JP5107636B2 - 開閉装置用障害物検出器の取付構造 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、建物開口の開閉体の両側縁部を上下方向にガイドする一対のガイドレールに障害物の感知手段を取り付けるための開閉装置用障害物検出器の取付構造であって、
前記ガイドレールは、開閉体の両側縁部を上下方向にガイドする溝部材31と溝部材31を建物躯体に固定する外枠33とを有し、溝部材31の側部における外枠33の部分には、外枠33内部の前記感知手段を取り付ける収納空間45内を表出させる開口部51が穿設され、
前記開口部51内方の前記収納空間45内に固定される支持部材61と、 該支持部材61の水平板部65aに縦軸76を介して左右方向に回動自在に支持された略L字形状の左右揺動枠75と、
該左右揺動枠75の前記略L字形状の横片となる垂直板部75cに横軸79を介して上下方向に回動自在に支持された上下揺動基板77と、
該上下揺動基板77に固定され前記ガイドレールに穿設された開口部51内方の前記収納空間45内に配置される前記感知手段57と、
前記支持部材61に対し前記左右揺動枠75を所定の揺動位置で保持し前記開口部51からの回動で該保持の位置を変更可能とする左右調整手段83と、
前記左右揺動枠75に対し前記上下揺動基板77を所定の揺動位置で保持し前記開口部51からの回動で該保持の位置を変更可能とする上下調整手段85と、を具備し、
前記開口部51の前方からの前記上下調整手段85の操作により、前記感知手段57を所定の上下揺動位置に保持し、前記開口部51の前方からの前記左右調整手段83の操作により、前記感知手段57を所定の左右揺動位置に保持するようにしたことを特徴とする。
前記上下揺動基板77は、前記上下調整手段85に具備される第2のネジ部材85bによって前記左右揺動枠75に対し所定の上下揺動位置で保持され、
前記第1のネジ部材83bと前記第2のネジ部材85bは、それぞれのネジ頭部側を前記開口部51の前方側として略同一方向を向いて配設され、
前記開口部51の前方から、前記第1のネジ部材83bを緩めて、前記左右揺動枠75の前記略L字形状の縦片に形成された縦方向に長い長孔85aに沿って上下に揺動調整して締め付けることにより、前記感知手段57を所定の上下揺動位置に保持し、前記開口部51の前方から、前記第2のネジ部材85bを緩めて、前記支持部材61の水平板部65aの前部に形成された横方向の長孔83aに沿って左右に揺動調整し締め付けることにより、前記感知手段57を所定の左右揺動位置に保持するようにしたことを特徴とする。
該蓋体53には前記感知手段47の感知用光ビームの透過する透過板59が設けられたことを特徴とする。
前記支持部材61は、前記外枠33の内方に固定されることを特徴とする。
前記溝部材31に沿う上下方向に複数組、
及び又は、
前記溝部材31を挟んで前記外枠33の内外側、
に配設されることを特徴とする。
図1は本発明に係る開閉装置用障害物検出器の取付構造を備えたグリルシャッターカーテンの正面図である。
この実施の形態による開閉装置用障害物検出器の取付構造は、例えば開閉装置の一例として上下に昇降して開閉する電動式グリルシャッター11に好適に用いることができる。電動式グリルシャッター11は、開閉体であるグリルシャッターカーテン13を備える。グリルシャッターカーテン13は、略水平なパイプなどよりなる複数の横杆15を、略板状のリンク17にて垂直方向に互いに離間連結してグリル状に構成される。グリルシャッターカーテン13の最下部には床面19に接地する接地板21が設けられる。
ガイドレール27は、グリルシャッターカーテン13の両側縁部13a,13aをガイドするガイド溝部材である溝部材31と、この溝部材31を不図示の建物躯体に固定する躯体側固定部材としての外枠33とからなる。溝部材31は、グリルシャッターカーテン13に垂直な鍔部35,35の間に形成したスリット開口37から縁部13aを挿入空間部39へ受け入れて、グリルシャッターカーテン13を昇降ガイドする。スリット開口37の両側には、摺接摩擦を低減させる摺接帯41,41が取り付けられる。
開口部51に対応する外枠33の内方位置には支持部材61が固定ネジ63,63によって固定される。支持部材61は、枠板65と、この枠板65を固定する上支持枠67と、下支持枠69とからなる。枠板65は、上部が上支持枠67に取付ネジ71によって取り付けられ、下部が下支持枠69に取付ネジ73によって取り付けられる。
左右調整手段83の長孔83a、雌ネジ83dと上下調整手段85の長孔85a、雌ネジ85dは略同じ方向に貫通しており、それらを挿通する調整ネジ83b、85bの挿通方向は略同じで、ガイドレール外枠33のフランジ部43の開口部51側をネジ頭側とし、収容空間45奥側へネジ先端を向けて挿通している。このため、感知手段57である障害物感知センサ57aの上下調整と左右調整は、共にガイドレール27の建物開口部23側から、ガイドレール外枠33のフランジ部43の開口部51を介して行うことができる。なお、好ましい一例として調整ネジ83b、85bは、略同一形状としている。なお、これらの調整ネジ83b、85bへ蓋体53を取り外さなくてもドライバでアクセスするための孔を蓋体53に設けてもよい。
なお、このときグリルシャッターカーテン13の内側,外側それぞれにおいて、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77、開口部51、感知手段57、左右調整手段83、及び上下調整手段85を、溝部材31に沿う上下方向に複数組配設してもよいし、しなくてもよい。また、内側と外側とでその組数が異なっていてもよい。
図5は図3の取付構造を下側から見た左右揺動時の動作説明図、図6は図3の取付構造を側面から見た上下揺動時の動作説明図である。
上記構成の取付構造において、感知手段の調整は、基本的に投光側の調整で行われる。調整は通電状態で、投光側から感知用光ビームが出射されている状態で行われる。シャッター開放状態にてドライバーを用意し、先ず、蓋体53を外す。蓋体53を外した開口部51に表出する左右調整手段83の調整ネジ83bにて左右方向の調整を行い、次いで、上下調整手段85の調整ネジ85bにて上下方向の調整を行う。
さらに、上記の実施の形態では図1の上下方向(開閉体の開閉方向)に対して図3における上下方向を同一方向としたが、異なる方向とすることも可能である。
また、開閉体の開閉方向(図1の上下方向に相当)は、実際の上下方向とする他に、その逆方向、横方向、斜め方向とすることも可能である。
さらに、ガイドレール27を、ガイドレールと同様の開口縁部材である開口部の縦枠、横枠等に置き換えて本発明を実施することの可能であり、その場合、開閉装置はシャッター以外にも開き扉、引戸、チェーンゲート等とすることも可能である。
また、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77は、それぞれ金属製板状部材から構成されればよいが、樹脂成形等により構成するようにしてもよく、また、機能的構成が同一であれば、図3〜6の形状と同一としなくてもよい。
13a…縁部
15…横杆
27…ガイドレール
31…溝部材
33…外枠
51…開口部
53…蓋体
57…感知手段
59…透過板
61…支持部材
65a…水平板部
75…左右揺動枠
75c…垂直板部
76…縦軸
77…上下揺動基板
79…横軸
83…左右調整手段
83b…第1のネジ部材(調整ネジ)
85…上下調整手段
85b…第2のネジ部材(調整ネジ)
Claims (5)
- 建物開口の開閉体の両側縁部を上下方向にガイドする一対のガイドレールに障害物の感知手段を取り付けるための開閉装置用障害物検出器の取付構造であって、
前記ガイドレールは、開閉体の両側縁部を上下方向にガイドする溝部材(31)と溝部材(31)を建物躯体に固定する外枠(33)とを有し、溝部材(31)の側部における外枠(33)の部分には、外枠(33)内部の前記感知手段を取り付ける収納空間(45)内を表出させる開口部(51)が穿設され、
前記開口部(51)内方の前記収納空間(45)内に固定される支持部材(61)と、 該支持部材(61)の水平板部(65a)に縦軸(76)を介して左右方向に回動自在に支持された略L字形状の左右揺動枠(75)と、
該左右揺動枠(75)の前記略L字形状の横片となる垂直板部(75c)に横軸(79)を介して上下方向に回動自在に支持された上下揺動基板(77)と、
該上下揺動基板(77)に固定され前記ガイドレールに穿設された開口部(51)内方の前記収納空間(45)内に配置される前記感知手段(57)と、
前記支持部材(61)に対し前記左右揺動枠(75)を所定の揺動位置で保持し前記開口部(51)からの回動で該保持の位置を変更可能とする左右調整手段(83)と、
前記左右揺動枠(75)に対し前記上下揺動基板(77)を所定の揺動位置で保持し前記開口部(51)からの回動で該保持の位置を変更可能とする上下調整手段(85)と、 を具備し、
前記開口部(51)の前方からの前記上下調整手段(85)の操作により、前記感知手段(57)を所定の上下揺動位置に保持し、前記開口部(51)の前方からの前記左右調整手段(83)の操作により、前記感知手段(57)を所定の左右揺動位置に保持するようにしたことを特徴とする開閉装置用障害物検出器の取付構造。 - 前記左右揺動枠(75)は、前記左右調整手段(83)に具備される第1のネジ部材(83b)によって前記支持部材(61)に対し所定の左右揺動位置で保持され、
前記上下揺動基板(77)は、前記上下調整手段(85)に具備される第2のネジ部材(85b)によって前記左右揺動枠(75)に対し所定の上下揺動位置で保持され、
前記第1のネジ部材(83b)と前記第2のネジ部材(85b)は、それぞれのネジ頭部側を前記開口部(51)の前方側として略同一方向を向いて配設され、
前記開口部(51)の前方から、前記第1のネジ部材(83b)を緩めて、前記左右揺動枠(75)の前記略L字形状の縦片に形成された縦方向に長い長孔(85a)に沿って上下に揺動調整して締め付けることにより、前記感知手段(57)を所定の上下揺動位置に保持し、前記開口部(51)の前方から、前記第2のネジ部材(85b)を緩めて、前記支持部材(61)の水平板部(65a)の前部に形成された横方向の長孔(83a)に沿って左右に揺動調整し締め付けることにより、前記感知手段(57)を所定の左右揺動位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。 - 前記開口部には蓋体が着脱自在に取り付けられ、
該蓋体には前記感知手段の感知用光ビームの透過する透過板が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。 - 前記開閉体が、略水平方向の横杆を上下に複数離間して成るグリルシャッターカーテンであることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
- 前記支持部材、前記左右揺動枠、前記上下揺動基板、前記開口部、前記感知手段、前記左右調整手段、及び前記上下調整手段が、
前記溝部材に沿う上下方向に複数組、
及び又は、
前記溝部材を挟んで前記外枠の内外側、
に配設されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
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