JP2009052203A - 開閉装置用障害物検出器の取付構造 - Google Patents

開閉装置用障害物検出器の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009052203A
JP2009052203A JP2007217293A JP2007217293A JP2009052203A JP 2009052203 A JP2009052203 A JP 2009052203A JP 2007217293 A JP2007217293 A JP 2007217293A JP 2007217293 A JP2007217293 A JP 2007217293A JP 2009052203 A JP2009052203 A JP 2009052203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
vertical
mounting structure
frame
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007217293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5107636B2 (ja
Inventor
和博 ▲角▼
Kazuhiro Sumi
Hiroyuki Noguchi
宏幸 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2007217293A priority Critical patent/JP5107636B2/ja
Publication of JP2009052203A publication Critical patent/JP2009052203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5107636B2 publication Critical patent/JP5107636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

【課題】障害物感知センサの位置調整が簡単且つ高精度に行える開閉装置用障害物検出器の取付構造を得、調整作業時間を短縮し、障害物の感知精度を向上させる。
【解決手段】開閉体13の両側縁部13aをガイドする溝部材と、溝部材を建物躯体に固定する外枠とからなる一対のガイドレール27に感知手段を取り付けるための開閉装置用障害物検出器の取付構造において、外枠の内方に固定される支持部材と、支持部材に回動自在に支持された左右揺動枠と、左右揺動枠に回動自在に支持された上下揺動基板と、上下揺動基板に固定され外枠に穿設された開口部に配置される感知手段と、支持部材に対し左右揺動枠の保持位置を変更可能とする左右調整手段と、左右揺動枠に対し上下揺動基板の保持位置を変更可能とする上下調整手段とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シャッターカーテン等開閉体の両側縁部をガイドするガイドレールに設けられるシャッター等開閉装置用障害物検出器の取付構造に関し、特に、センサの位置調整を簡単且つ高精度に行えるようにした改良技術に関する。
開閉体を閉鎖させる時に開閉体の閉鎖方向側に障害物がある場合、開閉体がスラットで構成される所謂スラットシャッターでは、開閉体下端の水切スラットなどに設けられている直接接触式の障害物感知センサによって障害物感知が行われることが多い(例えば、特許文献1参照)。ところが、開閉体略水平方向の横杆(パイプ状の部材等)を上下に複数離間して成る所謂グリルシャッターやシートシャッターなどにおいては、構造上開閉体における障害物感知センサの設置箇所が確保し難く、そのため、障害物感知センサをガイドレールに設けることが多い。ガイドレールに設けられる障害物感知センサは、ガイド溝の側部近傍に光電管を設け、左右のガイドレール間に障害物のあることを検知する。
障害物感知センサは、一般的に光出射部と受光部とで対を成す構成で、少なくとも床面から所定の距離に一対、好ましくは、ガイドレールに沿って複数対を所定の間隔で複数設け、開閉体閉鎖時における障害物感知を行う。また、グリルシャッターにおいては、上記のスラットシャッターでは起こり得ない障害物があり、横杆に手をかけたまま上昇動作となってしまう例や、横杆に傘等の異物を掛けたまま上昇させ、横杆とともに傘等が収納部に飲み込まれて、巻き込みによって収納部内等を損壊するような例などもあり、スラットシャッターでは行われない上昇時の障害物感知も行われる。上昇時における障害物感知制御は、感知時にその上昇動作を停止させる制御となる。また、上記した下降時の障害物感知制御は、障害物が床面近傍にあった場合に、その障害物の感知、開閉体の動作停止、反転上昇という制御動作を順次行い、障害物に対し開閉体の加重を与えないようにして、開閉体による障害物の破損・損傷等を防ぐ制御となっている。
障害物感知センサは、一対で構成され、左右いずれか一方が光出射部、他方が受光部となる。これら光出射部や受光部が取り付けられるガイドレールは、それ自体の寸法誤差や、ねじれ、曲がりなどを含むとともに、建物側への固定状態などの寸法誤差や角度誤差などがあることから、これらの誤差が相乗してこのガイドレールに予め設定された位置へ光出射部と受光部とを取り付けたのみでは、両者間が正しく対向しないことが生じるおそれがある。受光部については、おおよその角度位置調整で構わない場合もあるが、光出射部については、出射される光の照射範囲が決まっていることから、受光部に向けての照射角度を比較的厳密に調整する必要があり、障害物感知センサの設置工事としてその調整作業が必要となる。
特開平10−238261号公報
ところで、ガイドレールは、開閉体をガイドする溝を有するガイド溝部材と、建物躯体側に固定される外枠との2部材にて分割構成され、それらを組立て設置した後に、開閉体の昇降に支障なくガイドの行われていることが確認される。従来、障害物感知センサは、躯体に固定される外枠に取り付けられ、この外枠にガイド溝部材が組み付けられる。障害物感知センサは、ガイドレール設置当初、予め上下方向の調整、すなわち目視でほぼ水平であろう罫書き線を基準として調整が概略行われて、外枠に固定された後に、この外枠にガイド溝部材が組み付けられ、開閉体の昇降開閉動作の調整が完了した後に、再びガイド溝部材が取り外され、光出射部の左右方向の調整が行われた。すなわち、ガイドレールの設置確認が行われた後に、改めてセンサ位置補正が行われていた。換言すれば、センサ位置補正が必要な度に、ガイドレールの大きな割合の部分を占めるガイド溝部材の解体取り外し作業が必要となっていた。また、実際には、光出射部からの光が略円錐状に照射されることから、上下方向の調整はほぼ行われず、ズレが大きい左右方向(開閉体を挟む内外方向)のみで簡易な調整が行われていた。このように従来の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、ガイドレールの分解・組立作業が付随して非常に煩雑であったのに加え、調整を高精度に行うことができなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、障害物感知センサの位置調整が簡単且つ高精度に行える開閉装置用障害物検出器の取付構造を提供し、もって、調整作業時間の短縮、及び障害物感知精度の向上を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、開閉体13の両側縁部13aをガイドする一対のガイドレール27に感知手段57を取り付けるための開閉装置用障害物検出器の取付構造であって、
前記ガイドレール27の内方に固定される支持部材61と、
該支持部材61の水平板部65aに縦軸76を介して回動自在に支持された左右揺動枠75と、
該左右揺動枠75の垂直板部75cに横軸79を介して回動自在に支持された上下揺動基板77と、
該上下揺動基板77に固定され前記ガイドレール27に穿設された開口部51に配置される前記感知手段57と、

前記支持部材61に対し前記左右揺動枠75を所定の揺動位置で保持し前記開口部51からの回動で該保持の位置を変更可能とする左右調整手段83と、
前記左右揺動枠75に対し前記上下揺動基板77を所定の揺動位置で保持し前記開口部51からの回動で該保持の位置を変更可能とする上下調整手段85と、
を具備したことを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、開口部51から左右調整手段83と上下調整手段85とが調整されることで、ガイドレール27の比較的大掛かりな解体や取り外しをせずに感知手段57が位置調整され、位置調整が簡単且つ高精度に行えるようになる。
請求項2記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、前記左右揺動枠75は、前記左右調整手段83に具備される第1のネジ部材83bによって前記支持部材61に対し所定の揺動位置で保持され、
前記上下揺動基板77は、前記上下調整手段85に具備される第2のネジ部材85bによって前記左右揺動枠75に対し所定の揺動位置で保持され、
前記第1のネジ部材83bと前記第2のネジ部材85bは、それぞれのネジ頭部側を前記開口部51側として略同一方向を向いて配設されることを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、第1のネジ部材83bと第2のネジ部材85bとを、開口部51側に略同一方向に向いた各ネジ頭部を調整することで、感知手段57の位置調整が行われる。
請求項3記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、前記開口部51には蓋体53が着脱自在に取り付けられ、
該蓋体53には前記感知手段47の感知用光ビームの透過する透過板59が設けられたことを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、ガイドレール27の内方に配置された感知手段57に対する感知用光ビームの到達が可能になるとともに、開口部51が蓋体53によって塞がれることで、防塵性が高まる。
請求項4記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、前記開閉体13が、略水平方向の横杆15を上下に複数離間して成るグリルシャッターカーテンであることを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、スイッチ構造の水切スラットを設けずに上昇時の障害物感知が可能となることで、傘を掛けたままの巻き込み等が防止可能となる。
請求項5記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、前記ガイドレール27は、開閉体13の両側縁部13aをガイドする溝部材31と、該溝部材31を建物躯体に固定する外枠33とからなり、
前記支持部材61は、前記外枠33の内方に固定されることを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、ガイドレール27を、溝部材31と外枠33とで構成することで、開閉体13のガイドと、支持部材61の配置位置とを別構成とすることが可能となり、配置位置の干渉などを起こさない。
請求項6記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造は、前記支持部材61、前記左右揺動枠75、前記上下揺動基板77、前記開口部51、前記感知手段57、前記左右調整手段83、及び前記上下調整手段85が、
前記溝部材31に沿う上下方向に複数組、
及び又は、
前記溝部材31を挟んで前記外枠33の内外側、
に配設されることを特徴とする。
この開閉装置用障害物検出器の取付構造では、ガイドレール27に沿う上下方向複数箇所での障害物の感知が可能となり、及び又は、開閉体13の内側、及び外側の双方で障害物の感知が可能となり、障害物感知の信頼性が向上する。
本発明に係る請求項1記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、ガイドレールに支持部材を固定し、支持部材に左右揺動枠を軸着し、左右揺動枠に上下揺動基板を軸着し、ガイドレールの開口部に感知手段を一致させて上下揺動基板に固定し、支持部材に対し左右揺動枠の保持位置を左右調整手段によって変更可能とし、左右揺動枠に対し上下揺動基板の保持位置を上下調整手段によって変更可能としたので、開口部から左右調整手段と上下調整手段とを調整することで、ガイドレールの比較的大掛かりな解体や取り外しをせずに感知手段を位置調整でき、位置調整を簡単且つ高精度に行うことができる。この結果、調整作業時間を短縮し、且つ障害物の感知精度を向上させることができる。
請求項2記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、第1のネジ部材と、第2のネジ部材とを、開口部側に略同一方向に向いた各ネジ頭部にて調整可能となり、感知手段の位置調整が、一方向から可能となり、作業性が向上する。
請求項3記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、開口部に蓋体を着脱自在に取り付け、この蓋体に感知手段の感知用光ビームの透過する透過板を設けたので、ガイドレールの内方に配置された感知手段に対する感知用光ビームの到達を可能にしつつ、開口部を蓋体によって塞ぐことができ、防塵性を高めることができるとともに、感知手段が直接触れられることによる悪戯等も防止できる。
請求項4記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、スイッチ構造の水切スラット等を設けることなく、上昇時の障害物感知をも行うことができ、傘を掛けたままの巻き込み等を、グリルシャッターカーテンのデザイン性を維持しながら防止できる。
請求項5記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、ガイドレールを、溝部材と外枠とで構成することで、開閉体のガイドと、支持部材の配置位置とを別構成とすることが可能となり、配置位置の干渉などを起こすことがない。
請求項6記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、支持部材、左右揺動枠、上下揺動基板、開口部、感知手段、左右調整手段、及び上下調整手段を、溝部材に沿う上下方向に複数組配設したので、ガイドレールに沿う上下方向複数箇所で障害物を感知でき、障害物感知の信頼性を向上させることができ、種々の事故を未然に防ぐことができ、また、支持部材、左右揺動枠、上下揺動基板、開口部、感知手段、左右調整手段、及び前下調整手段を、溝部材を挟んで外枠の内外側に配設したので、開閉体の内側、及び外側の双方で障害物を感知でき、障害物感知の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明に係るの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る開閉装置用障害物検出器の取付構造を備えたグリルシャッターカーテンの正面図である。
この実施の形態による開閉装置用障害物検出器の取付構造は、例えば開閉装置の一例として上下に昇降して開閉する電動式グリルシャッター11に好適に用いることができる。電動式グリルシャッター11は、開閉体であるグリルシャッターカーテン13を備える。グリルシャッターカーテン13は、略水平なパイプなどよりなる複数の横杆15を、略板状のリンク17にて垂直方向に互いに離間連結してグリル状に構成される。グリルシャッターカーテン13の最下部には床面19に接地する接地板21が設けられる。
グリルシャッターカーテン13は、建物開口部23の上部に配設されるシャッターケース25内の駆動モータ(図示せず)で駆動される巻取体(図示せず)によって巻上げ、繰り出される。このシャッターケース25から繰り出されたグリルシャッターカーテン13は、建物開口部23に左右一対で立設される水平断面略コ字形状のガイドレール27,27に両側縁部13a,13aが案内されて、接地板21が床面19に接触する閉鎖状態まで降下される。ガイドレール27,27はグリルシャッターカーテン13をガイドする部材であり、さらに、グリルシャッターカーテン13が開閉する開口部の縁を構成する開口縁部材ともなっている。
図2は図1に示したガイドレールの分解斜視図である。
ガイドレール27は、グリルシャッターカーテン13の両側縁部13a,13aをガイドするガイド溝部材である溝部材31と、この溝部材31を不図示の建物躯体に固定する躯体側固定部材としての外枠33とからなる。溝部材31は、グリルシャッターカーテン13に垂直な鍔部35,35の間に形成したスリット開口37から縁部13aを挿入空間部39へ受け入れて、グリルシャッターカーテン13を昇降ガイドする。スリット開口37の両側には、摺接摩擦を低減させる摺接帯41,41が取り付けられる。
外枠33には鍔部35,35と同一平面となるフランジ部43,43が形成され、フランジ部43,43の間には溝部材31を収容空間45に挿入する取付開口47が形成される。すなわち、溝部材31は、建物躯体に固定された外枠33の取付開口47に、複数のビス49によって取り付けられている。
外枠33のフランジ部43,43には開口部51が穿設され、開口部51は外枠33の収容空間45内を表出させる。この開口部51には蓋体53が、ネジ55,55によって着脱自在に取り付けられる。外枠33の収容空間45には本実施の形態による取付構造によって障害物感知センサ(受光センサ、光電管等)及び/又は感知用光ビーム照射手段(光源)が取り付けられる。これらは、開口部51から表出されるようになっている。なお、本明細書中において障害物感知センサ、感知用光ビーム照射手段は、感知手段57(図3参照)と総称する。また、本実施の形態では、この感知手段57が障害物感知センサ57a(図3参照)である場合を例に説明するが、本発明に係る取付構造は感知手段57が感知用光ビーム照射手段であっても勿論よい。
蓋体53には感知手段57の感知用光ビームの透過する透過板59が設けられている。このように、蓋体53に透過板59を設けたので、外枠33の内方に配置された感知手段57に対する感知用光ビームの到達を可能にしつつ、開口部51を蓋体53によって塞ぐことができ、外枠33内の防塵性を高めることができるとともに、感知手段57が直接触れられることによる悪戯も防止されている。なお、蓋体53自体が感知手段57の感知用光ビームの透過する透過性を有せば、透過板59を省略することも可能である。
図3は開閉装置用障害物検出器の取付構造を表す斜視図、図4は図3の要部分解斜視図である。
開口部51に対応する外枠33の内方位置には支持部材61が固定ネジ63,63によって固定される。支持部材61は、枠板65と、この枠板65を固定する上支持枠67と、下支持枠69とからなる。枠板65は、上部が上支持枠67に取付ネジ71によって取り付けられ、下部が下支持枠69に取付ネジ73によって取り付けられる。
枠板65は、帯板を側面視で略コ形状に折り曲げて形成される。枠板65の底辺部分には水平板部65aが形成され、水平板部65aには軸受孔65bが穿設される。枠板65の内側には左右揺動枠75が配置され、左右揺動枠75は略L字形状に形成される。左右揺動枠75の底辺部分には折曲板75aが形成され、折曲板75aには軸受孔75bが穿設される。枠板65は、軸受孔65bと軸受孔75bとを縦軸76により挿通固定することで、左右揺動枠75を縦軸76を介して左右方向、すなわちグリルシャッターカーテン13の内外方向(図1における紙面鉛直方向)に回動自在に支持し軸着している。
また、左右揺動枠75の下部には垂直板部75cが形成され、垂直板部75cには軸受穴75dが穿設される。枠板65の内側には左右揺動枠75の側方に沿うように上下揺動基板77が配置され、上下揺動基板77は下部の鍔部77aに軸受孔77bが穿設されている。左右揺動枠75は、軸受孔75dと軸受孔77bとを横軸79により挿通固定することで、上下揺動基板77を横軸79を介して上下方向に回動自在に支持し軸着している。
上下揺動基板77の基台部77cには上記の感知手段57である障害物感知センサ57aがビス81,81によって固定され、障害物感知センサ57aは外枠33に穿設された開口部51に配置される。なお、上下揺動基板77の基台部には、感知手段57の設置構成に応じて障害物感知センサ57(及び/又は感知用ビーム照射手段)を複数並設することも可能である。
外枠33と左右揺動枠75とには左右調整手段83が設けられる。左右調整手段83は、外枠33に形成された横方向の長孔83aと、この長孔83aに挿通される第1のネジ部材としての調整ネジ83bと、ワッシャ83cと、左右揺動枠75に形成された雌ネジ83dとで構成される。左右調整手段83は、長孔83aに挿通した調整ネジ83bを雌ネジ83dに螺合し締め付けることで、枠板65に対し左右揺動枠75を調整ネジ83bの締め付けによる摩擦により所定の左右揺動角度位置で保持する。左右調整手段83は、開口部51からの調整ネジ83bの回動で螺合を緩め、左右揺動枠75を手動で動かすことにより(調整ネジ83bを回動させるドライバの先端で調整ネジ83を左右に動かすことによって左右揺動枠を動かすことも可能)、保持の位置を変更可能としている。
また、左右揺動枠75と上下揺動基板77とには上下調整手段85が設けられる。上下調整手段85は、左右揺動枠75に形成された縦方向に長い長孔85aと、この長孔85aに挿通される第2の調整ネジとしての調整ネジ85bと、ワッシャ85cと、2つのナット85d,85eと、上下揺動基板77に形成された雌ネジ85fとで構成される。上下調整手段85は、長孔85aに挿通した調整ネジ85bにダブルナット85d、85eが固定され、その先端が雌ネジ85fに螺合することで、左右揺動枠75に対し上下揺動基板77を所定の上下揺動位置で保持している。上下調整手段85は、開口部51からの調整ネジ85bの回動のみで保持の位置を変更可能としている。
左右調整手段83の長孔83a、雌ネジ83dと上下調整手段85の長孔85a、雌ネジ85dは略同じ方向に貫通しており、それらを挿通する調整ネジ83b、85bの挿通方向は略同じで、ガイドレール外枠33のフランジ部43の開口部51側をネジ頭側とし、収容空間45奥側へネジ先端を向けて挿通している。このため、感知手段57である障害物感知センサ57aの上下調整と左右調整は、共にガイドレール27の建物開口部23側から、ガイドレール外枠33のフランジ部43の開口部51を介して行うことができる。なお、好ましい一例として調整ネジ83b、85bは、略同一形状としている。なお、これらの調整ネジ83b、85bへ蓋体53を取り外さなくてもドライバでアクセスするための孔を蓋体53に設けてもよい。
本実施の形態による開閉装置用障害物検出器の取付構造は、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77、開口部51、感知手段57、左右調整手段83、及び上下調整手段85を、溝部材31に沿う上下方向に複数組配設することができる。これにより、ガイドレール27に沿う上下方向複数箇所で障害物を感知でき、障害物感知の信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態による開閉装置用障害物検出器の取付構造は、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77、開口部51、感知手段57、左右調整手段83、及び上下調整手段85を、図2に示したように、溝部材31を挟んで外枠33の内側,外側に配設するものであってもい。これにより、グリルシャッターカーテン13の内側、及び外側の双方で障害物を感知でき、障害物感知の信頼性を向上させることができる。
なお、このときグリルシャッターカーテン13の内側,外側それぞれにおいて、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77、開口部51、感知手段57、左右調整手段83、及び上下調整手段85を、溝部材31に沿う上下方向に複数組配設してもよいし、しなくてもよい。また、内側と外側とでその組数が異なっていてもよい。
次に、上記のように構成した取付構造の作用を説明する。
図5は図3の取付構造を下側から見た左右揺動時の動作説明図、図6は図3の取付構造を側面から見た上下揺動時の動作説明図である。
上記構成の取付構造において、感知手段の調整は、基本的に投光側の調整で行われる。調整は通電状態で、投光側から感知用光ビームが出射されている状態で行われる。シャッター開放状態にてドライバーを用意し、先ず、蓋体53を外す。蓋体53を外した開口部51に表出する左右調整手段83の調整ネジ83bにて左右方向の調整を行い、次いで、上下調整手段85の調整ネジ85bにて上下方向の調整を行う。
調整ネジ83bが緩められることで、図5に示すように、左右揺動枠75が縦軸76を介して左右方向(矢印a方向)に揺動自在となる。左右方向の調整は、左右揺動枠75が所望の揺動位置となったところで、調整ネジ83bを締めて外枠33に固定する。また、調整ネジ85bを正逆回転することにより、図6に示すように、上下揺動基板77が横軸79を中心に上下方向(矢印b方向)に揺動する。この際、例えば感知用光ビームが障害物感知センサ57aに正規に出射光が入射すると、不図示の操作盤に設けられたセンサ通電ランプの点灯(赤)の他に、光軸OKのランプが点灯(緑)する。これにより調整の完了が確認できるようになっている。光軸調整が完了したなら蓋体53をネジ止めして調整を終了する。
このように、上記した実施の形態による取付構造では、開口部51から左右調整手段83と上下調整手段85とが調整されることで、ガイドレール27を解体せずに感知手段57が位置調整され、障害物感知センサ57a、或いは感知用光ビーム照射手段(光源)の位置調整が簡単且つ高精度に行えるようになる。つまり、外枠33の蓋体53を外すのみで、感知手段57の位置・向きの調整が行える。また、水平及び垂直の両方向で調整が可能となり、感知手段57としての精度が向上する。調整が容易であることで、複数設けても、一人で作業を行うことが可能となる。さらに、予め、工場内で外枠33に感知手段57を設置して出荷することも可能となり、現場での容易な調整とも相俟って、施工性を格段に向上させることができる。また、感知手段57が外枠33に設けられることで、スイッチ構造の水切スラットを設けることなく、上昇時の障害物感知をも可能となり、傘を掛けたままの巻き込み等が防止可能となる。
したがって、上記の開閉装置用障害物検出器の取付構造によれば、外枠33に支持部材61を固定し、支持部材61に左右揺動枠75を軸着し、左右揺動枠75に上下揺動基板77を軸着し、外枠33の開口部51に感知手段57を一致させて上下揺動基板77に固定し、支持部材61に対し左右揺動枠75の保持位置を左右調整手段83によって変更可能とし、左右揺動枠75に対し上下揺動基板77の保持位置を上下調整手段85によって変更可能としたので、開口部51から左右調整手段83と上下調整手段85とを調整することで、ガイドレール27を解体せずに感知手段57を位置調整でき、感知手段57の位置調整を簡単且つ高精度に行うことができる。この結果、調整作業時間を短縮し、且つ障害物の感知精度を向上させることができる。
また、スイッチ構造の水切スラットを設けることなく、上昇時の障害物感知をも行うことができ、傘を掛けたままの巻き込み等の上昇時の障害物の存在を、グリルシャッターカーテン13のデザイン性を維持しながら防止できる。
なお、上記の実施の形態では、開閉体がグリルシャッターカーテン13である場合を例に説明したが、本発明に係る取付構造は、開閉体がスラットシャッターカーテンである通常のシャッターに用いてもよく、或いは開閉体がシートカーテン、ネットカーテン、パネルカーテン等であるその他の構造のシャッター(ロールスクリーン,オーバーヘッドドアを含む)に用いることとしても上記同様の作用・効果を奏する。
また、上記の実施の形態では、左右調整手段83を、調整ネジ83b、長穴83a、雌ネジ83dによって構成したが、その他の調整機構としてもよい。例えば、外枠33に回動自在に支持した調整ネジに四角形のプレートナットを螺合し、外枠33に形成した水平壁と左右揺動枠75に形成した傾斜壁とでこのプレートナットを挟持させる。調整ネジの回動によりプレートナットをネジ軸線方向に移動させることで、プレートナットに接触する傾斜壁を介して左右揺動枠75を左右方向へ揺動させることが可能となる。このような調整機構によれば、調整ネジを回動するのみで揺動位置を調整できる。
さらに、上記の実施の形態では図1の上下方向(開閉体の開閉方向)に対して図3における上下方向を同一方向としたが、異なる方向とすることも可能である。
また、開閉体の開閉方向(図1の上下方向に相当)は、実際の上下方向とする他に、その逆方向、横方向、斜め方向とすることも可能である。
さらに、ガイドレール27を、ガイドレールと同様の開口縁部材である開口部の縦枠、横枠等に置き換えて本発明を実施することの可能であり、その場合、開閉装置はシャッター以外にも開き扉、引戸、チェーンゲート等とすることも可能である。
また、支持部材61、左右揺動枠75、上下揺動基板77は、それぞれ金属製板状部材から構成されればよいが、樹脂成形等により構成するようにしてもよく、また、機能的構成が同一であれば、図3〜6の形状と同一としなくてもよい。
本発明に係る開閉装置用障害物検出器の取付構造を備えたグリルシャッターカーテンの正面図である。 図1に示したガイドレールの分解斜視図である。 開閉装置用障害物検出器の取付構造を表す斜視図である。 図3の要部分解斜視図である。 図3の取付構造を下側から見た左右揺動時の動作説明図である。 図3の取付構造を側面から見た上下揺動時の動作説明図である。
符号の説明
13…開閉体(グリルシャッターカーテン)
13a…縁部
15…横杆
27…ガイドレール
31…溝部材
33…外枠
51…開口部
53…蓋体
57…感知手段
59…透過板
61…支持部材
65a…水平板部
75…左右揺動枠
75c…垂直板部
76…縦軸
77…上下揺動基板
79…横軸
83…左右調整手段
83b…第1のネジ部材(調整ネジ)
85…上下調整手段
85b…第2のネジ部材(調整ネジ)

Claims (6)

  1. 開閉体の両側縁部をガイドする一対のガイドレールに感知手段を取り付けるための開閉装置用障害物検出器の取付構造であって、
    前記ガイドレールの内方に固定される支持部材と、
    該支持部材の水平板部に縦軸を介して回動自在に支持された左右揺動枠と、
    該左右揺動枠の垂直板部に横軸を介して回動自在に支持された上下揺動基板と、
    該上下揺動基板に固定され前記ガイドレールに穿設された開口部に配置される前記感知手段と、
    前記支持部材に対し前記左右揺動枠を所定の揺動位置で保持し前記開口部からの回動で該保持の位置を変更可能とする左右調整手段と、
    前記左右揺動枠に対し前記上下揺動基板を所定の揺動位置で保持し前記開口部からの回動で該保持の位置を変更可能とする上下調整手段と、
    を具備したことを特徴とする開閉装置用障害物検出器の取付構造。
  2. 前記左右揺動枠は、前記左右調整手段に具備される第1のネジ部材によって前記支持部材に対し所定の揺動位置で保持され、
    前記上下揺動基板は、前記上下調整手段に具備される第2のネジ部材によって前記左右揺動枠に対し所定の揺動位置で保持され、
    前記第1のネジ部材と前記第2のネジ部材は、それぞれのネジ頭部側を前記開口部側として略同一方向を向いて配設されることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
  3. 前記開口部には蓋体が着脱自在に取り付けられ、
    該蓋体には前記感知手段の感知用光ビームの透過する透過板が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
  4. 前記開閉体が、略水平方向の横杆を上下に複数離間して成るグリルシャッターカーテンであることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
  5. 前記ガイドレールは、開閉体の両側縁部をガイドする溝部材と、該溝部材を建物躯体に固定する外枠とからなり、
    前記支持部材は、前記外枠の内方に固定されることを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
  6. 前記支持部材、前記左右揺動枠、前記上下揺動基板、前記開口部、前記感知手段、前記左右調整手段、及び前記上下調整手段が、
    前記溝部材に沿う上下方向に複数組、
    及び又は、
    前記溝部材を挟んで前記外枠の内外側、
    に配設されることを特徴とする請求項5記載の開閉装置用障害物検出器の取付構造。
JP2007217293A 2007-08-23 2007-08-23 開閉装置用障害物検出器の取付構造 Active JP5107636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217293A JP5107636B2 (ja) 2007-08-23 2007-08-23 開閉装置用障害物検出器の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217293A JP5107636B2 (ja) 2007-08-23 2007-08-23 開閉装置用障害物検出器の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009052203A true JP2009052203A (ja) 2009-03-12
JP5107636B2 JP5107636B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=40503510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007217293A Active JP5107636B2 (ja) 2007-08-23 2007-08-23 開閉装置用障害物検出器の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5107636B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209875A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の光学式障害物検出装置
JP2013213727A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp センサー装置、記録装置及び光軸の位置調整方法
JP2014094370A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2014148792A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Sanwa Shutter Corp 建築用電動シャッターにおけるガイドレール
JP2017101553A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 三和シヤッター工業株式会社 建築用電動シャッター装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310082A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Sanwa Shutter Corp 建築用シヤツターにおける障害物検知装置の取付け構造
JPH04191998A (ja) * 1990-11-27 1992-07-10 Nohmi Bosai Ltd 分離型減光式煙感知装置
JP2006342566A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310082A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Sanwa Shutter Corp 建築用シヤツターにおける障害物検知装置の取付け構造
JPH04191998A (ja) * 1990-11-27 1992-07-10 Nohmi Bosai Ltd 分離型減光式煙感知装置
JP2006342566A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209875A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置の光学式障害物検出装置
JP2013213727A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp センサー装置、記録装置及び光軸の位置調整方法
US9377299B2 (en) 2012-04-02 2016-06-28 Seiko Epson Corporation Sensor device, recording apparatus, and position adjustment method of optical axis
JP2014094370A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2014148792A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Sanwa Shutter Corp 建築用電動シャッターにおけるガイドレール
JP2017101553A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 三和シヤッター工業株式会社 建築用電動シャッター装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5107636B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5107636B2 (ja) 開閉装置用障害物検出器の取付構造
JP2011132736A (ja) 開閉体収容ケース
WO2011061822A1 (ja) エレベータドアの制御装置
JP5551058B2 (ja) シャッター装置及びその取付施工方法
KR101861595B1 (ko) 전동식 롤 블라인드
JP2022168099A (ja) 開閉装置
JP4272023B2 (ja) リニアモータ式開閉装置
JP4679306B2 (ja) 開閉装置状態監視装置及び開閉装置
JP6543749B1 (ja) 吊り下げ式ドアのドアガイド機構
JP6957385B2 (ja) 開閉装置
JP6787759B2 (ja) スプロケットの位置ずれ検査装置
JP7114411B2 (ja) 開閉装置
KR101662828B1 (ko) 천장형 공기조화기용 승강패널승하강장치
JP7448700B2 (ja) 開閉装置
JP2023077589A (ja) ロールスクリーン装置、ロールスクリーン用先付枠及びロールスクリーンの施工方法
JP7235543B2 (ja) 開閉装置
JP5292041B2 (ja) シャッター装置の収納部の構造
KR101890549B1 (ko) 비닐 하우스용 개폐 가이드 장치
JPH0643435Y2 (ja) 間仕切装置内蔵ブラインドのスラット角度調節装置
JP5976452B2 (ja) ブラインドの駆動装置
JP2001323752A (ja) シャッターケースの構造
JP2001065270A (ja) 窓シャッターの開閉機取付構造
JP4879949B2 (ja) 開閉装置用障害物感知構造
JP2005068961A (ja) 門柱
JP2005139836A (ja) 開閉装置用障害物感知構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5107636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250