋部36,37の間には、第1延出部24側の固定用ねじ26が挿通されるねじ挿通孔38が形成されている。このねじ挿通孔38は、連結部33の幅方向(モータ幅方向)の中央部に形成されている。つまり、モータ幅方向における第1及び第2架橋部36,37の長さは、互いに等しく形成されている。また、ねじ挿通孔38は、軸方向視で矩形状をなしている。
コネクタ部32は、第1及び第2架橋部36,37を介してホルダ本体部31と一体に繋がっており、ヨークハウジング13に対してモータ扁平方向の側方に位置している。
ブラシホルダ22の内部には、一対の給電用ターミナル39a,39b(パワー用端子)がインサート成形により埋設されている。各給電用ターミナル39a,39bは、ホルダ本体部31側で給電用ブラシ34と電気的に接続されている。そして、一方の給電用ターミナル39aはホルダ本体部31側から第1架橋部36内を通ってコネクタ部32側に配索され、他方の給電用ターミナル39bはホルダ本体部31側から第2架橋部37内を通ってコネクタ部32側に配索されている。
コネクタ部32は、軸方向上方に向かって開口する外部接続口32aを有している。各給電用ターミナル39a,39bのコネクタ部32側の端部は、外部接続口32a内の空間に露出されている。そして、各給電用ターミナル39a,39bは、外部接続口32aに対して軸方向から組み付けられる外部コネクタ(図示略)と電気的に接続されるようになっている。これにより、外部コネクタから各給電用ターミナル39a,39bを介して給電用ブラシ34に給電することが可能となっている。
ブラシホルダ22を成形する際には、まず、接続部(図示略)で互いに繋がった状態の各給電用ターミナル39a,39bをインサート品としてブラシホルダが射出成形される(インサート成形工程)。各給電用ターミナル39a,39bを繋ぐ前記接続部は、連結部33のねじ挿通孔38と対応する位置に設定される。
その後、連結部33のねじ挿通孔38内で露出する前記接続部が切断され、それにより、各給電用ターミナル39a,39bが互いに電気的に絶縁される(接続部切断工程)。
次に、ホルダ本体部31の外周縁から第1及び第2架橋部36,37にかけてシール部材35が成形される。前記接続部の切断跡は、第1及び第2架橋部36,37を被覆するシール部材35によって覆われるため、ねじ挿通孔38内に露出されないようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ヨークハウジング13において、ギヤハウジング21に対し固定用ねじ26で固定される第1及び第2延出部24,25(フランジ部14)は、モータ扁平方向に延出されており、ブラシホルダ22のコネクタ部32はヨークハウジング13に対し第1延出部24側(ねじ固定部側)に延出されている。これにより、モータ10の軸直交方向への扁平化が図られている。
そして、ブラシホルダ22のホルダ本体部31とコネクタ部32とは、固定用ねじ26が挿通されるねじ挿通孔38のモータ幅方向両側に形成された第1及び第2架橋部36,37によって連結されている。これにより、ホルダ本体部31とコネクタ部32との間の連結部33にねじとの干渉を避けるための切り欠きを形成した構成(つまり、ホルダ本体部31とコネクタ部32とを繋ぐ部位が1カ所である構成)に比べて、連結部33の剛性が向上されている。更に、第1及び第2架橋部36,37には、金属製の給電用ターミナル39a,39bがそれぞれ埋設されているため、第1及び第2架橋部36,37の剛性がより一層向上されているようになっている。
また、本実施形態では、第1延出部24(フランジ部14)のモータ幅方向の中央部に固定用ねじ26が挿通される貫通孔24aが形成されており、ヨークハウジング13がモータ幅方向において対称形状をなしている。このため、構成が異なるブラシホルダ(例えば、車両用パワーウインド装置の場合、運転席側及び助手席側(右側・左側)に対応させてコネクタ部の接続方向がモータ幅方向の一方又は他方を向くタイプのもの)に対しても、ヨークハウジング13の形状変更なしで対応可能となり、その結果、ヨークハウジング13の汎用性が向上されている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)ブラシホルダ22の連結部33は、固定用ねじ26が挿通されるねじ挿通孔38と、ねじ挿通孔38の両側にそれぞれ形成されホルダ本体部31とコネクタ部32とを繋ぐ第1及び第2架橋部36,37とを有する。これにより、コネクタ部32をホルダ本体部31からねじ固定部側(第1延出部24側)に延出させることでモータ10の軸直交方向への扁平化を図りつつも、連結部33の剛性を向上させることができる。更に、本実施形態では、第1及び第2架橋部36,37には、ホルダ本体部31側とコネクタ部32側とを電気的に繋ぐ給電用ターミナル39a,39b(金属端子)がそれぞれ埋設されるため、第1及び第2架橋部36,37の剛性が向上され、その結果、連結部33の剛性をより一層向上させることができる。
(2)ブラシホルダ22のねじ挿通孔38は、連結部33の幅方向(モータ幅方向)の中央部に形成される。この構成によれば、第1及び第2架橋部36,37を互いに同じ幅で構成することができるため、連結部33の剛性をバランス良く向上させることができる。また、ねじ挿通孔38及び貫通孔24aが第1延出部24(フランジ部14)の幅方向中央部に対応する位置に配置されることで、コネクタ部32の接続方向が異なる様々なタイプのブラシホルダ22に対して、貫通孔24aの位置が同じヨークハウジング13を用いることができるため、ヨークハウジング13の汎用性を向上させる点で有利となる。
(3)第1及び第2架橋部36,37に埋設される金属端子は、給電用ブラシ34に電流を供給するための給電用ターミナル39a,39b(パワー用端子)である。つまり、断面積が比較的大きくなる給電用ターミナル39a,39bが第1及び第2架橋部36,37に埋設される構成となるため、第1及び第2架橋部36,37の剛性をより一層向上させることができる。
(4)ブラシホルダ22のインサート成形後に、各給電用ターミナル39a,39b同士を連結する接続部がねじ挿通孔38を介して切断される。このため、ブラシホルダ22内に埋設される各給電用ターミナル39a,39b同士の位置ずれを防止することができる。また、ブラシホルダ22のねじ挿通孔38が接続部切断用の孔を兼ねるため、ブラシホルダ22の構成を簡素化することができる。また、接続部の切断跡が第1及び第2架橋部36,37を被覆するシール部材35によって覆われるため、切断跡がねじ挿通孔38内に露出しないように構成できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態のブラシホルダ22を例えば図3及び図4(a)(b)に示すようなブラシホルダ41に変更してもよい。
ブラシホルダ41のコネクタ部42は、ホルダ本体部31からモータ扁平方向の第1延出部24側に延出された基板収容ハウジング43を一体に備え、その基板収容ハウジング43内には、モータ10の駆動制御のための制御回路基板(図示略)が収容されている。なお、制御回路基板は、その板面がモータ幅方向と略直交するように配置されている。また、コネクタ部42のモータ扁平方向の端部は、ギヤハウジング21に対してねじ44にて固定されている。
図3及び図4(a)に示すように、基板収容ハウジング43の軸方向上端面(反ギヤハウジング側端面)には、軸方向上方に向かって開口する外部接続部42aが形成されている。外部接続部42aに設けられた複数の接続端子42bは、それらの一端部が前記制御回路基板に接続されるとともに、他端部が外部接続部42a内に露出されている。そして、各接続端子42bは、外部接続部42aに接続される外部コネクタ(図示略)と電気的に接続されるようになっている。なお、図4(a)に示すように、基板収容ハウジング43は、モータ配置スペースの制約から、モータ幅方向の一端面(図4(a)において上側端面)がモータ扁平方向に対して傾斜している。
図4(b)に示すように、ブラシホルダ41において、ホルダ本体部31とコネクタ部42との間の連結部45は、第1延出部24(フランジ部14)とヨーク組付部21aとのねじ固定部を通るようにホルダ本体部31から延出形成されている。詳述すると、連結部45は、ホルダ本体部31とコネクタ部42とを繋ぐ第1架橋部46及び第2架橋部47を備えている。第1及び第2架橋部46,47は、ホルダ本体部31からモータ扁平方向に沿って第1延出部24側に延出されるとともに、モータ幅方向に互いに対向するように設けられている。
第1及び第2架橋部46,47の間には、第1延出部24側の固定用ねじ26が挿通されるねじ挿通孔48が形成されている。このねじ挿通孔48は、連結部45の幅方向(モータ幅方向)の中央部に形成されている。つまり、モータ幅方向における第1及び第2架橋部46,47の長さは、互いに等しく形成されている。また、ねじ挿通孔48は、軸方向視で略矩形状をなしている。
また、ブラシホルダ41には、ヨークハウジング13の開口とヨーク組付部21aの開口をシールするためのエラストマよりなるシール部材49が一体形成されている。シール部材49は、ホルダ本体部31の外周縁、ねじ挿通孔38の内周縁及び基板収容ハウジング43の軸方向下端部(ギヤハウジング21側端部)の周縁部に形成されている。
ブラシホルダ41の内部には、一対の給電用ターミナル50a,50b(パワー用端子)がインサート成形により埋設されている。各給電用ターミナル50a,50bは、ホルダ本体部31側で給電用ブラシ34(図3参照)と電気的に接続されている。そして、一方の給電用ターミナル50aはホルダ本体部31側から第1架橋部46内を通ってコネクタ部42側に配索され、他方の給電用ターミナル50bはホルダ本体部31側から第2架橋部47内を通ってコネクタ部42側に配索されている。
なお、上記実施形態と同様に、各給電用ターミナル50a,50bは、ブラシホルダ41のインサート成形時においては接続部で互いに繋がっており、その接続部はインサート成形後にねじ挿通孔38を介して切断される。また、その接続部の切断跡は、ねじ挿通孔38の内周縁に形成されたシール部材49によって覆われている。
このような図3及び図4に示すような構成においても、上記実施形態と略同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態及び図3及び図4に示す例では、第1及び第2架橋部36,37(第1及び第2架橋部46,47)に埋設される金属端子を、給電用ブラシ34への給電用ターミナル39a,39b(給電用ターミナル50a,50b)としたが、これ以外の端子を埋設するように構成してもよい。
・上記実施形態及び図3及び図4に示す例では、連結部33(連結部45)のモータ幅方向中央にねじ挿通孔38(ねじ挿通孔48)が形成されたが、第1架橋部36,46及び第2架橋部37,47を備えていれば、ねじ挿通孔38,48が連結部33,45の幅方向中央に形成されていなくてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータを製造する製造方法であって、
接続部で互いに繋がった状態の前記各金属端子をインサート品として前記ブラシホルダを射出成形するインサート成形工程と、
前記インサート成形工程の後、前記ねじ挿通孔内で露出する前記接続部を切断する接続部切断工程と
を備えることを特徴とするモータの製造方法。
この製造方法によれば、ブラシホルダのインサート成形後に各金属端子同士を連結する接続部が切断されるため、ブラシホルダ内に埋設される各金属端子同士の位置ずれを防止することができる。また、ブラシホルダに形成されるねじ挿通孔が接続部の切断用の孔を兼ねるため、ブラシホルダの構成を簡素化することができる。
(ロ) 上記(イ)に記載のモータの製造方法において、
前記接続部の切断跡がシール部材によって覆われることを特徴とするモータの製造方法。
この製造方法によれば、接続部の切断跡がねじ挿通孔内に露出しないように構成できる。
10…モータ、11…モータ本体、12…減速部、13…ヨークハウジング、14…フランジ部、21…ギヤハウジング、22,41…ブラシホルダ、26…固定用ねじ、31…ホルダ本体部、32,42…コネクタ部、33,45…連結部、34…給電用ブラシ、36,46…第1架橋部、37,47…第2架橋部、38,48…ねじ挿通孔、39a,39b,50a,50b…給電用ターミナル(金属端子、パワー用端子)。

Claims (3)

  1. モータ本体のヨークハウジングのフランジ部と減速部のギヤハウジングとが、樹脂製のブラシホルダを挟む状態で固定用ねじによって固定されたモータであって、
    前記ブラシホルダは、
    給電用ブラシを保持するホルダ本体部と、
    前記フランジ部と前記ギヤハウジングとのねじ固定部を通るように前記ホルダ本体部から延出された連結部と、
    前記連結部を介して前記ホルダ本体部と連結された外部接続のためのコネクタ部と
    を備え、
    前記連結部は、前記固定用ねじが挿通されるねじ挿通孔と、該ねじ挿通孔の両側にそれぞれ形成され前記ホルダ本体部と前記コネクタ部とを繋ぐ第1及び第2架橋部とを有し、
    前記第1及び第2架橋部には、前記ホルダ本体部側と前記コネクタ部側とを電気的に繋ぐ金属端子がそれぞれ埋設されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ねじ挿通孔は、前記連結部の幅方向中央部に形成されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記各金属端子は、前記給電用ブラシに電流を供給するためのパワー用端子であることを特徴とするモータ。
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