JP2005351464A - ギヤードモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し、組み立て作業性の向上を図ることができるギヤードモータを提供する。
【解決手段】固定子18をモールド樹脂によって一体成型してモータフレーム16を形成し、モータフレーム16とギアケース部14とが連結され、ギアケース部14内部の各ギヤ46,48,54を支持するギヤシャフト44,52を、回転自在に支持するギヤベアリング58,62をギヤケース部14に固定し、もう一方のギヤベアリング60,64をモータフレーム16に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータにギヤードケースが取付けけられたギヤードモータに関するものである。
モータフレーム内部に固定子が配され、固定子の内周に回転子が配されたインナーロータ型モータと、この回転子のモータシャフトの先端にあるモータギヤと螺合するギヤを含むギヤ群が配されたギヤケースと、ギヤケースから突出した出力シャフトを有するギヤードモータが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来のギヤードモータ100の構造について、図2の縦断面図に基づいて説明する。
ギヤードモータ100は、モータ部102とギヤケース部104とよりなる。モータ部102は、モールドモータであって、モータフレーム106が、モールド樹脂により固定子108と共に一体成型されている。このモータフレーム106の内部に回転子110が回転自在に配されている。
ギヤケース部104は、カップ状の第1ケース112と、板状の第2ケース114とよりなり、その内部に複数のギヤ116,116,116が収納されている。
モータ部102から突出したモータシャフト118は、第2ケース114を貫通し、ギヤ116と螺合している。この場合に、各ギヤ116は、回転自在に支持するために、アルミダイキャスト製の第1ケース112とアルミダイキャスト製の第2ケース114にそれぞれ取り付けられているギヤベアリング120,120,122,122によって支持されている。
実開平2−4405公報
上記のような従来のギヤードモータ100においては、ギヤケース部104が、第1ケース112と第2ケース114とより形成され、部品点数が多くなるという問題点がある。また、その組み立て工数も増えるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、部品点数を削減し、組み立て作業性の向上を図ることができるギヤードモータを提供する。
請求項1に係る発明は、モータフレーム内部に固定子が配され、前記固定子の内周に回転子が配されたインナーロータ型モータと、前記回転子のモータシャフトの先端にあるモータギヤと螺合するギヤを含むギヤ群が配されたギヤケースと、前記ギヤケースから突出した出力シャフトと、を有するギヤードモータにおいて、前記モータは、前記固定子をモールド樹脂によって一体成形してモータフレームを形成したモールドモータであり、前記モータフレームと前記ギヤケースが連結され、前記ギヤ群の各ギヤの各ギヤシャフトの一端部が、前記ギヤケースに設けられた一方のギヤベアリングに回転自在に支持され、前記各ギヤシャフトの他端部が、前記モータフレームの表面に設けられた他方のギヤ用ベアリングに回転自在に支持されていることを特徴とするギヤードモータである。
請求項2に係る発明は、前記他方のギヤベアリングが、前記モータフレームの表面に設けられた凹部に挿入されていることを特徴とする請求項1記載のギヤードモータである。
請求項3に係る発明は、前記モータフレームの円筒形の空洞部に前記回転子が収納され、前記空洞部の一方の閉塞部に、前記モータシャフトの一端部を回転自在に支持する一方のモータベアリングが配され、前記空洞部の他方の開口部を閉塞するモータブラケットに、前記モータシャフトの他端部を回転自在に支持する他方のモータベアリングが配されていることを特徴とする請求項1記載のギヤードモータである。
請求項4に係る発明は、前記モータがブラシレスDCモータである ことを特徴とする請求項1記載のギヤードモータである。
請求項1に係る発明のギヤードモータであると、ギヤシャフトの一端部が、ギヤケースに設けられたギヤベアリングに回転自在に支持され、ギヤシャフトの他端部が、モールド樹脂によって成型されているモータフレームの表面に設けられたギヤベアリングに回転自在に支持されている。そのため、従来のようにギヤケースを2つの部品から構成する必要はなく、部品点数を削減し、組み立て作業性を向上させることができる。
請求項2に係る発明のギヤードモータであると、他方のギヤベアリングが、モータフレームの表面に設けられた凹部に挿入されて固定されているため、容易にギヤベアリングを取り付けることができる。
請求項3に係る発明のギヤードモータであると、モータベアリングの一方がモールド樹脂よりなるモータフレームの空洞部の閉塞部に取り付けられているため、この一方のモータベアリングを取り付けるためのモータブラケットを削減することができる。
以下、本発明の一実施形態のギヤードモータ10について、図1に基づいて説明する。
図1は、ギヤードモータ10の縦断面図である。
ギヤードモータ10は、モータ部12とギヤケース部14とより構成されている。
モータ部12は、ブラシレスDCモータよりなるモールドモータである。
モータ部12のモータフレーム16は、不飽和ポリエステルよりなるモールド樹脂によって固定子18を一体成型したものである。この固定子18は、固定子鉄心20に巻線22を巻回したものである。
このモータフレーム16内部には、回転子24を挿入するための円筒形の空洞部26が形成されている。この空洞部26の一方は閉塞され、他端は開口している。この閉塞された側(出力側)には、回転子24のモータシャフト28が貫通する貫通孔30が貫通している。さらに、この貫通孔30の外周部には段部32が設けられ、第1のモータベアリング34が圧入嵌合されている。なお、図1においては不図示であるが、モータベアリング34と段部32との間には、皿ワッシャが設けられている。
回転子24を空洞部26に収納すると共に、貫通孔30にモータシャフト28を貫通させ、第1のモータベアリング34によってモータシャフト28の出力側を回転自在に支持される。
モータシャフト28の反出力側は、金属性のモータブラケット36に設けられている第2のモータベアリング38によって回転自在に支持されている。このモータブラケット36は、空洞部26の縁部に嵌合固定される。
モータフレーム16の表面であって、ギヤケース部14が取り付けられる側には、第1の凹部40と第2の凹部42が設けられている。この第1の凹部40と第2の凹部42とは、モータフレーム16をモールド樹脂によって一体成型するときに同時に形成しておく。
モータ部12に、アルミダイキャスト製のカップ状のギヤケース部14を被せて固定される。この固定は、ギヤケース部14の縁部をモータ部12のモータフレーム16の外周部に勘合させボルト、ネジなどによって固定する。
このギヤケース部14とモータ部12の表面によって形成された空間の中には、複数のギヤが収納されている。具体的には、第1のギヤシャフト44に、第1ギヤ46と第2ギヤ42が同軸に取り付けられ、第1ギヤ46がモータシャフト28の先端部に設けられたモータギヤ50と螺合している。
また、ギヤケース部14内部には出力シャフト52が配され、この出力シャフト52には第3ギヤ54が設けられている。この第3ギヤ54とギヤシャフト44の第2ギヤ48とが螺合している。
出力シャフト52は、ギヤケース部14から貫通孔56を貫通して突出している。
ギヤシャフト44の一端部は、アルミダイキャスト製のギヤケース部14の内側に設けられた凹部に固定されているギヤベアリング58に回転自在に支持されている。ギヤシャフト44の他端部は、モータフレーム16の表面に設けられている第1の凹部40に挿入されているギヤベアリング60に回転自在に支持されている。
出力シャフト52の一端部側は、ギヤケース部14の内側に取り付けられているギヤベアリング62に回転自在に支持されている。出力シャフト52の他端部は、モータフレーム16の第2の凹部42に挿入固定されているギヤベアリング64によって回転自在に支持されている。
上記構成のギヤードモータ10であると、モータシャフト28が回転すると、モータギヤ50に螺合している第1ギヤ46が回転し、次に第2ギヤ48に螺合している第3ギヤ54が回転して、所定の回転速度で出力シャフト52が回転する。
このギヤードモータ10において、次のような効果がある。
第1の効果は、出力シャフト52の他端部とギヤシャフト44の他端部を回転自在に支持するギヤベアリング60とギヤベアリング64とが、モータフレーム16の表面の第1凹部40と第2凹部42に固定されているため、従来のようにこれらギヤベアリングを固定するためのギヤケースを必要としない。そのため、部品点数を削減することができる。
第2の効果は、この部品点数を削減することができることにより、組み立て作業性を向上させることができる。
第3の効果は、モータ部12においては、モータシャフト28の出力側を回転自在に支持するモータベアリング34が、モータフレーム16に直接固定されているため、従来のようにモータブラケットを必要としないので、部品点数を削減することができる。
第4の効果は、ギヤケースの一方がないため、ギヤードモータ10の軸方向の長さを短くすることができる。
(変更例)
本発明は、上記実施形態に限らずその主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
例えば、上記実施例ではギヤケース部14内部には3個のギヤを設けたがこれに限らずさらに多数のギヤを配して、減速を行ってもよく、また回転速度を上げてもよい。
また、ギヤケース部14はアルミダイキャスト製で製造したが、これに限らず鉄鋳物などで製作してもよい。
本発明のギヤードモータは、例えばコンベアなどの搬送機器の駆動源や、家電機器の駆動源に好適である。
本発明の一実施形態を示すギヤードモータの縦断面図である。 従来例のギヤードモータの縦断面図である。
符号の説明
10 ギヤードモータ
12 モータ部
14 ギヤケース部
16 モータフレーム
18 固定子
24 回転子
26 空洞部
28 モータシャフト
34 モータベアリング
36 モータブラケット
38 モータベアリング
40 第1の凹部
42 第2の凹部
44 ギヤシャフト
46 第1ギヤ
48 第2ギヤ
50 モータギヤ
52 出力シャフト
54 第3ギヤ
56 貫通孔
58 ギヤベアリング
60 ギヤベアリング
62 ギヤベアリング
64 ギヤベアリング

Claims (4)

  1. モータフレーム内部に固定子が配され、前記固定子の内周に回転子が配されたインナーロータ型モータと、
    前記回転子のモータシャフトの先端にあるモータギヤと螺合するギヤを含むギヤ群が配されたギヤケースと、
    前記ギヤケースから突出した出力シャフトと、
    を有するギヤードモータにおいて、
    前記モータは、前記固定子をモールド樹脂によって一体成形してモータフレームを形成したモールドモータであり、
    前記モータフレームと前記ギヤケースが連結され、
    前記ギヤ群の各ギヤの各ギヤシャフトの一端部が、前記ギヤケースに設けられた一方のギヤベアリングに回転自在に支持され、
    前記各ギヤシャフトの他端部が、前記モータフレームの表面に設けられた他方のギヤ用ベアリングに回転自在に支持されている
    ことを特徴とするギヤードモータ。
  2. 前記他方のギヤベアリングが、前記モータフレームの表面に設けられた凹部に挿入されている
    ことを特徴とする請求項1記載のギヤードモータ。
  3. 前記モータフレームの円筒形の空洞部に前記回転子が収納され、
    前記空洞部の一方の閉塞部に、前記モータシャフトの一端部を回転自在に支持する一方のモータベアリングが配され、
    前記空洞部の他方の開口部を閉塞するモータブラケットに、前記モータシャフトの他端部を回転自在に支持する他方のモータベアリングが配されている
    ことを特徴とする請求項1記載のギヤードモータ。
  4. 前記モータがブラシレスDCモータである
    ことを特徴とする請求項1記載のギヤードモータ。
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