JP2000176430A - ケ―シング収納電動作動体の解体方法と解体装置、ならびに、電動機固定子の材質別分別解体装置 - Google Patents

ケ―シング収納電動作動体の解体方法と解体装置、ならびに、電動機固定子の材質別分別解体装置

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JP2000176430A
JP2000176430A JP35801198A JP35801198A JP2000176430A JP 2000176430 A JP2000176430 A JP 2000176430A JP 35801198 A JP35801198 A JP 35801198A JP 35801198 A JP35801198 A JP 35801198A JP 2000176430 A JP2000176430 A JP 2000176430A
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stator
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coil
disassembling
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Tamotsu Takegama
保 嶽釜
Akihiko Mori
明彦 森
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MEIWA KIKAI KK
SHIZUOKA RECYCLE JIGYO KYODO K
SHIZUOKA RECYCLE JIGYO KYODO KUMIAI
SHIZUOKA SHIGEN KK
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MEIWA KIKAI KK
SHIZUOKA RECYCLE JIGYO KYODO K
SHIZUOKA RECYCLE JIGYO KYODO KUMIAI
SHIZUOKA SHIGEN KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機3と電動機3の作動部2を単一のケー
シング8に収納した電動作動体の冷蔵庫用コンプレッサ
ー1の廃却品を、簡便かつ能率的に解体して材質別に分
別回収し、資材のリサイクル利用の促進と産業廃棄物の
発生量の低減を図る解体方法と解体装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング8の端部をチャック爪22で
チャック保持し、そのケーシング8をプラズマトーチ2
1によって切断加工して、電動機3の固定子6の上半部
分をカバーしている中間上半ケーシングピース8Aと、
電動機3の回転子5を連結した作動部2を内蔵したケー
シング前部8Bと、ケーシングピース8Aとケーシング
前部8B以外のケーシング後部8Cに3分割し、しかる
のち、そのコンプレッサー1を重力落下させることによ
って前記8A・8B・8Cと電動機3の固定子6の4部
材に分離解体することを特徴とするケーシング収納電動
作動体の解体方法と解体装置が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫・エア
コン等に使用されているコンプレッサー等の「単一のケ
ーシングに電動機と電動作動部を連結収納したケーシン
グ収納電動作動体」の廃却品を解体して、リサイクル使
用できる銅質材と銅質材以外のものに容易に分別回収可
能にする解体方法と解体装置、ならびに、解体された電
動機固定子の材質別分別解体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記の冷凍冷蔵庫・エアコンに使用され
ている電動作動体のコンプレッサー1は(図5参照)、
回転子5と固定子6からなる電動機3と、回転子5に直
結した圧縮作動部2を堅牢な円筒状の単一のケーシング
8に収納して両端を密閉した基本形態からなり、その固
定子6は、円筒形状の金属製コア材7と固定子コイル1
0との組合せにして、その固定子コイル10は(図5
(B)(C)参照)銅線群をドーナツ状に巻回した左右
一対のコイル部13と、このコイル部13間を導通して
コア材7の中心孔内周の導線溝11に挿入した導線12
からなる形状を有して、コア材7の両端面にコイル部1
3を同芯状にセットしている。そして、固定子6の中心
孔に回転子5を遊嵌すると共に、コア材7の外周をケー
シング8の内周に接合して一体に収納嵌装されている
(コア材7とケーシング8はビス止め等の機械的手段に
よって固着されていない)。
【0003】そして、冷蔵庫等が廃却される場合は、コ
ンプレッサー1を冷蔵庫本体から容易に外して分別回収
するものの、堅牢なケーシング8に密封されている電動
機3の分離取り出しが困難な為、そのまま産業廃棄物と
して廃却されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のコンプレ
ッサー1の廃却手段は、リサイクル使用可能の電動機3
の多量の銅質材もそのまま一括廃却されるので資源の有
効利用上好ましくなく、その上、産業廃棄物を徒らに増
量する要因となる。一方、産業廃棄物の減量を図る社会
的趨勢から、年間多量に発生するコンプレッサー1等の
電動作動体の廃却品の材質別分別回収が低コスト能率的
にできる技術開発が求められている。
【0005】本発明は、以上の従来技術の難点を解消
し、併せて当該分野の技術要求に答える「ケーシング収
納電動作動体の解体方法と解体装置」ならびに「電動機
固定子の材質別分別回収装置」を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明は「電動機と該電動機の作動部を単一のケーシ
ングに収納した電動作動体を解体するにおいて、前記ケ
ーシングを切断加工して、前記電動機の固定子を収納し
た中間部上半の中間上半ケーシングピースと、前記作動
部を収納したケーシング前部と、前記中間上半ケーシン
グピースと前記ケーシング前部以外のケーシング後部に
3分割し、しかるのち、前記3分割のケーシングを分離
することによって、前記中間上半ケーシングピースと、
前記電動機の回転子を連結して前記作動部を収納した前
記ケーシング前部と、前記ケーシング後部と、前記電動
機の固定子、の4部材に分離解体することを特徴とする
ケーシング収納電動作動体の解体方法」と、
【0007】「前記本発明のケーシング収納電動作動体
の解体方法に用いる解体装置にして、前記電動作動体の
端部をチャック保持する開閉自在のチャック爪を有して
該チャック爪によるチャック中心を回転中心とする回転
手段を備えたワークチャック部と、前記チャック保持姿
勢の前記電動作動体の外周にノズル端を臨ませるプラズ
マトーチを有して前記ワークチャック部へ近接離反する
進退手段を備えたケーシング切断部からなる構造を特徴
とするケーシング収納電動作動体の解体装置」と、
【0008】「円筒形状のコア材の両側面に、導線群を
ドーナツ状に巻回して相互導通する一対のコイル部を有
する電動機固定子を材質別に分別解体する装置にして、
前記コア材の中心孔に挿入して該コア材をクランプ保持
する開閉自在のクランプ爪を有して、該クランプ保持姿
勢の前記固定子の回転手段を備えたワークホルダーと、
該ワークホルダーにクランプ保持した前記固定子の一側
の前記コイル部を切断分離する第一加工ステーションの
コイル切断部と、前記ワークホルダーにクランプ保持さ
れて一側のコイル部を分離した前記固定子の他側のコイ
ル部の外周に噛みつき係止する開閉自在の係止爪を有し
て、前記ワークホルダーにクランプした前記固定子への
進退手段を備えた第二加工ステーションのコイル引き抜
き部からなり、前記第一・第二加工ステーションの加工
によって前記電動機固定子を鉄質材の前記コア材と銅質
材のコイルに分離解体して分別回収可能にした構造を特
徴とする電動機固定子の材質別分別解体装置」になって
いる。
【0009】
【作用】前記構成の本発明のケーシング収納電動作動体
の解体方法と解体装置は、堅牢なケーシングを3分割し
て前記の4部材に分離解体するので、リサイクル利用可
能の銅質材を多量に有する電動機固定子を単独部材とし
て簡便かつ能率的に解体回収し、その固定子から銅質材
を容易に分別回収することができる。そして、前記構成
の本発明の電動機固定子の材質別分別解体装置は、前記
本発明の解体方法・装置によって解体抽出した独立部材
の電動機固定子を、コア材の鉄質材と固定子コイルの銅
質材に簡便かつ能率的にして的確に分別回収できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。まず、本発明のケーシング収納電動作動体の解体方
法の一実施形態を図1を参照して説明する。この実施形
態は図5に示す「電動作動体の一例の冷蔵庫用コンプレ
ッサー1」の廃却品の解体に適用したもので、コンプレ
ッサー1の端部をチャック爪22によってチャック保持
して、公知のプラズマトーチ21をケーシング8の外周
に沿って下記の軌跡Lで相対移動させ、ケーシング8を
3個に分断して解体する。
【0011】即ち、プラズマトーチ21のノズル端を、
内蔵した電動機3の固定子6の前端ポジションに当るケ
ーシング8外周のスタートポイントSにセットし、その
プラズマトーチ21をケーシング8の長手方向に前進移
動させて「固定子6の後端点のP1ポイントまで直線切
断し」続いてコンプレッサー1を180°回転させてP
2ポイントまで半円周切断し、続いて、そのP2ポイン
トからプラズマトーチ21を後退移動させてスタートポ
イントSと同一円周上に位置するP3ポイントまで直線
状に切断し、しかるのち、コンプレッサー1を360°
回転させることによってP3ポイントまで一周切断す
る。かくして、ケーシング8を「固定子6の上半部分を
カバーしている中間上半ケーシングピース8A」と「回
転子5を連結して作動部2を内蔵しているケーシング前
部8B」と「その8A・8B以外の部分のケーシング後
部8C」の3個に分断加工する。
【0012】しかるのち、チャック爪22から外した
後、自然重力落下による衝撃または手作業によって、前
記8A・8B・8Cの3個のケーシングピースとケーシ
ング8から脱離した固定子6の4部材に分離解体する。
以上の図1実施形態の解体方法によると電動機3の固定
子6が単独部材として解体できるので、固定子6の多量
の銅質材の分離回収が容易にできる。
【0013】続いて、図2を参照して本発明のケーシン
グ収納電動作動体の解体装置20の一実施形態を説明す
る。即ち、この図2の解体装置20は図1実施形態のコ
ンプレッサー1の解体工法に用いる解体装置にして、コ
ンプレッサー1の端部をクランプ保持するチャック爪2
2を有して、チャックしたコンプレッサー1のチャック
芯を中心として180°または360°回転させる回転
手段を有するワークチャック部23と、ワークチャック
部23にチャックしたコンプレッサー1のケーシング8
にノズル端を臨ませて昇降自在のプラズマトーチ21を
有し、かつ、プラズマトーチ21がケーシング8の長手
方向に進退する進退手段を備えたケーシング切断部24
を、共通のフレーム26に設け、さらに、ワークチャッ
ク部23の下方に「ワークチャック部23から重力落下
したコンプレッサー1に衝撃を与え分離解体して滑り移
動させる移送シュート25」を備えた構造を有してい
る。
【0014】そして、ワークチャック部23にチャック
したコンプレッサー1のケーシング8にプラズマトーチ
21を接合させて着火し、ワークチャック部23の回転
作動とプラズマトーチ21の進退作動によって図1に示
す「スタートポイントSからP3ポイント」に至る移動
軌跡L上を相対移動させてケーシング8を前記の8A・
8B・8Cの3個に切断加工する。しかるのち、チャッ
ク爪22をルーズにすることによってコンプレッサー1
を移送シュート25に重力落下させ、その落下衝撃によ
ってコンプレッサー1を前記4個の部材に自動的に分離
して順次連続的に解体加工するようになっている。
【0015】なお、この実施形態の解体装置20は、ワ
ークトレイ27に載置したコンプレッサー1をワークチ
ャック部23に自動供給する進退自在のワーク供給部2
8が付設されており、ワークトレイ27に解体すべきコ
ンプレッサー1を載置してスイッチオンすると、そのコ
ンプレッサー1がワークチャック部23に自動的に移載
されてチャックされ、プラズマトーチ21による切断加
工から移送シュート25に落下するに至る一連の解体加
工プロセスが自動的に作動する自動制御回路を有してい
る。なお、図中の29はケーシング8の分断加工によっ
て漏出するケーシング内絶縁油のオイル受である。
【0016】以上の図1実施形態の解体装置20は、廃
却コンプレッサー1を前記4部材に分割解体する解体加
工が順次連続的に自動的に行えるので、その解体作業が
極めて能率的にして低コストでできる。
【0017】続いて、図3・図4を参照して本発明の電
動機固定子の材質別分別解体装置を説明する。即ち、こ
の分別解体装置30は図2に示す解体装置20によって
コンプレッサー1を解体して独立部材として取り出した
図5に示す構造の固定子6を鉄質のコア材7と銅質のコ
イルに分別解体する装置にして「回転機構を有して固定
子6の中空部をクランプ保持するワークホルダー31」
と「ワークホルダー31に保持した固定子6の一側のコ
イル部13Aをコア材7から切り離す第一加工ステーシ
ョンのコイル切断部32」と「ワークホルダー31に保
持されてコイル部13Aを切断分離した固定子6の他側
のコイル部13Bをコア材7から抜き取り分離する第二
加工ステーションのコイル引き抜き部33」によって主
要部が構成されている。
【0018】詳しくは、ワークホルダー31は、固定子
6のコア材7の中心孔に挿入して拡径・縮径自在となる
クランプ爪34を軸体の端部に突出して、クランプ芯を
回転中心として自転できる回転手段と、コイル切断部3
2へ進退できる第一進退機構40と、コイル切断部32
からコイル引き抜き部33に進退できる第二進退機構4
1を有し、図示実線で示す定位置ストップのクランプ爪
34にクランプ保持した固定子6を第一加工ステーショ
ンのコイル切断部32へ移送し、続いてコイル切断部3
2から第二加工ステーションのコイル引き抜き部33へ
移送し、しかるのち、最初の定位置へリターン作動する
構造になっている。
【0019】そして、コイル切断部32は自転手段を有
する円盤形状のカッター刃36を備え、ワークホルダー
31によって移送されてきた固定子6の一側のコイル部
13Aをカッター刃36の回転とワークホルダー31の
回転作動によってコア材7から切断分離する構造を有し
ている。
【0020】そして、コイル引き抜き部33は、数本の
係止爪35を環状に配設して前方に突設し、その係止爪
35の拡径縮径手段と進退手段を有する構造からなり、
ワークホルダー31によって移送されてきた固定子6の
前方に突き出している他側のコイル部13Bを、拡径姿
勢の係止爪35の内部に受け入れ、しかるのち、その係
止爪35を縮径させることによって係止爪35の爪先を
コイル部13Bに噛み込ませて係止し、その状態からコ
イル引き抜き部33を後退作動させることによって「コ
イル部13Bとコイル部13Bに連結してコア材5の導
線溝11に入っている導線12」の銅質材と、鉄質のコ
ア材7を材質別に分離して分別解体するようになってい
る。
【0021】なお、前記の進退機構はエアシリンダーに
よる往復作動機構が主として採択されると共に、コイル
引き抜き部33の下方には移送シュート25が設けら
れ、コイル引き抜き部33によるコイル部13Bの抜き
取り加工後にクランプ爪34と係止爪35をルーズにす
ることによって、個々に分離された「コイル部13Aと
コア材7とコイル部13B」が自動落下し、移送シュー
ト25を滑り移動して材質別に分離回収するようになっ
ている。
【0022】以上の図3・図4実施形態の材質別分別解
体装置30は、電動機固定子6の材質別解体が簡便かつ
能率的に可能になり、リサイクル利用できる鉄質材と銅
質材の分別回収が特段に促進できる。
【0023】なお、本発明は前記の実施形態に限定され
ず、前記のコンプレッサー1以外の例えば電動機3によ
る減速部を作動部2とする電動作動体の解体に応用する
ことがあり、さらに、前記の分別解体装置30におい
て、コイル引き抜き部33による抜き荷重によってコア
材7が係止爪35から外れるのを防止する図4点線に示
すストッパー42を付設する等の変化がある。
【0024】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のケーシン
グ収納電動作動体の解体方法と解体装置は、現に多量発
生する冷蔵庫用コンプレッサー等の廃却品の材質別分別
回収が、簡便かつ能率的に量産処理可能にして、それ等
電動作動体の産業廃棄物の材質別のリサイクル使用を特
段に促進して資源の有効活用を図ると共に、そのリサイ
クル使用に基づいて産業廃棄物の発生量の低減を促進
し、当該分野の技術要求に応えることができる。
【0025】そして、本発明の電動機固定子の材質別分
別回収装置は、リサイクル使用可能の銅質材を多量に有
する廃却固定子の材質別分別回収が、簡便かつ能率的に
して低コストで量産処理可能にして、資材のリサイクル
利用の特段の促進ができる。以上の諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーシング収納電動作動体の解体方法
の一実施形態の工法説明図
【図2】本発明のケーシング収納電動作動体の解体装置
の一実施形態を示し、(A)はその正面形態図、(B)
は要部の側面形態図
【図3】本発明の電動機固定子の材質別分別解体装置の
一実施形態を示し、(A)はその平面形態図、(B)は
その要部側面形態図
【図4】図3実施形態の材質別分別解体装置の加工方法
の説明図
【図5】従来の電動作動体の一例の冷蔵庫用コンプレッ
サーを示し、(A)はその正面図、(B)はその中央横
断面図、(C)はコンプレッサーに内蔵されている電動
機固定子のコアコイルの斜視図
【符号の説明】
1 コンプレッサー 2 作動部 3 電動機 5 回転子 6 固定子 7 コア材 8 ケーシング 8A 中間上半ケーシングピース 8B ケーシング前部 8C ケーシング後部 10 固定子コイル 11 導電溝 12 導線 13 コイル部 20 解体装置 21 プラズマトーチ 22 チャック爪 23 ワークチャック部 24 ケーシング切断部 25 移送シュート 26 フレーム 28 ワーク供給部 30 分別解体装置 31 ワークホルダー 32 コイル切断部 33 コイル引き抜き部 34 クランプ爪 35 係止爪 40 第一進退機構 41 第二進退機構 L プラズマトーチの移動軌跡 S プラズマトーチのスタートポイント
フロントページの続き (72)発明者 森 明彦 静岡県静岡市新間1915番地1 Fターム(参考) 4D004 AA22 AB03 BA05 CA02 CB12 5H615 AA03 BB01 BB14 PP01 PP12 QQ02 SS17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と該電動機の作動部を単一のケー
    シングに収納した電動作動体を解体するにおいて、前記
    ケーシングを切断加工して、前記電動機の固定子を収納
    した中間部上半の中間上半ケーシングピースと、前記作
    動部を収納したケーシング前部と、前記中間上半ケーシ
    ングピースと前記ケーシング前部以外のケーシング後部
    に3分割し、しかるのち、前記3分割のケーシングを分
    離することによって、前記中間上半ケーシングピース
    と、前記電動機の回転子を連結して前記作動部を収納し
    た前記ケーシング前部と、前記ケーシング後部と、前記
    電動機の固定子、の4部材に分離解体することを特徴と
    するケーシング収納電動作動体の解体方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のケーシング収納電動作動体の
    解体方法に用いる解体装置にして、前記電動作動体の端
    部をチャック保持する開閉自在のチャック爪を有して該
    チャック爪によるチャック中心を回転中心とする回転手
    段を備えたワークチャック部と、前記チャック保持姿勢
    の前記電動作動体の外周にノズル端を臨ませるプラズマ
    トーチを有して前記ワークチャック部へ近接離反する進
    退手段を備えたケーシング切断部からなる構造を特徴と
    するケーシング収納電動作動体の解体装置。
  3. 【請求項3】 円筒形状のコア材の両側面に、導線群を
    ドーナツ状に巻回して相互導通する一対のコイル部を有
    する電動機固定子を材質別に分別解体する装置にして、
    前記コア材の中心孔に挿入して該コア材をクランプ保持
    する開閉自在のクランプ爪を有して、該クランプ保持姿
    勢の前記固定子の回転手段を備えたワークホルダーと、
    該ワークホルダーにクランプ保持した前記固定子の一側
    の前記コイル部を切断分離する第一加工ステーションの
    コイル切断部と、前記ワークホルダーにクランプ保持さ
    れて一側のコイル部を分離した前記固定子の他側のコイ
    ル部の外周に噛みつき係止する開閉自在の係止爪を有し
    て、前記ワークホルダーにクランプした前記固定子への
    進退手段を備えた第二加工ステーションのコイル引き抜
    き部からなり、前記第一・第二加工ステーションの加工
    によって前記電動機固定子を鉄質材の前記コア材と銅質
    材のコイルに分離解体して分別回収可能にした構造を特
    徴とする電動機固定子の材質別分離解体装置。
JP35801198A 1998-12-16 1998-12-16 ケ―シング収納電動作動体の解体方法と解体装置、ならびに、電動機固定子の材質別分別解体装置 Pending JP2000176430A (ja)

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