JP6079953B2 - 記録装置 - Google Patents
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ユーザーは、被記録材をトレイにセットする際に皺ができないように注意してセットする。また前記被記録材がセットされた前記トレイがセット位置からインク吐出ヘッドの下を通過した記録開始位置まで移動する際に前記センサーによって皺の有無が検出される。
上記課題を解決するために本発明の一つの態様に係る記録装置は、複数のノズルが並んだノズル列を有するインク吐出ヘッドと、被記録材を支持するトレイと、前記インク吐出ヘッドに対して前記被記録材が支持された前記トレイを移動方向に間歇的に相対移動させる移動機構と、前記被記録材又は前記トレイ上の障害物の有無を検出する第1のセンサーと、を備え、前記第1のセンサーは、前記移動方向において前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記第1のセンサーに近いノズルから距離D1離れて設けられ、該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1であり、前記移動機構は、前記インク吐出ヘッドに対して前記トレイを、前記被記録材を前記トレイにセットするセット位置と、前記インク吐出ヘッドに対して前記セット位置の反対側に位置し、前記被記録材に記録を行う際の前記移動の基準位置である記録開始位置と、の間で相対移動させ、前記第1のセンサーは、前記被記録材が支持された前記トレイが前記セット位置から前記記録開始位置側に相対移動する際と、前記記録開始位置から前記インク吐出ヘッド側に相対移動する際と、に前記障害物の有無を検出することを特徴とする。
また本発明の第1の態様に係る記録装置は、複数のノズルが並んだノズル列を有するインク吐出ヘッドと、被記録材を支持するトレイと、前記インク吐出ヘッドに対して前記被記録材が支持された前記トレイを移動方向に間歇的に相対移動させる移動機構と、前記被記録材又は前記トレイ上の障害物の有無を検出する第1のセンサーと、を備え、前記第1のセンサーは、前記移動方向において前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記第1のセンサーに近いノズルから距離D1離れて設けられ、該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1であることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1のセンサーの前記障害物の有無を検出する位置が、前記インク吐出ヘッドのノズル列よりも前記トレイの前記インク吐出ヘッドに向う移動方向における上流側に距離D1離れて設けられ、該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1である。従って、間歇移動される被記録材の各移動単位毎に当該第1のセンサーによって障害物の有無が検出され、且つ前記検出対象の移動単位部分は前記ノズル列の手前の位置で停止する。
これにより、インク吐出ヘッドによる記録開始の直前まで被記録材上の皺等の障害物の有無を検出することが可能となり、障害物「有り」の場合は、移動を停止して、障害物除去の工程に移行することができる。従って、前記障害物に起因する記録不良の発生を低減することができる。
本態様によれば、第3の態様と同様に、前記障害物に起因する記録不良の発生を低減することができる。
ここで、「第1のセンサーと第2のセンサーのいずれか一方の検出結果を利用する」とは、第1のセンサーと第2のセンサーの一方だけをON、他方をOFFにして検出して得られる検出結果を利用する場合と、いずれのセンサーもON状態であって得られる両方の検出結果の内の一方だけを利用する場合の両方を含む意味で使われている。
従って、前記センサー対を当該設置部位の機体枠に取り付ける前の段階で、当該設置部位とは別の場所において、先行して当該固定枠を用いてセンサー対の前記位置関係の調整作業(光軸合わせ作業)を行うことが可能になる。これにより光軸合わせの作業を容易に行うことができる。
従って、発光部と受光部の取付け角度を個別に調整していた従来の光軸合わせ作業に比べてセンサー対の光軸合わせ作業が容易になる。
従って、前記第一の方向を上下方向に定めれば、前記可動ブラケットに保持されている発光部または受光部を上下方向に揺動させるだけでセンサー対の光軸合わせを行うことができる。
従って、中間可動ブラケットを設けたことにより、センサー対のより正確な光軸合わせが可能になる。
本実施例1に係る記録装置は、インクを吐出するインク吐出ヘッド13と、被記録材Tを支持するトレイ3と、前記インク吐出ヘッド13に対して前記被記録材Tおよび前記被記録材Tを支持する前記トレイ3を相対移動させる移動機構である移動装置17と、前記被記録材T上の障害物6の有無を検出する第1のセンサー31とを備える。ここで、第1のセンサー31は発光部と受光部を備える光学式のセンサーである。第1のセンサーの具体的な構造及び組み付け方法等は後述する。
ステップS1で被記録材の始端の位置出し、即ちトレイ3に支持された被記録材Tの始端12の位置を記録開始位置(図示せず)に位置させる動作が行われる。被記録材の始端の位置出しが終了すると、ステップS2に進む。
尚、ステップS5において、障害物6の除去が困難である又は除去動作によって記録品質が低下するといった場合は、ユーザーが記録を中止することが可能である。
実施例2に係る記録装置もシリアル型の記録装置である。
図3に示したように、本実施例に係る記録装置は、トレイ3を、ユーザーが被記録材Tをトレイ3にセットする作業を行うセット位置14と、前記被記録材Tに記録を行う際の前記移動の基準位置である記録開始位置16との間で移動させる。該記録開始位置16は、前記インク吐出ヘッド13に対して前記セット位置14の反対側に位置している。
前記インク吐出ヘッド13と記録開始位置16との間に第1のセンサー31が設けられている。該センサー31は図1に示した実施例1と同じく、D1>L1を満たす位置に設けられている。
図3に示した実施例においてでは、記録開始位置16からの1回目の移動では、被記録材Tの始端12は、インク吐出ヘッド13のノズル列10まで到達しない。これにより、障害物6が検出された場合に、該障害物6をインク吐出ヘッド13の手前で停止させることができる。障害物6が検出されない場合は続いて2回目の移動が行われ、本実施例では、被記録材Tの始端12はインク吐出ヘッド13のノズル列10に到達する。この到達後は、被記録材Tの移動が停止した状態で、インク吐出ヘッド13が往復移動して該被記録材Tにインクを吐出し、記録が行われる。そして、前記のL1移動、停止、記録が繰り返される。
尚、図3では、被記録材T上の障害物6の図示は省略されている。また、図3において、トレイ3及び被記録材Tは、セット位置14と記録開始位置16の両方の位置において、いずれも実線で記載されているが、これは図面を解り易くするためであり、本来は一方は破線で記載されるべきものである。
続いて、ステップS15に進んで、被記録材Tは間歇移動によってL1送られた後停止する。同時に、前記L1の移動の際に障害物6の有無が第1のセンサー31によって検出される。
尚、ステップS18において、障害物6の除去が困難である又は除去動作によって記録品質が低下するといった場合は、ユーザーが記録を中止することが可能に構成されている。
実施例3に係る記録装置もシリアル型の記録装置である。
図5に示したように、本実施例に係る記録装置は、実施例2と同じく、トレイ3をセット位置14と、被記録材Tに記録を行う際の基準位置である記録開始位置16との間を移動させる。本実施例では、前記セット位置14と前記インク吐出ヘッド13の間に第2のセンサー18が設けられている。この第2センサー18は、第1センサー31と同様の光学式のセンサーである。符号19は該第2のセンサー18の光軸の位置、即ち検出位置を示す。
その他の構成は、図3に示した実施例2と同じであるので、同一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
トレイ3がセット位置14に位置する状態で該トレイ3に被記録材Tがセットされる。このセットが終了すると、ステップS21のセット動作終了となる。次いで、ステップS22で被記録材Tを支持したトレイ3がセット位置14から記録開始位置16に向けて連続的に移動する。そして、被記録材Tがインク吐出ヘッド13よりセット位置側に位置する第2のセンサー18の検出位置19を通過する際に障害物6の有無が検出される。
尚、トレイ3をセット位置14まで戻さずに、そのままの位置でも障害物6の除去を行える装置構成の場合は、ユーザーは前記停止位置で障害物6の除去を行う。そして、障害物6を除去したことを制御部に入力する。これにより、前記停止位置から移動が再開する。そして残りの領域に対して障害物6の有無が検出される。
続いて、ステップS26に進んで、被記録材Tは間歇移動によってL1送られた後停止する。同時に、前記L1の移動の際に障害物6の有無が第1のセンサー31によって検出される。
尚、ステップS29において、障害物6の除去が困難である又は除去動作によって記録品質が低下するといった場合は、ユーザーが記録を中止することが可能に構成されている。
実施例3では、トレイ3がセット位置14から移動方向A2へ移動する際は、第2のセンサー18による障害物6の有無の検出を受けるが、第1のセンサー31による検出は受けない又は検出は受けるがその検出結果は利用しない態様として説明した。すなわち、トレイ3が移動方向A2に移動する際は第1のセンサー31の検出位置8は実質的に単に通過するだけとして説明した。
第1のセンサー31が障害物「有り」を検出したときの制御フローは、前記実施例2のステップS11〜ステップS13と同様である。その他の構成は前記実施例3と同様であるので、その説明は省略する。
本実施例によれば、前記障害物6に起因する記録不良の発生を一層低減することができる。
本実施例4は、図5の構成の記録装置において、制御部(図示せず)が以下の動作モードを有している。
即ち、前記制御部は、トレイ3がセット位置14から記録開始位置16側に移動する際に、第1のセンサー31と第2のセンサー18のいずれか一方の検出結果を利用する2つのパターンと、両方の検出結果を利用する1つのパターンの、合わせて3つのパターンの動作モードを有し、該3つのパターンのいずれか一つのパターンを選択して実行可能である。
前記実施例2は第2の動作モードに相当する。前記実施例3は第1の動作モードに相当する。前記実施例3の変形例は前記第3の動作モードに相当する。本実施例はこれらのモードをユーザーが、その記録の狙いに応じていずれかを選択して実行可能である。
実施例5について図7及び図8を用いて以下説明する。
本実施例に係る記録装置は、前記被記録材Tに記録を開始する前段階において、該被記録材Tの始端12を停止する位置まで、前記移動装置17が該被記録材Tを連続的に移動する連続移動モードを備えている。
そのため、被記録材Tの始端12部分に障害物6が「有る」場合は、該障害物6がインク吐出ヘッド13に衝突することになる。
被記録材Tを高速で移動している際に、前記他のセンサー22が障害物6「有り」を検出したときは直ちに被記録材Tの移動を停止する。そして、該距離Eは前記他のセンサー22が障害物6を検出した後に前記移動を停止するために必要な距離をL2としたとき、E>L2に設定されている。
その他の構成は図1に示した実施例と同様なので同一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
ステップS44で被記録材Tの始端12の位置出し、即ち被記録材Tの始端12を始端停止位置(移動開始位置)に位置させる動作が行われて位置出しが終了すると、ステップS45に進む。
尚、ステップS48において、障害物6の除去が困難である、又は除去動作によって記録品質が低下するといった場合は、ユーザーが記録を中止することが可能に構成されている。
これにより、例えば被記録材Tの始端12に余白無しで記録を行う場合等において、該障害物6がインク吐出ヘッド13に衝突する虞を低減することができる。そして、高速位置出しモードで始端の位置出しを行った被記録材Tに対して、前記バンド記録を前記第1のセンサー31による障害物6の有無の検出を行いつつ行うことができる。これにより、前記障害物6に起因する記録不良の発生を低減することができる。
しかし、連続移動モードは前記高速位置出しモードに限定されない。前記他のセンサー22が障害物6を検出した後にその移動を停止するために必要な距離L2が前記第1のセンサー31についての前記距離D1よりも小である低速で移動する場合もある。この場合は、当該他のセンサー22は、インク吐出ヘッド13と前記第1のセンサー31との間に設けられる。当該連続移動の移動速度が遅くなるに連れて、当該他のセンサー22の設置位置はインク吐出ヘッド13に近づけることができる。
次に、上記実施例3の記録装置全体の概略構成を説明する。
尚、以下の説明では、被記録材として被捺染材(以下、「布帛」ともいう)Tを例にとる。図9では胴部Taと袖部Tbが筒状に縫製されたTシャツが図示されている。また、以下の説明では記録装置としてインクジェット捺染装置1を例にとって説明する。
また、走行フレーム7と駆動装置17を支持する本体フレーム2には、次に述べる前記第1のセンサー31及び第2のセンサー18を取り付ける機体枠9が設けられている。尚、図9においては、第2のセンサー18のみが記載され、第1のセンサー31の記載は省略されている。
次に、上記実施例の第1のセンサー31の構成を説明する。尚、前記第2のセンサー18、更に前記他のセンサー22は、本実施例では前記第1のセンサー31と同一のものが用いられている。勿論センサーとしては、以下に説明する構成のものに限定されない。また、各センサー18、22、31の構成が互いに異なる構成のものであってもよい。
また、この種の透過型のセンサーを使用する場合には、センサー対37の光軸Lの光軸合わせを行うことが必要になり、この光軸合わせに使用されるのが光軸合わせ機構39である。
そして、図示の実施例では、前記固定ブラケット45を受光部35を保持するブラケットとして使用し、前記可動ブラケット47を発光部33を保持するブラケットとして使用している。
そして、上記2つずつ形成されている取付け穴51、51と位置決め穴53、53には、外方から4本の固定ネジ55が挿入されて、前記固定枠43に形成されているネジ孔57と受光部35に形成されている図示しないネジ孔とに螺合される。
該可動ブラケット47は、前記第一基準穴63に挿入されて半固定状態で取り付けられる固定ネジ67を揺動支点とし、前記第一調整穴65の長さの範囲で前記凹部空間59に収容され、固定ネジ67によって保持された発光部33を所定の角度、第一の方向71となる垂直面と平行な図11中矢印で示す上下方向に揺動し得るように構成されている。
また、固定枠43の右端側には、前記可動ブラケット47を取り付けるためのネジ孔69が形成されている第二取付け板75が設けられている。また、前記第一取付け板73と第二取付け板75には、それぞれ外方に張り出した耳部73aと耳部75aが形成されている。これらの耳部73aと75aには、センサー対37の光軸Lの高さ調整(後述)に使用される上下方向に長い高さ調整長穴77が左右に2つずつ計4個設けられている。
該光軸の位置調整方法は、下記に示す(1)光軸合わせ工程と、(2)光軸位置(高さ)調整工程と、を備えることによって構成されている。
光軸合わせ工程は、前記光軸合わせ機構39を使用して前記発光部33と受光部35のいずれか一方の取付け角度を調整することで前記センサー対37の光軸Lの光軸合わせを行う工程である。
最初に、固定ブラケット45の凹部空間49に受光部35を収容し、固定ネジ55を使用して固定ブラケット45に受光部35を取り付ける。次に、図14(A)に示すように、上下の位置決め穴53、53に外方から固定ネジ55、55を挿入して固定枠43の第1取付け板73に形成されているネジ孔57、57に前記固定ネジ55、55を螺合させて固定ブラケット45を固定枠43に固定状態で取り付ける。
そして、発光部33から光を照射させて受光部35が当該光を検出する所定の角度になるように可動ブラケット47を第一の方向71に揺動させ、受光部35が当該光を検出した所定の角度になったところで、図14(B)に示すように固定ネジ67を第1調整穴65に挿入し、更に固定枠43の第二取付け板75の上部のネジ孔69に螺合させることで、該可動ブラケット47の固定枠43に対する取付け作業が完了する。
光軸位置調整工程は、光軸位置調整治具81を使用して前記光軸Lの光軸合わせが行われたセンサー対37の光軸Lの位置調整を行う工程である。ここでは高さ方向の位置調整について説明する。
本工程で使用される光軸位置(高さ)調整治具81は、インクジェット捺染装置1の本体フレーム2の上面における前記受光部35側の第一フレーム基準部材83上に設置される移動可能すなわち昇降可能な第一位置(高さ)調整部材85と、前記発光部33側の第二フレーム基準部材87上に設置される昇降可能な第二位置(高さ)調整部材89と、前記第一フレーム基準部材83と第二フレーム基準部材87の上に順番に設置されて、前記センサー対37の光軸経路を遮る第一の位置Oと、前記センサー対37の光軸経路を遮らない第二の位置Pとを採ることができる所定位置(高さ)の位置(高さ)設置基準部材91と、を備える。
また、実際の光軸Lの高さ調整作業に際しては、固定枠43の高さを調整する側の第一フレーム基準部材83または第二フレーム基準部材87の上に前記位置設置基準部材91を設置し、固定枠43の高さを調整する側の第一位置調整部材85または第二位置調整部材89を昇降させることによって、前記位置設置基準部材91を前記第一の位置Oから第二の位置Pに向けて、あるいは前記第二の位置Pから第一の位置Oに向けて相対的に移動させて光軸Lの高さを前記位置設置基準部材91によって設定される所定の高さに調整するようにする。
この場合には、最初に第一位置調整部材85と第二位置調整部材89に設けられているそれぞれの位置調整ネジ93(図12、図13)を所定の方向に回して第一位置調整部材85と第二位置調整部材89を図15(A)に示す下限位置Dに移動させておく。
また、受光部35側の第一フレーム基準部材83上に、同図(A)に示すように、位置設置基準部材91を設置し、前記第一位置調整部材85と第二位置調整部材89の上に前工程で光軸Lの光軸合わせが行われた第1のセンサー31の固定枠43を架け渡すようにしてセットする。
次に、第一位置調整部材85側の位置調整ネジ93を前記と反対の方向に回して第一位置調整部材85を上限位置Uに向けて移動させて行く。尚、この時、固定枠43は図示しないガイド等に案内されて略水平姿勢を保って上方に移動する。
次に、図15(C)に示すように、位置設置基準部材91を発光部33側の第二フレーム基準部材87上に移動し、第二位置調整部材89側の位置調整ネジ93(図12、図13)を所定の方向に回して第二位置調整部材89を上限位置Uに向けて移動させて行く。
そして、前記2つの受光開始点Q1、Q2を満たす固定枠43の高さが目的とする取付け高さとなり、前記センサー対37の光軸Lの位置(高さ)調整が完了する。
この場合には、最初に第一位置調整部材85と第二位置調整部材89に設けられているそれぞれの位置調整ネジ93を所定の方向に回して第一位置調整部材85と第二位置調整部材89を図15(A)に示す上限位置Uに移動させておく。
次に、第一位置調整部材85側の位置調整ネジ93と第二位置調整部材89側の位置調整ネジ93を前記と反対の方向に回して、第一位置調整部材85と第二位置調整部材89を下限位置Dに向けて移動させて行く。尚、この時、固定枠43は図示しないガイド等に案内されて略水平姿勢を保って下方に移動する。
次に、図15(C)に示すように、位置設置基準部材91を発光部33側の第二フレーム基準部材87上に移動し、第一位置調整部材85側と第二位置調整部材89側のそれぞれの位置調整ネジ93を所定の方向に回して微調整する。これにより、同図(C)示すように、発光部33から発せられた光が位置設置基準部材91に遮られて受光部35に到達しない第一の位置Oに移行する。尚、この時の位置設置基準部材91の相対位置を受光終了点R2とする。
次に、固定枠43の左右の第一取付け板73の耳部73aと、第二取付け板75の耳部75aに形成されている高さ調整長穴77に対して外方から固定ネジ97を挿入し、機体枠9に形成されているネジ孔11に螺合させる。これにより、図15(D)に示すように、光軸Lの光軸合わせと光軸Lの位置(高さ)調整が完了した第1のセンサー31がインクジェット捺染装置1に装着される。
また、前記光軸位置調整治具81を使用した光軸の位置調整方法によれば、前記固定枠43によって一体化されている第1のセンサー31に好適な光軸Lの位置(高さ)調整が実行されて、光軸Lの位置(高さ)調整も正確に短時間で簡単に実行できるようになる。
第1のセンサー31、記録装置1及び光軸の位置調整方法は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、これに限定されないことは勿論である。
例えば、図17に示すように可動ブラケット47と、発光部33との間に中間可動ブラケット101を設けて、光軸Lの光軸合わせ方向を二方向に増やして光軸Lの光軸合わせ精度を向上させることが可能である。
本実施例では、該ネジ孔104が、該中間可動ブラケット101の前記可動ブラケット47に対する揺動を可能にする可揺動部である。
該係合凸部106が可動ブラケット47の凹部空間59における底板部59bに形成されている第二基準穴113に内嵌することで、該係合凸部106を揺動支点とする。これにより、前記第二調整穴115の長さの範囲で前記発光部33を所定の角度、前記第一の方向71と交差する第二の方向117となる水平面と平行な図17中矢印で示す左右方向に揺動し得るように構成されている。
また、図17に示す実施例の場合には、可動ブラケット47に設けられている取付け穴61の口径を大きくし、前記固定ネジ111の頭部が貫通できるように構成されている。これにより、可動ブラケット47の外方から締付け工具の軸部を挿入して発光部33を中間可動ブラケット101に取り付けるための締付け作業を行うことができる。
上記実施例(図15、図16)では、本体フレーム2にフレーム基準部材83、87を置き、該フレーム基準部材83、87に位置設置基準部材91を置いて第1のセンサー31の光軸Lの上下方向の位置を調整する。
これに対して、図18(A)(B)(C)に示す実施例は、本体フレーム2に設けられるインク吐出ヘッド13の高さを調整する際に使用する高さ調整基準部材82に、センサー用の位置設置基準部材91を置いて第1のセンサー31の光軸Lの上下方向の位置を調整する。図(A)は、光軸Lの調整前に状態を示し、図(B)は調整途中の状態を示し、図(C)が調整後の状態を示す。
図18において、符号80は本体フレーム2に設けられたガイドで、該ガイド80は第1のセンサー31の固定枠43の上限方向への移動を案内する。前記固定枠43の上下方向への移動は、高さ方向の位置調整ネジ93を回すことによって行われる。
その他の構成は図12、図13、図15に示した実施例と同様であるので、その説明は省略する。
上記実施例では、トレイ3が移動装置17によってインク吐出ヘッド13に対して移動する構造を説明したが、その構造に限定されない。トレイ3が固定でインク吐出ヘッド13側が移動機構によって移動する構造、或いは両者移動する構造であってもよい。
また、本発明の記録装置は、前述したインクジェット捺染装置1に限らず、種々の記録装置1に適用できる。
また、前記他のセンサー22に最も近いノズル列10に対して、前記距離Eが設定される。
5 支持架台、 6 障害物、 7 走行フレーム、 8 検出位置、
9 機体枠、 10 ノズル列、 11 ネジ孔、 12 始端、
13 インク吐出ヘッド、 14 セット位置、
15 捺染実行領域(記録実行領域)、 16 記録開始位置、 17 移動装置、
18 第2のセンサー、 19 検出位置、 21 キャリッジ、
22 他のセンサー、 23 検出位置、 31 第1のセンサー、
33 発光部、 35 受光部、 37 センサー対、 39 光軸合わせ機構、
41 支持部材、 43 固定枠、 45 固定ブラケット、
47 可動ブラケット、 49 凹部空間、 51 取付け穴、 53 位置決め穴、
55 固定ネジ、 57 ネジ孔、 59 凹部空間、 59a 天板部、
59b 底板部、 59c 側板部、 61 取付け穴、
63 第一基準穴(第一基準部)、65 第一調整穴(第一調整部)、
67 固定ネジ、 69 ネジ孔、 71 第一の方向、
73 第一取付け板、 73a 耳部、 75 第二取付け板、 75a 耳部、
77 高さ調整長穴、 80 ガイド、 81 光軸位置調整治具、
82 高さ調整基準部材、 83 第一フレーム基準部材、
85 第一位置調整部材、 87 第二フレーム基準部材、 89 第二位置調整部材、
91 位置設置基準部材、 93 位置調整ネジ、 97 固定ネジ、
101 中間可動ブラケット、 103 天板部、 104 ネジ孔(可揺動部)、
105 底板部、 106 係合凸部(係合部)、 107 側板部、
109 取付け穴、 111 固定ネジ、 113 第二基準穴、
115 第二調整穴、 117 第二の方向、 119 凹部空間、
T 被捺染材(布帛)(被記録材)、 Ta 胴部、 Tb 袖部、 A 移動方向、
B 幅方向、 L 光軸、 L1 ノズル列の長さ、
L2 停止するために必要な距離、 O 第一の位置、 P 第二の位置、
D 下限位置、 D1 距離、 E 距離、 U 上限位置、 Q 受光開始点、
R 受光終了点
Claims (10)
- 複数のノズルが並んだノズル列を有するインク吐出ヘッドと、
被記録材を支持するトレイと、
前記インク吐出ヘッドに対して前記被記録材が支持された前記トレイを移動方向に間歇的に相対移動させる移動機構と、
前記被記録材又は前記トレイ上の障害物の有無を検出する第1のセンサーと、を備え、
前記第1のセンサーは、前記移動方向において前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記第1のセンサーに近いノズルから距離D1離れて設けられ、
該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1であり、
前記移動機構は、前記インク吐出ヘッドに対して前記トレイを、前記被記録材を前記トレイにセットするセット位置と、前記インク吐出ヘッドに対して前記セット位置の反対側に位置し、前記被記録材に記録を行う際の前記移動の基準位置である記録開始位置と、の間で相対移動させ、
前記第1のセンサーは、前記被記録材が支持された前記トレイが前記セット位置から前記記録開始位置側に相対移動する際と、前記記録開始位置から前記インク吐出ヘッド側に相対移動する際と、に前記障害物の有無を検出することを特徴とする記録装置。 - 複数のノズルが並んだノズル列を有するインク吐出ヘッドと、
被記録材を支持するトレイと、
前記インク吐出ヘッドに対して前記被記録材が支持された前記トレイを移動方向に間歇的に相対移動させる移動機構と、
前記被記録材又は前記トレイ上の障害物の有無を検出する第1のセンサーと、を備え、
前記第1のセンサーは、前記移動方向において前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記第1のセンサーに近いノズルから距離D1離れて設けられ、
該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1であり、
前記移動機構は、前記インク吐出ヘッドに対して前記トレイを、前記被記録材を前記トレイにセットするセット位置と、前記インク吐出ヘッドに対して前記セット位置の反対側に位置し、前記被記録材に記録を行う際の前記移動の基準位置である記録開始位置と、の間で相対移動させ、
前記第1のセンサーは、前記記録開始位置における前記トレイの端部と前記インク吐出ヘッドとの間に設けられ、
前記セット位置における前記トレイの端部と前記インク吐出ヘッドとの間に第2のセンサーが設けられている、ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載された記録装置において、
前記トレイが前記セット位置から前記記録開始位置側に相対移動する際に、前記第2のセンサーによって前記障害物の有無を検出し、
前記トレイが前記記録開始位置から前記インク吐出ヘッド側に相対移動する際に、前記第1のセンサーによって前記障害物の有無を検出することを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載された記録装置において、
前記トレイが前記セット位置から前記記録開始位置側に相対移動する際に、前記第1のセンサーと第2のセンサーとのいずれか一方の検出結果を利用する2つのパターンと、両方の検出結果を利用する1つのパターンと、の合わせて3つのパターンの動作モードを有し、該3つのパターンのいずれか一つのパターンを選択して実行可能であることを特徴とする記録装置。 - 複数のノズルが並んだノズル列を有するインク吐出ヘッドと、
被記録材を支持するトレイと、
前記インク吐出ヘッドに対して前記被記録材が支持された前記トレイを移動方向に間歇的に相対移動させる移動機構と、
前記被記録材又は前記トレイ上の障害物の有無を検出する第1のセンサーと、を備え、
前記第1のセンサーは、前記移動方向において前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記第1のセンサーに近いノズルから距離D1離れて設けられ、
該距離D1は前記ノズル列の長さをL1としたとき、D1>L1であり、
前記被記録材に記録を開始する前段階において始端を停止する位置まで前記移動機構が該被記録材を連続的に移動する連続移動モードを備え、
前記連続移動モード用の他のセンサーを備え、
前記他のセンサーは、前記障害物の有無を検出する位置が、前記インク吐出ヘッドのノズル列の複数のノズルのうち最も前記他のセンサーに近いノズルから距離E離れており、
該距離Eは前記他のセンサーが障害物を検出した後に前記移動を停止するために必要な距離をL2としたとき、E>L2である、ことを特徴とする記録装置。 - 請求項5に記載された記録装置において、
前記連続移動モードは、被記録材に記録を開始する前段階において始端を停止する位置までの該被記録材の移動を記録開始後よりも高速で行う高速位置出し動作モードであることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載された前記第1のセンサー、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載された前記第2のセンサー、及び、請求項5又は請求項6に記載された前記他のセンサーの少なくとも一つは、
発光部と、
前記発光部から出射された光を受光する受光部と、
前記発光部から出射された光と前記受光部との位置関係を調整する調整機構と、
前記調整機構によって調整されて前記発光部から出射された光を前記受光部が受光可能な状態で、前記発光部及び前記受光部が固定される固定枠と、を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項7に記載された記録装置において、
前記調整機構は、
前記発光部と受光部の一方を保持して前記固定枠に対して固定状態で取り付けられる固定ブラケットと、
前記発光部と受光部の他方を保持して前記固定枠に対して可動状態で取り付けられる可動ブラケットと、を備え、
前記可動ブラケットの前記固定枠に対する取り付け位置を調整することで前記位置関係を調整することを特徴とする記録装置。 - 請求項8に記載された記録装置において、
前記可動ブラケットの揺動支点となる第一基準部と、
前記可動ブラケットの揺動を可能にする第一調整部と、を備え、
該可動ブラケットは、前記固定枠に固定される前の状態では、前記第一基準部を支点にして前記第一調整部を介して揺動させて前記発光部または受光部を所定の角度、第一の方向に揺動し得ることを特徴とする記録装置。 - 請求項9に記載された記録装置において、
前記可動ブラケットに取り付けられる前記発光部または受光部と該可動ブラケットとの間には、中間可動ブラケットが設けられており、
前記中間可動ブラケットは、
前記可動ブラケットに対する揺動支点となる係合部と、
前記可動ブラケットに対する揺動を可能にする可揺動部と、を備え、
該中間可動ブラケットは、前記可動ブラケットに固定される前の状態では、前記係合部を支点にして前記可揺動部を介して揺動させて前記発光部または受光部を所定の角度、前記第一の方向と交差する第二の方向に揺動し得ることを特徴とする記録装置。
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