JP2003304663A - モータハウジング及びモータ - Google Patents

モータハウジング及びモータ

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JP2003304663A
JP2003304663A JP2002103930A JP2002103930A JP2003304663A JP 2003304663 A JP2003304663 A JP 2003304663A JP 2002103930 A JP2002103930 A JP 2002103930A JP 2002103930 A JP2002103930 A JP 2002103930A JP 2003304663 A JP2003304663 A JP 2003304663A
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JP
Japan
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yoke
motor housing
end frame
fixing portion
tightening
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Application number
JP2002103930A
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English (en)
Inventor
Masahiko Komoda
晶彦 菰田
Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
Hideki Toida
秀樹 樋田
Masayuki Kuwano
雅幸 桑野
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の部品からなるモータハウジングであっ
て、その部品毎に分解し易い構造を有するモータハウジ
ングを提供する。 【解決手段】モータハウジング2は、ヨーク3と、該ヨ
ーク3の両端開口部3a,3dを閉鎖する第1,第2エ
ンドフレーム4,5とを有している。そして、第1エン
ドフレーム4の径方向外側に設けられる固定部4bと、
第2エンドフレーム5における前記固定部4bとは離間
した位置の径方向外側に設けられる固定部5cとの間に
締付シャフト16がヨーク3の外周面3eから露出する
ように掛け渡されて締め付けられることにより、ヨーク
3と各エンドフレーム4,5とが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルに好適
なモータハウジング及びそのモータハウジングを用いた
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車部品のリサイクル化が盛ん
になりつつある。そのため、廃棄する自動車は、大きな
シュレッダにて裁断され、所定の大きさ(例えば、10
[cm]四方)のシュレッダダストとされ、そのシュレ
ッダダストから主として鉄が再利用される。
【0003】一方、自動車には多数のモータが搭載され
ており、モータには銅線(巻線)を有する電機子が備え
られている。そのため、シュレッダダストにその銅成分
が混ざってしまう。その結果、鉄の純度が低くなり、そ
の鉄を再利用できないという問題があった。
【0004】そこで、実際には、多くのシュレッダダス
トを人間の目で確認し、銅線を有する電機子を含んだシ
ュレッダダストを発見した場合には、そのシュレッダダ
ストを分別し、別工程で電機子を取り除いて、鉄系リサ
イクル工程に戻すということが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リサイ
クル時に外部から圧縮力が作用すると、モータハウジン
グが破壊されて内部の電機子が見える状況であれば、そ
の電機子の除去作業は容易であるが、いくつかのモータ
ハウジングはシュレッダで破壊されず、該ハウジングの
開口を塞ぐように単に潰れるものもあった。このような
場合、モータハウジング内に電機子が収容されているか
が外観から判断できないので、電機子の除去作業が困難
となり、銅成分を含んだシュレッダダストがそのまま鉄
系リサイクル工程に沿って流れてしまい、鉄純度を下げ
てしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、複数の部品からなる
モータハウジングであって、その部品毎に分解し易い構
造を有するモータハウジング及びそのモータハウジング
を用いたモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、略筒状をなすヨークと、
該ヨークの開口部を閉鎖するエンドフレームとを有し、
巻線を有する電機子を収容するためのモータハウジング
であって、前記エンドフレームの径方向外側に第1固定
部を設けるとともに、前記第1固定部とは離間した位置
の径方向外側に第2固定部を設け、その第1,第2固定
部間に対して締付部材を前記ヨークの外周面から露出す
るように掛け渡して締め付けることにより、前記ヨーク
と前記エンドフレームとを固定するようにした。
【0008】請求項2に記載の発明は、略筒状をなすヨ
ークと、該ヨークの両端開口部を閉鎖する第1,第2エ
ンドフレームとを有し、巻線を有する電機子を収容する
ためのモータハウジングであって、前記第1エンドフレ
ームの径方向外側に第1固定部を設けるとともに、前記
第2エンドフレームにおける前記第1固定部とは離間し
た位置の径方向外側に第2固定部を設け、その第1,第
2固定部間に対して締付部材を前記ヨークの外周面から
露出するように掛け渡して締め付けることにより、前記
ヨークと前記第1,第2エンドフレームとを固定するよ
うにした。
【0009】請求項3に記載の発明は、略筒状をなすヨ
ークと、該ヨークの開口部を閉鎖するエンドフレームと
を有し、巻線を有する電機子を収容するためのモータハ
ウジングであって、前記エンドフレームの径方向外側に
第1固定部を設けるとともに、前記ヨークにおける前記
第1固定部とは離間した位置の径方向外側に第2固定部
を設け、その第1,第2固定部間に対して締付部材を前
記ヨークの外周面から露出するように掛け渡して締め付
けることにより、前記ヨークと前記エンドフレームとを
固定するようにした。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のモータハウジングにおいて、前記
締付部材は、前記ヨークの外周面から離間している。請
求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に
記載のモータハウジングにおいて、前記第1,第2固定
部は、前記ヨークの軸方向長さと略同じ間隔を有してい
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載のモータハウジングにおいて、前記
締付部材は、前記ヨークの外周面から露出する部位にネ
ジ山を形成しないように構成した。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載のモータハウジングにおいて、前記
締付部材は、その一部若しくは全部において剛性が低く
形成されている。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のモータハウジングにおいて、前記締付部材は、軸方向
に長く、その一部に剛性の低い部位が形成されているも
のであり、その剛性の低い部位は、前記締付部材の軸方
向の略中央部に位置している。
【0014】請求項9に記載の発明は、略筒状をなすヨ
ークと、該ヨークの開口部を閉鎖するエンドフレームと
を有し、巻線を有する電機子を収容するためのモータハ
ウジングであって、前記エンドフレームの径方向外側に
第1固定部を設けるとともに、前記ヨークの径方向外側
に第2固定部を設け、その第1,第2固定部間に締付ボ
ルトを掛け渡し、露出するように配置される低延伸性の
ナット部材と締め付けることにより、前記ヨークと前記
エンドフレームとを固定するようにした。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のモータハウジングにおいて、前記ナット部材は、そ
のモータハウジングの外側に突出する突出部を有してい
る。請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいず
れか1項に記載のモータハウジング内に、巻線を有する
電機子を収容して構成されているモータである。
【0016】(作用)請求項1〜3に記載の発明によれ
ば、モータハウジングは、巻線を有する電機子を収容す
るものであって、略筒状をなすヨークと、該ヨークの開
口部を閉鎖するエンドフレームとを有している。そし
て、エンドフレームの径方向外側に設けられる第1固定
部と、その第1固定部とは離間した位置の径方向外側に
設けられる第2固定部との間に締付部材がヨークの外周
面から露出するように掛け渡されて締め付けられること
により、ヨークとエンドフレームとが固定される。その
ため、このような構成のモータハウジングを用いたモー
タがリサイクルされる際、シュレッダにより裁断される
が、そのシュレッダに備えられる裁断のための裁断刃
が、ヨークの外周面から露出する締付部材に引っ掛か
る。すると、締付部材が折れ、モータハウジングを構成
しているヨークとエンドフレームとが各部品毎に分解す
る、若しくは分解することが容易となる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、締付部材
は、ヨークの外周面から離間しているので、よりシュレ
ッダの裁断刃が締付部材に引っ掛かり易くなる。請求項
5に記載の発明によれば、第1,第2固定部は、ヨーク
の軸方向長さと略同じ間隔を有しているので、両固定部
間に掛け渡される締付部材の露出する部分が大きくな
る。そのため、よりシュレッダの裁断刃が締付部材に引
っ掛かり易くなる。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、締付部材
は、ヨークの外周面から露出する部位にネジ山を形成し
ないように構成されるので、その部位にシュレッダの裁
断刃が接触しても刃こぼれが生じない。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、締付部材
は、その一部若しくは全部において剛性が低く形成され
るので、該締付部材にシュレッダの裁断刃が接触した際
に、容易に破壊される。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、締付部材
の剛性の低い部位は、該締付部材の軸方向の略中央部に
位置しているので、該締付部材がシュレッダの裁断刃の
接触により折れ易くなる。
【0021】請求項9に記載の発明によれば、モータハ
ウジングは、巻線を有する電機子を収容するものであっ
て、略筒状をなすヨークと、該ヨークの開口部を閉鎖す
るエンドフレームとを有している。そして、エンドフレ
ームの径方向外側に設けられる第1固定部と、ヨークの
径方向外側に設けられる第2固定部との間に締付ボルト
が掛け渡され、露出するように配置される低延伸性のナ
ット部材と締め付けられることにより、ヨークとエンド
フレームとが固定される。そのため、このような構成の
モータハウジングを用いたモータがリサイクルされる
際、シュレッダにより裁断されるが、そのシュレッダに
備えられる裁断のための裁断刃が、露出するように配置
される低延伸性のナット部材に引っ掛かる。すると、低
延伸性のナット部材は容易に破壊されて、モータハウジ
ングを構成しているヨークとエンドフレームとが各部品
毎に分解する、若しくは分解することが容易となる。
【0022】請求項10に記載の発明によれば、ナット
部材は、そのモータハウジングの外側に突出する突出部
を有しているので、よりシュレッダの裁断刃がナット部
材に引っ掛かり易くなる。
【0023】請求項11に記載の発明によれば、請求項
1〜10のいずれか1項に記載のモータハウジング内
に、巻線を有する電機子を収容して構成されているモー
タである。そのため、リサイクル時において、モータハ
ウジングにシュレッダの裁断刃が接触すると、該ハウジ
ングを構成しているヨークとエンドフレームとが各部品
毎に分解する、若しくは分解することが容易となる。従
って、モータハウジング内に収容された電機子が容易に
発見し易くなり、該電機子を容易に除去できる。つま
り、このようなモータハウジングを備えることにより、
リサイクル性に優れたモータを構成できる。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
【0025】図1は、本実施形態のモータ1を示す。モ
ータ1は、モータハウジング2を有し、そのモータハウ
ジング2は、略円筒状のヨーク3と、該ヨーク3の両端
をそれぞれ閉鎖する略円盤状の第1,第2エンドフレー
ム4,5とを備えている。
【0026】第1エンドフレーム4には、ヨーク3の一
端(図1において右端)の開口部3aに嵌挿される円環
状の嵌合部4aが形成されている。嵌合部4aの内側中
央部には、軸受6が保持されている。嵌合部4aの径方
向外側には、第1エンドフレーム4を固定するための第
1固定部としての固定部4bが設けられ、その固定部4
bには、軸方向に貫通するボルト挿通孔4cが形成され
ている。ボルト挿通孔4cは、周方向において等間隔に
4つ設けられている(図1では、2つのみ図示)。
【0027】ヨーク3には、その内周面に複数個のマグ
ネット9が固定されている。ヨーク3の他端(図1にお
いて左端)には、4つの固定片3bが径方向外側に折り
曲げ形成されている(図1では、2つのみ図示)。各固
定片3bは、周方向において等間隔に配置されており、
各固定片3bには、前記第1エンドフレーム4のボルト
挿通孔4cと対応するようにボルト挿通孔3cがそれぞ
れ形成されている。
【0028】第2エンドフレーム5には、ヨーク3の他
端の開口部3dに嵌挿される円環状の嵌合部5aが形成
されている。嵌合部5aの内側中央部には、軸受7が保
持されている。又、該中央部には、回転軸11を外部に
突出させるための軸挿通孔5bが形成されている。嵌合
部5aの径方向外側には、第2エンドフレーム5を固定
するための第2固定部としての固定部5cが設けられ、
その固定部5cには、軸方向に貫通するネジ孔5dが形
成されている。ネジ孔5dは、前記ヨーク3のボルト挿
通孔3cと対応するように周方向において等間隔に4つ
設けられている(図1では、2つのみ図示)。このよう
な固定部5cと前記第1エンドフレーム4の固定部4b
とは、ヨーク3の軸方向長さと同じ間隔を有している。
【0029】又、第2エンドフレーム5の嵌合部5aの
内側で前記第1エンドフレーム4側の面には、ブラシ装
置8が固定されている。ブラシ装置8には、一対のブラ
シ8aが保持されている。
【0030】このようにヨーク3及びエンドフレーム
4,5を有するモータハウジング2内には、電機子10
が回転可能に収容されている。電機子10は、回転軸1
1、連結部材12、コア13、巻線14及び整流子15
を備えている。
【0031】コア13は、軸方向に等分された第1,第
2コア部13a,13bから構成され、ともに軟磁性金
属紛体(SMC)を焼結(成形)して形成されている。
コア13(各コア部13a,13b)は、回転軸11に
固定されている。又、コア13の中心部には、両コア部
13a,13bに跨るように設けられる連結部材12が
回転軸11との間に介在されている。この連結部材12
は、コア13の固定力を向上させるために設けられてい
る。そして、このようなコア13には、銅線よりなる巻
線14が巻回されている。
【0032】又、回転軸11には、整流子15が固定さ
れている。整流子15は、巻線14の端末が引っ掛けら
れている。この整流子15には、前記ブラシ8aが摺接
し、該ブラシ8aから電機子10を回転させるための電
源の供給を受けるようになっている。
【0033】電機子10は、その回転軸11の基端部が
前記第1エンドフレーム4に設けられる軸受6にて回転
可能に支持され、回転軸11の先端部側の所定部位が前
記第2エンドフレーム5に設けられる軸受7にて回転可
能に支持されている。
【0034】そして、電機子10を収容するように、前
記ヨーク3の両端開口部3a,3dに第1,第2エンド
フレーム4,5が嵌合される。このとき、各部材にそれ
ぞれ設けられるボルト挿通孔4c,3c及びネジ孔5d
が軸方向において一致するように、ヨーク3及びエンド
フレーム4,5が配置される。そして、ヨーク3及びエ
ンドフレーム4,5は、4つの締付部材としての締付シ
ャフト16(図1では、2つのみ図示)にて固定され
る。
【0035】締付シャフト16は、軸方向に長く形成さ
れており、第1エンドフレーム4及びヨーク3の各ボル
ト挿通孔4c,3cに挿通され、ネジ山が形成されてい
ないシャフト部16aと、ネジ山が形成され、第2エン
ドフレーム5のネジ孔5dに螺入されるネジ部16bと
を有している。シャフト部16aは、第1エンドフレー
ム4及びヨーク3の軸方向の長さと略同じ長さを有し、
ネジ部16bは、軸方向の長さと略同じ長さを有してい
る。そして、締付シャフト16は、第1エンドフレーム
4側からボルト挿通孔4c,3cに挿通され、ネジ部1
6bがネジ孔5dに螺着することにより、ヨーク3と各
エンドフレーム4,5とが固定され、モータ1が組み立
てられている。この場合、締付シャフト16は、そのシ
ャフト部16aがヨーク3の外周面3eから外側に離間
した位置に配置されるようになっている(露出するよう
になっている)。
【0036】このような構成のモータ1は、リサイクル
時において、シュレッダに(図示略)より裁断される。
シュレッダには、裁断のための裁断刃が備えられている
ため、その裁断時に、裁断刃が締付シャフト16のシャ
フト部16aに引っ掛かる。この場合、締付シャフト1
6のシャフト部16aはヨーク3の外周面3eから露出
しているため、裁断刃が引っ掛かり易くなっている。
又、シャフト部16aはネジ山が形成されていないの
で、裁断刃の刃こぼれが防止されている。
【0037】そして、シュレッダの裁断刃が締付シャフ
ト16のシャフト部16aに引っ掛かり、全ての締付シ
ャフト16(シャフト部16a)が折れると、モータハ
ウジング2を構成しているヨーク3と各エンドフレーム
4,5とが各部品毎に分解する、若しくは分解すること
が容易となる。そのため、モータハウジング2内に収容
された電機子10が発見し易くなる。その結果、巻線1
4を有する電機子10を、銅成分を含まないモータハウ
ジング2等から容易に分離することが可能となる。
【0038】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)モータハウジング2は、ヨーク3と、該ヨーク3
の両端開口部3a,3dを閉鎖する第1,第2エンドフ
レーム4,5とを有している。そして、第1エンドフレ
ーム4の径方向外側に設けられる固定部4bと、第2エ
ンドフレーム5における前記固定部4bとは離間した位
置の径方向外側に設けられる固定部5cとの間に、締付
シャフト16がヨーク3の外周面3eから露出するよう
に掛け渡されて締め付けられることにより、ヨーク3と
各エンドフレーム4,5とが固定される。そのため、こ
のようなモータハウジング2を用いたモータ1がリサイ
クルされる際、シュレッダにより裁断されるが、そのシ
ュレッダに備えられる裁断のための裁断刃が、ヨーク3
の外周面3eから露出する締付シャフト16(シャフト
部16a)に引っ掛かる。すると、締付シャフト16が
折れ、モータハウジング2を構成しているヨーク3と各
エンドフレーム4,5とが各部品毎に分解する、若しく
は分解することが容易となる。その結果、モータハウジ
ング2内に収容された電機子10が発見し易くなり、巻
線14を有する電機子10を、銅成分を含まないモータ
ハウジング2等から容易に分離することが可能となる。
つまり、このようなモータハウジング2を備えることに
より、リサイクル性に優れたモータ1を構成することが
できる。
【0039】(2)締付シャフト16(シャフト部16
a)は、ヨーク3の外周面3eから離間しているので、
よりシュレッダの裁断刃を締付シャフト16(シャフト
部16a)に引っ掛かり易くすることができる。
【0040】(3)各エンドフレーム4,5の固定部4
b,5cは、ヨーク3の軸方向長さと同じ間隔を有して
いるので、両固定部4b,5c間に掛け渡される締付シ
ャフト16の露出する部分(シャフト部16a)が大き
くなる。そのため、よりシュレッダの裁断刃を締付シャ
フト16(シャフト部16a)に引っ掛かり易くするこ
とができる。
【0041】(4)締付シャフト16は、ヨーク3の外
周面3eから露出する部位(シャフト部16a)にネジ
山を形成しないように構成されるので、その部位にシュ
レッダの裁断刃が接触しても刃こぼれが生じない。従っ
て、シュレッダの裁断刃の長寿命化に貢献できる。
【0042】(5)コア13は、磁性金属紛体を成形し
てなるので、外力により破壊され易い。そのため、電機
子10においても、コア13と巻線14とを容易に分離
することができる。
【0043】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態の締付シャフト16を、所定位置で折れ
易い構造としてもよい。例えば、図2(a)に示すよう
に、締付シャフト16の軸方向の略中央部に、剛性が低
くなるような小径部16cを設けてもよい。又、図2
(b)に示すように、締付シャフト16の軸方向の略中央
部に焼き入れ等の熱処理を施して剛性が低くなるように
硬化させた硬化部16dを設けてもよい。
【0044】このようにすれば、締付シャフト16にシ
ュレッダの裁断刃が接触した際に、該シャフト16を小
径部16c及び硬化部16dから容易に折ることができ
る。又、小径部16c及び硬化部16dは締付シャフト
16の軸方向の略中央部に位置しているので、該締付シ
ャフト16をシュレッダの裁断刃の接触により折れ易く
することができる。又、締付シャフト16を焼結金属で
形成し、該シャフト16全体の剛性を低くしてもよい。
このようにしても、締付シャフト16にシュレッダの裁
断刃が接触した際に、該シャフト16を容易に折ること
ができる。
【0045】○上記実施形態のモータハウジング2の構
成を適宜変更してもよい。例えば、図3のように変更し
てもよい。図3に示すモータハウジング2aでは、第2
エンドフレーム5の固定部5cが省略され、そのエンド
フレーム5がヨーク3の開口部3dに嵌挿(圧入)され
ている。又、ヨーク3の固定片3b(第2固定部)に、
締付シャフト16を螺入するためのネジ孔3fが形成さ
れる。そして、第1エンドフレーム4の径方向外側に設
けられる固定部4bと、ヨーク3における前記固定部4
bとは離間した位置の径方向外側に設けられる固定片3
bとの間に、締付シャフト16がヨーク3の外周面3e
から露出するように掛け渡されて締め付けられることに
より、ヨーク3とエンドフレーム4が固定される。
【0046】このようにしても、上記実施形態と同様
に、リサイクルされる際、シュレッダに備えられる裁断
裁断刃が、ヨーク3の外周面3eから露出する締付シャ
フト16に引っ掛かる。すると、締付シャフト16が折
れ、モータハウジング2aを構成しているヨーク3とエ
ンドフレーム4とが各部品毎に分解する、若しくは分解
することが容易となる。
【0047】尚、図3の形態とは逆で、第1エンドフレ
ーム4側にヨーク3の固定片3bを設け、第2エンドフ
レーム5の固定部5cとヨーク3の固定片3bとの間
に、締付シャフト16を掛け渡して締め付けることによ
り、ヨーク3とエンドフレーム5を固定するようにして
もよい。この場合、第1エンドフレーム4をヨーク3の
開口部3dに嵌挿(圧入)してもよく、又、ヨーク3を
有底状としてもよい。
【0048】○上記実施形態の締付シャフト16(シャ
フト部16a)は、ヨーク3の外周面3eから離間する
ようにしたが、締付シャフト16(シャフト部16a)
がヨーク3の外周面3eに当接していてもよい。
【0049】○上記実施形態では、磁性金属紛体を焼結
(成形)したコア13を用いたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、磁性金属の板材よりなるコアシー
トを軸方向に複数積層して構成した積層型のコアを用い
てもよい。
【0050】○上記実施形態のモータ1の構成を適宜変
更してもよい。例えば、ブラシ装置8及び整流子15を
用いないモータであってもよい。又、回転子側に電機子
10を設ける構成であったが、固定子側に電機子を設け
る構成であってもよい。
【0051】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態では、前記第1実施形態と同様な構成については同一
の符号を付して、その説明を省略する。
【0052】図4は、本実施形態のモータ21を示す。
モータ21は、電機子10を回転可能に収容するための
モータハウジング22を有し、そのモータハウジング2
2は、略有底円筒状のヨーク23と、該ヨーク23の開
口部23aを閉鎖する略円盤状のエンドフレーム24と
を備えている。
【0053】ヨーク23の開口部23aには、4つの第
2固定部としての固定片23bが径方向外側に折り曲げ
形成されている(図4では、2つのみ図示)。各固定片
23bは、周方向において等間隔に配置されており、各
固定片23bには、図5に示すように締付ボルト25を
挿通するための切欠き23cがそれぞれ形成されてい
る。切欠き23cは、径方向外側に開口している。
【0054】エンドフレーム24は、ヨーク23の他端
の開口部23aに嵌挿される円環状の嵌合部24aと、
回転軸11を挿通する軸挿通孔24bとを有している。
嵌合部24aの径方向外側には、エンドフレーム24を
固定するための第1固定部としての固定部24cが設け
られ、その固定部24cには、軸方向に貫通するボルト
挿通孔24dが形成されている。ボルト挿通孔24d
は、前記ヨーク23の切欠き23cと対応するように周
方向において等間隔に4つ設けられている(図4では、
2つのみ図示)。
【0055】そして、電機子10を収容するように、前
記ヨーク23の開口部23aにエンドフレーム24が嵌
合される。このとき、各部材にそれぞれ設けられる切欠
き23c及びボルト挿通孔24dが軸方向において一致
するように、ヨーク23及びエンドフレーム24が配置
される。そして、ヨーク23及びエンドフレーム24
は、4つの締付ボルト25(図1では、2つのみ図示)
にて固定される。
【0056】締付ボルト25は、ヨーク23の固定片2
3bの切欠き23c及びエンドフレーム24の固定部2
4cのボルト挿通孔24dに挿通され、露出するように
配置されるナット部材26と螺着することにより、ヨー
ク23とエンドフレーム24とが固定され、モータ21
が組み立てられている。このようなナット部材26は、
低延伸性品よりなる。尚、低延伸性品には、例えば、鉄
焼結品、アルミダイカスト、鋳造品、樹脂(フェノー
ル、PPS、アクリル)成形品等がある。又、ナット部
材26には、径方向外側に突出する突出部26aを有し
ている。
【0057】このような構成のモータ21は、リサイク
ル時において、シュレッダに(図示略)より裁断され
る。シュレッダには、裁断のための裁断刃が備えられて
いるため、その裁断時に、裁断刃が露出するように配置
されるナット部材26に引っ掛かる。この場合、ナット
部材26は低延伸性品よりなるので、破壊され易くなっ
ている。又、ナット部材26には径方向外側に突出する
突出部26aが設けられているため、裁断刃がより引っ
掛かり易くなっている。
【0058】そして、シュレッダの裁断刃がナット部材
26に引っ掛かると、該ナット部材26が破壊され、全
てのナット部材26が破壊されると、モータハウジング
22を構成しているヨーク23とエンドフレーム24と
が各部品毎に分解する、若しくは分解することが容易と
なる。そのため、モータハウジング22内に収容された
電機子10が発見し易くなる。その結果、巻線14を有
する電機子10を、銅成分を含まないモータハウジング
22等から容易に分離することが可能となる。
【0059】又、締付ボルト25を挿通するヨーク23
の固定片23bの切欠き23cが径方向外側に開口して
いるので、該ヨーク23が変形する際に締付ボルト25
が切欠き23cの開口から抜け易く、固定片23bが締
付ボルト25から外れ易い。そのため、ヨーク23とエ
ンドフレーム24とがより容易に分解されるようになっ
ている。
【0060】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)モータハウジング22は、ヨーク23と、該ヨー
ク23の開口部23aを閉鎖するエンドフレーム24と
を有している。そして、エンドフレーム24の径方向外
側に設けられる固定部24cと、ヨーク23の径方向外
側に設けられる固定片23bとの間に締付ボルト25が
掛け渡され、露出するように配置される低延伸性のナッ
ト部材26と締め付けられることにより、ヨーク23と
エンドフレーム24とが固定される。そのため、このよ
うなモータハウジング22を用いたモータ21がリサイ
クルされる際、シュレッダにより裁断されるが、そのシ
ュレッダに備えられる裁断のための裁断刃が、露出する
ように配置される低延伸性のナット部材26に引っ掛か
る。すると、低延伸性のナット部材26は容易に破壊さ
れて、モータハウジング22を構成しているヨーク23
とエンドフレーム24とが各部品毎に分解する、若しく
は分解することが容易となる。その結果、モータハウジ
ング22内に収容された電機子10が発見し易くなり、
巻線14を有する電機子10を、銅成分を含まないモー
タハウジング22等から容易に分離することが可能とな
る。つまり、このようなモータハウジング22を備える
ことにより、リサイクル性に優れたモータ21を構成す
ることができる。
【0061】(2)ナット部材26は、モータハウジン
グ22の外側に突出する突出部26aを有しているの
で、よりシュレッダの裁断刃をナット部材26に引っ掛
かり易くすることができる。
【0062】(3)ヨーク23の固定片23bには、締
付ボルト25を挿通するための切欠き23cが設けら
れ、その切欠き23cは、外側に開口する形状をなして
いる。そのため、ヨーク23が変形する際に締付ボルト
25が切欠き23cの開口から抜け、固定片23bが締
付ボルト25から外れ易くなる。そのため、ヨーク23
とエンドフレーム24とをより容易に分解することが可
能となる。
【0063】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態のナット部材26は、突出部26aを有
する構成としたが、ナット部材26にシュレッダの裁断
刃が容易に引っ掛かれば、突出部26aを省略してもよ
い。
【0064】○上記実施形態のナット部材26を構成す
る低延伸性品として、鉄焼結品、アルミダイカスト、鋳
造品、樹脂(フェノール、PPS、アクリル)成形品と
列挙したが、これ以外であってもよい。
【0065】○上記実施形態のモータハウジング22の
構成を適宜変更してもよい。例えば、ヨーク23を単に
筒状としてもよい。この場合、ヨーク23の両端開口部
を、それぞれエンドフレーム24で閉鎖するようにして
もよい。
【0066】○上記実施形態においても同様に、磁性金
属紛体を焼結(成形)したコア13を用いたが、これに
限定されるものではなく、例えば、磁性金属の板材より
なるコアシートを軸方向に複数積層して構成した積層型
のコアを用いてもよい。
【0067】○上記実施形態においても同様に、モータ
21の構成を適宜変更してもよい。例えば、ブラシ装置
8及び整流子15を用いないモータであってもよい。
又、回転子側に電機子10を設ける構成であったが、固
定子側に電機子を設ける構成であってもよい。
【0068】上記各実施形態から把握できる技術的思想
を以下に記載する。 (イ) 請求項7に記載のモータハウジングにおいて、
前記締付部材は、その全部の剛性が低くなるように焼結
金属にて形成されていることを特徴とするモータハウジ
ング。
【0069】このようにすれば、締付部材にシュレッダ
の裁断刃が接触した際に、該締付部材を容易に破壊する
ことができる。 (ロ) 請求項9又は10に記載のモータハウジングに
おいて、前記ヨークの第2固定部には、前記締付ボルト
を挿通するための切欠きが設けられ、その切欠きは、外
側に開口する形状をなしていることを特徴とするモータ
ハウジング。
【0070】このようにすれば、締付ボルトを挿通する
第2固定部の切欠きが外側に開口しているので、該ヨー
クが変形する際に締付ボルトが切欠きの開口から抜け、
第2固定部が締付ボルトから外れ易くなる。そのため、
ヨークとエンドフレームとをより容易に分解できる。
【0071】(ハ) 請求項11に記載のモータにおい
て、前記巻線が巻回される電機子のコアは、磁性金属紛
体を成形してなることを特徴とするモータ。
【0072】このようにすれば、電機子のコアは、磁性
金属紛体を成形してなるので、外力により破壊され易
い。そのため、電機子においても、コアと巻線とを容易
に分離できる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数の部品からなるモータハウジングであって、その部
品毎に分解し易い構造を有するモータハウジング及びそ
のモータハウジングを用いたモータを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のモータの断面図である。
【図2】 締付シャフトの変形例を説明するための図で
ある。
【図3】 モータの変形例を示す断面図である。
【図4】 第2実施形態のモータの断面図である。
【図5】 ヨークの固定片の形状を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
2…モータハウジング、3…ヨーク、3a,3d…開口
部、3c…第2固定部としての固定片、3e…外周面、
4…第1エンドフレーム、4b…第1固定部としての固
定部、5…第2エンドフレーム、5c…第2固定部とし
ての固定部、10…電機子、14…巻線、16…締付部
材としての締付シャフト、16a…露出する部位として
のシャフト部、16c…剛性の低い部位としての小径
部、16d…剛性の低い部位としての硬化部、22…モ
ータハウジング、23…ヨーク、23b…第2固定部と
しての固定片、24…エンドフレーム、24c…第1固
定部としての固定部、25…締付ボルト、26…ナット
部材、26a…突出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋田 秀樹 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 桑野 雅幸 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 山本 敏夫 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H002 AB04 AB06 AC03 5H605 AA08 BB05 BB09 CC01 GG06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略筒状をなすヨークと、該ヨークの開口
    部を閉鎖するエンドフレームとを有し、巻線を有する電
    機子を収容するためのモータハウジングであって、 前記エンドフレームの径方向外側に第1固定部を設ける
    とともに、前記第1固定部とは離間した位置の径方向外
    側に第2固定部を設け、その第1,第2固定部間に対し
    て締付部材を前記ヨークの外周面から露出するように掛
    け渡して締め付けることにより、前記ヨークと前記エン
    ドフレームとを固定するようにしたことを特徴とするモ
    ータハウジング。
  2. 【請求項2】 略筒状をなすヨークと、該ヨークの両端
    開口部を閉鎖する第1,第2エンドフレームとを有し、
    巻線を有する電機子を収容するためのモータハウジング
    であって、 前記第1エンドフレームの径方向外側に第1固定部を設
    けるとともに、前記第2エンドフレームにおける前記第
    1固定部とは離間した位置の径方向外側に第2固定部を
    設け、その第1,第2固定部間に対して締付部材を前記
    ヨークの外周面から露出するように掛け渡して締め付け
    ることにより、前記ヨークと前記第1,第2エンドフレ
    ームとを固定するようにしたことを特徴とするモータハ
    ウジング。
  3. 【請求項3】 略筒状をなすヨークと、該ヨークの開口
    部を閉鎖するエンドフレームとを有し、巻線を有する電
    機子を収容するためのモータハウジングであって、 前記エンドフレームの径方向外側に第1固定部を設ける
    とともに、前記ヨークにおける前記第1固定部とは離間
    した位置の径方向外側に第2固定部を設け、その第1,
    第2固定部間に対して締付部材を前記ヨークの外周面か
    ら露出するように掛け渡して締め付けることにより、前
    記ヨークと前記エンドフレームとを固定するようにした
    ことを特徴とするモータハウジング。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモ
    ータハウジングにおいて、 前記締付部材は、前記ヨークの外周面から離間している
    ことを特徴とするモータハウジング。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモ
    ータハウジングにおいて、 前記第1,第2固定部は、前記ヨークの軸方向長さと略
    同じ間隔を有していることを特徴とするモータハウジン
    グ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモ
    ータハウジングにおいて、 前記締付部材は、前記ヨークの外周面から露出する部位
    にネジ山を形成しないように構成したことを特徴とする
    モータハウジング。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のモ
    ータハウジングにおいて、 前記締付部材は、その一部若しくは全部において剛性が
    低く形成されていることを特徴とするモータハウジン
    グ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のモータハウジングにお
    いて、 前記締付部材は、軸方向に長く、その一部に剛性の低い
    部位が形成されているものであり、 その剛性の低い部位は、前記締付部材の軸方向の略中央
    部に位置していることを特徴とするモータハウジング。
  9. 【請求項9】 略筒状をなすヨークと、該ヨークの開口
    部を閉鎖するエンドフレームとを有し、巻線を有する電
    機子を収容するためのモータハウジングであって、 前記エンドフレームの径方向外側に第1固定部を設ける
    とともに、前記ヨークの径方向外側に第2固定部を設
    け、その第1,第2固定部間に締付ボルトを掛け渡し、
    露出するように配置される低延伸性のナット部材と締め
    付けることにより、前記ヨークと前記エンドフレームと
    を固定するようにしたことを特徴とするモータハウジン
    グ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のモータハウジングに
    おいて、 前記ナット部材は、そのモータハウジングの外側に突出
    する突出部を有していることを特徴とするモータハウジ
    ング。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のモータハウジング内に、巻線を有する電機子を収容し
    て構成されていることを特徴とするモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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