JP3930357B2 - ヨークハウジング及びモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リサイクルに好適なヨークハウジング及びそのヨークハウジングを用いたモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車部品のリサイクル化が盛んになりつつある。そのため、廃棄する自動車は、大きなシュレッダにて裁断され、所定の大きさ(例えば、10[cm]四方)のシュレッダダストとされ、そのシュレッダダストから主として鉄が再利用される。
【0003】
一方、自動車には多数のモータが搭載されており、モータには銅線(巻線)を有する電機子が備えられている。そのため、シュレッダダストにその銅成分が混ざってしまう。その結果、鉄の純度が低くなり、その鉄を再利用できないという問題があった。
【0004】
そこで、実際には、多くのシュレッダダストを人間の目で確認し、銅線を有する電機子を含んだシュレッダダストを発見した場合には、そのシュレッダダストを分別し、別工程で電機子を取り除いて、鉄系リサイクル工程に戻すということが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リサイクル時に外部から圧縮力が作用すると、モータのヨークハウジングが破壊されて内部の電機子が見える状況であれば、その電機子の除去作業は容易であるが、いくつかのヨークハウジングはシュレッダで破壊されず、該ハウジングの開口を塞ぐように単に潰れるものもあった。このような場合、ヨークハウジング内に電機子が収容されているかが外観から判断できないので、電機子の除去作業が困難となり、銅成分を含んだシュレッダダストがそのまま鉄系リサイクル工程に沿って流れてしまい、鉄純度を下げてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、リサイクル時に外部から圧縮力が作用すると、複数の部位に分解し、内装された電機子を露出し易くすることができるヨークハウジング及びそのヨークハウジングを用いたモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ、前記底部には、軸受を保持するための軸受保持部が設けられており、前記破断部は、前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位において前記軸受保持部を囲むように環状に設けられている。
【0011】
請求項に記載の発明は、側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ、前記側壁部の内周面には、マグネットが固着されるものであり、前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記側壁部において前記開口部と前記底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは前記側壁部において前記開口部と前記底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、前記マグネットの周方向中央に沿って設けられている。
【0012】
請求項に記載の発明は、側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ、前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記側壁部において前記開口部と前記底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは前記側壁部において前記開口部と前記底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、前記電機子の中心軸線を含む一平面上に沿って延びている。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記側壁部は、互いに平行な一対の平面部及び該平面部の端部をそれぞれ繋ぐ一対の円弧部からなり、前記有底筒状は、有底扁平円筒状に形成される。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位における前記破断部は、前記電機子の中心軸線と直交する一平面上に沿って環状に延びている。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記破断部は、薄肉に形成されている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記破断部には、硬化する処理が施されている。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記破断部は、表裏を貫通する貫通部と、非貫通部とが交互に配置される破線状をなしている。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のヨークハウジングにおいて、前記破断部は、途中で複数に分岐するものであって、その分岐点では、全ての方向に貫通する貫通部を有している。
【0017】
請求項1に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、前記破断部の端部には、切欠きが連続して形成されている。
請求項1に記載の発明は、請求項1〜1のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容して構成されているモータである。
【0018】
請求項1に記載の発明は、請求項1〜1のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容してなるモータ本体と、該モータ本体の回転を減速する減速部とが一体に組み付けられて構成されているモータである。
【0019】
(作用)
請求項に記載の発明によれば、ヨークハウジングには、複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部が設けられている。これにより、リサイクル時において、ヨークハウジングに外部から圧縮力が作用すると、その圧縮力により破断部が破断され、該ハウジングは複数の部位に分解される。従って、ヨークハウジング内に収容された電機子が露出し易くなるので、該電機子を容易に発見でき、該電機子を容易に除去できる。
【0020】
また、ヨークハウジングは、側壁部と側壁部の一端を閉鎖する底部と他端に開口部とを有する有底筒状に形成され、破断部は、開口部から底部若しくは側壁部の底部寄りの部位を経由して再び開口部に戻るように延び、電機子を略囲むように設けられる。これにより、ヨークハウジングは、電機子を略囲むように設けた破断部によって比較的大きな部位毎に分解されるので、電機子がより露出し易い。
【0022】
請求項に記載の発明によれば、底部には軸受を保持するための軸受保持部が設けられ、破断部は、底部若しくは側壁部の底部寄りの部位において軸受保持部を囲むように環状に設けられる。これにより、軸受保持部を含む部位も他の部位から分解できる。そのため、軸受保持部に銅成分を含んだ軸受を用いても、リサイクル時にその軸受部分を容易に除去できる。
【0023】
請求項に記載の発明によれば、各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、側壁部において開口部と底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは側壁部において開口部と底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、その内周面に固着されるマグネットの周方向中央に沿って設けられる。ここで、マグネットの周方向中央は、該マグネットが発する磁力線が殆ど通過しない部分である。従って、破断部を設けることにより磁気抵抗が増加しても、マグネットの磁界に与える影響は極めて少ない。その結果、モータの出力に与える影響を極めて少なくできる。
【0024】
請求項に記載の発明によれば、各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、側壁部において前記開口部と前記底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは側壁部において前記開口部と前記底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、電機子の中心軸線を含む一平面上に沿って延びている。これにより、ヨークハウジングは、電機子の中心軸線を含む一平面に沿って比較的大きな部位毎に分解されるので、電機子がより露出し易い。しかも、破断部を中心軸線を含む一平面上に沿って形成すれば、容易に形成できる。
【0025】
請求項4に記載の発明によれば、ヨークハウジングは、一対の平面部及び一対の円弧部を有する側壁部と側壁部の一端を閉鎖する底部と他端に開口部とを有する有底扁平円筒状に形成されている。
請求項に記載の発明によれば、各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、底部若しくは側壁部の底部寄りの部位における破断部は、電機子の中心軸線と直交する一平面上に沿って環状に延びている。これにより、ヨークハウジングは、電機子の中心軸線と直交する一平面上に沿って比較的大きな部位毎に分解されるので、電機子がより露出し易い。しかも、破断部を中心軸線と直交する一平面上に沿って形成すれば、容易に形成できる。
【0026】
請求項に記載の発明によれば、破断部を薄肉としたので、容易に形成でき、しかも破断も容易である。又、ヨークハウジングに孔が生じないので、該ハウジング内に水や塵埃といった異物の浸入を心配する必要がない。
【0027】
請求項に記載の発明によれば、破断部には硬化する処理が施されているので、破断部の脆性が増加し、破断が容易である。又、ヨークハウジングに孔が生じないので、該ハウジング内に水や塵埃といった異物の浸入を心配する必要がない。
【0028】
請求項に記載の発明によれば、破断部を貫通部と非貫通部とが交互に配置される破線状としたので、容易に形成でき、しかも破断も容易である。
請求項に記載の発明によれば、破断部は、途中で複数に分岐するものであって、その分岐点では、全ての方向に貫通する貫通部を有している。これにより、分岐点において、各方向に容易に破断できる。
【0029】
請求項1に記載の発明によれば、破断部の端部には切欠きが連続して形成されるので、破断部を容易に破断できる。
請求項1に記載の発明によれば、モータは、請求項1〜1のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容して構成されている。これにより、リサイクル時において、モータ(ヨークハウジング)に外部から圧縮力が作用すると、その圧縮力により破断部が破断され、ヨークハウジングは複数の部位に分解される。従って、ヨークハウジング内に収容された電機子が露出し易くなるので、該電機子を容易に発見でき、該電機子を容易に除去できる。つまり、このようなヨークハウジングを備えることにより、リサイクル性に優れたモータを構成できる。
【0030】
請求項1に記載の発明は、モータ本体と減速部とが一体に組み付けられたモータは、そのモータ本体が請求項1〜1のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容してなる。これにより、リサイクル時において、モータ本体(ヨークハウジング)に外部から圧縮力が作用すると、その圧縮力により破断部が破断され、ヨークハウジングは複数の部位に分解される。従って、ヨークハウジング内に収容された電機子が露出し易くなるので、該電機子を容易に発見でき、該電機子を容易に除去できる。つまり、このようなヨークハウジングを備えることにより、リサイクル性に優れたモータを構成できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
【0032】
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、モータ本体2と減速部3とが一体に組み付けられて構成されている。
モータ本体2は、図2(a)(b)に示すように、磁性金属板材をプレス加工してなる有底扁平円筒状のヨークハウジング4を有している。ヨークハウジング4は、互いに平行な一対の平面部4a及び該平面部4aの端部をそれぞれ繋ぐ一対の円弧部4bを有する側壁部4cと、側壁部4cの一端を閉鎖する底部4dと、該底部4dの反対側、即ち開口部4e(図1参照)における円弧部4bの外側面から径方向外側に延びるフランジ部4fとを有している。円弧部4bの内周面には、それぞれマグネット5が固着されている。これらマグネット5の内側には、電機子6が回転可能に収容されている。底部4dの中心部には、有底円筒状の軸受保持部4gが形成されている。軸受保持部4gには、電機子6の回転軸7を回転可能に支持する軸受8が固定されている。又、フランジ部4fには、径方向外側に開口を有するネジ挿通用の切欠き4hが所定位置に複数設けられている。
【0033】
前記電機子6は、回転軸7、連結部材9、コア10及び巻線11を備えている。コア10は、軸方向に等分された第1,第2コア部10a,10bから構成され、ともに軟磁性金属紛体(SMC)を焼結(成形)して形成されている。コア10(各コア部10a,10b)は、回転軸7に固定されている。又、コア10の中心部には、両コア部10a,10bに跨るように設けられる連結部材9が回転軸7との間に介在されている。この連結部材9は、コア10の固定力を向上させるために設けられている。そして、このようなコア10には、銅線よりなる巻線11が巻回されている。
【0034】
ヨークハウジング4は、図3(a)(b)に示すように、リサイクル時において外部から圧縮力が作用した際に、第1〜第3の部位A1〜A3に分解され易く構成されている。即ち、第1〜第3の部位A1〜A3に分解され易いように、各部位A1〜A3の境界には、図3(c)に示すようなヨークハウジング4の外側面から略U字状に凹設することより形成される薄肉部12(破断部)が設けられている。又、本実施形態では、この薄肉部12に対して焼き入れ等の熱処理が施されて硬化され、該薄肉部12の脆性を増加させている。
【0035】
前記薄肉部12は、ヨークハウジング4の開口部4e側から各円弧部4bの周方向中央を軸方向に沿ってそれぞれ底部4dまで直線状に延び、該底部4dにおいて中心部に向かって直線状に延び、更に軸受保持部4g近傍において分岐して該保持部4gを囲むように円環状に設けられている。このように薄肉部12は、前記電機子6を略囲むように設けられている。尚、各フランジ部4fには、径方向外側の先端から各円弧部4bの薄肉部12と連続するように直線状に切り欠かれた切欠き13が形成されている。又、直線状(円環状以外の部分)の薄肉部12及び切欠き13は、モータ本体2(電機子4)の中心軸線L1を含んだ平面Z1上に配置されている。因みに、図2(b)は、この平面Z1におけるモータ本体2の断面図である。
【0036】
これにより、薄肉部12により仕切られたヨークハウジング4の各部位A1〜A3は、その第1の部位A1が側壁部4c及び軸受保持部4g以外の底部4dにおける前記平面Z1の一方側で、第2の部位A2が第1の部位A1の反対側となっている。又、第3の部位A3は、軸受保持部4gとなっている。このように本実施形態のヨークハウジング4は、リサイクル時において外部から圧縮力が作用した際に、該ハウジング4に形成した薄肉部12から破断して、比較的大きな部位A1〜A3毎に分解するように構成されている。
【0037】
又、円弧部4bの内周面にはマグネット5が固着されているので、該円弧部4bに形成された薄肉部12の磁気抵抗の増加が懸念されるが、該薄肉部12は円弧部4bの周方向中央(マグネット5背面の周方向中央)に位置しているので(図2(a)参照)、該マグネット5の磁気回路中の磁気抵抗は増加しない。即ち、マグネット5の磁力線は、一方のマグネット5の背面において周方向中央で2方に分岐し、その分岐した磁力線は、他方のマグネット5の背面における周方向中央までで該マグネット5内に戻るため、該マグネット5の磁力線は薄肉部12を通過しない。そのため、円弧部4bに薄肉部12を設けても、マグネット5の磁界に与える影響は極めて少ない。このようにヨークハウジング4は、モータ本体2の出力に与える影響が極力少なくなるように構成されている。
【0038】
このように構成されたヨークハウジング4は、前記電機子6を収容した状態で、フランジ部4fのネジ挿通用の切欠き4hにネジ14を挿通させ、減速部3のギヤハウジング15に対して締め付けることにより固定される。
【0039】
ギヤハウジング15は、図1に示すように、樹脂材料を所定形状に成形してなる。ギヤハウジング15内には、前記回転軸7が突出しており、該回転軸7の所定部位には、ウォーム7aが形成されている。尚、この場合、ウォームが形成されたウォーム軸と回転軸とが一体回転するように連結する構成であってもよい。ウォーム7aは、ギヤハウジング15内に回転可能に収容されるウォームホイール16と噛合されている。ウォームホイール16は、出力軸17と一体回転するように連結されている。従って、回転軸7が回転すると、その回転がウォーム7a及びウォームホイール16によって減速されて出力軸17に伝達されるようになっている。
【0040】
そして、このような構成のモータ1は、リサイクル時において、シュレッダによる圧縮力が作用すると、先ず、樹脂材料よりなるギヤハウジング15が破壊される。又、この場合、ネジ14を挿通するヨークハウジング4の切欠き4hが径方向外側に開口しているので、該ハウジング4に圧縮力が作用して該ハウジング4が変形する際に、フランジ部4fがネジ14から外れ易い。そのため、減速部3とモータ本体2とに分解され易い。
【0041】
又、モータ本体2(ヨークハウジング4)に更なる圧縮力が作用すると、剛性の低い薄肉部12が破断する。しかも、薄肉部12には硬化する処理が施されているので、薄肉部12の脆性が増加し、より破断が容易となっている。そして、薄肉部12が破断することにより、ヨークハウジング4が第1〜第3の部位A1〜A3に分解される。従って、ヨークハウジング4内に収容された電機子6が露出し易く、外観から確認し易くなる。その結果、巻線11を有する電機子6を、ヨークハウジング4等の金属材料から容易に分離することが可能となる。
【0042】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)ヨークハウジング4には、複数の所望の部位A1〜A3に分解するように各部位A1〜A3間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する薄肉部12が設けられている。これにより、リサイクル時において、ヨークハウジング4に外部から圧縮力が作用すると、その圧縮力により薄肉部12が破断され、該ハウジング4は複数の部位A1〜A3に分解される。従って、ヨークハウジング4内に収容された電機子6が露出し易くなるので、該電機子6を容易に発見でき、該電機子6を容易に除去することができる。つまり、このようなヨークハウジング4を備えることにより、リサイクル性に優れたモータ1を構成することができる。
【0043】
(2)薄肉部12は、開口部4eから底部4dを経由して再び開口部4eに戻るように延び、電機子6を略囲むように設けられる。これにより、ヨークハウジング4は、電機子6を略囲むように設けた薄肉部12によって比較的大きな部位A1〜A3毎に分解されるので、電機子6がより露出し易い。
【0044】
(3)薄肉部12は、底部4dにおいて軸受保持部4gを囲むように環状に設けられる。これにより、軸受保持部4gを含む部位A3も他の部位A1,A2から分解できる。そのため、軸受保持部4gに銅成分を含んだ軸受8を用いても、リサイクル時にその軸受8部分を容易に除去することができる。
【0045】
(4)側壁部4cにおける薄肉部12は、その内周面に固着されるマグネット5の周方向中央に沿って設けられる。ここで、マグネット5の周方向中央は、該マグネット5が発する磁力線が殆ど通過しない部分である。従って、薄肉部12の磁気抵抗は増加するが、マグネット5の磁界に与える影響は極めて少ない。その結果、モータ本体2の出力に与える影響を極めて少なくすることができる。
【0046】
(5)薄肉部12は、側壁部4c(円弧部4b)及び底部4dの一部において平面Z1に沿って形成されるので、容易に形成することができる。又、ヨークハウジング4は、平面Z1に沿って形成した薄肉部12によって比較的大きな部位A1〜A3毎に分解されるので、電機子6がより露出し易い。
【0047】
(6)ヨークハウジング4を破断し易くする薄肉部12は、容易に形成することができ、しかも破断も容易である。又、ヨークハウジング4に孔が生じないので、該ハウジング4内に水や塵埃といった異物の浸入を心配する必要がない。更に、この薄肉部12を硬化させたので、該薄肉部12が脆くなり、破断もより容易である。
【0048】
(7)薄肉部12の端部には切欠き13が連続して形成されるので、該薄肉部12を容易に破断することができる。
(8)ネジ14を挿通するヨークハウジング4のフランジ部4fの切欠き4hが径方向外側に開口しているので、該ハウジング4が変形する際にネジ14が切欠き4hの開口から抜け、フランジ部4fがネジ14から外れ易い。そのため、モータ本体2と減速部3とを容易に分離することができる。
【0049】
(9)コア10は、磁性金属紛体を成形してなるので、外力により破壊され易い。そのため、電機子6においても、コア10と巻線11とを容易に分離することができる。
【0050】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態では、前記第1実施形態と同様な構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0051】
図4(a)(b)に示すように、本実施形態のヨークハウジング20には、前記第1実施形態のヨークハウジング4の薄肉部12に代えて、破線部21(破断部)が設けられている。この破線部21は、図4(c)に示すように、ヨークハウジング4の表裏を貫通する貫通部21aと、非貫通部21bとが交互に配置されている。又、破線部21は、軸受保持部4g近傍の分岐点において、全ての方向において貫通する貫通部21cを有している。つまり、分岐点の貫通部21cは、略T字状に貫通形成されている。このように本実施形態のヨークハウジング20においても、リサイクル時において外部から圧縮力が作用した際に、該ハウジング20に形成した破線部21から破断して、比較的大きな部位A1〜A3毎に分解するように構成されている。
【0052】
そのため、ヨークハウジング20は、前記第1実施形態と同様、リサイクル時において比較的大きな部位A1〜A3毎に分解されるので、内装された電機子6が露出し易く、外観から確認し易くなる。その結果、巻線11を有する電機子6を容易に除去できる。
【0053】
このように構成されたヨークハウジング20は、前記第1実施形態と同様の構成については同様の効果を得ることができる。
又、ヨークハウジング20を破断し易くする破線部21は、容易に形成することができ、しかも破断も容易である。
【0054】
又、破線部21は、その分岐点において、全ての方向に貫通する貫通部21cを有している。これにより、分岐点において、各方向に容易に破断することができる。
【0055】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態では、前記各実施形態と同様な構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0056】
図5(a)(b)に示すように、本実施形態のヨークハウジング22には、前記第2実施形態で用いた破線部21(破断部)が設けられている。本実施形態の破線部21は、ヨークハウジング22の開口部4e側から各円弧部4bの周方向中央を軸方向に沿って底部4d近傍まで、前記各実施形態と同様、前記モータ本体2(電機子4)の中心軸線L1を含んだ平面Z1に沿って直線状に延びている。又、破線部21は、円弧部4bの底部4d寄りの部位において分岐して、前記中心軸線L1と直交する平面上に沿って環状に設けられている。この場合、破線部21は、前記中心軸線L1を含んだ平面Z1及び該軸線L1と直交する平面上に沿って形成されるので、該破線部21を容易に形成できる。このように破線部21は、前記電機子6を略囲むように設けられている。
【0057】
これにより、破線部21により仕切られたヨークハウジング22の各部位B1〜B3は、その第1の部位B1が側壁部4cにおける前記中心軸線L1を含んだ平面Z1の一方側で、第2の部位B2が第1の部位B1の反対側となっている。又、第3の部位B3は、軸受保持部4gを有する底部4dと側壁部4cにおける底部4d寄りの一部となっている。このように本実施形態のヨークハウジング22は、リサイクル時において外部から圧縮力が作用した際に、該ハウジング22に形成した破線部21から破断して、比較的大きな部位B1〜B3毎に分解するように構成されている。
【0058】
そのため、ヨークハウジング22は、前記各実施形態と同様、リサイクル時において比較的大きな部位B1〜B3毎に分解されるので、内装された電機子6が露出し易く、外観から確認し易くなる。その結果、巻線11を有する電機子6を容易に除去できる。
【0059】
このように構成されたヨークハウジング22は、前記各実施形態と同様の構成については同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態では、前記各実施形態と同様な構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0060】
図6(a)(b)に示すように、本実施形態のヨークハウジング23には、前記第1実施形態で用いた薄肉部12(破断部)が設けられている。本実施形態の薄肉部12は、ヨークハウジング23の軸方向の略中央位置に、前記モータ本体2(電機子4)の中心軸線L1と直交する平面上に沿って環状に設けられている。この場合、薄肉部12は、前記中心軸線L1と直交する平面上に沿って形成されるので、該薄肉部12を容易に形成できる。このように薄肉部12は、前記電機子6を略囲むように設けられている。
【0061】
これにより、薄肉部12により仕切られたヨークハウジング23の各部位C1,C2は、その第1の部位C1が側壁部4cにおける前記中心軸線L1と直交する平面の一方側(開口部4e側)で、第2の部位C2が第1の部位C1の反対側(底部4d側)となっている。このように本実施形態のヨークハウジング23は、リサイクル時において外部から圧縮力が作用した際に、該ハウジング23に形成した薄肉部12から破断して、比較的大きな部位C1,C2毎に分解するように構成されている。
【0062】
そのため、ヨークハウジング23は、前記各実施形態と同様、リサイクル時において比較的大きな部位C1,C2に分解されるので、内装された電機子6を露出し易く、外観から確認し易くなる。その結果、巻線11を有する電機子6を容易に除去できる。
【0063】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態の薄肉部12は、更に脆性が増加するように硬化させたが、硬化させずに単に薄肉部としたり、薄肉とせずに単に硬化させてもよい。又、破線部21と組み合わせてもよい。又、薄肉部12及び破線部21を設ける位置を適宜変更してもよい。
【0064】
○上記実施形態では、ヨークハウジング4,20,22,23を有底扁平円筒状としたが、この形状に限定されるものではなく、例えば有底円筒状であってもよい。又、ヨークハウジング4,20,22,23を単に筒状とし、底部4dを他の部材を組み付ける構成としてもよい。
【0065】
○上記実施形態のヨークハウジング4,20,22,23の構成を、上記以外で適宜変更してもよい。
○上記実施形態では、磁性金属紛体を焼結(成形)したコア10を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、磁性金属の板材よりなるコアシートを軸方向に複数積層して構成した積層型のコアを用いてもよい。
【0066】
○上記実施形態のモータ1の構成を、上記以外で適宜変更してもよい。例えば、ウォームホイール16を用いた減速部3であったが、これ以外の減速機構を備えた減速部であってもよい。又、減速部を一体に備えていないモータに実施してもよい。
【0067】
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ) 前記モータにおいて、
前記ヨークハウジングは、前記減速部に対して締付部材により固定するためのフランジ部を有するものであって、
前記フランジ部には、締付部材を挿通するための切欠きが外側に開口するように形成されている。
【0068】
このようにすれば、締付部材を挿通するヨークハウジングのフランジ部の切欠きが外側に開口しているので、該ハウジングが変形する際にネジが切欠きの開口から抜け、フランジ部が締付部材から外れ易くなる。そのため、モータ本体と減速部とを容易に分離できる。
【0069】
(ロ) 前記モータにおいて、
前記巻線が巻回される電機子のコアは、磁性金属紛体を成形してなる。
【0070】
このようにすれば、電機子のコアは、磁性金属紛体を成形してなるので、外力により破壊され易い。そのため、電機子においても、コアと巻線とを容易に分離できる。
【0071】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、リサイクル時に外部から圧縮力が作用すると、複数の部位に分解し、内装された電機子を露出し易くすることができるヨークハウジング及びそのヨークハウジングを用いたモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるモータの断面図。
【図2】 (a)はモータ本体の平面図、(b)はモータ本体の縦断面図。
【図3】 (a)(b)はヨークハウジングの斜視図、(c)はヨークハウジングの薄肉部の断面図。
【図4】 (a)(b)は、第2実施形態のヨークハウジングの斜視図、(c)はヨークハウジングの破線部の断面図。
【図5】 (a)(b)は、第3実施形態のヨークハウジングの斜視図。
【図6】 (a)(b)は、第4実施形態のヨークハウジングの斜視図。
【符号の説明】
2…モータ本体、3…減速部、4,20,22,23…ヨークハウジング、4a…平面部、4b…円弧部、4c…側壁部、4d…底部、4e…開口部、4g…軸受保持部、5…マグネット、6…電機子、11…巻線、12…破断部としての薄肉部、13…切欠き、21…破断部としての破線部、21a,21c…貫通部、21b…非貫通部、A1〜A3…部位としての第1〜第3の部位、B1〜B3…部位としての第1〜第3の部位、C1,C2…部位としての第1,第2の部位、L1…中心軸線、Z1…中心軸線を含む平面。

Claims (12)

  1. 側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、
    複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ
    前記底部には、軸受を保持するための軸受保持部が設けられており、
    前記破断部は、前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位において前記軸受保持部を囲むように環状に設けられていることを特徴とするヨークハウジング。
  2. 側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、
    複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ、
    前記側壁部の内周面には、マグネットが固着されるものであり、
    前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記側壁部において前記開口部と前記底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは前記側壁部において前記開口部と前記底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、前記マグネットの周方向中央に沿って設けられていることを特徴とするヨークハウジング。
  3. 側壁部と、該側壁部の一端を閉鎖する底部と、前記側壁部の他端の開口部とを有する有底筒状に形成され、巻線を有する電機子を収容するヨークハウジングであって、
    複数の所望の部位に分解するように各部位間の境界に沿って設けられ、外部から圧縮力が作用すると破断する破断部を有し、該破断部は、前記開口部から前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位を経由して再び該開口部に戻るように延び、前記電機子を略囲むように設けられ、
    前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記側壁部において前記開口部と前記底部との間で延びるように設けられる両破断部若しくは前記側壁部において前記開口部と前記底部寄りの部位との間で延びるように設けられる両破断部は、前記電機子の中心軸線を含む一平面上に沿って延びていることを特徴とするヨークハウジング。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記側壁部は、互いに平行な一対の平面部及び該平面部の端部をそれぞれ繋ぐ一対の円弧部からなり、前記有底筒状は、有底扁平円筒状に形成されることを特徴とするヨークハウジング。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記各部位間の境界に沿って設けられた破断部のうち、前記底部若しくは前記側壁部の底部寄りの部位における前記破断部は、前記電機子の中心軸線と直交する一平面上に沿って環状に延びていることを特徴とするヨークハウジング。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記破断部は、薄肉に形成されていることを特徴とするヨークハウジング。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記破断部には、硬化する処理が施されていることを特徴とするヨークハウジング。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記破断部は、表裏を貫通する貫通部と、非貫通部とが交互に配置される破線状をなしていることを特徴とするヨークハウジング。
  9. 請求項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記破断部は、途中で複数に分岐するものであって、その分岐点では、全ての方向に貫通する貫通部を有していることを特徴とするヨークハウジング。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のヨークハウジングにおいて、
    前記破断部の端部には、切欠きが連続して形成されていることを特徴とするヨークハウジング。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容して構成されていることを特徴とするモータ
  12. 請求項1〜1のいずれか1項に記載のヨークハウジング内に、巻線を有する電機子を収容してなるモータ本体と、該モータ本体の回転を減速する減速部とが一体に組み付けられて構成されていることを特徴とするモータ。
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