JP6079127B2 - 振動アクチュエータ及び光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、振動アクチュエータ及び光学機器に関するものである。
従来、電気機械変換素子を用いてロータを駆動する振動アクチュエータがある。例えば、従来の振動アクチュエータにおいて、ロータは軸方向、径方向及び回転方向に自由度を有し、ステータはヒレ部を固定部に固定することよって完全に径方向、回転方向、及び軸方向に固定されているものがある。そして、加圧はロータ側で行なわれている(特許文献1参照)。
また、圧電素子と支持部との間に、振動を吸収して静音化を図るためフェルトが配置されている振動アクチュエータもある(特許文献2参照)。
さらに、振動アクチュエータのロータが、短円筒状に形成された本体部と、この本体部のステータ側端面から一体的に延びた薄肉の外向きフランジ部と、このフランジ部の外周縁部に一体に筒状に形成された摺動部とを有し、摺動部の端面において、ロータはステータに加圧接触しているものがある(特許文献3参照)。そして、この振動アクチュエータでは、振動の伝達や可聴騒音の発生を防止するため、摺動部の半径方向の幅とフランジ部の厚さとの関係を所定の範囲としている。
特開2004−297869号公報 特開平2−206368号公報 特許第3030050号公報
しかし、特許文献1のようなステータがヒレ部によって固定されている振動アクチュエータは、駆動時に、ヒレ部の振動によって駆動音が発生する場合がある。この駆動音は、ヒレ部を長くすることにより低減されるが、この場合、径方向のサイズが大きくなる。
また、特許文献2のようにフェルトにより静音化が行われているものもあるが、近年、動画撮影等か可能なカメラにおいては、更なる静音化が求められている。
一方、本体部よりも摺動部が本体部の内径側に配置されている振動アクチュエータもある。ここで、ステータで発生する振動の振幅は内径側より外径側の方が大きいため、高トルク化するには、ステータと加圧接触する摺動部を外径側に寄せることが望ましい。しかし、摺動部がヒレ部より内径にある構成で摺動部を外径側によせると、ヒレ部の長さが短くなる。ヒレ部の長さが短いと、振動をうまく吸収することができず、振動がヒレ部から本体部へ伝達して、異音の原因になる。
本発明の課題は、駆動音がより低減された振動アクチュエータ及び光学機器を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
本発明の振動アクチュエータは、一端側にフランジ部が設けられた固定筒と、前記固定筒に対して同心状に保持されるとともに、電気機械変換素子を含み、該電気機械変換素子への駆動信号の入力により振動する振動部と、前記固定筒に対して同心状に配置され、前記振動部の振動によって、前記振動部に対して、前記固定筒の軸を中心として相対的に回転する相対移動部と、前記振動部と前記相対移動部との間に軸方向の加圧力を生じさせる加圧部と、前記電気機械変換素子と前記フランジ部との間に配置された、多層構造の不織布を含む振動吸収部材とを備える構成とした。
また、本発明の振動アクチュエータは、電気機械変換素子を含み、該電気機械変換素子への駆動信号の入力により振動する振動部と、前記振動部の振動によって、前記振動部に対して回転軸を中心として相対回転する相対移動部と、を備える振動アクチュエータであって、前記相対移動部は、端面が振動部に接触する円筒状の摺動部と、前記摺動部よりも大径の円筒状の本体部と、前記摺動部の側面から前記本体部の側面まで径方向に延び、前記摺動部と前記本体部とを連結する第1フランジ部と、を含み、前記摺動部の軸方向の厚みaを、前記第1フランジ部の軸方向の厚みbで割った値a/bに対する、前記第1フランジ部の径方向の幅cの比a/b:cが、4:1〜9:1である構成とした。
さらに、本発明の光学機器は、上記振動アクチュエータを備え、前記振動アクチュエータの回転駆動力を光学部材に伝達する出力伝達部を有し、前記振動アクチュエータは、前記相対移動部の回転出力を取り出す出力取出し部を有し、前記出力伝達部は、前記出力取出し部に嵌合する嵌合部を有し、前記出力伝達部と前記嵌合部との間には、前記軸方向及び前記径方向に自由度を有している構成とした。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替し
てもよい。
本発明によれば、駆動音がより低減された振動アクチュエータ及び光学機器を提供することができる。
本発明の一実施形態の振動アクチュエータを備えるカメラを示す図である。 振動アクチュエータの部分縦断面図である。 振動アクチュエータの分解斜視図である。 振動アクチュエータが備える中筒の斜視図である。 振動アクチュエータが備える弾性体の斜視図である。 ベース部及びヒレ部の部分の断面図であり、(A)はヒレ部の厚さが一定の場合であり、(B)はヒレ部の厚さが、ベース部に連結されている部分よりも内径側の端面側において増加する場合である。 ロータ及び回転支持ユニットの拡大断面図である。 出力ピンと出力部材の拡大図である。 比較形態における弾性体の振動状態を示した図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図において、光軸に沿った被写体側をZプラス側、像側をZマイナス側として説明する。光軸は振動アクチュエータ10の中心の軸線方向でもある。
図1は、本発明の一実施形態の振動アクチュエータ10を備えるカメラ1を示す図である。本実施形態のカメラ1は、撮像素子6を有するカメラボディ2と、レンズ鏡筒3とを備える。レンズ鏡筒3は、カメラボディ2に着脱可能な交換レンズである。なお、本実施形態のカメラ1は、レンズ鏡筒3が交換レンズである例を示すが、これに限らず、例えば、カメラボディと一体型のレンズ鏡筒であってもよい。
レンズ鏡筒3は、レンズ4、カム筒5、振動アクチュエータ10等を備える。
振動アクチュエータ10は、略円環形状であり、その軸線方向が光軸方向(Z方向)と略一致するようにレンズ鏡筒3内に配置されている。この振動アクチュエータ10は、カメラ1のフォーカス動作時にレンズ4を駆動する駆動源として用いられている。
振動アクチュエータ10から得られた駆動力は、カム筒5に伝えられる。レンズ4のレンズ枠4aは、カム筒5とカム係合しており、振動アクチュエータ10の駆動力によってカム筒5が光軸回りに回転すると、レンズ4は、光軸方向へ移動して焦点調節が行なわれる。
そして、カメラ1は、レンズ鏡筒3内に設けられた不図示のレンズ群(レンズ4を含む)によって撮像素子6の撮像面に結像された被写体像を、撮像素子6によって電気信号に変換すると共にその信号をA/D変換して画像データとして記録する。また、カメラ1は、動画撮像機能を備え、動画と図示しない集音マイクによって集音された音声とを同時に記録可能なものである。
つぎに、振動アクチュエータ10について説明する。
図2は、振動アクチュエータ10の部分(環状の一方の)縦断面図である。図3は振動アクチュエータ10の分解斜視図である。また、図4は振動アクチュエータ10が備える中筒11の斜視図であり、図5は振動アクチュエータ10が備える弾性体21の斜視図である。
図2及び図3に示すように、振動アクチュエータ10は、中筒11と、該中筒11の外周側に構成されたアクチュエータ部12と、を備える。
中筒11は、軸線を中心とした円筒状の部材であって、レンズ鏡筒に対して固定され、Zマイナス側の端部外周には、大径のフランジ部11Aが形成されている。
また、図4に示すように、中筒11の外周面には、突起部11Dが設けられている。突起部11Dの数は、本実施形態においては1つであるが、これに限定されるわけではなく、後述のヒレ部21Cの切欠き21Fの数と対応していればよい。この突起部11Dは、フランジ部11Aの一面側から中筒11の側面に沿って延びている。
図2に戻りアクチュエータ部12は、ステータ20と、回転支持ユニット30と、ロータ40およびウェーブワッシャ51等を備え、中筒11に固定されたステータ20に対して回転支持ユニット30によって回転可能に支持されたロータ40が、ウェーブワッシャ51によって押圧付勢され、後述する固定リング54によって中筒11に保持されている。
ステータ20は、弾性体21に圧電素子22が接着されて構成されており、中筒11におけるフランジ部11AのZプラス側に、ステータ側振動吸収部材52を介して固定されている。
ステータ側振動吸収部材52は、ポリエステルとポリウレタンとを含む不織布を2枚重ねたものである。この2枚の不織布は目付けが異なり、圧電素子側の不織布52Aの目付けが、フランジ側の不織布52Bより目付けが小さい(以後、目付けが大きい不織布52Bをフェルトという)である。
不織布52Aは、厚さ0.4mmのポリエステル製スパンボンド不織布、密度240g/m、目付100g/mであり、他の層に比べて単位堆積あたりに含まれる空気量が大きい。
フェルト52Bは、厚さ0.8mmのポリエステルとポリウレタンの混合不織布、密度300kg/m、目付240g/mである。
弾性体21は、高弾性率を有するステンレス鋼またはインバー鋼等の鉄合金により略円環状に形成されている。弾性体21のZプラス側は、複数のスリットが形成された櫛歯部21Aとなっている。弾性体21のZマイナス側の端面には、圧電素子22が導電性を有する接着剤等によって接着されている。
図5に示すように弾性体21は、櫛歯部21A、ベース部21B、ヒレ部21Cを有する。
櫛歯部21Aは、圧電素子22が接合される面とは反対側の面に、複数の溝を切って形成され、この櫛歯部21Aの先端面は、ロータ40に加圧接触され、ロータ40を駆動する駆動面21Dとなる。櫛歯部21Aを設ける理由は、圧電体13の伸縮により駆動面21Dに生じる進行波の中立面をできる限り圧電体13側へ近づけ、これにより駆動面21Dの進行波の振幅を増幅させるためである。
ベース部21Bは、弾性体21の周方向に連続した部分であり、ベース部21Bの櫛歯部21Aとは反対側の面(弾性体側接合面21e)に、圧電素子22が接合されている。
ヒレ部21Cは、弾性体21の内径方向に突出した鍔状の部分である。ヒレ部21Cの内径方向への突出長さは、圧電素子22径方向の幅よりも小さい。
このヒレ部21Cの内径側の周方向の1箇所に、切欠き21Fが設けられている。この切り欠き21Fが、上述した中筒11の突起部11Dに嵌ることにより、弾性体21の周方向の回転が規制される。また、ヒレ部21Cは、その内径側の面が、中筒11の外周面と非固定状態で接することによって径方向に位置規制されている。
本実施形態でヒレ部21Cの配置は、好ましくは、ステータ20のベース部21Bの厚みと圧電素子22の厚みの和の中間位置から、プラスマイナス10%の位置である。換言すると、圧電素子22の下面(Zマイナス側端面)から、ベース部21Bの上側(Zプラス側の端部、ベース部21Bと櫛歯部21Aとの境界)までの幅の、下から40%〜60%の位置である。さらに好ましくは中間位置である。これは、この位置における振動が最も小さいからである。
図6はベース部21B及びヒレ部21Cの部分の断面図である。図6(A)は、本実施形態を示したもので、ヒレ部21Cの厚さは機械加工の容易さから、ベース部21Bの厚さの15〜20%で一定としてある。
ただし、これに限定されず、図6(B)に示すように、ヒレ部21Cを、ベース部21Bに連結されている部分よりも内径側の端面側において厚みが増加するようにしてもよい。この場合、より振動が防止される。
圧電素子22は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する機能を有する圧電素子である。圧電素子22は、図示しない電極部が形成されており、この電極部にフレキシブルプリント基板が電気的に接続されて駆動信号が供給されるようになっている。圧電素子22は、フレキシブルプリント基板を介して供給される駆動信号によって伸縮し、弾性体21を振動させる。なお、圧電素子22は、電歪素子を用いてもよい。
そして、ステータ20は、圧電素子22の伸縮によって弾性体21における櫛歯部21Aの先端面に進行波を生じ、櫛歯部21Aの先端面が加圧接触している後述するロータ40を回転駆動する。
つぎに、前述した図2および図3に加えて図7を参照し、ロータ40について詳細に説明する。図7は、ロータ40及び回転支持ユニット30の拡大断面図である。
ロータ40は、アルミニウム合金等によって、略円環状に形成されている。
ロータ40は、その端面が櫛歯部21Aの先端面21aに接触する円筒状の摺動部41と、摺動部41よりも大径の円筒状の本体部42と、摺動部41の外周側から本体部42の内周側まで径方向に延び、摺動部41と本体部42とを連結する第1フランジ部43と、を含む。
また、ロータ40は、本体部42における、振動部20に対して軸方向反対側(Zプラス側)の内周面から内径側に突出した第2フランジ部44を有する。なお、本体部42と第2フランジ部44とを合わせてハット部45という。ロータ40は一体部材であるが、図7においては、各部を明確にするために点線で各部を区切って示す。
図7に示すように、摺動部41の軸方向長さ(厚さ、高さ、ハンマ厚)a、第1フランジ部43の軸方向長さ(厚さ)b、第1フランジ部43の径方向の長さcとする。そして、摺動部41の軸方向長さaを第1フランジ部43の軸方向長さbで割ったa/bとcとの関係を変えて、振動アクチュエータ10の最大トルクと、振動アクチュエータ10における異音の発生状態を測定した結果を下の表1に示す。
Figure 0006079127
表1に示すように、a/b:cが13:1の場合は、十分な最大トルクが得られず、また異音の発生量も多くなり、a/b:cが2:1のときは、異音の発生は低減されるが、十分な最大トルクが得られない。
a/b:cが13:1の場合に異音特性が悪化するのは、cに対してa/bが大きい場合、ステータ20からの振動がロータ40のハット部45に伝わりやすく、ロータ40が異常振動を起こして異音が発生するからであると考えられる。したがって、cに対してa/bの値が大きい場合は好ましくない。
また、第1フランジ部43の径方向の長さcをa/bに対して長くすると、a/bを大きくしたのと同様にヒレ部の断面二次モーメントが下がる。このため、異音は発生しにくくなる。しかし、ロータ40が径方向に大きくなるため、スペース効率は低下する。加えて、本実施形態のような摺動部41が第1フランジ部43に対し、内径側に位置するような構成では、ステータ20の内径側で摺動することになるため発生トルクは低下する。したがって、cに対してa/bの値が小さい場合も好ましくない。
そこで、本実施形態では、摺動部41の軸方向の厚みaを第1フランジ部43の軸方向の厚みbで割った値a/bに対する、第1フランジ部43の径方向の幅cの比、すなわちa/b:cを、4:1〜9:1とする。
このように、本実施形態ではa/b:cが4:1〜9:1であるので、表1に示すように振動アクチュエータ10における発生トルク・異音特性のバランスを保つことができる。
本実施形態において、摺動部41におけるステータ20と接触する駆動面41A、に、耐久性の薄膜41aが塗布されている。この薄膜41aは、ポリアミドイミドを主成分とし、ヤング率が4Gpa以上で、膜厚が50μm以下である。このように薄膜41aが塗布されているので、磨耗等による劣化が少なく、耐久性が向上する。
次に、回転支持ユニット30について説明する。
ロータ40は、ハット部45に内挿された回転支持ユニット30の第1ホルダ31によって支持されている。
回転支持ユニット30は、第1ホルダ31と第2ホルダ33とでボールユニット32を軸方向(スラスト方向)に挟み、ボールユニット32が軸方向の力を受けて第1ホルダ31と第2ホルダ33との相対回転を許容するいわゆるスラストベアリングを構成している。第1ホルダ31が一般的なスラストベアリングにおける外輪に対応し、第2ホルダ33は内輪に対応する。
回転支持ユニット30は、第2ホルダ33が中筒11に対して摺動移動可能に嵌合して中筒11に装着されている。第1ホルダ31はロータ40のハット部45に固定されてロータ40を支持している。第1ホルダ31の後述する外環部31Cとロータ40のハット部45との間にはロータ側振動吸収部材53が配置されている。
回転支持ユニット30のZマイナス側には、中筒11の端部に固定された固定リング54との間に軸方向に圧縮変形されるウェーブワッシャ51が配置されている。
固定リング54は、ステンレス製であり、内周に突設されたバヨネット爪54Aが、中筒11の外周に形成されたZマイナス側に開放する嵌入部11Bから嵌入して周方向に延びる係合溝11Cに係合し、Zプラス方向における位置が規定されると共にZマイナス方向には所定量移動可能として中筒11に装着されている。
本実施形態において、この固定リングのバヨネット爪54Aは、固定リング54の内周の6箇所に設けられている。6箇所に設けられているため、バヨネット爪が3箇所に設けられている一般的な場合よりも、加圧を分散させることが可能で、中筒11の変形量が小さくなる。したがって、中筒11の厚みを薄くすることができ、径方向のスペース最小化を図ることができる。
また、バヨネット爪54Aの係りを中筒11に配置する関係で、バヨネット爪54Aは中筒11の型割りの倍数が適切である。中筒11の型割りが2つの場合、バヨネット爪54Aは4爪。3つの場合、バヨネット爪54Aは6爪,4つの場合、バヨネット爪54Aは8爪が最適である。本実施形態においては、中筒の型割りを3として、バヨネット爪54Aは6爪である。
つぎに、前述した図2および図3に加えて図7を参照し、回転支持ユニット30について詳細に説明する。
図7は、回転支持ユニット30の拡大断面図である。
回転支持ユニット30は、前述したように、第1ホルダ31と、ボールユニット32と、第2ホルダ33と、により構成されている。
第1ホルダ31は、軸方向に所定厚さを有する円環状の内環部31Aと、内環部31Aと同一外周でZプラス側に所定長さに延設された短筒状の筒部31Bと、筒部31BのZプラス側の端部外周側に形成された大径の外環部31Cと、を備えている。
内環部31AにおけるZプラス側の面は軸線と直交する第1面31Aaとなっており、この第1面31Asに軌道溝31Dが周方向に形成されている。軌道溝31Dの軌道面31Dsは、後述する第1ホルダ31における剛球32Bの周面と略等しい円弧状に形成されている。
筒部31Bは、その軸方向の長さが内環部31AのZプラス側に配設される後述するボールユニット32および第2ホルダ33を覆い得るように設定されており、内部はボールユニット32および第2ホルダ33の収容空間34となっている。
そして、第1ホルダ31は、その内環部31Aおよび筒部31Bがロータ40のハット部45の内周に嵌合し、ロータ40を支持している。
また、外環部31Cには、そのZプラス側に突出して出力ピン31Eが植設されている。
この出力ピン31Eには、図8に示す出力部材60が取り付けられ、ロータ40の回転出力が出力部材60を介してカム筒5に伝達される。図8は、出力ピン31Eと、その出力ピン31Eに取り付けられた出力部材60との嵌合状態を示した図である。本実施形態において、図示するように、径方向の隙間GR及び軸方向の隙間GA、ともに、好ましくは0.2mm以上、さらに好ましくは0.3mm以上である。
これは、本実施形態のロータ40が、径方向、軸方向、回転方向に自由度があるため、出力ピン31Eと、その出力ピン31Eに取り付けられる出力部材60との間には、適切な隙間が必要となるからである。
径方向、軸方向ともに隙間がないと、ロータ40の動きにより出力ピン31Eの位置がずれたときに、反力が生じて振動アクチュエータ10にダメージを与える。最適には径方向の自由度の和よりも径方向のクリアランスが必要であり、軸方向も同様である。
外環部31Cとロータ40のハット部45との間には、ロータ側振動吸収部材53が配置されている。
ロータ側振動吸収部材53として、本実施形態ではゲルを用いる。ゲルは、分散系の一種で、ゾルのような液体分散媒のコロイドであるが、分散質のネットワークにより高い粘性を持ち流動性を失い、系全体としては固体状になったものである。
本実施形態のゲルは中空状のフィラーを含むものである。中空状のフィラーの粒径が25から150マイクロメートル、フィラー充填量は35から50重量%である。このように中空フィラーを含むことにより、アスカー硬度が向上し、異常振動による回転特性の劣化、音発生の抑制が図られている。本実施形態では、ゲルに受ける加圧の面圧0.06N/mmであり、厚みは1.3mmである。なお、加圧力量が半分の場合、厚みは1mmが適当である。
ボールユニット32は、リング状のリテーナ32Aによって、複数の剛球32Bを周方向に所定間隔で回転自在且つ脱落不能に保持している。ボールユニット32は、第1ホルダ31における内環部31Aと第2ホルダ33との間に介設され、剛球(ボール)32Bは内環部31Aにおける軌道溝31Dと第2ホルダ33における後述する軌道溝33Aに嵌まる。
第2ホルダ33は、第1ホルダ31における内環部31Aと略対応する所定厚さの円環状であって、そのZマイナス側の面は軸線と直交する第2面33Asとなっており、この第2面33Asに軌道溝33Bが周方向に形成されている。軌道溝33Bの軌道面33Bsは、第1ホルダ31における剛球32Bの周面と略等しい円弧状に形成されている。
第2ホルダ33は、中筒11の外周に摺動移動可能に嵌合し、中筒11のZマイナス側の端部に固定された固定リング54との間に配置されたウェーブワッシャ51によってZマイナス側に押圧付勢されている。
上記のように構成された回転支持ユニット30は、第2ホルダ33がウェーブワッシャ51によってZマイナス側に押圧付勢され、その付勢力は、ボールユニット32の剛球32Bを第2ホルダ33(軌道溝33B)と第1ホルダ31における内環部31A(軌道溝31D)の間に挟むように作用し、さらに第1ホルダ31およびロータ側振動吸収部材53を介して第1ホルダ31が保持するロータ40をステータ20に圧着させるように作用する。
ボールユニット32は、その剛球32Bが第2ホルダ33の軌道溝33Bと第1ホルダ31における内環部31Aの軌道溝31Dに嵌まり、これによって、第2ホルダ33から作用する付勢力(スラスト力)を第1ホルダ31に伝達すると共に第1ホルダ31を軸中心に調芯された状態に保持する。さらに、剛球32Bは、軌道溝33Aおよび軌道溝31Dに沿って転がることで、第2ホルダ33に対する内環部31A(第1ホルダ31)の低摩擦での相対回転を可能とする。
ボールユニット32(および第2ホルダ33)は第1ホルダ31における筒部31Bの内部の収容空間34に位置している。これにより、筒部31Bが第1ホルダ31の回転時におけるボールユニット32の剛球32Bの転動振動の外部への漏出を抑制するように機能する。
本実施形態の振動アクチュエータ10は、中筒11のフランジ部11Aにステータ側振動吸収部材52を配置し、ステータ20、ロータ40と重ね、ウェーブワッシャ51を配置して、固定リング54を中筒11にバヨネット結合することにより製造される。
このように製造された振動アクチュエータ10においてアクチュエータ部12は、図2中に作用する力を矢印で示すように、回転支持ユニット30がウェーブワッシャ51の弾性復帰力でZマイナス側に押圧付勢され、ロータ側振動吸収部材53を介してロータ40(摺動部4142の端面)をステータ20(弾性体21)に加圧接触させる。
ステータ20における圧電素子22への駆動信号の供給により弾性体21の櫛歯部21Aの先端面に生ずる進行波によって回転駆動されと、ロータ40は第1ホルダ31と共に回転する。そして、その回転力は第1ホルダ31に植設された出力ピン31Eから図1に示したカム筒5に伝達される。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態では、突起部11Dと切欠き21Fとが係合する。この係合によってステータ20の径方向の移動が規制される。しかし、ヒレ部21Cは中筒11に対して軸方向には固定されていない(自由度を有する)。
ここで、ヒレ部21Cが中筒11に完全固定されている場合を比較形態として説明する。図9は、本実施形態とヒレ部21Cの長さが同じで、内径側に延びる場合であって、かつヒレ部21Cをフランジ部11Aに接着した場合である。比較形態において、圧電素子22が振動した場合の弾性体21に発生する振動を示したものである。
ヒレ部21Cを接着した場合、図示するように、弾性体21の櫛歯部21Aには、内径側と外径側とに交互に傾く振動が発生する。この動きが発生すると、回転出力が低減するだけでなく、異常振動が発生し、振動アクチュエータ10の静寂性が阻害される。また、周波数のずれも生じ、動作効率も減少する。
これに対して、ヒレ部21Cの径方向長さを、圧電素子22の内外径差以上することにより、この振動を防止することも出来るが、その場合、ステータ20のサイズが径方向に大きくなる。
本実施形態によると、ヒレ部21Cが軸方向に固定されておらず、図8のような振動は生じない。このため、回転出力の低減がなく、異常振動が発生せず、振動アクチュエータ10の静寂性が保たれる。また、周波数のずれも生じないため、動作効率の減少もない。
また、ヒレ部21Cの径方向長さは、圧電素子22の内外径差以上にする必要もないため、ステータ20のサイズの増加が防止される。
(2)本実施形態で、ヒレ部21Cの配置は、ステータ20のベース部21Bの厚みと圧電素子22の厚みの和の中間位置から、プラスマイナス10%の位置である。この位置に配置することで、ヒレ部21Cの異常振動を効果的に妨げることができる。
(3)また、本実施形態においてヒレ部の厚さは、一定とした。これにより機械加工が容易となる。
(4)また、本実施形態では、ロータ40側にウェーブワッシャ51が設けられている。ロータ40側は、金属等の第2面33As、軌道面33Bs(ベアリング転動面)、ステンレスでできた固定リング54のバヨネットで規制できるため、加圧力のコントロールが組立時に明確になり、振動特性が安定する。
(5)本実施形態では、圧電素子22とフランジ部11Aとの間にステータ側振動吸収部材52が配置されている。このステータ側振動吸収部材52は、ポリエステルとポリウレタンとを含む不織布を2枚重ねたものである。
不織布52Aは、厚さ0.4mmのポリエステル製スパンボンド不織布、密度240kg/m、目付100g/mであり、フェルト52Bは、厚さ0.8mmのポリエステルとポリウレタンの混合不織布、密度300kg/m、目付240g/mである。
ここで、フェルトと52Bと不織布52Aとの厚みを変えて騒音の発生量、及び低温での電力消費量を測定した結果を次に示す。
音 低温電力
A)不織布(0.2mm)1枚 △ ○
B)不織布(0.4mm)1枚 ○ ◎
C)フェルト(0.4mm)1枚 △ ×
D)フェルト(0.8mm)1枚 ○ ×
E)フェルト(1.2mm)1枚 ○ ×
F)不織布(0.2mm)+フェルト(0.8mm)計2枚 ○ ○
G)不織布(0.4mm)+フェルト(0.8mm)計2枚 ◎ ◎
ここで、G)は本実施形態である。
実験結果からより、密度が小さいもの(不織布)が、圧電素子22側にあるほうが低温での電力低減につながることがわかる。
また、異常音については、圧電素子22の振動が固定筒に伝達することで発生するためが、ポリエステルとポリウレタンの混合フェルトを用いると効果があることがわかる。フェルト52Bは厚くしすぎても効果に変化はなく、0.6〜1mm厚が最適である。また、不織布は0.3mm厚以上の厚みにより効果がある。
以上より、G)に示す本実施形態のように、このように、フェルト52Bに比べて密度(目付け)が小さい不織布52Aを圧電素子22側に配置すると、ステータ20の振動を阻害せず、振動アクチュエータ10の出力効率が向上する。
(6)本実施形態によると、出力ピン31Eとその出力ピン31Eに取り付けられる出力部材60との間には、0.2mm以上の隙間があるため、ロータ40の動きにより出力ピン31Eの位置がずれることによって、反力により振動アクチュエータ10にダメージを与えることがない。
(7)固定リング54のバヨネット爪54Aは、固定リング54の内周の6箇所に設けられている。本実施形態によると、このように6箇所に設けられているため、3バヨネット爪が3箇所に設けられている場合よりも、加圧を分散させることが可能で、中筒11の変形量が小さくなる。したがって、中筒11の厚みを薄くすることができ、径方向のスペース最小化を図ることができる。
(8)また、バヨネット爪54Aが中筒11の片割りの倍数であるので、中筒11の係りの製造が容易である。
(9)本実施形態では、第1ホルダ31の内側にスラストベアリングが配置されているので、ユニットの全長が短縮される。
(10)本実施形態によるとロータ40の摺動部41の軸方向長さa(ハンマ厚)を第1フランジ部43の軸方向長さb(厚さ)で割った値a/bに対して、第1フランジ部の径方向長さcを適正範囲にすることで、静粛性と高トルクの両立を図ることが可能となる。
(11)本実施形態では、ロータ40の摺動部41の軸方向長さa(ハンマ厚)を第1フランジ部43の軸方向長さb(厚さ)で割った値a/bに対して、第1フランジ部の径方向長さcが短いので、振動アクチュエータ10の径が短縮され、小型化が可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態のカメラ1は、レンズ鏡筒3が交換レンズである例を示すが、これに限らず、例えば、カメラボディと一体型のレンズ鏡筒であってもよい。
(2)中筒11の外周面に設けた突起部11Dと、ヒレ部21Cの切欠き21Fの数は、本実施形態において1であるが、これに限定されず、これ以上であってもよい。
(3)本実施形態でステータ側振動吸収部材52は2枚の不織布により製造したが、これに限定されず、2以上であってもよい。
(4)本実施形態で、ヒレ部21Cの厚さは機械加工の容易さから、一定としたが、これに限定されず、ヒレ部21Cを、ベース部21Bに連結されている部分よりも内径側の端面側において厚みが増加するようにしてもよい。
(5)本実施形態においてバヨネット爪54Aの数を6としたが、これに限定されず、それ以上であってもよい。
(6)本実施形態において、摺動部41におけるステータ20と接触する駆動面41Aに薄膜41aを塗布したが、これに限定されない。ステータ20の駆動面41Aと接触する側の摺動面21Aa(図2)に、耐久性の薄膜を塗布してもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:振動アクチュエータ、11:中筒(固定筒)、11:該中筒、11A:フランジ部、11D:突起部、12:アクチュエータ部、13:圧電体、20:ステータ、20:振動部、21:弾性体、21B:ベース部、21C:ヒレ部、21F:切欠き、22:圧電素子、31E:出力ピン、32:ボールユニット、40:ロータ、41:摺動部、41A:駆動面、41a:薄膜、42:本体部、43:第1フランジ部、44:第2フランジ部、45:ハット部、51:ウェーブワッシャ、52:ステータ側振動吸収部材、52A:不織布、52B:フェルト、53:ロータ側振動吸収部材、54:固定リング、54A:バヨネット爪、60:出力部材

Claims (9)

  1. 一端側にフランジ部が設けられた固定筒と、
    前記固定筒に対して同心状に保持されるとともに、電気機械変換素子を含み、該電気機械変換素子への駆動信号の入力により振動する振動部と、
    前記固定筒に対して同心状に配置され、前記振動部の振動によって、前記振動部に対して、前記固定筒の軸を中心として相対的に回転する相対移動部と、
    前記振動部と前記相対移動部との間に軸方向の加圧力を生じさせる加圧部と、
    前記電気機械変換素子と前記フランジ部との間に配置された、多層構造の不織布を含む振動吸収部材と、
    を備えること、を特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 請求項に記載の振動アクチュエータであって、
    前記多層構造の不織布は、層ごとに異なり、前記電気機械変換素子側の不織布は、他の層に比べて目付けが小さいこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 請求項またはに記載の振動アクチュエータであって、
    前記多層構造の不織布のうちの、前記電気機械変換素子側の不織布は、他の層に比べて単位堆積あたりに含まれる空気量が大きいこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 請求項からのいずれか1項に記載の振動アクチュエータであって、
    前記多層構造の不織布のうちの、前記電気機械変換素子側の不織布は、他の層に比べて薄いこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 電気機械変換素子を含み、該電気機械変換素子への駆動信号の入力により振動する振動部と、
    前記振動部の振動によって、前記振動部に対して回転軸を中心として相対回転する相対移動部と、
    を備える振動アクチュエータであって、
    前記相対移動部は、
    端面が振動部に接触する円筒状の摺動部と、
    前記摺動部よりも大径の円筒状の本体部と、
    前記摺動部の側面から前記本体部の側面まで径方向に延び、前記摺動部と前記本体部とを連結する第1フランジ部と、を含み、
    前記摺動部の軸方向の厚みaを、前記第1フランジ部の軸方向の厚みbで割った値a/bに対する、前記第1フランジ部の径方向の幅cの比a/b:cが、4:1〜9:1であること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  6. 請求項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記摺動部は、前記第1フランジ部の内径側に位置すること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  7. 請求項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記相対移動部は、前記本体部における、前記振動部側に対して軸方向反対側の内周面から内径側に突出した第2フランジ部を有すること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  8. 請求項のいずれかに記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記振動部における前記相対移動部と接触する駆動面、または前記摺動部における前記振動部と接触する摺動面の少なくとも一方に、耐久性の薄膜が塗布されており、
    前記薄膜は、ポリアミドイミドを主成分とし、ヤング率が4Gpa以上で、膜厚が50μm以下であること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  9. 請求項から請求項に記載の振動アクチュエータを備え、
    前記振動アクチュエータの回転駆動力を光学部材に伝達する出力伝達部を有し、
    前記振動アクチュエータは、前記相対移動部の回転出力を取り出す出力取出し部を有し、
    前記出力伝達部は、前記出力取出し部に嵌合する嵌合部を有し、
    前記出力伝達部と前記嵌合部との間には、前記軸方向及び前記径方向に自由度を有していること、
    を特徴とする光学機器。
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