JPH0526922Y2 - - Google Patents

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JPH0526922Y2
JPH0526922Y2 JP13373488U JP13373488U JPH0526922Y2 JP H0526922 Y2 JPH0526922 Y2 JP H0526922Y2 JP 13373488 U JP13373488 U JP 13373488U JP 13373488 U JP13373488 U JP 13373488U JP H0526922 Y2 JPH0526922 Y2 JP H0526922Y2
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JP
Japan
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stator core
winding
armature winding
armature
recess
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JP13373488U
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JPH0257248U (ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はDCサーボモータに代つて、高トルク
重量比化および高精度化が可能となつたギヤツプ
ワインデイングモータに係り、特にステータコア
とロータとの空〓部に設けられる電機子巻線を確
実に固定することが可能なギヤツプワインデイン
グモータに関する。
〔従来の技術〕
ギヤツプワインデイングモータは例えば、特願
昭62−116143号に示されるように、円筒状に重ね
巻きされた電機子巻線のコイルがステータコアの
内周面に装着されてロータの外周面に対向するよ
う配置されている。
第2図はこのギヤツプワインデイングモータの
従来例を示す。薄いリング状のコア板が軸方向に
積層されて円筒状のステータコア7が形成されて
いる。ステータコア7の内周面に、絶縁紙8を介
し、円筒状巻線9が密着されている。このような
円筒状巻線9のコイルエンド部にモールド樹脂6
が含浸されて、円筒状巻線9がステータコアと一
体化された電機子が形成される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら従来のギヤツプワインデイングモ
ータでは以下のような問題点を有している。
ステータコア内周面に設けられる電機子巻線
は単純な平坦面でステータコアに固定されてい
るため、ステータコアから剥れ易い。これは特
に、ヒートサイクルによる応力や加減速運転時
の反力が作用する部分で著しい。
ステータコア内周面に巻かれた絶縁紙がモー
ルド樹脂の浸透を阻害するため、電機子巻線の
固定強度が低下している。このため、モールド
樹脂を真空含浸させることも行われているが、
浸透の度合いには限度がある。
ここにおいて本考案は、電機子巻線の固定強度
を増大させてステータコアからの剥れを防止する
ことが可能なギヤツプワインデイングモータを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ステータコアの内面に凹部を軸方向
に所定間隔で形成すると共に、この凹部内にモー
ルド樹脂を充填させてモールド樹脂による接着力
を増大させたものである。
〔作用〕
ステータコアの内面に形成された凹部内にはモ
ールド樹脂が充填されるため、ステータコアと電
機子巻線の固着度合いが増大する。また、凹部は
ステータコアの軸方向に形成されるので、ロータ
回転時のギヤツプパーミアンスの変化によるコギ
ングトルクの発生はないものとなる。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例の断面図を示し、従
来例と同一の要素は同一の符号で対応させてあ
る。すなわち外周面に永久磁石10が取り付けら
れたロータヨーク11がシヤフト4の外周面に取
り付けられると共に、シヤフト4はベアリング
3,14によつてL側ブラケツト1および反L側
ブラケツト12に回転自在に支承されている。L
側ブラケツト1および反L側ブラケツト12はフ
レーム5に嵌合されており、このフレーム5内面
に電機子が嵌合固定されている。
電機子は、フレーム5に嵌着されたステータコ
ア17と、円筒状巻線9と、円筒状巻線9を絶縁
紙8を介しステータコア17に固定するための流
動性の高いエポキシ系等のモールド樹脂6とから
構成されている。
ここでステータコア17はプレス打抜きされた
リング状のコア板17a,17bを軸方向に積層
することで行われる。本考案において、凸部コア
板17aは従来と同様な形状、寸法のものが使用
されるが、凹部コア板17bは内面が比較的深く
打抜かれている。そして、このコア板17b,1
7aが所定枚積層される。この積層された凸部コ
ア板17aと凹部コア板17bを交互に積層し、
ステータコア17を形成する。これによりステー
タコア17の内面には所定深さの凹部18が軸方
向に所定間隔で形成される。この場合、凹部18
の深さはコア板の寸法の約10%程度が良好であ
る。このような凹部18が形成されたステータコ
ア17の内周面に絶縁紙8を巻き、円筒状巻線9
を嵌着する。その後、離型剤を塗布した成形用マ
ンドレル(図示せず)を円筒状巻線9内に挿入
し、フタ状の含浸用治具(図示せず)を円筒状巻
線9の左右から被せ、モールド樹脂6を真空含浸
させる。真空含浸によつて、モールド樹脂6はス
テータコア17の凹部18内にも侵入し、充填さ
れる。そしてモールド樹脂6の硬化後、治具およ
び成形用マンドレルを抜き取ることによつて電機
子を得る。
このように内面の軸方向に凹部18が形成され
たステータコア17はモールド樹脂6が凹部18
内にも入り込んで電機子巻線を固定するため、電
機子巻線の固定強度が大きくなる。このためヒー
トサイクルによる応力に対しても電機子巻線が剥
れることがないので、加減速特性を必要とする用
途に対しても高い信頼性を確保することができる
と共に、高ピークトルクによる反力にも耐えるこ
とができ、高ピークトルクモータとしても使用す
ることができる。また、凹部18がステータコア
の軸方向に形成されるため、コギングトルクの発
生もない。さらには電気絶縁性を損なうこともな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、ステータコアの
内面に凹部を軸方向に形成し、この凹部内にモー
ルド樹脂を充填して電機子巻線の固定強度を大き
くしたので、電気絶縁特性を低下させることがな
いと共にヒートサイクルの応力や加減速時の反力
に対しても電機子巻線の剥離が生じることがな
く、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は従来例のギヤツプワインデイングモータを
示す側断面図である。 6……モールド樹脂、9……上コイル辺(電機
子巻線)、10……永久磁石、11……ロータヨ
ーク、17……ステータコア、18……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステータコアとロータの永久磁石との空〓部に
    電機子巻線が円筒状に施され、この電機子巻線が
    モールド樹脂の含浸によつて固定されたギヤツプ
    ワインデイングモータにおいて、 前記ステータコアの内面の軸方向に凹部が所定
    間隔で形成され、 この凹部内に前記モールド樹脂が充填されるこ
    とを特徴とするギヤツプワインデイングモータ。
JP13373488U 1988-10-13 1988-10-13 Expired - Lifetime JPH0526922Y2 (ja)

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JP13373488U JPH0526922Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JP13373488U JPH0526922Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JPH0257248U JPH0257248U (ja) 1990-04-25
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JP4883327B2 (ja) * 2007-01-18 2012-02-22 株式会社安川電機 ギャップワインディング形モータ
JP2013059157A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Yaskawa Electric Corp 回転電機
JP7318331B2 (ja) * 2019-06-13 2023-08-01 株式会社デンソー 固定子及び固定子の製造方法

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