JP2006333669A - インナーロータ型モータ及びその製造方法 - Google Patents

インナーロータ型モータ及びその製造方法 Download PDF

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Tomoyoshi Sawada
知良 澤田
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Abstract

【課題】製造費が安く、かつ、小型であっても強度が強いブラケットを有したインナーロータ型モータを提供する。
【解決手段】電動工具に用いられるインナーロータ型モータ10において、固定子12の両端部にブラケット38,40が取り付けられ、ブラケット38,40はアルミニウムによる押出し加工により形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動工具に用いられるインナーロータ型モータまたは小型インナーロータ型モータ及びその製造方法に関するものである。
従来より、電動工具等に用いられるインナーロータ型モータは、固定子の両端部にハウジングを兼ねたブラケットが設けられ、このブラケットに回転子の回転軸を回転自在に受ける軸受けが固定されている。そして、この両端にあるブラケットの下部に基台が設けられ、この基台の下部にモータを駆動するための回路基板が取り付けられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2004−48827公報 特開2004−159464公報
上記のようなインナーロータ型モータにおいて、固定子の両側に取り付けられているブラケットは、アルミダイキャストや亜鉛ダイキャストによって形成されている。
しかし、このようなアルミダイキャストや亜鉛ダイキャストによって形成されたブラケットであると、製造のために2度〜5度の抜き勾配が必要であり、また、金型代が高くなるという問題点がある。さらに、ブラケットを薄くしたり小型にすると、その強度が弱くなるという問題点もある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、製造費が安く、かつ、小型であっても強度が強いブラケットを有したインナーロータ型モータを提供する。
請求項1に係る発明は、固定子の内周側に回転子が回動自在に配されたインナーロータ型モータにおいて、前記回転子の回転軸を軸受けを介して回転自在に支持する一対のブラケットが、前記固定子の両端部に取り付けられ、前記ブラケットは押し出し加工により形成されたことを特徴とするインナーロータ型モータである。
請求項2に係る発明は、前記ブラケットは、前記固定子の一端部に嵌合する外周リングと、前記外周リングの内周側に位置し、前記軸受けを固定する内周リングと、前記外周リングと前記内周リングとを連結する複数の連結部と、を有することを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータである。
請求項3に係る発明は、前記ブラケットの下部に基台が一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータである。
請求項4に係る発明は、前記回転軸の反出力側に冷却ファンが設けられ、前記冷却ファンは、前記ブラケットの外方に配されていることを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータである。
請求項5に係る発明は、前記モータがブラシレスDCモータであることを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータである。
請求項6に係る発明は、前記モータが電動工具の駆動源であることを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータである。
請求項7に係る発明は、固定子の内周側に回転子が回動自在に配されたインナーロータ型モータの製造方法において、前記回転子の回転軸を軸受けを介して回転自在に支持する一対のブラケットが、前記固定子の両端部に取り付けられるものであり、前記ブラケットは押し出し加工により形成することを特徴とするインナーロータ型モータの製造方法である。
本発明のインナーロータ型モータであると、ブラケットは押出し加工により形成されるため、従来のように抜き勾配が不要で、金型代が安くなるという効果がある。また、薄く小型にしても強度を保持することができる。
また、インナーロータ型モータの固定子鉄心の積厚が長く、もしくは、短くなっても新規の金型を必要としない。そのため、少量、多品種の製造に向いている。
本発明の一実施形態のインナーロータ型のモータ10について、図1〜図11に基づいて説明する。本実施形態のインナーロータ型モータ10は、電動工具の駆動源に用いられる小型のブラシレスDCモータである。
(1)モータ10の構成
図1〜図5に基づいてモータ10の構成について説明する。
モータ10の固定子鉄心18は、図4に示すように、リング状のコア14の内周側から6個のT字状のティース16が突出した鋼板を積層して形成されている。固定子鉄心18の両端部には、絶縁層を形成する絶縁カバー部22、23がそれぞれ合成樹脂により設けられている。6個のティース16には、絶縁カバー部22、23を介して固定子巻線20がそれぞれ巻回されて、固定子12を形成している。図1における右側の絶縁カバー部23には、リング状の配線基板24が設けられている。この配線基板24は、回転子26の位置を検出するためのセンサ28を有している。
円筒状の固定子12の内周側には、IPM型(インナーパーマネントマグネット型)の回転子26が配されている。すなわち、鋼板を積層した回転子鉄心30の内部にS極とN極を構成する4本のマグネットが配され、その中心に回転軸34が貫通している。また、回転子鉄心30からマグネット42が抜脱しないようにするために、回転子26の両端部にはカバー部36が設けられている。
回転子26の回転軸34は、固定子12の両端に設けられた一対のブラケット38とブラケット40とによって回転自在に支持されている。
ブラケット38は、モータ10の出力側に配されるものであり、固定子12の絶縁カバー部22の外周部に嵌合する外周リング42と回転子26の回転軸34を回転自在に支持する内周リング46と、外周リング42と内周リング46を連結する3個の連結部48を有している。また、この外周リング42の下部には、モータ10の駆動回路基板を支持するための基台50が設けられている。連結部48の上面には、図9及び図11に示すように、固定子12からの引き出された固定子巻線20を受けるための円弧状の凹部64が2箇所設けられている。このブラケット38の製造方法については後から詳しく説明する。
モータ10の反出力側に設けられているブラケット40も、固定子12の絶縁カバー部22と嵌合する外周リング52と回転軸34の反出力側を回転自在に支持する軸受け54を支持するための内周リング56とを有し、外周リング52と内周リング56とは、3個の連結部58によって連結されている。また、外周リング52の下部には駆動回路基板を支持するための基台60が形成されている。
長方形の基台50と長方形の基台60とは、一対のブラケット38とブラケット40とを合わせた場合に、図2に示すように一つの長方形の基台となる。
ブラケット40から突出している反出力側の回転軸34には、冷却ファン66が取り付けられている。
(2)ブラケット38の製造方法
次に、ブラケット38の製造方法について説明する。
ブラケット38はアルミニウムの押出し加工により形成されるものであり、図6〜図8に示すように、押出し加工により外周リング42、内周リング46、連結部48、基台50を有した加工前のブラケット62が筒状に押し出される。この場合に、ブラケット62はアルミニウムを押出し加工するだけであるため、その製造工程が容易で、従来のように金型代が不要となり、勾配もない。
そして、図6〜図8に示す加工前のブラケット62を金属加工して、外周リング42、内周リング46、連結部48の不要な部分を削除し、固定子12と勘合する外周リング42の外側部分と軸受け44が挿入される内周リング46の内側部分を成形してフランジを形成し、ねじ孔を開けることにより、図9〜図11に示すような完成されたブラケット38が製造できる。この場合に、アルミニウムで形成されているため、その成形する金属加工が容易である。
もう一方のブラケット40についても同様にアルミニウム製で押出し加工によって形成されている。
(3)モータ10の動作状態
このモータ10の動作状態について説明する。
モータ10が回転すると、冷却ファン66も回転し、これによって起こされた空気が、ブラケット40の連結部58の両側を通り固定子12及び回転子26を軸方向に流れる。これによってモータ10が冷却される。モータ10を冷却した空気は、出力側のブラケット38における連結部48の両側を通って排出される。
(4)実施形態の効果
ブラケット38,40は、押出し加工により形成されるため、その製造が容易であり、薄く小型化しても強度が落ちることがない。また、従来のように金型が必要でなく、製造コストを削減することができる。
本発明は、電動工具の駆動源や、小型モータとして好適である。
本発明の一実施形態を示すモータの縦断面図である。 同じくモータの底面図である。 モータの正面図である。 モータの正面から見た縦断面図である。 モータの背面図である。 加工前のブラケットの正面図である。 加工前のブラケットの縦断面図である。 加工前のブラケットの背面図である。 加工後のブラケットの正面図である。 加工後のブラケットの縦断面図である。 加工前後ブラケットの背面図である。
符号の説明
10 モータ
12 固定子
26 回転子
34 回転軸
38 ブラケット
40 ブラケット
42 外周リング
44 軸受け
46 内周リング
48 連結部
50 基台
52 外周リング
54 軸受け
56 内周リング
58 連結部
60 基台

Claims (7)

  1. 固定子の内周側に回転子が回動自在に配されたインナーロータ型モータにおいて、
    前記回転子の回転軸を軸受けを介して回転自在に支持する一対のブラケットが、前記固定子の両端部に取り付けられ、
    前記ブラケットは押し出し加工により形成された
    ことを特徴とするインナーロータ型モータ。
  2. 前記ブラケットは、
    前記固定子の一端部に嵌合する外周リングと、
    前記外周リングの内周側に位置し、前記軸受けを固定する内周リングと、
    前記外周リングと前記内周リングとを連結する複数の連結部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータ。
  3. 前記ブラケットの下部に基台が一体に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータ。
  4. 前記回転軸の反出力側に冷却ファンが設けられ、
    前記冷却ファンは、前記ブラケットの外方に配されている
    ことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータ。
  5. 前記モータがブラシレスDCモータである
    ことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータ。
  6. 前記モータが電動工具の駆動源である
    ことを特徴とする請求項1記載のインナーロータ型モータ。
  7. 固定子の内周側に回転子が回動自在に配されたインナーロータ型モータの製造方法において、
    前記回転子の回転軸を軸受けを介して回転自在に支持する一対のブラケットが、前記固定子の両端部に取り付けられるものであり、
    前記ブラケットは押し出し加工により形成する
    ことを特徴とするインナーロータ型モータの製造方法。
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